JP2002374030A - コヒーレント光源及びその製造方法 - Google Patents

コヒーレント光源及びその製造方法

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JP2002374030A
JP2002374030A JP2001229067A JP2001229067A JP2002374030A JP 2002374030 A JP2002374030 A JP 2002374030A JP 2001229067 A JP2001229067 A JP 2001229067A JP 2001229067 A JP2001229067 A JP 2001229067A JP 2002374030 A JP2002374030 A JP 2002374030A
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JP2001229067A
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Yasuo Kitaoka
康夫 北岡
Kiminori Mizuuchi
公典 水内
Kazuhisa Yamamoto
和久 山本
Shinichi Takigawa
信一 瀧川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出射角や発光位置が高精度に制御されたコヒ
ーレント光源を実現する。 【解決手段】 波長可変DBR半導体レーザ1と光導波
路型QPM−SHGデバイス2とをSiサブマウント7
上に実装し、Siサブマウント7をパッケージ11内に
固定してコヒーレント光源とする。パッケージ11のサ
ブマウント固定面に、Siサブマウント7を固定する際
の基準マーカーである基準線A、Bを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザと光
導波路デバイスとを備え、パッケージ内に固定されるコ
ヒーレント光源に関する。
【0002】
【従来の技術】小型の短波長光源として、半導体レーザ
と擬似位相整合(以下『QPM』と記す)方式の光導波
路型第2高調波発生(以下『SHG』と記す)デバイス
(光導波路型QPM−SHGデバイス)を用いたコヒー
レント光源が注目されている(山本他、Optics Letters
Vol.16, No.15, 1156 (1991)参照)。
【0003】図12に、光導波路型QPM―SHGデバ
イスを用いたSHG青色光源の概略構成を示す。
【0004】図12に示すように、このSHG青色光源
においては、半導体レーザとして、分布ブラッグ反射器
(以下『DBR』と記す)領域を有する波長可変DBR
半導体レーザ54が用いられている。波長可変DBR半
導体レーザ54は、0.85μm帯の100mW級Al
GaAs系波長可変DBR半導体レーザであり、活性層
領域56と位相調整領域57とDBR領域58とを備え
ている。そして、位相調整領域57とDBR領域58へ
の注入電流を同時に変化させることにより、連続的に発
振波長を変化させることができる。
【0005】波長変換素子である光導波路型QPM−S
HGデバイス55は、0.5mm厚のX板MgOドープ
LiNbO3 基板59上に形成された、光導波路60と
周期的な分極反転領域61とにより構成されている。光
導波路60は、ピロリン酸中でプロトン交換することに
よって形成される。また、周期的な分極反転領域61
は、櫛形の電極をX板MgOドープLiNbO3 基板5
9上に形成し、電界を印加することによって作製され
る。
【0006】上記構成のSHG青色光源においては、1
00mWのレーザ出力に対して60mWのレーザ光が光
導波路60に結合するように、波長可変DBR半導体レ
ーザ54と光導波路型QPM−SHGデバイス55がS
iサブマウント62上に実装される。そして、波長可変
DBR半導体レーザ54の位相調整領域57及びDBR
領域58への注入電流量を制御することにより、発振波
長が光導波路型QPM−SHGデバイス(波長変換デバ
イス)55の位相整合波長許容度内に固定される。この
SHG青色光源を用いれば、波長425nmの青色光が
10mW程度得られるが、得られる青色光は、横モード
がTE00モードで回折限界の集光特性を有し、ノイズ特
性も相対雑音強度が−140dB/Hz以下と小さい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、半導体レーザ
においては、光ディスク等の外部から反射して戻ってく
る光に対して、強度ノイズが増加する戻り光ノイズが生
じる。しかし、SHG青色光源においては、波長変換に
よって得られる青色光が外部に導かれるため、この戻り
光ノイズは生じない。その一方で、基本波である半導体
レーザには、戻り光によってノイズの増大が生じるた
め、半導体レーザへの戻り光を低減する必要がある。す
なわち、光導波路型QPM―SHGデバイスからの戻り
光を低減する必要がある。
【0008】光導波路型QPM−SHGデバイスからの
戻り光を低減するために、デバイスの出射端面を斜めに
カットする方法が提案されている(特開2000−17
1653)。出射端面を6゜に斜めカットすることによ
り、戻り光量を数100分の1程度に低減することがで
き、その結果、安定な出力動作、及びノイズの低減を実
現することができる。
【0009】このように斜めカットされた光導波路型Q
PM−SHGデバイスと半導体レーザとにより構成され
るSHG青色光源においては、出射端面から得られるビ
ームがスネルの法則によって斜め方向に曲げられる。こ
のSHG青色光源を光ディスク装置等に用いる場合に
は、パッケージの出射端面、すなわち、出射窓に対して
垂直方向にビームが出射されるように制御する必要があ
る。一般に、出射端面には出射窓(透明ガラスなど)が
取り付けられており、出射窓に対して斜め方向に光が出
射すると、その光を集光したときに非点収差が発生す
る。つまり、出射角や発光位置を高精度に制御する必要
がある。そして、このように出射角や発光位置が高精度
に制御されていると、光の伝達効率を大きくすることも
できる。
【0010】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、出射角や発光位置が高精度に制御されたコヒー
レント光源を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るコヒーレント光源の第1の構成は、少
なくとも半導体レーザと光導波路デバイスとがサブマウ
ント上に実装され、前記サブマウントがパッケージ内に
固定されて構成されたコヒーレント光源であって、前記
パッケージのサブマウント固定面に、前記サブマウント
を固定する際の基準マーカーが形成されていることを特
徴とする。このコヒーレント光源の第1の構成によれ
ば、基準マーカーを高精度に形成し、パッケージのサブ
マウント固定面に形成された基準マーカーを基準として
サブマウントを固定することにより、出射角や発光位置
