JP2003026891A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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Abstract
れており、尚且つ、耐衝撃性、耐熱性、熱安定性及び耐
候性が大幅に改善された熱可塑性樹脂組成物を提供する
ことにある。 【解決手段】 アクリル酸エステル系単量体と芳香族ビ
ニル単量体を重合して得られるゴム質重合体(a−1成
分)の存在下、(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(a−2成分)の少なくとも1種を重合してなるグラフ
ト重合体(A)と、(メタ)アクリル酸エステル系単量
体(b成分)の少なくとも1種を重合してなる(メタ)
アクリル酸エステル系重合体(B)、又は更に特定のゴ
ム質重合体(c−1成分)の存在下、(メタ)アクリル
酸エステル系単量体(c−2成分)の少なくとも1種を
重合してなるグラフト重合体(C)を有することを特徴
とする熱可塑性樹脂組成物。
Description
に関し、詳しくは、耐衝撃性、耐候性、熱安定性が良好
であり、特に透明性及び耐薬品性に優れた熱可塑性樹脂
組成物に関する。
ン系樹脂は、耐衝撃性、成形加工性を始めとする機械的
特性、更に高度に検討・開発がなされた耐薬品性、熱安
定性、耐熱性に優れることから、広い用途に用いられて
きたが、従来においては特定の分野、また、近年のスケ
ルトンブームにより、上記ゴム含有スチレン系樹脂の特
性を保持しながら、透明性を有する樹脂材料が求められ
ている。
体の屈折率をマトリックス層の屈折率と合わせる方法
(例えば、Encyclopedia of Poly
merScience and Technolog
y,vol1,307−308,1976)、ゴム質重
合体の粒子径を特定範囲内で小粒径化する方法等(例え
ば、特公昭39−8667号公報)があるが、前者につ
いては、透明性、耐衝撃性に優れるが、耐熱性に劣り、
後者においては、透明性に優れるものの、耐衝撃性に劣
る。また更に、透明性を第一優先し、その他の特性のう
ち、何かについて犠牲にした提案は、無数にあり、枚挙
に暇がないが、どれについても、ABS樹脂等のゴム含
有スチレン系樹脂等の本来の特性を保持した提案はな
く、特に、耐候性、耐薬品性、熱安定性等の全てに適応
しうるものは無かった。
スチレン系樹脂は、ゴム基質にアクリロニトリルやスチ
レン等をグラフト重合させて得られるが、グラフト構造
とゴム含有量が樹脂組成物の物性に大きな影響を与え、
特にゴム粒子径が耐衝撃性を発現させるためある重要な
鍵を握っていること、また更に、ゴム粒子径が大きくな
るほど得られる樹脂の耐衝撃性、加工性が向上すること
は、広く知られた事実である。
重合体を配合する方法、小粒径部と大粒径部とからなる
二峰性の粒子分布を持つゴム質重合体にビニル系単量体
をグラフト重合させたゴム含有グラフト重合体を配合す
る技術があるが、いずれにしても、流動性、表面外観、
光沢性が大幅に低下し、実用に際しては、要求される重
要特性を最優先し、その他の特性に対しは犠牲を強いて
きた。
ン系、アクリル酸エステル系又はα−オレフィン系等の
ゴム質重合体が使用されているが、通常乳化重合で製造
され、ラテックスの形態で得ることができる。しかしな
がら、乳化重合で得られるゴム質重合体の粒子径は、特
別の操作を施さないと、100nm程度のものであり、
耐衝撃性を発現させるためには、極めて小さすぎ、その
ために粒子径を大きくする、所謂「肥大化」なる提案
(例えば、特公平4−79366号公報、特開昭59−
93701号公報及び特開昭56−167704号公報
等)がなされ、その数は膨大なものになる。
ゴム質重合体を使用したゴム含有グラフト重合体は、耐
衝撃性においてある程度有効な手段であるが、流動性、
表面外観及び光沢性等の特性が大幅に低下し、特に透明
系スチレン系樹脂においては、粒子径が大きくなればな
るほど、透明性が低下することから、要求される透明性
を最優先し、このような粒子径を「肥大化」させたゴム
質重合体を使用されることはなかった。
低下し、一方、衝撃強度を向上させると透明性のみなら
ず、流動性、引張強度、曲げ強度等が機械的特性が低下
し、問題の有る樹脂組成物となってしまうからである。
度、流動性等の機械的特性をバランスよく満足させなが
