JPH03141213A - 育毛化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は育毛化粧料、特に、皮膚組織に過剰の刺激を与
えないような育毛化粧料に関する。

［従来の技術］ 最近、多種多様の育毛剤又は育毛化粧料が開発されてお
り、その中には生理・薬理機能の明らかにされていない
植物成分や化合物を主要成分としたものがある。

これらの生理・薬理機能の明らかでないものを主要成分
とした従来の育毛化粧料は育毛効果が疑問視されるのみ
ならず、皮膚刺激症状を起こす場合が少なくないという
ような問題があった。

従来、育毛剤は頭髪の育毛・養毛効果の追求に集中し、
頭髪の母地である頭部皮膚の諸種の影響に対する防御を
ほとんど考慮せず、かえって皮膚組織を過剰に刺激し、
更には損傷する成分さえ用いられてきた。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は育毛効果が優れており、かつ、副作用がなく、
穏やかな効果を示す育毛化粧料を提供しようとするもの
である。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するため、育毛作用のある種々の物質を
検討した結果、アラントイン及び水溶性プラセンタエキ
ス（仔牛脂盤より抽出した蛋白成分）を配合した育毛化
粧料が有効であることを見出した。

すなわち、本発明の構成は、アラントイン及び水溶性プ
ラセンタエキスを含有する育毛化粧料である。

アラントインは正常の皮膚組織の成長を助長するのみで
なく、壊死組織又は鱗屑を除去する作用を仔する成分で
あって、従来、育毛剤の成分として用いられていなかっ
たものである。

その適当な含有量は０．Ｏ１〜０．１　ｖｔ％である。

０．０１ｗｔ％未満では上記効果が現れない。又、０．
１ｖｔ％を越えても何も障害を起さないが、より優れた
効果を示すオつけではない。−層好ましい範囲は０．０
７５〜０．１　ｖｔ％である。

水溶性プラセンタエキスは仔牛脂盤より抽出される蛋白
成分で、従来使用されている成分とは異なり、正常な皮
膚組織の再生を促進する作用を有する成分であるととも
に安全性の極めて高い成分であることが確認されている
。その自白′ｍは０．０１〜０．１　ｗＬ％が適当であ
る。０．０１ｖｔ％未満では上記効果が現れない。又、
０．１ｗｔ％を越えても障害は起さないが、溶媒に溶解
し難くなる。−層好ましい範囲は０，０５〜０．１　ｖ
ｔ％である。

本発明は、皮膚組織の成長を助長する成分と皮膚組織の
再生を促進する成分が共存することによって、毛髪及び
頭部皮膚の保護作用が一層顕著−に示され、育毛、養毛
成分に−よる刺激から頭皮保護し、結果として育毛化粧
ユ料の効果を高めるものである。

上記アラントイン及び水溶性プラセンタエキスの外に本
発明の育毛化粧料の成分として配合するのに適する成分
を例示すると、まず、育毛成分としては、酢酸ｄ５１−
α−トコフェロール、エチニルエストラジオール（男性
用育毛化粧料のみに添加）Ｄ−バントテニルアルコール
、シカプリン酸ピリドキシン等である。

脱毛予防、抗ヒスタミン作用、抗皮膚炎作用、皮膚軟化
保湿作用を有する成分として、イノジット、グリチルリ
チン酸ジカリウム、ミリスチン酸オクチルドデシル、プ
ロピレングリコール、グリセリン等が挙げられる。

防腐剤として、サリチル酸、パラオキシ安息香酸のエス
テル等、 清涼成分として交−メントール、 基剤の溶解、分散剤として、エタノール、モノステアリ
ン酸ポリオキシエチレンソルビタン、セチルアルコール
、ポリエチレングリコール６００等、 その他香料、着色料等化粧料に通常用いられている成分
を配合してもよい。

［実施例］ 以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。

実施例１ 男性用育毛化粧料成分　　　　　　　重量％１）酢酸ｄ
ｉ−α−ミーα−トコフェロール０５（末梢血管拡張剤
、酸化防止剤） ２）エチニルエストラジオール（末梢 血管拡張剤二男性ホルモン拮抗作用）０・０００３３）
　Ｄ−パントテニルアルコール（ビ　０．２タミン活性
） ４）シカプリル酸ピリドキシン（ビタ　　０６１ミンＢ
６の生理的、薬理的作用） ５）交−シスチン（皮膚組織形成促進、抗皮膚アレルギ
ー作用、乾１の予防、０．０１治療効果） ６）アラントイン（皮膚組織の成長促 進、壊死組織と鱗屑の除去、抗刺激 性） ７）水溶性プラセンタエキス（皮膚組 織の再生促進） ８）グリチルリチン酸ジカリウム（コ ルチコイド活性増強、解毒作用、抗 皮膚炎作用、抗アレルギー剤） ９）ミリスチン酸オクチルドデシル （保湿剤） １０）イノジット（脱毛防止作用、皮膚病の予防、治療
効果） １１）プロピレングリコール（溶解剤、湿潤剤、皮膚軟
化剤） １２）濃グリセリン（皮膚軟化剤） １３）交−メントール（清涼剤） １４）サリチル酸（防腐剤：抗細菌） １５）パラオキシ安息香酸プロピル（防腐剤：抗カビ） ｔｅ）パラオキシ安息香酸ブチル（防腐０．０３ ０．１ ０、■ ０．０５ ０．１ ０．１ ０．３ ０．０５ ０゜１５ ０．０５ 剤：抗カビ）　　　　　　　　　　　　　　０．０２１
７）エタノール（溶解剤、殺菌剤）７０゜１８）モノス
テアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン（２［）Ｅ、
０．）　　（界面活　０．９性剤） １９）セチルアルコール（界面活性剤）０．９２０）ポ
リエチレングリコール６００（基　０．１剤分散剤） ２１）水酸化カリウム　　　　　　　　　　０．０５２
２）香料　　　　　　　　　　　　　　　０．１５２３
）精製水　　　　　　　　　　　　　残　全上記組成の
男性用育毛化粧料を調合する方法を示すと下記のとおり
である。（成分名に代り上記番号で示す。） 成分１７）に１）、２）、３）、４）、９）、１３）　
、１４）、１８）　、１９）　、２０）の順に加えて溶
解し、別に１７）に１１）　、１５）　、１６）を加え
て溶解したものを混合する（これをＡとする）。

一方、２３）に５）、６）、７）、８）、１０）　、１
２）を加えて溶解する（これをＢとする）。

Ａ−にＢを混釈し、２１）を加えて−ｐＨ値を調整した
後、２２）を混合する。　　　７ 室温で２４時間静置後、３回濾紙濾過し、更に４℃に２
４時間静置した後、再濾過する。

（安定性試験（１）） 上記男性用育毛化粧料を４℃、室温（２２〜２８”Ｃ）
、１７℃、４０℃に１２力月間放置したが、アラントイ
ン並びに水溶性プラセンタエキスのｐＨ及び吸光度に変
化は認められなかった。

実施例２ 女性用育毛化粧料組成は実施例１の男性用育毛化粧料の
成分から２）を除いたものである。ただし香料は女性用
のものを配合した。

調合方法及び安定性試験は男性用育毛化粧料と同一条件
で行い、男性用育毛化粧料と同じ成績が得られた。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の育毛化粧料は皮膚に対す
る刺激が防止されるので、副作用のない穏やかな効果を
示す。更に、安定で、保存中変質することがないので実
用的に優れた育毛化粧料である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アラントイン及び水溶性プラセンタエキスを含有するこ
   とを特徴とする育毛化粧料。