が高精度に調整されたコヒーレント光源を実現すること
が可能となる。
【0012】また、前記本発明のコヒーレント光源の第
1の構成においては、前記光導波路デバイスの出射端面
と、前記基準マーカーによって検出される基準線又は2
個以上の基準点を結ぶ線から意図的に決定される仮想基
準線とがほぼ平行となるように、前記サブマウントが固
定されているのが好ましい。
【0013】また、前記本発明のコヒーレント光源の第
1の構成においては、前記光導波路デバイス上に、光導
波路を中心として導波方向に対称な位置に調整用マーカ
ーが形成されているのが好ましい。この好ましい構成に
よれば、両調整用マーカー間の中線を求めることによ
り、光導波路の位置を検出することができる。また、こ
の場合には、前記調整用マーカーが前記光導波路の両側
に平行に形成されたストライプ型マーカーであり、前記
光導波路の位置を前記2つのストライプ型マーカーの中
線とするのが好ましい。この好ましい構成によれば、光
導波路デバイスの出射端面の位置にかかわらず、調整用
マーカーが常に出射端面の両側に存在することとなるの
で、光導波路の位置を高精度に検出することができる。
また、この場合には、前記調整用マーカーによって検出
される前記光導波路と前記光導波路デバイスの出射端面
とのなす角をθ(<90゜)、前記光導波路の実効屈折
率をnとしたとき、前記パッケージの出射端面あるいは
出射窓の法線と前記基準線とのなす角θ3が下記(数1
0)〜(数12)の関係をほぼ満足するのが好ましい。 [数10] θ1=90゜−θ [数11] θ2=sin-1(n×sinθ1) [数12] θ3=90゜−θ2 この好ましい構成によれば、パッケージの出射端面に対
して垂直方向にビームが出射されるように制御すること
ができる。この場合にはさらに、前記光導波路デバイス
が第2高調波発生を利用した波長変換デバイスであり、
前記実効屈折率nが前記第2高調波光に対するものであ
るのが好ましい。パッケージから出射される光のうち、
利用される光が高調波光であり、高調波光がパッケージ
の出射端面に対して垂直に出射される必要があるからで
ある。また、この場合には、前記調整用マーカーによっ
て検出される前記光導波路と前記光導波路デバイスの出
射端面とのなす角θが87゜以下であるのが好ましい。
また、この場合には、前記調整用マーカーによって検出
される前記光導波路と前記光導波路デバイスの出射端面
との交点が、前記基準マーカによって検出される基準点
又は2個以上の基準点から意図的に決定される仮想基準
点を通る前記サブマウント固定面のほぼ法線上に位置す
るように、前記サブマウントが固定されているのが好ま
しい。この場合にはさらに、前記基準点が前記パッケー
ジの光の出射方向に対して左右非対称な位置に形成され
ているのが好ましい。左右対称な位置に基準点が形成さ
れている場合には、パッケージの片側のスペースが余っ
てしまい、パッケージの小型化が困難となる。
【0014】また、前記本発明のコヒーレント光源の第
1の構成においては、前記光導波路デバイスが第2高調
波発生を利用した波長変換デバイスであるのが好まし
い。
【0015】また、前記本発明のコヒーレント光源の第
1の構成においては、前記パッケージが金属、プラスチ
ック及びセラミックからなる群から選ばれる少なくとも
1つからなるのが好ましい。
【0016】また、前記本発明のコヒーレント光源の第
1の構成においては、前記基準マーカーが前記パッケー
ジのサブマウント固定面に形成された凹凸であるのが好
ましい。
【0017】また、前記本発明のコヒーレント光源の第
1の構成においては、前記基準マーカーが前記パッケー
ジのサブマウント固定面に形成された反射体又は光吸収
体であるのが好ましい。パッケージの材料としてプラス
チックやセラミックを用いた場合、凹凸ではコントラス
トが小さく、検出し難いからである。尚、反射体として
は、Au等の蒸着膜を用いることができる。また、例え
ば、パッケージ全体にAuのメタライズを施し、基準マ
ーカー部のみAuを蒸着しないことにより、光吸収体と
して機能させることができる。そして、これにより、基
準マーカーを高精度に検出することができる。
【0018】また、前記本発明のコヒーレント光源の第
1の構成においては、前記パッケージの出射端面に光を
取り出すための出射窓が形成されており、前記基準マー
カーが前記出射窓の中心を通る前記出射窓の法線である
のが好ましい。この好ましい構成によれば、パッケージ
に対して発光点位置を高精度に調整することができ、ま
た、パッケージの外側の面を基準面にしても発光点位置
を制御することができるため、コヒーレント光源を用い
た装置に固定する際に利便性が高い。また、この場合に
は、前記基準マーカーが前記出射窓から検出可能である
のが好ましい。光導波路デバイスが固定されたサブマウ
ントをハンドリングすると、上面からの検出を遮る場合
もあるが、この好ましい構成によれば、出射窓から観察
することができるため、ハンドリング方法を考慮する必
要もなく、利便性が高い。
【0019】また、本発明に係るコヒーレント光源の第
2の構成は、少なくとも半導体レーザと光導波路デバイ
スとがサブマウント上に実装され、前記サブマウントが
パッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント光源
であって、前記パッケージの出射端面に光を取り出すた
めの出射窓が形成されており、前記パッケージの出射端
面上において前記出射窓が左右非対称な位置に形成され
ていることを特徴とする。左右対称な位置に出射窓が形
成されている場合には、パッケージの片側のスペースが
余ってしまい、パッケージの小型化が困難となる。
【0020】また、本発明に係るコヒーレント光源の第
3の構成は、少なくとも半導体レーザと光導波路デバイ
スとがサブマウント上に実装され、前記サブマウントが
パッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント光源
であって、前記光導波路デバイス上の光導波路と前記パ
ッケージの側面とが略平行状態にあると共に、前記パッ
ケージの出射端面に光を取り出すための出射窓が形成さ
れ、かつ、前記パッケージの側面と前記出射窓とが垂直
関係になく、前記光導波路と前記光導波路デバイスの出
射端面とのなす角をθ(<90゜)、前記光導波路の実
効屈折率をnとしたとき、前記パッケージの前記出射窓
の法線と前記光導波路デバイスの出射端面とのなす角θ
3が下記(数13)〜(数15)の関係をほぼ満足する
ことを特徴とする。 [数13] θ1=90゜−θ [数14] θ2=sin-1(n×sinθ1) [数15] θ3=90゜−θ2 このコヒーレント光源の第3の構成によれば、半導体レ
ーザと光導波路デバイスが実装されたサブマウント、す
なわち光導波路とパッケージの側面とが平行となるよう
に、サブマウントをパッケージ内に固定することができ
るので、パッケージの幅を小さくして、コンパクト化を
図ることができる。
【0021】また、本発明に係るコヒーレント光源の第
