JP2003046183A - コヒーレント光源 - Google Patents

コヒーレント光源

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JP2003046183A
JP2003046183A JP2001230266A JP2001230266A JP2003046183A JP 2003046183 A JP2003046183 A JP 2003046183A JP 2001230266 A JP2001230266 A JP 2001230266A JP 2001230266 A JP2001230266 A JP 2001230266A JP 2003046183 A JP2003046183 A JP 2003046183A
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Yasuo Kitaoka
康夫 北岡
Kazuhisa Yamamoto
和久 山本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作環境変化に対しても光結合特性や、発光
点の位置が安定して保持されるコヒーレント光源を提供
することにある。 【解決手段】 サブマウント1上に半導体レーザ2と光
導波路型デバイス3とが設けられた構造のコヒーレント
光源において、光導波路型デバイス3が入射端面4を基
準として出射端面5側に熱膨張するように、入射端面4
から出射端面5に向かう方向に順に配置された2種類の
固定部材6a及び6bによって、光導波路型デバイス3
をサブマウント1に固定する。固定部材6aとしては固
定部材6bよりも硬度の大きいものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コヒーレント光
源、特にはサブマウント上に半導体レーザと光導波路型
デバイスとが設けられたSHGレーザに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの高密度化、及びディスプレ
イの高繊細化を実現するためには、小型の短波長光源が
必要とされる。小型の短波長光源として、半導体レーザ
と擬似位相整合(以下「QPM(Quasi Phase Matche
d)」と記す。)方式の光導波路型第2高調波発生(以
下「SHG(Second Harmonic generation)」と記
す。)デバイスとを用いたSHG青色レーザが注目され
ている(山本他、Optics Letters Vol.16, No.15, 1156
(1991))。
【0003】図5は、従来の光導波路型QPM−SHG
デバイスを用いたSHG青色光源の概略構成図である。
図5に示すように、SHG青色光源は、分布ブラッグ反
射器(以下「DBR(Distributed Bragg reflecto
r)」と記す)領域53を有する波長可変DBR半導体
レーザ54と、第2高調波発生デバイスである光導波路
型QPM−SHGデバイス58と、サブマウント60
と、パッケージ部材62とで構成されている。
【0004】波長可変DBR半導体レーザ54は、0.
82μm帯の100mW級AlGaAs系波長可変DB
R半導体レーザであり、活性層領域51と、位相調整領
域52と、DBR領域53とにより構成されている。そ
して、位相調整領域52とDBR領域53への注入電流
を或る一定の比率で制御することにより、連続的に発振
波長を変化させることができる。
【0005】また、図5に示すように、光導波路型QP
M−SHGデバイス58は、X板(法線方向がX軸の基
板)のMgOドープLiNbO3基板(以下「LiNb
3基板」と記す。)57上に、光導波路56と周期的
な分極反転領域55とを設けることによって形成されて
いる。光導波路56は、ピロリン酸中でプロトン交換す
ることによって形成されている。また、周期的な分極反
転領域55は、櫛形の電極をLiNbO3基板57上に
形成し、電界を印加することによって作製されている。
光導波路型QPM−SHGデバイス58の大きさは、通
常、幅3mm、長さ10mm、厚み0.5mm程度であ
る。59は発光点を示している。
【0006】図5に示すSHG青色光源においては、1
00mWのレーザ出力に対して60mWのレーザ出力で
レーザ光が光導波路56に結合されている。そして、波
長可変DBR半導体レーザ54の位相調整領域52及び
DBR領域53への注入電流量を制御することにより、
発振波長が光導波路型QPM−SHGデバイス58の位
相整合波長許容幅内に固定される。このSHG青色光源
を用いることにより、波長425nmの青色光が10m
W程度得られているが、得られた青色光は、横モードが
TEooモードで回折限界の集光特性を有し、ノイズ特性
も相対雑音強度が−140dB/Hz以下と小さく、光
ディスクの再生に適した特性を有する。
【0007】また、波長可変DBR半導体レーザ54
は、活性層領域51が形成されている面がサブマウント
60に対向するように半田で固定されている。一方、光
導波路型QPM―SHGデバイス58は、光導波路56
