JP3371774B2 - 演奏データから和音を検出する和音検出方法および和音検出装置、ならびに、和音検出用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

演奏データから和音を検出する和音検出方法および和音検出装置、ならびに、和音検出用プログラムを記録した記録媒体

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JP3371774B2
JP3371774B2 JP28760797A JP28760797A JP3371774B2 JP 3371774 B2 JP3371774 B2 JP 3371774B2 JP 28760797 A JP28760797 A JP 28760797A JP 28760797 A JP28760797 A JP 28760797A JP 3371774 B2 JP3371774 B2 JP 3371774B2
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康彦 岡村
弘 宮本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏データから和
音を検出する和音検出方法および和音検出装置、ならび
に、和音検出用プログラムを記録した記録媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メロディデータから和音進行を検
出し、そのメロディデータに検出された和音進行を付与
することにより、メロディを自動的に伴奏付けする装置
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の装置においては、検出された和音進行により自
動的にメロディを伴奏付けしているため、和音進行を検
出したメロディが既に伴奏付けされていても、その和音
進行が検出された和音進行に置き換わってしまうように
なる。このため、従前の和音進行と新たに検出された和
音進行との比較ができないという問題点があった。さら
に、従前の和音進行の部分を新たに検出された和音進行
に置き換えて、残る部分は従前の和音進行を使用する等
のアレンジを行うことができないという問題点もあっ
た。
【0004】そこで、本発明は、まだ和音進行が与えら
れていない演奏データ、および、すでに和音進行が与え
られている演奏データのいずれにおいても、演奏データ
から和音進行を検出した際に不都合を生じない和音検出
方法および和音検出装置、ならびに、和音検出用プログ
ラムを記録した記録媒体を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の和音検出方法は、与えられた演奏データに
基づいて和音進行を検出し、該和音検出結果を与えられ
た前記演奏データに直ちに与える条件設定がなされてい
る場合は、前記和音検出結果を提示すると共に前記演奏
データに付与し、前記和音検出結果を前記演奏データの
和音進行の候補とする条件設定がなされている場合は、
前記和音検出結果を前記演奏データに付与することなく
提示するのみとしている。
【0006】また、本発明の和音検出装置は、与えられ
た演奏データに基づいて和音進行を検出する和音検出手
段と、該和音検出手段において検出された和音検出結果
を与えられた前記演奏データに直ちに付与する条件設定
と、前記和音検出手段において検出された前記和音検出
結果を前記演奏データの和音進行の候補とする条件設定
とのいずれか一つの条件設定を選択する条件設定手段と
を備え、前記和音検出手段は、該条件設定手段におい
て、前記和音検出手段により検出された前記和音検出結
果を与えられた前記演奏データに直ちに付与する条件設
定が選択されている場合は、前記和音検出結果を提示す
ると共に前記演奏データに付与し、前記和音検出手段に
より検出された前記和音検出結果を与えられた前記演奏
データの和音進行の候補とする条件設定が選択されてい
る場合は、前記和音検出結果を前記演奏データに付与す
ることなく提示するのみとしている。
【0007】さらに、本発明の和音検出用プログラムを
記録した記録媒体は、演奏データを処理装置に処理さ
せるためのプログラムが記録された記録媒体であって、
該プログラムは、前記処理装置に、前記演奏データをロ
ードする機能と、前記演奏データから和音進行を検出す
る機能と、検出された和音検出結果を前記演奏データに
直ちに付与する条件設定と、検出された和音検出結果を
前記演奏データの和音進行の候補とする条件設定とのい
ずれか一つの条件設定を選択する機能と、検出された前
記和音検出結果を前記演奏データに直ちに与える条件設
定が選択されている場合は、前記検出された和音検出結
果を提示すると共に前記演奏データに付与し、検出され
た前記和音検出結果を与えられた前記演奏データの和音
進行の候補とする条件設定が選択されている場合は、前
記検出された和音検出結果を前記演奏データに付与する
ことなく提示するのみとした機能とを実行させる和音検