4の構成は、少なくとも半導体レーザと光導波路デバイ
スとがサブマウント上に実装され、前記サブマウントが
パッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント光源
であって、前記パッケージの一部分に、前記サブマウン
トを固定する際の基準面が形成されていることを特徴と
する。このコヒーレント光源の第4の構成によれば、基
準面に光導波路デバイスの出射端面を当接させるという
簡単な操作によって出射角や発光位置が高精度に制御さ
れたコヒーレント光源を実現することが可能となる。
【0022】また、前記本発明のコヒーレント光源の第
4の構成においては、前記基準面に前記光導波路デバイ
スの出射端面が当接しているのが好ましい。
【0023】また、本発明に係るコヒーレント光源の製
造方法は、少なくとも半導体レーザと光導波路デバイス
とがサブマウント上に実装され、前記サブマウントがパ
ッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント光源の
製造方法であって、前記パッケージのサブマウント固定
面に形成された基準マーカーもしくは2個以上の基準点
から意図的に決定される仮想基準線又は仮想基準点を基
準として前記サブマウントを固定することを特徴とす
る。
【0024】また、前記本発明のコヒーレント光源の製
造方法においては、前記光導波路デバイスの出射端面と
前記基準マーカーによって検出される基準線とがほぼ平
行となるように、前記サブマウントを固定するのが好ま
しい。
【0025】また、前記本発明のコヒーレント光源の製
造方法においては、前記光導波路デバイス上の光導波路
を中心として導波方向に対称な位置に調整用マーカーを
形成し、前記調整用マーカーによって検出される前記光
導波路と前記光導波路デバイスの出射端面とのなす角を
θ(<90゜)、前記光導波路の実効屈折率をnとした
とき、前記パッケージの出射端面あるいは出射窓の法線
と前記基準線とのなす角θ3が下記(数16)〜(数1
8)の関係をほぼ満足するように、前記サブマウントを
固定するのが好ましい。 [数16] θ1=90゜−θ [数17] θ2=sin-1(n×sinθ1) [数18] θ3=90゜−θ2 また、この場合には、前記サブマウント固定面の法線方
向に位置する画像処理装置を用いて、前記光導波路と前
記光導波路デバイスの出射端面とのなす角θを測定した
後、上記(数16)、(数17)を用いてθ2を算出
し、前記基準線と前記光導波路デバイスの出射端面との
なす角が所定の値となるように調整するのが好ましい。
この好ましい方法によれば、光導波路デバイスの出射端
面加工時の角度ずれを補正することができる。
【0026】また、この場合には、前記調整用マーカー
によって検出される前記光導波路と前記光導波路デバイ
スの出射端面との交点が前記基準マーカによって検出さ
れる基準点又は2個以上の基準点から意図的に決定され
る仮想基準点を通る前記サブマウント固定面のほぼ法線
上に位置するように、前記サブマウントを固定するのが
好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。
【0028】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態におけるコヒーレント光源を示す概略構成
図である。
【0029】図1に示すように、本実施の形態のコヒー
レント光源においては、基本波として用いられる半導体
レーザとして、分布ブラッグ反射器(以下『DBR』と
記す)領域8と位相調整領域9と活性領域10とを有す
る0.85μm帯の100mW級AlGaAs系波長可
変DBR半導体レーザ1が用いられている。この波長可
変DBR半導体レーザ1においては、位相調整領域9と
DBR領域8への注入電流を同時に変化させることによ
り、連続的に発振波長を変化させることができる。ま
た、光導波路デバイスとしては、擬似位相整合(以下
『QPM』と記す)方式の光導波路型第2高調波発生
(以下『SHG』と記す)デバイス(光導波路型QPM
−SHGデバイス)2が用いられている。この光導波路
型QPM−SHGデバイス2は、0.5mm厚のX板M
gOドープLiNbO3 基板3の上面に形成された、光
導波路4とそれに直交する周期的な分極反転領域5とに
より構成されている。光導波路型QPM−SHGデバイ
ス2は、大きな非線形光学定数を利用することができ、
また、光導波路型であり、長い相互作用長とすることが
可能であるため、高い変換効率を実現することができ
る。尚、図2に示すように、光導波路型QPM−SHG
デバイス2上には、光導波路4を中心として導波方向に
対称な位置に調整用マーカー6が形成されている。すな
わち、この調整用マーカー6は、光導波路4の両側に光
導波路4と平行に形成されている。
【0030】以上のように、本実施の形態におけるコヒ
ーレント光源は、波長可変DBR半導体レーザ1と光導
波路型QPM−SHGデバイス2とにより構成されるS
HG青色光源である。波長可変DBR半導体レーザ1と
光導波路型QPM−SHGデバイス2は、それぞれ活性
層面、光導波路形成面が対向するように、Siサブマウ
ント7の上面に固定されている。
【0031】以下に、光導波路型QPM−SHGデバイ
スの作製方法について説明する。
【0032】上記したように、光導波路型QPM−SH
Gデバイス2は、0.5mm厚のX板MgOドープLi
NbO3 基板3上に形成された、光導波路4とそれに直
交する周期的な分極反転領域5とにより構成されている
(図1、図2参照)。周期的な分極反転領域5は、櫛形
の電極をX板MgOドープLiNbO3 基板3上に形成
し、電界を印加することによって形成される。光導波路
4は、周期的な分極反転領域5と直交する方向に形成さ
れるが、このとき同時に、調整用マーカー6も形成され
る。すなわち、X板MgOドープLiNbO3 基板3上
にTa膜を蒸着し、露光工程とドライエッチング工程と
により、光導波路4を形成するための幅5μmのストラ
イプマスクと調整用マーカー6とが同時に形成される。
そして、ピロリン酸(200℃、7分)中でプロトン交
換を行い、アニール処理(330℃、200分)を施す
ことにより、光導波路4が形成される。その後、調整用
マーカー6をレジストでマスキングし、ウエットエッチ
ングを施すことにより、Ta膜が除去される。最後に、
SiO2 の保護膜を形成することにより、調整用マーカ
ー6が形成された光導波路型QPM−SHGデバイス2
が作製される。
【0033】図2に示すように、本実施の形態における
光導波路型QPM−SHGデバイス2は、出射端面が斜
めにカットされている。光導波路4と光導波路型QPM
−SHGデバイス2の出射端面とのなす角θは87゜以
下であるのが望ましく、本実施の形態においてはθ=8
4゜に設定されている。これにより、波長可変DBR半
導体レーザ1への戻り光量は1000分の1程度に低減
される。一方、光導波路型QPM−SHGデバイス2の
入射端面は、波長可変DBR半導体レーザ1との高効率
