JP2019064952A - 酸化染毛剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、ヨウ化物を含む酸化染毛剤組成物において、優れた染毛性を有し、褪色抑制効果に優れた酸化染毛剤組成物を提供することである。【解決手段】上記課題を解決するために、アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤を含む酸化染毛剤組成物であって、(A)ヨウ化物、(B)炭素数6以下の有機酸及び無機酸から選択される少なくとも1種、(C)酸化染料を含有し、第2剤に前記(B)成分を含有することを特徴とする、酸化染毛剤組成物を提供する。これにより、ヨウ化物を含む酸化染毛剤組成物において、優れた染毛性を有しつつ、染毛処理をした毛髪の褪色を抑制するという効果を得ることができる。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪等を染毛するための酸化染毛剤組成物に関する。さらに詳しくは、ヨウ化物を含有する酸化染毛剤組成物に関する。
酸化染毛剤組成物は、染料中間体とカプラーからなる酸化染料を毛髪内部で酸化することにより発色させて、染毛するものである。この酸化染料の酸化を促進するために、ヨウ化カリウム等のヨウ化物を添加する方法が知られている。
例えば、特許文献1には、インドール誘導体と、酸化染料と、ヨウ素イオンを含む組成物をケラチン繊維に塗布し、その後水ですすぎ、さらに過酸化水素を含む組成物を塗布するケラチン繊維の染毛方法が開示されている。特許文献2には、ヨウ化物と5,6−ジヒドロキシインドールを含有する組成物をケラチン繊維に塗布し、その後、過酸化水素を含有する組成物を塗布するケラチン繊維の染色方法が開示されている。
また、特許文献3には、ヨウ化カリウムと酸化染料を含む組成物に過酸化水素水溶液を混合して、毛髪へ塗布する酸化染毛剤組成物の染色方法が開示されている。特許文献4には、ヨウ化カリウムと酸化染料を含む組成物に過酸化水素を混合する酸化染毛剤組成物において、毛髪へ塗布する前にヨウ化カリウムと酸化染料を含む組成物と過酸化水素を混合する単工程法と、ヨウ化カリウムと酸化染料を含む組成物を毛髪へ塗布した後に過酸化水素を塗布する二工程法が開示されている。
特開平1−199906号公報 特開昭62−238877号公報 特開2004−59592号公報 特開平5−194162号公報
ヨウ化物を含む酸化染毛剤組成物では、ヨウ化物により酸化染料の酸化が促進されて、染毛性を向上する。一方、ヨウ化物を含む酸化染毛剤組成物は、染毛速度が速くなるため、毛髪内部に染料が浸透し難く、処理された毛髪の褪色が起こりやすいという課題がある。
そこで、本発明の課題は、ヨウ化物を含む酸化染毛剤組成物において、優れた染毛性を有し、褪色抑制効果に優れた酸化染毛剤組成物を提供することである。
発明者は、上記課題に対して鋭意検討した結果、ヨウ化物を含む酸化染毛剤組成物において、酸化剤を含有する組成物に酸を添加することにより、染毛処理された毛髪の褪色が抑制されることを見出して、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の酸化染毛剤組成物およびその使用方法である。
本発明の酸化染毛剤組成物は、アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤を含む酸化染毛剤組成物であって、(A)ヨウ化物、(B)炭素数6以下の有機酸及び無機酸から選択される少なくとも1種、(C)酸化染料を含有し、第2剤に前記(B)成分を含有することを特徴とする。
この酸化染毛剤組成物によれば、優れた染毛性を有しつつ、染毛処理された毛髪の褪色を抑制するという効果を得ることができる。
また、本発明の酸化染毛剤組成物の一実施態様によれば、第2剤中における(B)成分の含有量は、0.1〜10質量%であるという特徴を有する。
この特徴によれば、染毛処理された毛髪の褪色を抑制するという効果がより発揮される。
また、本発明の酸化染毛剤組成物の一実施態様によれば、(B)成分は、無機酸であるという特徴を有する。
この特徴によれば、優れた染毛性を有しつつ、染毛処理された毛髪の褪色を抑制するという効果がより一層発揮される。
また、本発明の酸化染毛剤組成物の一実施態様によれば、酸化染毛剤組成物のpHは、2〜9.5であるという特徴を有する。
この特徴によれば、染毛処理された毛髪の褪色を抑制するという効果がより発揮される。
また、本発明の酸化染毛剤組成物の一実施態様によれば、酸化染毛剤組成物は、二浴式であるという特徴を有する。
この特徴によれば、染毛性が向上し、さらに染毛処理された毛髪の褪色を抑制するという効果がより一層発揮される。
本発明の酸化染毛剤組成物の使用方法は、以下の工程を備えることを特徴とする(以下、「一浴式の使用方法」という。)。
(工程I−1)前記第1剤と前記第2剤を混合して酸化染毛剤組成物を得る工程。
(工程I−2)前記酸化染毛剤組成物を毛髪に塗布する工程。
この一浴式の使用方法によれば、第1剤と第2剤を混合した酸化染毛剤組成物を毛髪に塗布することから、第1剤と第2剤をそれぞれ塗布する使用方法と比べて、簡単な操作で染毛処理をすることができる。
本発明の酸化染毛剤組成物の使用方法は、以下の工程を備えることを特徴とする(以下、「二浴式の使用方法」という。)。
(工程II−1)前記第1剤を毛髪に塗布する工程。
(工程II−2)前記第2剤を毛髪に塗布する工程。
この二浴式の使用方法によれば、染毛性に優れた染毛処理をすることができる。さらに褪色抑制効果に優れた毛髪を提供することができる。
本発明によれば、ヨウ化物を含む酸化染毛剤組成物において、優れた染毛性を有し、褪色抑制効果に優れた酸化染毛剤組成物を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を含めて説明する。
[酸化染毛剤組成物]
本発明の酸化染毛剤組成物は、アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤を含む酸化染毛剤組成物であって、(A)ヨウ化物、(B)炭素数6以下の有機酸及び無機酸から選択される少なくとも1種、(C)酸化染料を含有し、第2剤に前記(B)成分を含有する。なお、本発明の(A)ヨウ化物は還元剤として働くものであるから、好ましくは酸化剤を含有する第2剤とは別の剤に含有する。