出用プログラムが記録されている。
【0008】このような本発明によれば、検出された和
音検出結果を直ちに演奏データに付与するか、検出結果
を和音進行の候補の提示にとどめるかを選択可能として
いる。したがって、まだ和音進行が与えられていない演
奏データに対しては直ちに検出された和音検出結果を演
奏データに付与することにより、初心者であっても簡単
に演奏データのアレンジを行うことができる。また、既
に和音進行が与えられている演奏データに対しては、提
示された和音候補と従前の和音進行との比較を行うこと
ができるようになる。従って、従前の和音進行の一部分
だけを残して、他の部分を新たに検出した和音進行と置
き換える等の高度なアレンジ作業を行うことが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の和音検出方法を具現化し
た本発明の和音検出装置を備える処理装置の一構成例の
概略を示すブロック図を図1に示す。図1に示す処理装
置において、1はメイン制御部として使用されるマイク
ロプロセッサ(CPU)であり、このCPU1の制御の
下で本発明の和音検出方法が、和音検出用プログラムに
よる和音検出処理として実行される。同時に、その他の
アプリケーションプログラム等の処理が並列して実行さ
れる。2はCPU1が実行する和音検出用プログラム等
が記憶されているリードオンリメモリ(ROM)、3は
CPU1のワークエリアや、外部記憶装置5等から読み
出された演奏データ等が記憶されるエリアが設定されて
いるランダムアクセスメモリ(RAM)、4はタイマ割
り込み処理のタイミングをCPU1に指示するタイマで
ある。
【0010】また、5はMIDI(musical instrument
digital interface)演奏データ等を記録媒体から読み
出したり、和音進行が付与された演奏データ等を記録媒
体に書き込む外部記憶装置である。この外部記憶装置5
の種類としては、ハードディスクドライブ(HDD)、
フロッピーディスクドライブ(FDD)、CD(compac
t disk)−ROMドライブ、MO(magneto optical di
sk)ドライブ等がある。さらに、6は他のMIDI機器
7からMIDIイベント等の演奏データが入力されると
共に、生成されたMIDIイベントを他のMIDI機器
7へ出力するMIDIインターフェース、8はLAN
(Local Area Network )やインターネット、電話回線
等の通信ネットワーク9を介してサーバコンピュータ1
0に接続するための通信インターフェースである。
【0011】さらにまた、11は表示装置15の画面に
表示されるポインタを自在に移動させるためのマウスで
あり、マウス11が操作されたことを検出する検出回路
12を介してマウス11は内部バス19に接続されてい
る。13は英字、かな、数字、記号などのキーや、改行
キー、改頁キー等を備えるいわゆるパソコン用のキース
イッチ、あるいは、楽音発生設定用のパネルスイッチで
あり、スイッチ13が操作されたことを検出する検出回
路14を介してスイッチ13は内部バス19に接続され
ている。さらにまた、15は和音検出処理画面やシーケ
ンサ装置の処理画面等が表示される表示装置(モニ
タ)、16はRAM3に格納された演奏データが供給さ
れて対応する楽音信号を生成する音源回路、17は音源
回路16から渡された楽音信号にリバーブやコーラス等
の効果を付与する効果回路、18は効果回路17から出
力される効果の付与された楽音信号を増幅して放音する
サウンドシステムである。以上の構成はパソコン、ワー
クステーション等の構成と同等であり、この処理装置に
より本発明の和音検出装置を実現することができる。
【0012】なお、本発明にかかる和音検出用プログラ
ムが格納されている記録媒体であるFDDやCD−RO
Mを外部記憶装置5として用意されているドライブ装置
にセットして、外部記憶装置5内のハードディスクに和
音検出用プログラムをインストールすることにより、処
理装置が和音検出処理を起動・実行することができるよ
うになる。このように一般に使用されているパソコンや
ワークステーション等に和音検出処理プログラムという
アプリケーションソフトウェアをインストールすること
により、本発明の和音検出装置を備える処理装置とする
ことができる。この場合、演奏データを自動演奏するこ
とのできるシーケンサプログラムを起動した状態におい
て、和音検出用プログラムを実行することにより、新た
に検出された和音進行が付与された演奏データをシーケ
ンサ装置で再生することができる。従って、和音進行が
付与された楽音を確かめながらアレンジを行うことがで
き、ユーザの思い通りのアレンジを行える使い勝手のよ
い和音検出装置とすることができる。
【0013】この際の和音検出装置とシーケンサ装置と
の関係を図2に示す。図2に示すように和音検出装置2
1には、シーケンサ装置22内の例えばメロディパート
内のメロディデータが演奏データとして供給される。和
音検出装置21はこの演奏データから最適な和音進行を
