JP2021042133A - 酸化染毛剤組成物及び染毛方法 - Google Patents

酸化染毛剤組成物及び染毛方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、毛髪へのダメージを抑制し、毛髪の状態によらず目的とする染毛作用を発揮する酸化染毛剤組成物及びそれらを既染部に使用する方法を提供することである。【解決手段】上記課題を解決するために、本発明として(A)アンモニア及び/又はアルカノールアミンから選ばれるアルカリ剤、(B)硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料、(C)アンモニウム塩を含有し、使用時のアルカリ度が3.0ml/g以下、pHが8.5〜9.5であることを特徴とする酸化染料を含む第1剤と酸化剤を含む第2剤を含有する酸化染毛剤組成物を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、特定のアルカリ度及びpHを有する酸化染毛剤組成物及び染毛方法に関する。
ヒトの毛髪などを染色するための化粧料として、酸化染毛剤組成物が知られている。酸化染毛剤組成物は、酸化染料を含む第1剤と、酸化剤を含有する第2剤を備え、毛髪などへ適用する際には第1剤と第2剤を混合して使用するものである。酸化染毛剤組成物を毛髪に適用すると、酸化染料が毛髪内部に浸透したのち、毛髪内部で酸化重合して発色する。また、酸化染毛剤組成物では、酸化染料重合体を形成するため、染料が毛髪内部に留まりやすくなり、一時染毛剤(毛髪着色料)に比べて長期間染毛状態が維持される。
酸化染毛剤組成物は、アルカリ剤を含有するため、繰り返し使用することにより毛髪にダメージを与えて、うねり、広がり、感触などの毛髪の状態を悪化させる問題がある。そこで、毛髪へのダメージが抑制された酸化染毛剤組成物が所望されている。
毛髪へのダメージを抑制する酸化染毛剤組成物として、アルカリ剤の含有量を低減した酸化染毛剤組成物がある。例えば、特許文献1、2には、アルカリ剤の含有量を最小限に調節した酸化染毛剤組成物として、酸化染料、アンモニア、過酸化水素を含有する新生毛部と既染毛部に適用する酸化染毛剤組成物が開示されている。また、特許文献3には、アルカリ剤の含有量だけでなくpHを調節した酸化染毛剤組成物が開示されている。
国際公開第2003/072074号 特開2002−241248号公報 特開2002−173418号公報
これまで、酸化染毛剤組成物のアルカリ度を低値としたりpHを調節したりすることで、毛髪に対するダメージを軽減した酸化染毛剤組成物が開発されてきたが、既に酸化染毛剤組成物で処理された毛髪(既染部)への染毛作用は十分とはいえない。この染毛作用の低下の原因は、日々使用されるシャンプーやトリートメント等の毛髪化粧料、酸性染毛剤組成物等に含まれる酸性成分が毛髪内に残留するためである。従来のアルカリ度やpHが調整された酸化染毛剤組成物は、毛髪化粧料や酸性染毛剤組成物等で処理された毛髪に残留する酸性成分の影響を受けやすく、酸化染毛剤組成物の染毛作用における至適pHを維持することができない。そのため、繰り返し使用しても毛髪へのダメージが軽減されるだけでなく、染毛作用が十分に発揮される酸化染毛剤組成物の開発が望まれている。
したがって、本発明の課題は、毛髪へのダメージを抑制しつつ、毛髪の状態によらず目的とする染毛作用を発揮する酸化染毛剤組成物及びそれらを既染部に使用する染毛方法を提供することである。
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、酸化染毛剤組成物において、(A)アンモニア及び/又はアルカノールアミンから選ばれるアルカリ剤、(B)硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料、(C)アンモニウム塩を配合し、特定のアルカリ度及びpHに調節することにより、毛髪へのダメージを抑制しつつ、毛髪の状態によらず目的とする染毛作用を改善することができるという知見に至り、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の[1]〜[5]を提供する。
[1]酸化染料を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤を含有する酸化染毛剤組成物であって、下記の(A)、(B)、(C)成分を含有し、アルカリ度が3.0ml/g以下、pHが8.5〜9.5であることを特徴とする、酸化染毛剤組成物。
(A)アンモニア及び/又はアルカノールアミンから選ばれるアルカリ剤
(B)硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料
(C)アンモニウム塩
この酸化染毛剤組成物によれば、毛髪へのダメージを抑制しつつ、毛髪の状態によらず優れた染毛作用を発揮することができる。
[2]前記(B)成分と前記(C)成分の合計含有量(B)+(C)が、0.65質量%以上であることを特徴とする、[1]に記載の酸化染毛剤組成物。
この酸化染毛剤組成物によれば、毛髪へのダメージを抑制しつつ、更に広範な毛髪の状態においても優れた染毛作用を発揮することができる。
[3]更に、前記(B)成分と前記(C)成分の合計含有量に対する前記(A)成分の含有量の比(A)/((B)+(C))が、0.5以下であることを特徴とする、[1]又は[2]に記載の酸化染毛剤組成物。
この酸化染毛剤組成物によれば、毛髪へのダメージを抑制しつつ、更に広範な毛髪の状態においても優れた染毛作用を発揮することができる。
[4]前記(C)成分が強酸のアンモニウム塩であることを特徴とする、[1]〜[3]のいずれかに記載の酸化染毛剤組成物。
この酸化染毛剤組成物によれば、アンモニウム塩として汎用されている強酸のアンモニウム塩を採用することができる。また、アルカリ度を上昇させることなく、pHの変動を抑制することができる。
[5][1]〜[4]のいずれかに記載の酸化染毛剤組成物を既染部に使用することを特徴とする、染毛方法。
この染毛方法によれば、毛髪へのダメージを抑制しつつ、毛髪の状態によらず染毛作用を向上させることができる。
本発明によれば、毛髪へのダメージを抑制しつつ、毛髪の状態によらず優れた染毛作用を発揮する酸化染毛剤組成物及び酸化染毛剤組成物を毛髪の既染部に使用する染毛方法を提供することができる。
本発明の酸化染毛剤組成物は、酸化染料を含む第1剤と、酸化剤を含有する第2剤を含むものであり、第1剤と第2剤は、使用時に混合するものである。本発明の酸化染毛剤組成物は、毛髪などに適用する際の組成物であり、第1剤と第2剤に加えて、第3剤などの他の剤を含有してもよい。