の形成面がSiサブマウント70に対向するように固定
されている。この時、半導体レーザを発光させ、レーザ
光が光導波路型QPM―SHGデバイス58の光導波路
56に光結合するように調整が行われる。通常、半導体
レーザの出射端面と光導波路型QPM―SHGデバイス
58の入射端面の距離は3μmに設定されており、光導
波路型QPM―SHGデバイス58は横方向と高さ方向
に移動され、最大の光結合効率が得られる位置におい
て、紫外線硬化材によりサブマウント60上に固定され
る。
【0008】また、上記図5に示すSHG青色光源に代
表される、半導体レーザと光導波路デバイスとを集積化
して構成したコヒーレント光源においては、図5に示す
ように、通常、サブマウント60は、固定接着剤等の固
定部材61によって、パッケページ62の内部に固定さ
れる。なお、図5はサブマウント60がパッケージ62
の内部に固定される前の状態を示している。また、図5
ではパッケージ62は断面で示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図5に示
す従来のSHG青色光源では、サブマウント60はシリ
コン(Si)で形成され、LiNbO3基板57はLi
NbO3で形成されており、又パッケージ62はNiF
e合金といった金属で形成されている。また、これらを
構成している材料の線膨張係数は、Siが4×10-6
LiNb03が10×10-6、NiFeが6×10-6
なっており、それぞれ異なっている。
【0010】このため、上記図5に示すSHG青色光源
では、モジュール温度の変化により、LiNbO3基板
57やサブマウント60に歪みが生じてしまう場合があ
る。この場合、波長可変DBR半導体レーザ54と光導
波路型QPM−SHGデバイス58との光結合特性や、
発光点位置が変化してしまうという問題が生じ、更に
は、光導波路型QPM−SHGデバイス58やサブマウ
ント62の破損を招いてしまう場合がある。
【0011】ところで、一般にコヒーレント光源を光情
報処理装置などに搭載する場合、環境変化に対する信頼
性が重要となる。特に、SHGレーザでは、光結合効率
の変化に対して得られる高調波出力が2乗特性で変化す
る。そのため、SHGレーザを光ディスクシステムに応
用する場合では、モジュール温度変化に対する発光点位
置の変化が大きな問題となる。
【0012】例えば、図5に示すように発光点59が各
部の熱膨張によって光軸方向に移動すると、球面収差が
発生する。また、光軸に垂直な方向に移動すると、非点
収差が発生するため、トラッキングサーボ動作が不安定
となる。
【0013】本発明の目的は、上記課題を解決し、動作
環境変化に対しても光結合特性や、発光点の位置が安定
して保持されるコヒーレント光源を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる第1のコヒーレント光源は、サブマウ
ント上に半導体レーザと光導波路型デバイスとが設けら
れた構造を含み、前記半導体レーザから出射された光が
前記光導波路型デバイスの入射端面で光結合し、前記光
導波路型デバイスの出射端面から出射されるコヒーレン
ト光源であって、前記光導波路型デバイスは、前記入射
端面を基準として前記出射端面側に熱膨張するように前
記サブマウントに固定されていることを特徴とする。
【0015】上記第1のコヒーレント光源においては、
前記光導波路型デバイスが、前記サブマウントと接する
面において前記入射端面から前記出射端面に向かう方向
に順に配置された2種類以上の固定部材によって、前記
サブマウントに固定されているのが好ましい態様であ
る。
【0016】また、前記2種類以上の固定部材は、それ
ぞれ硬度が異なるものであって、前記入射端面に近い位
置に配置されたものほど大きな硬度を有しているのが好
ましい。更に、前記2種類以上の固定部材のうち最も前
記入射端面に近い位置に配置されたものは、半田材料で
構成することもできる。
【0017】また、上記目的を達成するために本発明に
かかる第2のコヒーレント光源は、サブマウント上に半
導体レーザと光導波路型デバイスとが設けられ、且つ、
前記サブマウントがパッケージ部材に固定された構造を
含み、前記半導体レーザから出射された光が前記光導波
路型デバイスの入射端面で光結合し、前記光導波路型デ
バイスの出射端面から出射されるコヒーレント光源であ
って、前記出射端面側に位置する前記サブマウントの端
部は、前記パッケージ部材に形成された突起部によって
位置決めされていることを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために本発明に
かかる第3のコヒーレント光源は、サブマウント上に半
導体レーザと光導波路型デバイスとが設けられ、且つ、
前記サブマウントがパッケージ部材に固定された構造を
含み、前記半導体レーザから出射された光が前記光導波
路型デバイスの入射端面で光結合し、前記光導波路型デ
バイスの出射端面から出射されるコヒーレント光源であ
って、前記サブマウントは、前記出射端面側に位置する
端部を基準として、前記入射端面側に熱膨張するよう
