JP2003014103A - クラッチの制御方法 - Google Patents

クラッチの制御方法

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JP2003014103A
JP2003014103A JP2001199271A JP2001199271A JP2003014103A JP 2003014103 A JP2003014103 A JP 2003014103A JP 2001199271 A JP2001199271 A JP 2001199271A JP 2001199271 A JP2001199271 A JP 2001199271A JP 2003014103 A JP2003014103 A JP 2003014103A
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clutch
duty
vehicle speed
connection
speed
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JP2001199271A
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English (en)
Inventor
Eiji Inoue
英司 井上
Takumi Shinojima
巧 篠島
Goshi Kishi
郷史 岸
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後進段への変速後のクラッチ接続によるクラ
ッチへのダメージを防止すると共に、安全性を高める。 【解決手段】 本発明は、電子コントロールユニット
により変速機の変速開始と同期してクラッチを断し、変
速機の変速完了と同期してクラッチを接するクラッチの
制御方法において、クラッチ接制御に関し、変速機が前
進段から後進段に変速されたとき(ステップ101でYe
s)、車速が所定車速5km/hより大きいとき(ステ
ップ102でYes)はクラッチの接続を禁止し(ステッ
プ103)、車速が所定車速5km/h以下のとき(ス
テップ102でNo)はクラッチの接続を許容する(ステ
ップ104)。比較的高車速でのクラッチ接続が防止さ
れ、クラッチへのダメージを防止し安全性を高められ
る。また、5km/h以下でクラッチ接続可能なので揺
さぶり脱出が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクラッチの制御方法
に係り、特に車両の動力伝達系に設けられた湿式摩擦ク
ラッチを断接制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、エンジンと変速機との間
に、ロックアップ可能な流体継手(トルクコンバータを
含む)と湿式摩擦クラッチとを直列に設け、変速時に湿
式摩擦クラッチを自動的に断接する車両の動力伝達装置
を新たに開発した。この場合、車両停止中にギヤイン操
作されると、この後クラッチが自動接続され、クリープ
が発生する。この点通常のAT車と同様である。一方、
車両発進後の走行中は流体継手がロックアップされ、変
速機の変速の度毎にクラッチが自動断接される。この点
通常のMT車と同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の運転
にあっては、車両が完全に停止する前に前進段から後進
段に入れるという変速操作がしばしば見受けられる。こ
の場合、車速が比較的高い状態で変速後のクラッチ接続
を実行してしまうと、クラッチにダメージを与えるばか
りでなく、安全上も好ましくない。
【0004】そこで、以上の問題に鑑みて本発明は創案
され、その目的は後進段への変速後のクラッチ接続によ
るクラッチへのダメージを防止すると共に、安全性を高
めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子コントロ
ールユニットにより変速機の変速開始と同期してクラッ
チを断し、変速機の変速完了と同期してクラッチを接す
るクラッチの制御方法において、クラッチ接制御に関
し、変速機が前進段から後進段に変速されたとき、車速
が所定車速より大きいときはクラッチの接続を禁止し、
車速が所定車速以下のときはクラッチの接続を許容する
ようにしたものである。
【0006】ここで、上記所定車速が5km/hである
のが好ましい。
【0007】また、上記クラッチが、エンジンと変速機
との間であってロックアップ可能な流体継手の下流側に
