JP2002542978A - 自動車の開放パネルに使用される遮音効果を有する密封シール - Google Patents

自動車の開放パネルに使用される遮音効果を有する密封シール

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JP2002542978A JP2000615242A JP2000615242A JP2002542978A JP 2002542978 A JP2002542978 A JP 2002542978A JP 2000615242 A JP2000615242 A JP 2000615242A JP 2000615242 A JP2000615242 A JP 2000615242A JP 2002542978 A JP2002542978 A JP 2002542978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の開放パネルに使用される遮音効果を有する密封シールを提供する。 【解決手段】 継手は、このシールの使用される開放パネルまたは車体フレームに隣接した管状断面の形材（１５）を有し、この一部からこの形材の中に少なくとも１つの第１リップ（１７）が突出する。管状形材の壁体の反対側部分からこの形材の中に前記第１リップ（１７）の方向に少なくとも１つの第２リップ（１８）が突入する。前記第１および第２リップ（１７，１８）の形状は、管状形材が圧縮された状態にある時、これらのリップが好ましくは重なり合り状態で相互に接触させられ、または管状形材の反対側壁体と接触させられて、乗車スペース方向への音波通路に対してバリヤを成すように決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランク、ハッチバック、後部側板、ドアまたはその他などの自動
車の開放パネルの消音効果を有する密封シールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
このようなシールは、例えばゴムまたはプラスチックから成り全体として剛性
心金を有し前記開放パネルに対応する自動車車体の開口のフレームの突出部分ま
たはこのフレーム上の類似の固着手段にかぶさって挟持するＵ型断面のクランプ
を成す形材を備えている。またこのシールは更に前記車体開口フレームから、特
に対応の前記フレームの突出縁部にかぶさるＵ型断面形材の一方の側面枝または
そのベースから、外側に突出して、開放パネルの閉鎖位置においてこの開放パネ
ルと対応の車体開口フレームとの間に圧縮されて、自動車の気密性を保証するた
めの弾性変形性物質、一般的に発泡物質から成る少なくとも１つの管状形材を備
えている。
【０００３】 前記Ｕ型断面形材と管状形材は通常は熱可塑性物質またはエラストマー物質か
ら成り、共押出によって成形される。
【０００４】 管状形材は、その密封部品としての役割のほか、開放パネルの閉鎖位置におい
て開放パネルによって圧縮された時に自動車の乗車スペースの遮音機能をも有し
、従ってその遮音特性を改良するために従来その種々の改良が提案されてきた。
【０００５】 説明を明瞭にするため、下記において付図について先行技術の実施態様を簡単
に説明する。
【０００６】 図１に図示のシールは例えばエラストマーの単一のＵ型断面形材１を含み、こ
の形材はＵ型断面の金属心金２を備え、自動車のドアのフレームの突起縁部にか
ぶさるためのものである。消音リップ３がＵ型のベースから側方に突出し、これ
に対してエラストマーなどの可撓性物質から成るリップ４がＵ型の枝部から内側
に突出して、ドアフレームの突出縁部を強く挟持する。
【０００７】 例えばフォームゴムから成る管状形材５が形材１の一方の枝に接続され、リッ
プ３と反対側に自動車の外部にむかって横方向に突出する。この形材５は自動車
の乗車スペースの密封と消音を保証するため、ドアの閉鎖位置において自動車開
口フレームとドアとの間に圧縮されるように構成され、またこの形材５はその輪
郭にそって規則的にまたは不規則間隔で複数のオリフィス６を穿孔され、形材内
外に空気を流通させる。
【０００８】 このシールは一回の共押出操作で形成することができる。
【０００９】 このようなシールの品質を改良するため、図２に図示のような相互に隣接した
２つの形材を使用することが提案された。この図２においては、図１についてす
でに記載された部材は同一参照数字で示され、また第２管状形材は参照数字７に
示されている。
【００１０】 形材７の内部はその側壁中に穿孔された少なくとも１つのオリフィス８によっ
て外部と連通しているので、これらの形材５と７中に２つのオリフィスまたは２
列のオリフィスを形成する必要がある。
【００１１】 さらにこのようなシールは開放パネルの閉鎖に対する抵抗を増大させ、また自
動車の消音を顕著に改良しない。なぜかならば、図１のシールの場合と同様に、
音波が乗車スペース中に進入するまでに形材５または形材７の壁体を２回しか横
断しないからである。
【００１２】 従って、このような問題点を解決するため図３に図示のように管状形材５の中
に横断仕切り９を備えることが提案された。図３においては図１に示した部材を
同一参照数字で示す。
【００１３】 このようなシールはよりすぐれた消音性を示す。これは音波が乗車スペース中
