JPH0687030U - ウエザーストリップの排水機構 - Google Patents
ウエザーストリップの排水機構Info
- Publication number
- JPH0687030U JPH0687030U JP033694U JP3369493U JPH0687030U JP H0687030 U JPH0687030 U JP H0687030U JP 033694 U JP033694 U JP 033694U JP 3369493 U JP3369493 U JP 3369493U JP H0687030 U JPH0687030 U JP H0687030U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- door
- lip
- groove
- side weather
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 排水性に優れたハードトップ車のウエザース
トリップの排水機構を提供する。 【構成】 ドア20に対応するボディ開口縁10の上半
部に取付けたボディ側ウエザーストリップのリップ31
に沿って水が流下可能な溝32を設け、ドア20を閉じ
ボディ側ウエザーストリップ30の下部にドア20周縁
に取付けたドア側ウエザーストリップ40の上部を当接
させた時、ドア側ウエザーストリップ40によってリッ
プ31が押し潰される部分より若干上方における前記溝
32に、中空部35に通じる水抜き孔33を開けてなる
ものである。
トリップの排水機構を提供する。 【構成】 ドア20に対応するボディ開口縁10の上半
部に取付けたボディ側ウエザーストリップのリップ31
に沿って水が流下可能な溝32を設け、ドア20を閉じ
ボディ側ウエザーストリップ30の下部にドア20周縁
に取付けたドア側ウエザーストリップ40の上部を当接
させた時、ドア側ウエザーストリップ40によってリッ
プ31が押し潰される部分より若干上方における前記溝
32に、中空部35に通じる水抜き孔33を開けてなる
ものである。
Description
【0001】
本考案は、ハードトップ車のウエザーストリップの排水機構に関するものであ る。
【0002】
図1乃至図3を参考にして説明する。従来、ハードトップ車においては、降水 ・洗車等によってウエザーストリップに集まる水は、例えばリップ部の付け根に 沿って設けた溝や壁面に開けた水抜き孔等によって車外に排出している。
【0003】 しかしながら、図1及び図2に示すように、ドア20に対応してボディ開口縁 10の上半部に取付けたボディ側ウエザーストリップ30の下部と、ドア20周 縁に取付けたドア側ウエザーストリップ40の上部とを当接させるようにしたも のにおいては、ドアを閉じた時、リップ31が押し潰され、リップ31に沿って 設けた溝32を流下した水は堰止められる等、溝・水抜き孔のいずれも適用困難 であって、排水性が悪いと言う問題点がある。
【0004】
解決しようとする問題点は、上記従来のウエザーストリップの排水機構は、ド アを閉じた時、リップ31が押し潰され、リップ31に沿って設けた溝32を流 下した水は堰止められる等、排水性が悪いことである。
【0005】
図1・図4乃至図8を参考にして説明する。本考案は、リップ31に沿って水 が流下可能な溝32を設けてなるハードトップ車用のウエザーストリップの排水 機構であって、ドア20を閉じボディ側ウエザーストリップ30の下部にドア側 ウエザーストリップ40を当接させた時、ドア側ウエザーストリップ40によっ てリップ31が押し潰される部分より若干上方における前記溝32に、中空部3 5に通じる水抜き孔33を開けてなるものである。
【0006】
実施例を図1・図4乃至図8を参考にして説明すると、20はリアドア、30 はそのリアドア20に対応してボディ開口縁10上半部に取付けたボディ側ウエ ザーストリップ、31はそのボディ側ウエザーストリップ30に突設したリップ 、32はリップ31に沿って水が流下可能に設けた溝、40はリアドア20周縁 に取付けたドア側ウエザーストリップであって、リアドア20を閉じた時、前記 ボディ側ウエザーストリップ30の下部にドア側ウエザーストリップ40の上部 を当接させるようにしてある。しかも、本考案では特に、前記ボディ側ウエザー ストリップ30の下部に前記ドア側ウエザーストリップ40の上部を当接させた 時、ドア側ウエザーストリップ40によってリップ31が押し潰される部分より 若干上方におけるボディ側ウエザーストリップ30の溝32に、中空部35に通 じる水抜き孔33を開けてある。
【0007】 作用について説明すると、図4に示すように、リアドア20を閉じ、ドア側ウ エザーストリップ40の上部でリップ31を押し潰した時は、溝32を流下した 水は水抜き孔33から排水され、リアドア20を開け、リップ31がドア側ウエ ザーストリップ40から解放された時は、溝32を流下した水は、そのまま溝3 2を流下し、排出されると共に水抜き孔33からも排水され、従来のものに比較 して、その排水性は格段に向上する。Wは水の流れである。
【0008】 尚、水抜き孔33は、ボディ側ウエザーストリップ30の端末成形部に設けて も良いし、押出成形部に打抜き等により設けても良い。
【0009】
本考案は以上のように構成されるため、ボディ側ウエザーストリップ30の溝 32を流下した水は、ドア20閉時は、水抜き孔33から、開時は、溝32及び 水抜き孔33両方から排出され、極めて排水性に優れている。
【図1】ハードトップ車の部分側面図である。
【図2】従来例を示す図1のA部拡大斜視図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】本考案の実施例を示す図1のA部拡大斜視図で
ある。
ある。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】本考案の実施例のリアドア閉時の排水状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】本考案の実施例のリアドア開時のボディ側ウエ
ザーストリップの断面図である。
ザーストリップの断面図である。
【図8】本考案の実施例のリアドア開時の排水状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
10 ボディ開口縁 20 ドア 30 ボディ側ウエザーストリップ 31 リップ 32 溝 33 水抜き孔 35 中空部 40 ドア側ウエザーストリップ W 水の流れ
Claims (1)
- 【請求項1】 リップ(31)に沿って水が流下可能な
溝(32)を設けてなるハードトップ車のウエザースト
リップの排水機構であって、ドア(20)を閉じボディ
側ウエザーストリップ(30)の下部にドア側ウエザー
ストリップ(40)を当接させた時、ドア側ウエザース
トリップ(40)によってリップ(31)が押し潰され
る部分より若干上方における前記溝(32)に、中空部
(35)に通じる水抜き孔(33)を開けてなるハード
トップ車のウエザーストリップの排水機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP033694U JPH0687030U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ウエザーストリップの排水機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP033694U JPH0687030U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ウエザーストリップの排水機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687030U true JPH0687030U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12393532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP033694U Pending JPH0687030U (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ウエザーストリップの排水機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687030U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6092525U (ja) * | 1983-06-17 | 1985-06-24 | 株式会社フジ医療器 | 振動式マツサージ機 |
JP2002542978A (ja) * | 1999-05-04 | 2002-12-17 | ベーテーエール、シーリング、システムズ、フランス | 自動車の開放パネルに使用される遮音効果を有する密封シール |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP033694U patent/JPH0687030U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6092525U (ja) * | 1983-06-17 | 1985-06-24 | 株式会社フジ医療器 | 振動式マツサージ機 |
JP2002542978A (ja) * | 1999-05-04 | 2002-12-17 | ベーテーエール、シーリング、システムズ、フランス | 自動車の開放パネルに使用される遮音効果を有する密封シール |
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