JP2002539667A - スペクトラム拡散通信において効率的に同期を獲得するための方法および装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信において効率的に同期を獲得するための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明では、1つまたは複数の相補シーケンス、たとえばシーケンスのゴーレイペアを使用して、無線機間の正確で効率的な同期を提供する。シーケンスの相補ペアに対応するマッチドフィルタを使用して、受信信号をシーケンスの相補ペアの1つと相関させる。マッチドフィルタにより検出されたピークを使用して、無線機間の送信を同期化するためのタイミング推定を生成する。移動局によってランダム・アクセス・チャネルを介して基地局に送信されるランダム・アクセス・メッセージのプリアンブル部分として、1つのシーケンスを使用することができる。そのシーケンスを、基地によって同期チャネルを介して送信し、移動局によって同期を得るのに使用してもよい。単一シーケンスとの相関のための効率的なゴーレイ相関器と、直交シーケンスの組との相関のための効率的なゴーレイ相関器のバンクを開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、遠隔通信に関し、具体的には、直接拡散型のスペクトラム拡散無線
通信システムでのトランシーバの同期化に関する。
【0002】 (発明の背景および概要) セルラ無線システムおよび衛星無線システムなどの現代の通信システムでは、
さまざまな動作のモード(アナログ、ディジタル、およびハイブリッド)と、周
波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接
続(CDMA)、およびこれらの技法のハイブリッドなどのアクセス技法が使用
される。
【0003】 ディジタル・セルラ通信システムは、システム容量を最適化し、階層セル構造
すなわちマクロセル、マイクロセル、ピコセルなどの構造をサポートする機能性
を拡張してきた。用語「マクロセル」は、一般に、通常のセルラ電話システムの
セルのサイズ(たとえば少なくとも約1kmの半径)に匹敵するサイズを有する
セルを指し、用語「マイクロセル」および「ピコセル」は、一般に、より小さい
セルを指す。たとえば、マイクロセルは、公共の室内または戸外の区域、たとえ
ば会議センタまたは繁華街をカバーすることができ、ピコセルは、オフィスの廊
下または高層建築の1階をカバーすることができる。無線カバレッジの観点から
、マクロセル、マイクロセル、およびピコセルは、互いに別個とするか、異なる
トラフィック・パターンまたは無線環境を扱うために互いにオーバーラップさせ
ることができる。
【0004】 通常のセルラ移動無線電話システムには、1つまたは複数の基地局(BS)と
複数の移動局(MS)が含まれる。基地局には、通常は、モバイル・スイッチン
グ・センタ(MSC)などのコア・ネットワーク・タイプ・ノードに接続された
制御処理ユニットが含まれ、MSCは、公衆交換電話網(PSTN)に接続され
る。そのようなセルラ無線電話システムの一般的な態様は、当技術分野で既知で
ある。基地局は、制御処理ユニットによって制御されるトラフィック・チャネル
・トランシーバを介して複数の音声チャネルまたはデータ・チャネルを処理する
。また、各基地局には、やはり制御処理ユニットによって制御される複数の制御
チャネルを処理することができるものとすることができる制御チャネル・トラン
シーバが含まれる。制御チャネル・トランシーバは、基地局の制御チャネルを介
して、その制御チャネルに同調(またはロック)された移動体へ制御情報をブロ
ードキャストする。
【0005】 移動体は、制御チャネルでブロードキャストされる情報を、その音声および制
御チャネル・トランシーバで受信する。移動体処理ユニットは、その移動体がロ
ックする候補であるセルの特性を含む受信した制御チャネル情報を評価し、その