直列に設けられた湿式摩擦クラッチであるのが好まし
い。
【0008】上記クラッチが、上記電子コントロールユ
ニットから出力されるデューティパルスに応じて断接制
御され、この電子コントロールユニットは、クラッチ接
制御に際し、最初にクラッチがトルク点付近まで大きく
接されるような所定の開始デューティを出力し、その後
クラッチが緩接されるような所定の緩接デューティを所
定時間毎に出力し、且つ、その所定時間毎の緩接デュー
ティの値を、クラッチの入出力側の回転差に基づいて決
定するものであるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施形態を添
付図面に基いて説明する。
【0010】図1は本実施形態における車両の動力伝達
装置を示す。図示するように、エンジンEと変速機T/
Mとの間にクラッチ機構1が設けられ、クラッチ機構1
は動力伝達方向上流側に設けられた流体継手(フルード
カップリング)2と、その下流側に直列に設けられた湿
式摩擦クラッチとしての湿式多板クラッチ3とからなっ
ている。なおここでいう流体継手とはトルクコンバータ
を含む広い概念であり、現に本実施形態においてもトル
クコンバータを用いている。本装置が適用される車両は
トラック等の比較的大型の車両である。エンジンEはデ
ィーゼルエンジンである。
【0011】流体継手2は、エンジンの出力軸(クラン
ク軸)に接続されたポンプ4と、ポンプ4に対向されク
ラッチ3の入力側に接続されたタービン5と、タービン
5とポンプ4との間に介設されたステータ6とを有す
る。そして流体継手2と並列してロックアップクラッチ
7が設けられ、これはポンプ4とタービン5との断接を
行って流体継手2をロックアップ可能とする。湿式多板
クラッチ3は、その入力側が入力軸3aを介してタービ
ン5に接続され、出力側が変速機T/Mのインプットシ
ャフト8に接続され、流体継手2と変速機T/Mとの間
を断接する。
【0012】変速機T/Mは、インプットシャフト8
と、これと同軸に配置されたアウトプットシャフト9
と、これらに平行に配置されたカウンタシャフト10と
を有する。インプットシャフト8には、入力主ギヤ11
が設けられている。アウトプットシャフト9には、1速
主ギヤM1と、2速主ギヤM2と、3速主ギヤM3と、
4速主ギヤM4と、リバース主ギヤMRとが夫々軸支さ
れていると共に、6速主ギヤM6が固設されている。カ
ウンタシャフト10には、入力主ギヤ11に噛合する入
力副ギヤ12と、1速主ギヤM1に噛合する1速副ギヤ
C1と、2速主ギヤM2に噛合する2速副ギヤC2と、
3速主ギヤM3に噛合する3速副ギヤC3と、4速主ギ
ヤM4に噛合する4速副ギヤC4と、リバース主ギヤM
RにアイドルギヤIRを介して噛合するリバース副ギヤ
CRとが固設されていると共に、6速主ギヤM6に噛合
する6速副ギヤC6が軸支されている。
【0013】この変速機T/Mによれば、アウトプット
シャフト9に固定されたハブH/R1にスプライン噛合
されたスリーブS/R1を、リバース主ギヤMRのドグ
DRにスプライン噛合すると、アウトプットシャフト9
がリバース回転し、上記スリーブS/R1を1速主ギヤ
M1のドグD1にスプライン噛合すると、アウトプット
シャフト9が1速相当で回転する。そして、アウトプッ
トシャフト9に固定されたハブH/23にスプライン噛
合されたスリーブS/23を、2速主ギヤM2のドグD
2にスプライン噛合すると、アウトプットシャフト9が
2速相当で回転し、上記スリーブS/23を3速主ギヤ
M3のドグD3にスプライン噛合すると、アウトプット
シャフト9が3速相当で回転する。
【0014】そして、アウトプットシャフト9に固定さ
れたハブH/45にスプライン噛合されたスリーブS/
45を、4速主ギヤM4のドグD4にスプライン噛合す
ると、アウトプットシャフト9が4速相当で回転し、上
記スリーブS/45を入力主ギヤ11のドグD5にスプ
ライン噛合すると、アウトプットシャフト9が5速相当
(直結)で回転する。そして、カウンタシャフト10に
固定されたハブH6にスプライン噛合されたスリーブS
6を、6速副ギヤC6のドグD6にスプライン噛合する
と、アウトプットシャフト9が6速相当で回転する。上
記各スリーブは、図示しないシフトフォークおよびシフ
トロッドを介して、運転室内のシフトレバーによってマ
ニュアル操作される。つまり変速機T/Mはマニュアル
式である。
【0015】湿式多板クラッチ3は通常の構成である。
即ち、図示省略するが、オイルが満たされたクラッチケ
ーシング内で、入力側と出力側とにそれぞれ複数枚ずつ