ら、透明性を兼ね備えた熱可塑性樹脂組成物が求められ
ていた。
問題点を鑑み、透明性を有した材料であって、耐薬品性
に優れており、尚且つ、耐衝撃性、耐熱性、熱安定性、
耐候性が大幅に改善された熱可塑性樹脂組成物を提供す
ることにある。
ル酸エステル系単量体と芳香族ビニル単量体を重合して
得られるゴム質重合体(a−1成分)の存在下、(メ
タ)アクリル酸エステル系単量体(a−2成分)の少な
くとも1種を重合してなるグラフト重合体(A)と、
(メタ)アクリル酸エステル系単量体(b成分)の少な
くとも1種を重合してなる(メタ)アクリル酸エステル
系重合体(B)からなることを特徴とする熱可塑性樹脂
組成物が提供される。
ル系単量体と芳香族ビニル単量体を重合して得られるゴ
ム質重合体(a−1成分)の存在下、(メタ)アクリル
酸エステル系単量体(a−2成分)の少なくとも1種を
重合してなるグラフト重合体(A)と、(メタ)アクリ
ル酸エステル系単量体(b成分)の少なくとも1種を重
合してなる(メタ)アクリル酸エステル系重合体(B)
と、アクリル酸エステル系単量体と芳香族ビニル単量体
を重合して得られ、重量平均粒子径が600〜2000
nmであり、かつ500nm未満の粒子径累積重量分率
が10重量%以下であるゴム質重合体(c−1成分)の
存在下、(メタ)アクリル酸エステル系単量体(c−2
成分)の少なくとも1種を重合してなるグラフト重合体
(C)からなる熱可塑性樹脂組成物が提供される。
て詳細に説明する。
は、アクリル酸エステル系単量体と芳香族ビニル単量体
を重合して得られるゴム質重合体(a−1成分)の存在
下、(メタ)アクリル酸エステル系単量体(a−2成
分)1種及び/又は2種以上を重合してなるグラフト重
合体及び/又はゴム質重合体にグラフト重合させる(メ
タ)アクリル酸エステル系単量体(a−2成分)1種及
び/又は2種以上の単量体の単独又は共重合体との混合
物である。
(A)中のゴム質重合体(a−1成分)及びグラフト共
重合体(C)中のゴム質重合体(c−1成分)は、アク
リル酸エステル系単量体と芳香族ビニル単量体を重合し
て得られ、アクリル酸エステル系単量体としては、例え
ば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、イソブチルアク
リレート、ペンチルアクリレート、イソアミルアクリレ
ート、n−ヘキシルアクリレート、2−メチルペンチル
アクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート及びn
−オクチルアクリレート等が挙げられ、特にブチルアク
リレートが好ましく、また、芳香族ビニル単量体として
は、スチレン、α−メチルスチレン、パラメチルスチレ
ン及びブロムスチレン等が挙げられ、特にスチレン及び
α−メチルスチレンが好ましい。
(A)及び(C)中のゴム質重合体は、アクリル酸エス
テル系単量体と芳香族ビニル単量体とを重合して得られ
るが、製造過程で生成されるアクリル酸エステル系単量
体の単独、芳香族ビニル単量体の単独重合体も含まれ
る。
ル系単量体と共重合する芳香族ビニル単量体との組成比
率は、硬質重合体(B)の屈折率と上記ゴム質重合体と
の屈折率、更には、ゴム質重合体(a−1成分)とマト
リックス部との屈折率を合わせるように考慮して決めら
れ、ゴム質重合体(a−1成分)と硬質重合体(B)と
の屈折率、又はゴム質重合体(a−1成分)とマトリッ
クス部との屈折率の差は0.005以下が好ましく、更
に好ましくは0.003以下であり、これらを達成する
ための好ましい組成としては、硬質重合体(B)を構成
する単量体である(メタ)アクリル酸エステル系単量体
として、メチルメタアクリレートを選択した場合、アク
リル酸エステル系単量体88〜78重量%、芳香族ビニ
ル単量体12〜22重量%である。ここでいうマトリッ
クス部とは、グラフト重合体(A)からゴム質重合体
(a−1成分)を除いた、グラフト重合成分及び硬質重
合体(B)からなる。ゴム質重合体(a−1)、グラフ
ト重合成分及び硬質重合体(B)の屈折率はアッベ屈折
計を用いて測定する。ゴム質重合体(a−1)、グラフ
ト重合成分及び硬質重合体(B)の相互の屈折率の差が
0.003、更には0.005を超えると透明性が低下
し易くなる。
質重合体にグラフト重合する(メタ)アクリル酸エステ
