JP2003012734A - スチレン系共重合体並びにその二軸延伸シート及び容器 - Google Patents

スチレン系共重合体並びにその二軸延伸シート及び容器

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JP2003012734A
JP2003012734A JP2001196068A JP2001196068A JP2003012734A JP 2003012734 A JP2003012734 A JP 2003012734A JP 2001196068 A JP2001196068 A JP 2001196068A JP 2001196068 A JP2001196068 A JP 2001196068A JP 2003012734 A JP2003012734 A JP 2003012734A
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styrene
sheet
polystyrene
copolymer
biaxially stretched
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JP2001196068A
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Yosuke Goto
陽介 後藤
Takayuki Ando
孝行 安藤
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分な透明性、実用強度および耐熱性に優れ
た二軸延伸ポリスチレン系シート並びにその成型品を供
すること。 【解決手段】 アクリル酸、メタクリル酸、及び無水マ
レイン酸のうちの少なくとも一種の単量体とスチレンと
の共重合体で、かつ該共重合体が、ポリスチレンと7:
3の質量比で溶融混練された場合のHAZE値が5%未
満であることを満足するスチレン系共重合体で、このス
チレン系共重合体を用いて得たシートが特定の緩和応力
条件を満足する二軸延伸ポリスチレン系シートとするこ
と及びその成型品とすることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチレンと特定の
単量体種からなる共重合体で、含有する未反応単量体、
スチレン2量体と3量体の合計量がそれぞれ規定量以下
であり、さらに好ましくはポリスチレンに対し一定の相
溶性を有することを特徴とするスチレン系共重合体であ
り、かつ該共重合体を用いて十分な透明性、実用強度、
耐熱性および生産性を具備した二軸延伸ポリスチレン系
シートおよびその容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリスチレンの二軸延伸シートは、その
透明性、剛性に優れることから、型成型されて主に軽量
容器等の成型品に大量に使用されている。しかしなが
ら、これらの容器は、耐熱性に劣ることから、沸騰水に
直接接触する用途や、近年急速に普及した電子レンジ加
熱用途には全く使用されていない。
【0003】そこで、原料であるポリスチレンに耐熱性
を付与する試みがなされてきた。原料であるポリスチレ
ンの耐熱性を向上させた物としては、例えば、米国特許
第3035033号公報明細書に示されているスチレン
−アクリル酸共重合体(SAA樹脂)、スチレン−メタ
クリル酸共重合体(SMAA樹脂)、および特公昭59
−15133号公報に記載されているスチレン−無水マ
レイン酸共重合体(SMA樹脂)が挙げられる。これら
は一般的にスチレン系耐熱樹脂として知られており、透
明性、剛性を損なわずに耐熱性を向上させている。
【0004】上記に挙げたようなスチレン系耐熱樹脂を
二軸延伸してシート化することにより、耐熱性に優れた
シートを用いた成型品を得る技術が検討されてきた。例
えば特開昭55−71530号公報では、スチレン−無
水マレイン酸共重合体(SMA樹脂)を二軸延伸シート
に用いることにより耐熱性が向上したシートを用いた成
型品が得られることが示唆されている。
【0005】しかし、上記スチレン系耐熱樹脂シートを
用いた場合でも、市場の要求を十分に満たしているとは
言えなかった。以下に例を挙げて説明する。<ポリスチ
レンとの相溶性> スチレン系耐熱樹脂はスチレンと他