移動体がロックしなければならないセルを判定する。有利なことに、受信した制
御チャネル情報には、それに関連するセルに関する絶対情報だけではなく、その
制御チャネルに関連するセルに隣接する他のセルに関する相対情報も含まれる。
【0006】 北米では、TDMAを使用するディジタル・セルラ無線電話システムを、di
gital advanced mobile phone service(
D−AMPS)と称し、その特性の一部が、Telecommunicatio
ns Industry Associationおよび電子工業会(TIA/
EIA)によって公表されたTIA/EIA/IS−136標準規格で仕様を定
められている。直接拡散CDMA(DS−CDMA)を使用するもう1つのディ
ジタル通信システムが、TIA/EIA/IS−95標準規格で仕様を定められ
ており、周波数ホッピングCDMA通信システムが、EIA SP 3389標
準規格(PCS 1900)で仕様を定められている。PCS 1900標準規
格は、GSMシステムの実装であり、GSMシステムは、北米以外で一般的であ
り、パーソナル通信サービス(PCS)システムのために導入されている。
【0007】 次世代ディジタル・セルラ通信システムに関する複数の提案が、現在、国際電
気通信連合(ITU)、European Telecommunicatio
ns Standards Institute(ETSI)、および日本の電
波産業会(ARIB)を含むさまざまな標準規格策定組織で議論されている。現
在ETSIによって提案されている、例の第3の標準規格が、Universa
l Mobile Telecommunications System(U
MTS)Terrestrial Radio Access(UTRA)であ
る。音声情報の送信のほかに、次世代システムは、パケット・データを搬送し、
通常はオープン・システム間相互接続(OSI)モデルまたはtransmis
sion control protocol/Internet proto
col(TCP/IP)スタックなどの産業界全体のデータ標準規格の上で設計
され、これに基づくパケット・データ・ネットワークと相互運用すると期待する
ことができる。これらの標準規格は、正式であれデファクトであれ、長年にわた
って開発され、これらのプロトコルを使用するアプリケーションは、簡単に入手
可能である。
【0008】 これらのディジタル通信システムのほとんどで、通信チャネルが、800MH
z、900MHz、1800MHz、および1900MHz付近の周波数を有す
る周波数変調無線搬送波信号によって実施される。TDMAシステムおよびCD
MAシステムでのさまざまな範囲で、各無線チャネルは、一連のタイム・スロッ
トに分割され、各タイム・スロットに、ユーザからの情報のブロックが含まれる
。タイム・スロットは、それぞれが所定の持続時間を有する連続するフレームに
グループ化され、連続するフレームを、一連の、通常はスーパーフレームと称す
るものにグループ化することができる。通信システムによって使用されるアクセ
ス技法の種類(たとえばTDMAまたはCDMA)が、ユーザ情報がスロット内
およびフレーム内でどのように表現されるかに影響するが、現在のアクセス技法
のすべてで、スロット/フレーム構造が使用されている。
【0009】 同一の移動体ユーザに割り当てられたタイム・スロットは、無線搬送波上で連
続するタイム・スロットでない場合があるが、その移動体ユーザに割り当てられ
た論理チャネルとみなすことができる。各タイム・スロット中に、所定の数のデ
ィジタル・ビットが、システムによって使用される特定のアクセス技法(たとえ
ばCDMA)に従って送信される。音声トラフィックまたはデータ・トラフィッ
ク用の論理チャネルのほかに、セルラ無線通信システムは、基地局と移動局によ
って交換される呼セットアップ・メッセージ用のページング/アクセス・チャネ
ルと、移動局または他のリモート端末によって使用される、それらのトランシー
