JP2003040747A - 酸化染毛剤組成物 - Google Patents
酸化染毛剤組成物Info
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- JP2003040747A JP2003040747A JP2001226196A JP2001226196A JP2003040747A JP 2003040747 A JP2003040747 A JP 2003040747A JP 2001226196 A JP2001226196 A JP 2001226196A JP 2001226196 A JP2001226196 A JP 2001226196A JP 2003040747 A JP2003040747 A JP 2003040747A
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Abstract
効果に優れる酸化染毛剤組成物を提供する。 【解決手段】 主要中間体及びカプラーよりなる酸化染
料を含有する酸化染毛剤組成物において、アスコルビン
酸類を1〜20重量%、及び炭酸塩を含有することを特
徴とする酸化染毛剤組成物。
Description
るもので、詳しくは、地肌汚れの少ない酸化染毛剤組成
物に関するものである。
有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤よりなる二剤
型の酸化染毛剤が広く利用されている。これら酸化染毛
剤は、主にアルカリ性条件下で毛髪を膨潤させ、毛小皮
を開いて種々の酸化染料を毛髪内部に浸透させ、過酸化
水素などの酸化剤を用いることにより酸化重合させて発
色させるのであるが、その染料の組み合わせや配合比率
により重合の度合いが異なり、重合体の色も変化する。
そのため、これらの酸化染毛剤は要望に応じた種々の色
調に毛髪を染色することができ、しかも、その染毛力も
優れているので非常に便利なものであり、広く利用され
ていた。
毛剤を用いた場合、染毛力は高いものの地肌に染着しや
すく、また頭皮や皮膚に染着した染毛剤を除去するのが
困難であった。そこで、地肌への染着を防止するための
試みが数多くなされてきたが、地肌汚れを抑えるのと同
時に染毛力も低下してしてしまうことがあり、その改善
が望まれていた。
み鋭意検討を重ねた結果、通常、酸化防止剤として少量
配合されているアスコルビン酸類を過剰量配合し、更に
炭酸塩を組み合わせることにより、染毛力を低下させる
ことなく、地肌汚れ防止効果に優れる酸化染毛剤が得ら
れることを見出し、本発明を完成するに至った。
ラーよりなる酸化染料を含有する酸化染毛剤であって、
アスコルビン酸類を1〜20重量%、及び炭酸塩を含有
することを特徴とする酸化染毛剤組成物を提供するもの
である。以下、本発明の構成について詳しく説明する。
る酸化染料は、通常、主要中間体とカプラーとに分けら
れる。主要中間体としては、フェニレンジアミン類、ア
ミノフェノール類、ジアミノピリジン類等およびそれら
の塩類の1種又は2種以上が挙げられる。塩類としては
塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等が挙げられる。これらの中で
もp−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミ
ン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−p−フェ
ニレンジアミン、N−(β−ヒドロキシエチル)−N−
エチル−p−フェニレンジアミン、2−(β−ヒドロキ
シエチル)−p−フェニレンジアミン及びそれらの塩類
が、効果の点から好ましい。さらに好ましくは、トルエ
ン−2,5−ジアミン、N,N−ビス(β−ヒドロキシ
エチル)−p−フェニレンジアミン、2−β−ヒドロキ
シエチル−p−フェニレンジアミン及びそれらの塩類で
ある。その配合量は0.01〜15重量%であり、0.