に、前記パッケージ部材に固定されていることを特徴と
する。
【0019】上記第3のコヒーレント光源においては、
前記サブマウントは、前記パッケージ部材と接する面に
おいて、前記入射端面から前記出射端面に向かう方向に
順に配置された2種類以上の固定部材によって、前記パ
ッケージ部材に固定されているのが好ましい態様であ
る。
【0020】また、この場合も前記2種類以上の固定部
材は、それぞれ硬度が異なるものであって、前記出射端
面に近い位置に配置されたものほど大きな硬度を有して
いるのが好ましい。
【0021】上記第1から第3のコヒーレント光源にお
いて、前記光導波路型デバイスは、第2高調波発生デバ
イスであるのが好ましい態様である。また、前記光導波
路型デバイスは、変調デバイスとすることもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1にかかるコヒーレント光源について、図1
を参照しながら説明する。図1(a)は本発明の実施の
形態1にかかるコヒーレント光源の上面を示す概略構成
図であり、図1(b)は本発明の実施の形態1にかかる
コヒーレント光源の側面を示す概略構成図である。な
お、図1(b)は、光導波路型デバイス3をサブマウン
ト1に固定する前の状態を示している。
【0023】図1(a)及び(b)に示すように、本実
施の形態1にかかるコヒーレント光源は、サブマウント
1上に半導体レーザ2と光導波路型デバイス3とが設け
られた構造を有している。また、本実施の形態1にかか
るコヒーレント光源において、半導体レーザ2から出射
された光は、光導波路型デバイス3の入射端面4で光結
合し、光導波路型デバイス3の出射端面5から出射され
る。図中の矢印は出射端面5から出射されるレーザ光を
示している。
【0024】図1(a)及び(b)の例では、本実施の
形態1にかかるコヒーレント光源はSHG青色レーザで
ある。また、半導体レーザ2は、図5で示した0.82
μm帯の100mW級AlGaAs系波長可変DBR半
導体レーザであり、活性層領域と、位相調整領域と、D
BR領域とで構成されている。なお、図1中において、
これら各領域については図示を省略している。
【0025】光導波路型デバイス3は、図5で示した第
2高調波発生デバイスである光導波路型QPM−SHG
デバイスであり、LiNbO3基板上に光導波路と分極
反転領域とを設けることによって形成されている。な
お、図1中において、LiNbO3基板、光導波路及び分
極反転領域についても図示を省略している。サブマウン
ト1も図5で示したものと同様のものであり、シリコン
(Si)で形成されている。
【0026】ところで、半導体レーザ2の活性高さは、
P型のクラッド層の厚みに依存しており、そのためエピ
タキシャル成長によって高精度に制御することができ
る。一方、光導波路型デバイス3においても、光導波路
がプロトン交換によってLiNbO3基板の表面に形成
されているため、LiNbO3基板の表面からの高さを
高精度に制御することができる。そのため、図1(a)
及び(b)に示すコヒーレント光源においては、光結合
の調整を容易に行うことができる。
【0027】半導体レーザ2は活性層が形成されている
面がサブマウント1に対向するようにサブマウント1上
に固定される(図5参照)。本実施の形態1では、半導
体レーザ2のサブマウント1への固定は半田によって行
われている。但し、本実施の形態1ではこれに限定され
ず、半田の代わりに導電性接着剤を用いることもでき
る。
【0028】光導波路型デバイス3も光導波路を形成す
る面がサブマウント1に対向するようにサブマウント1
上に固定される(図5参照)。この時、半導体レーザ2
を発光させ、レーザ光が光導波路型デバイス3の光導波
路に光結合するように調整が行われる。本実施の形態1
では、半導体レーザ2の出射端面7と光導波路型デバイ
ス3の入射端面4との距離は3μmに設定されており、
光導波路型デバイス3は横方向と高さ方向に移動させ、
最大の光結合効率が得られる位置においてサブマウント
1に固定される。
【0029】ところで、従来のコヒーレント光源におい
ては、半導体レーザ2と光導波路型デバイス3とは、同
じ硬度の接着剤によってサブマウント1に固定されてお
り、又光導波路型デバイス3を構成する材料(LiNb
3)とサブマウント1を構成する材料(Si)とは線
膨張係数がそれぞれ異なっている。
【0030】そのため、光ディスクなどで必要とされる
動作補償温度75℃の環境下では、半導体レーザ2と光
導波路型デバイス3とにおける熱膨張により、半導体レ
ーザ2の出射端面7と光導波路型デバイス3の入射端面
4との距離が変化してしまい、光結合効率が20%程度
低下することがある。SHGレーザの場合、得られる高
調波出力が基本波出力の2乗に比例するため、光結合効
率が20%変化すると、得られる青色出力が40%低下
することになる。
【0031】しかし、本実施の形態1では、光導波路型
デバイス3は、サブマウント1と接する面において入射
端面4から出射端面5に向かう方向に順に配置された2
種類の固定部材6aと6bとによって、サブマウント1