光結合を実現するために、光導波路4に対して垂直に形
成されている。尚、光導波路型QPM−SHGデバイス
2の出射端面には、青色光に対する無反射コートが形成
されている。
【0034】本実施の形態においては、調整用マーカー
6としてストライプ型のマーカーが用いられている。す
なわち、両ストライプ型のマーカーの中線上に光導波路
4が形成されている。ストライプ型のマーカーは、光導
波路型QPM−SHGデバイス2の出射端面の位置にか
かわらず、常に出射端面の両側に存在するため、光導波
路4の位置を高精度に検出するのに適した形状である。
調整用マーカー6は、光導波路4の形成時にTaマスク
を残すことによって形成されるので、Taマスクを形成
する際のフォトマスクの作製精度に依存し、高精度に形
成することができる。そのため、調整用マーカー6と光
導波路4とは平行であり、調整用マーカー6と光導波路
型QPM−SHGデバイス2の出射端面とのなす角を測
定することにより、光導波路4と光導波路型QPM−S
HGデバイス2の出射端面とのなす角θを測定すること
ができる。本実施の形態においては、θ=84.2゜で
あった。
【0035】測定によって得られた光導波路4と光導波
路型QPM−SHGデバイス2の出射端面とのなす角θ
より、パッケージへの実装角度が求められ、波長可変D
BR半導体レーザ1と光導波路型QPM−SHGデバイ
ス2が実装されたSiサブマウント7がパッケージに固
定される。
【0036】図3に、本実施の形態で用いられるパッケ
ージの断面を示す。
【0037】図3に示すように、パッケージ11のSi
サブマウント固定面には、基準マーカー(基準線A)が
形成されている。基準線Aは、光導波路4と光導波路型
QPM−SHGデバイス2の出射端面との設定角θ=8
4゜に対応したものとなっている。X板MgOドープL
iNbO3 基板3上のプロトン交換光導波路4におい
て、高調波光(青色光)に対する実効屈折率nは2.3
2である。ここで、高調波光(青色光)に対する実効屈
折率が用いられるのは、パッケージ11から出射される
光のうち、利用される光が高調波光であり、高調波光が
パッケージ11の出射端面、すなわち、出射窓に対して
垂直に出射される必要があるからである。そのため、図
2において、光導波路4と光導波路型QPM−SHGデ
バイス2の出射端面とのなす角がθ=84゜(<90
゜)であるとき、青色光は、下記(数19)、(数2
0)を満たすθ2の方向に端面から出射する。 [数19] θ1=90゜−θ [数20] θ2=sin-1(n×sinθ1) また、基準線Aとパッケージ11の出射端面の法線との
なす角θ3は、下記(数21)によって規定される。
尚、本実施の形態において、パッケージの出射端面と光
を取り出すための出射窓は平行である。 [数21] θ3=90゜−θ2 上記(数19)〜(数21)に具体的数値を入れて計算
すると、基準線Aとパッケージ11の出射端面の法線と
のなす角θ3は75.97゜となる。
【0038】図3に示すように、パッケージ11の出射
端面には、光を取り出すための出射窓12が設けられて
いる。パッケージ11のSiサブマウント固定面には、
基準マーカー(基準線Aと基準線B)が形成されてい
る。ここで、基準線Bは、出射窓12からの法線となっ
ている。
【0039】光導波路型QPM−SHGデバイス2は、
その出射端面とパッケージ11の基準線Aとが平行とな
るように、パッケージ11のSHG青色光源実装面の法
線方向に位置する画像処理装置を用いて調整される。さ
らに、SHG青色光源の発光点D(図2参照)が所望の
位置に調整される。図2に示すように、本実施の形態に
おいては、2本のストライプ型のマーカー(調整用マー
カー6)の中線上に光導波路4が位置しているため、そ
の中線と光導波路型QPM−SHGデバイス2の出射端
面との交点が発光点Dとなる。また、基準線Aと基準線
Bとの交点が、発光点Dを調整するための基準点Cとな
り、この基準点Cはパッケージ11の光の出射方向に対
して左右非対称な位置に設けられている。発光点Dと基
準点Cは、両者が一致するように画像処理装置を用いて
調整され、その後、SHG青色光源のSiサブマウント
7が接着剤を用いてパッケージ11に固定される。すな
わち、調整用マーカー6によって検出される光導波路4
と光導波路型QPM−SHGデバイス2の出射端面との
交点(発光点D)が基準線Aと基準線Bとの交点(基準
点C)を通るSiサブマウント固定面の法線上に位置す
るように、Siサブマウント7が固定される。
【0040】尚、本実施の形態においては、発光点Dを
調整するための基準点Cを、基準線Aと基準線Bとの交
点としているが、基準線A及び基準線Bを形成せずに、
2個以上の基準マーカー(基準点)を形成した場合に
は、基準マーカーを結んだ仮想線を基準線A及び基準線
Bとして想定して、発光点Dを調整するための基準点C
を求めることができる。この場合、実際に基準点Cを形
成してもよい。
【0041】実際に、2個以上の基準マーカーが形成さ
れ、仮想基準線A’、B’を求める構成及び方法につい
て、図4を用いて説明する。
【0042】図4(a)に示すパッケージ11において
は、2個以上の基準点を結ぶ線から意図的に決定される
仮想基準線として、2つの基準マーカー(基準点E及び
基準点F)から得られる仮想基準線A’と、2つの基準
マーカー(基準点G及び基準点H)から得られる仮想基
準線B’とが用いられている。また、仮想基準線A’及
び仮想基準線B’から仮想基準点C’が得られるように
なっている。そして、仮想基準線A’と光導波路型QP
M−SHGデバイス2(図2参照)の出射端面とが平行
となるように調整し、さらに、発光点D(図2参照)と
仮想基準点C’とが一致するように調整することによ
り、光導波路型QPM−SHGデバイス2から出射する
高調波光のパッケージ11に対する発光点D及び発光方
向を高精度に調整することができる。
【0043】図4(a)に示す基準マーカーは、パッケ
ージ11の側面に形成された三角形状の突起となってい
る。この場合、三角の頂点を基準とすることができるた
め、仮想基準線を高精度に得ることができる。また、S
HG青色光源のSiサブマウント7(図1参照)をパッ
ケージ11に固定した後においても、仮想基準線A’を
検出することができるため、Siサブマウント固定後の
検査も容易に実施することができる。
【0044】図4(b)に示すパッケージ11において
は、2個以上の基準点を結ぶ線から意図的に決定される
仮想基準線として、2つの基準マーカー(基準点E及び
基準点F)から得られる仮想基準線A’が用いられてい
る。また、パッケージ11のSiサブマウント固定面に
形成された基準点Iから仮想基準点C’が得られるよう
になっている。そして、仮想基準線A’と光導波路型Q
PM−SHGデバイス2(図2参照)の出射端面とが平
行となるように調整し、さらに、発光点D(図2参照)
と仮想基準点C’とが一致するように調整することによ
り、光導波路型QPM−SHGデバイス2から出射する
高調波光のパッケージ11に対する発光点D及び発光方