互い違いにクラッチプレートがスプライン噛合され、こ
れらクラッチプレート同士をクラッチピストンにより押
し付け合い、或いは解放して、クラッチの接続・分断を
行うものである。図2を参照して、クラッチピストン2
7はクラッチスプリング28により常に断側に付勢され
ると共に、これを上回る油圧がクラッチピストン27に
付加されたときクラッチ3が締結される。クラッチ締結
力ないしクラッチのトルク容量は与えられる油圧に応じ
て増大される。
【0016】次に、湿式多板クラッチ3に作動油圧を供
給するための油圧供給装置について説明する。図2に示
すように、オイルタンク13のオイルがろ過器14を介
して油圧ポンプOPにより吸引吐出されると共に、その
吐出圧がリリーフバルブ15により調整され、一定のラ
イン圧PLが作られる。このライン圧PLのオイルを圧
力(減圧)制御してクラッチ3に送り込むわけだが、こ
のためクラッチコントロールバルブCCVとクラッチソ
レノイドバルブCSVという二つのバルブを用いてい
る。即ち、メインの油圧ラインに接続されたクラッチコ
ントロールバルブCCVを、クラッチソレノイドバルブ
CSVから送られてくるパイロット油圧Ppに応じて開
閉させるという、パイロット操作型油圧制御方式を採用
している。そしてパイロット油圧Ppの大きさが、電子
コントロールユニット(以下ECUという)16から出
力されるディーティパルスに応じて変化される。
【0017】即ち、クラッチソレノイドバルブCSVは
電磁ソレノイドを有した電磁弁であり、無段階で開閉可
能であると共に、常にライン圧PLが供給されている。
そしてECU16から出力されたディーティパルスを受
け取り、そのデューティ(デューティ比)Dに応じた量
だけ弁体を開放側に移動させる。これによりクラッチソ
レノイドバルブCSVはデューティDに応じたパイロッ
ト油圧Ppを出力することになる。
【0018】クラッチコントロールバルブCCVは、パ
イロット油圧Ppに基づき無段階で制御されるスプール
弁であり、これ自体は電子制御されない。即ちパイロッ
ト油圧Ppの大きさに応じて内蔵スプールを開放側にス
トロークさせ、これによりライン圧PLを適宜調整しク
ラッチ圧Pcとしてクラッチ3に送り込む。こうして、
結果的に、クラッチ3に供給される油圧がECU16に
よりデューティ制御されることとなる。
【0019】なお、クラッチソレノイドバルブCSVと
クラッチコントロールバルブCCVとを結ぶ経路の途中
にアキュムレータ17が設けられる。
【0020】図3に油圧供給装置の特性線図を示す。横
軸は、ECU16から出力されるディーティパルスのデ
ューティDであり、より詳しくは基本の制御周期(本実
施形態では20msec)におけるソレノイドON時間の割合を
示すONデューティである。本実施形態では、デューティ
Dが0()のときクラッチが完接されるようにしてある。
これは電気系統の故障等でクラッチソレノイドバルブC
SVに何等通電されなくなったようなとき(所謂OFFス
タックの状態)にも、クラッチを接続状態として、なん
とか車両の走行を維持できるようにするためである。
【0021】図示するように、デューティDが大ほど
断、小ほど接である。デューティDの値が小さくなるに
つれ、クラッチコントロールバルブCCVから出力され
るパイロット油圧Ppの値が比例的に増加し、これに伴
ってクラッチに供給される油圧即ちクラッチ圧Pcと、
クラッチ3のトルク容量Tcとが比例的に増加する傾向
を示す。なおクラッチコントロールバルブCCVのバル
ブ開度Vは図示上は3ポジションであるが、実際上は全
開、全閉以外の中間開度(図示上のバルブ開度0mm)で
スプール弁が微小ストロークし、クラッチ圧Pcを連続
的に変更できるものである。
【0022】本実施形態にはロックアップクラッチ7の
制御系も存在するが、ここでは本発明に直接関係ないた
め説明を省略する。その油圧制御系の構成は湿式多板ク
ラッチ3の油圧制御系と大略同様である。
【0023】次に、動力伝達装置を電子制御するための
電子制御装置を図4を用いて説明する。前述のECU1
6にはクラッチソレノイドバルブCSVの他、本装置を
電子制御するために様々なスイッチやセンサが接続され
ている。これにはエンジン回転数を検出するためのエン
ジン回転センサ18、クラッチ3の入力側の回転数即ち
タービン5の回転数を検出するためのタービン回転セン
サ19、変速機T/Mの回転数、代表的には入力副ギヤ
12の回転数を検出するための変速機回転センサ20、
及び車速を検出するための車速センサ21が含まれる。
これらのセンサは図1にも示される。特にECU16は
