JP2002542955A - チャックしたままの状態でのクランク軸の粗研削及び仕上研削 - Google Patents

チャックしたままの状態でのクランク軸の粗研削及び仕上研削

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JP2002542955A JP2000615193A JP2000615193A JP2002542955A JP 2002542955 A JP2002542955 A JP 2002542955A JP 2000615193 A JP2000615193 A JP 2000615193A JP 2000615193 A JP2000615193 A JP 2000615193A JP 2002542955 A JP2002542955 A JP 2002542955A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、センタでチャックされたクランク軸(1)を研削する方法、該方法を実施するためのクランク軸研削盤(43)並びに高合金鋼又は鋳物素材から成るクランク軸(1)に関する。本発明の方法は、先ず少なくとも主軸受(11)に粗研削を施し、次いでストローク軸受(12)に仕上研削を施し、かつその後に主軸受(11)に仕上研削を施するようにして、チャックされたままの状態でストローク軸受(12)及び主軸受(11)を研削する点にある。本発明のクランク軸研削盤(43)は、ただ1度チャックした状態で相応の粗研削及び仕上研削を可能にする1つの加工センターステーションを形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野: 本発明は、中心に締込まれた状態にあるクランク軸を研削する方法並びに該方
法を実施するためのクランク軸研削盤に関する。
【0002】 背景技術: クランク軸の研削は公知の方法では、異なった加工機械において複数の工程段
階で、特にこの研削加工のために装備された研削盤において複数の作業工程で行
われる。別の研削方法並びにこれに相応した研削装置が、ドイツ連邦共和国特許
第43 27 807号明細書に基づいて公知になっている。この特許明細書では
クランク軸は軸方向の引張り力をかけて、研削盤のワーク主軸台の取付けセンタ
と心押し台の取付けセンタとの間に締込まれる。このチャック状態でクランク軸
の全ての軸受、ストローク軸受、フランジ、軸ピン及びクランク軸端面に仕上研
削が施される。その場合、相応に構成された少なくとも2つの研削車が使用され
る。
【0003】 従ってクランク軸を複数基の研削盤において複数の加工段階で製作すること、
或いはクランプ状態で仕上研削することは従来技術に基づいて公知である。
【0004】 発明の開示: 本発明の課題は、クランク軸の寸法トレランス、形状トレランス及び加工トレ
ランスを改善すると共に加工時間を短縮することになるようなクランク軸を研削
する方法及び装置を開発することである。
【0005】 前記課題は、請求項1に記載した構成手段から成る、中心に締込まれたクラン
ク軸を研削する方法、請求項12に記載した構成手段から成る、前記方法を実施
するためのクランク軸研削盤、並びに請求項19に記載した構成手段から成る、
高合金鋼又は鋳物材料によって解決される。発明の有利な実施形態と構成手段は
、従属請求項に記載した通りである。
【0006】 センタでチャックされたクランク軸を研削する本発明の方法は、先ず少なくと
も主軸受に粗研削を施し、それに続いてストローク軸受に仕上研削を施し、その
後に主軸受に仕上研削を施すようにして、チャックされたままの状態でストロー
ク軸受及び主軸受を研削する点にある。従って例えば前切削加工の後に、設定さ
れた寸法トレランス、形状トレランス及び位置トレランスに関連して要求される
品質を達成するためにクランク軸は、粗研削から、それに続く仕上寸法を得るた
めの仕上研削に至るまでの複数の加工工程にわたって1度チャックしたままの状
態に放置される。このようにすれば、まず第1に機械の装備交換のため、もしく
はチャックにおけるクランク軸の締め込み及び再解放のために、通常必要とする