バを基地局のフレーム/スロット/ビット構造に同期化するためのブロードキャ
スト・メッセージ用の同期チャネルなどの、制御メッセー用の論理チャネルも提
供する。一般に、これらの異なるチャネルの送信ビット・レートが一致する必要
はなく、異なるチャネルのスロットの長さが均一である必要はない。さらに、欧
州および日本で検討されている第3世代セルラ通信システムは、非同期であり、
これは、ある基地局の構造が、別の基地局の構造に対して時間的に関係せず、移
動体が前もってそれらの構造のどれも知らないことを意味する。
【0010】 そのようなディジタル通信システムでは、受信側端末が、情報転送を行う前に
、送信側端末のタイミング基準を見つけなければならない。DS−CDMAを使
用する通信システムでは、タイミング基準の発見が、ダウンリンク(たとえばB
SからMSへの)チップ、シンボル、およびフレームの境界の発見に対応する。
これらを、それぞれ、ダウンリンク・チップ同期化、ダウンリンク・シンボル同
期化、およびダウンリンク・フレーム同期化と称する場合がある。これに関して
、フレームは、単に、独立に検出しデコードすることができるデータのブロック
である。現在のシステムのフレーム調波、通常は、10ミリ秒(ms)から20
msの範囲に含まれる。このBSタイミングの検索を、「セル検索」と称する場
合があり、これには、現在のDS−CDMA通信システムの特徴であるBS固有
ダウンリンク・スクランブリング・コードの識別が含まれる。
【0011】 移動体または他のリモート端末は、通常は、BSによって送信された信号の、
減衰した版、フェードした版、および妨害された版の重ね合せ(合計)である信
号を受信する。受信された信号のスロット境界およびフレーム境界は、初めには
MSに未知であり、BS固有スクランブリング・コードも同様である。したがっ
て、移動体は、雑音様(DS−CDMAの場合)の受信された信号内で、使用さ
れるスクランブリング・コードを識別するために、1つまたは複数のBSを検出
し、識別しなければならない。リモート端末がBSに同期し、BS固有スクラン
ブリング・コードを識別するのを助けるために、一部の通信システムでは、各B
S信号に、同期チャネル(SCH)と称する場合がある、MSがロックし、「セ
ル検索」を実行できるスクランブリングされない部分が含まれる。
【0012】 ダウンリンク同期化を達成した後であっても、アップリンク通信(たとえばM
SからBSへ)に関しても同期化を達成しなければならない。これは、基地局と
移動局の間のすばやく変化する無線インターフェースならびに基地局との間の「
ラウンドトリップ」伝搬遅延が原因である。移動体が、基地局への送信を望む時
に、移動体は、アップリンク・チャネル(たとえばランダム・アクセス・チャネ
ル(RACH))を介して最初の送信を送る。基地局と移動局の間の既に達成さ
れたダウンリンク同期化のゆえに、アップリンク送信は、おおむねまたは粗に、
たとえば、通常は1タイム/アクセス・スロット以内に同期化されている。たと
えば、基地局が、8つの別個のタイム/アクセス・スロット中の移動体からのア
ップリンク送信だけを許容する場合がある。移動体は、一般に、基地局によって
ブロードキャストされるダウンリンク信号に同期化する時に、これらのタイム・
スロットが始まる時を知る。したがって、移動体が、そのようなタイム/アクセ
ス・スロットの1つ分を超えて同期がずれてはいないと仮定することができる。
直接拡散型のスペクトラム拡散システムでは、そのようなタイム/アクセス・ス
ロットが、所定のチップ数、たとえば256チップに対応する。この例では、最
大ラウンドトリップ伝搬遅延すなわち、移動体が基地局との同期から外れる量が
、255チップであると仮定する。
【0013】 同期化を達成するために、1つの局の送信に、いくつかの既知の信号(すなわ
ち、他の局に既知の)が含まれる。ダウンリンク方向では、この既知の信号を、
同期シーケンス、同期コード、主同期シーケンス、または主同期コードと称する