向を高精度に調整することができる。
【0045】パッケージ11の材料としては、金属、プ
ラスチック、セラミック等を用いることができる。
【0046】また、基準線A、B等の基準マーカーは、
例えば、パッケージ11のSiサブマウント固定面を凹
凸加工することによって形成することができる。また、
基準マーカーとしては、反射体や光吸収体を用いること
もできる。パッケージ11の材料としてプラスチックや
セラミックを用いた場合、凹凸ではコントラストが小さ
く、検出しにくくなるからである。尚、反射体として
は、Au等の蒸着膜を用いることができる。また、例え
ば、パッケージ全体にAuのメタライズを施し、基準マ
ーカー部のみAuを蒸着しないことにより、光吸収体と
して機能させることができる。そして、これにより、基
準マーカーを高精度に検出することができる。
【0047】本実施の形態のように、調整用マーカー6
を、光導波路4の形成時にTaマスクを残すことによっ
て形成した場合、調整用マーカー6は光導波路4に対し
て高精度に形成されるため、発光点Dの位置も高精度に
検出することができる。その結果、出射角だけでなく、
発光点Dの位置も高精度に調整して、SHG青色光源の
Siサブマウント7をパッケージ11に固定することが
できる。
【0048】尚、本実施の形態においては、調整用マー
カー6としてストライプ型のマーカーが用いられている
が、角形、丸形、十字形などのマーカーであっても、光
導波路4に対して中心対称に存在すれば同様の効果を得
ることができる。
【0049】本実施の形態のように、発光点Dと基準点
C(あるいは仮想基準点C’)を一致させることによ
り、SHG青色光源のパッケージ11に対する発光点位
置も一定にすることができる。光ディスク装置等への応
用を考えた場合、コリメートレンズ等の光学系の位置調
整を簡素化することができるため、そのメリットは大き
い。
【0050】本実施の形態で用いられた光導波路型QP
M−SHGデバイス2において、光導波路4と光導波路
型QPM−SHGデバイス2の出射端面とのなす角θ
は、84゜の設定に対して84.2゜であった。そのた
め、出射角θ2は13.56゜であった。よって、パッ
ケージ11の出射窓12(あるいは出射端面)に対して
0.47゜の角度をもって青色光が出射した。この値
は、光ディスク装置などで要望される出射方向の許容値
±1゜程度を満足している。
【0051】しかし、光導波路4と光導波路型QPM−
SHGデバイス2の出射端面とのなす角θは、加工方法
によってばらつく場合もある。以下、そのような場合に
対する調整方法及び実装方法について説明する。
【0052】まず、パッケージ11のSHG青色光源実
装面の法線方向に位置する画像処理装置を用いて、光導
波路4と光導波路型QPM−SHGデバイス2の出射端
面とのなす角θを測定する。次に、上記(数19)、
(数20)を用いて出射角θ2を算出する。光導波路4
と光導波路型QPM−SHGデバイス2の出射端面との
なす角θが85゜の場合、出射角θ2は11.67゜と
なる。よって、基準線Aと光導波路型QPM−SHGデ
バイス2の出射端面とのなす角θ4が2.36゜となる
ように調整することにより(図5参照)、導波路型QP
M−SHGデバイス2の出射端面加工時の角度ずれを補
正することができる。導波路型QPM−SHGデバイス
2の出射端面加工時の角度ずれを補正した後、光導波路
4の発光点Dとパッケージ11の基準点Cを、両者が一
致するように画像処理装置を用いて調整し、SHG青色
光源のSiサブマウント7を、接着剤を用いてパッケー
ジ11に固定した。これにより、出射角θ2のずれを極
限まで小さくすることができた。
【0053】本実施の形態においては、光導波路型QP
M−SHGデバイス2の光導波路4と出射端面とのなす
角を6゜に設定することにより、戻り光量も500分の
1に低減することができ、出射端面の無反射(anti-ref
lection:AR)コートの反射率0.5%に対して、戻り
光量を0.001%まで低減することができた。そのた
め、安定な波長可変特性、及びノイズ光の低減を実現す
ることができた。
【0054】サブマウント上に半導体レーザと光導波路
デバイスとを実装して構成されたコヒーレント光源をパ
ッケージに固定するとき、サブマウントに対して出射方
向が傾く要因として以下の項目を挙げることができる。
【0055】(1)半導体レーザの実装角度 (2)光導波路デバイスの入射端面の加工精度 (3)光導波路デバイスの出射端面の斜め角及びその加
工精度 上記(1)及び(2)の要因は、本実施の形態のように
出射端面とパッケージの基準線を調整することによって
解決することができるため、本発明の実用的効果は大き
い。また、上記(3)の要因も、光導波路と出射端面と
のなす角を測定し、基準線に対して補正することによっ
て解決することができるため、本発明の実用的効果は大
きい。
【0056】サブマウントを基準にしてパッケージに固
定する場合、上記(1)〜(3)の要因により、発光点
や出射角がパッケージに対してばらついてしまう。本実
施の形態のように、パッケージに基準線や基準点を形成
し、光導波路型QPM−SHGデバイスにも高精度の調
整用マーカーを形成することにより、パッケージに対す
る発光点や出射角を調整することができる。そして、パ
ッケージに対する発光点や出射角のばらつきを低減する
ことにより、光ディスク装置等に応用した場合の光利用
効率のばらつきも低減することができるため、歩留まり
等を考慮した必要とされる光出力も小さくすることがで
き、その実用的効果は大きい。
【0057】一般に、半導体レーザにおいては、外部か
らの戻り光によってノイズ増大現象を生じる。また、光
ディスク装置等においては、ノイズの小さいコヒーレン
ト光源が要求される。半導体レーザと光導波路デバイス
(波長変換デバイス)とにより構成されるSHG光源に
おいては、波長変換させた高調波光が用いられるため
に、外部からの戻り光は半導体レーザのノイズ増大には
影響しない。しかし、波長変換デバイスからの戻り光が
あると、同様のノイズ増大現象が生じる。特開2000
−171653に開示されているように、光導波路型波
長変換デバイスの出射端面を斜めにカットすることによ
り、波長変換デバイスの出射端面からの戻り光を小さく
することができる。波長変換デバイスの出射端面を斜め
にカットする構成は、特に第2高調波発生(SHG)を
利用した波長変換デバイスに有効であり、これにより低
ノイズの短波長光源を実現することができる。本実施の
形態のように、基準線及び基準点が形成されたパッケー
ジに、半導体レーザと出射端面が斜めにカットされた光
導波路型波長変換デバイスとにより構成されるSHG光
源を実装することにより、パッケージに対する発光点や
出射角のばらつきを低減することができ、その実用的効
果は大きい。
【0058】本実施の形態において、光導波路デバイス
の光導波路と出射端面とのなす角は84゜であった。こ
れにより、安定な波長変換特性、ノイズの小さい高調波
光の発生が実現されている。現状の技術では、ARコー