時間が節減される。また他面において、本発明による研削処理方式によって、軸
受の研削中に解放される素材内部応力が、加工後のクランク軸の歪みが除かれる
程度に補償される。
【0007】 更なる実施形態では、主軸受以外にストローク軸受にも粗研削が施される。有
利には、主軸受に粗研削を施したのちにストローク軸受に粗研削が施される。種
々のクランク軸の軸受部位は異なった形状を有し、例えばサイド円弧部又はサイ
ドレセスを有しているので、前記のようにクランク軸の粗研削によって、クラン
ク軸において解放される内部応力に基づいて生じる歪みを仕上製品において避け
ることが可能になる。その場合、仕上研削後に所期のトレランス値を超えること
無しに、粗研削時並びに仕上研削時に扁平側面も一緒に研削することができる。
【0008】 本発明の方法並びにクランク軸研削盤の特に有利な使用分野としては、熱調質
鋼から成るクランク軸の製造が挙げられる。クランク軸の場合、前記の熱処理時
に生じる特に大きなリスクは、ワーク内部応力が研削操作中に解放されることに
基づいてクランク軸が歪むことである。本発明の処理方式によって前記の歪みは
、仕上研削時に再び除かれる。
【0009】 本発明の方法の1実施形態では粗研削と仕上研削がただ1つの研削車で行われ
る。また本発明では、粗研削と仕上研削を、それぞれ1つの研削車で行うことも
可能である。これに対して粗研削用の研削車と仕上研削用の研削車とを使用する
ことによって、異なった研削車仕様及び異なった研削車寸法を、その都度異なっ
た加工のために活用することが可能になる。本発明の方法の更なる実施形態では
、主軸受及びストローク軸受が、それぞれ1つの研削車を用いて粗研削及び仕上
研削される。ストローク軸受並びに主軸受は異なった加工トレランスを有するこ
とができる。クランク軸の加工すべき軸受形式に研削車を相応に対応配設するこ
とによって、使用される研削車仕様に適当に調和させることが可能である。
【0010】 CBN製研削車によって研削を施すのが有利である。第1にこのCBN製研削
車は高い切削速度を許容し、第2に該CBN製研削車の摩耗はごく僅かである。
これに伴って該研削車の耐用時間、ひいては可能係合時間の総和が著しく高めら
れる。更にまたCBN製研削車は最高度のトレランス設定値を厳守することがで
きる。 しかしCBN製研削車に代えて、コランダム製研削車を使用することも
可能である。
【0011】 CBN製研削車の切削速度を40m/sec〜140m/sec、特に80m
/sec〜120m/secに、電気メッキされたCBN製研削車の切削速度を
80m/sec〜200m/sec、特に100m/sec〜140m/sec
にした場合には、トレランスの改善の点で特に優れた成績が得られた。更にまた
コランダム製研削車の切削速度は35m/sec〜100m/sec、有利には
45m/sec〜100m/sec、特に45m/sec〜70m/secのオ
ーダー範囲で使用される。これらの切削速度数値は、例えばクランク軸の寸法並
びに該クランク軸で加工すべき幾何学形状、研削車の精密な組成及び要求される
表面品質等に関連して、やや上下偏差値を有することもできる。
【0012】 クランク軸が比較的長い場合、該クランク軸が加工時に振動する傾向があると
いう問題が生じる。従って本発明の方法の更なる実施形態によれば、振動を抑圧
するため、かつ加工力による撓みに抗してクランク軸を支持するために、主軸受
の粗研削時に少なくとも1つの主軸受は振れ止め座として研削される。このよう
にしてクランク軸の非支承範囲が短縮される。そればかりでなく振れ止めの使用
によって、加工時の回転並びにクランク軸の自重に起因した撓みを防止すること
ができる。
【0013】 例えば300mm以上の長さをもった乗用車エンジン及び貨物自動車エンジン
の場合に必要とされるような高い精度要件を伴った、特に長いクランク軸を全体
的に前記研削法に基づいて製作することが可能である。他面において前記の研削
法は、100mm又はそれ以上の長さを有する例えば小形エンジン用のクランク
軸を製作するためにも同じく適している。
【0014】 更に本発明は、請求項1から11までのいずれか1項記載の研削法を実施する