に進入するまでに３壁体（形材５の壁体を２回と仕切り９）を横断しなければな
らないからである。これに対して、仕切り９は形材５を剛性化し、またこの仕切
り９によって分離された２区画を相互に連通させるために、仕切り９の中に１つ
または複数のオリフィス１０を作る必要がある。これはシールの製造操作を著し
く複雑化する。最後に仕切り９の存在は、ドアのフレームの隅部またはドアヒン
ジの近くの区域において、管状形材の変形を複雑化する。
【００１４】 ＪＰ ６１−２４１２２８Ａ（日本特許抄訳、Vol.11、１９８７三月１７日付
けNo.86(M-572)）から、自動車の車体の側中柱の上に、すなわち車体の前ドアを
後ろドアから分離する縦材の上に取付けるための管状シールが公知である。この
日本特許によれば、フレームなしのドアの２枚のガラスパネルがドア閉鎖位置に
おいてこのシールに対して圧縮され、その際にシールの装飾部分が外部から見え
るように２枚のパネルの間に介入させられる。この位置において、シールの外部
に突出したこの装飾部分の一部がその方向に向かって突出した柱に当接し、この
ようにして装飾部分の移動を制限し、装飾部分は２枚のパネルの間に定心される
と記載されている。
【００１５】 しかしこのシールは自動車の開放パネルとこの開放パネルに対応する自動車開
口のフレームとの間に圧縮されるためのものではない。なぜかならば、このシー
ルは車体の側中柱の高さ方向に延在しているからである。またこのシールが消音
効果を有すると仮定しても、これは指示されてもいず、また暗示されてもいず、
従ってこの効果はきわめて不十分なものにすぎないと思われる。さらにこの日本
特許においては単にシールの装飾部分をドアのパネル間の適当位置に保持するこ
とが求められているであるから、この特許の技術効果は全く別のものである。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の課題は、単一の管状形材を含み全体として同一型の形材において、こ
の形材の側壁が形材の内部と外部を連通させる１つまたは複数のオリフィスを備
え、従ってこの形材は開放パネルの応力によって容易に変形することができる。
しかしさらにこの形材は、その圧縮位置において音波が自動車の乗車スペースの
中に進入する前に横断しなければならない２以上のバリヤを備え、このようにし
てその消音性が著しく改良されるようにする手段を含むことによって技術上の前
述の問題点を解決するにある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】
そのため、本発明の目的は、自動車の開放パネルまたはこの開放パネルに対応
する車体開口のフレームに装着されて開放パネルに対して消音効果を与える密封
シールであって、このシールは弾性変形性物質から成る管状形材を含み、前記管
状形材は前記車体開口のフレームの外部に突出して開放パネルまたは前記フレー
ムと一体を成し、また前記開放パネルの閉鎖位置において前記フレームと前記開
放パネルとの間に圧縮されて変形されることができ、前記管状形材の側壁の中に
少なくとも１つのオリフィスが穿孔されてこの形材の内部と外部とを連通させる
ように成された密封シールにおいて、前記管状形材のうち前記開放パネルに隣接
した部分からまたは前記管状形材の装着される前記フレームに隣接した管状形材
の部分から、前記管状形材の中に少なくとも１つの第１可撓性リップが突出し、
また管状形材の壁体の反対側部分から管状形材の中に前記第１リップの方に、少
なくとも１つの第２可撓性リップが突出し、前記第１および第２リップのサイズ
は、管状形材の圧縮位置において、これらのリップが実質的に相互に接触し好ま
しくは重なり合い、または形材の反対側壁体と接触して、自動車の乗車スペース
への音波軌道上にバリヤを形成するように成されたことを特徴とする密封シール
にある。
【００１８】 実際上、下記に説明されるように、管状形材の中に単一の第１リップと単一の
第２リップとを備えることができる。また管状形材は２つの第１リップと１つの
第２リップとを含み、または逆に２つの第２リップと１つの第１リップとを有す
ることができる。これは開放パネルによる管状形材の圧縮の場合およびこれによ
る特に対応の車体開口フレームの各隅部またはヒンジ区域における変形の場合に
、これらのリップ相互の接触または対向壁体との接触を容易にするためである。
【００１９】 連続的仕切りを有しない管状形材は大きな可撓性を示しまた従って開放パネル
によって容易に変形される。さらにこの管状形材はその側壁のみが空気を流通さ
せるオリフィスを有し、またこの側壁の穿孔操作は図１のシールの場合と同様に
容易である。
【００２０】 開放パネル上のシールの固着手段またはこの開放パネルに対応する車体開口フ
レーム上のシールの固着手段は任意公知の型とすることができる。
【００２１】 さらに詳しくは、エラストマーまたはプラスチックのクランプを成すＵ型断面
の形材を含み、この形材は開放パネルに対応する自動車開口フレームの突出部分
を挟持してこれにかぶさり、前記管状形材は前記Ｕ型断面形材の枝または基部に
連結して自動車開口フレームから外側に突出する。 管状形材はベースに連結され、このベースは開放パネルまたはシールの取付け
られる自動車開口のフレームの上に接着され、または例えば嵌合によって固着さ