の単量体の共重合体であり、一般的にポリスチレンとの
相溶性は低い。そのため、スチレン系耐熱樹脂はポリス
チレンと混ぜ合わせると透明性が損なわれるので、スチ
レン系耐熱樹脂が混合されたポリスチレン樹脂(組成
物)の二軸延伸ポリスチレン系シートは透明性が損なわ
れる。従って、耐熱シート製造時に発生するシートの不
要物、成型品打ち抜き時などに発生する裁断時の不要物
等をリサイクルするときはポリスチレンに混在しないよ
うにポリスチレンの二軸延伸シート製造時に完全に区別
する必要があり、管理が煩雑であった。
【0006】さらに、二軸延伸シート製造ラインは高価
であるので、異なった樹脂(組成物)の二軸延伸シート
は押出機を含め同一の製造ラインで製造されるのが一般
的である。その場合樹脂間の切り替え時間の短縮が要求
される。そこで、耐熱性を有していてポリスチレンと混
ざっても透明性を損なわないという特性を有すること、
或いはポリスチレンとの樹脂間の切り替え時間が短縮さ
れる樹脂乃至はその組成物が要求されていた。
【0007】<生産性> 加えて、生産性という観点か
ら見ると、生産性を落とす一つの要因として、押出機、
延伸機のロールに異物の付着、あるいは成形加工時の成
型機の金型等の汚れによる成型品の品質低下や連続成形
の中断が挙げられる。これら金型等に付着する汚れは、
成型品の外観を改良するために添加される滑剤、可塑剤
等がシート表面にブリードアウトしたものか、若しくは
樹脂中に含まれる何らかの物質に起因することも考えら
れる。特に耐熱性を有した樹脂の場合、通常よりも耐熱
性を有する分だけ加工温度を高くせねばならないため、
上記滑剤等の汚れ原因物質のブリードアウトがひどくな
り、結果として生産性もさらに落ちる傾向が見られる。
【0008】<強度> 次に、成型品とした場合の強度
だが、角部を押し込んだら割れてしまう、内容物を入れ
て落とすと0.5m程度の高さからでも割れる等、実用
強度に劣っている部分があった。この点においては、近
年は特公平3−67608号公報に見られるように、用
いる樹脂だけでなく、シート成型時の条件等を制御する
ことで強度を改良することが提案されてきている。しか
し、先に述べたポリスチレンとの相溶性を具備しつつ、
同時に強度が優れたものについてはなんら検討がなされ
て来ていなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に述べ
たようにポリスチレンの二軸延伸シートよりも優れた耐
熱性を有し、かつ必要な実用強度を有し、生産性の低下
が少ない二軸延伸ポリスチレン系耐熱性シートおよびそ
の成型品を供することで、さらにはポリスチレンとの混
在時の透明性およびポリスチレン二軸延伸シート製造時
との樹脂間の切り替え時間が短縮される特性を有する樹
脂を供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべくポリスチレンと良好な相溶性を示し、同時
に二軸延伸シートを用いて成型品としたときに良好な強
度、耐熱性を有するうえに良好な生産性を保つような樹
脂(組成物)について鋭意検討を重ねた結果、使用する
原料樹脂を選定し、最大配向緩和応力を調整することで
その目的が達せられることを見いだし本発明に至った。
【0011】即ち本発明は、アクリル酸、メタクリル
酸、無水マレイン酸のうちの少なくとも一種の単量体
と、スチレンとからなる共重合体であり、該共重合体に
含有される未反応単量体の合計が1000[ppm]以
下で、かつスチレン2量体とスチレン3量体の含有量の
合計が1000[ppm]以下であるスチレン系共重合
体である。さらにはポリスチレンと7:3の質量比で溶
融混練された場合のヘーズ値が5%未満であるスチレン
系共重合体が好ましい。また、好ましくはスチレン系共
重合体の重量平均分子量(Mw)が15万〜40万であ
る。
【0012】また、該スチレン系共重合体を用いて得た
シートが下記の数2式の条件を満足することを特徴とす
る二軸延伸ポリスチレン系シートである。
【数2】
【0013】さらには、上記の二軸延伸ポリスチレン系
シートを用いて成型してなる容器である。
【0014】以下本発明について詳述する。本発明の共
重合体に用いられる単量体の種類は、スチレンの透明性
を保持したまま耐熱性を向上させるという観点から、ア
クリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸の少なくとも