検出する。検出された和音進行を演奏データに付与する
ことが選択されると、和音進行Aとして検出された和音
進行データがシーケンサ装置22に供給されて、和音進
行部に格納される。これにより、和音進行部に格納され
た和音進行に応じて伴奏パート内の伴奏パターンデータ
が修正されるようになる。したがって、シーケンサ装置
22内のシーケンサが伴奏パート及びメロディパートの
自動演奏を行う際に、和音進行Aが付与された演奏デー
タが自動演奏されるようになる。なお、和音を検出する
演奏データは、メロディデータに限るものではなく、伴
奏パート内の伴奏データであっても良い。
【0014】また、演奏データに既に和音進行が付与さ
れていた場合は、シーケンサ装置22の和音進行部から
その和音進行データが和音進行Bとして和音検出装置2
1に供給される。和音検出装置21では、供給された和
音進行Bを表示装置15に表示すると共に、検出された
和音進行Aを表示装置15に表示する。これにより、ユ
ーザが既に付与されていた従前の和音進行Bと、新たに
検出された和音進行Aとを比較することができるように
なる。そして、比較の結果、従前の和音進行Bの所望の
部分を新たな和音進行Aに置き換える操作を行うことが
でき、ユーザの思い通りのアレンジを演奏データに付与
することができるようになる。
【0015】なお、演奏データに和音進行が付与されて
いない場合は、新たに検出された和音進行Aを自動的に
演奏データに付与することが好ましい。さらに、演奏デ
ータに和音進行が既に付与されている場合は、マニュア
ル操作により新たに検出された和音進行Aを演奏データ
に付与するか、和音進行Aを提示するのみかを選択でき
るようにすることが好ましい。図2に示す例では、和音
検出装置21とシーケンサ装置22とはアプリケーショ
ンソフトウェアとして説明したが、両装置をハードウェ
アユニットで構成するようにしてもよい。この場合、両
ユニットを一体としても良いものである。
【0016】次に、本発明の和音検出方法を図4および
図5を参照しながら説明する。ただし、図4および図5
は、本発明にかかる和音検出用プログラムがシーケンサ
用プログラムにプラグインされて起動された際に、処理
装置の表示装置15に表示される画面を示す図である。
図4および図5に示される画面において、「和音傾向」
欄、「伴奏スタイル」欄、和音候補抽出スタートボタ
ン、条件設定ボタン、演奏データロードボタン、およ
び、小節、和音、お勧め和音群からなる各欄が和音検出
用プログラムにかかる表示部分であり、ウインドウ1と
して示されている。そして、Trk(トラック)、小節、c
hord(和音)、section(セクション)の各欄がシーケ
ンサ用プログラムにかかる表示部分であり、ウインドウ
2として示されている。
【0017】図4において、「和音傾向」欄に表示され
ている「ジャズっぽく(jazzコード中心)」は、ユーザ
が選択した演奏データに付与したい和音傾向であり、こ
のほかの選択をすることが可能である。例えば、図5に
おいては和音傾向として「明るく(Majコード中心)」
が選択されている。また、「伴奏スタイル」欄に表示さ
れている「16Beat-Pop/100」は、ユーザが選択した演
奏データに付与したい16ビート-ポップス,テンポ1
00の伴奏スタイルであり、このほかにも種々の選択を
することが可能である。そして、和音候補抽出スタート
ボタンにポインタをあわせてマウスをクリックすると、
選択された和音傾向および伴奏スタイルに応じた和音進
行を検出する和音候補抽出処理がスタートされる。これ
に先立って、図2において説明したようにトラック1
(Trk1)に表示されている演奏データが和音検出装
置にロードされている。
【0018】そして、ロードされた演奏データに基づい
て和音傾向がジャズっぽく、伴奏スタイルが16Beat-P
op/100に応じた和音進行のお勧め和音が「お勧め和音
群」の欄に表示される。「お勧め和音群」の欄の「4小
節」、「2小節」、「1小節」、「1/2小節」は、決
定された和音の決定区間を示している。すなわち、例え
ば「4小節」の欄に示されている和音進行「C7
(9)、F Maj(9)、G7(9)、Dmin
(9)」は4小節を単位として決定された和音進行であ
る。「2小節」、「1小節」、「1/2小節」の欄も同
様である。さらに、「4小節」、「2小節」、「1小
節」、「1/2小節」の欄において色が濃く表された欄
における和音が、お勧め和音として決定された和音であ
る。このお勧め和音は、例えば、決定区間が長い小節の
和音の優先度が高くされている。なお、お勧め和音を決
定する際に、前後の和音を考慮し自然な和音進行となる
ような和音をお勧め和音として決定するようにしてもよ
く、必ずしも決定区間が長い小節の和音をお勧めとしな
くともよい。
【0019】図示する例では、「4小節」の欄に示され
る和音進行「C7(9)、F Maj(9)、G7
(9)、Dmin(9)」、「2小節」の欄に示される
和音進行「F Maj(9)、C7(9)、F Maj
(9)、A#7(9)」、および、「1小節」の欄に示