場合がある。アップリンク方向では、この既知の信号を、プリアンブル・シーケ
ンスと称する場合がある。ランダム・アクセスでは、移動局が、アップリンク・
ランダム・アクセス・バーストを送信する。ランダム・アクセス・バーストは、
プリアンブル(またはプリアンブル・シーケンス)部分とメッセージ部分からな
る。基地局のRACH受信器が、受信した信号サンプルと既知のプリアンブル・
シーケンスを相関させる。最大プリアンブル相関が、基地局RACH受信器によ
って検出された後に、基地局は、同期状態になり、RACHバーストのメッセー
ジ部分に含まれる移動体からの実質的なメッセージを正確にデコードすることが
できる。基地局ごとに1つのランダム・アクセス同期コード/プリアンブルだけ
が必要であるが、基地局に関連する異なる同期コード/プリアンブルを使用して
、異なる移動局からのアップリンク送信の間の相互相関を最小にすることができ
る。
【0014】 どの場合でも、ダウンリンク・セル検索またはアップリンク・ランダム・アク
セス同期化に使用される同期コード/プリアンブルは、最小の位相はずれの非周
期的自己相関を有しなければならない。自己相関は、コードまたはシーケンスが
それ自体とどれほどよく相関するかを記述する特性である。最小の位相はずれの
非周期的自己相関は、非0タイム・シフト(すなわち基地局と移動局の同期が1
チップ以上ずれている)の自己相関値が、0タイム・シフト自己相関値(基地局
と移動局がチップ同期化している)と比較して少ないことを意味する。非0タイ
ム・シフト自己相関値を、自己相関副ローブと称する。0タイム・シフト自己相
関値を、自己相関主ローブと称する。
【0015】 単位エンベロープを有する同期コードの1つの可能な供給源が、バイナリまた
は多相のバーカー(Barker)コードである。バーカー・コードの主ローブ
対最大副ローブ比は、Lに等しく、Lは、コード長である。残念ながら、バイナ
リ・バーカー・コードは、長さ2、3、4、5、7、11、および13のみに関
して存在し、多相バーカー・コードは、現在、45までの長さに関して既知であ
る。その結果、より長いプリアンブル同期コードが必要な時には、最適でないコ
ードを使用しなければならない。たとえば、第3世代移動体通信標準規格(UT
RA)用に提案されたランダム・アクセス・バースト信号のプリアンブルは、4
096コード・チップの長さを有する。
【0016】 最小の非周期的自己相関およびより長いコード長のほかに、同期コードを効率
的に生成し、相関させることも重要である。基地局での相関に関して、ランダム
に使用することができる複数の異なる同期プリアンブル/コードがあり、その結
果、基地局ランダム・アクセス・チャネル受信器が、受信したコンポジット信号
をすべての可能な同期/プリアンブル・コードと相関させなければならない場合
には、効率がさらに重要である。この状況では、基地局受信器は、特にコード長
が長い場合に、それぞれが大量のデータ処理動作を実行する、ランダム・アクセ
ス・プリアンブル相関器のバンクを使用する。移動体が基地局タイミングを識別
でき、フレーム同期、シンボル同期、およびチップ同期を得られる(すなわちセ
ル検索)ようにするために基地局によって送信されるダウンリンク同期コードの
設計および検出に関して、類似する問題が存在する。
【0017】 効率を達成するために、提案されたUTRAランダム・アクセス・バースト・
プリアンブルは、相関演算の数が減るという長所を有する直列(または階層)コ
ード連結手順を使用して生成される。プリアンブルは、16個の複素シンボルを
有する「シグネチャ」を使用して生成される。各バイナリ・シーケンスに定数複
素数C=(1+j)/√2、(ここでj=√−1)をかけることによって、長さ
16のバイナリ直交ゴールド(ゴールド)シーケンスの直交の組から得られる1
6個の異なるシグネチャがある。各シグネチャ・シンボルは、256チップ長の
直交ゴールド・シーケンスになるように選択される、いわゆるプリアンブル拡散