に固定されている。この2種類の固定部材6aと6bと
は、それぞれ硬度が異なるものであり、入射端面4に近
い位置に配置された固定部材6aは固定部材6bよりも
大きな硬度を有している。本実施の形態1では、固定部
材6aとしてはショア硬度Dタイプで90の紫外線硬化
剤が用いられており、固定部材6bとしてはショア硬度
Dタイプで30の紫外線硬化剤が用いられている。
【0032】このように、本実施の形態1にかかるコヒ
ーレント光源においては、2種類の固定部材を用いて光
導波路型デバイス3をサブマウント1に固定することに
よって、光導波路型デバイス3が入射端面4を基準とし
て出射端面5側(図1中矢印で示すレーザ光の出射方
向)に熱膨張するように構成されている。即ち、本実施
の形態1にかかるコヒーレント光源は、固定部材6aよ
りも固定部材6bの方を柔らかくすることによって、熱
による膨張収縮が固定部材6aを中心に生じるように構
成されている。
【0033】このため、モジュール温度が変化したとき
の、半導体レーザ2の出射端面7と光導波路型デバイス
3の入射端面4との距離の変化を抑制でき、これらの位
置関係を安定に保持することができる。よって、本実施
の形態1にかかるコヒーレント光源を用いることで、モ
ジュール温度変化に対しても、安定な光結合特性の実現
を図ることができる。例えば、本実施の形態1にかかる
コヒーレント光源を用いることで、温度変化に対する光
結合効率の変化を5%以内とすることもできる。また、
固定部材6bが柔らかいため、線膨張の差によるひずみ
を緩和でき、光導波路型デバイス3が機械的に破損する
ことも回避できる。
【0034】本実施の形態1において、固定部材6a及
び6bの硬度は上記したものに特に限定されるものでは
ない。本発明の作用を発揮するのに必要な固定部材6a
及び6bの硬度は、固定部材6aと固定部材6bとの位
置関係により変化するからである。よって、固定部材6
a及び6bの硬度は固定部材6aと固定部材6bとの位
置関係に応じて適宜設定すれば良い。
【0035】例えば、出射端面5付近の固定部材6bの
位置を図1に示すよりも半導体レーザ2に近づけ、中央
付近とするのであれば、固定部材6bとしては、ショア
硬度Dタイプで50の紫外線硬化剤を用いれば良い。こ
れは、固定部材6aと6bとの間の距離が小さくなる
と、これらの間において温度変化により発生する線膨張
が小さくなるため、硬度を大きくする必要があるためで
ある。更にこの場合、上記に比べて固定部材6bの硬度
が大きくなるため、外部からの力などに対してより安定
なモジュールを実現できる。
【0036】また、本発明においては、固定部材は2種
類以上であっても良く、入射端面4に近い位置に配置さ
れたものほど硬度が大きければ良い。例えば、光導波路
型デバイス3の入射端面4付近及び出射端面5付近の2
点に加えて、更に中央付近に種類の異なる別の固定部材
を塗布して3点で固定する構成とすることもできる。こ
の場合は、固定箇所が増えるため、図1の態様に比べて
更に安定な光結合が実現できる。この場合、中央付近の
固定部材としては、入射端面4付近の固定部材6aより
も硬度が小さいものを用いれば良い。
【0037】このように本実施の形態1においては、光
導波路型デバイス3が入射端面4を基準として出射端面
5側に熱膨張するようにするため、種類の異なる固定部
材を用いて光導波路型デバイス3をサブマウント1に固
定しているが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0038】本発明においては、例えば、接着剤等の固
定部材の量を変えることによって、光導波路型デバイス
3が入射端面4を基準として出射端面5側に熱膨張する
ように構成することもできる。具体的には、図1におい
て固定部材6a及び6bとして同じ種類の紫外線硬化剤
を用い、固定部材6aの塗布量を固定部材6bの塗布量
よりも多くすることで上記のように構成できる。この場
合、固定部材6aによる固定強度は、固定部材6bによ
る固定強度よりも大きくなり、光導波路デバイス3の入
射端面4側の部分は出射端面5側の部分よりも強固にサ
ブマウント1に固定される。よって、モジュール温度変
化に対する線膨張の差による歪が、光結合部を中心とし
て緩和されるため、安定な光結合特性を維持でき、サブ
マウント1や光導波路デバイス3の破損を回避すること
ができる。
【0039】本実施の形態1では、上述のように光導波
路デバイス3としては、第2高調波を発生させる光導波
路型QPM−SHGデバイスが用いられているが、本発
明はこれに限定されるものではない。本発明において
は、例えば、マハツェン型の変調デバイスに代表される
光変調デバイス等を実装したモジュールを用いることも
できる。
【0040】マハツェンダ型の変調デバイスは、LiN
bO3基板上に光導波路を設けて形成されており、伝搬
した光が分岐された後、再度1つの光導波路に結合する
ように構成されている。分岐された2つの光導波路に
は、電極が形成され、それぞれの電極に逆電圧を印加す
ることで、それぞれの分岐した2つの位相状態を変化さ
せ、出射端面より得られる光強度の変調を行うことがで