また、本発明の酸化染毛剤組成物は、(A)アンモニア及び/又はアルカノールアミンから選ばれるアルカリ剤、(B)硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料、(C)アンモニウム塩を含有し、アルカリ度が3.0ml/g以下、pHが8.5〜9.5であることを特徴とする。
第1剤と第2剤を混合調製して得られる酸化染毛剤組成物の0.1N塩酸標準溶液の消費量で規定されるアルカリ度は、3.0ml/g以下である。上限値としては、より好ましくは2.5ml/g以下であり、さらに好ましくは2.0ml/g以下である。ここで、0.1N塩酸標準溶液の消費量で規定されるアルカリ度とは、所定量の酸化染毛剤組成物を0.1N(0.1mol/l)塩酸標準溶液で滴定し、滴定の終点を第2変曲点としたときの0.1N塩酸標準溶液の消費量から次のようにして求められる。
アルカリ度=0.1N塩酸標準溶液の消費量[ml]/酸化染毛剤の量[g]
本発明の酸化染毛剤組成物のアルカリ度が3.0ml/gを超える場合には、毛髪へのダメージが強くなるため、本発明の効果を得ることができない。
また、第1剤と第2剤を混合調製して得られる酸化染毛剤組成物の原液におけるpHは、8.5〜9.5である。本発明の酸化染毛剤組成物のpHが8.5未満の場合には、染毛作用が弱くなり、pHが9.5を超える場合には、毛髪へのダメージが強くなることから、pHが8.5〜9.5の範囲でなければ本発明の効果を得ることができない。
酸化染毛剤組成物に含まれる第1剤のpHは、特に制限されないが、好ましくは7.0〜13.0である。下限値としては、より好ましくは7.5以上であり、さらに好ましくは8.0以上である。上限値としては、より好ましくは12.0以下であり、さらに好ましくは11.0以下である。
酸化剤含有組成物に含まれる第2剤のpHは、特に制限されないが、好ましくは1.0〜6.5である。下限値としては、より好ましくは1.5以上であり、さらに好ましくは2.0以上である。上限値としては、より好ましくは6.0以下であり、さらに好ましくは5.5以下である。
本発明の酸化染毛剤組成物の剤形は、特に制限されず、例えば、液状、ゲル状、乳液状、クリーム状、泡状などが挙げられる。毛髪等への適用性を考慮すると、クリーム状、泡状であることが好ましい。
また、第1剤や第2剤の剤形は、状態の保存安定性や混合性等を勘案して適宜設定されるものであり、例えば、粉状、粒状、液状、ゲル状、乳液状、クリーム状、泡状などが挙げられる。
次に、本発明の酸化染毛剤組成物に使用する各成分について、詳細に説明する。なお、各成分の含有量については、特に断りがない場合には、各剤を混合した酸化染毛剤組成物に含まれる含有量を示す。また、以下の説明において、「アルキル」に続くカッコ内の数字は、脂肪酸鎖の炭素数を示している。
<(A)アルカリ剤>
(A)成分であるアルカリ剤は、アンモニア、アルカノールアミンであり、毛髪を膨張させて、染料や酸化剤の浸透を促進する作用を有する。また、pHを向上する作用を有する。(A)成分であるアルカリ剤は、通常、第1剤に配合されるが、その他の剤に配合してもよい。
アルカノールアミンの具体例としては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、イソプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオールなどが挙げられる。
また、これらのアルカリ剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
本発明の酸化染毛剤組成物における(A)成分の含有量は、特に制限されるものではなく、例えば、0.01質量%以上5.0質量%以下である。下限値としては、好ましくは0.03質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上であり、更に好ましくは0.08質量%以上であり、特に好ましくは0.1質量%以上である。一方、上限値としては、好ましくは4.0質量%以下であり、より好ましくは3.0質量%以下であり、更に好ましくは2.0質量%以下であり、特に好ましくは1.5質量%以下である。
また、本発明の酸化染毛剤組成物は、(A)成分であるアンモニア、アルカノールアミン以外のアルカリ剤を含有してもよい。(A)成分以外のアルカリ剤としては、ケイ酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、メタケイ酸塩、リン酸塩、塩基性アミノ酸、水酸化物及びそれらの塩などが挙げられる。
ケイ酸塩の具体例としては、例えば、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウムなどが挙げられる。炭酸塩の具体例としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸グアニジンなどが挙げられる。炭酸水素塩の具体例としては、例えば、炭酸水素ナトリウムなどが挙げられる。メタケイ酸塩の具体例としては、例えば、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウムなどが挙げられる。リン酸塩の具体例としては、例えば、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウムなどが挙げられる。塩基性アミノ酸の具体例としては、例えば、アルギニン、リジン及びそれらの塩などが挙げられる。水酸化物の具体例としては、例えば、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムなどが挙げられる。
また、これらのアルカリ剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
本発明の酸化染毛剤組成物におけるアンモニア、アルカノールアミン以外のアルカリ剤の含有量は、特に制限されるものではない。例えば、5.0質量%以下である。上限値としては、例えば、4.0質量%以下であり、3.0質量%以下であり、2.0質量%以下である。
<(B)硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料>
(B)成分である硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料は、酸化剤により酸化重合して発色する染料である。硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料には、染料中間体とカプラーがあり、染料中間体は、自身の酸化により発色する物質であり、カプラーは、染料中間体との組み合わせにより種々の色調となる物質である。