01重量%よりも少ないと十分な染毛効果が得られず、
15重量%を超えても、その効果は変わらず経済的では
ない。さらには0.1重量%〜10重量%が好ましく、
0.1重量%以上配合することにより、より優れた染毛
効果が得られる。一方、10重量%を超えた場合は染毛
効果の上昇は少なくなる。
ロガロール、カテコール、m−アミノフェノール、m−
フェニレンジアミン、o−アミノフェノール、2,4−
ジアミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオー
ル、トルエン−3,4−ジアミン、トルエン−2,4−
ジアミン、ハイドロキノン、α−ナフトール、2,6−
ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、
5−アミノ−o−クレゾール、ジフェニルアミン、p−
メチルアミノフェノール、フロログルシン、2,4−ジ
アミノフェノキシエタノール、没食子酸、タンニン酸、
没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、
五倍子、1−メトキシ−2−アミノ−4−(2−ヒドロ
キシエチル)アミノベンゼン、5−(2−ヒドロキシエ
チルアミノ)−2−メチルフェノール等およびそれらの
塩を配合することができる。この配合量は0.01〜1
0重量%であり、0.01重量%よりも少ないと十分な
染色性が得られず、10重量%を超えても、その効果は
変わらず経済的ではない。さらには、0.1重量%〜5
重量%が好ましく、0.1重量%以上配合することによ
り、より優れた染色性が得られる。一方、5重量%を超
えた場合は染色性の上昇は少なくなる。その他、「医薬
部外品原料規格」(1991年6月発行,薬事日報社)
に収載されたものも適宜、用いることができる。
ては、アスコルビン酸、エリソルビン酸、これらの塩又
はエステルなどが挙げられる。具体例としては、アスコ
ルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸
カリウム、アスコルビン酸カルシウム、アスコルビン酸
アンモニウム、アスコルビン酸モノエタノールアミン、
アスコルビン酸ジエタノールアミン、エリソルビン酸、
エリソルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸硫酸エステ
ル二ナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネ
シウム、パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アス
コルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、テトラ2−ヘ
キシルデカン酸アスコルビル、ミリスチン酸アスコルビ
ル、ラウリン酸アスコルビル、酢酸アスコルビル、プロ
ピオン酸アスコルビル、酒石酸アスコルビル、クエン酸
アスコルビル、コハク酸アスコルビル、安息香酸アスコ
ルビル、(アスコルビル/トコフェリル)リン酸カリウ
ム、アスコルビルエチル、アスコルビン酸アラントイ
ン、アスコルビン酸キトサン、アスコルビン酸メチルシ
ラノール、テトラデシルヘキシルアスコルビル、アミノ
プロピルアスコルビルフォスフェート、アスコルビン酸
ポリペプタイド、アスコルビルグルコシド、アスコルビ
ルメチルシラノールペクチネート等が挙げられる。
ルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウム、アスコ
ルビン酸カルシウム、アスコルビン酸アンモニウム、ア
スコルビン酸モノエタノールアミン、アスコルビン酸ジ
エタノールアミン、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナ
トリウム、アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、
アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、パルミチ
ン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジパル
ミチン酸アスコルビル、テトラ2−ヘキシルデカン酸ア
スコルビル、(アスコルビル/トコフェリル)リン酸カ
リウム、アスコルビルエチル、アスコルビン酸アラント
イン、アスコルビン酸キトサン、アスコルビン酸メチル
シラノール、テトラデシルヘキシルアスコルビル、アミ
ノプロピルアスコルビルフォスフェート、アスコルビン
酸ポリペプタイド、アスコルビルグルコシド、アスコル
ビルメチルシラノールペクチネートが好ましい。
ステル二ナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマ
グネシウム、パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸
アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、テトラ2
−ヘキシルデカン酸アスコルビル、(アスコルビル/ト
コフェリル)リン酸カリウム、アスコルビルエチル、ア
スコルビン酸アラントイン、アスコルビン酸キトサン、
アスコルビン酸メチルシラノール、テトラデシルヘキシ
ルアスコルビル、アミノプロピルアスコルビルフォスフ
ェート、アスコルビン酸ポリペプタイド、アスコルビル
グルコシド、アスコルビルメチルシラノールペクチネー
トである。
上を用いることができる。その配合量は1〜20重量
%、好ましくは1.5〜15重量%、さらに好ましくは
2〜10重量%である。1重量%未満では十分な地肌汚
れ防止効果が得られず、20重量%を超えると染毛力が
低下するため好ましくない。
染毛剤では通常、酸化染料の酸化防止剤として使用され
ている。本発明の酸化染毛剤組成物による地肌汚れ防止
効果には、アスコルビン酸類の還元作用が影響している
ものと考えられる。このことは、アスコルビン酸の酸化
体であるデヒドロアスコルビン酸では本発明の効果を発
揮しないことを確認したことからも推察される。しか
し、その他の還元剤、例えば亜硫酸塩など、一般的に使
用されているものでは、本発明の効果を発揮せず、それ
どころか、過剰量配合した場合には染毛力を低下させる
ため好ましくないという知見を得ており、本発明の効果
はアスコルビン酸類独特のものと考えられる。
ば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、
炭酸ナトリウムカリウム、炭酸リチウム、炭酸セシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸グアニジ
ン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素
アンモニウム、炭酸水素マグネシウムカリウム、炭酸水
素リチウム、カルバミン酸炭酸水素二アンモニウム等が
挙げられるが、これらのうち、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸アンモニウム、炭酸ナトリウムカリウムが
特に好ましい。その配合量は0.01〜20重量%、好
ましくは0.1〜15重量%である。0.01重量%未
満では十分な地肌汚れ防止効果が得られず、20重量%
を超えると染毛力が低下するため好ましくない。
(B)アスコルビン酸類との配合比は重量比でA:B=
1:0.01〜20の範囲にあることが好ましい。より
好ましくは1:0.1〜10、さらに好ましくは1:
0.2〜5の範囲である。
種々の色調を得ることができる。直接染料としては、タ
ール系色素や天然色素などの公知のものが使用でき、1