ル系単量体としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、
アクリル酸n−ノニル、アクリル酸イソノニル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−
ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−ノ
ニル、メタクリル酸イソノニル、アクリル酸ペンチル、
メタクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、メタクリル酸ヘプ
チル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2
−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、メタクリル酸
オクチル、アクリル酸n−ノニル及びアクリル酸イソノ
ニル等が挙げられ、これらは1種を単独で又は2種以上
を混合して用いることができる。アクリル酸エステル単
量体及びメタクリル酸エステル単量体としては、これら
のうち、特にアクリル酸メチル及びメタクリル酸メチル
が好ましい。
ゲル含有率は、50〜95重量%であることが好まし
い。ゲル含有率が50重量%未満又は95重量%を超え
ると衝撃強度の低下が見られ、特にゲル含有率の低い5
0重量%未満では光学特性や成形収縮が悪くなる傾向に
ある。
れる、上記ゴム質重合体の粒子径は、それぞれ特定の粒
子径の範囲に入ることが好ましい。すなわち、ゴム質重
合体(a−1成分)においては50〜300nmが好ま
しく、より好ましくは100〜300nmであり、更に
好ましくは100〜250nmであり、特に好ましくは
125〜250nmである。50nm未満又は300n
mを超えると、耐衝撃性の効果が低くなり易い。また、
ゴム質重合体(c−2成分)においては600〜200
0nmであり、好ましくは800〜1500nmであ
る。600nm未満では、グラフト重合体(A)とのブ
レンドにおいて、耐衝撃性の改善が低く、2000nm
を超えると、表面外観及び透明性の低下が起こる。
のゴム質重合体は、粒子径だけでなく、その分布におい
ても制御された方が好ましい。すなわち、グラフト重合
体(A)中のゴム質重合体(a−1成分)は、好ましく
は50nm未満の粒子径累積重量分率が、15重量%以
下であるゴム質重合体が使用される。50nm未満の粒
子径累積重量分率が、15重量%を超えると、耐衝撃性
が低下し易くなる。
(c−1成分)は、500nm未満の粒子径累積重量分
率が10重量%以下であるゴム質重合体が使用される。
500nm未満の粒子径累積重量分率が、10重量%を
超えると耐衝撃性の改善が十分ではない。
含有量は、好ましくは20〜90重量%である。20重
量%未満ではグラフト率が過大となり、また90重量%
を超えるとグラフト率が低下することにより、どちらも
耐衝撃性が低下し易くなる。
れるゴム質重合体の製造方法、粒子径の制御方法につい
ては、特に制限はなく、いかなる重合方法、制御方法も
採用でき、グラフト重合体(C)ついては、使用される
粒子径が比較的大きいことから、例えば、乳化重合法に
より得られた比較的小粒径のゴム質重合体を、酸等によ
る化学的凝集法や、ホモミキサー等による物理的凝集法
等の公知の粒径肥大法を用いたり、乳化重合に長時間か
けて、粒子径を育成して大粒径にする方法等が挙げられ
る。しかしながら、生産効率の観点から、酸等による化
学的凝集が好ましい。
使用されるゴム質重合体は、特定の粒子径、粒子径分布
の一方又は両方の範囲に入れば、必ずしも単峰性である
必要はなく、各ゴム質重合体内において多峰性であって
もよいが、生産効率等の観点から、できるだけ単峰性が
好ましい。
ト重合方法については、いかなる公知重合方法も採用で
きるが、グラフト重合体(C)においては、予め、ゴム
質重合体とこれにグラフト重合させる単量体とを混合・
放置させることによって、単量体をゴム質重合体に含浸
させ、単量体含浸ゴム質重合体にビニル系単量体をグラ
フト重合することが好ましい。この方法の採用により、
良好な表面外観、耐衝撃性の改善及び透明性が十分に得
られる。
乳化重合にて製造されたゴム質重合体を撹拌翼、ジャケ
ット付き反応器内に仕込み、次にグラフト重合させるビ
ニル系単量体の全量又は一部を数回に分けて、一括又は
連続して滴下し、撹拌させながら、40〜70℃にて、
