JP2007269743A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【目的】
強い皮膚のメラニン産生阻害作用を有し、かつ皮膚刺激性や皮膚感作性といった安全性上の問題もない皮膚外用剤を得ることを目的とした。
【解決手段】
雪茶抽出物に、特定の植物抽出物を併用することによって、雪茶抽出物が有するメラニンの産生阻害作用が相乗的に増強され、しかも皮膚刺激性や皮膚感作性といった安全性上の問題のない皮膚外用剤が得られた。
【発明の効果】
雪茶抽出物と、サクラ(Prunus)属植物抽出物、ツツジ(Rhododendron)属植物抽出物、ハイビスカス(Hibiscus)属植物抽出物、バラ(Rosa)属植物抽出物の中から選ばれる1種又は2種以上の成分を含有することで、美白作用が増強され、しかも皮膚刺激性や皮膚感作性といった安全性上の問題のない皮膚外用剤が提供される。
【選択図】なし

Description

この発明は、雪茶抽出物と、特定の植物抽出物を有効成分として含有することを特徴とする皮膚外用剤であって、雪茶抽出物に、特定の植物抽出物を併用することによって、雪茶抽出物が有するメラニンの産生阻害作用が相乗的に増強され、日焼け後の色素沈着・しみ・ソバカス・肝斑等の予防及び改善に有効で、皮膚美白効果が著しく改良された安全性の高い美白化粧料に関する。
従来より、紫外線による皮膚の黒化や、シミ,ソバカスといった皮膚の色素沈着を防止又は改善するため、メラニン産生を阻害したり、生成したメラニン色素を還元する作用を有する成分がスクリーニングされ美白化粧料に配合されてきた。例えば、アスコルビン酸,システイン,ハイドロキノン、及びこれらの誘導体などが利用されている。しかしながら、アスコルビン酸,システイン,ハイドロキノン、及びこれらの誘導体は、いずれも酸化還元反応を受けやすく不安定であり、十分な保存性と美白効果の点で満足すべきものは得られていない。
一方、サクラ(Prunus)属のヤエサクラ(Prunus lannesiana)抽出物、ソメイヨシノ(Prunus yedoensis)、モモ(Prunus
persica)、ウメ(Prunus mume)、ツツジ(Rhododendron)属のツツジ、ヒラドツツジ(Rhododendron hirado)、ヤマツツジ(Rhododendron
obtusum)、ハイビスカス(Hibiscus)属のムクゲ(Hibiscus syriacus)、フヨウ(Hibiscus mutabilis)、バラ(Rosa)属のバラ、ナニワイバラ(Rosa
laevigata)からなる各植物の花弁より抽出された各種植物抽出群より選択された1種または2種以上を有効成分として含有すことによりムコ多糖断片化抑制作用が得られることはしられていた(特許第3532244号)が、それらの各植物抽出物を雪茶抽出物と併用することにより、優れた皮膚の美白作用が得られることは知られていなかった。
特許第3532244号
本発明においては、上記のような問題点を解決し、強い皮膚のメラニン産生阻害作用を有し、かつ皮膚刺激性や皮膚感作性といった安全性上の問題もない皮膚外用剤を得ることを目的とした。
上記の課題を解決するにあたり、種々検討を行ったところ、雪茶抽出物に、特定の植物抽出物を併用することによって、雪茶抽出物が有するメラニンの産生阻害作用が相乗的に増強され、しかも皮膚刺激性や皮膚感作性といった安全性上の問題のない皮膚外用剤が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によれば、雪茶抽出物と、サクラ(Prunus)属植物抽出物、ツツジ(Rhododendron)属植物抽出物、ハイビスカス(Hibiscus)属植物抽出物、バラ(Rosa)属植物抽出物の中から選ばれる1種又は2種以上の成分を含有することを特徴とする、美白作用が増強され、しかも皮膚刺激性や皮膚感作性といった安全性上の問題のない皮膚外用剤が提供される。
本発明で用いられる雪茶抽出物は、地衣類ムシゴケ科の雪茶(Thamnolia vermicularis Ach.)を、水、種々適当な有機溶媒、及びこれらの混合溶媒のいずれかに投入し、低温下及び/又は加温下で抽出された物が使用できる。
抽出溶媒としては、特に限定はされないが例えば、水;メチルアルコール、エチルアルコール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール等の液状多価アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;酢酸エチルなどのアルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素;ジエチルエーテル等のエーテル類;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロゲン化アルカン等の1種または2種以上を用いることが出来る。 就中、水、エチルアルコール、1,3-ブチレングリコールの1種または2種以上の混合溶媒が特に好適である。
本発明で用いられる雪茶抽出物の抽出原料としては、特に制限は無く、目的に応じて適宜選択できるが、地衣類ムシゴケ科雪茶の全草が好ましい。前記抽出原料としての雪茶全草は、収穫後乾燥して用いることが望ましく、また、乾燥後粉砕又は粗砕したものを用いても良い。
以上のような条件で得られる雪茶抽出物は、抽出された溶液のまま用いても良いが、さらに必要により濾過等の処理をして、濃縮、粉末化したものを適宜使い分けて用いることが出来る。