きる。その他、本実施の形態1においては、マハツェン
ダ型の変調デバイスだけでなく、方向性結合型の変調デ
バイスも同様に用いることができる。
【0041】これらの変調デバイスも、図1に示す光導
波路デバイス(光導波路型QPM−SHGデバイス)と
同様、細長い形状を有している。また、これらの変調デ
バイスをサブマウント上に実装する場合においても、半
導体レーザやファイバー等に対して高精度な位置調整が
要求される。従って、これらの変調デバイスを用いる場
合においても、図1に示すように、2種類の固定部材を
用いて光導波路型デバイス3をサブマウント1に固定
し、かかる変調デバイスがその入射端面を基準として出
射端面側に熱膨張するように構成することにより、温度
変化時のかかる変調デバイスの歪みを緩和でき、安定な
光結合特性を維持することができる。
【0042】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2にかかるコヒーレント光源について、図2を参照しな
がら説明する。図2(a)は本発明の実施の形態2にか
かるコヒーレント光源の上面を示す概略構成図、図2
(b)は本発明の実施の形態2にかかるコヒーレント光
源の側面を示す概略構成図、図2(c)は図2(a)及
び(b)に示す光導波路型デバイスを示す斜視図であ
る。なお、図2(b)は、光導波路型デバイス23をサ
ブマウント21に固定する前の状態を示している。
【0043】図2(a)及び(b)に示すように、本実
施の形態2にかかるコヒーレント光源も、実施の形態1
と同様に、サブマウント21上に半導体レーザ22と光
導波路型デバイス23とが設けられた構造を有してい
る。また、半導体レーザ22から出射された光は、光導
波路型デバイス23の入射端面24で光結合し、光導波
路型デバイス23の出射端面25から出射される。図中
の矢印は出射端面25から出射されるレーザ光を示して
いる。
【0044】但し、本実施の形態2においては、光導波
路型デバイス23として、実施の形態1で用いられたプ
ロトン交換により形成された光導波路の代わりに、機械
加工により形成されたリッジ型光導波路を有する光導波
路デバイス用いられている点で異なっている。
【0045】図2(c)に示すように、光導波路型デバ
イス23は、MgOがドープされたLiNbO3基板
(第1の基板)231と、LiNbO3基板(第2の基
板)232とを接着剤234によって接合して形成され
ている。第1の基板231における第2の基板232に
対向する面には、電界の印加によって周期的な分極反転
領域が形成されている。この接合の後、第1の基板23
1は厚みが3μmになるまで研磨され、その後、機械加
工によりリッジ部233が形成されて、導波路(リッジ
型導波路)が形成される。235は形成された導波路か
ら出射される導波光を示している。
【0046】このような機械加工により形成されたリッ
ジ型導波路は、本実施の形態1で用いられているプロト
ン交換導波路に比べて、高温処理に強いという特性があ
る。例えば、プロトン交換導波路では、基板を200℃
程度まで温度上昇させると、プロトンが拡散するため、
導波特性や波長変換特性を変化させてしまうという問題
がある。しかしながら、機械加工により形成されたリッ
ジ型導波路では、基板を200℃程度まで温度上昇させ
ても、導波特性や波長変換特性の変化が生じないという
利点がある。
【0047】このため、本実施の形態2においては、実
施の形態1と異なり、図2(a)及び(b)に示すよう
に、光導波路型デバイス23の入射端面24側の固定部
材26aとして半田が用いられている。なお、半田には
PbSnが用いられており、溶融温度は200℃前後で
あったが、光導波路型デバイス23の特性に変化は無か
った。
【0048】一方、光導波路型デバイス23の出射端面
25側の固定部材26bとしては、ショア硬度Dタイプ
が20の紫外線硬化剤が用いられており、これは半田よ
りも柔らかい材料である。よって、本実施の形態2にお
いても、光導波路型デバイス3は、入射端面24を基準
として出射端面25側(図2中矢印で示すレーザ光の出
射方向)に熱膨張することができ、モジュール温度が変
化したときの膨張収縮による結合ずれを回避することが
できる。
【0049】従って、本実施の形態2においても、半導
体レーザ22の出射端面27と光導波路デバイス23の
入射端面24の位置関係を安定に保持することできると
言え、モジュール温度変化に対して安定な光結合特性が
実現されたコヒーレント光源を得ることができる。
【0050】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3にかかるコヒーレント光源について、図3を参照しな
がら説明する。図3(a)は本発明の実施の形態3にか
かるコヒーレント光源の上面を示す概略構成図、図3
(b)は本発明の実施の形態3にかかるコヒーレント光
源の側面を示す図であって、サブマウントがパッケージ
部材に固定される前の状態を示す概略構成図、図3
(c)は本発明の実施の形態3にかかるコヒーレント光
源の側面を示す図であって、サブマウントがパッケージ