ための、1つの心押し台と1つのワーク主軸台を備えたクランク軸研削盤を提供
する。前記の心押し台とワーク主軸台との間には、複数の主軸受と複数のストロ
ーク軸受を備えた1本のクランク軸をセンタリングしてチャックすることが可能
である。また該クランク軸研削盤は少なくとも1つの研削主軸台と少なくとも1
つの研削車を備えている。該クランク軸研削盤は、ただ1度チャックしたまま状
態でクランク軸の少なくとも主軸受に粗研削を施し、その粗研削後にクランク軸
のストローク軸受に、次いでクランク軸の主軸受に仕上研削を少なくとも1つの
研削車によって施すことのできる1つの加工センターステーションを形成してい
る。
【0015】 該クランク軸研削盤が加工センターステーションであるのは、粗研削及び仕上
研削のためにクランク軸を一方の研削盤から外して別の研削盤へチャックし直す
必要がないからである。他面において本発明のクランク軸研削盤は、粗研削及び
仕上研削のために必要な作業手段を提供する。前記加工センターステーションか
ら離隔して存在する別の作業手段は必要でない。研削車としてはCBN製研削車
が使用されるのが有利である。該CBN製研削車は、高い品質精度と相俟って僅
かな加工時間を可能にする。
【0016】 本発明のクランク軸研削盤の1実施形態では、研削主軸台に第1研削車と第2
研削車が配置されており、しかも前記第1研削車が、クランク軸に粗研削を施し
、かつ前記第2研削車が、前記クランク軸に仕上研削を施すことができる。この
ようにして本発明のクランク軸研削盤は、一方では異なった研削車を使用し、他
方では各研削車に適合された種々異なった切削速度並びに走行速度でクランク軸
を製作することを可能にする。本発明のクランク軸研削盤は、第1研削車によっ
て主軸受に粗研削及び仕上研削を施すことができ、かつ第2研削車によってスト
ローク軸受に粗研削及び仕上研削を施すことができるように構成されているのが
有利である。このように構成すれば、要求されるトレランス幅に応じて、使用さ
れる研削車及び該研削車の加工動作を正確に調和させることができる。これに基
づいて、高い加工品質と相俟って、使用研削車の高い耐用時間を得ることが可能
になる。
【0017】 クランク軸研削盤の別の実施形態では、それぞれ少なくとも1つの研削車を備
えた少なくとも2つの研削主軸台が設けられており、しかも両研削車によってク
ランク軸に粗研削と仕上研削を施すことが可能である。更なる実施形態によれば
、2つの研削主軸台が一方の研削盤側に、かつ別の1つの研削主軸台が、前記研
削盤側に対向する方の研削盤側に配置されており、かつそれぞれ少なくとも1つ
の研削車を支持している。この構成によって、異なった側から同時にクランク軸
に研削係合することが可能になる。これによって加工時間は更に短縮される。加
工すべきクランク軸の長さに応じてクランク軸研削盤は、別の研削主軸台分だけ
相応に拡張される。加工センターステーションは、このためにモジュール式に構
成されているので、種々異なったクランク軸に合わせて、ワーク主軸台、心押し
台、研削主軸台等のような使用装置を選択して組込むことが可能である。
【0018】 加工時に、単数又は複数の研削車がクランク軸に研削係合することに基づいて
該クランク軸の全長にわたって捩れが発生することがある。この捩れ作用に基づ
いて、加工中にクランク軸部分の位置偏差が生じ、加工品質を低下させることに
なる。僅かな捩れ力であるとは云え、達成すべき仕上寸法にとっては顕著に作用
するこの捩れ力は、心押し台が、ワーク主軸台の駆動装置と電気的に結合された
駆動装置を有していて、前記の両駆動装置を同期化するようにすることによって
、補償されることが判った。クランク軸に発生する切削力はこうして吸収され、
かつクランク軸の全長にわたる捩れは回避される。
【0019】 鋳物又は高合金鋼から成るクランク軸に対して要求される高い品質は、加工セ
ンターステーションにおける製作時に、1度チャックしたままの状態で少なくと
も主軸受に粗研削を施し、その後にストローク軸受及び主軸受けに仕上げ研削を
施すことによって達成することができる。このことは、クランク軸の長さが特に
少なくとも100mm、殊に少なくとも300mmの場合に、達成されるトレラ