なお、(B)成分である硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料及びそれ以外の酸化染料は、第1剤に配合されるものである。
染料中間体は、主としてo−又はp−のフェニレンジアミン類あるいはアミノフェノール類である染料先駆物質であり、通常、それ自体は無色か又は弱く着色した化合物である。
具体的には、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン(p−トルイレンジアミン)、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、o−クロル−p−フェニレンジアミン、4−アミノ−m−クレゾール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノール、2,2’−[(4−アミノフェニル)イミノ]ビスエタノールなどの硫酸塩又は塩酸塩が例示される。染料中間体は、所望する毛髪の色調に応じて一種又は二種以上を選択して使用することができる。
カプラーは、主としてm−のジアミン類、アミノフェノール類、ジフェノール類の硫酸塩又は塩酸塩が挙げられる。具体的には、m−アミノフェノール、5−アミノ−o−クレゾール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、N,N−ジエチル−m−アミノフェノール、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール、レゾルシン、カテコール、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、ハイドロキノン、α−ナフトール、フェニルメチルピラゾロン、3,3’−イミノジフェニール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、タンニン酸などの硫酸塩又は塩酸塩が例示される。カプラーは、所望する毛髪の色調に応じて一種又は二種以上を選択して使用することができる。
本発明の酸化染毛剤組成物における(B)成分の含有量は、特に制限されるものではなく、例えば、0.01質量%以上10.0質量%以下である。下限値としては、好ましくは0.05質量%以上であり、より好ましくは0.1質量%以上であり、更に好ましくは0.15質量%以上であり、特に好ましくは0.2質量%以上である。上限値としては、好ましくは7.0質量%以下であり、より好ましくは5.0質量%以下であり、更に好ましくは3.0質量%以下であり、特に好ましくは2.0質量%以下である。
また、本発明の酸化染毛剤組成物は、(B)成分である硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料以外の酸化染料を含有してもよい。
硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料以外の酸化染料には、硫酸塩又は塩酸塩以外の塩が付加された染料中間体やカプラー及び塩が付加されていない染料中間体やカプラーが含まれる。酸化染料に付加される硫酸塩又は塩酸塩以外の塩としては、有機酸の付加塩、無機酸の付加塩が挙げられる。より具体的には、例えば、臭化水素酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、乳酸塩、トシル酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、リン酸塩、酢酸塩、リンゴ酸塩、安息香酸塩、サリチル酸塩などが挙げられる。これらの具体例のうち、一種のみが単独で含有されてもよいし、二種以上が組み合わされて含有されてもよい。
(B)成分である硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料以外の染料中間体やカプラーの含有量は、特に制限されるものではなく、例えば、0.01質量%以上5.0質量%以下である。下限値としては、好ましくは0.05質量%以上であり、より好ましくは0.08質量%以上であり、更に好ましくは0.1質量%以上であり、特に好ましくは0.2質量%以上である。上限値としては、好ましくは4.5質量%以下であり、より好ましくは4.0質量%以下であり、更に好ましくは3.5質量%以下であり、特に好ましくは3.0質量%以下である。
酸化染毛剤組成物における酸化染料の総含有量は、特に制限されるものではなく、例えば、0.01質量%以上20.0質量%以下である。下限値としては、好ましくは0.02質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上であり、更に好ましくは0.1質量%以上であり、特に好ましくは0.2質量%以上である。上限値としては、好ましくは15.0質量%以下であり、より好ましくは10.0質量%以下であり、更に好ましくは7.0質量%以下であり、特に好ましくは5.0質量%以下である。なお、酸化染料の総含有量とは、染料中間体、カプラー及びその塩のすべての総和である。
本発明の酸化染毛剤組成物によれば、通常、毛髪の着色に用いられる(B)成分である硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料は、(A)成分であるアルカリ剤、以下に説明する(C)成分であるアンモニウム塩と共に含有することにより、毛髪の着色作用だけでなく、毛髪等に適用した際の酸化染毛剤組成物のpHの変動を抑制する作用も発揮する。これにより、毛髪等へのダメージを抑制する目的で低いアルカリ度に調整した酸化染毛剤組成物を適用した場合であっても、毛髪内の残留酸性成分による影響を受け難いために優れた染毛作用を発揮するという効果を奏する。
<(C)アンモニウム塩>
(C)成分であるアンモニウム塩は、pHの変動を抑制する作用を有するものである。また、毛髪を膨張させて、染料や酸化剤の浸透を促進する作用を有する。
なお、(C)成分であるアンモニウム塩は、通常、第1剤に配合されるが、その他の剤に配合してもよい。
アンモニウム塩は、強酸のアンモニウム塩であっても弱酸のアンモニウム塩であってもよい。強酸のアンモニウム塩の具体例としては、塩化アンモニウムなどのハロゲン化アンモニウム、硫酸アンモニウムなどが挙げられる。また、弱酸のアンモニウム塩の具体例としては、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、リン酸アンモニウム、リン酸水素アンモニウムなどの無機系アンモニウム塩、乳酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、グリコール酸アンモニウムなどの有機系アンモニウム塩などが挙げられる。