トの反射率は0.1%程度が可能である。光導波路と出
射端面とのなす角が86゜の場合、戻り光の低減効果は
100分の1程度である。よって、本実施の形態と同様
に、戻り光量を0.001%まで低減することができる
ため、安定な波長変換特性とノイズの小さい高調波光の
発生を実現することができる。
【0059】本実施の形態のパッケージは、出射窓がパ
ッケージの出射端面に対して、中心対称(左右対称)な
位置になく、また、基準線Bも中心対称な位置にないこ
と(左右非対称)を特徴としている。図6に示すよう
に、中心対称な位置に基準線Bが存在している場合に
は、パッケージ11の片側(図6では下半分)のスペー
スが余ってしまい、パッケージ11の小型化が困難とな
る。従って、出射端面が斜めにカットされた光導波路デ
バイスを用いて構成されるSHG光源用のパッケージと
しては、本実施の形態のように左右非対称構造の出射窓
12を設けることが実用的に有効な構成である。
【0060】コヒーレント光源を光ディスク装置等の光
情報処理装置に応用する場合、光の出射方向がパッケー
ジの出射端面、すなわち、出射窓に垂直であることが必
要とされる。その理由は、発散光の経路中に斜めに透明
板が挿入されると、光を集光する際に非点収差が発生す
るからである。
【0061】図7に示すコヒーレント光源においては、
出射窓12がパッケージ11の側面に対しても垂直であ
り、出射光がパッケージ11と平行な方向に得られる。
しかし、パッケージ11の出射端面もしくは出射窓12
を斜めにすることにより(パッケージ11の側面とパッ
ケージ11の出射端面もしくは出射窓12とが垂直関係
にないように構成することにより)、さらにコンパクト
な構成とすることができる。図8に、その構成を示す。
青色光の出射方向については、図2を用いて説明する。
【0062】図2において、光導波路4と光導波路型Q
PM−SHGデバイス2の出射端面とのなす角がθ=8
4゜(<90゜)であるとき、青色光は、下記(数2
2)、(数23)を満たすθ2の方向に端面から出射す
る。 [数22] θ1=90゜−θ [数23] θ2=sin-1(n×sinθ1) また、基準線Aとパッケージ11の出射端面もしくは出
射窓12の法線とのなす角θ3は、下記(数24)によ
って規定される。 [数24] θ3=90゜−θ2 上記(数22)〜(数24)に具体的数値を入れて計算
すると、基準線Aとパッケージ11の出射端面の法線と
のなす角θ3は75.97゜となる。
【0063】図8に示すように、パッケージ11の出射
端面には、光を取り出すための出射窓12が設けられて
おり、パッケージ11の出射端面(出射窓12)の傾き
角θ5は、下記(数25)によって規定される。 [数25] θ5=90゜−θ3−θ1 本実施の形態においてはθ1=6゜であるため、θ3=
75.97゜となり、上記(数25)より、θ5=8.
03゜となる。
【0064】図8に示すパッケージの構成を用いれば、
波長可変DBR半導体レーザ1と光導波路型QPM−S
HGデバイス2が実装されたSiサブマウント7、すな
わち光導波路とパッケージ11の側面とが平行となるよ
うに、Siサブマウント7をパッケージ11内に固定す
ることができるので、パッケージ11の幅を小さくし
て、コンパクト化を図ることができる。
【0065】尚、図8に示す構成においては、パッケー
ジ11の出射端面と光を取り出すための出射窓12とが
平行になっているが、パッケージ11の断面形状を長方
形にしても同様の効果を得ることができる。この場合に
は、基準線Aと出射窓12の法線とのなす角がθ3とな
るように設計すればよい。
【0066】図8に示す構成においても、基準線Aと光
導波路型QPM−SHGデバイス2の出射端面とが平行
になるように調整し、さらに、基準点Cと発光点D(図
2参照)とが一致するように調整することにより、パッ
ケージ11に対する光の発光点D及び発光角を高精度に
調整することが可能となる。従って、光ディスク装置等
の光情報処理装置に搭載する場合において、光利用効率
のばらつきをも低減することができるので、歩留まり等
を考慮した必要とされる光出力をも小さくすることがで
き、その実用的効果は大きい。
【0067】また、図8に示すコヒーレント光源におい
ては、パッケージ11の内部に形成された基準点を結ぶ
仮想基準線A’及び仮想基準線B’を求め、それを基準
にして、波長可変DBR半導体レーザ1と光導波路型Q
PM−SHGデバイス2が実装されたSiサブマウント
7を調整し、固定することもできる。この場合、2個以
上の基準点を結ぶ線から意図的に決定される仮想基準線
として、ある基準点を基準にして検出画像内で得られる
基準線を仮想基準線として設定しても、高精度に出射角
や出射位置を制御することができる。
【0068】図9(a)に、パッケージの側面に基準点
が形成されたパッケージの概略構成を示す。図9(a)
に示すように、基準点J及び基準点Kから仮想基準線
B’が得られる。図9(b)に、画像検出された像を示
す。図9(b)に示すように、画像上には予め基準線
A、基準線B、基準点Lが形成されている(基準線Aと
基準線Bの交点を基準点Mとする)。
【0069】検出画像上では基準線Aと基準線Bが予め
ある角度θ3をもって形成されているので、仮想基準線
B’と基準線B、基準点Jと基準点Mがそれぞれ一致す
るようにパッケージ11を調整すれば、意図的に仮想基
準線A’を決定することができる。光導波路型QPM−
SHGデバイスの出射端面と基準線Aとが一致し、さら
には発光点D(図2参照)と基準点Cとが一致するよう
に、Siサブマウントを調整すれば、パッケージ11の
出射窓12(出射端面)に対して、発光点Dや発光角を
制御することができる。
【0070】この場合においても、図8に示す構成の場
合と同様に、光ディスク装置等の光情報処理装置に搭載
する場合において、光利用効率のばらつきをも低減する
ことができるので、歩留まり等を考慮した、必要とされ
る光出力をも小さくすることができ、その実用的効果は
大きい。
【0071】[第2の実施の形態]図10は本発明の第
2の実施の形態におけるコヒーレント光源を示す概略構
成図である。
【0072】図10に示すように、本実施の形態におけ
るコヒーレント光源も、上記第1の実施の形態と同様
に、波長可変DBR半導体レーザ1と光導波路型QPM
−SHGデバイス2とにより構成されるSHG青色光源
であり、波長可変DBR半導体レーザ1と光導波路型Q
PM−SHGデバイス2は、それぞれ活性層面、光導波
路形成面が対向するように、Siサブマウント7の上面
に固定されている。また、上記第1の実施の形態と同様
に、光導波路型QPM−SHGデバイス2の出射端面が
斜めにカットされている。
【0073】パッケージ11には、Siサブマウント固
定面13と垂直な内側端面をパッケージ11の長手方向
に対して斜めに形成することにより、基準面14が設け
られている。この基準面14は、上記第1の実施の形態
における基準線Aと平行に設けられている。そして、波
長可変DBR半導体レーザ1及び光導波路型QPM−S