雪茶抽出物の皮膚外用剤に対する配合量は、有効であれば特に限定されないが、乾燥重量に換算して0.001〜80重量%が好ましく、より好ましくは0.001〜1.0重量%である。
本発明で用いられるサクラ(Prunus)属植物抽出物としては、例えば、ヤエサクラ(Prunus lannesiana)抽出物、ソメイヨシノ(Prunus
yedoensis)抽出物、モモ(Prunus persica)抽出物、ウメ(Prunus mume)抽出物などが挙げられる。
本発明で用いられるツツジ(Rhododendron)属植物抽出物としては、例えば、ツツジ抽出物、ヒラドツツジ(Rhododendron hirado)抽出物、ヤマツツジ(Rhododendron
obtusum)抽出物などが挙げられる。
本発明で用いられるハイビスカス(Hibiscus)属植物抽出物としては、例えば、ムクゲ(Hibiscus syriacus)抽出物、フヨウ(Hibiscus
mutabilis)抽出物などが挙げられる。
本発明で用いられるバラ(Rosa)属植物抽出物としては、例えば、バラ抽出物、ナニワイバラ(Rosa laevigata)抽出物などが挙げられる。
さらに、本発明の皮膚外用剤に用いる植物抽出物の調製も特に限定されるものではない。例えば、水、種々適当な有機溶媒、及びこれらの混合溶媒のいずれかに投入し、低温下及び/又は加温下で抽出された物が使用できる。
植物抽出物の皮膚外用剤に対する配合量は、有効であれば特に限定されないが、乾燥重量に換算して0.001〜10重量%が好ましく、より好ましくは0.001〜1.0重量%である。
抽出溶媒としては、特に限定はされないが例えば、水;メチルアルコール、エチルアルコール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール等の液状多価アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;酢酸エチルなどのアルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素;ジエチルエーテル等のエーテル類;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロゲン化アルカン等の1種または2種以上を用いることが出来る。 就中、水、エチルアルコール、1,3-ブチレングリコールの1種または2種以上の混合溶媒が特に好適である。
本発明で用いられる上記植物抽出液の抽出原料としては、特に制限は無く、目的に応じて適宜選択できるが、収穫後乾燥して用いることが望ましく、また、乾燥後粉砕又は粗砕したものを用いても良い。各植物の使用部位は特に限定されない、全草、花、葉、茎、根いずれを用いてもよい。
以上のような条件で得られる植物抽出液は、抽出された溶液のまま用いても良いが、さらに必要により濾過等の処理をして、濃縮、粉末化したものを適宜使い分けて用いることが出来る。
本発明の皮膚外用剤は、上記必須成分のほかの化粧品、医薬部外品、医薬品に用いられる水性成分、油性成分、植物抽出物、動物抽出物、粉末、界面活性剤、油剤、アルコール、PH調整剤、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤、色素、香料等を必要に応じて混合して適宜配合することにより調製される。本発明の化粧料の剤形は特に限定されず、化粧水、乳液、クリーム、パック、パウダー、スプレー、軟膏、分散液、洗浄料等種々の剤形とすることができる。
以下、本発明による雪茶抽出物、及び植物抽出物の調製、およびヒトでの効果試験の実施例を示す。さらに、その素材を用いた化粧料への応用処方例等について述べるが、ここに記載された実施例に限定されないのは言うまでもない。
雪茶抽出物の調製
本発明による雪茶抽出物は、地衣類ムシゴケ科の雪茶(Thamnolia vermicularis Ach.)の全草の乾燥物15gに50%エタノール水溶液100mlを加え、室温でときどき撹拌しながら7日間抽出し、濾過して抽出物を得た。この抽出物を減圧濃縮し、乾燥減量が1%になるように、25%エタノール水溶液を加えて各効果試験の試料とした。
植物抽出物の調製
サクラ(Prunus)属植物として、ソメイヨシノ(Prunus yedoensis)の花弁、ツツジ(Rhododendron)属植物として、ヤマツツジ(Rhododendron
obtusum)の全草、ハイビスカス(Hibiscus)属植物として、ムクゲ(Hibiscus syriacus)の花弁、バラ(Rosa)属植物として、ナニワイバラ(Rosa
laevigata)の全草の各種植物体乾燥物それぞれの10gに50%エタノール水溶液100mlを加え、室温でときどき撹拌しながら7日間抽出し、濾過して各抽出物を得た。これら各抽出物を減圧濃縮し、乾燥減量が1%になるように、25%エタノール水溶液を加えて各効果試験の試料とした。
ヒトでの美白効果確認試験1
第1群の被験者として、20〜50歳の女性20名に1日2回(朝、夜)連続2ヵ月間、比較例1と比較例2をそれぞれ半顔ずつ使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。本試験には、比較例1として段落0051で示した化粧料を用い、比較例2には段落0051に示した化粧料から雪茶抽出物を除いた化粧料を作成し、その使用による効果について調べた。本発明の有効成分を配合した化粧料を毎日使用しながら肌の美白効果を塗布開始前及び2ヶ月塗布後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。使用期間中に皮膚の異常を訴えた人はいなかった。結果は表1に示す。表中の数字は人数を表す。
