JPH02304018A - 地肌保護剤 - Google Patents

地肌保護剤

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JPH02304018A
JPH02304018A JP12507289A JP12507289A JPH02304018A JP H02304018 A JPH02304018 A JP H02304018A JP 12507289 A JP12507289 A JP 12507289A JP 12507289 A JP12507289 A JP 12507289A JP H02304018 A JPH02304018 A JP H02304018A
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hair
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wax
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Fumio Nakanishi
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Hoyu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は地肌保護剤に関するもので、詳しくは、染毛操
作時における頭髪周辺部及び手などに対する染毛剤の汚
染を防止するための染毛処理用地肌保護剤に関するもの
である。
[従来技術とその問題点] 近年、染毛剤は老若男女を問わず、各人の趣向に応じて
広く利用されるようになった。この理由は消費者意識の
多様化とともに、家庭においても、手軽に染色すること
のできる優れた染毛剤が開発され商品化されているから
でおる。これら染毛剤としては、酸化染毛剤や酸性染毛
剤などの各種タイプのものが知られている。
ところが、特に、一般の人が家庭において染毛処理する
場合には、染毛剤が髪の生え際や手などの頭髪以外の皮
膚に付着することが多く、そのため、皮膚に対する染毛
剤の汚染が発生する場合がある。皮膚に染った染毛剤は
石けんでは容易に落すことができないので、有機溶剤を
含む除去剤を用いる必要がある。しかし、除去剤の使用
は皮膚への刺激が強いため、皮膚が傷ついたりカサつく
などの欠点がおる。
そこで、油性成分を含む乳液やクリーム等を予め、頭髪
周辺部や手に塗布しておくことにより、染毛操作時の染
毛剤の汚染を防止する方法が考えられる。しかしながら
、従来、市販されている乳液やクリームの場合には、染
毛剤の汚染防止効果が十分なものは早当らない。なかに
は、例えば、酸性染毛剤に対してはある程度の汚染防止
効果があるものもあるが、一方、酸化染毛剤に対しては
全く効果がなかったり、また、その逆のケースのものも
ある。従って、酸化染毛剤や酸性染毛剤などの各種タイ
プのものに対しても、汚染防止効果の高い地肌保護剤の
出現が要望されていた。。
[発明の課題と解決手段] 本発明者は上記実情に鑑み、各種タイプの染毛剤を用い
た染毛操作時に85ける頭髪周辺部及び手などに対する
染毛剤の汚染を効果的に防止することのできる地肌保護
剤を得ることを目的として種々検討した結果、従来公知
の油性成分を含む乳液やクリームなどに還元剤を配合す
ることによって本発明の目的が達成されることを見出し
本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、油性成分及び還元剤を配合
したことを特徴どする地肌保護剤に存する。
以下、本発明の構成につき詳細に説明する。
本発明で対象となる油性成分としては、従来より乳液及
びクリームなどに配合する油性成分として知られ−Cい
るものであれば特に限定されず、通常、ロウ類、油脂類
、炭化水素、高級アルコール、高級脂肪酸、エステル類
などが使用可能である。
これらの具体例としては、例えば、カルナウバロウ、キ
ャンデリラロウ、ラノリン、もしくはその誘導体、ミツ
ロウ、鯨ロウ、ホホバ油などのロウ類;ヒマシ油もしく
はその誘導体、硬化ヒマシ油もしくはその誘導体、モク
ロウ、ヤシ油、ミンク油、牛脂、パーシック油、ゴマ油
、オリブ油、カカオ脂、アボガド油、アルモンド油など
の油脂類:パラフィン、流動パラフィン、流動イソパラ
フィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、セ
レシン、ゲル化炭化水素、スクワラン、スクワレン、プ
リスタンなどの炭化水素;セチルアルコール、オレイル
アルコール、ラウリルアルコール、ステアリルアルコー
ル、イソステアリルアルコール、セ1〜ステアリルアル
コール、ミリスチルアルコール、ラノリンアルコール、
コレステロール、ヘキシルデカノール 高級アルコール;乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ジメチ
ルオクタン酸へキシルデシル、ラウリン酸ヘキシル、ミ