HGデバイス2が実装されたSiサブマウント7をパッ
ケージ11内のSiサブマウント固定面13に固定する
際に、光導波路型QPM−SHGデバイス2の斜めにカ
ットされた出射端面を基準面14に当接させることによ
り、光導波路型QPM−SHGデバイス2をパッケージ
11内の所望の位置に固定することができる。
【0074】本実施の形態によれば、画像調整すること
なく、基準面14に光導波路型QPM−SHGデバイス
2の出射端面を当接させるという簡単な操作によって位
置決めを行うため、実装に要する時間を低減することが
できる。
【0075】尚、基準線B等の他の構成は上記第1の実
施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0076】[第3の実施の形態]図11は本発明の第
3の実施の形態におけるコヒーレント光源のパッケージ
を示す概略構成図((a)は断面図、(b)は端面図)
である。
【0077】図11に示すように、本実施の形態におけ
るコヒーレント光源のパッケージ11には、その出射端
面の左右非対称な位置に光を取り出すための出射窓12
が設けられている。また、パッケージ11のSiサブマ
ウント固定面には、凹溝を形成することによって基準マ
ーカー(基準線B)が設けられており、この基準線Bは
出射窓12の中心を通る出射窓12の法線となってい
る。光導波路型QPM−SHGデバイスが固定されたS
iサブマウントをハンドリングすると、上面からの検出
を遮る場合もあるが、基準線Bを上記のような形で設け
たことにより、基準線Bを出射窓12から観察すること
ができるため、ハンドリング方法を考慮する必要もな
く、利便性が高い。
【0078】尚、基準線A等の他の構成は上記第1の実
施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出射角や発光位置が高精度に制御されたコヒーレント光
源を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるコヒーレン
ト光源(パッケージなし)を示す概略構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるコヒーレン
ト光源を構成する光導波路デバイスを示す平面図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるパッケージ
を示す断面図
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるパッケージ
の他の例を示す断面図
【図5】本発明の第1の実施の形態における光導波路の
出射端面加工時の角度ずれの補正方法を示す概略構成図
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるパッケージ
の左右対称な位置に出射窓が設けられている状態を示す
概略構成図
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるパッケージ
に固定された状態のコヒーレント光源を示す概略構成図
【図8】(a)は本発明の第1の実施の形態におけるパ
ッケージに固定された状態のコヒーレント光源の他の例
を示す断面図、(b)はそのパッケージを示す断面図
【図9】(a)は本発明の第1の実施の形態におけるパ
ッケージのさらに他の例を示す断面図、(b)は画像検
出された像を示す模式図
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるコヒーレ
ント光源を示す概略構成図
【図11】本発明の第3の実施の形態におけるコヒーレ
ント光源のパッケージを示す概略構成図((a)は断面
図、(b)は端面図)
【図12】光導波路型QPM―SHGデバイスを用いた
SHG青色光源の概略構成
【符号の説明】
1 波長可変DBR半導体レーザ 2 光導波路型QPM−SHGデバイス 4 光導波路 6 調整用マーカー 7 Siサブマウント 11 パッケージ 12 出射窓 A、B 基準線(基準マーカー) C、E、F、G、H、I 基準点 D 発光点 A’、B’ 仮想基準線 C’ 仮想基準点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 和久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 瀧川 信一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA03 MA07 NA02 PA05 PA12 PA24 QA03 RA08 TA11 2K002 AB12 BA01 CA03 DA06 EA25 FA26 FA27 5F073 AA65 AB23 AB25 BA06 CA07 EA26 FA13 FA23 FA30

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも半導体レーザと光導波路デバ
    イスとがサブマウント上に実装され、前記サブマウント
    がパッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント光
    源であって、前記パッケージのサブマウント固定面に、
    前記サブマウントを固定する際の基準マーカーが形成さ
    れていることを特徴とするコヒーレント光源。
  2. 【請求項2】 前記光導波路デバイスの出射端面と、前
    記基準マーカーによって検出される基準線又は2個以上
    の基準点を結ぶ線から意図的に決定される仮想基準線と
    がほぼ平行となるように、前記サブマウントが固定され
    ている請求項1に記載のコヒーレント光源。
  3. 【請求項3】 前記光導波路デバイス上に、光導波路を
    中心として導波方向に対称な位置に調整用マーカーが形
    成された請求項1又は2に記載のコヒーレント光源。
  4. 【請求項4】 前記調整用マーカーが前記光導波路の両
    側に平行に形成されたストライプ型マーカーであり、前
    記光導波路の位置を前記2つのストライプ型マーカーの
    中線とする請求項3に記載のコヒーレント光源。
  5. 【請求項5】 前記調整用マーカーによって検出される
    前記光導波路と前記光導波路デバイスの出射端面とのな
    す角をθ(<90゜)、前記光導波路の実効屈折率をn
    としたとき、前記パッケージの出射端面あるいは出射窓
    の法線と前記基準線とのなす角θ3が下記(数1)〜
    (数3)の関係をほぼ満足する請求項3又は4に記載の
    コヒーレント光源。 [数1] θ1=90゜−θ [数2] θ2=sin-1(n×sinθ1) [数3] θ3=90゜−θ2
  6. 【請求項6】 前記調整用マーカーによって検出される
    前記光導波路と前記光導波路デバイスの出射端面とのな
    す角θが87゜以下である請求項3又は4に記載のコヒ
    ーレント光源。
  7. 【請求項7】 前記調整用マーカーによって検出される