<判定基準>著効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが著しく改善した。
有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが改善した。
やや有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが少し改善した。
無効:塗布開始前と比較して変化が無かった。
Figure 2007269743
表1に雪茶抽出物のヒトでの美白効果確認試験の結果を示した。比較例1の方がやや有効と回答した被験者は多かったものの、比較例2に比べて明らかな有効性は認められず、雪茶抽出物のみを配合した比較例1では十分な美白効果が得られなかった。
ヒトでの美白効果確認試験2
第2群の被験者として、20〜50歳の女性10名に1日2回(朝、夜)連続2ヵ月間、比較例1と実施例1をそれぞれ半顔ずつ使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。同時に第3群の被験者として、20〜50歳の女性10名に実施例1と比較例3を同様に使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。本試験には、比較例1として段落0051で示した化粧料を用い、実施例1には段落0052に示した化粧料、比較例3には段落0052から雪茶抽出物を除いた化粧料を作成し、その使用による効果について調べた。本発明の有効成分を配合した化粧料を毎日使用しながら肌の美白効果を塗布開始前及び2ヶ月塗布後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。使用期間中に皮膚の異常を訴えた人はいなかった。結果は表2に示す。表中の数字は人数を表す。
<判定基準>著効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが著しく改善した。
有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが改善した。
やや有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが少し改善した。
無効:塗布開始前と比較して変化が無かった。
Figure 2007269743
表2に雪茶抽出物及び/又はソメイヨシノ抽出物のヒトでの美白効果確認試験の結果を示した。有効成分として雪茶抽出物のみを配合した比較例1、ソメイヨシノ抽出物のみを配合した比較例3よりも、雪茶抽出物とソメイヨシノ抽出物を併用した実施例1で優れた効果が認められた。
ヒトでの美白効果確認試験3
第4群の被験者として、20〜50歳の女性10名に1日2回(朝、夜)連続2ヵ月間、比較例1と実施例2をそれぞれ半顔ずつ使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。同時に第5群の被験者として、別の20〜50歳の女性10名に実施例2と比較例4を同様に使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。本試験には、比較例1として段落0051で示した化粧料を用い、実施例2には段落0053に示した化粧料、比較例4には段落0053から雪茶抽出物を除いた化粧料を作成し、その使用による効果について調べた。本発明の有効成分を配合した化粧料を毎日使用しながら肌の美白効果を塗布開始前及び2ヶ月塗布後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。使用期間中に皮膚の異常を訴えた人はいなかった。結果は表3に示す。表中の数字は人数を表す。
<判定基準>著効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが著しく改善した。
有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが改善した。
やや有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが少し改善した。
無効:塗布開始前と比較して変化が無かった。
Figure 2007269743
表3に雪茶抽出物及び/又はヤマツツジ抽出物のヒトでの美白効果確認試験の結果を示した。有効成分として雪茶抽出物のみを配合した比較例1、ヤマツツジ抽出物のみを配合した比較例4よりも、雪茶抽出物とヤマツツジ抽出物を併用した実施例2で優れた美白効果が認められた。
ヒトでの美白効果確認試験4
第6群の被験者として、20〜50歳の女性10名に1日2回(朝、夜)連続2ヵ月間、比較例1と実施例3をそれぞれ半顔ずつ使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。同時に第7群の被験者として、別の20〜50歳の女性10名に実施例3と比較例5を同様に使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。本試験には、比較例1として段落0051で示した化粧料を用い、実施例3には段落0054に示した化粧料、比較例5には段落0054から雪茶抽出物を除いた化粧料を作成し、その使用による効果について調べた。本発明の有効成分を配合した化粧料を毎日使用しながら肌の美白効果を塗布開始前及び2ヶ月塗布後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。使用期間中に皮膚の異常を訴えた人はいなかった。結果は表4に示す。表中の数字は人数を表す。