される「F7th、・・・・」がお勧め和音として表示
されている。なお、「小節」欄には小節番号が示され、
「和音」欄には演奏データに付与されている現在の和音
進行が示されるが、図示する例では、「お勧め和音群」
の欄に表示されたお勧め和音からなる和音進行がそのま
ま付与されている。すなわち、この画面には、和音進行
が検出された演奏データには和音進行が付与されていな
かった例、あるいは、検出された和音進行を直ちに演奏
データに付与することが指示されている例が示されてい
る。
【0020】ところで、このように検出された和音進行
が直ちに演奏データに付与されるか否かは、ユーザの設
定した条件設定により決定されるようになされている。
条件設定を行う場合は、上段に表示されている条件設定
ボタンにポインタをあわせてマウスをクリックする。す
ると、例えば図3に示す条件設定ウインドウが表示装置
15の画面に表示されるようになる。図3に示す条件設
定ウインドウでは、「検出和音進行を演奏データに付
与」する条件設定と、「検出和音進行を提示するのみ」
の条件設定とのいずれか一方を選択して設定することが
できるようにされている。図示する例では、「検出和音
進行を演奏データに付与」するチェックボックスにチェ
ックがされて、当該条件が選択されている。そして、
「OK」ボタンにポインタを合わせてマウスをクリック
することにより、「検出和音を演奏データに付与」する
条件が設定されるようになる。この条件設定がなされた
際のウインドウ1の表示画面が図4に示す画面とされて
いるのである。
【0021】なお、条件設定は図3に示す条件に限られ
るものではなく、例えば、「自動」と「マニュアル設
定」の条件を選択できるようにして、「自動」を選択し
た場合、演奏データに和音進行が付与されていなければ
検出和音が直ちに演奏データに付与され、演奏データに
和音進行が既に付与されていれば提示のみとし、「マニ
ュアル設定」を選択した場合は、さらに下位のウインド
ウが開かれ、そのウインドウにおいて「演奏データ付
与」と「提示のみ」を選択するようにしても良い。
【0022】そして、ウインドウ1の「和音」の欄に表
示された和音進行が、図2において説明したようにシー
ケンサ装置に供給されて、図示するようにウインドウ2
の「chord」欄に表示されるようになる。ここで、
シーケンサ装置において演奏データの再生を指示する
と、トラック1に示される演奏データが演奏されると共
に、伴奏パートの演奏データが「chord」欄に示さ
れる和音進行により修正されて演奏されるようになる。
なお、この場合の伴奏パートの演奏データは、スタイル
が「16Beat-Pop/100」、セクションが「sectio
n」の欄に表示されているようにMainBのセクショ
ンとされている。なお、伴奏パートの演奏データのセク
ションには、イントロセクション、メインセクション、
フィルインセクション、エンディングセクション等がそ
れぞれ複数種類づつある。
【0023】ここで、図4に示すウインドウ1が表示さ
れている状態において、「和音傾向」を「ジャズっぽく
(Jazzコード中心)」から「明るく(Majコード
中心)」に変更すると共に、条件を「検出和音進行を提
示するのみ」の条件に変更する。そして、和音候補抽出
スタートボタンにポインタを合わせてマウスをクリック
した際の、表示装置15に表示される画面を図5に示
す。この場合は、新たに選択された「明るく(Majコ
ード中心)」の和音傾向に応じた和音進行が新たに検出
されて、変更設定された条件に合うように「お勧め和音
群」の欄に表示されることにより、提示されるのみとさ
れる。この場合、ウインドウ1の演奏データに付与され
ている現在の和音進行を示す「和音」の欄の表示は図4
に示される和音進行と同じとされて、演奏データに付与
されている和音進行は、まだ変更されていない状態とさ
れる。
【0024】そして、「お勧め和音群」の「4小節」の
欄には選択された和音傾向に応じたお勧めの和音進行
「C Maj、F Maj、G Maj、C Maj、F
Maj、A#Maj」が4小節を決定区間の単位として
提示されている。また、「2小節」の欄には同様に選択
された和音傾向に応じたお勧めの和音進行「F Ma
j、C Maj、F Maj、A#Maj、G Maj、
C Maj、F Maj、A#Maj、F Maj」が提
示されている。さらに、「1小節」の欄には同様に選択
された和音傾向に応じたお勧めの和音進行「F Ma
j、C Maj、F Maj、F Maj、C Maj、C
Maj、F Maj、A#Maj、F Maj」が提示
されている。
【0025】ユーザは、これらの提示された「お勧め和
音群」と、その上に表示される「和音」欄の従前の和音
進行とを比較して、区間毎に所望の和音を選択すること
により、少なくとも一部の区間について従前の和音進行
を、新たに検出された和音進行に置き換えることができ
るようになる。そして、お勧め和音群のうちの選択され
た和音(和音進行)の色が濃い色に変更されると共に、
「和音」の欄に表示される。このようにして編集された