コードを用いて拡散される。したがって、結果のプリアンブル・シーケンスは、
4096チップの長さすなわち16×256=4096を有する。プリアンブル
拡散コードは、セル固有であり、基地局によってそのセル内で許容されるシグネ
チャに関する情報と共にブロードキャストされる。
【0018】 残念ながら、直列連結された直交ゴールド・シーケンスに基づくプリアンブル
の非周期的自己相関特性は、最適ではない、すなわち、大きい自己相関副ローブ
が生成される。大きい自己相関副ローブは、受信器が、これらの副ローブの1つ
に誤って同期し、その結果、送信されるメッセージが正しく受信されないことを
意味する。
【0019】 したがって、より長い長さについて、最小の非周期的自己相関特性をもたらし
、効率的に生成でき伝導することができる、1つまたは複数の同期シーケンスを
提供することが望ましい。そのような同期シーケンスは、ダウンリンク・セル検
索およびアップリンク・ランダム・アクセスなどの多くのタイプのスペクトラム
拡散通信応用分野で有利に使用することができる。
【0020】 これらおよび他の目的を満たすために、本発明は、第2トランシーバによって
送信された受信信号を相関させるのに使用される第1トランシーバに含めること
ができる相関器を提供する。相関器には、受信された信号をシーケンスの相補ペ
アの1つと相関させるためにシーケンスの相補ペアに対応するマッチドフィルタ
が含まれる。検出器が、マッチドフィルタからのピーク出力を検出し、タイミン
グ回路が、検出されたピーク出力を使用して、第1トランシーバと第2トランシ
ーバの間の送信の同期化のためのタイミング推定値を生成する。相補シーケンス
のそれぞれが、その相補シーケンスのすべての非0遅延に関する非常に低い非周
期的自己相関副ローブ値と、その相補シーケンスの0遅延に関する最大の自己相
関主ローブ値を有する。
【0021】 1つの例の応用例では、第1トランシーバを基地局とすることができ、第2ト
ランシーバを移動局とすることができる。1つのシーケンスを、ランダム・アク
セス・チャネルを介して基地局へ移動局によって送信されるランダム・アクセス
・バーストのプリアンブル部分として使用することができる。その代わりに、第
1トランシーバを移動局とし、第2トランシーバを基地局とすることができる。
1つのシーケンスを、同期チャネルまたは他のブロードキャスト・タイプのチャ
ネルを介して基地局によって送信される同期シーケンスとして使用することがで
きる。
【0022】 複数のそのようなマッチドフィルタを、第1トランシーバ側で相関器のバンク
として使用することができ、各マッチドフィルタは、最小の非周期的自己相関副
ローブ特性を有するシーケンスの相補ペアに対応する。これは、直交の組からの
複数のシーケンスを同一セル内で使用する必要がある時、たとえば、たとえば容
量を増やすために複数のランダム・アクセス・チャネルを使用する必要がある時
に、特に有利である。好ましい例の実施形態では、シーケンスの相補ペアが、長
さL=2のバイナリ・シーケンスの相補ペアであり、ここで、Nは、正の整数
である。バイナリ・シーケンスの相補ペアは、通常は、ゴーレイ(Golay)
相補ペアと称し、そのようなペア(対)を形成するシーケンスを、ゴーレイ相補
シーケンスと称する。シーケンスのゴーレイ相補ペアは、比較的長い長さ、たと
えばL=4096チップを有することが好ましい。
【0023】 本発明は、N個のメモリ手段だけを必要とする、長さL=2のゴーレイ相補
シーケンスのペアを効率的に生成するシーケンス生成器も提供する。N個のメモ
リ手段を有するモジュロ2カウンタが、0から2N−1まで循環的にカウント
する。カウンタからN個の並列出力を受け取り、1からNまでの範囲の整数のあ
る置換に従って置換する置換器。N個の論理AND演算器の第1の組が、隣接す
る置換されたカウンタ出力の対からN個の並列出力を作る。これらの出力を、第
1合計器内で2を法として合計する。N個の論理AND演算器の第2組が、置換