<判定基準>著効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが著しく改善した。
有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが改善した。
やや有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが少し改善した。
無効:塗布開始前と比較して変化が無かった。
Figure 2007269743
表4に雪茶抽出物及び/又はムクゲ抽出物のヒトでの美白効果確認試験の結果を示した。有効成分として雪茶抽出物のみを配合した比較例1、ムクゲ抽出物のみを配合した比較例5よりも、雪茶抽出物とムクゲ抽出物を併用した実施例3で優れた美白効果が認められた。
ヒトでの美白効果確認試験5
第8群の被験者として、20〜50歳の女性10名に1日2回(朝、夜)連続2ヵ月間、比較例1と実施例4をそれぞれ半顔ずつ使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。同時に第9群の被験者として、別の20〜50歳の女性10名に実施例4と比較例6を同様に使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。本試験には、比較例1として段落0051で示した化粧料を用い、実施例4には段落0055に示した化粧料、比較例6には段落0055から雪茶抽出物を除いた化粧料を作成し、その使用による効果について調べた。本発明の有効成分を配合した化粧料を毎日使用しながら肌の美白効果を塗布開始前及び2ヶ月塗布後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。使用期間中に皮膚の異常を訴えた人はいなかった。結果は表5に示す。表中の数字は人数を表す。
<判定基準>著効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが著しく改善した。
有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが改善した。
やや有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが少し改善した。
無効:塗布開始前と比較して変化が無かった。
Figure 2007269743
表5に雪茶抽出物及び/又はナニワイバラ抽出物のヒトでの美白効果確認試験の結果を示した。有効成分として雪茶抽出物のみを配合した比較例1、ナニワイバラ抽出物のみを配合した比較例6よりも、雪茶抽出物とナニワイバラ抽出物を併用した実施例4で優れた美白効果が認められた。
ヒトでの美白効果確認試験6
第10群の被験者として、20〜50歳の女性10名に1日2回(朝、夜)連続2ヵ月間、比較例1と実施例5をそれぞれ半顔ずつ使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。同時に第11群の被験者として、別の20〜50歳の女性10名に実施例5と比較例7を同様に使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。本試験には、比較例1として段落0051で示した化粧料を用い、実施例5には段落0056に示した化粧料、比較例7には段落0056から雪茶抽出物を除いた化粧料を作成し、その使用による効果について調べた。本発明の有効成分を配合した化粧料を毎日使用しながら肌の美白効果を塗布開始前及び2ヶ月塗布後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。使用期間中に皮膚の異常を訴えた人はいなかった。結果は表6に示す。表中の数字は人数を表す。
<判定基準>著効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが著しく改善した。
有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが改善した。
やや有効:塗布開始前と比較して肌のしみ・くすみが少し改善した。
無効:塗布開始前と比較して変化が無かった。
Figure 2007269743
表6に雪茶抽出物及び/又はソメイヨシノ抽出物とナニワイバラ抽出物のヒトでの美白効果確認試験の結果を示した。有効成分として雪茶抽出物のみを配合した比較例1、ソメイヨシノ抽出物とナニワイバラ抽出物のみを配合した比較例7よりも、雪茶抽出物、ソメイヨシノ抽出物、ナニワイバラ抽出物を併用した実施例5で優れた美白効果が認められた。
次に、本発明の各種成分を配合した化粧料の処方例の例を示すが、本発明はこれに限定されるものでない。
化粧料の処方例
(1)化粧用クリーム(重量%)
a)ミツロウ・・・2.0
b)ステアリルアルコール・・・5.0
c)ステアリン酸・・・8.0
d)スクワラン・・・10.0
e)自己乳化型グリセリルモノステアレート・・・3.0
f)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)・・・1.0