和音進行は、最終的にシーケンサ装置に供給されて、ウ
インドウ2の「chord」欄に表示されるようにな
る。ここで、シーケンサ装置において演奏データの再生
を指示すると、トラック1の演奏データが演奏されると
共に、伴奏パートの演奏データが「chord」欄に示
される和音進行により修正されて演奏されるようにな
る。これにより、演奏データにマッチした和音進行で伴
奏付けがなされるようになる。
【0026】なお、「お勧め和音群」の各欄に表示され
ている和音は、「4小節」,「2小節」,「1小節」,
「1/2小節」のそれぞれについて検出された複数の候
補の内の優先度の一番高いもののみが表示されている。
そして、例えば各欄の右半分にポインタをおいてマウス
をクリックすることにより、すべての和音の候補が表示
され、いずれか一つの和音を選択することができるよう
にされている。なお、「お勧め和音群」として「4小
節」,「2小節」,「1小節」,「1/2小節」の和音
進行候補を抽出・提示するものに限らず、4小節以上、
1/2小節未満の和音進行(あるいは単独の一つの和
音)を抽出・提示するようにしてもよい。また、お勧め
和音およびユーザにより選択された和音は、図4に示す
ように欄内を濃く表示するようにしたが、表示色を変え
て表示するようにしても差し支えない。さらに、画面に
表示される小節は演奏データの一部であり、右側あるい
は左側へスクロールすることにより、所望の小節部分を
表示することができる。
【0027】次に、図1に示す処理装置において、本発
明にかかる和音検出処理が実行される際のメインルーチ
ンのフローチャートを図6に示す。図示しない「和音検
出プログラムの起動」ボタンが操作されると、メインル
ーチンがスタートされて、ステップS1にて和音傾向が
デフォルト値されると共に、伴奏スタイルがデフォルト
値とされる等の条件設定の初期設定が行われる。つい
で、ステップS2にて条件設定ボタンがクリックされた
か否かが判定される。ここで、条件設定ボタンがクリッ
クされていれば、YESと判定されてステップS3に進
み、後述する条件設定処理が行われ、ステップS4に進
む。また、条件設定ボタンがクリックされていなければ
NOと判定されて、ステップS3はスキップされてステ
ップS4に進むようになる。
【0028】そして、ステップS4にて演奏データロー
ドボタンがクリックされたか否かが判定される。ここ
で、演奏データロードボタンがクリックされていれば、
YESと判定されてステップS5に進み、後述する演奏
データロード処理が行われ、ステップS6に進む。ま
た、演奏データロードボタンがクリックされていなけれ
ばNOと判定されて、ステップS5はスキップされてス
テップS6に進むようになる。このステップS6では、
和音候補抽出スタートボタンがクリックされたか否かが
判定される。ここで、和音候補抽出スタートボタンがク
リックされていれば、YESと判定されてステップS7
に進み、後述する和音候補検出処理が行われ、ステップ
S8に進む。また、和音候補抽出スタートボタンがクリ
ックされていなければNOと判定されて、ステップS7
はスキップされてステップS8に進むようになる。
【0029】ステップS8では、その他のボタンがクリ
ックされたか否かが判定される。その他のボタンとして
は、コード傾向を選択するボタン、伴奏スタイルを選択
するボタン等が含まれる。ここで、その他のボタンがク
リックされていれば、YESと判定されてステップS9
に進み、後述するその他処理が行われる。その他処理で
は、コード傾向選択処理、伴奏スタイル選択処理等が行
われる。また、その他ボタンがクリックされていなけれ
ばNOと判定されて、ステップS9はスキップされる。
以上のステップS2ないしステップS9の処理は循環し
て行われており、各ボタンがクリックされた際に、クリ
ックされたボタンに応じた処理が行われるようになる。
【0030】次に、上記ステップS3で実行される条件
設定処理の詳細なフローチャートを図7に示す。条件設
定ボタンがクリックされて条件設定処理がスタートされ
ると、ステップS11にて現在設定されている条件がバ
ッファに待避される。ついで、ステップS12にて図3
に示す条件設定画面が表示装置15に表示される。続け
て、ステップS13にて選択ボタンがクリックされたか
否かが判定される。ここで、選択ボタンのいずれかがク
リックされると、YESと判定されてステップS14に
進む。ステップS14ではクリックされた条件を選択す
る処理が行われ、ステップS15に進む。また、選択ボ
タンのいずれもクリックされない場合は、ステップS1
4はスキップされてステップS15に進む。そして、ス
テップS15にてOKボタンがクリックされたか否かが
判定される。ここで、OKボタンがクリックされている
と、YESと判定されてステップS16にて現在選択さ
れている条件が確定される処理が行われ、ステップS1
9に進む。
【0031】また、OKボタンがクリックされない場合
は、ステップS17に分岐してキャンセルボタンがクリ
ックされたか否かが判定される。ここで、キャンセルボ
