JP2003043537A - 光導波路デバイス及びコヒーレント光源及び光学装置 - Google Patents
光導波路デバイス及びコヒーレント光源及び光学装置Info
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Abstract
ストの低減を図る。また、ノイズの低減を図る。 【解決手段】 光導波路15の入射端面15aとその出
射端面15bとをほぼ平行にする。大きな面積の光学基
板を光学研磨し、その後、切断することにより光導波路
デバイス13を量産する量産方法を採用して、均一な長
さを有する光導波路デバイス13の量産することが可能
になる。また、光導波路15の光軸方向と光導波路15
の出射端面15bとに90度でない角度を設け、光導波
路15の出射端面15bからの戻り光を低減する。
Description
光導波路デバイスおよび、これを応用したコヒーレント
光源および、これを利用した光情報処理、光応用計測制
御分野に使用される光学装置に関する。
の光源を用いることで高密度化が実現できる。例えば、
普及しているコンパクトディスク装置では780nmの
近赤外光を用いるのに対し、より高密度の情報再生を実
現したデジタルバーサタイルディスク(DVD)では6
50nmの赤色半導体レーザが用いられている。またさ
らに高密度な次世代光ディスク装置を実現するため、さ
らに短波長な青色レーザ光源の開発が盛んに行われてい
る。例えば、小型かつ安定な青色レーザ光源として非線
形光学物質を用いた波長変換素子が開発されている。
子と略す)を用いた青色レーザ光源101を含む光学装
置102の一例の概略図である。まず図6に沿って、青
色レーザ光源101について説明する。
3と半導体レーザ104を含む。SHG素子103は、
基板105を有する。基板105上にはプロトン交換法
によって幅約3ミクロン、深さ約2ミクロンの高屈折率
領域が形成され、光導波路106として働く。半導体レ
ーザ104から出射された波長850nmの赤外光はS
HG素子103上の光導波路106の入射端面106a
に集光され、SHG素子103上の光導波路106内を
伝搬して基本波導波光となる。基板105を構成するニ
オブ酸リチウム結晶は、大きな非線形光学定数を持ち、
基本波の電界から波長が2分の1に変換された波長42
5nmの高調波導波光が励起される。また、基本波と高
調波の伝搬定数差を補償するために光導波路106上に
は周期的に分極反転領域107が形成され、光導波路1
06全域にわたって励起される高調波はコヒーレントに
足し合わされて、光導波路106の出射端面106bか
ら出射される。
確に補償するためには、基本波の波長を正確に一定に保
つ必要があり、半導体レーザ104は温度等による波長
変動が極めて小さいDBRレーザが用いられる。DBR
レーザは波長変動が小さいばかりでなく、単一波長で発
振するためコヒーレンスが高くかつRINノイズが低い
という特長を併せ持つ。
た青色光源光ディスクピックアップの概略図に沿ってそ
の動作の様子を説明する。
8、偏光ビームスプリッタ109、1/4波長板11
0、集光レンズ111、光検出器112を含む。
直接結合され、半導体レーザ光をSHG素子103の光
導波路106に入射し、光導波路106内で高調波に変
換される。SHG素子103から出射された高調波はコ
リメートレンズ108、偏光ビームスプリッタ109、
1/4波長板110、集光レンズ111を通過して光デ
ィスク113上に集光される。光ディスク113によっ
て変調された光は偏光ビームスプリッタ109で反射さ
れ、光検出器112に導かれ再生信号を得る。このと
き、SHG素子103からは紙面に平行な直線偏光が出
射されるが、1/4波長板110を往復して紙面に垂直
な偏光となり、光ディスク113からの反射光は偏光ビ
ームスプリッタ109で全て反射され光源101側には
戻らない構成となっている。
性を持つため、光ディスク113で発生した不要偏光成
分が偏光ビームスプリッタ109を通過して青色レーザ
光源101側に戻る可能性がある。光ディスク113の
再生中には、集光レンズ111は光ディスク113上に
正確に焦点を合わせるように位置制御される。そのた
め、光導波路106の出射端面106bと光ディスク1
13とは共焦点光学系を形成し、光ディスク113から
の反射光は正確に光導波路106の出射端面106bに
集光される。
に帰還されると、ノイズが生じる。従来より、ノイズを
回避する様々な技術が提案されている。例えば半導体レ
ーザを高周波信号で変調することで複数の縦モードを生
じさたり、半導体レーザに自励発振を起こさせて同じく
複数縦モード発振を実現する方法である。また、光通信
の分野では半導体レーザからの光を光ファイバに集光す
る際に両者の間に磁気光学効果を用いた光アイソレータ
を挿入するのが一般的である。あるいは光ファイバや光
導波路の入射側端面を斜めに研磨して反射光を斜めに反