次に、本発明の酸化染毛剤組成物に使用する各成分について、詳細に説明する。なお、各成分の含有量については、特に断りがない場合には、各剤を混合した酸化染毛剤組成物中の含有量を示す。
<(A)ヨウ化物>
ヨウ化物は、ヨウ素を含有する化合物であり、酸化染料の発色を促進する作用を有する。そのため、酸化染毛剤組成物は、ヨウ化物を含有することにより染毛処理時間が短縮されるという効果を奏する。ヨウ化物としては、例えば、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化リチウム等のヨウ化物のアルカリ金属塩や、ヨウ化水素、ヨウ化セシウム、ヨウ化銀等の化合物の他、ヨウ化ニンニクエキス等のヨウ化物を含有するエキス等が挙げられる。好ましくは、ヨウ化物のアルカリ金属塩であり、より好ましくは、ヨウ化カリウム又はヨウ化ナトリウムであり、特に好ましくはヨウ化カリウムである。
酸化染毛剤組成物における(A)ヨウ化物の含有量は、例えば、好ましくは0.01〜0.5質量%である。下限値としては、より好ましくは0.1質量%以上であり、更に好ましくは0.15質量%以上である。上限値としては、より好ましくは0.35質量%以下、更に好ましくは0.25質量%以下である。
<(B)炭素数6以下の有機酸、無機酸>
(B)成分は、炭素数6以下の有機酸又は無機酸から選択される酸である。(B)成分の酸は、第1剤のアルカリ剤を中和して、酸化染毛剤組成物のpHを低下させるものである。炭素数6以下の有機酸は、例えば、クエン酸、酢酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸、マロン酸、アジピン酸、マレイン酸、ピルビン酸、グルクロン酸、グリコール酸、レブリン酸、グルコン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスコルビン酸等が挙げられる。無機酸は、例えば、リン酸、ピロリン酸、塩酸、硫酸、硝酸、炭酸等が挙げられる。なお、(B)成分は、第1剤のアルカリ剤を中和できるものであれば、有機酸又は無機酸の塩でもよい。塩としては、例えば、リン酸一ナトリウム、リン酸一アンモニウム、等が挙げられる。
好ましくは、炭素数6以下の有機酸であり、より好ましくは無機酸であり、更に好ましくはリン酸である。
また、(B)成分は、第2剤に含有することにより、染毛処理した毛髪の褪色を抑制するという本発明の効果を得ることができる。その作用メカニズムについては、明らかとなっていないが、アルカリ剤を含有する第1剤に(B)成分を含む場合には本発明の効果が得られないということから考察すると、酸化剤による酸化染料の酸化反応と、アルカリ剤と酸による中和反応を同時に行うことにより本発明の効果が得られることと考えられる。
更に、第2剤に含まれることから、酸化剤の酸化性能を十分に発揮させることができるためと考えられる。
本発明の酸化染毛剤組成物における(B)成分の含有量は、特に制限されないが、好ましくは0.1〜10質量%である。下限値としては、より好ましくは0.3質量%以上であり、更に好ましくは0.7質量%以上であり、特に好ましくは1.0質量%以上である。上限値としては、より好ましくは6質量%以下であり、更に好ましくは4質量%以下であり、特に好ましくは3質量%以下である。(B)成分を0.1〜10質量%の範囲で含有することで、酸化染毛剤組成物のpHが良好に低下し、褪色抑制に優れた効果を発揮する。
<(C)酸化染料>
酸化染料は、酸化剤により酸化重合して発色する染料である。酸化染料には、染料中間体とカプラーがあり、染料中間体は、自身の酸化により発色する物質であり、カプラーは、染料中間体との組み合わせにより種々の色調となる物質である。
染料中間体は、主としてo−又はp−のフェニレンジアミン類あるいはアミノフェノール類である染料先駆物質であり、通常、それ自体は無色か又は弱く着色した化合物である。
具体的には、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン(p−トルイレンジアミン)、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、o−クロル−p−フェニレンジアミン、4−アミノ−m−クレゾール、2−アミノ−4−ヒドロキシエチルアミノアニソール、2,4−ジアミノフェノール、及びそれらの塩、硫酸2,2’−[(4−アミノフェニル)イミノ]ビスエタノール等が例示される。染料中間体は、所望する毛髪の色調に応じて1種又は2種以上を選択して使用することができる。
酸化染毛剤組成物中における染料中間体の含有量は、特に制限されないが、0.01〜5質量%である。下限値としては、より好ましくは0.05質量%以上であり、特に好ましくは0.1質量%以上である。上限値としては、より好ましくは3質量%以下であり、特に好ましくは1質量%以下である。
カプラーとしては、主としてm−のジアミン類、アミノフェノール類又はジフェノール類が挙げられる。具体的には、m−アミノフェノール、レゾルシン、カテコール、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、ハイドロキノン、5−アミノ−o−クレゾール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、N,N−ジエチル−m−アミノフェノール、フェニルメチルピラゾロン、3,3’−イミノジフェニール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、タンニン酸及びそれらの塩、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール硫酸塩等が例示される。カプラーは、所望する毛髪の色調に応じて1種又は2種以上を選択して使用することができる。
酸化染毛剤組成物中におけるカプラーの含有量は、特に制限されないが、好ましくは0.01〜5質量%である。下限値としては、より好ましくは0.05質量%以上であり、特に好ましくは0.1質量%以上である。上限値としては、より好ましくは3質量%以下であり、特に好ましくは1質量%以下である。
<アルカリ剤>