タンがクリックされていると、YESと判定されてステ
ップS18に進み、バッファに待避していた条件に復帰
されてステップS19に進む。また、キャンセルボタン
がクリックされない場合は、ステップS13に戻りステ
ップS13以降の処理が再度実行される。そして、ステ
ップS19にて図3に示す条件設定画面が閉じられて、
リターンされる。
【0032】次に、図8に上記ステップS5で実行され
る演奏データロード処理の詳細なフローチャートを示
す。演奏データロードボタンがクリックされて、演奏デ
ータロード処理がスタートされると、ステップS31に
てメロディデータや伴奏データ等の和音検出対象となる
演奏データが指定される。ついで、ステップS32にて
指定された演奏データがシーケンサ装置側から和音検出
装置側へとロードされる。ロードされる演奏データとし
ては、メロディデータが一般的である。そして、ステッ
プS33にてシーケンサ装置側に和音進行データがある
か否かが判定される。ここで、演奏データに付与されて
いる和音進行データがシーケンサ装置側に存在している
場合は、YESと判定されてステップS34に進み和音
進行データがシーケンサ装置側からロードされて、ステ
ップS35にてロードされた和音進行データを画面表示
されているウインドウ1の「和音」欄に表示させる。こ
のステップS35の処理が終了すると、リターンされ
る。
【0033】次に、図9に上記ステップS7で実行され
る和音候補検出処理の詳細なフローチャートを示す。和
音候補抽出スタートボタンがクリックされると、和音候
補検出処理がスタートし、ステップS21にて演奏デー
タがロード済みか否かが判定される。ここで、演奏デー
タロード処理によりメロディデータや伴奏データがロー
ドされている場合は、YESと判定されてステップS2
2に進む。ステップS22ではロードされているメロデ
ィや伴奏の進行に基づいて、各演奏区間毎に複数の和音
候補が検出される。ついで、ステップS23にて小節の
決定区間別(4小節」,「2小節」,「1小節」,「1
/2小節」別)の和音候補が図4及び図5に示すように
表示される。ついで、ステップS24にて設定されてい
る条件が「検出和音進行を演奏データに付与」か否かが
判定される。
【0034】このとき、設定されている条件が「検出和
音進行を演奏データに付与」の場合は、YESと判定さ
れてステップS25に進み、検出された和音候補の中か
らお勧め和音進行が決定される。この決定ルールとして
は、例えば小節の決定区間が一番長い決定区間における
和音進行を決定するようにしたり、和音進行のつながり
をみて和音進行を決定するようにする。ただし、他の和
音進行の決定ルールによりお勧め和音進行を決定するよ
うにしてもよい。ついで、ステップS26にて和音候補
の中からお勧め和音進行に採用された和音進行ブロック
を、図4に示すように色を変えたり色の濃さを変えたり
して表示するようにする。さらに、ステップS27にて
決定された和音進行が「和音」欄に表示され、ステップ
S28にてこの和音進行がシーケンサ装置に送出され
て、リターンされるようになる。
【0035】また、ステップS21にて演奏データがロ
ードされていないと判定された場合は、ステップS29
に分岐して「演奏データをロードしてください」という
メッセージが表示されてリターンされる。さらに、選択
されている条件が「検出和音進行を演奏データに付与」
とされていない場合は、NOと判定されてそのままリタ
ーンされるようになる。すなわち、この場合は検出され
た和音進行は提示されるだけとされる。
【0036】以上の説明では、シーケンサプログラムに
本発明にかかる和音検出用プログラムをプラグインする
ものとして説明したが、シーケンサプログラム中に和音
検出機能が含まれていてもよい。また、図2に示すシー
ケンサ装置を単一ユニットのハードウェアとして構成す
ると共に、本発明の和音検出装置も単一のハードウェア
として構成するようにしてもよい。あるいは和音検出機
能を含んだシーケンサ装置を単一のハードウェアとして
構成してもよい。さらに、シーケンサ装置と和音検出装
置とを各種ネットワーク等の通信手段を用いて接続する
ようにしてもよい。さらに、本発明の和音検出方法及び
装置において、シーケンサ装置側に既に和音進行データ
が含まれているか否かを検出し、検出された「和音進行
を演奏データに付与」、「検出された和音進行を提示す
るのみ」を自動的に選択設定するようにしてもよい。さ
らに、演奏データ全区間のうち和音進行データが含まれ
ていない区間のみに自動的に検出された和音進行を付与
するようにしてもよい。
【0037】なお、演奏データのフォーマットは、演奏
イベントの発生時刻を1つ前のイベントからの時間で表
した「イベント+相対時間」、演奏イベントの発生時刻
を曲や小節内における絶対時間で表した「イベント+絶
対時間」、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で演
奏データを表した「音高(休符)+符長」、演奏の最小