射させ、半導体レーザに戻らないようにする方法が特開
平5−323404号公報などに開示されている。
還される戻り光による雑音を低減するものであるが、我
々は図6に示した導波型SHG素子103を用いた光ピ
ックアップの再生実験を行い、従来の戻り光誘起雑音と
は異なるメカニズムで発生するノイズを見出した。すな
わち、光導波路106の出射端面106bに集光された
戻り光が、光導波路106の出射端面106bで反射さ
れて光導波路106の内部から出射される光と干渉して
生じる干渉ノイズである。この干渉効果によって光ディ
スク113側からは青色レーザ光源101の出力光パワ
が変化するように見え、光ディスク113の再生信号が
低周波ノイズで変調されて信号劣化となる。半導体レー
ザ104での戻り光誘起雑音が半導体レーザ104内部
の光と戻り光の相互作用で発生するのに対して、上述の
干渉ノイズは青色レーザ光源101からの出射光と戻り
光の干渉によって発生する点が異なる。
6を用いた光学系には2種の異なるノイズ、すなわち、
青色レーザ光源101から出射された光が反射されて青
色レーザ光源101の出射端面に戻り、光源外部の光学
系で干渉を起こす低周波の干渉ノイズと、半導体レーザ
104内部に起因するモードホップノイズが存在する。
後者のモードホップノイズを低減する方法は種々の技術
が提案されていた。また、前者の半導体レーザへの戻り
光低減と共焦点光学系への干渉ノイズ低減する技術が、
特開2000−171653号公報に示されている。こ
の技術は、図7、図8、図9に示すように、光導波路1
06の出射端面106bを、光導波路106の光軸方向
に対し斜めに形成する。すると、光導波路106の出射
端面106bで反射された高調波は、光導波路106の
光軸方向に進まない。そのため、SHG素子103から
出射される光と反射光との干渉を減少でき、ノイズの発
生を減少できる。
ため、半導体レーザ104と光導波路106を高効率に
直接結合するには、半導体レーザ104とSHG素子1
03の入射端面とを数μm以下まで接近させ、かつ、光
導波路106の光軸方向を、光導波路106の入射端面
とほぼ直角になるように形成する必要がある。さらに、
高効率の変換を実現するために、単一の位相整合条件を
長い距離に渡り達成する必要がある。そのため、光導波
路はできるだけ長い距離のあいだ進行方向、伝搬定数の
均一な状態が望ましく、直線導波路が最も高効率化に適
している。
が、周期状の分極反転構造と湾曲した光導波路からなる
光波長変換素子が、特開平5−323401号公報に記
載されている。この発明においては、光導波路の伝搬方
向を徐々に変えた湾曲した導波路形状を用いることで、
光導波路の位相整合条件を伝搬方向に変化させて、位相
整合波長許容度の拡大を可能にしている。
6の入射端面106aと出射端面106bが互いに平行
でないSHG素子103を量産化する際に、大きな問題
が発生した。通常、図10で示すように、SHG素子1
03を作製するには、基板114を光学研磨した後、基
板114を切断して微細な形状に切り出す。通常、光学
研磨工程を簡略化し、かつ研磨精度を向上するため、比
較的大きな形状の基板114を光学研磨した後、基板1
14を切断する。ところが、入射端面106aと出射端
面106bが互いに平行でない光導波路106を形成す
るとすると、素子長が異なるSHG素子103が形成さ
れ、均一なSHG素子103の形成ができないという問
題が生じた。
導波路構造を用いた従来の光波長変換素子の構成、本発
明の構成とは、異なる構成、効果、目的の発明である。
構成としても、湾曲導波路を用いているため、位相整合
波長許容度の拡大が可能となるが、変換効率の大幅な低
下が避けられない。さらに、光導波路の出射端面と入射
端面の関係については記載されいない。また、量産化工
法の容易性における課題に記載されていない。
程が容易な光導波路デバイス構造を提供することを目的
とする。さらに、この光導波路デバイスを用いて、低ノ
イズな光源特性を満足するコヒーレント光源を実現する
ことを目的とする。
記基板に形成された光導波路と、前記光導波路の端部に
形成された入射端面と出射端面と、を備えた光導波路デ
バイスにおいて、前記光導波路の入射端面と出射端面は
互いにほぼ平行で、前記出射端面における前記光導波路
の光軸方向と前記出射端面のなす角度θが90°でないこ
とを特徴とする光導波路デバイスである。
直方体状に形成されることを特徴とする光導波路デバイ
スである。
93°である光導波路デバイスである。
面にほぼ垂直な直線導波路と、前記入射端面から前記出
射端面の間に少なくとも一つの曲がり導波路を有する光
導波路デバイスである。
る2つ以上の光が導波し、前記波長の異なる光に対し
て、前記曲がり導波路における放射損失が異なることを
特徴とする光導波路デバイスである。
と、曲がり部分からなることを特徴とする光導波路デバ
イスである。