種又は2種以上を併用してもよい。その中でも、ニトロ
系染料、アゾ染料、ニトロソ染料、トリフェニルメタン
染料、キサンテン染料、キノリン染料、アントラキノン
染料、またはインジゴ染料が挙げられる。これらの配合
量は、通常0.01〜10重量%である。具体例として
は、ニトロ−p−フェニレンジアミン、p−ニトロ−o
−フェニレンジアミン、p−ニトロ−m−フェニレンジ
アミン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミ
ノ−5−ニトロフェノール、ピクラミン酸、それらの塩
及び「医薬品等で使用できるタール色素を定める省令」
(昭和41年告示、厚生省)により定められた酸性染料
で、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号
の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色
201号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色
230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色
401号、赤色502号、赤色503号、赤色504
号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202号
の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色
402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色
407号、橙色205号、橙色207号、橙色402
号、緑色3号、緑色204号、緑色205号、緑色40
1号、緑色402号、褐色201号、紫色401号、青
色1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色
205号、黒色401号等が挙げられる。
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノ
ールアミン、トリイソプロパノールアミン等のアルカノ
ールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙
げられ、これらの中から1種又は2種以上を組み合わせ
て配合することができる。これらの中でも、染毛力の点
から少なくともアンモニアを配合することが好ましい。
アンモニアの配合量は28%アンモニア水に換算して8
重量%以下であることが好ましい。
カチオン化ポリマー、アニオン性ポリマー、非イオン性
ポリマー、両性ポリマー、カチオン性界面活性剤、アニ
オン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活
性剤、高級脂肪酸、高級アルコール、炭化水素及び溶剤
を配合することができる。
に結合してアミノ基又はアンモニウム基を含むか、又は
少なくともジメチルジアリルアンモニウムハライドを構
成単位として含む水溶液のものであり、例えばカチオン
化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン化グア
ーガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム塩・アクリル
アミド共重合物及び4級化ポリビニルピロリドン誘導体
などが挙げられる。カチオン化セルロース誘導体の市販
品としては、ライオン(株)のレオガードG,GP、ユ
ニオンカーバイド社のポリマーJR−125,JR−4
00,JR−30M,LR−400,LR−30M等が
挙げられる。その他のカチオン化セルロース誘導体とし
てはヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアン
モニウムクロリドが挙げられ、市販品としてはナショナ
ルスターチアンドケミカル社のセルコートH−100,
L−200等が挙げられる。カチオン化グアーガム誘導
体としては、例えば、特公昭58−35640号、特公
昭60−46158号及び、特開昭58−53996号
公報に記載され、RHONE-POULENC社のジャガーC−13
S,同−14S,同−17,同−210,同−162,
HI−CARE1000として市販されている。カチオ
ン性のジアリル4級アンモニウム塩・アクリルアミド共
重合物としては、市販品としては、カルゴン社のマーコ
ート100,550等が挙げられる。4級化ポリビニル
ピロリドン誘導体としては、分子量1万〜200万のも
のが好ましく、市販品としては、アイエスピー・ジャパ
ン(株)のガフコート734,755,755N等が挙
げられる。
・アクリル酸アミド・アクリル酸エチル共重合体、アク
リル酸・アクリル酸アミド・アクリル酸エチル共重合体
カリウム塩液、アクリル酸アルキルエステル・メタクリ
ル酸アルキルエステル・ジアセトンアクリルアミド・メ
タクリル酸共重合体液、アクリル酸・メタクリル酸アル
キル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン液、カ
ルボキシビニルポリマー、アクリル酸ヒドロキシプロピ
ル、メタクリル酸ブチルアミノエチル、アクリル酸オク
チルアミドの共重合体、酢酸ビニル・クロトン酸共重合
体、酢酸ビニル・クロトン酸・ネオデカン酸ビニル共重
合体、酢酸ビニル・クロトン酸・プロピオン酸ビニル共
重合体、メチルビニルエーテル・マレイン酸モノブチル
エステル共重合体等が挙げられる。
合成系および合成系のものが挙げられる。天然系非イオ
ン性ポリマーとしては、セルロース、グアーガム、寒
天、デンプン、加水分解デンプン及びデキストリン等が
挙げられる。また、半合成系非イオン性ポリマーとして
は、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチル
デキストランおよびカルボキシメチルキチン等が挙げら
れる。さらに、合成系非イオン性ポリマーとしては、ポ
リアクリル酸エチル、ポリアクリル酸アミド、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエー
テル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチル
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンヘ
キシレングリコールエーテル、ポリオキシプロピレンブ
チルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリオキシプロ
ピレングリコール、ジメチルポリシロキサン、フェニル
メチルポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサ
ン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリオキシエチレンモ
ノステアレート及びポリオキシエチレンジステアレート
等が挙げられる。
クリロイルエチルN,N−ジメチルアンモニウムα−N
−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重
合体(市販名;ユカフォーマーAM−75;三菱化学社
製)、アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブ
チルアミノエチル・アクリル酸オクチルアミド共重合体
(市販名;アンフォマー28−4910;ナショナルス
ターチ社製)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・ア
クリル酸共重合体(市販名;マーコート280,29