部材に固定された後の状態を示す概略構成図である。
【0051】一般に、半導体レーザと光導波路デバイス
とを有するSHGレーザ等のコヒーレント光源は、その
信頼性を向上させるためにパッケージ部材などに封止さ
れる。本実施の形態3では、半導体レーザと光導波路デ
バイスが実装されたサブマウントをパッケージに固定し
たコヒーレント光源において、環境変化に対して発光点
が安定して保持されている点、光導波路デバイス等が歪
みによって破損しないで安定してパッケージ部材に固定
されている点について説明する。
【0052】図3(a)〜(c)に示すように、本実施
の形態3にかかるコヒーレント光源は、半導体レーザ3
2と光導波路型デバイス33とが設けられたサブマウン
ト31を、パッケージ部材30に固定して構成されてい
る。本実施の形態3ではパッケージ部材30は箱型の形
状を有しており、サブマウント31はパッケージ部材の
内部に固定されている。
【0053】本実施の形態3においても、実施の形態1
と同様に、半導体レーザ32から出射された光は光導波
路型デバイス33の入射端面34で光結合し、光導波路
型デバイス33の出射端面35から出射される。なお、
図3(a)〜(c)においてパッケージ部材30は断面
で示されている。
【0054】本実施の形態3において、半導体レーザ3
2、光導波路型デバイス33及びサブマウント31は実
施の形態1で示されたものと同様のものである。また、
光導波路型デバイス33は、実施の形態1と同様に、2
種類の固定部材によってサブマウント31に固定されて
いる。即ち、本実施の形態3にかかるコヒーレント光源
は、実施の形態1にかかるコヒーレント光源をパッケー
ジ部材30に固定して構成されたものである。なお、本
実施の形態3においては、光導波路型デバイス33のサ
ブマウント31への固定は、実施の形態1で用いた紫外
線硬化剤以外のもの、例えば嫌気性硬化剤、熱硬化性硬
化剤、半田等を用いて行うこともできる。
【0055】また、図3(b)及び(c)に示すよう
に、パッケージ部材30の内部には、出射端面35側に
位置するサブマウント31の端部を位置決めするための
突起部38が設けられている。
【0056】更に、図3(b)に示すように、サブマウ
ント31は、パッケージ部材30の内部と接する面にお
いて、入射端面34から出射端面35に向かう方向に順
に配置された2種類の固定部材36a及び36bによっ
て、パッケージ部材30の内部に固定されている。
【0057】この固定部材36a及び36bも、それぞ
れ硬度が異なるものであり、出射端面35に近い位置に
配置された固定部材36bの硬度は固定部材36aの硬
度よりも大きくなっている。本実施の形態3では、固定
部材36bとしてはショア硬度Dタイプで90の紫外線
硬化剤が用いられており、固定部材36aとしてはショ
ア硬度Dタイプで30の紫外線硬化剤が用いられてい
る。但し、本実施の形態3では固定部材36a及び36
bの硬度はこれに限定されるものではない。固定部材3
6a及び36bの硬度は、固定部材36aと36bとの
位置関係に応じて適宜設定することができる。
【0058】このため、モジュール温度が上昇した場
合、本実施の形態3にかかるコヒーレント光源において
は、サブマウント31は突起部38を基準に半導体レー
ザ32側(図3中に示すレーザ光の出射方向とは逆の方
向)に熱膨張することとなる。一方、実施の形態1で述
べたように、光導波路デバイス33は入射端面34を基
準にレーザ光の出射方向に熱膨張することとなる。ま
た、温度変化による発光点39の位置ずれは、光導波路
デバイス33とサブマウント31との間の線膨張係数の
差に依存すると言える。
【0059】ここで、サブマウント31を構成するシリ
コン(Si)の線膨張係数は4×10-6、光導波路デバ
イス33を構成するLiNbO3の線膨張係数は10×
10- 6、パッケージ部材30を構成するNiFeの線膨
張係数は6×10-6である。よって、光導波路デバイス
33とサブマウント31との間の線膨張係数の差は6×
10-6(=10×10-6−4×10-6)となる。
【0060】このことから、温度変化による発光点の位
置ずれは、例えば、光導波路デバイスの全長を10mm
とし、モジュール温度が0℃から70℃の間で変化した
とすると、(6×10-6)×35×10=2.1×10
-3[mm]となることから、±2.1[μm]である。こ
のため、本実施の形態3にかかるコヒーレント光源を光
ディスクに応用した場合においては、良好な再生および
サーボ特性を得ることができる。また、本実施の形態3
にかかるコヒーレント光源においては、サブマウント3
1に生じる熱応力も緩和されているため、サブマウント
31が破損する事態も回避することができると言える。
【0061】一方、上記した図5に示すコヒーレント光
源では、サブマウント60の下面全体が接着剤によりパ
ッケージ部材62で固定されており、又それぞれの線膨
張係数が異なっている。このため、本実施の形態3にか
かるコヒーレント光源に比べてサブマウント60に歪み
が生じ易く、極端な場合は割れなどの破損を招きやすい
と言える。
【0062】また、従来のコヒーレント光源において