アルカリ剤は、第1剤に含有する成分であり、毛髪を膨張させて、染料や酸化剤の浸透を促進する作用を有するものである。アルカリ剤としては、例えば、アンモニア、アルカノールアミン、ケイ酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、メタケイ酸塩、リン酸塩、塩基性アミノ酸、水酸化物等が例示される。具体的には、アルカノールアミンとしてはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、アミノメチルプロパノール、イソプロピルアミン等が例示され、ケイ酸塩としてはケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等が例示され、炭酸塩としては炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸マグネシウム、炭酸グアニジン等が例示され、炭酸水素塩としては炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が例示され、メタケイ酸塩としてはメタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム等が例示され、リン酸塩としてはリン酸二アンモニウム、リン酸二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等が例示され、塩基性アミノ酸としてはアルギニン、リジン及びそれらの塩等が例示され、水酸化物としては水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等が例示される。これらの中でも、アンモニア及びアルカノールアミンが好ましい。
酸化染毛剤組成物におけるアルカリ剤の含有量は、特に制限されないが、好ましくは0.01〜20質量%である。下限値としては、より好ましくは0.1質量%以上であり、上限値としては、好ましくは15質量%以下である。
<酸化剤>
酸化剤は、第2剤に含有する成分であり、酸化染料を酸化して発色させる作用や、毛髪の内部のメラニンを分解する作用を有するものである。酸化剤は、酸化力を有する物質であればよく、例えば、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム及び過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の過酸化水素付加物、過酢酸及びその塩、過ギ酸及びその塩、過マンガン酸塩、臭素酸塩等が例示される。これらの中でも、過酸化水素が好ましい。また、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム及び過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩等を酸化助剤として含有してもよい。
酸化染毛剤組成物における酸化剤の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.1〜15質量%である。下限値としては、より好ましくは1質量%以上であり、上限値としては、より好ましくは9質量%以下である。酸化剤として過酸化水素を含有する場合、その安定性を向上させる安定化剤として、エチレングリコールフェニルエーテル(フェノキシエタノール)、ヒドロキシエタンジホスホン酸等を配合することが好ましい。
<その他の成分>
本発明の酸化染毛剤組成物は、上記成分以外にも、必要に応じて以下の成分を含有してもよい。
その他の成分としては、例えば、直接染料、油性成分、界面活性剤、無水亜硫酸ナトリウム等の酸化防止剤、フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウム等の防腐剤、エタノール等の有機溶剤、ソルビトール、マルトース等の糖類、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子、ポリ塩化ジメチルジメチレンピペリジニウム液(ポリ塩化ジメチルジメチレンピロリジニウム液)、塩化ジアリルジメチルアンモニウム・ヒドロキシエチルセルロース等のカチオン化水溶性高分子、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム二水塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液等のキレート剤、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム等の無機塩、育毛成分、植物抽出物、生薬抽出物、アミノ酸・ペプチド、尿素、ビタミン類、香料、及び紫外線吸収剤が挙げられる。
<直接染料>
直接染料は、色を有する化合物であり、毛髪に付着又は浸透して染毛する染料である。例えば、酸性染料、塩基性染料、天然染料、ニトロ染料、HC染料、分散染料等がある。これら直接染料は単独で配合しても良く、組み合わせて配合しても良い。
上記酸性染料としては、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色227号、赤色230号の(1)、黄色4号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、だいだい色205号、だいだい色207号、だいだい色402号、緑色3号、緑色204号、緑色401号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色202号、かっ色201号、黒色401号等を例示できる。
上記塩基性染料としては、Basic Blue 3、Basic Blue 6、Basic Blue 7、Basic Blue 9、Basic Blue 26、Basic Blue 41、Basic Blue 47、Basic Blue 75、Basic Blue 99、Basic Blue 124、Basic Brown 4、Basic Brown 16、Basic Brown 17、Basic Green 1、Basic Green 4、Basic Orange 1、Basic Orange 2、Basic Orange 31、Basic Red 1、Basic Red 2、Basic Red 22、Basic Red 46、Basic Red 51、Basic Red 76、Basic Red 118、Basic Violet 1、Basic Violet 3、Basic Violet 4、Basic Violet 10、Basic Violet11:1、Basic Violet 14、Basic Violet 16、Basic Yellow 11、Basic Yellow 28、Basic Yellow 57、Basic Yellow 87等を例示できる。