bO3結晶であり、前記入出射面が前記結晶のY面また
はX面とほぼ平行である光導波路デバイスである。
反転構造を有する光導波路デバイスである。
高調波発生デバイスであり、前記波長λ1の半導体レー
ザの光を波長λ2の第2高調波に変換する光導波路デバ
イスである。
射端面の少なくともいずれかに波長λ1または波長λ2
の少なくとも一方に対する反射防止膜を備えた光導波路
デバイスである。
射端面の少なくともいずれかに波長λ1に対する反射防
止膜を備えた光導波路デバイスである。この発明は、前
記光導波路デバイスと、半導体レーザと、を備えるコヒ
ーレント光源である。
ヒーレント光源からの出射光を被観測物体上に集光する
集光光学系とを少なくとも具備し、前記光導波路デバイ
スと被観測物体とが共焦点の関係にあることを特徴とし
た光学装置である。
であることを特徴とする光学装置である。
る光導波路デバイスにおいて、光導波路の出射端面から
の戻り光を低減し、同時に量産化が容易なデバイス構造
を提供することを目的とする。
面とその出射端面とをほぼ平行にすることで、量産工程
における、光導波路デバイスの素子長のバラツキを無く
し、研磨後の切断により均一な長さを有する光導波路デ
バイスの製造を可能にする。また、光導波路の出射端面
からの戻り光を低減するため、光導波路の光軸方向と光
導波路の出射端面とに90度でない角度を設ける。これ
を実現するため、光導波路に曲がり構造を導入する。
出射部近傍にかけて直線導波路を形成することで高効率
の変換を実現し、光導波路の出射部近傍に曲がり導波路
を備えることで、光導波路の光軸方向と光導波路の出射
端面に90°でない角度を持たせ、光導波路の出射端面
からの戻り光を大幅に低減できる。
分極反転構造を有する第2高調波発生デバイスを適用す
ることで、光出力の安定性が大幅に向上することが見い
出された。これは、非線形光学効果を利用した第2高調
波発生デバイスにおいて、素子内の温度分布による出力
低下を可能にしたからである。
半導体レーザからなるコヒーレント光源と、光導波路デ
バイスからの出射光を被観測物体上に集光する集光光学
系とを少なくとも具備し、光導波路デバイスと被観測物
体とが共焦点の関係にあることを特徴とした光学装置で
あって、外部光学系からの戻り光が光導波路の出射端面
で反射されて、光導波路デバイスの出射光と干渉するこ
とを防ぎ、干渉ノイズのない安定な光源を提供するとい
う作用を有する。
の概略図を示す。光学装置10は、コヒーレント光源1
1を含む。
2、第2高調波発生デバイス13で構成される。第2高
調波発生デバイス13は、光導波路デバイスである。
ス13は、略直方体状に形成される。半導体レーザ12
から出射した基本波(波長820nm)を波長変換し、
高調波(波長410nm)とする。第2高調波発生デバ
イス13は基板14を有し、基板14上にはプロトン交
換法によって高屈折率領域が形成され、光導波路15と
して働く。光導波路15の入射端面15aと、その出射
端面15bはほぼ平行に形成される。光導波路15は、
光導波路の15の入射端面15aに対してほぼ垂直状に
伸びる直線導波路16と、出射部近傍に形成された、光
の伝播方向を変える曲がり導波路17が形成される。曲
がり導波路17は、曲がり部分18と直線部分19から
なる。直線導波路16の光軸方向は、光導波路15の入
射端面15aに対してほぼ垂直に形成されているので、
半導体レーザ12と直接結合する際に、高効率の結合効
率が実現できる。また、曲がり導波路17の光軸方向
は、光導波路15の出射端面15bとθの角度をなし、
光導波路15の出射端面15bに対する法線と、曲がり
導波路17の光軸方向とは90度−θの角度をなす。θ
は、90°でない角度である。出射端部近傍で曲がり導
波路17は再び直線状に延びているため、光導波路15
の出射端面15bと曲がり導波路17の光軸方向の成す
角度は出射部近傍では一定に形成される。ここで、例え
ば、第2高調波発生デバイス13の素子長を10.5m
m、直線導波路16の長さを10mm、曲がり導波路17を
直線導波路16方向に投影した長さを0.5mmに設定す
る。そして、曲がり導波路17の曲がり部分18の長さ
を0.1mmに設定する。θ=84度と設定して、直線
導波路16から曲がり導波路17の曲がり部分18を介
して、直線導波路16に対して、6°傾いた曲がり導波
路の直線部分19を形成する。
で構成されており、光導波路15の入射端面15aおよ
びその出射端面15bは、結晶のX面またはY面とほぼ
平行である。結晶は、大きな非線形光学定数を持ち、基
本波の電界から波長が2分の1に変換された波長の高調
波導波光が励起される。
するために、光導波路15上には周期的に分極反転領域
20が形成され、光導波路15全域にわたって励起され
る高調波はコヒーレントに足し合わされて、光導波路1
5の出射端面15bから出射される。
レント光源11から出射する光を略平行にするコリメー