変速機回転センサ20の出力と、入力主ギヤ11及び入
力副ギヤ12のギヤ比とから、インプットシャフト8の
回転数を計算し、これをクラッチ3の出力側回転数とす
る。即ちクラッチ出力側回転数を検出するための手段が
変速機回転センサ20となる。
【0024】また、ECU16には、パーキングブレー
キが作動中か否かを検出するためのパーキングブレーキ
スイッチ22、フットブレーキが作動中か否かを検出す
るためのフットブレーキスイッチ23、及び変速機のギ
ヤポジションを検出するためのギヤポジションセンサ2
4も接続される。
【0025】そしてECU16にはノブスイッチ25も
接続されている。即ち、本実施形態ではドライバーによ
る変速操作の開始時期を検出するため、或いはクラッチ
断を開始するタイミングを決定するため、運転室のシフ
トレバーにおいて、レバーに対しシフトノブが僅かにシ
フト方向に揺動可能に取り付けられており、これらレバ
ーとシフトノブとの間にノブスイッチ25が設けられて
いる。そしてドライバーによる変速操作時、レバーの動
作に先立ってシフトノブが揺動すると、ノブスイッチ2
5がONとなり、これを合図にクラッチ断を開始するよう
になっている。具体的構成は特開平11−236931
号公報に示されたものと同様である。
【0026】また、本実施形態の動力伝達装置には、同
公報に示されたような坂道発進補助装置(HSA;Hill Star
t Aid)が設けられており、その装置の手動ON/OFFを行う
ため運転室にHSAスイッチ26が設けられ、HSAス
イッチ26がECU16に接続されている。
【0027】次に、本実施形態に係る動力伝達装置の作
動及び制御方法を説明する。
【0028】この動力伝達装置では、エンジンEの動力
を流体継手2、湿式多板クラッチ3、変速機T/Mとい
う順で伝達する。ロックアップクラッチ7は原則として
発進後走行中は常にON(接)され、停車時及び発進時に
OFF(断)される。従って発進時はAT車のように流体
継手2のクリープを利用でき、摩擦クラッチを電子的に
発進制御するものに比べ制御が簡単になると共に、走行
中は流体継手2がロックアップされるのでスリップによ
るロスを防止できる。湿式多板クラッチ3は変速の度毎
に断接され、変速開始と同期して断され、変速完了と同
期して接される。これは通常のMT車と同様である。
【0029】ここでロックアップクラッチ7の断接制御
について詳しく述べると、ロックアップクラッチ7は比
較的低車速である所定速度(本実施形態では約10km/h)
以上で接とされる。正確には、ロックアップクラッチ接
は、各ギヤ段においてインプットシャフト回転数が所定
回転数(本実施形態では一律900rpm)以上に達すると接
とされる。発進段(例えば多用される発進段である2
速)で発進し、インプットシャフト回転数がその所定回
転数(900rpm)に達すると、ロックアップクラッチが接
とされ、このときの車速が低車速(約10km/h)である。
【0030】まず、車両発進時の作動を説明する。車両
がギヤニュートラルで停止中、ドライバーが発進しよう
としてシフトレバーを発進段に操作しようとしたとす
る。するとシフトレバーにおいて、レバーの動作に先立
ってシフトノブが揺動することによりノブスイッチ25
がONされ、これを合図にクラッチ3が分断される。そし
て引き続きシフトレバーが操作されることによって変速
機T/Mが発進段にギヤインされ、これがギヤポジショ
ンセンサ24によって検出されるとクラッチ3が接続さ
れる。この接続によってタービン5が駆動輪側から止め
られるので、タービン5に対しポンプ4が滑動し、クリ
ープ力が発生するようになる。従って後はブレーキを離
したりアクセルを踏み込んだりすれば車両が動き出すの
である。
【0031】次に、車両走行中の変速時の作動を説明す
る。車両が所定ギヤ段で走行中、ドライバーが変速しよ
うとしてシフトレバーを次の変速段に操作しようとした
とする。するとレバーの動作に先立ってシフトノブが揺
動し、ノブスイッチ25がONされ、これを合図にクラッ
チ3が分断される。そして引き続きシフトレバーが操作
されることによって変速機T/Mが次の変速段にギヤイ
ンされ、これがギヤポジションセンサ24によって検出
されるとクラッチ3が接続される。これによって変速が
完了する。この変速中ロックアップクラッチ7はONのま
まで、エンジン動力がそのままクラッチ3に伝達され
る。
【0032】この走行中のクラッチ制御方法を図5及び
図6を用いて詳述する。図5は代表的なシフトアップの
例、図6は代表的なシフトダウンの例である。まずシフ
トアップの例について説明する。