上記天然染料としては、クチナシ色素、ウコン色素、アナトー色素、銅クロロフィリンナトリウム、パプリカ色素、ラック色素、ヘナ等を例示できる。
上記ニトロ染料としては、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、ピクラミン酸、ピクリン酸、及びそれらの塩等を例示できる。
上記HC染料としては、HC Blue No.2、HC Blue No.5、HC Blue No.6、HC Blue No.9、HC Blue No.10、HC Blue No.11、HC Blue No.12、HC Blue No.13、HC Orange No.1、HC Orange No.2、HC Orange No.3、HC Red No.1、HC Red No.3、HC Red No.7、HC Red No.10、HC Red No.11、HC Red No.13、HC Red No.14、HC Violet No.1、HC Violet No.2、HC Yellow No.2、HC Yellow No.4、HC Yellow No.5、HC Yellow No.6、HC Yellow No.9、HC Yellow No.10、HC Yellow No.11、HC Yellow No.12、HC Yellow No.13、HC Yellow No.14、HC Yellow No.15等を例示できる。
上記分散染料としては、Disperse Black 9、Disperse Blue 1、Disperse Blue 3、Disperse Blue 7、Disperse Brown 4、Disperse Orange 3、Disperse Red 11、Disperse Red 15、Disperse Red 17、Disperse Violet 1、Disperse Violet 4、Disperse Violet 15等を例示できる。
酸化染毛剤組成物における直接染料の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.001〜10質量%である。下限値としては、より好ましくは0.01質量%以上であり、上限値としては、より好ましくは3質量%以下である。
<油性成分>
油性成分は、例えば、高級アルコール、油脂、ロウ類、炭化水素、高級脂肪酸、エステル類、シリコーン油、フッ素油等が例示される。これらの油性成分から、1種又は2種以上を選んで用いることができる。油性成分を含有することにより、染毛性を向上することができる。
高級アルコールとしては、例えば、セチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、フィトステロール、フィトスタノール、コレステロール、コレスタノール、ラノステロール、エルゴステロール等が挙げられる。
油脂は、トリグリセリドすなわち脂肪酸とグリセリンとのトリエステルである。例えば、オリーブ油、ローズヒップ油、ツバキ油、シア脂、マカデミアナッツ油、アーモンド油、茶実油、サザンカ油、サフラワー油、ヒマワリ油、大豆油、綿実油、ゴマ油、牛脂、カカオ脂、トウモロコシ油、落花生油、ナタネ油、コメヌカ油、コメ胚芽油、小麦胚芽油、ハトムギ油、ブドウ種子油、アボカド油、カロット油、ヒマシ油、アマニ油、ヤシ油、ミンク油、卵黄油等が挙げられる。
ロウ類は、高級脂肪酸と高級アルコールのエステルである。例えば、ミツロウ(蜜蝋)、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ホホバ油、ラノリン、鯨ロウ、コメヌカロウ、サトウキビロウ、パームロウ、モンタンロウ、綿ロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、カポックロウ、セラックロウ等が挙げられる。
炭化水素は、炭素と水素よりなる化合物である。例えば、流動パラフィン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、イソパラフィン類、オゾケライト、セレシン、ポリエチレン、α−オレフィンオリゴマー、ポリブテン、合成スクワラン、スクワレン、水添スクワラン、リモネン、テレビン油等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、リノール酸、リシノール酸、ラノリン脂肪酸等が挙げられる。
エステル類は、脂肪酸とアルコールとの脱水反応によって得られる化合物である。例えば、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、オクタン酸セチル、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、セバシン酸ジイソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルへキシル、エチルヘキサン酸セチル、ステアリン酸ブチル、イソステアリン酸イソセチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、脂肪酸(C10−30)(コレステリル/ラノステリル)、乳酸ラウリル、乳酸オクチルドデシル、酢酸ラノリン、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ラノリン誘導体等が挙げられる。
シリコーン油は、有機基のついたケイ素と酸素が化学結合により交互に連なった合成高分子である。例えば、ジメチルポリシロキサン(INCI名:ジメチコン)、ヒドロキシ末端基を有するジメチルポリシロキサン(INCI名:ジメチコノール)、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、平均重合度が650〜10000の高重合シリコーン、アミノ変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等が挙げられる。