ンス品質値に基づいて確認することができる。この方式で製作されたクランク軸
は特に、0.01mmよりも小さな、主軸受の最大回転真円度トレランスを有し
ている。
【0020】 クランク軸研削盤による前記の粗研削は2つの実施態様で実施することができ
る。すなわち: 実施態様1:殊に電気メッキによってコーティングされたCBN製研削車を用
いて、素材部品を、仕上研削に対する中間寸法に粗研削する; 実施態様2:軸受に予め切削加工を施した後に中間寸法に粗研削し、次いで仕
上研削し、その場合セラミック結合されたCBN製研削車を使用するのが有利で
ある。
【0021】 図面の詳細な説明において以下に述べる加工例のためには、実施態様2による
粗研削が適用される。しかし研削車ユニットと研削車ユニットとの種々異なった
組合せによって、実施態様1による粗研削を同じく実現することが可能である。
実施態様1,2による粗研削の後に、クランク軸には前記の方法によって仕上研
削が施される。
【0022】 発明を実施するための最良の形態: 次に図面に基づいて本発明の1実施例を詳説する。
【0023】 図1に図示した締込み状態にあるクランク軸1は、図示を省いたワーク主軸台
のワーク主軸3にフランジ締結されたチャック2内に締込まれている。チャック
2の中心には第1センタ4が位置し、該第1センタの中心にクランク軸1が軸整
合されている。クランク軸1の半径方向連動は、チャック2のチャックジョー5
によって行われ、該チャックジョーはクランク軸1のフランジの外周を緊締する
。クランク軸1の他方の軸端は、心押し台9の第2センタ7によって支持されて
いる。心押し台9の第2センタ7は、軸方向にシフト可能な心押しスリーブ8に
装着されている。心押し台9は、図1では勿論図示を省いたが、第2センタ7の
代わりに、ワーク主軸台におけるように別のチャックを装備することもできる。
このチャックのチャックジョーはその場合クランク軸1の軸ピン端部21を緊締
する。クランク軸1は軽度の圧縮力をかけてか又は圧縮力をかけずに、或いは軸
方向引張り力をかけてチャックすることができる。クランク軸1の駆動は、図1
に示した実施形態では、クランク軸1をワーク主軸3によってチャック2と一緒
に主軸受11を中心として回転駆動するようにして行われる。この駆動装置は、
CNC(コンピュータによる数値制御式)軸システムとして構成されている(矢
印C1参照)。別の実施形態では心押し台9は、第2センタ7だけによる代わり
に、駆動される心押しスリーブ(CNC軸システムC2)を装備することもでき
る。また図1には研削車31を有する研削主軸30が図示されている。該研削主
軸30は、図示を省いた研削主軸台ケーシング内に収容され、該研削主軸台ケー
シングはx軸の方向にCNC軸システムによって走行可能である。チャック2と
心押し台9を有するワーク主軸台は、図示を省いた研削テーブル上に取付けられ
ており、該研削テーブルはZ軸の方向に走行可能である。クランク軸1は、該ク
ランク軸の中心軸線13が、ワーク主軸3及び心押しスリーブ8の中心軸線と正
確に軸整合するように締込まれている。クランク軸1の支持は例えば振れ止め1
0によって行われ、該振れ止めは研削テーブル上に設置されている。該振れ止め
10は軸方向で所定の主軸受11に沿って装着される。クランク軸1の研削は、
種々異なった態様の研削主軸ユニットによって実施することができるので、種々
異なったクランク軸研削盤の構造態様が可能である。若干の構造態様は、追って
説明する図6〜図8に基づいて明らかである。
【0024】 図1に図示したように研削車31はクランク軸1に係合する。クランク軸が特
に、例えばクロム、モリブデン及びバナジウムを適当な比率で含む高合金鋼の場
合、或いはまた適当な品質の鋳物、例えばGGG60/70/80の場合、加工
に基づいてクランク軸1にその全長にわたって歪みが発生する危険がある。その
歪み発生時には0.4mmに及ぶ偏差が測定された。従って、加工時に極度に歪
み発生率の高い高級素材の場合、要求される高品質を設定トレランスの点で厳守
することは不可能であった。ところで今、少なくとも主軸受に粗研削を施し、そ
の後にストローク軸受及び主軸受に仕上研削を施すことによって、加工時を通じ