【0033】図5に示すように、ノブスイッチON(t
1)によりクラッチが完断され、シフトレバー操作によ
り次の変速段にギヤインされるとクラッチ接続が開始さ
れる(t2)。ギヤインと同時に前のギヤ段と現在のギ
ヤ段との比較がなされ、シフトアップ/ダウンの判定が
行われる。ここではシフトアップである。
【0034】クラッチ接続は、最初に一発接制御が実行
される。即ち、クラッチ3がトルク点付近まで大きく接
されるような開始デューティ(一発接デューティ)Ds
tがECU16から一定時間(本実施形態では0.1sec)
出力される。本実施形態の開始デューティDstは常温
時で10()、低温時で60(%)である。クラッチ3には接続
初期においてクラッチピストン27の無効ストローク
(遊び)が存在するが、一発接制御によって、その無効
ストローク分が急接され、接続時間が短縮できる。ここ
で、図3を参照すると常温時の開始デューティDst=
10(%)はクラッチ完接相当の値であるが、その出力時間
は僅か(本実施形態では0.1sec)であり、逆にこのよう
な過剰なデューティを短時間出力することによってクラ
ッチピストン27をより速く移動させ、接続時間をさら
に短縮できる。なおクラッチのトルク点は学習値であ
り、デューティの値をもってECU16に記憶される。
例えば、図3に示すように、トルク容量Tcm=約200
(Nm)を示すデューティD=50(%)がトルク点学習値であ
る。クラッチ等のバラツキにより破線の如くトルク容量
線図がずれると、これに応じてトルク点学習値も変化す
る。
【0035】この後、開始デューティDstの出力をし
終えたら、クラッチ緩接制御に移行する(t3)。クラ
ッチ緩接制御では、クラッチ3が緩接されるような緩接
デューティDkを所定時間毎にECU16から出力す
る。ここでいう所定時間は本実施形態では制御周期Δt
=20msecと等しい。但し、複数回分の制御周期nΔtと
等しくしても良い。以下この所定時間を緩接周期とい
う。
【0036】緩接制御では、緩接周期毎の各回の緩接デ
ューティの値が、クラッチの入出力側の回転差に基づい
て決定される。クラッチ入力側回転数としてはエンジン
回転センサ18で検出されるエンジン回転数の値を用い
る。これは走行中はロックアップクラッチ接であり、ク
ラッチ入力側回転数=エンジン回転数とみなせるからで
ある。但しタービン回転数を用いても良い。クラッチ出
力側回転数としては、上述のように変速機回転センサ2
0の出力とギヤ比とから計算されたインプットシャフト
回転数の値を用いる。
【0037】ここではシフトアップの例であり、図5
(d)に示すようにエンジン回転数Neの方がインプット
シャフト回転数Niより高い。ECU16側では、時刻
t2で行ったシフトアップ判定に基づき、エンジン回転
数Neからインプットシャフト回転数Niを減じて回転
差ΔNを計算する(ΔN=Ne−Ni)。
【0038】図7に示すように、変速機の各ギヤ段毎
に、回転差ΔNに対するステップデューティDsの値が
マップ形式で設定されている。これらステップデューテ
ィ算出マップはECU16に記憶される。
【0039】具体的なクラッチ緩接制御の内容は以下の
通りである。まず、時刻t3の緩接周期で、初期値とし
ての緩接デューティDk3を出力する。そしてこのとき
の回転差ΔN3を計算し、現在のギヤ段とΔN3の値と
から図7のマップに従ってステップデューティDs3を
決定する。そして次の制御回である時刻t4の緩接周期
では、前回の緩接デューティDk3からステップデュー
ティDs3を減じた値を今回の緩接デューティDk4と
し、これをECU16から出力する。以下、同様に、時
刻tn(n=4,5,6...)の緩接周期で回転差ΔNnを計算
し、マップに従ってステップデューティDsnを決定
し、次の制御回である時刻tn+1の緩接周期では、前回
の緩接デューティDknからステップデューティDsnを
減じて今回の緩接デューティDkn+1とし、これをEC
U16から出力する。このような制御を繰り返すことで
少しずつクラッチが接続され、回転差ΔNが徐々に少な
くなっていく。
【0040】なお、ステップデューティDsの計算周期
と制御周期Δtとは必ずしも等しくなくてよい。このと
きはステップデューティDsが計算される毎に緩接デュ
ーティDkを更新し、この更新周期が緩接周期となる。
【0041】こうして、所定の緩接終了条件が整ったら
緩接制御を終了し、クラッチ急接制御に移行する。本実
施形態の緩接終了条件は、回転差ΔNが少ない値である
150rpm以下になるか、ECU16から出力されるデュー