また、これらのアンモニウム塩は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
強酸のアンモニウム塩は、アルカリ度を向上させないことから、ダメージを抑制しつつ、染毛性を高めるという本発明の効果をより一層発揮する。
本発明の酸化染毛剤組成物におけるアンモニウム塩の含有量は、特に制限されるものではなく、例えば、0.01質量%以上5.0質量%以下である。下限値としては、好ましくは0.05質量%以上であり、より好ましくは0.2質量%以上であり、更に好ましくは0.3質量%以上であり、特に好ましくは0.5質量%以上である。一方、上限値としては、好ましくは4.5質量%以下であり、より好ましくは4.0質量%以下であり、更に好ましくは3.5質量%以下であり、特に好ましくは3.0質量%以下である。
本発明の酸化染毛剤組成物における(B)成分と(C)成分の合計含有量は、特に制限されるものではなく、例えば、0.02質量%以上10.0質量%以下である。下限値としては、好ましくは0.10質量%以上であり、より好ましくは0.30質量%以上であり、更に好ましくは0.50質量%以上であり、特に好ましくは0.65質量%以上である。上限値としては、好ましくは8.0質量%以下であり、より好ましくは6.0質量%以下であり、更に好ましくは5.0質量%以下であり、特に好ましくは4.5質量%以下である。
酸化染毛剤組成物における(B)成分と(C)成分の合計含有量を上記範囲とすることにより、酸化染毛剤組成物で繰り返し処理した毛髪内部に残留する酸性成分によるpH低下の影響を低減することができるという効果がより発揮される。これにより、毛髪等に適用した際に、優れた染毛作用を発揮するという効果を奏する。
酸化染毛剤組成物における(B)成分と(C)成分の合計含有量に対する前記(A)成分の含有量の比は、特に制限されるものではなく、例えば、0.01以上2以下である。下限値としては、好ましくは0.02以上であり、より好ましくは0.05以上であり、特に好ましくは0.1以上である。上限値としては、好ましくは1.5以下であり、より好ましくは1以下であり、更に好ましくは0.8以下であり、特に好ましくは0.5以下である。
酸化染毛剤組成物における(B)成分と(C)成分の合計含有量に対する前記(A)成分の含有量の比を上記範囲とすることにより、酸化染毛剤組成物で繰り返し処理した毛髪へのダメージを低減することができるという効果がより発揮される。
<その他の成分>
本発明の酸化染毛剤組成物は、上記(A)成分、(B)成分、(C)成分以外に、必要に応じて以下の成分を含有してもよい。
(直接染料)
直接染料は、色を有する化合物であり、毛髪に付着又は浸透して染毛する染料であれば特に制限されるものではない。例えば、酸性染料、塩基性染料、天然染料、ニトロ染料、HC染料、分散染料などが挙げられる。
また、これらの直接染料は、所望する毛髪の色調に応じて単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
(非イオン性界面活性剤)
非イオン性界面活性剤は、水溶液中でイオン性を示さない界面活性剤である。例えば、非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテルなどのエーテル型非イオン性界面活性剤、エステル型非イオン性界面活性剤、アルカノールアミド型非イオン性界面活性剤、アルキルグルコシドなどが挙げられる。
エーテル型非イオン性界面活性剤の具体例としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンフィトステロールなどが挙げられ、好ましくは、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテルである。
エステル型非イオン性界面活性剤の具体例としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる。
ポリオキシエチレンなどポリアルキレンオキシド繰り返し単位数としては、例えば、2〜100が挙げられ、好ましくは3〜25である。
酸化染毛剤組成物における非イオン性界面活性剤の含有量は、特に制限されるものではなく、好ましくは0.001質量%以上30.0質量%以下である。下限値としては、より好ましくは0.1質量%以上であり、更に好ましくは0.5質量%以上であり、特に好ましくは1.0質量%以上である。一方、上限値としては、より好ましくは10.0質量%以下であり、更に好ましくは5.0質量%以下であり、特に好ましくは3.0質量%以下である。
(カチオン性界面活性剤)
カチオン性界面活性剤は、水に溶解してイオン解離をする親水基が陽イオンとなる界面活性剤である。例えば、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩などのアルキル4級アンモニウム塩類、アルキルアミン塩、脂肪酸アミドアミン塩、エステル含有3級アミン塩、アーコベル型3級アミン塩などのアミン塩類、アルキルピリジニウム塩、アルキルイソキノリウム塩などの環式4級アンモニウム塩類、塩化ベンゼトニウムなどが挙げられる。
好ましくは、アルキル4級アンモニウム塩類であり、さらに好ましくは、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩であり、特に好ましくは、モノアルキル型4級アンモニウム塩である。
モノアルキル型4級アンモニウム塩の具体例としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(28)トリメチルアンモニウム、塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムなどが挙げられる。
また、これらのカチオン性界面活性剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
また、モノアルキル型4級アンモニウム塩のアルキル基は、特に制限されるものではない。例えば、モノアルキル型4級アンモニウム塩のアルキル基は、好ましくは炭素数6以上40以下である。下限値としては、より好ましくは8以上であり、さらに好ましくは12以上であり、特に好ましくは16以上であり、より特に好ましくは18以上である。上限値としては、より好ましくは35以下であり、さらに好ましくは30以下であり、特に好ましくは28以下であり、より特に好ましくは24以下である。