上記のうち、アミノ変性シリコーンとしては、例えば、アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(INCI名:アミノプロピルジメチコン)、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(INCI名:アモジメチコン)、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(INCI名:トリメチルシリルアモジメチコン)等が挙げられる。
酸化染毛剤組成物における油性成分の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.1〜30質量%である。下限値としては、より好ましくは0.5質量%以上であり、特に好ましくは1質量%以上である。上限値としては、より好ましくは20質量%以下であり、特に好ましくは10質量%以下である。
<界面活性剤>
界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。
なお、以下の記載において、POEはポリオキシエチレン鎖、POPはポリオキシプロピレン鎖を示し、これに続くカッコ内の数字は、その付加モル数を示している。また、アルキルに続くカッコ内の数字は、脂肪酸鎖の炭素数を示している。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、POEアルキルエーテル類、POEアルキルフェニルエーテル類、POE・POPアルキルエーテル類、POEソルビタン脂肪酸エステル類、POEモノ脂肪酸エステル類、POEグリセリン脂肪酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、モノグリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ショ糖脂肪酸エステル類、アルキルポリグルコシド類等が挙げられる。POEアルキルエーテル類の具体例としては、POEラウリルエーテル、POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POEラノリン、POEフィトステロール等が挙げられる。
POE、POPの繰り返し単位数としては、例えば、2〜100が挙げられ、界面活性作用を示すものであればいずれのものも使用可能である。
酸化染毛剤組成物におけるノニオン性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.001〜40質量%である。下限値としては、より好ましくは0.01質量%以上であり、特に好ましくは0.05質量%以上である。上限値としては、より好ましくは30質量%以下であり、特に好ましくは20質量%以下である。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム塩、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩類、アルキルアミン塩、脂肪酸アミドアミン塩、エステル含有3級アミン塩、アーコベル型3級アミン塩等のアミン塩類、アルキルピリジニウム塩、アルキルイソキノリウム塩等の環式4級アンモニウム塩類、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
好ましくは、アルキル4級アンモニウム塩類であり、更に好ましくは、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩であり、特に好ましくは、モノアルキル型4級アンモニウム塩である。
モノアルキル型4級アンモニウム塩としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化アルキル(28)トリメチルアンモニウム、塩化ジPOE(2)オレイルメチルアンモニウム、塩化ジPOEステアリルメチルアンモニウム、塩化POE(1)POP(25)ジエチルメチルアンモニウム、塩化POPメチルジエチルアンモニウム、塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。特に好ましくは、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウムである。
ジアルキル型4級アンモニウム塩としては、例えば、塩化ジアルキル(12〜15)ジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(12〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
酸化染毛剤組成物におけるカチオン性界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、好ましくは0.001〜10質量%である。下限値としては、より好ましくは0.01質量%以上であり、特に好ましくは0.05質量%以上である。上限値としては、より好ましくは5質量%以下であり、特に好ましくは3質量%以下である。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルエーテル硫酸塩、POEアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニル エーテルカルボン酸塩、α−スルホン脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、及びスルホコハク酸エステルが例示される。これらの界面活性剤のアニオン基の対イオンは、例えばナトリウムイオン、カリウムイオン、及びトリエタノールアミンのいずれであってもよい。
より具体的には、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、セチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリルエーテル硫酸アンモニウム、POEステアリルエーテル硫酸ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、POEラウリルエーテルリン酸及びその塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩類(ラウロイルグルタミン酸ナトリウム等)、N−ラウロイルメチル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩、N−アシルグルタミン酸塩、高級脂肪酸であるラウリン酸、ミリスチン酸及びこれらの高級脂肪酸の塩が例示され、1又は2種以上を使用することができる。