ティがクラッチが十分接続されたときの値である緩接終
了デューティDeに達することである。クラッチ急接制
御では、急接デューティ=0を所定時間=0.3sec出力す
る。そしてこの後クラッチ完接制御を行ってクラッチ接
制御を終了する。クラッチ完接制御も同様に完接デュー
ティ=0を所定時間=1sec出力するものである。
【0042】次に、図6により一般的なシフトダウンの
例を説明する。シフトダウンのときもシフトアップのと
きと大略同様である。異なるのは、シフトダウンのとき
は図6(d)に示すようにインプットシャフト回転数Ni
の方がエンジン回転数Neより高くなるので、回転差Δ
Nの計算も逆となり、回転差ΔNがインプットシャフト
回転数Niからエンジン回転数Neを減じて計算される
(ΔN=Ni−Ne)点である。また、ステップデュー
ティDsの値が図8に示す別のマップから算出される点
である。
【0043】その他のクラッチ接制御の内容は前記同様
である。緩接制御においては、時刻t3の緩接周期で初
期値としての緩接デューティDk3を出力すると共に、
回転差ΔN3を計算し、現ギヤ段とΔN3の値とから図
8のマップに従ってステップデューティDs3を決定す
る。そして次の制御回である時刻t4の緩接周期では、
前回の緩接デューティDk3からステップデューティD
s3を減じた値を今回の緩接デューティDk4とし、こ
れをECU16から出力する。以下このような手順を繰
り返してクラッチを徐々に接続していく。この後のクラ
ッチ急接制御、クラッチ完接制御も前記同様に行われ
る。
【0044】上記クラッチ緩接制御では、常に実際の接
続状況即ちクラッチ入出力回転差を見ながらクラッチを
接続していくため、トルク点学習値のバラツキ、クラッ
チ特性のバラツキ、油温等のバラツキといった個体差及
び/又は使用状況の違いに対応でき、常に接続ショック
及び接続時間の両立を図れ、また上記バラツキに起因す
るフィーリングのバラツキを解消でき、フィーリングの
安定を図ることができるという利点がある。
【0045】次に、本発明に関わる特徴点である後進段
変速時のクラッチ接続方法について説明する。
【0046】例えば、車両が前進段で減速され、まだ完
全に止まりきってないときドライバにより変速機が後進
段(R;リバース)に変速されたとする。このとき、ノ
ブスイッチONと同時にクラッチが断され、継続したシフ
トレバー操作によって変速機が後進段に変速(ギヤイ
ン)される。なお、変速機の後進段変速機構部(図1に
示すハブH/R1、スリーブS/R1及びドグDRから
なる)にはシンクロが設けられており、前進走行中でも
10km/h程度以下の低車速なら後進段への変速自体は可能
である。
【0047】ただし、ここでは変速後のクラッチ接続を
所定車速以下のときのみ許容する。ここでいう所定車速
とは5km/hである。即ち、図9に示すように、ECU1
6は、後進段へのギヤイン信号をギヤポジションセンサ
24から受け取っても(ステップ101でYes)、車速
センサ21で検知される車速が5km/hより大きければ
(ステップ102でYes)クラッチ接続を禁止する(ス
テップ103)。これによりクラッチ接続(一発接)は
行われずクラッチは断保持される。逆に、後進段へのギ
ヤイン信号を受け取ったとき(ステップ101でYe
s)、車速が5km/h以下であれば(ステップ102でNo)
クラッチ接続を許容(許可)する(ステップ104)。
これによりクラッチは通常通り接続可能である。
【0048】なお、このときのクラッチ接続はシフトア
ップの例(図5,図7)に従って行われる。接続禁止
後、車速が5km/h以下に落ち込んだら接続許可となりク
ラッチ接続が実行される。車速は、変速機のギヤ比と、
変速機回転センサ20により検出される回転数とから計
算しても良い。ここで「接続禁止」とは、他の条件に拘
わらず必ず接続が禁止されることをいい、「接続許可」
とは、上記条件に関する限り接続が許可され、他の禁止
条件が整っていれば接続は禁止されるという意味であ
る。他の禁止条件については本発明に直接関係ないので
説明を省略する。
【0049】このように、車速が5km/h以下にならない
と後進段変速後のクラッチ接続が実行されないので、比
較的高車速でのクラッチ接続が防止され、クラッチへの
ダメージを防止できると共に、安全性を高められる。
【0050】ここで、所定車速を0とせず5km/hとした
のは所謂揺さぶり脱出を可能とするためである。即ち、
沼地等での発進で、車両を前後に揺さぶって轍からの脱
出を図ることがあり、このとき前進段から後進段或いは
その逆へと素早く変速を繰り返す。これを可能とするた