ト光学系であるコリメートレンズ21を含む。また、光
学装置10は、偏光ビームスプリッタ22、1/4波長
板23、集光レンズ24を含む。また、コリメートレン
ズ21、集光レンズ24とは、コヒーレント光源11か
らの出射光を光ディスク25上に集光する集光光学系を
いう。
る光は光導波路15の出射端面15bに対して斜めに出
射されるため、コリメートレンズ21は第2高調波発生
デバイス13からの出射光分布の中心に配置する。ま
た、光ディスク25の表面と第2高調波発生デバイス1
3の出射端面13bとは共焦点の関係にある。
2高調波発生デバイス13を介して、コリメートレンズ
21、偏光ビームスプリッタ22、1/4波長板23、
および集光レンズ24を通って光ディスク25の表面に
集光される。
/4波長板23で偏光を回転させられ、偏光ビームスプ
リッタ22で反射されて、信号検出される。しかしなが
ら、光ディスク25の服屈折等により1/4波長板23
による偏光が不十分で有った場合、高調波の一部は偏光
ビームスプリッタ22を透過して第2高調波発生デバイ
ス13に戻る。
光導波路15の出射端面15bに対して斜めに形成され
ているため、光導波路15の出射端面15bでの反射光
は、再び共焦点光学系に戻ることはなく、干渉ノイズを
大幅に低減できる。半導体レーザ12を安定に動作させ
るには、戻り光0.1%以下に抑える必要がある。光導波路
15の出射端面15bと曲がり導波路17の光軸方向の
なす角度θを87°以下または93°以上に設定すれ
ば、光導波路15の出射端面15bからの戻り光は0.1%
以下になる。このため、曲がり導波路17の光軸方向と
光導波路15の出射端面15bの法線とのなす角度を±
3°以上にすることが望ましい。特に、実際は端面の状
態や、汚れ等による戻り光も考慮して、光導波路15の
伝搬方向と出射端面15bの法線は±5°以上が望まし
い。ただし、この角度が±10°以上になると光導波路
15で伝搬損失が増大するため、±10°以下が好まし
い。
換された高調波の利用を主体とするため、共焦点光学系
は高調波に対して構成されている。このため、基本波の
光は光学系の色収差により共焦点系の条件からずれるた
め、外部からコヒーレント光源11に基本波の光が帰還
する割合は非常に小さくなる。その結果、光導波路15
の出射端面15bから半導体レーザ12へ帰還する戻り
光は-40dB以下に低減可能となるので、ノイズは生じに
くい。
部分18の長さを設定することにより、直線導波路16
と曲がり導波路17との接合部分での損失である放射損
失を低減できる。実験で確認したところ、曲がり導波路
17の曲がり部分18の長さが0でθが6°である場
合、高調波が50%程度の放射損失をした。曲がり導波
路17の曲がり部分18の長さが0.1mm以上でθが6
°である場合、高調波の放射損失は、ほぼ0となった。
曲がり部分18での放射損失を防ぐには、曲がり部分1
8の距離を0.1mm以上に設定する必要がある。この
ように設定すると、曲がり部分18による放射損失はほ
ぼ無い。そのため、直線導波路16の長さを10mm、曲
がり導波路17を直線導波路16方向に投影した長さを
0.5mmに設定した素子長10.5mmの第2高調波発生デ
バイス13の変換効率は、素子長10mmの直線導波路1
6を備えた第2高調波発生デバイス13と同じである。
第2高調波発生デバイス13の素子長を1.05倍にす
るだけで、高効率変換が可能で、かつ戻り光防止が可能
な構成が実現できた。本実施の形態では、曲がり導波路
17の曲がり部分18(θ=6°の場合)の長さを0.
1mm程度に設定しているが、曲がり導波路17の曲がり
部分18の曲率を考慮すると0.05mm以上の曲がり部
分18が必要である。また、曲がり部分18の長さが1
0μm以下になると、曲がり部分18の曲率半径が小さ
くなるため、曲がり部分18での放射損失が増加する。
また、光導波路15は、伝搬する基本波に対してはシン
グルモード条件で設計されているが、高調波に対しては
マルチモード条件となる。このため、曲がり導波路17
の曲がり部分18の曲率が急激になると、曲がり導波路
17を伝搬する高調波に対する摂動が大きくなり、直線
導波路16を伝搬してきた単一モードの高調波が、他の
高次モードに変換される現象が観測された。このため、
曲がり導波路17の曲がり部分18の長さは0.05m
m以上必要であった。
の出射端面15bとを互いにほぼ平行とすることで、第
2高調波発生デバイス13の量産を簡略化できる。
して、大きな面積の光学基板14を光学研磨し、その
後、切断することにより第2高調波発生デバイス13を
量産する方法がある。この量産方法は、大面積の光学基
板14を一度に研磨することで、量産方法を簡略化で
き、第2高調波発生デバイス13の量産コストを低減で
き、光学基板14の研磨精度が向上できる。
15aとその出射端面15bとが互いに平行でない第2