酸化染毛剤組成物におけるアニオン性界面活性剤の含有量は、好ましくは0.001〜10質量%である。下限値としては、より好ましくは0.01質量%以上であり、特に好ましくは0.05質量%以上である。上限値としては、より好ましくは5質量%以下であり、特に好ましくは3質量%以下である。
両性界面活性剤としては、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤が挙げられる。
アミノ酸型両性界面活性剤の具体例としては、例えば、N−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム(ラウロアンホ酢酸Na)、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエトキシエチル−N’−カルボキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシメトキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、パーム油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムなどのグリシン型両性界面活性剤;ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミンなどのアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;などが挙げられる。
ベタイン型両性界面活性剤の具体例としては、例えば、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタインなどのアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;ラウリルヒドロキシスルホベタインなどのスルホベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
酸化染毛剤組成物における両性界面活性剤の含有量は、好ましくは0.001〜10質量%である。下限値としては、より好ましくは0.01質量%以上であり、特に好ましくは0.05質量%以上である。上限値としては、より好ましくは5質量%以下であり、特に好ましくは3質量%以下である。
酸化染毛剤組成物における全ての界面活性剤の総配合量としては、特に限定されないが、好ましくは0.01〜50質量%である。下限値としては、より好ましくは0.05質量%以上であり、特に好ましくは0.1質量%以上である。上限値としては、より好ましくは40質量%以下であり、特に好ましくは30質量%以下である。
[酸化染毛剤組成物を構成する剤]
酸化染毛剤組成物は、アルカリ剤を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤を備えてなるものである。酸化染毛剤組成物は、第1剤と第2剤からなる2剤式のものが代表的であるが、3剤以上からなる多剤式であってもよい。3剤式としては、例えば、毛髪美容液等の剤や、増粘剤等の剤を追加してもよい。
酸化染料は、酸化剤を含む第2剤とは別の剤に含有し、使用時に酸化剤と混合して、毛髪上又は毛髪内部で発色する。また、(B)炭素数6以下の有機酸又は無機酸は、酸化剤とを含む第2剤に含有し、使用時にアルカリ剤と混合して、酸化染毛剤のpHを低下する。本発明は、酸化染料の酸化反応と、アルカリ剤と(B)成分の中和反応を同時に行うことにより、染毛処理された毛髪の褪色を抑制するという本発明の効果を得ることができる。
第1剤のpHは、特に制限されないが、好ましくは7.0〜13.0である。下限値としては、より好ましくは7.5以上であり、特に好ましくは8.0以上である。上限値としては、より好ましくは12.0以下であり、特に好ましくは11.0以下である。第1剤のpHをアルカリ性とすることにより、強い中和反応を実施することができる。また、染毛性を高めることができる。
第2剤のpHは、特に制限されないが、好ましくは1.0〜6.5である。下限値としては、より好ましくは1.5以上であり、特に好ましくは2.0以上である。上限値としては、より好ましくは6.0以下であり、特に好ましくは5.5以下である。第2剤のpHを酸性とすることにより、強い中和反応を実施することができる。
各剤を混合後の酸化染毛剤組成物のpHは、特に制限されないが、好ましくは2〜9.5である。下限値としては、より好ましくは2.5以上であり、特に好ましくは3.0以上である。上限値としては、より好ましくは8.0以下であり、更に好ましくは7.0以下であり、特に好ましくは6.0以下である。酸化染毛剤組成物のpHを上記範囲とすることにより、アルカリ剤を含む第1剤のpHを大きく変動させることができるため、染毛処理された毛髪の褪色を抑制するという本発明の効果がより発揮される。
酸化染毛剤組成物は、その使用の態様によって、一浴式のものと二浴式のものに大別される。酸化染毛剤組成物は、いずれの態様でも効果を発揮するが、染毛性や褪色抑制に優れた効果をより発揮できるという観点から、二浴式であることが好ましい。
一浴式とは、毛髪へ塗布前又は塗布時に各剤を混合するものである。具体的には、第1剤と第2剤を容器等で混合するものや、第1剤と第2剤をコーム等に取り、毛髪に同時に塗布して毛髪上で混合するもの等が挙げられる。
二浴式とは、第1剤と第2剤を別々に毛髪へ塗布するものである。具体的には、第1剤を毛髪へ塗布した後、所定の時間放置し、次いで、第2剤を毛髪へ塗布するもの等が挙げられる。第1剤と第2剤等の各剤を塗布する順は、特に制限されないが、アルカリ剤を含有する第1剤を最初に塗布することが好ましい。これにより、アルカリ剤により毛髪が膨張するため、染料や酸化剤の浸透を促進され、染毛性や褪色抑制に優れた効果を発揮する。
酸化染毛剤組成物を構成する各剤の剤型は、どのような形態であってもよく、混合性や塗布性等を勘案して適宜設計する。例えば、液状、クリーム状、ジェル状等が挙げられる。また、一浴式の酸化染毛剤組成物の場合には、各剤の混合後の酸化染毛剤組成物が、液状、クリーム状、ジェル状等の塗布性を有する剤型であればよく、一部の剤に粉末状や固形状のものが含まれていてもよい。また、塗布時の剤型を泡状やミスト状としてもよい。泡状とする場合には、エアゾールフォーマー容器、ノンエアゾールフォーマー容器、振とう容器等を使用すればよい。ミスト状とする場合には、噴霧器を使用すればよい。