5〜60分間放置した後、更に開始剤を添加する。これ
により、添加した単量体は、ゴム質重合体に含浸し、ゴ
ム質重合体内にて重合体となる。
体(C)とを混合する場合、その混合物は、本発明の熱
可塑性樹脂を100重量部として、10〜90重量部配
合することが好ましく、より好ましくは20〜80重量
部、更に好ましくは30〜70重量部である。10重量
部未満では耐衝撃性が劣り易く、90重量部を超える
と、曲げ弾性率の低下と表面外観が悪化し易くなる。
混合比率については、特に制限はないが、グラフト重合
体(A)が60重量%以上であることが好ましく、より
好ましくは80重量%以上である。60重量%以上であ
ると透明性及び表面外観が向上し、またグラフト共重合
体(C)が40重量%以上であると耐衝撃性に加え艶消
し効果が発揮される。なお、艶消し効果に関しては、ゴ
ム含有グラフト重合体(C)が多ければ多いほどその効
果は高い。
(メタ)アクリル酸エステル系単量体(b成分)の1種
又は2種以上を単独又は共重合してなる。(メタ)アク
リル酸エステル系単量体としては、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸
イソブチル、アクリル酸n−ノニル、アクリル酸イソノ
ニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸n−ノニル、メタクリル酸イソノニル、アクリル
酸ペンチル、メタクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシ
ル、メタクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、メタ
クリル酸ヘプチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、
メタクリル酸オクチル、アクリル酸n−ノニル及びアク
リル酸イソノニル等が挙げられ、これらは1種を単独で
又は2種以上を混合して用いることができる。アクリル
酸エステル単量体及びメタクリル酸エステル単量体とし
ては、これらのうち、特にアクリル酸メチル及びメタク
リル酸メチルが好ましい。
(B)の分子量は、5万〜40万が好ましく、更に8万
〜20万が好ましく、特に10万〜15万が好ましい。
(メタ)アクリル酸エステル系重合体(B)の分子量
が、5万未満であると、耐薬品性、耐衝撃性が低下し易
く、40万を超えると流動性が低下し、成形加工性が低
下し易くなる。
酸エステル系重合体(B)、グラフト重合体(C)の比
率(重量部)は、前記記載のように(A)+(C):
(B)=20〜80:80〜20であることが好まし
く、更に(A)+(C):(B)=30〜70:70〜
30であることが好ましい。
て、特に制限はないが、溶融混練が好ましい。例えば、
押出機やバンバリーミキサー等が挙げられる。本発明の
樹脂組成物には、必要に応じて顔料、染料、滑剤、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、補強剤及び充填剤
等の各種添加剤をその物性等を損なわない範囲内に配合
することができる。
に説明するが、本発明は、これらの実施例により何らそ
の範囲を限定するものではない。尚、以下において、
「部」は重量部を意味するものとし、ゴム質重合体の粒
子径は、日機装(株)製Microtrac Mode
l:9230UPAを用いて動的光散乱法より求めた。
得られる値は、重量平均(体積)粒子径と粒子径分布、
粒子径分布の累積重量分布である。また、(メタ)アク
リル酸エステル系重合体(B)の重量平均分子量は、東
ソー(株)製:GPC(ゲル・パーミエーション・クロ
マトグラフィー)を用いた標準ポリスチレン換算法にて
算出した。
ゴム質重合体の合成 耐圧容器に以下の材料を仕込み、 ロジン酸ナトリウム 1.5部 ピロリン酸ナトリウム 0.5部 脱イオン水 200部 窒素気流下で、80℃まで昇温し、 ブチルアクリレート 80部 スチレン 20部 過硫酸カリウム 0.15部 トリアリルシアヌレート 0.3部 を4時間に亘って滴下し、重合させた。滴下終了後、2
時間放置後、冷却して反応を終了させた。得られたラテ
ックス(La−1)は、固形分32.5重量%、平均粒
子径180nmであった。
中のゴム質重合体の合成 ロジン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムを調整し