高調波発生デバイス13を量産する場合には、この量産
方法を採用できない。なぜなら、それぞれ素子長が異な
る第2高調波発生デバイス13が量産されるからであ
る。また、基板14を切断した後に、光学研磨を行う量
産方法がある。しかし、第2高調波発生デバイス13を
光学研磨するためには、小さな第2高調波発生デバイス
13を固定しなければならず第2高調波発生デバイス1
3の光学研磨工程が非常に複雑化し、同時に、精度を向
上することは難しい。特に、素子幅1mm以下の第2高調
波発生デバイス13を量産する場合、切断後に第2高調
波発生デバイス13の固定し、これを研磨するのは非常
に難しく、さらに光導波路15の出射端面15bの角度
を正確に制御するのは困難である。
端面15bとが互いに平行な本発明の第2高調波発生デ
バイス13を量産する場合に、従来の大きな面積の光学
基板14を光学研磨し、その後、切断することにより第
2高調波発生デバイス13を量産する方法を採用する
と、図3に示すように、素子長が均一な第2高調波発生
デバイス13が量産できる。また、量産方法を簡略化で
き、第2高調波発生デバイス13の量産コストを低減で
き、基板14の研磨精度を向上できる。第2高調波発生
デバイス13の素子幅が1mm以下の場合でも、容易に第
2高調波発生デバイス13が量産できる。
調波発生素子13では、周期状の分極反転構造を利用し
た非線形グレーティングにより基本波と第2高調波の位
相整合条件を擬似的に成立させ、高効率の波長変換を行
う。しかしながら、グレーティングの周期構造により位
相整合条件を取っているため、光導波路15およびグレ
ーティングの均一性の要求は非常に厳しい。光導波路1
5の伝搬定数およびグレーティング構造の均一性が僅か
に低下すると変換効率は大幅に低下する。光導波路15
幅および分極反転周期に対するバラツキの許容度は数%
以下である。この様な厳しい均一性が必要な第2高調波
発生素子13において、発生する第2高調波の出力が高
出力化するに従い、出力の安定性が低下し、変換効率の
飽和現象が生じることが発見された。この原因をさらに
追求していくと、発生した第2高調波の僅かな吸収が光
導波路15に熱分布を生じ、これが光導波路15の不均
一性の原因となっていることが判明した。第2高調波発
生デバイス13の光導波路15内において、第2高調波
は伝搬距離の2乗に従い増加する。光導波路内15で
は、第2高調波の強度分布が距離の2乗に従い増加す
る。このため光導波路15に僅かでも第2高調波に対す
る吸収が存在すれば、光導波路15は光軸方向に沿って
温度分布を生じることになる。第2高調波の高出力時
に、光導波路15の特に出射部近傍で光導波路の温度上
昇が発生し、屈折率変化により、出射部近傍の位相整合
波長が増大する。その結果、光導波路15の出射端面1
5b近傍の位相整合波長が基本波波長からずれること
で、位相整合に寄与しなくなるのが原因と分かった。こ
れを解決するには、高出力時に位相整合波長のずれる光
導波路15の出射端面15b近傍の位相整合条件を、高
出力時の温度分布にあわせて設計する必要がある。即
ち、出射端面近傍の光導波路における分極反転周期を他
の部分に比べて僅かに長くすればよい。この条件を成立
させるには、曲がり導波路17を光導波路15の出射端
面15b近傍で曲げる本発明の構成は非常に有効であ
る。例えば、曲がり導波路17の直線導波路16方向に
投影した長さを2mmに設定する。光導波路15を出射端
近傍で曲げることで、光導波路15の光軸搬方向と、分
極反転領域20とのなす角度が光導波路15の出射端近
傍で変わり、曲がり導波路17に対する分極反転周期は
少し長くする。この結果、高出力時に温度上昇する出射
部分近傍の位相整合条件を満足することが可能となる。
本発明の構成を用いることで、出力20mW以上の第2高調
波に対しても、出力が飽和することなく、安定な出力特
性を得ることが可能となった。光導波路15の温度変化
による位相整合条件の変化は出射端面から数mm程度のと
ころで顕著となるため、この部分に曲がり導波路17を
形成することにより、出力を安定にできる。
において、光導波路15は直線状に伸び、光導波路15
の出射端面15bと曲がり導波路17の光軸方向とがな
す角度θは、出射部近傍で一定に形成している。そのた
め、光導波路15の研磨精度を緩和できる。従来技術の
湾曲した光導波路15では、光導波路15の出射端面1
5bの研磨精度により、光導波路15の光軸方向と光導
波路15の出射端面とのなす角度は変わる。LiNbO3基板
14は、その屈折率は2以上あるので、光導波路15と
光導波路15の出射端面15bの交差角度が0.1°変
わると、出射角度は0.2°以上変化する。そのため、
光導波路15の出射端面15bの研磨精度が非常に厳し
く要求され、製造コストは高くなる。通常、光ディスク
25等に対して、コヒーレント光源11を用いるために
は、光導波路15からの出射光の角度の変化量は±0.