酸化染毛剤組成物におけるカチオン性界面活性剤の含有量は、特に制限されるものではなく、好ましくは0.001質量%以上10.0質量%以下である。下限値としては、より好ましくは0.05質量%以上であり、更に好ましくは0.1質量%以上であり、特に好ましくは0.3質量%以上であり、より特に好ましくは0.5質量%以上である。上限値としては、より好ましくは5.0質量%以下であり、更に好ましくは3.0質量%以下であり、特に好ましくは2.0質量%以下である。
(アニオン性界面活性剤)
アニオン性界面活性剤は、陰イオン性の親水基を持つ界面活性剤である。例えば、アニオン性界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、アルケニル硫酸エステル塩、アルケニルエーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和脂肪酸塩、不飽和脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホン脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノエステル型界面活性剤、リン酸ジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステルなどが挙げられる。これらの界面活性剤のアニオン基の対イオンは、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオン及びトリエタノールアミンなどが挙げられる。
(両性界面活性剤)
両性界面活性剤は、pHにより親水基部分が正に帯電したり、負に帯電したりする界面活性剤である。例えば、両性界面活性剤としては、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤が挙げられる。
酸化染毛剤組成物における界面活性剤の総含有量は、特に制限されない。例えば、酸化染毛剤組成物における界面活性剤の総含有量としては、好ましくは0.001質量%以上50.0質量%以下である。下限値としては、より好ましくは0.01質量%以上であり、更に好ましくは0.1質量%以上であり、特に好ましくは1.0質量%以上である。一方、上限値としては、より好ましくは30.0質量%以下であり、更に好ましくは20.0質量%以下であり、特に好ましくは10.0質量%以下である。
(油性成分)
油性成分は、毛髪の状態をしなやかにするものであれば特に制限されるものではない。例えば、高級アルコール、高級脂肪酸、油脂、ロウ類、炭化水素油、アルキルグリセリルエーテル、エステル油、シリコーン油などが挙げられる。
また、これらの油性成分は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
高級アルコールは、炭化水素に置換基として水酸基を有する化合物である。水酸基の数は、特に制限されず、複数の水酸基を有する多価アルコールでもよいが、好ましくは一価アルコールである。また、水酸基以外の他の置換基を有していてもよい。
また、炭化水素は、飽和炭化水素及び不飽和炭化水素のいずれでもよい。
高級アルコールの炭素数は、特に制限されるものではない。例えば、高級アルコールの炭素数としては、好ましくは8〜40である。下限値としては、より好ましくは10以上であり、さらに好ましくは12以上であり、特に好ましくは14以上であり、より特に好ましくは16以上である。上限値としては、より好ましくは35以下であり、さらに好ましくは30以下であり、特に好ましくは28以下であり、より特に好ましくは24以下である。
また、高級アルコールの炭素鎖は、飽和のものでも不飽和のものでもよい。炭素鎖が分岐鎖状である2−オクチルドデカノールなどの高級アルコールも用いることができる。なお、乳化安定性の観点から、高級アルコールの炭素鎖は、炭素鎖が直鎖状である高級アルコールの方が好ましい。
高級アルコールの水酸基の数は、特に制限されず、複数の水酸基を有する多価アルコールでもよい。なお、好ましくは一価アルコールである。また、水酸基以外の他の置換基を有していてもよい。
高級アルコールの具体例としては、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、ラノリンアルコール、フィトステロール、コレステロールなどが挙げられる。
また、これらの高級アルコールは単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
酸化染毛剤組成物における高級アルコールの含有量は、特に制限されるものではない。例えば、高級アルコールの含有量としては、好ましくは1.0質量%以上20.0質量%以下である。下限値としては、より好ましくは2.0質量%以上、更に好ましくは3.0質量%以上、特に好ましくは5.0質量%以上である。一方、上限値としては、より好ましくは15.0質量%以下、更に好ましくは12.5質量%以下、特に好ましくは10.0質量%以下である。
高級脂肪酸は、炭素数6以上の脂肪酸である。高級脂肪酸の炭素数としては、特に制限されないが、例えば、好ましくは10以上24以下であり、より好ましくは12以上16以下である。
高級脂肪酸の具体例としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、リノール酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸などが挙げられる。好ましくは、ラウリン酸、ミリスチン酸及びパルミチン酸などが挙げられる。
また、これらの高級脂肪酸は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
油脂の具体例としては、例えば、オリーブ油、ローズヒップ油、ツバキ油、シア脂、マカデミアナッツ油、アーモンド油、茶実油、サザンカ油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、牛脂、カカオ脂、トウモロコシ油、落花生油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、小麦胚芽油、ハトムギ油、ブドウ種子油、アボカド油、カロット油、ヒマシ油、アマニ油、ヤシ油、ミンク油、卵黄油、月見草油などが挙げられる。
ロウ類の具体例としては、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油、ラノリン、鯨ロウ、コメヌカロウ、サトウキビロウ、パームロウ、モンタンロウ、綿ロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、カポックロウ、セラックロウなどが挙げられる。