は、放熱性の向上を図るため、サブマウント60の下面
であって、半導体レーザ54の直下に相当する部分のみ
を接着した態様も存在する。しかし、この態様では、接
着している部分を支点として、サブマウント60はレー
ザ光の出射方向に膨張する。また、光導波路デバイス5
8もレーザ光の出射方向に膨張してしまう。このため、
LiNbO3基板の線膨張係数が10×10-6と大きい
ことから、モジュール温度が0℃から70℃の間で変化
した場合、発光点は±3.5μm程度移動してしまう。
【0063】このように、本実施の形態3にかかるコヒ
ーレント光源を用いれば、従来に比べて発光点の位置ず
れを半分程度に軽減できると言える。なお、本実施の形
態3ではパッケージ部材30に突起部38を設け、更に
サブマウント33を二種類の固定部材36a及び36b
でパッケージ部材30に固定しているが、本発明におい
ては、突起部38を設けただけの態様であっても良い
し、突起部38を設けずに2種類の固定部材36a及び
36bによって固定しただけの態様であっても良い。
【0064】また、本実施の形態3では、半導体レーザ
32、光導波路型デバイス33及びサブマウント30か
らなる構造体として実施の形態1にかかるコヒーレント
光源が用いられているが、本発明はこれに限定されるも
のではない。本発明においては、光導波路型デバイス3
3がその下面の全体に接着剤が塗布されてサブマウント
30に固定されたものを用いることもできる。
【0065】図4は、本発明にかかるコヒーレント光源
の応用例を示す図である。図4においては、本発明にか
かるコヒーレント光源41は光ディスクシステムの光源
として用いられている。図4において、42は発光点、
43は集光レンズ、44はシリンドリカルレンズ、45
は検出器である。また、46は対物レンズ、47は偏光
ビームスプリッタ−、48はコリメートレンズである。
【0066】図4に示すように、発光点42から出射さ
れたレーザ光はコリメートレンズ48、偏光ビームスプ
リッタ47、対物レンズ46を通って光ディスク(図示
せず)に入射する。次に光ディスクで反射されたレーザ
光は対物レンズ46を通って偏光ビームスプリッタ47
に入射し、偏光ビームスプリッタ−47で反射され、集
光レンズ42、シリンドリカルレンズ44を通って検出
器45に入射する。検出器45は入射したレーザ光の強
弱を調べ、これにより光ディスクに記録されたデータが
読み取られる。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明にかかるコヒーレン
ト光源を用いれば、動作環境変化に対する光結合特性の
変化または発光点位置の変化を抑制でき、特に本実施の
形態3にかかるコヒーレント光源によれば、光結合特性
の変化及び発光点位置の変化の両方を抑制することがで
きる。このため、本発明にかかるコヒーレント光源を用
いて光ディスクシステムを構成した場合においては、環
境温度変化に対しても、安定な発光点を維持できるた
め、光ディスクシステムの安定なサーボ動作、即ち記録
再生動作が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の形態1にかかるコ
ヒーレント光源の上面を示す概略構成図、図1(b)は
本発明の実施の形態1にかかるコヒーレント光源の側面
を示す概略構成図
【図2】図2(a)は本発明の実施の形態2にかかるコ
ヒーレント光源の上面を示す概略構成図、図2(b)は
本発明の実施の形態2にかかるコヒーレント光源の側面
を示す概略構成図、図2(c)は図2(a)及び(b)
に示す光導波路型デバイスを示す斜視図
【図3】図3(a)は本発明の実施の形態3にかかるコ
ヒーレント光源の上面を示す概略構成図、図3(b)は
本発明の実施の形態3にかかるコヒーレント光源の側面
を示す図であって、サブマウントがパッケージ部材に固
定される前の状態を示す概略構成図、図3(c)は本発
明の実施の形態3にかかるコヒーレント光源の側面を示
す図であって、サブマウントがパッケージ部材に固定さ
れた後の状態を示す概略構成図
【図4】本発明にかかるコヒーレント光源の応用例を示
す図
【図5】従来の光導波路型QPM−SHGデバイスを用
いたSHG青色光源の概略構成図
【符号の説明】
1、21、31 サブマウント 2、22、32 半導体レーザ 3、23、33 光導波路型デバイス 4、24、34 光導波路型デバイスの入射端面 5、25、35 光導波路型デバイスの出射端面 6a、26a、36a 固定部材 6b、26b、36b 固定部材 7、27、37 半導体レーザの出射端面 30 パッケージ部材 38 突起部 39 発光点 41 コヒーレント光源 42 発光点 43 集光レンズ 44 シリンドリカルレンズ 45 検出器 46 対物レンズ 47 偏光ビームスプリッタ 48 コリメートレンズ 231 第1の基板 232 第2の基板 233 リッジ部 234 接着剤 235 導波光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/377 G02B 6/12 J Fターム(参考) 2H037 BA02 DA02 DA06 DA16 2H047 KA04 KA05 NA02 PA13 PA24 QA03 RA00 TA33 2H079 AA02 AA12 BA03 CA05 DA03 EA05 EA33 GA06 2K002 AA01 AB12 CA03 DA06 EA22 GA04 GA10 HA20 5F073 AA65 AB23 BA06 CA05 EA15 FA13 FA21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブマウント上に半導体レーザと光導波