て解放される応力が除かれ、後続の作業工程において発生する歪みが除かれ、し
かも例えば主軸受において0.01mm以下の回転真円度トレランスを維持する
ことも可能になる。回転真円度トレランスはその場合、最初の主軸受と最後の主
軸受の間で測定されるのが有利である。2つの主軸受しか存在しない限り、回転
真円度トレランスは、両センタ間で測定することによって求められるのが有利で
ある。最大限度の回転真円度を厳守することが特に重要であるのは、主軸受が機
関内において支承されることに基づいて其処ではごく小さなトレランスしか許容
されないからである。しかしながらピストンストローク高さに関連したストロー
ク軸受におけるトレランスは、場合によっては大きくなることもできる。それと
いうのはストローク軸受は機関内では、上死点と下死点の位置を決定するだけだ
からである。
【0025】 なおクランク軸の素材を選択する際に注意すべき点は、クランク軸の焼入れ法
と同様に殊に、ストローク軸受の粗研削及び仕上研削がただ1回の作業工程で行
われるか否かに懸かっている。その場合、特に鋳物軸では、比較的僅かな応力が
発生し、その結果歪みが発生することに注意が払われねばならない。
【0026】 図2には、図1の鎖線楕円Yの図面部分に相当する、サイドレセスを有する主
軸受11が図示されている。クランク軸研削法もしくはクランク軸研削盤を用い
て、従来すでに公知の輪郭をどのようにして得ることができるかが、クランク軸
1の主軸受11に基づいて図示されている。サイドレセスは、前切削加工に由来
している。クランク軸1の前切削寸法は一点鎖線203で表される。研削コーテ
ィング層205を有する研削車204による粗研削時に前切削寸法203は、破
線202で表した粗研削寸法に粗研削される。粗研削寸法202は直径の点で、
得ようとする仕上研削寸法よりも大である。この仕上研削寸法は、主軸受11の
図示の輪郭201に相当している。クランク軸1の主軸受11の両側の扁平側面
206には、本適用例では一緒に研削は施されない。
【0027】 図3には、図1の鎖線楕円Wの図面部分に相当する、サイド円弧部と研削され
たフランクを有するストローク軸受12が図示されている。ストローク軸受12
は、低い扁平肩と同様に粗研削されるサイド円弧部を有している。仕上研削の場
合に前記サイド円弧部はもはや完全には一緒に研削されない。それというのは該
サイド円弧部は、クランク軸1の組込み時にエンジンケーシングの軸受メタル内
に接触しないからである。図2及び図3に図示した軸受はストローク軸受もしく
は主軸受のために逆構成にすることもできる。
【0028】 図4には、クランク軸1の1つの軸受部位の横断面図が図示されている。この
軸受部位はストローク軸受であるのが有利であり、しかも該軸受部位は、サイド
円弧部及びこれに関連した扁平側面と共に完全に研削される。
【0029】 図5は1つの軸受部位の別の横断面図である。一点鎖線で示した中心線は、1
つのシリンダの外套線を表わす。該外套線に対して数マイクロメータずらされて
軸受摺動面は、破線で示唆したように凸面形状を有している。実線で示したライ
ンは、前記軸受摺動面の逆の凹面形状を示している。該軸受摺動面は、外套線の
中心線に対して、やはり僅か数マイクロメータの間隔しか有していない。このよ
うな凸面形状もしくは凹面形状は、前記の方法に即応して使用される研削車の適
当な目直しを介して製作すことができる。
【0030】 品質の点で可能な限り最良の成績を得るために、主軸受及びストローク軸受の
研削法の若干の変化態様が可能である。すなわち例えば先ず全ての主軸受には振
れ止めも含めて、粗研削が施される。それに続いて同一の研削車又は第2の研削
車で以てストローク軸受に粗研削が施される。ストローク軸受に粗研削を施した
後に該ストローク軸受は次いで仕上寸法に仕上研削され、かつ次いで主軸受に仕
上研削が施される。ストローク軸受の粗研削及び仕上研削は、クランク軸のタイ
プに応じて1回の作業工程で行うこともできる。全ての態様に共通な点は、その
都度選択されたクランク軸研削盤には関わり無く、クランク軸の全ての主軸受及
びストローク軸受がチャックしたままの状態で粗寸法もしくは仕上寸法に加工さ
れることである。