1種が選定される。さらに、本発明では、スチレン系共
重合体に含有される未反応単量体の合計が1000[p
pm]以下で、かつスチレン2量体とスチレン3量体の
含有量の合計が1000[ppm]以下であるスチレン
系共重合体を用いることが必要である。これらの量が規
定量よりも多いと、シート表面にブリードアウトし、押
出機、延伸機のロールに付着、汚染し、あるいは得られ
たシートを成形加工する際に成形加工機の金型等にブリ
ードアウトし成型品に付着し品質低下、あるいは連続成
形性が中断される等の弊害が起きる。その結果生産性の
低下がひき起こってしまう等の弊害が生じることがこと
をみいだしたものである。従って、これらの数値限定
は、樹脂加工時のロール、若しくは金型等の汚染による
生産性の低下を防ぐのに必要な項目であり、スチレン系
共重合体に含まれる未反応単量体、およびスチレン2量
体、3量体は各々同時に1000[ppm]未満、好ま
しくは各々700[ppm]未満、さらに好ましくは各
々300[ppm]未満である。
【0015】なお、本発明でいうスチレン2量体とは
1,2−ジフェニルシクロブタン、2,4−ジフェニル
−1−ブテン等であり、スチレン3量体とは2,4,6
−トリフェニル−1−ヘキセン、1−フェニル−4−
(1’−フェニルエチル)テトラリン、トリフェニルシ
クロヘキサン等であるが、これらのオリゴマーの構造を
特定することは本発明の目的あるいは本発明の効果とは
直接関係はない。
【0016】また、ポリスチレンと7:3の質量比で溶
融混練された場合のHaze値が5%未満であること
は、耐熱性を具備すると同時にポリスチレンと良好な相
溶性を保った樹脂を選定するのには必須な条件である。
この場合においてHaze値が5%を超えてしまうよう
な樹脂は、耐熱性を有していたとしてもリサイクル時に
得られる樹脂の透明性を著しく損なわせるため実用的で
はない。従ってポリスチレンと7:3の質量比で溶融混
練した場合のHaze値が5%未満で有ることが必要で
あり、好ましくは3%未満、さらに好ましくは1.5%
未満である。このような物性を有する樹脂を用いること
で、ポリスチレンとの分別に伴う作業の繁雑さが解消さ
れ、ポリスチレンと同じ系で製造する場合、ポリスチレ
ンと混ざっても透明性を保つ事が出来ることから切り替
え時間を短縮できるなどのメリットが生まれてくる。
【0017】また、本発明においては、スチレン系共重
合体の重量平均分子量(Mw)は、15万〜40万の範
囲が好ましい。Mwは、光散乱法、GPC法、超遠心法
等によって測定することが出来る。Mwが15万未満と
なると分子の絡み合いが不十分になり、延伸配向効果が
充分に得られ難くなりやすい。また、40万を越えると
延伸加工性が低下し、強度も低下傾向が見られ易い。
【0018】本発明のスチレン系共重合体は、一般的な
ラジカル共重合法で得ることができる。具体的には、懸
濁重合、塊状重合、溶液重合等で、好ましくは懸濁重合
である。その際、得られる共重合体中の未反応単量体の
量およびスチレン2量体とスチレン3量体の含有量を制
御する必要があり、特にラジカル重合時に十分量の重合
開始剤を存在させ、しかも比較的低温で重合することが
肝要である。ただし低温で重合すると未反応単量体が大
量に残存したり、生産性が低下したりするため、高転化
率領域も制御された温度状態等を維持して重合する必要
がある。重合開始剤は、多官能有機過酸化物または2種
以上の単官能有機過酸化物を用いることで、高転化率領
域で十分量の重合開始剤が存在し、スチレン2量体、3
量体の生成を抑え、かつ単量体が大量に残存したり生産
性が低下したりすることを抑えることができると考えて
いる。
【0019】具体的には、使用する単量体の合計100
質量部に対し重合開始剤として多官能有機過酸化物また
は2種以上の単官能有機過酸化物を合計0.01〜5質
量部程度添加し、転化率が50質量%以上に至るまでの
重合温度を約110℃未満に制御した後、続いて温度1
25℃を越える重合温度、但し上限は温度250℃以下
に制御してラジカル共重合することにより、本発明の目
的にかなうスチレン系共重合体を製造することができ
る。
【0020】本発明において、多官能有機過酸化物の例
として1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ)−シクロヘキサン、2,2−ビス