リスチン酸インプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミ
リスヂン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デシルなどの一王
スチル類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ラノリン酸、
イソステアリン酸、リノール酸、ワシルイン酸、レブリ
ン酸などの高級脂肪酸等が挙げられる。
これらのうちカルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツ
ロウ、硬化ヒマシ油、モクロウ、パラフィン、流動パラ
フィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、セ
レシン、ゲル化炭化水素、ステアリルアルコール、ラノ
リンアルコール、乳酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル
が好ましい。
油脂成分の配合量は、地肌保護剤の形態及び後述する他
の配合剤の配合量などにより決定することができるが、
通常、1〜99重量%、好ましくは5〜95重量%の範
囲から選ばれる。地肌保護剤の形態は、通常、クリーム
状のものが望ましく、常法に従って、油性成分と水とを
乳化することにより調製することができる。
本発明の地肌保護剤では還元剤を配合することを必須の
要件とするものであるが、この還元剤としては、通常、
チオグリコール酸、システィン、アスコルビン酸、エリ
ソルビン酸、もしくはこれらの誘導体くステアリン酸ア
スコルビル、パルミチン酸アスコルビル、シバルミチン
酸アスコルビル、アスコルビン酸ナトリウム、アスコル
ビン酸硫酸エスミルニナトリウム、エリソルビン酸ナト
リウム、チオグリコール酸アンモニウム、システィン塩
酸塩、アセチルシスティンなど)、亜硫酸ナトリウム、
亜硫酸水素ナトリウム、還元糖(マルチトール、乳糖、
ブドウ糖、果糖など)、チオサリチル酸、サリチルアル
デヒド、次亜リン酸ナトリウム、ソルビン酸等が挙げら
れる。これらの還元剤の中で、特に、システィン、亜硫
酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、アスコルビン酸
、エリソルビン酸、マルチトールが好ましい。
還元剤の配合量は、通常、0.1〜60重量%、好まし
くは10〜40重量%である。この使用量が少なすぎる
場合には、染毛剤による皮膚に対する汚染を十分に防止
することができず、逆に、あまり多ずぎる場合には、皮
膚に悪影響を及ぼす可能性がある。
更に、本発明の保護剤中には、必要に応じて、保湿剤及
び増粘剤を配合するのが望ましい。保湿剤としては、例
えば、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビット
、ポリエチレングリコールなどが挙げられ、また、増粘
剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロース、ポ
リビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、ヒド
ロキシエチルセルロース、シリコーンオイル、ポリアク
リル酸ナトリウム、キサンタンガム、トラガントガム、
アルギン酸ナトリウム、ペクチン、クインスシードゴム
などが挙げられる。そして、更に、界面活性剤、殺菌剤
、防腐剤、香料など公知の添加剤を適宜配合してもよい
本発明の地肌保護剤は染毛操作時にお【プる染毛剤の皮
膚汚染防止に極めて効果的でおる。従って、本発明の保
護剤を染毛する頭髪の周辺及び手などに予め、十分塗布
した後、染毛操作を行なうと、処理後の皮膚が汚染を全
く受けず、水洗などにより染毛剤を容易に除去すること
ができる。
[実施例1] 次に、本発明を実施例によって更に具体的に説明するが
、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例の記
述に制約されるものではない。
(保護剤の調製) 下記3種類の本発明保護剤(A−C)とこれに対応する
対照保護剤(A”〜C−>を調製した。
く保護剤A(本発明品)〉 ステアリン酸          10重量%ステアリ
ルアルコール       5 〃ブチルステアレート
       10 〃モノステアリン酸グリセリン 
   3  rtプロピレングリコール       
8 〃グリセリン           5 〃システ
ィン(還元剤)      10 〃精製水     
        適量精製水にプロピレングリコール、
グリセリンを加えて70’Cに加熱溶解する。これにス
テアリン酸、ステアリルアルコール、ブチルステアレー
ト、モノステアリン酸グリセリンを混合して加熱溶解し
たものを加えて乳化した後、40’Cに冷却しシスティ
ンを添加する。