【0031】 図6には、第1のクランク軸研削盤43の概略平面図が図示されている。機械
ベッド41では、図示を省いた研削テーブル上にワーク主軸台40及び心押し台
9が装備されている。前記研削テーブルは、周知のようにCNC軸システムのz
軸の方向に走行可能である。研削主軸台42は、研削車31を取付ける研削主軸
30を装備するためのものである。該研削主軸台42は、x軸の方向に走行可能
な案内上に配置されている。CNC軸システムのx軸とz軸の方向は相互に直角
に配置されているのが有利である。図示の加工センターステーションでは、クラ
ンク軸1が1度チャックされると、チャックし直しを必要とすることなしに前記
の方法に従って該クランク軸1に粗研削及び仕上研削を施すことが可能になる。
これによって微小なトレランスゾーンを維持することも達成される。
【0032】 図7には研削主軸台36の1実施例が図示されている。該研削主軸台36は第
1研削主軸Iと第2研削主軸IIを有している。両研削主軸は、1つの研削主軸
台ケーシング内に収容されており、これによって水平方向に旋回することができ
る。これによって第1研削主軸I又は第2研削主軸IIを選択的に使用すること
が第1に可能になる。第2に又、第1主軸32を第2主軸34とは異なった構造
にすることも可能になる。これによって例えば種々異なった速度範囲を構造的に
設定することが可能である。更に研削主軸台36は、異なった研削車の使用を可
能にする。例えば第1研削車33はコランダム製研削車であるのに対して、第2
研削車35はCBN(立方晶窒化硼素)製研削車であることもできる。同じく又
、研削主軸台36の構造によって、同一の研削主軸台36に異なった直径の研削
車を使用することが可能になる。構造を空間的に適当に区分する場合には研削主
軸台36は、一方の研削車をクランク軸に係合させたままの状態にし、他方の研
削車を解放することも可能にする。このために研削主軸台36は水平方向に旋回
可能である。研削車を異なった寸法もしくは異なった材料で製作する以外に研削
車は、達成しようとする製作品質の点でも相異することができる。例えば一方の
研削車を粗削り車とし、他方の研削車を平滑仕上げ車として構成することも可能
である。
【0033】 図8には、第2のクランク軸研削盤44が図示されている。該クランク軸研削
盤は、加工センターステーションに2つの研削主軸台を設けようとする機械コン
セプトを実現する。各研削主軸台は、相互に独立したCNC軸システムのx軸及
とz軸を有している。このことは取りも直さず、一方の研削主軸台の各研削車が
、他方の研削主軸台の各研削車とは無関係に、CNCプログラミングに従ってク
ランク軸の異なった軸受部位で使用されることを意味している。この機械コンセ
プトは、別の研削主軸台だけ拡張可能である。特にスペース活用のために、例え
ば互いに逆向きの2つの研削主軸台に、1つの付加的な研削主軸台を配置するの
が有利である。このような配置構成は同時的に係合する場合、クランク軸に逆向
きに作用する力が相互に相殺し合うという利点を有している。加工センターステ
ーションの空間的な構成は、クランク軸の一方の側の1つの研削主軸台に、1つ
の研削主軸台をクランク軸の反対側で直接対向して位置させるように活用するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 高品質を得るに当たって生じる問題点を明確にするために示した締込み状態の
クランク軸の概略図である。
【図2】 図1に鎖線楕円Yで示した図面部分に相当するサイドレセスを備えた主軸受の
拡大断面図である。
【図3】 図1に鎖線楕円Wで示した図面部分に相当するサイド円弧部と研削されたフラ
ンクを備えた主軸受の拡大断面図である。
【図4】 第1の軸受部位の横断面図である。
【図5】 第2の軸受部位の横断面図である。
【図6】 第1のクランク軸研削盤の概略平面図である。
【図7】 研削主軸台の概略構成図である。
【図8】 第2のクランク軸研削盤の概略平面図である。
【符号の説明】
1 クランク軸、 2 チャック、 3 ワーク主軸、 4 第1セ
ンタ、 5 チャックジョー、 6 フランジ、 7 第2センタ、 8
心押しスリーブ、 9 心押し台、 10 振れ止め、 11 主軸