[酸化染毛剤組成物の使用方法]
本発明の酸化染毛剤組成物の使用方法は、一浴式と二浴式の使用方法がある。
<一浴式の使用方法>
一浴式の使用方法では、以下の工程を備える。
(工程I−1)第1剤と第2剤を混合して酸化染毛剤組成物を得る工程。
(工程I−2)酸化染毛剤組成物を毛髪に塗布する工程。
工程I−1において、第1剤と第2剤を混合する手段としては、特に制限されないが、例えば、各種の調製用具を用いて混合することができる。調製用具としては、例えばカップ、皿、ボトル、トレー等の容器と、刷毛、歯ブラシ、撹拌棒等の撹拌具等が挙げられる。また、振とう容器を用いて、振とうにより第1剤と第2剤を混合してもよい。調製用具は、混合物である毛髪化粧料塗布液の粘度等により適宜選択される。なお、3剤以上からなる多剤式の場合であっても、前記工程I−1と同様に、第1剤及び第2剤と共に増粘剤等の剤を混合して酸化染毛剤組成物を得ることができる。
また、工程I−1における第1剤と第2剤の混合操作は、工程I−2と同時に行ってもよい。例えば、コーム等の塗布具に第1剤と第2剤を取り、同時に塗布しつつ、塗布具を用いて毛髪上で混合してもよい。
工程I−2において、酸化染毛剤組成物を毛髪に塗布する手段としては、特に制限されないが、例えば、櫛、ブラシ、刷毛等の塗布具を用いて酸化染毛剤組成物を毛髪に付着又は塗布することができる。また、手袋を着用した手で酸化染毛剤組成物を毛髪に付着又は塗布してもよい。
工程I−2の後に、「(工程I−3)所定の時間放置する工程。」とを設けてもよい。工程I−3における所定の時間放置する工程は、酸化染料を酸化して発色するための工程である。放置する時間は、酸化染料の種類や酸化剤の濃度等に応じて適宜設計するが、好ましくは1〜60分間である。下限値としては、より好ましくは3分間以上であり、特に好ましくは5分間以上である。上限値としては、より好ましくは45分間以下であり、特に好ましくは30分間以下である。
更に、工程I−3の後に、「(工程I−4)酸化染毛剤を洗い流す工程。」を設けてもよい。酸化染毛剤を洗い流す工程は、水、お湯等で濯ぐ方法、シャンプー等の洗浄剤で洗浄する方法等が挙げられる。また、工程I−4の後に、トリートメント、コンディショナー等で処理してもよい。
<二浴式の使用方法>
二浴式の使用方法では、以下の工程を備える。
(工程II−1)第1剤を毛髪に塗布する工程。
(工程II−2)第2剤を毛髪に塗布する工程。
工程II−1、工程II−2において、各剤を毛髪に塗布する手段は、工程I−2と同様に行うことができる。
工程II−1と工程II−2の間に、「(工程II−3)所定の時間放置する工程。」を設けることが好ましい。工程II−3における所定の時間放置する工程は、アルカリ剤を毛髪に作用させて、毛髪を膨張させるための工程である。放置する時間は、アルカリ剤の濃度等に応じて適宜設計するが、好ましくは1〜60分間である。下限値としては、より好ましくは3分間以上であり、特に好ましくは5分間以上である。上限値としては、より好ましくは45分間以下であり、特に好ましくは30分間以下である。
また、工程II−2の後に、「(工程II−4)所定の時間放置する工程。」を設けてもよい。工程II−4における所定の時間放置する工程は、工程I−3と同様、酸化染料を酸化して発色するための工程である。放置する時間は、酸化染料の種類や酸化剤の濃度等に応じて適宜設計するが、好ましくは1〜60分間である。下限値としては、より好ましくは3分間以上であり、特に好ましくは5分間以上である。上限値としては、より好ましくは45分間以下であり、特に好ましくは30分間以下である。なお、3剤以上からなる多剤式の場合は、増粘剤等の剤を毛髪に塗布する工程を設けることが好ましく、工程II−1の前、及び、工程II−1と工程II−4の間で毛髪に塗布すればよく、塗布した後に、所定の時間放置する工程を設けてもよい。
また、工程II−4の後に、一浴式の使用方法と同様、「(工程II−5)酸化染毛剤を洗い流す工程。」や、工程II−5の後に、トリートメント、コンディショナー等で処理してもよい。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。
[酸化染毛剤組成物の調製]
表1〜4に示す組成の第1剤及び第2剤からなる2剤式の酸化染毛剤組成物を調製し、「染毛性」、「褪色抑制効果」を以下に示す評価方法で評価した。評価結果は表の下段に示した。
[評価方法]
表1〜3に示す実施例1−1〜1−12、比較例1−1〜1−3では、新生毛のモデルとして未処理の白毛束を用いて各酸化染毛剤組成物を評価した。また、染毛処理は、二浴式で行った。
表4に示す実施例2−1〜2−4、比較例2−1〜2−2では、既染毛のモデルとして、レセ パウダーブリーチ EX(ホーユー株式会社製)にて、30℃30分染毛処理を2回行った白毛束(ビューラックス社製(10cm))のダメージ毛を用いて各酸化染毛剤組成物を評価した。また、染毛処理は、一浴式又は二浴式で行った。
(一浴式の染毛処理方法)
第1剤と第2剤を1:1で混合して酸化染毛剤組成物を調製した。刷毛を用いて酸化染毛剤組成物を毛束に塗布し(浴比1:3(毛束重量の3倍量の酸化染毛剤組成物を塗布))、30℃30分間放置した。放置後、毛束を水洗した後、シャンプーで洗浄し、酸化染毛剤組成物を洗い流した。次に、毛束にコンディショナーを塗布した。毛束をすすいでコンディショナーを洗い流した後、毛束の水分をタオルで拭き取り、最後にドライヤーで乾燥した。
(二浴式の染毛処理方法)
刷毛を用いて第1剤を毛束に塗布し(浴比1:1.5)、30℃15分間放置した。続いて、刷毛を用いて第2剤を毛束に塗布し(浴比1:1.5)、30℃15分間放置した。放置後、毛束を水洗した後、シャンプーで洗浄し、酸化染毛剤組成物を洗い流した。次に、毛束にコンディショナーを塗布した。毛束をすすいでコンディショナーを洗い流した後、毛束の水分をタオルで拭き取り、最後にドライヤーで乾燥した。
(酸化染毛剤組成物のpHの測定)
一浴式の染毛処理の場合には、第1剤と第2剤を混合した酸化染毛剤組成物を毛髪に塗布し、30℃で30分間放置した後に、酸化染毛剤組成物を毛髪から回収し、回収物を素早く混合してpHを測定した。