炭化水素油の具体例としては、例えば、流動パラフィン、パラフィン、オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ミネラルオイル、合成スクワラン、水添スクワラン、スクワラン、ポリブテン、ポリエチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、オゾケライト、セレシン、リモネン、テレビン油などが挙げられる。
アルキルグリセリルエーテルとしては、例えば、バチルアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール及びイソステアリルグリセリルエーテルなどが挙げられる。
エステル油の具体例としては、例えば、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソトリデシル、オクタン酸セチル、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、セバシン酸ジイソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルへキシル、エチルヘキサン酸セチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸イソセチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、脂肪酸(C10−30)(コレステリル/ラノステリル)、乳酸ラウリル、乳酸オクチルドデシル、リシノール酸オクチルドデシル、乳酸セチル、酢酸ラノリン、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、カプリン酸セチル、トリカプリル酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジオクチル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油などが挙げられる。
シリコーン油の具体例としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、ヒドロキシ末端基を有するジメチルポリシロキサン(ジメチコノール)、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、平均重合度が650〜10000の高重合シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーンなどが挙げられる。
上記のアミノ変性シリコーンの具体例としては、例えば、アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(アミノプロピルジメチコン)、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(アモジメチコン)、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(トリメチルシリルアモジメチコン)などが挙げられる。
酸化染毛剤組成物における油性成分の総含有量は、特に制限されるものではない。例えば、油性成分の総含有量としては、好ましくは0.01質量%以上60.0質量%以下である。下限値としては、より好ましくは0.1質量%以上であり、更に好ましくは1.0質量%以上であり、特に好ましくは2.0質量%以上である。一方、上限値としては、より好ましくは40.0質量%以下であり、更に好ましくは20.0質量%以下であり、特に好ましくは10.0質量%以下である。
(水溶性高分子化合物)
水溶性高分子化合物は、第1剤及び第2剤の粘度、毛髪の状態などを向上させるものである。例えば、ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリドなどのカチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、4級化ポリビニルピロリドン、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体などの両性高分子化合物などが挙げられる。これらの水溶性高分子化合物は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
酸化染毛剤組成物における水溶性高分子化合物の含有量は、特に制限されるものではない。例えば、水溶性高分子化合物の含有量としては、好ましくは0.01質量%以上20.0質量%以下である。下限値としては、より好ましくは0.1質量%以上であり、更に好ましくは1.0質量%以上である。一方、上限値としては、より好ましくは10.0質量%以下であり、更に好ましくは5.0質量%以下である。
(多価アルコール)
多価アルコールは、ヒドロキシル基を二個以上もつアルコールであり、例えば、グリコール、グリセリンが挙げられる。
また、これらの多価アルコールは単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
グリコールの具体例としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール(例えば、PEG400、PEG1000、PEG1500、PEG1540など)、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどが挙げられる。グリセリンの具体例としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンなどが挙げられる。
酸化染毛剤組成物における多価アルコールの含有量は、特に制限されるものではない。例えば、多価アルコールの含有量としては、好ましくは0.1質量%以上30.0質量%以下である。下限値としては、より好ましくは0.5質量%以上であり、更に好ましくは1.0質量%以上であり、特に好ましくは2.0質量%以上である。一方、上限値としては、より好ましくは20.0質量%以下であり、更に好ましくは15.0質量%以下であり、特に好ましくは10.0質量%以下である。
(キレート剤)