て、合成例1と同様にして合成し、ゴム質重合体(La
−2)、(La−3)及び(La−5)を得た。各ゴム
質重合体の粒子径及び粒子径分布を表1に示す。
ゴム質重合体の合成 合成例1おいて、ブチルアクリレート80部、スチレン
20部の代わりにブチルアクリレート80部、スチレン
15.2部、アクリロニトリル4.8部を用いて、合成
例1と同様にして合成し、ゴム質重合体(La−4)を
得た。粒子径及び粒子径分布を表1に示す。
(C)中のゴム質重合体の合成 ロジン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムを調整し
て、合成例1と同様にして合成し、表1に示すラテック
ス(Lc−1)〜(Lc−6)を得た。各ゴム質重合体
の粒子径及び粒子径分布を表1に示す。
アクリレートラテックス(Lc−1)100部(固形
分)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.15
部を添加した。その後、5%酢酸水溶液を30分間に亘
って連続的に、合計60部の酢酸水溶液を滴下した。酢
酸水溶液の滴下終了後に、10%水酸化ナトリウム水溶
液を10分間に亘り、連続的に滴下した。滴下終了後の
ラテックスの平均粒子径は1200nmであり、塊状物
は0.05重量%であった(CL−1)。
れたブチルアクリレートラテックス(Lc−2)〜(L
c−6)100部(固形分)を使用した以外は、実験例
1と同様にしてCL−2〜CL−6を作製した。
質重合体含有ラテックスの平均粒子径の結果を表1に示
す。
(A)の合成 実験例1にて得られたラテックス(La−1)を用い
て、以下の配合にてゴム含有グラフト重合体を合成し
た。
ソーダ石鹸、水酸化カリウム及びポリブチルアクリレー
ト・スチレン共重合体・ラテックスを仕込み、60℃に
加熱する。60℃に保持したままメチルメタクリレート
を添加し、60分間放置した後、クメンハイドロパーオ
キサイド添加し、硫酸第一鉄、ピロリン酸ナトリウム及
び結晶ブドウ糖を2時間かけて連続添加し、その後70
℃に昇温して1時間保って反応を完結した。かかる反応
によって得た重合体を硫酸により凝固し、充分水洗後、
乾燥してグラフト共重合体(A−1)を得た。
重合体(A)の合成 表1に示すラテックス(La−2)〜(La−4)を用
いた以外は、合成例12と同様にして合成し、グラフト
重合体(A−2〜A−4)を得た。
ックス(La−1)の代わりに(La−5)を、MMA
44部の代わりにスチレン34部、アクリロニトリル1
0部を用いた以外は、合成例12と同様にして合成し、
グラフト重合体(A−5)を得た。
合成 実験例1にて得られた、肥大化したラテックス(CL−
1)を用いて、以下の配合にてゴム含有グラフト重合体
を合成した。
ソーダ石鹸、水酸化カリウム及びポリブチルアクリレー
ト・スチレン共重合体・ラテックスを仕込み、60℃に
加熱する。60℃に保持したままメチルメタクリレート
を添加し、60分間放置した後、クメンハイドロパーオ
キサイド添加し、硫酸第一鉄、ピロリン酸ナトリウム及
び結晶ブドウ糖を2時間かけて連続添加し、その後70
℃に昇温して1時間保って反応を完結した。かかる反応
によって得た重合体を硫酸により凝固し、充分水洗後、
乾燥してグラフト共重合体(C−1)を得た。
と同様の方法にてグラフト重合体(C−2)〜(C−
6)を合成した。また、C−7として透明ASA樹脂
(三菱レイヨン製)を用いることにした。
テル系重合体(B)の合成 窒素置換した反応器に以下の材料を加え、 脱イオン水 120部 ポリビニルアルコール 0.1部 アゾビスイソブチルニトリル 0.3部 メチルメタクリレート(MMA) 100部 t−ドデシルメルカプタン 1.4部 開始温度60℃として5時間加熱後、120℃に昇温
し、4時間反応後に硬質重合物(B−1)を取り出し
た。
ル酸エステル系重合体(B)の合成 表2に示される材料を用いた以外は、合成例18と同様
にして合成し、硬質重合体(B−2及びB−3)を取り
出した。
(C)と硬質重合体(B)とを表3及び表4に示す割合
にて、0.5重量部の滑剤(PRN−208)と共に混
合された後、220℃で2軸押出機(日本製鋼(株)
製:TEX−44)にて溶融混練し、ペレット化した。
4オンス射出成形機(日本製鋼(株)製)を用い、24
0℃にて成形を行い、必要なテストピースを作製した。