二浴式の染毛処理の場合には、染毛処理方法における第2剤の塗布後30℃で15間放置した後に、酸化染毛剤組成物を毛髪から回収し、回収物を素早く混合してpHを測定した。
なお、pHの測定は、酸化染毛剤組成物の10%水溶液をHORIBA社製 pH−METER F−22を用いて測定した。
<染毛性の評価方法>
上記のとおり染毛処理した毛束(以下、「染毛束」という。)について、分光測色計(コニカミノルタ株式会社製「CM−600d」)を用いてL*a*b*値を測定した。得られたL値について、以下のとおり評価した。なお、L値が小さい方が、よく染毛されており、染毛性に優れている。また、◎、○、△であれば染まりとしては実用上問題ないレベルである。
◎:L値が32未満である。
〇:L値が32以上34未満である。
△:L値が34以上36未満である。
×:L値が36以上である。
<褪色抑制効果の評価方法>
上記染毛性の評価を行った毛束を、50℃に加熱した1%ラウリル硫酸Na水溶液に15分間浸した。その後、水で1%ラウリル硫酸Na水溶液を洗い流した後、トリートメント、水洗を行った。次いで、毛束の水分をタオルで拭き取り、最後にドライヤーで乾燥した。得られた毛束(以下、「褪色毛束」という。)を褪色状態のモデル系として用いた。褪色毛束について、分光測色計(ミノルタ株式会社製「CM−600d」)を用いてL*a*b*値を測定した。褪色抑制効果の評価については、染毛束を測定して得られたL*a*b*値と褪色毛束を測定して得られたL*a*b*値とから、色差式CIE2000を用いて色差ΔEを算出し、評価した。なお、ΔE値は、小さい方が褪色を抑制する効果が高い。
未処理毛を処理した場合のΔE値と、ダメージ毛を処理した場合のΔE値を以下の評点で評価した。なお、ダメージ毛の方が未処理毛よりΔE値が大きくなるため、評点を分けた。
(未処理毛の評点)
ΔE値が2.5未満の場合を「5」、ΔE値が2.5以上3.0未満の場合を「4」、ΔE値が3.0以上3.5未満の場合を「3」、ΔE値が3.5以上4.0未満の場合を「2」、ΔE値が4.0以上の場合を「1」とした。
(ダメージ毛の評点)
ΔE値が7.0未満の場合を「5」、ΔE値が7.0以上8.0未満の場合を「4」、ΔE値が8.0以上9.0未満の場合を「3」、ΔE値が9.0以上10.0未満の場合を「2」、ΔE値が10.0以上の場合を「1」とした。
Figure 2019064952
表1を見ると、実施例1−1、1−2では、第2剤にリン酸を含有しているため、染毛性及び褪色抑制効果に優れた効果が認められた。一方、比較例1−1、1−2では、第2剤に酸を含有しないため、褪色抑制効果が認められなかった。また、比較例1−3は、ヨウ化カリウムを含有しないため、染毛性が悪い結果となった。
Figure 2019064952
表2の実施例1−1、1−3〜1−6を見ると、酸化染毛剤組成物中におけるリン酸の含有量が0.25〜3質量%(第2剤中では、0.5〜6質量%)において、染毛性、褪色抑制効果に優れた効果が認められた。
Figure 2019064952
表3の実施例1−7〜1−12を見ると、酸として、乳酸、クエン酸、アスコルビン酸等の有機酸を第2剤に含有する場合でも、染毛性、褪色抑制効果に優れた効果が認められた。また、表1の実施例1−1と、1−9、1−11を対比すると、無機酸の方が、有機酸よりも良好なことがわかる。
Figure 2019064952
実施例2−2、2−4、比較例2−1、2−2を見ると、ダメージ毛を用いた一浴式の染毛方法の場合でも、第2剤に酸を含有することにより褪色抑制効果が認められた。また、実施例2−1と2−2、実施例2−3と2−4をそれぞれ対比すると、一浴式と比べて、二浴式の染毛方法の場合、褪色抑制効果及び染毛性に優れた効果が認められた。
本発明の酸化染毛剤組成物は、ヒトの頭髪、髭、眉毛、すね毛等の体毛を染色するための染毛剤として利用することができる。その他、ペット等の動物の体毛を染色するために利用してもよい。
本発明の酸化染毛剤組成物は、美容室、理容室等におけるカラーリング用の染毛剤、セルフカラーリング用の染毛剤に利用することができる。
また、本発明の酸化染毛剤組成物の使用方法は、美容室や理容室等における毛髪の染毛処理、セルフカラーリングに利用することができる。

Claims (7)

  1. アルカリ剤を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤を含む酸化染毛剤組成物であって、
    (A)ヨウ化物
    (B)炭素数6以下の有機酸及び無機酸から選択される少なくとも1種
    (C)酸化染料
    を含有し、第2剤に前記(B)成分を含有することを特徴とする、酸化染毛剤組成物。
  2. 前記第2剤中における前記(B)成分の含有量は、0.1〜10質量%であることを特徴とする、請求項1に記載の酸化染毛剤組成物。
  3. 前記(B)成分は、無機酸であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の酸化染毛剤組成物。
  4. 前記酸化染毛剤組成物のpHは、2〜9.5であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸化染毛剤組成物。
  5. 前記酸化染毛剤組成物は、二浴式であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の酸化染毛剤組成物。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載された酸化染毛剤組成物の使用方法において、以下の工程を備えることを特徴とする、酸化染毛剤の使用方法。
    (工程I−1)前記第1剤と前記第2剤を混合して酸化染毛剤組成物を得る工程。
    (工程I−2)前記酸化染毛剤組成物を毛髪に塗布する工程。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載された酸化染毛剤組成物の使用方法において、以下の工程を備えることを特徴とする、酸化染毛剤の使用方法。
    (工程II−1)前記第1剤を毛髪に塗布する工程。
    (工程II−2)前記第2剤を毛髪に塗布する工程。


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