受、 12 ストローク軸受、 13 中心軸線、 21 軸ピン端部、
30 研削主軸、 31 研削車、 32 第1主軸、 33 第1
研削車、 34 第2主軸、 35 第2研削車、 36 研削主軸台、
40 ワーク主軸台、 41 機械ベッド、 42 研削主軸台、 4
3 第1のクランク軸研削盤、 44 第2のクランク軸研削盤、 201
主軸受の輪郭、 202 粗研削寸法を表わす破線、 203 前切削
寸法を表わす一点鎖線、 204 研削車、 205 研削コーティング層
、 206 扁平側面、 I 第1研削主軸、 II 第2研削主軸、
C1 CNC軸システムのワーク主軸台駆動装置、 C2 CNC軸システ
ムの心押しスリーブ駆動装置、 x CNC軸システムのx軸、 z CN
C軸システムのz軸
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月18日(2001.5.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項19
【補正方法】変更
【補正の内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DK,DM,DZ,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 エルヴィン ユンカー ドイツ連邦共和国 ビュール/バーデン カッペルヴィンデックシュトラーセ 95 デー Fターム(参考) 3C034 AA01 BB77 CB15 3C043 AC25 CC03 CC11 DD01

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先ず少なくとも主軸受(11)を粗研削し、それに続いてス
    トローク軸受(12)を仕上研削し、その後に主軸受(11)を仕上研削するよ
    うにして、チャックしたままの状態でストローク軸受(12)及び主軸受(11
    )を研削することを特徴とする、センタでチャックしたままの状態でクランク軸
    (1)を研削する方法。
  2. 【請求項2】 ストローク軸受(12)にも粗研削を施す、請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 主軸受(11)を粗研削した後にストローク軸受(12)に
    粗研削を施す、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 粗研削と仕上研削をただ1つの研削車(31;204)で行
    う、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 粗研削と仕上研削を、それぞれ1つの研削車(31;204
    )で行う、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも主軸受(11)及びストローク軸受(12)を、
    それぞれ1つの研削車(31;204)を用いて粗研削及び仕上研削する、請求
    項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 コランダム製研削車で研削を施す、請求項4から6までのい
    ずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 CBN製研削車で研削を施す、請求項4から6までのいずれ
    か1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 コランダム製研削車の切削速度が35m/sec〜100m
    /sec、有利には45m/sec〜100m/sec、特に45m/sec〜
    70m/secのオーダー範囲にある、請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 セラミックのCBN製研削車の切削速度が40m/sec
    〜140m/sec、特に80m/sec〜120m/secであり、電気メッ
    キされたCBN製研削車の切削速度が80m/sec〜200m/sec、特に