し、次の評価基準に基づいて判定した; ◎:極めて均一な光沢性を示した ○:光沢ムラは、僅かであり、実用できる △:部分的な光沢ムラがあり、実用に耐えない ×:光沢ムラが顕著である ××:光沢ムラが極めて顕著である
タル変角光計UGV−5Dを用い、入射角60°、反射
角60°での反射率の測定を行う。
さ3mmの試験片を用いて、(株)村上色彩技術研究所製
反射・透過率計HR−100で測定した。
した短冊状試験片形状150×10×2mmをベンディ
ングホーム法試験治具に沿わして固定後、試験片に薬液
を塗布し、23℃の環境下で48時間放置後、クレーズ
及びクラックの発生有無を確認し、試験治具の曲率から
臨界歪み(%)を求めた。
エザオメーター(スガ(株)製:サンシャイン・スーパ
ーロングライフ・ウエザオメーターWEL−6XS−H
CH−B)を用いて、63±3℃、スプレー有りで耐候
試験を2000時間行い、照射後の色調変化(△E)を
測定した。
を作製した射出成形機を用いて、設定温度300℃にて
20分間、成形機内に樹脂組成物を滞留させ、100m
m×100mm×2mmの成形品を成形し、目視にて変
色を観察し、下記の評価基準に基づいて評価した; ◎:変色が極めて少なく、成形品として全く問題ない ○:変色が少なく、成形品として採用できる △:変色は認められるが、実用に耐えうる ×:変色がややあり、採用できない ××:変色が大きく、採用は全く考えられない
4%以上と透明性があり、耐薬品性及び機械的特性とを
兼ね備えている樹脂であるのに対し、比較例1〜3は光
線透過率が低い不透明な樹脂であった。また、表4よ
り、更にゴム含有グラフト重合体(C)を含有した実施
例5〜7は衝撃強度が向上していながら透明性のあるバ
ランスの良い樹脂であるのに対し、比較例4〜6は光沢
や表面外観が劣っており、比較例7は耐薬品性や耐光性
が低くバランスの悪い樹脂であった。
を損なうことなく耐衝撃性、耐熱性、熱安定性及び耐候
性等の特性が良好であり、尚且つ、光線透過率の高い材
料であって、耐薬品性に優れたバランスのよい熱可塑性
樹脂組成物を提供することが可能となった。
Claims (6)
- 【請求項1】 アクリル酸エステル系単量体と芳香族ビ
ニル単量体を重合して得られるゴム質重合体(a−1成
分)の存在下、(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(a−2成分)の少なくとも1種を重合してなるグラフ
ト重合体(A)と、(メタ)アクリル酸エステル系単量
体(b成分)の少なくとも1種を重合してなる(メタ)
アクリル酸エステル系重合体(B)からなることを特徴
とする熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】 ゴム質重合体(a−1成分)の粒子径が
50〜300nmである請求項1に記載の熱可塑性樹脂
組成物。 - 【請求項3】 アクリル酸エステル系単量体と芳香族ビ
ニル単量体を重合して得られるゴム質重合体(a−1成
分)の存在下、(メタ)アクリル酸エステル系単量体
(a−2成分)の少なくとも1種を重合してなるグラフ
ト重合体(A)と、(メタ)アクリル酸エステル系単量
体(b成分)の少なくとも1種を重合してなる(メタ)
アクリル酸エステル系重合体(B)と、アクリル酸エス
テル系単量体と芳香族ビニル単量体を重合して得られ、
重量平均粒子径が600〜2000nmであり、かつ5
00nm未満の粒子径累積重量分率が10重量%以下で
あるゴム質重合体(c−1成分)の存在下、(メタ)ア
クリル酸エステル系単量体(c−2成分)の少なくとも
1種を重合してなるグラフト重合体(C)からなる熱可
塑性樹脂組成物。 - 【請求項4】 (a−2成分)と(b成分)が同一の
(メタ)アクリル酸エステル系単量体である請求項1〜
3のいずれかに記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項5】 (メタ)アクリル酸エステル系重合体
(B)が、メチルメタアクリレートの単独重合体である
請求項1〜4のいずれかにに記載の熱可塑性樹脂組成
物。 - 【請求項6】 (a−2成分)と(b成分)が共にメチ
ルメタアクリレートである請求項1〜5のいずれかに記
載の熱可塑性樹脂組成物。
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