(4,4−ジ−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロ
パン、エチル−3,3−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブ
チレート等が挙げられる。また、単官能有機過酸化物の
例としてt−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカー
ボネート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメ
チルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレー
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネー
ト、t−ヘキシルパーオキシベンゾエート、t−ブチル
パーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエ
ート、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパー
オキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート等が挙げられ
る。半減期温度としては、好ましくは1時間半減温度が
80〜160℃、さらに好ましくは100〜145℃で
ある。
【0021】また、有機過酸化物については、多官能有
機過酸化物または2種以上の単官能有機過酸化物を添加
して重合することが重要であり、1種のみの単官能有機
過酸化物を添加して重合を行うと、単量体が大量に残存
する等目的のものが得られない。なお、多官能有機過酸
化物または2種以上の単官能有機過酸化物を用いるなら
ば、更に追加して他の多官能有機過酸化物や単官能有機
過酸化物を添加して重合することもできる。
【0022】更に本発明のスチレン系共重合体の分子量
を調整する目的で重合中に添加される連鎖移動剤があ
る。例としてn−ドデシルメルカプタン、n−オクチル
メルカプタン、t−ドデシルメルカプタン等の硫黄系連
鎖移動剤やα−メチルスチレンダイマー等が挙げられ
る。
【0023】また、n−ドデシルメルカプタン、n−オ
クチルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン等の硫
黄系連鎖移動剤を用いる場合には、ポリ(メタ)アクリ
ルスチレン系樹脂中の硫黄系連鎖移動剤に基づく硫黄含
有量が、70ppm以下でなるような量で用いることが
肝要である。
【0024】本発明の二軸延伸ポリスチレン系シート
は、前掲したスチレン系共重合体を二軸延伸することに
よって得ることができる。さらにシートおよび成型品の
強度を確保するために下記の数3式の条件を満足するこ
とが必要である。
【数3】 縦、および横方向の配向緩和応力は、各々0.3[MP
a]を切ると耐衝撃性が低下し、逆に2.0[MPa]
を越えると固く脆くなる傾向にあり、引き裂き強度が落
ちてしまう。さらには、縦と横の最大配向緩和応力は同
程度であることが強度確保には必要である。縦と横の配
向緩和応力の差の絶対値が0.5[MPa]より大きい
と、シートの方向性が強く存在し一方向の裂けに対する
強度が弱くなる傾向が見られる。これはクラック発生時
に応力が配向の低い方向に集中して割れが成長しやす
く、配向の低い方向に沿って破断しやすくなるためと考
えられる。従って縦と横の最大配向緩和応力の差は、
0.5[MPa]以下であることが必要であり、好まし
くは0.3[MPa]以下、さらに好ましくは0.1
[MPa]以下である。なお、縦方向最大配向緩和応力
および横方向最大配向緩和応力とはシート押出方向(縦
方向)とそれに垂直な方向(横方向)での配向緩和応力
の最大値であり、ASTM D1504に準じて測定出
来る。
【0025】本発明の二軸延伸ポリスチレン系シートに
は、シート化の為の溶融混練時あるいは原料製造時に必
要に応じて酸化防止剤、滑剤、離型剤、可塑剤、顔料、
染料、発泡剤、発泡核剤、無機フィラー、帯電防止剤、
櫂動剤等公知の添加剤を含有することが出来る。
【0026】なお、本発明における二軸延伸ポリスチレ
ン系シート、同時二軸延伸でも、逐次二軸延伸でも良