    100m/sec〜140m/secである、請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 主軸受(11)の粗研削時に少なくとも1つの主軸受け(
    11)を振れ止め座(10)として研削する、請求項1から10までのいずれか
    1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 1つの心押し台(9)と1つのワーク主軸台(40)、及
    び少なくとも1つの研削主軸台(36)と少なくとも1つの研削車(31,20
    4)を備え、前記の心押し台(9)とワーク主軸台(40)との間に、主軸受(
    11)とストローク軸受(12)を備えたクランク軸をセンタリングしてチャッ
    ク可能である形式の、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法を実施す
    るためのクランク軸研削盤(43;44)において、クランク軸研削盤(43;
    44)が、ただ1度チャックしたまま状態で、クランク軸(1)の少なくとも主
    軸受(11)に粗研削を施し、その粗研削後に少なくとも1つの研削車(31;
    204)によってクランク軸のストローク軸受(12)に、次いでクランク軸の
    主軸受(11)に仕上研削を施すことのできる1つの加工センターステーション
    を形成していることを特徴とする、クランク軸研削盤(43;44)。
  13. 【請求項13】 研削車(31;204)がCBN製研削車である、請求項
    12記載のクランク軸研削盤(43;44)。
  14. 【請求項14】 研削主軸台(36)に第1研削車(33)と第2研削車(
    35)が配置されており、しかも前記第1研削車(33)が、クランク軸(1)
    に粗研削を施すことのできる研削車であり、かつ前記第2研削車(35)が、前
    記クランク軸に仕上研削を施すことのできる研削車である、請求項12又は13
    記載のクランク軸研削盤(43;44)。
  15. 【請求項15】 第1研削車(33)が、主軸受(11)に粗研削及び仕上
    研削を施すことのできる研削車であり、かつ第2研削車(35)がストローク軸
    受(12)に粗研削及び仕上研削を施すことのできる研削車である、請求項14
    記載のクランク軸研削盤(43;44)。
  16. 【請求項16】 それぞれ少なくとも1つの研削車を備えた少なくとも2つ
    の研削主軸台が設けられており、しかもクランク軸(1)が、一方の研削車によ
    って粗研削され、かつ他方の研削車によって仕上研削される、請求項12又は1
    3記載のクランク軸研削盤(43;44)。
  17. 【請求項17】 2つの研削主軸台が一方の研削盤側に、かつ別の1つの研
    削主軸台が、前記研削盤側に対向する方の研削盤側に配置されており、かつそれ
    ぞれ少なくとも1つの研削車を支持している、請求項16記載のクランク軸研削
    盤(43;44)。
  18. 【請求項18】 心押し台(9)が駆動装置(C2)を有し、該駆動装置が
    、ワーク主軸台(40)の駆動装置(C1)と電気的に結合されて、前記の両駆
    動装置(C1,C2)を同期化するようになっている、請求項12から17まで
    のいずれか1項記載のクランク軸研削盤(43;44)。
  19. 【請求項19】 ただ1度チャックされた状態で少なくとも主軸受(11)
    に粗研削が施され、次いでストローク軸受(12)及び主軸受(11)に仕上研
    削が施されていることを特徴とする、高合金鋼又は鋳物素材から成るクランク軸
    (1)。
  20. 【請求項20】 少なくとも100mmの長さを有している、請求項19記
    載のクランク軸(1)。
  21. 【請求項21】 主軸受(11)が、0.01mmの回転真円度トレランス
    を有している、請求項19又は20記載のクランク軸(1)。
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