キレート剤は、濃染性を向上させるものであれば特に制限されるものではない。例えば、エチレンジアミン四酢酸(EDTA、エデト酸)、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム二水塩(ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸三ナトリウム、HEDTA)及びその塩、ジエチレントリアミン五酢酸及びその塩、並びにヒドロキシエタンジホスホン酸(HEDP、エチドロン酸)及びその塩などが挙げられる。
また、これらのキレート剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
酸化染毛剤組成物には、その他にも、酸化防止剤(例えば、アスコルビン酸(L−アスコルビン酸)、無水亜硫酸ナトリウムなど)、防腐剤(例えば、フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウムなど)、有機溶剤(例えば、エタノールなど)、ペプチド(例えば、コラーゲン、ケラチンなど)、糖類(例えば、ソルビトール、マルトースなど)、安定剤(例えば、フェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸及びタンニン酸など)、無機塩(例えば、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウムなど)、緩衝剤(リン酸ナトリウムなど)、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、アミノ酸、香料及び紫外線吸収剤、並びに「医薬部外品原料規格」(2006年6月発行、薬事日報社)に収載されるものから選ばれる少なくとも一種を含有させてもよい。
<第2剤に含む成分>
(酸化剤)
酸化剤は、酸化染料を酸化して発色させる作用や、毛髪の内部のメラニンを分解する作用を有するものであれば特に制限されるものではない。例えば、酸化剤としては、過酸化水素、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、過酸化尿素、過酸化メラミン、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウムや過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウムなどの過硫酸塩、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物、過酢酸、過ギ酸、過酢酸塩、過ギ酸塩、過マンガン酸塩、臭素酸塩などが挙げられる。これらの酸化剤の中でも、メラニンの脱色力に優れることから、好ましくは過酸化水素である。
また、これらの酸化剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
なお、酸化剤として過酸化水素を含有する場合、その安定性を向上させる安定化剤として、エチレングリコールフェニルエーテル(フェノキシエタノール)、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウムやヒドロキシエタンジホスホン酸二ナトリウムなどのヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム塩、スズ酸ナトリウム、スズ酸カリウムなどのスズ酸塩などを配合してもよい。
酸化剤含有組成物における酸化剤の含有量は、特に制限されるものではない。例えば、酸化染毛剤組成物における酸化剤の含有量としては、好ましくは0.05質量%以上30.0質量%以下である。下限値としては、より好ましくは0.1質量%以上であり、さらに好ましくは0.3質量%以上であり、特に好ましくは0.5質量%以上である。一方、上限値としては、より好ましくは20.0質量%以下であり、さらに好ましくは15.0質量%以下であり、特に好ましくは10.0質量%以下である。
また、第2剤には、必要に応じて、酸化剤以外のその他の成分を含んでもよく、酸化剤以外のその他の成分については、第1剤に配合し得る成分を含有してもよい。
[酸化染毛剤組成物の使用方法]
本発明の酸化染毛剤組成物の使用方法は、特に限定されないが、好ましくは酸化染料を含む第1剤と酸化剤を含む第2剤を混合して使用することができる。
なお、酸化染毛剤組成物としては、第1剤と第2剤からなる2剤式のものが代表的であるが、3剤以上からなる多剤式であってもよい。
本発明の酸化染毛剤組成物の使用は、一度染毛処理を行い一定期間が経過した毛髪の既染部、及び先の染毛処理後に新たに生えた毛髪の新生部に塗布することで行ってもよいし、毛髪の既染部のみに塗布して新生部には任意の酸化染毛剤組成物などを適用することとしてもよい。
第1剤と第2剤を混合した後の酸化染毛剤組成物のアルカリ度は、3.0ml/g以下である。酸化染毛剤組成物のアルカリ度を上記範囲とすることにより、酸化染毛剤組成物で繰り返し処理した毛髪内部に残留する酸性成分によるpH低下の影響を低減することができるため、毛髪へのダメージを抑制しつつ、毛髪の状態によらず優れた染毛作用を発揮するという本発明の効果がより発揮される。
第1剤と第2剤を混合した後の酸化染毛剤組成物のpHは、8.5〜9.5である。酸化染毛剤組成物のpHを上記範囲とすることにより、毛髪へのダメージを抑制しつつ、毛髪の状態によらず優れた染毛作用を発揮するという本発明の効果がより発揮される。
各剤の剤型は、どのような形態であってもよく、混合性や塗布性などを勘案して適宜設計する。例えば、液状、クリーム状、ジェル状などが挙げられる。また、一浴式の場合には、各剤の混合後の酸化染毛剤組成物が、液状、クリーム状、ジェル状などの塗布性を有する剤型であればよく、一部の剤に粉末状や固形状のものが含まれていてもよい。また、塗布時の剤型を泡状やミスト状としてもよい。泡状とする場合には、エアゾールフォーマー容器、ノンエアゾールフォーマー容器、振とう容器などを使用すればよい。ミスト状とする場合には、噴霧器を使用すればよい。
本発明の染毛方法は、ヒトの毛髪、髭、眉毛、すね毛などの体毛を染色するために利用することができる。その他、ペットなどの動物の体毛を染色するために利用してもよい。特に、既染部を染色するために利用することが好ましい。
第1剤と第2剤の使用態様は、毛髪へ塗布前又は塗布時に第1剤と第2剤を混合するものである。具体的には、第1剤と第2剤を容器などで混合するものや、第1剤と第2剤をコームなどに取り、毛髪に同時に塗布して毛髪上で混合するものなどが挙げられる。
第1剤と第2剤の混合においては、調製用具を用いてもよく、例えば、カップ、皿、ボトル、トレーなどの容器と、刷毛、歯ブラシ、撹拌棒などの撹拌具などが挙げられる。また、振とう容器を用いて、振とうにより第1剤と第2剤を混合してもよい。調製用具は、第1剤と第2剤の混合物の粘度などにより適宜選択される。なお、3剤以上からなる多剤式の場合であっても、第1剤及び第2剤と共に増粘剤などの第3剤を混合することができる。