く、一般に知られているテンター方式の二軸延伸法など
の種々の二軸延伸法で行うことができる。本発明の効果
はこれらの延伸法に限定されることなく得ることができ
る。
【0027】
【実施例】以下、実施例、比較例を用いて本願を具体的
に説明する。なお、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。初めに、本願における測定法、評価法を
以下に説明する。 (1)ビカット軟化点(Vicat軟化点) ASTM D1525に従い、試験片として厚み3.2
mmの射出成型品を用い、荷重9.8N、昇温速度2
[℃/min]で測定される値である。 (2)ポリスチレンと混練した場合のヘーズ(Haz
e)値(以下、混合Haze値と表記する)の測定 ポリスチレン(Mw27万)70質量%に対し、後記す
る実施例、比較例の共重合体のペレットを30質量%混
合して、押出機(池貝製、池貝FS−40押出機、吐出
温度温度250℃)にて溶融混練してペレット化した。
その後、プレート成型機(日精2oz成型機 FS−5
5、シリンダー温度設定220[℃])にて厚さ2[m
m]のプレートに成型し、JIS K7105に準拠し
Haze値(n=5:以下n=Xは測定の数Xを示す)
を測定し、平均値を出した。
【0028】(3)重量平均分子量(Mw)の測定 実施例および比較例記載の試料は延伸成形後のサンプル
を下記溶媒に溶解せしめて下記記載のGPC測定条件に
て測定した。 装置名:SYSTEM−21 Shodex(昭和電工
社製) カラム:PL gel MIXED−Bを3本直列 温度 :40[℃] 検出 :示差屈折率 溶媒 :テトラヒドロフラン 濃度 :2質量% 検量線:標準PS(PL社製)に準拠(分子量はPS換
算値)
【0029】(4)未反応単量体の測定 試料には、後記する実施例の原料ペレットを用いた。下
記記載のガスクロマトグラフィーを用い、内部標準法で
測定した。 装置名:GC−12A(島津製作所社製) カラム:ガラスカラム φ3[mm]×3[m] 定量法:内部標準法(シクロペンタノール)
【0030】(5)スチレン2量体、3量体の測定 試料には、後記する実施例の原料ペレットを用い、ガス
クロマトグラフィー法で測定したものであり、詳細はポ
リオレフィン等衛生協議会発行の文献、「ポリオレフィ
ン等合成樹脂食品容器包装等に関する自主規制基準」
(第3版)、第3部衛生試験法−追補(1993年5
月)に記載の測定法に準じて行った。
【0031】(6)最大配向緩和応力 後記する実施例の共重合体の二軸延伸シートを用い、A
STM D1504に準じてシート押出方向(縦方向)
とそれに垂直な方向(横方向)での各々配向緩和応力の
最大値を測定した。
【0032】(7)耐熱性の評価 試験評価用の勘合容器の成型条件 後記する実施例の共重合体の二軸延伸シートを用い、下
記の条件の金型および成型条件等で勘合容器を得た。 (イ)金型: 天面 80×150[mm]、 高さ 30[mm] 勘合面 120×200[mm] 深さ 25[mm] 底面 100×170[mm] なお、皿部側面には深さ5[mm]、幅15[mm]の
リブ有り (ロ)成型条件: 成型機:関西自動成型機社製、真空成型機 ヒーター温度 145[℃] 金型温度 145[℃] 成型時間 15[sec] 圧接圧空遅れ 0.5[sec] 圧接真空遅れ 0.5[sec] 圧接時間 6.0[sec] 成型圧空時間 5.0[sec] オーブン試験 上記条件で勘合容器に成型したサンプルを、110
[℃]に設定した熱風乾燥機に10[分]入れた後の容
器の変形をn=5にて目視にて評価した。 ◎:変形が微少であるか、判らない ○:変形があるが勘合部は外れていない △:変形して勘合部も外れている。寸法はあまり変わら
ない ×:大きく変形し、寸法も変わっている
【0033】(8)強度の評価 成型品の落錘強度 実用的な衝撃強度を評価する為に勘合容器の天面中央に
錘を落下させ、割れが発生するエネルギー([J]=錘
高さ[m]×錘重さ[kg])をn=20で測定した。
錘は、サンプルに接触する部分は同じで、重量を変化さ
せることが出来、サンプルに接触する先端部は、直径1
5[mm]の半球状となっている。 ◎◎:60[J]以上 ◎ :40[J]以上60未満 ○ :30[J]以上40[J]未満 △ :20[J]以上30[J]未満 × :20[J]未満 引き裂き強度 JIS K7128C法に準拠した。ただし試験片は勘