2°以下に制御する必要がある。本発明のように、出射
部近傍での光導波路15の光軸方向と光導波路15の出
射端面15bとの角度を一定に保てば、光学研磨によ
り、光導波路15の出射端面15bと光導波路15の光
軸方向との交差角度が変化せず、研磨精度は大幅に緩和
でき、製造コストを低減できる。具体的には、研磨の精
度を±0.1mm程度にすることは十分実現できるので、曲
がり導波路17の直線部分19の直線導波路16方向に
投影した長さを0.3mm程度以上に設定すれば良い。
その出射端面15bとを、基板14を構成するMgドープ
のLiNbO3結晶のX面またはY面とほぼ平行に設定してい
る。つまり、光導波路15の伝搬方向を結晶のX軸また
はY軸とをほぼ平行に設定する。その結果、光導波路1
5の伝播損失を低減できる。
が増大すると、伝搬損失が増大する。例えば、5°程度
傾けると伝搬損失が0.5dB/cm程度増加する。これは、光
導波路15の伝播方向を結晶軸に対して傾けることで、
光導波路15と基板14の界面で、伝播損失の一つであ
る散乱損失が増大するためである。そのため、光導波路
15は結晶軸と平行に形成し、結晶軸に対して平行でな
い光導波路15はできるだけ短い距離とするのが望まし
い。このためには、曲がり導波路17のような結晶軸と
平行でない光導波路は、光導波路15の出射部近傍に形
成することが望ましい。曲がり導波路17を光導波路1
5の出射部近傍に形成することで、光導波路15の伝搬
損失を低減できる。具体的には、直線導波路16は結晶
のX軸またはY軸とほぼ並行に形成する。この構造で、
光導波路15の伝搬損失を最も小さくできる。光導波路
15の伝搬損失を低減するためには、曲がり導波路17
の位置を光導波路15の出射端部近傍から0.2〜2mm
あたりに形成するのが望ましく、特に、0.2〜1mmあ
たりに形成するのはさらに望ましい。また、光導波路1
5の出射端面15bから0.1mm以上離れた位置に形
成する理由は、曲がり導波路17の曲がり部分18が
0.05mm以上の長さを有することが好ましいのと、
研磨精度を緩和できるとの理由からである。
発明の構成を利用すると、光導波路13の伝搬損失はさ
らに低減できる。第2高調波発生デバイス13の場合、
基本波を高調波に波長変換するため、光導波路15は基
本波を中心に設計されている。このため、波長の短い第
2高調波に対しては光導波路15はマルチモード条件と
なる。この結果、波長の短い第2高調波は光導波路15
の内部に閉じ込められ、光導波路15周辺部の伝搬損失
の影響を受けにくい。従って、結晶軸に対して平行でな
い光導波路15であっても、高調波の伝搬損失を低減で
きる。さらに、曲がり導波路17においても同様の理由
で、基本波より高調波は放射損失の影響を受けにくい。
なお、曲がり導波路17の曲がり部分18での放射損失
は、曲がり部分18の曲率に依存する。曲がり部分18
の放射損失を低減するため、曲率の小さな曲がり部分1
8を分割して形成する。さらに、放射モードとの結合を
最小にする光導波路15設計を行うことで、曲がり部分
18の放射損失をさらに低減できる。一方、曲がり導波
路17による基本波の放射損失は、半導体レーザ12へ
の戻り光の低減に有効である。半導体レーザ12は基本
波が活性層に再び帰還することでノイズが増大する。曲
がり導波路17を用いることで、基本波の戻り光は曲が
り導波路17の曲がり部分18で減衰される。さらに外
部から光導波路15内部に帰還した基本波も減衰され
る。このため、半導体レーザ12への戻り光が曲がり導
波路17により低減され、戻り光ノイズの小さな光源が
実現できた。
波路デバイス13の他の構成について説明する。
路17における放射損失は、波長に依存し、高調波の方
が、放射損失は大きく、マルチモード化が大きい。
デバイスの構成を示す。
の表面に光導波路15と周期状の分極反転領域20が形
成されており、光導波路15の入射端面15aと出射端
面15bがほぼ平行に形成されている。光導波路15
は、光導波路15の入射端面15aにほぼ垂直な直線導
波路26が形成され、出射端面近傍と出射端面近傍に曲
がり導波路27、28が形成され、曲がり導波路27、
28をつなぐ直線導波路29が形成される。光導波路1
5の出射端面15bと曲がり導波路28の光軸方向とは
角度θで交わっている。θは、90°でない角度であ
る。光導波路15の入射端面15a近傍には、曲がり部
31、32が形成される。また、光導波路15の出射端
面15b近傍には、曲がり部23が形成される。
本波のロスをなくし、高調波の放射損失が増大するよう
に、例えば、直線導波路26に対する曲がりの角度を6
°、曲がり部分31、32の長さを0.02mm以下に
して、高調波のみが散乱するように設計している。光導
波路15の出射端面15b近傍には、高調波の放射損失
があると出射する高調波が減衰するため、高調波のロス
を低減するため、曲がり部分23の距離を0.1mm程
度と設定している。光導波路15の入射部近傍に曲がり
導波路27を形成したのが本実施の形態の特徴である。
次にこの光導波路デバイスの働きについて説明する。
たした基本波は、第2高調波発生デバイス13によって
高調波に変換され、光導波路15の出射端面15bから
出射される。光導波路15の出射端面15bから出射し
た高調波は、光学系等の第2高調波発生デバイス13外
部の反射によって、光導波路15の出射端面15bから
光導波路15に入射し、曲がり部分31、32、23を
通り、光導波路15の入射端面15aに達する。戻り光
が曲がり導波路31、32で放射散乱して、光導波路1