め、所定車速を0でなく5km/hとした。なおこれによっ
てクイックUターンも可能となる。もっとも、5km/hは
例示で、いうならば所定車速はクラッチへのダメージを
防止し且つ安全性を確保しつつ、揺さぶり脱出等は可能
とする最大車速である。
【0051】なお、本発明の実施形態は上述のものに限
られない。本発明は上記のような動力伝達装置以外にも
適用でき、クラッチや変速機の形式は特に問わない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、後
進段への変速後のクラッチ接続によるクラッチへのダメ
ージを防止すると共に、安全性を高められるという、優
れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両の動力伝達装置を
示すスケルトン図である。
【図2】本発明の実施形態に係る油圧供給装置を示す油
圧回路図である。
【図3】本発明の実施形態に係る油圧供給装置の特性線
図である。
【図4】本発明の実施形態に係る電子制御装置を示す構
成図である。
【図5】本発明の実施形態に係るクラッチ接続制御の内
容を示すタイムチャートで、一般的なシフトアップの例
である。
【図6】本発明の実施形態に係るクラッチ接続制御の内
容を示すタイムチャートで、一般的なシフトダウンの例
である。
【図7】シフトアップ時のステップディーティ算出マッ
プである。
【図8】シフトダウン時のステップディーティ算出マッ
プである。
【図9】クラッチ接続禁止制御の内容を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2 流体継手 3 湿式多板クラッチ 7 ロックアップクラッチ 16 電子コントロールユニット(ECU) E エンジン T/M 変速機 CSV クラッチソレノイドバルブ CCV クラッチコントロールバルブ D デューティ Dst 開始デューティ Dk 緩接デューティ Ds ステップデューティ Ne エンジン回転数 Ni インプットシャフト回転数 ΔN 回転差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16D 25/14 640N 25/063 K (72)発明者 岸 郷史 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番1号 いすゞ自動車株式会社川崎工場内 Fターム(参考) 3J057 AA04 BB04 GA03 GA21 GA66 GB13 GB14 GB36 GC02 GC12 GE08 HH02 JJ01 3J552 MA04 MA12 NA04 NB01 PA02 PA62 RA22 RC07 SA03 SA54 SB12 UA03 VA07W VA32W VA37W VA52W VA64W VA66W VB01W

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子コントロールユニットにより変速機
    の変速開始と同期してクラッチを断し、変速機の変速完
    了と同期してクラッチを接するクラッチの制御方法にお
    いて、クラッチ接制御に関し、変速機が前進段から後進
    段に変速されたとき、車速が所定車速より大きいときは
    クラッチの接続を禁止し、車速が所定車速以下のときは
    クラッチの接続を許容するようにしたことを特徴とする
    クラッチの制御方法。
  2. 【請求項2】 上記所定車速が5km/hである請求項
    1記載のクラッチの制御方法。
  3. 【請求項3】 上記クラッチが、エンジンと変速機との
    間であってロックアップ可能な流体継手の下流側に直列
    に設けられた湿式摩擦クラッチである請求項1又は2記
    載のクラッチの制御方法。
  4. 【請求項4】 上記クラッチが、上記電子コントロール
    ユニットから出力されるデューティパルスに応じて断接
    制御され、該電子コントロールユニットは、クラッチ接
    制御に際し、最初にクラッチがトルク点付近まで大きく
    接されるような所定の開始デューティを出力し、その後
    クラッチが緩接されるような所定の緩接デューティを所
    定時間毎に出力し、且つ、その所定時間毎の緩接デュー
    ティの値を、クラッチの入出力側の回転差に基づいて決
    定するものである請求項1乃至3いずれかに記載のクラ
    ッチの制御方法。
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