合容器の天面中央より採取した。n=5とし、縦、横の
最大引き裂き荷重を求めた。 ○:1500[N/cm]以上 △:1300[N/cm]以上1500[N/cm]未
満 ×:1300[N/cm]未満
【0034】(9)リサイクル品とポリスチレンペレッ
ト混合後の透明性評価 成型品を粉砕し、リペレットを行った後、ポリスチレン
ペレットに10質量%混ぜ込んで2[mm]のシートに
した場合のHaze値を場所を変えn=5の平均として
測定した。 ◎:1.0[%]未満 ○:1.0[%]以上2.0[%]未満 △:2.0[%]以上3.0[%]未満 ×:3.0[%]以上
【0035】(10)切り替え効率 ポリスチレンと同じ系を使用して製造することを想定し
て、原料の切り替えにかかる時間を切り替え効率として
φ40[mm]単軸押出機を用いて評価した。ホッパー
を並列に2系列用意し、瞬時に押出機への原料供給を切
り替えることが出来るようになっている。一方(ホッパ
ー1)にはポリスチレンペレット、もう一方(ホッパー
2)には対象サンプルペレット(本発明の実施例、比較
例のサンプル)を仕込む。初めにホッパー1を押出機に
繋ぎポリスチレンを供給する。押出が安定した(吐出
量:15[kg/h])のを確認の後、押出機を運転し
たまま供給ホッパーをホッパー2に切り替え、サンプル
を供給する。切り替え時間をゼロタイムとして、1分毎
に押出後のペレットをサンプリング、2[mm]厚のシー
トに成型後、Haze値を測定する(n=5の平均)。
Haze値が3.0[%]を越えている時間を切り替え
ロス時間として評価した。 ◎:1.0[分]未満、もしくはHaze値が3.0
[%]を越えない ○:1.0[分]以上3.0[分]未満 △:3.0[分]以上10.0[分]未満 ×:10.0[分]以上
【0036】(11)生産性の評価 前記(7)の条件にて500ショット成形を実施した
ときの、金型の汚れを目視にて評価した。 ◎:全く汚れ無し ○:若干汚れあるが問題ない程度 △:金型表面半分程度汚れあり ×:金型表面殆ど汚れあり
【0037】実施例1 混合Haze値が0.9[%]であり、メタクリル酸含
有量が3.0質量%のスチレン−メタクリル酸共重合体
(Mw31万)を用いた。この共重合体を二軸延伸装置
(東洋精機社製、二軸延伸試験装置)を用い、表1に示
す延伸条件にて最大配向緩和応力が縦1.7[MP
a]、横1.8[MPa]であるシートを得、前述の勘
合容器に成型した。他の物性と併せて表1に示す。
【0038】なお、実施例1で用いたスチレン−メタク
リル酸共重合体の製造法は以下の方法でおこなった。内
容積210Lのオートクレーブに純水90Kgにポリビ
ニルアルコール100gを添加し攪拌した。次にスチレ
ン48.5Kg、メタクリル酸1.5Kg及びt−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート55g、エチ
ル−3,3−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブチレート1
0g、α−メチルスチレンダイマー45gを仕込み、温
度112℃に昇温して6時間重合を行った。なお、温度
112℃で6時間重合を行った時の転化率は98%であ
った。更に温度132℃で4.5時間保持し、重合を完
結させた。重合して得れられたビーズを洗浄、脱水、乾
燥した後、押出し機を用いてペレット形状の樹脂を得
た。以下に用いたスチレン系共重合体も前掲した製造方
法で述べた点に留意して得たものである。
【0039】実施例2 混合Haze値が4.8[%]であり、メタクリル酸含有
量が5.5質量%のスチレン−メタクリル酸共重合体
(Mw20万)を用い、表1に示す延伸条件にて最大配
向緩和応力が縦1.0[MPa]、横0.9[MPa]
であるシートを得、前述の勘合容器に成型した。他の物
性と併せて表1に示す。
【0040】実施例3 混合Haze値が0.9[%]であり、メタクリル酸含有
量が3.0質量%のスチレン−メタクリル酸共重合体
(Mw42万)を用い、表1に示す延伸条件にて最大配
向緩和応力が縦1.9[MPa]、横1.9[MPa]
であるシートを得、前述の勘合容器に成型した。他の物
性と併せて表1に示す。
【0041】実施例4 混合Haze値が1.2[%]であり、メタクリル酸含