5;カルゴン社製)、塩化ジメチルジアリルアンモニウ
ム・アクリルアミド・アクリル酸のターポリマー(市販
名;マーコートプラス3330,3331;カルゴン社
製)、アクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリル
アミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体(市販
名;マーコート2001;カルゴン社製)等が挙げられ
る。
ンモニウム塩が挙げられ、具体例としては、塩化アルキ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルア
ンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化
セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメ
チルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニ
ウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジア
ルキルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルア
ンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、
塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ミリスチル
ジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチ
ルベンジルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸ア
ミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等が挙げられ
る。
が挙げられる。 1.硫酸エステル塩 1−1)アルキル硫酸エステル塩 ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノール
アミン、ラウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリ
ウム、ステアリル硫酸ナトリウムなど 1−2)アルキル及びアルキルアリルエーテル硫酸エス
テル塩 ポリオキシエチレン(以下、POEと略す。)ラウリル
エーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸
トリエタノールアミン、POEラウリルエーテル硫酸ア
ンモニウム、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、
POEアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、P
OEアルキルエーテル硫酸ジエタノールアミン、POE
アルキルエーテル硫酸アンモニウムなど 1−3)高級脂肪酸エステル塩の硫酸エステル塩 硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナトリウムなど 1−4)高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル
塩 1−5)硫酸化油硫酸化ヒマシ油など 2.リン酸エステル塩 POEラウリルエーテルリン酸、POEオレイルエーテ
ルリン酸、POEセチルエーテルリン酸、POEステア
リルエーテルリン酸、POEアルキルエーテルリン酸、
POEアルキルフェニルエーテルリン酸、及びその塩
(ナトリウム塩、トリエタノールアミン塩)など 3.スルホン酸塩 3−1)α−オレフィンスルホン酸塩 3−2)高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩 3−3)高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩 ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウロイルメ
チルタウリンナトリウムなど 3−4)アルキルベンゼンスルホン酸塩 ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミンなど 3−5)スルホコハク酸塩 スルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二
ナトリウム、POEスルホコハク酸二ナトリウム、PO
Eスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク
酸POEラウロイルエタノールアミドエステル二ナトリ
ウム、ウンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二
ナトリウムなど 4.カルボン酸塩 4−1)高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物 ラウロイルサルコシンナトリウムなどのN−アシルサル
コシン塩、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウ
ム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸二ナトリウ
ム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウムな
どN−アシルグルタミン酸塩 4−2)脂肪酸石鹸 オレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸
などのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミ
ン塩あるいはアンモニウム塩
挙げられる。 1.POEアルキルエーテル POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、P
OEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル、PO
Eラウリルエーテル、POEオクチルドデシルエーテ
ル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステア
リルエーテルなど 2.POEアルキルアリルエーテル POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニ
ルエーテルなど 3.POEソルビタン脂肪酸エステル モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸P
OEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、
モノラウリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸PO
Eソルビタンなど 4.POEグリセリルモノ脂肪酸エステル モノステアリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸
POEグリセリンなど 5.POEソルビトール脂肪酸エステル テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン
酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビッ
ト、POEソルビットミツロウなど 6.ヒマシ油、硬化ヒマシ油誘導体 POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油など 7.POE脂肪酸エステル モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリ
ン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチ
レングリコールなど 8.高級脂肪酸グリセリンエステル 親油型モノオレイン酸グリセリン、親油型モノステアリ
ン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリ
ンなど 9.ソルビタン脂肪酸エステル モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタ
ン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソル
ビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸
ソルビタンなど 10.ラノリン誘導体 POEラノリン、POEラノリンアルコール、POEソ
ルビトールラノリンなど 11.アルキロールアミド ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノ
ールアミドなど 12.POE脂肪酸アミド POEステアリン酸アミドなど 13.ショ糖脂肪酸エステル 14.アルキルアミンオキシド ジメチルラウリルアミンオキシドなど
界面活性剤、アミノプロピオン酸型両性界面活性剤、ア
ミノ酢酸型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面
活性剤等が挙げられる。例えば、2−アルキル−N−カ
ルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウ
ンデシルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチルイ
ミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシルヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウン
デシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチル
イミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン液、ステアリルジヒドロキシエチルベタイ
ン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリ
ルジメチルベタインナトリウム液、ビス(ステアリル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、
ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキ
シエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤシ油
アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボ
キシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシ
ド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−
N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒ
ドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナト
リウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油
脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−カ
ルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダ
ゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロピ
オン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプロ
ピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナト
リウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエチ
ルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタ
イン液、ラウリルスルホベタイン、ラウリルヒドロキシ
スルホベタイン等が挙げられる。
酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸、イソス
テアリン酸、ベヘニン酸、アラキン酸、アラキドン酸、
リノレイン酸、リノール酸などが挙げられ、これらを1
種又は2種以上配合することができる。
ルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、
オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−オ
クチルドデカノール、2−デシルテトラデカノールなど
が挙げられ、これらを1種又は2種以上配合することが
できる。
流動パラフィン、軽質流動パラフィン、軽質イソパラフ
ィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィ
ン、ワセリン、スクワラン、セレシン、マイクロクリス
タリンワックス、オゾケライト、プリスタン等が挙げら
れる。
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコー
ル、へキシレングリコール、エチルカルビトール、グリ
セリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等が挙げられ、1種又は2種以上
を組み合わせて配合することができる。
でき、その剤型は液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、
ペースト状、フォーム状等とすることができる。これら
の中でも、効果の点から、クリーム状又はフォーム状で
あることが好ましい。
分の他に、通常化粧品分野で用いられる他の任意成分を
本発明の効果を妨げない範囲で加えることができる。こ
のような任意成分としては、コラーゲン、ケラチン、エ
ラスチン、フィブロイン、コンキオリン、大豆蛋白、カ
ゼイン、ゼラチン等の蛋白質を酸、アルカリ、酵素等に
より加水分解した加水分解物、及びこれらを4級化した
カチオン変性蛋白質等のポリペプタイド;ピロリドンカ
ルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ソルビトール、
ヒアルロン酸等の保湿剤;ヒマシ油、カカオ脂、ミンク
油、アボカド油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、オリ
ーブ油等の油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カル
ナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;ミリスチン
酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、オ
レイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシ
ル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の脂肪酸エステ
ル;ポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性シリコ
ーン等のシリコーン誘導体;ベンジルアルコール、フェ
ネチルアルコール、ベンジルオキシエタノール、N−メ
チルピロリドン、N−エチルピロリドン、エチレンカー
ボネート、ポロピレンカーボネート等の染色助剤;パラ
ベン等の防腐剤;EDTA−Na等のキレート剤;フェ
ナセチン、8−オキシキノリン等の安定化剤;チオグリ
コール酸、亜硫酸塩等の酸化防止剤;液化石油ガス、ジ
メチルエーテル、窒素、炭酸ガス等の噴射剤;その他、
植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔
料、紫外線吸収剤等が挙げられる。
し、通常、過酸化水素、過酸化尿素等の酸化剤を含有す
る第2剤と、重量比で1:0.5〜1:5の割合で混合
される。また、第2剤には、フェナセチン、EDTA等
の安定剤、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性
剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン
化ポリマー、高級アルコール、炭化水素、脂肪酸、ロウ
類、油脂類、溶剤、酸、pH調整剤、香料、液化石油ガ
ス、ジメチルエーテル、窒素、炭酸ガス等の噴射剤など
を必要に応じて適宜、配合することができる。
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例の記述に限定されるものではない。
6のクリーム状染毛剤組成物を常法により調製した。
調製した。 (第2剤) 重量% 過酸化水素水(35%) 15.0 EDTA 0.5 セタノール 2.0 アキュリン28※2 1.0ラウリル硫酸ナトリ
ウム 0.5 フェナセチン 0.1 精製水 適 量 合計 100 ※2:Acrylates/Beheneth-25 Methacrylates Copolyme
r(ローム アンド ハース社製)
例1〜6の染毛剤組成物と第2剤とを1:1の重量比で
混合した薬液を腕の内側部に直径1cmの円状範囲に塗
り、10分間放置した後、温水で洗い流す。さらに石鹸
を使用して1分間指で軽くこすり、温水で洗い流した
後、皮膚への染着の度合いを目視にて評価した。また、
ヤギ毛束(白色)に混合した薬液を塗布し、30℃で2
0分間放置した。次いで、水洗、通常のシャンプー、リ
ンスで仕上げた後風乾し、染毛力について目視にて評価
した。評価基準を以下に示す。
りに亜硫酸ナトリウムを用いた例であるが、地肌汚れ防
止効果が得られないばかりか、過剰量配合することで染
毛力まで低下させてしまった。比較例3及び5ではアス
コルビン酸類を本発明の限度を超えて大過剰に配合した
例であり、また、比較例4及び6は通常染毛剤に配合さ
れる程度の量のアスコルビン酸類を配合した例である。
このように、通常の配合量では地肌汚れの防止効果が得
られず、また、多すぎると染毛力を低下させてしまうこ
とがわかる。一方、アスコルビン酸類及び炭酸塩を適切
に配合した実施例1〜4は染毛力を低下させることな
く、地肌汚れを防止することができた。
法により調製し、実施例1と同様の試験を行ったとこ
ろ、実施例1と同様の良好な結果が得られた。
メチルエーテル:LPG(5.0kg/cm2、25
℃)=20:80)を重量比94:6の割合でエアゾー
ル缶に充填し、エアゾール式フォーム状染毛剤第1剤を
得た。
メチルエーテル:LPG(5.0kg/cm2、25
℃)=20:80)を重量比94:6の割合でエアゾー
ル缶に充填し、エアゾール式フォーム状染毛剤第2剤を
得た。これら、第1剤と第2剤とを重量比1:1の割合
で混合し、実施例1と同様の試験を行ったところ、実施
例1と同様の良好な結果が得られた。
となく、地肌汚れ防止効果に優れる酸化染毛剤組成物を
提供することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 主要中間体及びカプラーよりなる酸化染
料を含有する酸化染毛剤であって、アスコルビン酸類を
1〜20重量%、及び炭酸塩を含有することを特徴とす
る酸化染毛剤組成物。 - 【請求項2】 主要中間体が、p−フェニレンジアミ
ン、トルエン−2,5−ジアミン、N,N−ビス(β−
ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、N−β
−ヒドロキシエチル−N−エチル−p−フェニレンジア
ミン、2−β−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジア
ミン及びこれらの塩から選ばれる1種又は2種以上であ
ることを特徴とする請求項1記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項3】 アスコルビン酸類が、アスコルビン酸、
アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウム、
アスコルビン酸カルシウム、アスコルビン酸アンモニウ
ム、アスコルビン酸モノエタノールアミン、アスコルビ
ン酸ジエタノールアミン、エリソルビン酸、エリソルビ
ン酸ナトリウム、アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリ
ウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、パ
ルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、
ジパルミチン酸アスコルビル、テトラ2−ヘキシルデカ
ン酸アスコルビル、(アスコルビル/トコフェリル)リ
ン酸カリウム、アスコルビルエチル、アスコルビン酸ア
ラントイン、アスコルビン酸キトサン、アスコルビン酸
メチルシラノール、テトラデシルヘキシルアスコルビ
ル、アミノプロピルアスコルビルフォスフェート、アス
コルビン酸ポリペプタイド、アスコルビルグルコシド、
アスコルビルメチルシラノールペクチネートから選ばれ
る1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1又
は2記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項4】 (A)酸化染料と(B)アスコルビン酸
類との配合比が、重量比でA:B=1:0.01〜20
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記
載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項5】 クリーム状又はフォーム状であることを
特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の酸化染毛
剤組成物。 - 【請求項6】 アルカリ剤として少なくともアンモニア
を含有し、アンモニアの配合量が、28%アンモニア水
に換算して8重量%以下であることを特徴とする請求項
1〜5のいずれか1項記載の酸化染毛剤組成物。 - 【請求項7】 使用時に過酸化水素を含有する酸化剤と
混合することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
記載の酸化染毛剤組成物。
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