れる。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図４乃至図８に示す実施例について詳細に説明するが、本発明
はこれらの実施例によって限定されるものではない。
【００２３】 図４のシールに見られるＵ型断面のエラストマーまたはプラスチックのクラン
プを成す形材は同様に心金１２を備え、この心金の底部から横方向外側にリップ
１３が突出し、またＵ型の各枝から反対側枝に向かって弾性変形性物質のリップ
１４が形材内部にむかって突出する。
【００２４】 先行技術と同様に、弾性変形性物質から成る管状形材１５がＵ型形材１１の一
方の枝からリップ１３と反対側に横方向外側に突出し、ドアの閉鎖時に前記の環
形材シール１５が、形材１１を覆って挟持するドアフレームの突出縁部と、この
ドアとの間に圧縮されるように成される。もちろん管状形材１５はクランプを成
す形材１１のＵ型ベースに接合されることができよう。また形材の内外に空気を
流通させるために、形材１５の側壁は少なくとも１つのオリフィス１６を穿孔さ
れている。
【００２５】 本発明によれば、管状形材１５が接合された形材１１の枝から、管状形材１５
の内部にむかって第１可撓性リップ１７が突出し、これに対してこのリップ１７
と反対側の管状形材１５の側壁部分から、リップ１７にむかって管状形材１５の
内部に第２可撓性リップ１８が突出する。
【００２６】 これら２つのリップのサイズは、図５に図示のように管状形材１５がドア１９
（またはその他の開放パネル）によってその閉鎖位置に圧縮された時、これらの
リップ１７，１８が隣接位置に来て相互に接触し、部分的に重なり合って、音波
の軌道上に部分的に２倍厚さのバリヤを形成し、または反対側壁体と接触して複
数の区画を形成し、このようにして自動車の乗車スペースの消音性を著しく改良
するように決定される。
【００２７】 これらの可撓性リップ１７，１８は管状形材１５に連続した内部仕切りよりも
はるかに形成しやすく、ドアの閉鎖初期においてこの形材の圧縮に対してなんら
の抵抗を示さない。さらにこの管状形材１５のみがアパチュアの穿孔を必要とし
、従って本発明によるシールは先行技術と比較して低いコストで製造され、同時
にはるかにすぐれた消音性能とあらゆる角度での変形性能とを有する。
【００２８】 図６のシールは図４のシールとあらゆる点において類似し、その類似部材は同
一参照数字で示されているが、このシールは第３リップ２０を有し、このリップ
２０は、管状形材１５の接合した形材１１の枝からリップ１８の方に、管状形材
１５の内側へ突出する。この第３リップ２０は、形材１５がドアによって圧縮さ
れる時、前記のリップ１８およびリップ１７および／またはリップ２０との部分
的重なり合いによって相互に接触する位置を取り、形材１５の内部に、音波の軌
道上の追加的横方向バリヤを形成するためのものである。ドアのフレームが非常
に鋭角の部分を含み、形材１５がこの鋭角部分において他のフレーム部分とは異
なるように変形させられる場合にこのリップ２０は特に有効である。
【００２９】 もちろん、第３リップ２０は管状形材１５が接合されたＵ型形材１１の枝から
この管状形材１５の中に突出する代わりに、Ｕ型形材１１と反対側の管状形材１
５の側壁部分から、管状形材１５の中に突出することができよう。また管状形材
１５に接合されたＵ型形材１１の枝からこの管状形材１５の中に２つのリップが
突出し、また他の２つのリップが形材１１と反対側の管状形材１５の側壁部分か
ら、Ｕ型形材１１にむかってこの管状形材１５の中に突出することができよう。
【００３０】 図７と図８においては図６について前述した部材が同一参照数字によって示さ
れ、これらの図に示す本発明のシールの実施態様においては、管状形材１５はそ
の装着された車体の開放パネルまたは開口フレーム上に、図６と異なる固定手段
によって装着される。
【００３１】 図７の実施態様においては、管状形材１５はこの形材と一体を成すベース２１
を含み、このベースからリップ１７，２０が管状形材１５の反対側壁体に接合さ
れたリップ１８の方に形材１５の中に突出する。このベース２１は単に開放パネ
ルまたは自動車の車体の一部２２の上に接着することができる。
【００３２】 図８の変更実施態様においては、管状形材１５は同様に管状形材のベース２３
を含み、このベースからリップ２４，２５が横方向に突出し、これらのリップの
間に凹部２６を画成し、この凹部はスライダを成してその中に自動車の開放パネ
ルまたは車体の突出部分が嵌合する。
【００３３】 これらすべての実施態様において、本発明のシールは先行技術のシールと同様
に、熱可塑性物質または弾性物質の押出または共押出によって簡単に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 先行技術の通常のシールの横断面図であって、この場合、単一の管状形材はな
んら特殊の構造を備えていない図
【図２】 先行技術の他のシールの横断面図であって、このシールは相互に接合された２
つの管状形材を含み、これらの管状形材が同一開放パネルによって圧縮されるよ
うに成されている構造の図
【図３】 公知の型の第３シールの横断面図であって、単一の管状形材を含み、この形材
は横断方向の内部区画を有する構造の図
【図４】 本発明によるシールの第１実施態様の横断面図