有量が3.5質量%のスチレン−メタクリル酸共重合体
(Mw16万)を用い、表1に示す延伸条件にて最大配
向緩和応力が縦1.6[MPa]、横1.8[MPa]
であるシートを得、前述の勘合容器に成型した。他の物
性と併せて表1に示す。
【0042】実施例5 混合Haze値が1.2[%]であり、メタクリル酸含
有量が3.5質量%のスチレン−メタクリル酸共重合体
(Mw16万)を用い、表1に示す延伸条件にて最大配
向緩和応力が縦1.4[MPa]、横1.5[MPa]
であるシートを得、前述の勘合容器に成型した。他の物
性と併せて表1に示す。
【0043】実施例1〜5の評価結果を表2に示す。い
ずれのサンプルにおいても実用耐久性のある物性を具備
している。さらに、耐熱性、実用強度および生産性のバ
ランスに優れていることがわかる。また、実施例1と3
を比較すると、同様の組成、同等の最大配向緩和応力で
も、分子量が高すぎても強度が劣る場合があることがわ
かる。また、実施例4、5を比較すると未反応単量体や
スチレン2,3量体の量を低く押さえることでより生産
性が向上させられることがわかる。
【0044】比較例1 混合Haze値が27.0[%]であり、メタクリル酸含
有量が10.0質量%のスチレン−メタクリル酸共重合
体(Mw22万)を用い、表1に示す延伸条件にて最大
配向緩和応力が縦1.9[MPa]、横1.7[MP
a]であるシートを得、前述の勘合容器に成型した。他
の物性と併せて表1に示す。評価結果を表2に示す。混
合Haze値が大きいため、リサイクル性に大きく劣る
ことがわかる。また同時に切り替え時のロスが大きくな
り好ましく無かった。
【0045】比較例2 混合Haze値が1.8[%]であり、メタクリル酸含
有量が4.0質量%のスチレン−メタクリル酸共重合体
(Mw29万)を用い、表1に示す延伸条件にて最大配
向緩和応力が縦3.0[MPa]、横2.9[MPa]
であるシートを得、前述の勘合容器に成型した。他の物
性と併せて表1に示す。評価結果を表2に示す。縦横の
各配向緩和応力が大きいため、シートの引き裂き強度が
落ちている。
【0046】比較例3 混合Haze値が0.7[%]であり、メタクリル酸含
有量が2.0質量%のスチレン−メタクリル酸共重合体
(Mw30万)を用い、表1に示す延伸条件にて最大配
向緩和応力が縦1.5[MPa]、横0.6[MPa]
であるシートを得、前述の勘合容器に成型した。他の物
性と併せて表1に示す。評価結果を表2に示す。縦と横
の最大配向緩和応力の差の絶対値が大きいため、シート
の引き裂き強度が落ちている。
【0047】比較例4 実施例3で用いたスチレン−メタクリル酸共重合体(M
w42万)を用い、表1に示す延伸条件にて最大配向緩
和応力が縦2.5[MPa]、横1.9[MPa]であ
るシートを得、前述の勘合容器に成型した。他の物性と
併せて表1に示す。評価結果を表2に示す。Mwが大き
く、かつ縦と横の最大配向緩和応力の差の絶対値が大き
いため、シートの引き裂き強度が落ちている。
【0048】比較例5 混合Haze値が2.0[%]であり、メタクリル酸含
有量4.5質量のスチレン−メタクリル酸共重合体(M
w21万)%であり、表1に示す延伸条件にて最大配向
緩和応力が縦1.6[MPa]、横1.9[MPa]で
あるシートを得、前述の勘合容器に成型した。他の物性
と併せて表1に示す。表2に示す評価結果より、残存ス
チレン2量体、3量体の合計量が2000[ppm]と
多いため、生産性が非常に悪い事がわかる。
【0049】比較例6 混合Haze値が0.9[%]であり、メタクリル酸含有
量が3.0質量%、含有未反応単量体が1200[pp
m]のスチレン−メタクリル酸共重合体(Mw17万)
を用い、表1に示す延伸条件にて最大配向緩和応力が縦
0.2[MPa]、横0.3[MPa]であるシートを
得、前述の勘合容器に成型した。他の物性と併せて表1
に示す。また評価結果を表2に示す。縦と横の最大配向
緩和応力が小さいために落錘強度および引き裂き強度に
劣り、未反応単量体が多いため生産性も悪い事がわか
る。
【0050】比較例7 混合Haze値が12[%]であり、メタクリル酸含有
量が8.0質量%であり、未反応単量体が1300[p
pm]、2,3量体の合計が2000[ppm]である
スチレン−メタクリル酸共重合体(Mw27万)を用
い、表1に示す延伸条件にて最大配向緩和応力が縦1.