5の入射端面15aに達する高調波は10%以下に低減
でき、干渉ノイズを低減できる。
に低減できる。曲がり部分を例えば2箇所つくれば、ノ
イズを1/25に低減できる。光は端面で反射して再び
この曲がり導波路を通るので、さらにノイズを低減でき
る。
部分を設けているが、これに限定されるものではない。
曲がり部分の数を増やすことにより、戻り光をさらに低
減できる。
戻り光が曲がり部分31、32を通過することで、放射
損失だけでなく、高次モードへの変換も発生させる。高
次モードに変換された光は、元の光と伝搬定数が異なる
ため干渉しなくなる。このため干渉ノイズをさらに低減
できる。
3を使用した場合に、干渉ノイズの発生が生じやすいの
で、本発明は特に有効である。
す。光導波路15の出射部近傍に曲がり部分がない、光
導波路15の出射部近傍が直線導波路34で、かつ、出
射端面15bがこの直線導波路34に対して斜めに形成
した光導波路デバイスにも適用できる。光導波路15の
入射部近傍に曲がり導波路35を形成することで、曲が
り導波路35の曲がり部分36、37で放射散乱し、干
渉ノイズを大幅に低減できる。また、本発明は光導波路
デバイスにおいて、波長の異なる2つ以上の光が伝搬す
る場合、いずれかの光を減衰または分離できる。例え
ば、非線形光学効果を利用した差周波、和周波、パラメ
トリック発振等の高調波発生デバイス、導波路を用いた
レーザや増幅器においてポンプ光と信号光を分離する場
合等に利用できる。なお、光導波路デバイスとして、第
2高調波発生デバイス13を用いた場合、本発明は特に
有効である。第2高調波発生デバイス13においては、
曲がり部分31、32、23、36、37における波長
分離が容易になる。従来の光導波路においては、波長の
大きく異なる光(例えば第2高調波発生デバイスでは基
本波の波長は高調波の2倍)に対してシングルモード条
件をともに満足することは難しい。従来は波長の短い光
に対してはマルチモードとなる。その場合は、波長の短
い光に対する伝搬モードが複数存在するため、短波長光
の導波モードが制御できず、曲がり部分31、32、2
3、36、37における放射損失もモードによって大き
く異なり制御が難しくなる。第2高調波発生デバイス1
3を用いる場合、位相整合を成立する必要があるため、
第2高調波の伝搬定数が一義的に決まるため、導波モー
ドも位相整合条件により選択できる。これによって、曲
がり部分31、32、23、36、37における放射損
失が制御できる。
高調波発生デバイス13の構成を示す。光導波路15の
入射端面15aと出射端面15bとに、基本波および高
調波のそれぞれに対する多層膜からなる反射防止膜38
a、38bを形成する。光導波路15の入射端面15a
に形成される反射防止膜38aの材料は、基本波の吸収
率が小さいものを用いることが望ましい。また、光導波
路15の出射端面15bに形成される反射防止膜38bの
材料は、高調波に対する吸収率が小さい材料が好まし
い。
系を構成する場合に、第2高調波発生デバイス13から
の出射光を集光した場合に光導波路15の端面(入射部
および出射部)と集光点は共焦点光学系を構成し、共焦
点間における反射戻り光は干渉ノイズの原因となる。
共焦点光学系においては、光導波路15の光軸方向と光
導波路15の出射端面とが90度でない角度θを持って
交わっているため、光導波路15の出射端面15bでの
反射光は再び共焦点光学系に戻ることなく、光学系の干
渉ノイズを大幅に低減できる。コリメートレンズ21の
NAを光導波路15の出射端面15bでの反射光が戻らな
い程度の設定すれば、干渉ノイズの低減が向上する。さ
らに、反射防止膜38bが高調波の戻り光の反射を防止
し、干渉ノイズを低減できる。また、基本波の戻り光に
より生じる半導体レーザ12のノイズの低減は、曲がり
導波路17の光軸方向を光導波路15の出射端面15b
に対して90度でない角度で傾けることで実現可能であ
る。さらに、反射防止膜38bが基本波の反射を防止す
ることで、光導波路15の出射端面15bでの、基本波
の反射によるノイズを大幅に低減できる。具体的に、反
射防止膜38bにより0.5%以下の反射率に抑えることが
でき、ノイズを大幅に低減できる。
成した反射防止膜38aにより、半導体レーザ12と光
導波路15の結合効率の向上と、ノイズを低減できる。
結合を考えた場合、光導波路15の入射端面15aが光
導波路15の光軸方向に対して斜めになると、半導体レ
ーザ12と光導波路15の結合効率が低下する。そのた
め、半導体レーザ12から出射された基本波が、光導波
路15の入射端面15aに反射して生じた戻り光により
生じるノイズを低減するために、光導波路15の入射端
面15aを、光導波路15の光軸方向に対して斜めに形
成するのは難しい。そのため、光導波路15の入射端面
15aに反射防止膜38aを形成して、基本波の反射を
防止し、かつ、光導波路15の光軸方向と、光導波路1
5の入射端面15aとを垂直に形成して、半導体レーザ
12と光導波路15との結合効率を向上する。反射防止
膜38aの形成により、基本波の結合効率を10%以上
増加すると、高調波出力は20%以上増加する。また、
反射防止膜38aにより、基本波の反射戻り光を1%以
下に低減でき、ノイズを低減できるまた、光導波路15
の入射端面15aで高調波の反射があると、共焦点光学
系における干渉ノイズの原因となる。光導波路15の入
射端面15aに形成した反射防止膜38aが高調波の反
射を防止し、ノイズを低減できる。なお、光導波路15