【図５】 開放パネルによって圧縮された図４のシールの横断面図
【図６】 本発明によるシールの第２実施態様の横断面図
【図７】 図４と類似の本発明によるシールの他の２つの実施態様の横断面図であって、
それぞれ開放パネルまたは対応の車体開口フレーム上の相異なる固定手段を有す
る構造の図
【図８】 図４と類似の本発明によるシールの他の２つの実施態様の横断面図であって、
それぞれ開放パネルまたは対応の車体開口フレーム上の相異なる固定手段を有す
る構造の図
【符号の説明】 １１ Ｕ型形材 １２ 心金 １３ 車体側リップ １５ 環状断面部材 １６ オリフィス １７，１８，２０ リップ １９ 開放パネル（ドアなど） ２１ ベース部材 ２２ 自動車開口フレームの一部 ２３ ベース部材 ２４，２５ リップ ２６ 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ， ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ， ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，Ｋ Ｐ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ， ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，Ｓ Ｇ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 3D201 AA06 CA02 CA12 CA13 CA22 CA33 CA35 CA38 DA09 DA10 DA23 DA27 DA31 EA01A EA01B EA01C EA05B FA04 FA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車の開放パネル（１９）またはこの開放パネルに対応する車体開口のフレ
    ームに装着されて開放パネルに対して消音効果を与える密封シールであって、 このシールは弾性変形性物質から成る管状形材（１５）を含むとともに、、前
    記環状形材（１５）は前記車体開口のフレームの外部に突出して開放パネルまた
    は前記フレームと一体を成し、また前記開放パネル（１９）の閉鎖位置において
    前記フレームと前記開放パネル（１９）との間に圧縮されて変形されることがで
    き、 前記管状形材（１５）の側壁の中に少なくとも１つのオリフィス（１６）が穿
    孔されてこの形材の内部と外部とを連通させるように成された密封シールにおい
    て、 前記管状形材（１５）のうち開放パネル（１９）に隣接した部分からまたは前
    記管状形材（１５）の装着される前記フレームに隣接した部分から、前記管状形
    材（１５）の内側に向かって少なくとも１つの第１可撓性リップ（１７）が突出
    し、 また管状形材（１５）の壁体の反対側部分から管状形材（１５）の中に前記第
    １リップ（１７）の方向に、少なくとも１つの第２可撓性リップ（１８）が突出
    し、 前記第１および第２リップ（１７，１８）の形状は、管状形材（１５）の圧縮
    位置において、これらのリップが実質的に相互に接触し好ましくは重なり合い、
    または形材（１５）の反対側壁体と接触して、自動車の乗車スペースへの音波軌
    道上にバリヤを形成するように成されたことを特徴とする密封シール。
  2. 【請求項２】 管状形材（１５）は２つの第１リップ（１７，２０）と１つの第２リップ（１
    ８）とを含み、または逆に２つの第２リップと１つの第１リップとを有すること
    を特徴とする請求項１に記載のシール。
  3. 【請求項３】 管状形材（１５）が２つの第１リップと２つの第２リップとを有することを特
    徴とする請求項１に記載のシール。
  4. 【請求項４】 それ自体公知のようにエラストマーまたはプラスチックのクランプを成すＵ型
    断面の形材（１１）を含み、この形材（１１）は開放パネル（１９）に対応する
    自動車開口のフレームの突出部分を挟持してこれにかぶさり、前記管状形材（１
    ５）が前記Ｕ型断面形材（１１）の枝または基部に連結して自動車開口フレーム
    から外側に突出することを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のシール
    。
  5. 【請求項５】 それ自体公知のように、管状形材（１５）はベース（２１）に連結され、この
    ベース（２１）は開放パネルまたはシールの取付けられる自動車開口のフレーム
    の一部（２２）の上に接着されることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに
    記載のシール。
  6. 【請求項６】 それ自体公知のように、管状形材（１５）はベース部材（２３）に連結され、
    このベース部材は開放パネルまたはシールの取付けられる自動車開口のフレーム
    の上に特に嵌合によって固着されるように成されたことを特徴とする請求項１乃
    至３のいずれかに記載のシール。
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