    前記光導波路と前記光導波路デバイスの出射端面との交
    点が、前記基準マーカによって検出される基準点又は2
    個以上の基準点から意図的に決定される仮想基準点を通
    る前記サブマウント固定面のほぼ法線上に位置するよう
    に、前記サブマウントが固定されている請求項3〜6の
    いずれかに記載のコヒーレント光源。
  8. 【請求項8】 前記基準点が前記パッケージの光の出射
    方向に対して左右非対称な位置に形成されている請求項
    7に記載のコヒーレント光源。
  9. 【請求項9】 前記光導波路デバイスが第2高調波発生
    を利用した波長変換デバイスである請求項1〜8のいず
    れかに記載のコヒーレント光源。
  10. 【請求項10】 前記光導波路デバイスが第2高調波発
    生を利用した波長変換デバイスであり、前記実効屈折率
    nが前記第2高調波光に対するものである請求項5に記
    載のコヒーレント光源。
  11. 【請求項11】 前記パッケージが金属、プラスチック
    及びセラミックからなる群から選ばれる少なくとも1つ
    からなる請求項1〜10のいずれかに記載のコヒーレン
    ト光源。
  12. 【請求項12】 前記基準マーカーが前記パッケージの
    サブマウント固定面に形成された凹凸である請求項1〜
    11のいずれかに記載のコヒーレント光源。
  13. 【請求項13】 前記基準マーカーが前記パッケージの
    サブマウント固定面に形成された反射体又は光吸収体で
    ある請求項1〜12のいずれかに記載のコヒーレント光
    源。
  14. 【請求項14】 前記パッケージの出射端面に光を取り
    出すための出射窓が形成されており、前記基準マーカー
    が前記出射窓の中心を通る前記出射窓の法線である請求
    項1に記載のコヒーレント光源。
  15. 【請求項15】 前記基準マーカーが前記出射窓から検
    出可能である請求項14に記載のコヒーレント光源。
  16. 【請求項16】 少なくとも半導体レーザと光導波路デ
    バイスとがサブマウント上に実装され、前記サブマウン
    トがパッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント
    光源であって、前記パッケージの出射端面に光を取り出
    すための出射窓が形成されており、前記パッケージの出
    射端面上において前記出射窓が左右非対称な位置に形成
    されていることを特徴とするコヒーレント光源。
  17. 【請求項17】 少なくとも半導体レーザと光導波路デ
    バイスとがサブマウント上に実装され、前記サブマウン
    トがパッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント
    光源であって、前記光導波路デバイス上の光導波路と前
    記パッケージの側面とが略平行状態にあると共に、前記
    パッケージの出射端面に光を取り出すための出射窓が形
    成され、かつ、前記パッケージの側面と前記出射窓とが
    垂直関係になく、前記光導波路と前記光導波路デバイス
    の出射端面とのなす角をθ(<90゜)、前記光導波路
    の実効屈折率をnとしたとき、前記パッケージの前記出
    射窓の法線と前記光導波路デバイスの出射端面とのなす
    角θ3が下記(数4)〜(数6)の関係をほぼ満足する
    ことを特徴とするコヒーレント光源。 [数4] θ1=90゜−θ [数5] θ2=sin-1(n×sinθ1) [数6] θ3=90゜−θ2
  18. 【請求項18】 少なくとも半導体レーザと光導波路デ
    バイスとがサブマウント上に実装され、前記サブマウン
    トがパッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント
    光源であって、前記パッケージの一部分に、前記サブマ
    ウントを固定する際の基準面が形成されていることを特
    徴とするコヒーレント光源。
  19. 【請求項19】 前記基準面に前記光導波路デバイスの
    出射端面が当接している請求項18に記載のコヒーレン
    ト光源。
  20. 【請求項20】 少なくとも半導体レーザと光導波路デ
    バイスとがサブマウント上に実装され、前記サブマウン
    トがパッケージ内に固定されて構成されたコヒーレント
    光源の製造方法であって、前記パッケージのサブマウン
    ト固定面に形成された基準マーカーもしくは2個以上の
    基準点から意図的に決定される仮想基準線又は仮想基準
    点を基準として前記サブマウントを固定することを特徴
    とするコヒーレント光源の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記光導波路デバイスの出射端面と前
    記基準マーカーによって検出される基準線とがほぼ平行
    となるように、前記サブマウントを固定する請求項20
    に記載のコヒーレント光源の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記光導波路デバイス上の光導波路を
    中心として導波方向に対称な位置に調整用マーカーを形
    成し、前記調整用マーカーによって検出される前記光導
    波路と前記光導波路デバイスの出射端面とのなす角をθ
    (<90゜)、前記光導波路の実効屈折率をnとしたと
    き、前記パッケージの出射端面あるいは出射窓の法線と
    前記基準線とのなす角θ3が下記(数7)〜(数9)の
    関係をほぼ満足するように、前記サブマウントを固定す
    る請求項20に記載のコヒーレント光源の製造方法。 [数7] θ1=90゜−θ [数8] θ2=sin-1(n×sinθ1) [数9] θ3=90゜−θ2
  23. 【請求項23】 前記サブマウント固定面の法線方向に
    位置する画像処理装置を用いて、前記光導波路と前記光
    導波路デバイスの出射端面とのなす角θを測定した後、
    上記(数7)、(数8)を用いてθ2を算出し、前記基
    準線と前記光導波路デバイスの出射端面とのなす角が所
    定の値となるように調整する請求項22に記載のコヒー
    レント光源の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記調整用マーカーによって検出され
    る前記光導波路と前記光導波路デバイスの出射端面との
    交点が前記基準マーカによって検出される基準点又は2
    個以上の基準点から意図的に決定される仮想基準点を通
    る前記サブマウント固定面のほぼ法線上に位置するよう
    に、前記サブマウントを固定する請求項22又は23に
    記載のコヒーレント光源。
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