g)雪茶抽出物・・・5.0
h)1,3-ブチレングリコール・・・5.0
i)水酸化カリウム・・・0.3
j)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
k)精製水・・・残部
製法
a)〜f)までを加熱溶解し、80℃に保つ。g)〜l)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)〜f)に加えて乳化する。50℃でm)を添加し、40℃まで撹拌しながら冷却する。
(2)乳液(重量%)
a)ミツロウ・・・0.5
b)ワセリン・・・2.0
c)スクワラン・・・8.0
d)ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f)雪茶抽出物・・・5.0
g)1,3-ブチレングリコール・・・7.0
h)カルボキシビニルポリマー・・・0.2
i)水酸化カリウム・・・0.1
j)精製水・・・残部
k)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
l)エタノール・・・7.0
製法
a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜k)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃でl)を添加し、40℃まで攪拌冷却する。
(3)乳液(重量%)
a)ミツロウ・・・0.5
b)ワセリン・・・2.0
c)スクワラン・・・8.0
d)ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f)雪茶抽出物・・・5.0
g)ソメイヨシノ抽出物・・・1.0
h)1,3-ブチレングリコール・・・7.0
i)カルボキシビニルポリマー・・・0.2
j)水酸化カリウム・・・0.1
k)精製水・・・残部
l)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
m)エタノール・・・7.0
製法
a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜l)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃でm)を添加し、40℃まで攪拌冷却する。
(4)乳液(重量%)
a)ミツロウ・・・0.5
b)ワセリン・・・2.0
c)スクワラン・・・8.0
d)ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f)雪茶抽出物・・・5.0
g)ヤマツツジ抽出物・・・1.0
h)1,3-ブチレングリコール・・・7.0
i)カルボキシビニルポリマー・・・0.2
j)水酸化カリウム・・・0.1
k)精製水・・・残部
l)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
m)エタノール・・・7.0
製法
a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜l)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃でm)を添加し、40℃まで攪拌冷却する。
(5)乳液(重量%)
a)ミツロウ・・・0.5
b)ワセリン・・・2.0
c)スクワラン・・・8.0
d)ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f)雪茶抽出物・・・5.0
g)ムクゲ抽出物・・・1.0
h)1,3-ブチレングリコール・・・7.0
i)カルボキシビニルポリマー・・・0.2
j)水酸化カリウム・・・0.1
k)精製水・・・残部
l)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
m)エタノール・・・7.0
製法
a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜l)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃でm)を添加し、40℃まで攪拌冷却する。
(6)乳液(重量%)
a)ミツロウ・・・0.5
b)ワセリン・・・2.0
c)スクワラン・・・8.0
d)ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f)雪茶抽出物・・・5.0
g)ナニワイバラ抽出物・・・1.0
h)1,3-ブチレングリコール・・・7.0
i)カルボキシビニルポリマー・・・0.2
j)水酸化カリウム・・・0.1
k)精製水・・・残部
l)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
m)エタノール・・・7.0
製法
a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜l)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃でm)を添加し、40℃まで攪拌冷却する。
(7)乳液(重量%)
a)ミツロウ・・・0.5
b)ワセリン・・・2.0
c)スクワラン・・・8.0
d)ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f)雪茶抽出物・・・5.0
g)ソメイヨシノ抽出物・・・1.0