の入射端面15aまたは出射端面15bのいずれか一方
に、基本波と高調波に対する反射防止膜38を形成して
もよい。
射端面15bの少なくともいずれかに波長λ1に対する
反射防止膜38を形成してもよい。
7、27、28を用いたが、その他、方向性結合器、Y
分岐導波路、グレーティングの反射を利用した導波路伝
播方向の曲げ等、導波路の伝播方向を変える構成なら
ば、いずれの構造も利用可能である。
の導波路について説明したが、光導波路デバイスとして
は、複数の光導波路、例えば、多分岐導波路を利用し
て、複数の光源の光を単一または他の複数の導波路に入
射する構造、その逆に、単一の光源の光を多数の導波路
に分岐する構成等への利用も可能である。
ついては述べなかったが、イオン交換導波路、金属拡散
導波路等の埋め込み導波路、リッジ、装荷等の導波路、
いずれの導波路構造にも有効である。
素子13を用いた例を挙げて本発明の実施の形態を説明
したが、光導波路デバイスは特に第2高調波発生素子に
限らない。例えば高速変調素子や位相シフタ、周波数シ
フタ、偏光制御素子など、光導波路デバイスとして様々
な機能、構成のものが考えられるが、こうした光導波路
デバイスとコヒーレント光源を用いた光学系全てに本発
明の光導波路デバイスを応用可能である。ただし、第2
高調波発生素子を用いたコヒーレント光源11では、半
導体レーザ12として可干渉性の高い半導体レーザ12
を用いて可干渉性の高い高調波を発生することが多いた
め、逆に干渉ノイズも発生しやすく、本発明の光導波路
デバイスと組み合わせることで特に効果的に干渉ノイズ
を低減することができる。
学系を例示して説明したが、レーザ走査顕微鏡など、他
のコヒーレント光学系にも適用可能であることは言うま
でもない。ただし、光ピックアップ光学系では、被測定
物の光ディスクが高い反射率を持つこと、常に光ディス
ク上に光を集光するように対物レンズが位置制御されて
共焦点系を保つこと、光ディスクが上下に運動するため
干渉条件が刻々変化し、干渉ノイズを生じやすいことな
どから、本発明の光導波路デバイスは光ディスクピック
アップに、特に有効となる。
バイスは、光導波路の入射端面と出射端面を平行にする
ことで、光導波路デバイスの量産が容易となる。
とで、両端面が平行な構成においても、光導波路の出射
端面の反射戻り光を大幅に低減できる。
結合することで、小型、高出力、安定なコヒーレント光
源を実現できる。
失や伝播損失を低減できる。
す構成図
Claims (14)
- 【請求項1】基板と、 前記基板に形成された光導波路と、 前記光導波路の端部に形成された入射端面と出射端面
と、 を備えた光導波路デバイスにおいて、 前記光導波路の入射端面と前記出射端面は互いにほぼ平
行で、 前記出射端面における前記光導波路の光軸方向と前記出
射端面のなす角度θが90°でないことを特徴とする光
導波路デバイス。 - 【請求項2】前記光導波路デバイスは、略直方体状に形
成されることを特徴とする請求項1記載の光導波路デバ
イス。 - 【請求項3】前記角度θがθ≦87°またはθ≧93°
である請求項1または2記載の光導波路デバイス。 - 【請求項4】前記光導波路が、前記入射端面にほぼ垂直
な直線導波路と、 前記入射端面から前記出射端面の間に少なくとも一つの
曲がり導波路を有する請求項1から3記載の光導波路デ
バイス。 - 【請求項5】前記光導波路には波長の異なる2つ以上の
光が導波し、 前記波長の異なる光に対して、前記曲がり導波路におけ
る放射損失が異なることを特徴とする請求項4記載の光
導波路デバイス。 - 【請求項6】前記曲がり導波路が直線部分と、曲がり部
分からなることを特徴とする請求項4または5記載の光
導波路デバイス。 - 【請求項7】前記基板がMgドープLiNbO3結晶で
あり、前記入出射面が前記結晶のY面またはX面とほぼ
平行である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載
の光導波路デバイス。 - 【請求項8】前記光導波路が周期状の分極反転構造を有
する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光導
波路デバイス。 - 【請求項9】前記光導波路デバイスが第2高調波発生デ
バイスであり、前記波長λ1の半導体レーザの光を波長
λ2の第2高調波に変換する請求項1から請求項8のい
ずれか1項に記載の光導波路デバイス。 - 【請求項10】前記光導波路の入射端面と出射端面の少
なくともいずれかに波長λ1または波長λ2の少なくと
も一方に対する反射防止膜を備えた請求項1から請求項
8のいずれか1項に記載の光導波路デバイス。 - 【請求項11】前記光導波路の入射端面と出射端面の少
なくともいずれかに波長λ1に対する反射防止膜を備え
た請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光導波
路デバイス。 - 【請求項12】請求項1から請求項11のいずれか1項
に記載の光導波路デバイスと、 半導体レーザと、を備えるコヒーレント光源。 - 【請求項13】請求項12記載のコヒーレント光源と、
前記コヒーレント光源からの出射光を被観測物体上に集
光する集光光学系とを少なくとも具備し、前記光導波路
デバイスと被観測物体とが共焦点の関係にあることを特
徴とした光学装置。 - 【請求項14】前記被観測物体が光ディスクであること
を特徴とする請求項13記載の光学装置。
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