4[MPa]、横1.3[MPa]であるシートを得、
前述の勘合容器に成型した。他の物性と併せて表1に示
す。また評価結果を表2に示す。混合Haze値が大き
いためリサイクル性が悪く、加えて未反応単量体、スチ
レン2量体、3量体の合計量が各々多いため生産性が悪
いことがわかる。
【0051】なお、表1には実施例1〜5および比較例
1〜7で用いたスチレン系共重合体の単量体種の量およ
び該共重合体の物性値、並びにこれらのスチレン系共重
合体を二軸延伸した条件、さらに得られたシートの最大
配向緩和応力を示す。
【0052】
【表1】
【0053】また、表2には二軸延伸シートを用いて得
られた勘合容器の実用試験の結果並びに生産性評価結
果、スチレン系共重合体のリサイクル品とポリスチレン
との混合後の切り替え効率の結果を示した。
【0054】
【表2】
【0055】
【発明の効果】本発明では、スチレンと特定の単量体種
からなる共重合体で、さらには含有する未反応単量体、
スチレン2量体と3量体の合計量がそれぞれ規定量以下
であるスチレン系共重合体を用いること、さらにはポリ
スチレンと混合した場合の混合Haze値を指針として
採用することにより、該共重合体を用いて耐熱性にも実
用強度にも優れた二軸延伸ポリスチレン系シートおよび
その成型品が得られる。さらには該共重合体を用いるこ
とによってポリスチレンへの二軸延伸ポリスチレン系シ
ートのリサイクル品との混在時の透明性およびポリスチ
レ二軸延伸シート製造時との樹脂間の切り替え時間が短
縮される特性を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 222/06 C08J 5/18 CET 4J100 C08J 5/18 CET C08L 25/06 C08L 25/06 25:08 //(C08L 25/06 B29K 25:00 25:08) B65D 1/00 A B29K 25:00 Fターム(参考) 3E033 AA10 BA22 CA03 CA07 CA18 FA04 3E086 AB01 AD05 BA02 BA15 BA33 BB22 BB41 BB85 CA01 4F071 AA22 AA22X AA32X AA36X AA81 AF13Y AF30Y AF54Y AH05 BA01 BB06 BB08 BC01 BC04 4F210 AA13 AG01 AH58 QC05 QG01 QG18 4J002 BC031 BC042 BH012 GG01 4J100 AB02P AJ02Q AK32Q CA04 DA01 JA58

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイ
    ン酸のうちの少なくとも一種の単量体と、スチレンとか
    らなる共重合体であり、該共重合体に含有される未反応
    単量体の合計が1000[ppm]以下で、かつスチレ
    ン2量体とスチレン3量体の含有量の合計が1000
    [ppm]以下であることを特徴とするスチレン系共重
    合体。
  2. 【請求項2】 ポリスチレンと7:3の質量比で溶融混
    練された場合のヘーズ値が5%未満であることを特徴と
    する請求項1記載のスチレン系共重合体。
  3. 【請求項3】 重量平均分子量(Mw)が15万〜40
    万であることを特徴とする請求項1または2記載スチレ
    ン系共重合体。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載のス
    チレン系共重合体を用いて得たシートが下記の数1式の
    条件を満足することを特徴とする二軸延伸ポリスチレン
    系シート。 【数1】
  5. 【請求項5】 請求項4で得られた二軸延伸ポリスチレ
    ン系シートを用いて成型してなる容器。
  6. 【請求項6】 二軸延伸ポリスチレン系シートを用いて
    成型してなる容器が勘合フードパック用容器であること
    を特徴とする請求項5記載の容器。
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