く保護剤A−(対照品)〉 保護剤Aの調製に当り、システィンを添加しなかったも
の。
く保護剤B(本発明品〉〉 ワセリン          63.5重量%ミツロウ
           5  〃カルナウバロウ   
     1  //セタノール          
5   nマルチトール(還元剤)   25  〃メ
チルパラベン        0.51/マルチトール
以外の成分を80℃に加熱溶融した後、40’Cに冷却
する。次いで細かく粉砕した粉末マルチドースを練り込
む。
く保護剤B−(対照品)〉 保護剤Bの調製に当り、マルチドースを添加しなかった
もの。
−〇 − く保護剤C(本発明品)〉 パラフィン    20重量% 流動パラフィン  50 〃 亜硫酸ナトリウム 30 〃 パラフィンと流動パラフィンを80°Cに加熱溶融した
後、40’Cに冷却する。次いで細かく粉砕した亜硫酸
ナトリウムを練り込む。
く保護剤C”(対照品)〉 亜硫酸ナトリウムを添加しなかったもの。
[試験例] 上記で調製した保護剤A−C及びA′〜C′の各クリー
ムを上腕部に塗布し、その上から酸化染毛剤または酸性
染毛剤を塗布し、また、そのすぐ隣の保護クリームを塗
布していない部分にも同様に染毛剤を塗布し、20分経
過後、石鹸を用いて洗い流す。そして、保護クリームを
塗布した部分と保護クリームを塗布していない部分を比
較することにより、地肌保護効果を下記基準により比較
したところ、第1表に示す結果を得た。
(判定基準) ◎・・・全く染着か認められない。
Q・・・保護クリームを塗布していない部分よりかなり
少ない染着で、地肌保護効果が認められる1゜△・・・
保護クリームを塗布していない部分よりやや少ない染着
で、やや地肌保護効果が認められる。
X・・・保護クリームを塗布していない部分と同程度性
1)酸化染毛剤の組成 p−フェニレンジアミン    2.0重量%p−7ミ
ノフエノール     0.2 !ノピロカロール  
       0.211レゾルシン        
  1.6rlオレイン酸          20.
01ノポリオキシエチレンオレイルエーテル −11= 15.0  〃 イソプロピルアルコール   10.○ 〃アンモニア
〈28%>     10.On精製水で100%とす
る。
これと過酸化水素6%水溶液と混合して用いる。
注2)酸性染毛剤の組成 黒色401@          0.1重量%赤色2
06号         0.1 /l褐色201号 
        0.2 〃ベンジルアルコール   
  10.0 llN−メチルピロリドン    15
.Ol/ヒドロキシエチルエル]]−ス  1.Oll
クエン酸           1、On精製水で10
0%とする。
実施例2 実施例1の保護剤Bにおいて、ワセリンの代りにマイク
ロクリスタリンワックス、ミツロウの代りに硬化ヒマシ
油、カルナウバlコラの代りにキャンデリラロウ、セタ
ノールの代りにラノリンアルコール、マルチトールの代
りにエリソルビン酸を用いたところ、保護剤Bと同様に
優れた地肌保護効果が得られた。
実施例3 実施例1の保護剤Cにおいて、パラフィンと流動パラフ
ィンの代りにゲル化炭化水素、亜硫酸す1〜リウムの代
りにアスコルビン酸を用いたところ、保護剤Cと同様に
優れた地肌保護効果が得られた。
実施例4 実施例1の保護剤Bにおいて、ワセリンの代りにセレシ
ン、ミツロウの代りに乳酸セチル、カルナウバロウの代
りにミリスチン酸ミリスチル、セタノールの代りにパル
ミチン酸、マルチ1〜−ルの代りに亜硫酸ブトリウムを
用いたところ、保護剤Bと同様に優れた地肌保護効果が
得られた。
[発明の効果コ 本発明の地肌保護剤によれば、還元剤が含有されている
ため、酸化染毛剤や酸性染毛剤などの各タイプの染毛剤
を用いて染毛操作を行なう場合の頭髪周辺部及び手など
への染毛剤汚染を効果的に防止することができるので好
ましい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油性成分及び還元剤を配合したことを特徴とする
    地肌保護剤。
JP12507289A 1989-05-18 1989-05-18 地肌保護剤 Expired - Lifetime JPH0699289B2 (ja)

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JPH0699289B2 JPH0699289B2 (ja) 1994-12-07

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ID=14901130

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029946A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Hoyu Co Ltd 酸化染毛剤組成物
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