なお、「振とう」とは、第1剤と第2剤を含む剤に流れを起こさせる操作であり、より好ましくは乱流、対流などのランダムな流れを起こさせる操作であり、例えば、容器を手で持ち、振る操作が挙げられる。
第1剤と第2剤の混合物を毛髪に塗布する手段としては、特に制限されないが、例えば、櫛、ブラシ、刷毛などの塗布具を用いて第1剤と第2剤の混合物を毛髪に付着又は塗布することができる。また、手袋を着用した手で第1剤と第2剤の混合物を毛髪に付着又は塗布してもよい。
毛髪に塗布した第1剤と第2剤の混合物は、毛髪内に浸透した酸化染料を酸化して発色するために所定の時間放置する。放置する時間は、酸化染料の種類や酸化剤の濃度などに応じて適宜設計するが、好ましくは1〜60分間である。下限値としては、より好ましくは3分間以上であり、特に好ましくは5分間以上である。上限値としては、より好ましくは45分間以下であり、特に好ましくは30分間以下である。
さらに毛髪に塗布して放置した第1剤と第2剤の混合物を洗い流す場合は、水、お湯などで濯ぐ方法、シャンプーなどの洗浄剤で洗浄する方法などが挙げられる。また、さらに毛髪は、トリートメント、コンディショナーなどで処理してもよい。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。
(各剤の組成)
表1に示す各成分を含有する第1剤及び表2に示す各成分を含有する第2剤を調製した。なお、各表における各成分を示す欄中の数値は当該欄の成分の含有量を示し、その単位は質量%である。表中「(A)」〜「(C)」の表記は、本願請求項及び本願明細書に記載の各(A)〜(C)成分に対応する化合物を示す。また、表中「(B’)」、「(C’)」の表記は、それぞれ(B)成分、(C)成分に包含されない化合物を示す。
(感触の評価)
第1剤と第2剤を1:1で混合して酸化染毛剤組成物を調製した。乾いた毛束(ビューラックス社製白毛束(30cm))に毛束重量と等倍量の酸化染毛剤を刷毛で塗布し、30℃で30分間放置した。放置後、毛束を水洗した後、シャンプーで洗浄し、酸化染毛剤組成物を洗い流した。次に、毛束にコンディショナーを塗布した。毛束をすすいでコンディショナーを洗い流した後、毛束の水分をタオルで拭き取り、最後にドライヤーで乾燥した。
感触の評価は、10名の専門パネラーが、上記毛髪処理を施した毛束を手で触り毛髪の感触を確認し、良い又は悪いの2段階で判断した。良いと判断したパネラーの数が、8人以上の場合を「◎」とし、5〜7人の場合を「○」とし、2〜4人の場合を「△」とし、1人以下の場合を「×」として感触を評価した。
(pH変動性の評価)
水50gに第1剤を3g、第2剤を3g溶解した混合溶液を作製してpHを測定した。前記混合溶液に、0.1N塩酸0.4mlを滴下し、当該溶液のpHを測定した。混合溶液における塩酸滴下処理前後のpH値に基づいてpH変動性を以下の基準で評価した。
なお、pHの測定は、pHメータ(pH−METER F−52、株式会社堀場製作所)を用いて測定した。
◎:pH変動幅が0.4以内の範囲
〇:pH変動幅が0.4を超え0.7未満の範囲
△:pH変動幅が0.7を超え2.0未満の範囲
×:pH変動幅が2.0以上の範囲
Figure 2021042133
Figure 2021042133
表1において、実施例1〜3と比較例1、2を比較すると、使用時のアルカリ度が2.3ml/g以下、使用時のpHが9.0においては、実施例1〜3の酸化染毛剤に含有する(B)成分が含まれていない比較例1、及び実施例1〜3の酸化染毛剤に含有する(C)成分が含まれていない比較例2ではpH変動性が増大することがわかった。
表1において、実施例1〜3と比較例3を比較すると、(A)成分〜(C)成分を含有する酸化染毛剤においては、使用時のアルカリ度が3.9ml/g及び使用時のpHが9.7と高値であると感触が低下することがわかった。また、この感触の低下は、比較例4から、使用時のpHを9.0に維持しても改善しないことがわかった。
以上の結果から、酸化染毛剤組成物に(A)成分〜(C)成分を配合し、使用時のアルカリ度が3.0ml/g以下及び使用時のpHが8.5以上9.5以下とすることにより、毛髪の感触を低下させることなく、pHの変化幅を抑制することができることが示された。これにより、酸化染毛剤組成物による毛髪へのダメージを抑制するとともに染毛作用を向上させることが明らかとなった。
本発明によって、毛髪へのダメージを抑制し、毛髪の状態によらず目的とする染毛作用を発揮する酸化染毛剤組成物及びそれらを既染部に使用する方法が提供される。
本発明の酸化染毛剤組成物は、ヒトの毛髪、髭、眉毛、すね毛などの体毛を染色するための染毛剤として利用することができる。その他、ペットなどの動物の体毛を染色するための染毛剤として利用してもよい。本発明の酸化染毛剤組成物は、特に、既染部用の染毛剤として利用することが好ましい。
また、本発明の酸化染毛剤組成物は、美容室、理容室などにおけるカラーリング用又はセルフカラーリング用として利用することができる。


Claims (5)

  1. 酸化染料を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤を含有する酸化染毛剤組成物であって、下記の(A)、(B)、(C)成分を含有し、アルカリ度が3.0ml/g以下、pHが8.5〜9.5であることを特徴とする、酸化染毛剤組成物。
    (A)アンモニア及び/又はアルカノールアミンから選ばれるアルカリ剤
    (B)硫酸塩又は塩酸塩が付加された酸化染料
    (C)アンモニウム塩
  2. 前記(B)成分と前記(C)成分の合計含有量(B)+(C)が、0.65質量%以上であることを特徴とする、請求項1に記載の酸化染毛剤組成物。
  3. 更に、前記(B)成分と前記(C)成分の合計含有量に対する前記(A)成分の含有量の比(A)/((B)+(C))が、0.5以下であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の酸化染毛剤組成物。
  4. 前記(C)成分が強酸のアンモニウム塩であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の酸化染毛剤組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の酸化染毛剤組成物を毛髪の既染部に使用することを特徴とする、染毛方法。


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