分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベントの発生
する時刻に対応するメモリ領域に演奏イベントを記憶し
た「ベタ方式」等、どのような形式でもよい。また、演
奏データは、複数のチャンネルのデータが混在した形式
であってもよいし、各チャンネルのデータがトラックご
とに別れているような形式であってもよい。
【0038】また、処理装置における音源回路16の方
式は、波形メモリ方式、FM方式、物理モデル方式、フ
ォルマント合成方式、VCO+VCF+VCAのアナロ
グシンセサイザ方式等、どのような方式であってもよ
い。さらに、専用のハードを用いて音源回路16を構成
するものに限らず、DSP+ソフトウェアのプログラム
で音源回路16を構成するようにしてもよい。さらにま
た、1つの回路16を時分割で使用することによって複
数の発音チャンネルを形成するようなものであってもよ
いし、1つの発音チャンネルが1つの回路で構成される
ような形式のものであってもよい。
【0039】ところで、外部記憶装置5の一種であるH
DD(ハードディスクドライブ)は各種プログラムや各
種データを記憶しておく記憶装置である。そして、RO
M2に和音検出用プログラムが記憶されていない場合、
このHDD内のハードディスクに和音検出用プログラム
を記憶させておき、それをRAM3に読み込むことによ
り、ROM2に和音検出用プログラムを記憶している場
合と同様の動作をCPU1に実行させるようにしてもよ
い。このようにすると、和音検出用プログラムの追加や
バージョンアップ等を容易に行うことができるようにな
る。
【0040】また、外部記憶装置5の他の一種であるC
D−ROM(コンパクトディスク−リード・オンリ・メ
モリ)ドライブは、CD−ROMに記憶されている和音
検出用プログラムや各種データを読み出す装置である。
この読み出した和音検出用プログラムや各種データは、
HDD内のハードディスクにストアされる。したがっ
て、CD−ROMを用いるようにしても和音検出用プロ
グラムの新規インストールやバージョンアップ等を容易
に行うことができる。なお、このCD−ROMドライブ
以外にも、外部記憶装置5として、フロッピィディスク
装置、光磁気ディスク(MO)装置等、様々な形態の記
録メディアを利用することができる。
【0041】さらに、本発明の和音検出装置を備える処
理装置を、通信インターフエース8を介してLAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回
線等の通信ネットワーク9に接続することができ、該通
信ネットワーク9を介して、サーバコンピュータ10と
接続することができる。したがって、ハードディスク装
置内に和音検出用制御プログラムや各種データが記憶さ
れていない場合は、サーバコンピュータ10から和音検
出用プログラムやデータをダウンロードすることができ
るようになる。この際に、クライアントとなる本発明の
和音検出装置を備える処理装置は、通信インターフェー
ス8及び通信ネットワーク9を介してサーバコンピュー
タ10へ和音検出用プログラム等の各種プログラムやデ
ータのダウンロードを要求するためのコマンドを送信す
る。サーバコンピュータ10は、このコマンドを受け、
要求されたプログラムやデータを、通信ネットワーク9
を介して本発明の和音検出装置を備える処理装置へ配信
する。本発明の和音検出装置を備える処理装置は、通信
インターフエースを介して、サーバコンピュータ10か
ら配信されたプログラムやデータを受信してハードディ
スク装置等の外部記憶装置5に格納することにより、プ
ログラムやデータのダウンロードを行うことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、検出された和音検出結果を直ちに演奏データに与え
るか、検出結果を和音進行の候補の提示にとどめるかを
選択可能としている。したがって、まだ和音進行が与え
られていない演奏データに対しては直ちに検出された和
音検出結果を演奏データに与えることにより、初心者で
あっても簡単に演奏データのアレンジを行うことができ
る。また、既に和音進行が与えられている演奏データに
対しては、提示された和音候補と従前の和音進行との比
較を行うことができるようになる。さらに、従前の和音
進行の一部分だけを残して、他の部分を新たに検出した
和音進行と置き換える等の高度なアレンジ作業を行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の和音検出装置を備える処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の和音検出装置とシーケンサ装置との
関係を説明するための図である。
【図3】 本発明の和音検出装置にかかる条件設定ボタ
ンをクリックした際に表示される条件設定画面である。
【図4】 本発明にかかる和音検出用プログラムがシー
ケンサプログラムにプラグインされて起動された際に、
処理装置の表示装置に表示される画面を示す図である。