    路型デバイスとが設けられた構造を含み、前記半導体レ
    ーザから出射された光が前記光導波路型デバイスの入射
    端面で光結合し、前記光導波路型デバイスの出射端面か
    ら出射されるコヒーレント光源であって、 前記光導波路型デバイスは、前記入射端面を基準として
    前記出射端面側に熱膨張するように前記サブマウントに
    固定されていることを特徴とするコヒーレント光源。
  2. 【請求項2】 前記光導波路型デバイスが、前記サブマ
    ウントと接する面において前記入射端面から前記出射端
    面に向かう方向に順に配置された2種類以上の固定部材
    によって、前記サブマウントに固定されている請求項1
    記載のコヒーレント光源。
  3. 【請求項3】 前記2種類以上の固定部材が、それぞれ
    硬度が異なるものであって、前記入射端面に近い位置に
    配置されたものほど大きな硬度を有している請求項2に
    記載のコヒーレント光源。
  4. 【請求項4】 前記2種類以上の固定部材のうち最も前
    記入射端面に近い位置に配置されたものが、半田材料で
    構成されている請求項3記載のコヒーレント光源。
  5. 【請求項5】 サブマウント上に半導体レーザと光導波
    路型デバイスとが設けられ、且つ、前記サブマウントが
    パッケージ部材に固定された構造を含み、前記半導体レ
    ーザから出射された光が前記光導波路型デバイスの入射
    端面で光結合し、前記光導波路型デバイスの出射端面か
    ら出射されるコヒーレント光源であって、 前記出射端面側に位置する前記サブマウントの端部は、
    前記パッケージ部材に形成された突起部によって位置決
    めされていることを特徴とするコヒーレント光源。
  6. 【請求項6】 サブマウント上に半導体レーザと光導波
    路型デバイスとが設けられ、且つ、前記サブマウントが
    パッケージ部材に固定された構造を含み、前記半導体レ
    ーザから出射された光が前記光導波路型デバイスの入射
    端面で光結合し、前記光導波路型デバイスの出射端面か
    ら出射されるコヒーレント光源であって、 前記サブマウントは、前記出射端面側に位置する端部を
    基準として、前記入射端面側に熱膨張するように、前記
    パッケージ部材に固定されていることを特徴とするコヒ
    ーレント光源。
  7. 【請求項7】 前記サブマウントが、前記パッケージ部
    材と接する面において、前記入射端面から前記出射端面
    に向かう方向に順に配置された2種類以上の固定部材に
    よって、前記パッケージ部材に固定されている請求項6
    記載のコヒーレント光源。
  8. 【請求項8】 前記2種類以上の固定部材が、それぞれ
    硬度が異なるものであって、前記出射端面に近い位置に
    配置されたものほど大きな硬度を有している請求項7記
    載のコヒーレント光源。
  9. 【請求項9】 前記光導波路型デバイスが、第2高調波
    発生デバイスである請求項1、5又は6のいずれかに記
    載のコヒーレント光源。
  10. 【請求項10】 前記光導波路型デバイスが、変調デバ
    イスである請求項1、5又は6のいずれかに記載のコヒ
    ーレント光源。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004049526A1 (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. レーザモジュールおよびその作製方法
JP2008112196A (ja) * 2008-01-28 2008-05-15 Hitachi Ltd 光モジュール
JP2012032582A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Anritsu Corp 光変調器モジュール
JP2013125217A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Anritsu Corp 光変調器
JP2020034729A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 日本ルメンタム株式会社 光サブアセンブリ及び光モジュール

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