h)ナニワイバラ抽出物・・・1.0
i)1,3-ブチレングリコール・・・7.0
j)カルボキシビニルポリマー・・・0.2
k)水酸化カリウム・・・0.1
l)精製水・・・残部
m)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
n)エタノール・・・7.0
製法
a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜m)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃でn)を添加し、40℃まで攪拌冷却する。
(8)化粧水 (重量%)
a)雪茶抽出物・・・2.0
b)ソメイヨシノ抽出物・・・1.0
c)グリセリン・・・5.0
d)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・1.0
e)エタノール・・・6.0
f)香料・・・適量
g)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
h)精製水・・・残部
製法 a)、b)、c)、d)、h)を均一に混合する。e)〜g)を均一に混合し、a)、b)、c)、d)、h)混合物に加える。
(9)化粧水(重量%)
a)雪茶抽出物・・・2.0
b)ヤマツツジ抽出物・・・1.0
c)グリセリン・・・5.0
d)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・1.0
e)エタノール・・・6.0
f)香料・・・適量
g)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
h)精製水・・・残部
製法 a)、b)、c)、d)、h)を均一に混合する。e)〜g)を均一に混合し、a)、b)、c)、d)、h)混合物に加える。
(10)化粧水(重量%)
a)雪茶抽出物・・・3.0
b)ムクゲ抽出物・・・1.0
c)1,3−ブチレングリコール・・・8.0
d)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・1.0
e)エタノール・・・6.0
f)香料・・・適量
g)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
h)精製水・・・残部
製法 a)、b)、c)、d)、h)を均一に混合する。e)〜g)を均一に混合し、a)、b)、c)、d)、h)混合物に加える。
(11)化粧水(重量%)
a)雪茶抽出物・・・3.0
b)ヤマツツジ抽出物・・・1.0
c)バラ抽出物・・・1.0
d)1,3−ブチレングリコール・・・8.0
e)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・1.0
f)エタノール・・・6.0
g)香料・・・適量
h)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
i)精製水・・・残部
製法 a)、b)、c)、d)、e)、i)を均一に混合する。f)〜h)を均一に混合し、a)、b)、c)、d)、e)、i)混合物に加える。
(12)化粧水(重量%)
a)雪茶抽出物・・・3.0
b)ソメイヨシノ抽出物・・・1.0
c)ナニワイバラ抽出物・・・1.0
d)ムクゲ抽出物・・・1.0
e)1,3−ブチレングリコール・・・8.0
f)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・1.0
g)エタノール・・・6.0
h)香料・・・適量
i)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
j)精製水・・・残部
製法 a)、b)、c)、d)、e)、f)、j)を均一に混合する。g)〜i)を均一に混合し、a)、b)、c)、d)、e)、f)、j)混合物に加える。
(13)洗顔剤(重量%)
a)雪茶抽出物・・・0.1
b)ソメイヨシノ抽出物・・・0.1
c)タルク・・・残部
d)セルロース・・・20.0
e)ミリスチン酸カリウム・・・30.0
f)ラウリルリン酸ナトリウム・・・10.0
g)香料・・・適量
h)防腐剤・・・適量
製法 a)〜h)までを混合し、よく撹拌、分散させ均一にする。
(14)軟膏(重量%)

a)雪茶抽出物・・・0.1

b)ソメイヨシノ抽出物・・・0.1

c)トリエタノールアミン・・・2.0

d)グリセリン・・・5.0

e)精製水・・・残部

f)セタノール・・・4.0

g)防腐剤・・・適量
製法
a)〜g)までを加熱混合し、よく撹拌し、分散させ均一にし冷却する。

Claims (2)

  1. 雪茶抽出物と、サクラ(Prunus)属植物抽出物、ツツジ(Rhododendron)属植物抽出物、ハイビスカス(Hibiscus)属植物抽出物、バラ(Rosa)属植物抽出物の中から選ばれる1種又は2種以上の成分を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 雪茶抽出物と、サクラ(Prunus)属植物抽出物、ツツジ(Rhododendron)属植物抽出物、ハイビスカス(Hibiscus)属植物抽出物、バラ(Rosa)属植物抽出物の中から選ばれる1種又は2種以上の成分を含有することを特徴とする美白化粧料。
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