【図5】 図4に示す状態おいて、和音傾向を変更し
て、和音検出処理を再実行した際に、処理装置の表示装
置に表示される画面を示す図である。
【図6】 本発明の和音検出装置におけるメインフロー
チャートを示す図である。
【図7】 本発明の和音検出装置におけるメインフロー
チャート内の条件設定処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図8】 本発明の和音検出装置におけるメインフロー
チャート内の演奏データロード処理のフローチャートを
示す図である。
【図9】 本発明の和音検出装置におけるメインフロー
チャート内の和音候補検出処理のフローチャートを示す
図である。
【符号の説明】
1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 タイマ、5
外部記憶装置、6 MIDIインターフェース、7
他のMIDI機器、8 通信インターフェース、9 通
信ネットワーク、10 サーバコンピュータ、11 マ
ウス、12 検出回路、13 スイッチ、14 検出回
路、15 表示装置、16 音源回路、17 効果回
路、18 サウンドシステム、19 内部バス
フロントページの続き (72)発明者 宮本 弘 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株 式会社内 (72)発明者 斉藤 謙一良 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平5−257473(JP,A) 特開 平9−344634(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/38 G10H 1/00 101 - 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた演奏データに基づいて和音進
    行を検出し、該和音検出結果を与えられた前記演奏デー
    タに直ちに与える条件設定がなされている場合は、前記
    和音検出結果を提示すると共に前記演奏データに付与
    し、前記和音検出結果を前記演奏データの和音進行の候
    補とする条件設定がなされている場合は、前記和音検出
    結果を前記演奏データに付与することなく提示するのみ
    したことを特徴とする和音検出方法。
  2. 【請求項2】 与えられた演奏データに基づいて和音進
    行を検出する和音検出手段と、 該和音検出手段において検出された和音検出結果を与え
    られた前記演奏データに直ちに付与する条件設定と、前
    記和音検出手段において検出された前記和音検出結果を
    前記演奏データの和音進行の候補とする条件設定とのい
    ずれか一つの条件設定を選択する条件設定手段とを備
    え、 前記和音検出手段は、該条件設定手段において、前記和
    音検出手段により検出された前記和音検出結果を与えら
    れた前記演奏データに直ちに付与する条件設定が選択さ
    れている場合は、前記和音検出結果を提示すると共に
    記演奏データに付与し、前記和音検出手段により検出さ
    れた前記和音検出結果を与えられた前記演奏データの和
    音進行の候補とする条件設定が選択されている場合は、
    前記和音検出結果を前記演奏データに付与することなく
    提示するのみとしたことを特徴とする和音検出装置。
  3. 【請求項3】 前記与えられた演奏データに和音進行が
    既に含まれているか否かを検出し、和音進行が含まれて
    いない場合には、前記和音検出手段から出力される和音
    検出結果を与えられた前記演奏データに直ちに付与する
    条件設定が自動的に選択されることを特徴とする請求項
    2記載の和音検出装置。
  4. 【請求項4】 演奏データを処理装置に処理させるため
    のプログラムが記録された記録媒体であって、 該プログラムは、前記処理装置に、前記演奏データをロ
    ードする機能と、前記演奏データから和音進行を検出す
    る機能と、検出された和音検出結果を前記演奏データに
    直ちに付与する条件設定と、検出された和音検出結果を
    前記演奏データの和音進行の候補とする条件設定とのい
    ずれか一つの条件設定を選択する機能と、検出された前
    記和音検出結果を前記演奏データに直ちに与える条件設
    定が選択されている場合は、前記検出された和音検出結
    果を提示すると共に前記演奏データに付与し、検出され
    た前記和音検出結果を与えられた前記演奏データの和音
    進行の候補とする条件設定が選択されている場合は、前
    記検出された和音検出結果を前記演奏データに付与する
    ことなく提示するのみとした機能と、 を実行させるようにしたことを特徴とする和音検出用プ
    ログラムが記録された記録媒体。
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