JP2002541671A5

JP2002541671A5 -

Info

Publication number: JP2002541671A5
Application number: JP2000610102A
Authority: JP
Filing date: 2000-03-21
Publication date: 2007-04-05

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】
底部と、分解することができる壁部材と、少なくとも１つのドアと、上部とを含む電子機器設置用の制御キャビネットであって、前記電子機器を固定する器具、特に後退式取り付け具を内部に配置し、そしてケーブル挿通部を上部に設けた制御キャビネットであって、
前記底部（１）、前記壁部材（２、２’、２”、３）、前記上部（４）および前記ドア（５）が耐火材料で形成されており、
内部の温度を調整する空調装置（７）が設けられ、前記空調装置（７）は、火災の際に自動的に閉まる換気開口を備えており、
前記ケーブル挿通部が、火災の際に自動密閉封状に作用する防火体として構成されており、
前記ドア（５）は、外側に取り付けられた作動装置（９）によって解除することができる電気機械ロック機構を備えており、そして前記ドア（５）は、火災の際に自動密閉封状に作用するシールを備えていることを特徴とする制御キャビネット。
【請求項２】
ドアの開放、アクセス試行、火災、電圧供給、空調装置の正確な機能、および内部の温度を監視して記録する装置が設けられており、前記記録する装置は、危険時に機器の電圧供給を遮断する手段に接続された適当なセンサ（１０、１１）を内部に有することを特徴とする請求項１記載の制御キャビネット。
【請求項３】
前記換気開口は、高温の加熱に反応して発泡して封止を行うインサートを備えることを特徴とする請求項１または２項記載の制御キャビネット。
【請求項４】
前記空調装置（７）は、前記制御キャビネット用に設けられた開口（４’）にはまるように挿入可能であり、そして前記換気開口（７’）が前記空調装置（７）のハウジングに設けられていることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項５】
少なくとも１つのベンチレータを含む空気循環／換気用装置が内部に配置されていることを特徴とする請求項１ないし４のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項６】
前記防火体は、高温の加熱に反応して発泡して封止を行う材料を備えていることを特徴とする請求項１ないし５のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項７】
前記防火体は、すでに接続されているケーブルを取り付ける、一方側が開放したフレーム（８）を備えており、前記フレームの内部に発泡材料およびケーブルが挿入され、そして前記防火体を収容する切り欠きまたはコンパートメントが前記壁部材に設けられていることを特徴とする請求項６記載の制御キャビネット。
【請求項８】
複数のキャビネットを合体させるために、前記壁部材の側壁（２）の少なくとも一部分（２’）が取り外し可能であり、前記複数のキャビネットは前記取り外しにより得られた開口で合体させることができ、取り付け点は、高温の加熱に反応して発泡する封止装置で封止されていることを特徴とする請求項１ないし７のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項９】
接続ケーブルを敷設するための自由空間が、前記電子機器と前記ドア（５）との間に設けられていることを特徴とする請求項１ないし８のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項１０】
前記電子機器を接続するための少なくとも１つの多数口ソケットを内部に設けていることを特徴とする請求項１ないし９のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項１１】
電圧を前記電子機器に供給する電圧監視用の装置を備えることを特徴とする請求項１ないし１０のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項１２】
磁気カードまたはチップカード用のカード読み取り器（９）が外側に配置されており、カードを挿入することによって、内部の制御装置を介して前記ドア（５）の前記ロック機構を解除することができることを特徴とする請求項１ないし１１のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項１３】
危険時に警告信号を送信するためにデータ線／電話線に接続可能であることを特徴とする請求項１ないし１２のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項１４】
危険時に警告信号を送信するために音響信号送信器に接続されていることを特徴とする請求項１ないし１３のいずれか１項記載の制御キャビネット。
【請求項１５】
個別の装置ラック内に配置された電子機器の作動中に請求項１ないし１４のいずれか１項記載の制御キャビネットを組み立てる方法であって、
前記装置ラックを持ち上げ、
前記制御キャビネットの底部（１）を押し下げ、
前記制御キャビネット部材（２、２”）を組み付け、
前記キャビネット部材にはめ込まれた前記防火体フレーム（８）に耐火材料を設け、
前記外部に通じるケーブル群を防火体フレーム（８）に挿入することを特徴とする方法。
【請求項１６】
請求項１ないし１４のいずれか１項記載の制御キャビネットを作動させる方法であって、
制御キャビネット内に過剰温度が存在する場合、警告信号を送信し、そして、
制御キャビネット内にさらなる急激な温度上昇が存在する場合、設置機器の電圧供給を遮断することを特徴とする方法。
【請求項１７】
火災の際に設置機器の供給電圧を遮断することを特徴とする請求項１６記載の方法。