されたカウンタ出力のそれぞれおよびN個の重みづけ係数の組の1つに作用して
、N個の並列出力を作る。第2合計器が、N個の論理AND演算器の第2組によ
って生成された出力を、2を法として合計する。第3合計器が、第1合計器およ
び第2合計器の出力の2を法とする合計をとって、バイナリ・シーケンスの相補
ペアの第1バイナリ・シーケンスを作る。第4合計器が、第3合計器の出力と、
置換器からの最上位出力の2を法とする合計をとって、バイナリ・シーケンスの
相補ペアの第2バイナリ・シーケンスを作る。
【0024】 効率的な同期シーケンス生成器のほかに、本発明は、受信したスペクトラム拡
散信号を、長さL=2のバイナリ(ゴーレイ)相補シーケンスまたは多相相補
シーケンスのペアと効率的に相関させる効率的なシーケンス相関器も提供する。
そのような相関器を、効率的なゴーレイ相関器(EGC)と称する場合がある。
効率的なシーケンス相関器には、N個の直列に連結された処理ステージが含まれ
、各ステージは、第1および第2の並列処理ブランチを有する。第1処理ブラン
チの各ステージには、対応する加算器に結合された遅延線が含まれる。第2処理
ブランチの各ステージには、減算器に結合された乗算器が含まれる。特定の処理
ステージで第1処理ブランチに供給される入力信号は、対応する遅延線の複数の
メモリ手段に保管され、同一の遅延線の最後のメモリ手段の内容が、加算器(第
1ブランチ内)と、同一ステージの減算器(第2ブランチ内)に入力される。同
一のステージで第2処理ブランチに供給される入力信号は、乗算器内で、対応す
る重みづけ係数をかけられる。乗算器の出力は、減算器(第2ブランチ内)の負
入力および加算器(第1ブランチ内)に供給される。加算器の出力が、次の連続
するステージの遅延線に入力される。減算器の出力が、次の連続するステージの
乗算器に入力される。第1処理ステージの第1処理ブランチおよび第2処理ブラ
ンチの入力信号は、受信したスペクトラム拡散信号に対応する。
【0025】 第N処理ステージの第1処理ブランチの出力は、受信したスペクトラム拡散信
号とシーケンスの相補ペアの第1シーケンスとの相互相関になる。第N処理ステ
ージの第2処理ブランチの出力は、受信したスペクトラム拡散信号とシーケンス
の相補ペアの第2シーケンスとの相互相関になる。好ましい例の実施形態では、
相補シーケンスが、バイナリ相補シーケンスまたはゴーレイ相補シーケンスであ
る。
【0026】 本発明は、L=2の相補シーケンスのペアからのシーケンスの1つを使用す
る受信信号の相関のための、実質的に減らされたメモリを有するメモリ効率のよ
いゴーレイ相関器も提供する。相補ペアからの1つのシーケンスが、長さXの、
2つのより短い構成要素相補シーケンスの連結として表現される。各構成要素シ
ーケンスが、L/X回だけ繰り返され、長さY=L/Xのシグネチャ・シーケン
スに従って+1または−1によって変調される。長さXの第1相関器が、スペク
トラム拡散信号を受信し、構成要素相補シーケンスに対応する相関値の中間対を
生成する。第1セレクタが、要素が集合{0,1}に属する長さY=L/Xのイ
ンターリーブ化シーケンスの現在値に基づいて、連続するタイム・ウィンドウの
それぞれの間に、相関値の中間対の1つを交互に供給する。構成要素シーケンス
の連結の順序は、インターリーブ化シーケンスによって決定される。乗算器が、
選択された中間相関値に、シグネチャ・シーケンスの対応するビットをかけて、
乗算された相関出力を生成する。乗算された相関出力は、X個のメモリ手段を有
する遅延線によって生成されるフィードバック出力と合計され、結果の合計自体
は、遅延線の入力にフィードバックされる。最終相関値は、Y個の連続するタイ
ム・ウィンドウが発生した後の結果の合計に対応する。好ましい例の実施形態で
は、N=12、L=4096、X=256、およびY=16であり、最終相関器
が、上で説明したものなどの効率的なゴーレイ相関器である。
【0027】 もう1つの実施形態では、このメモリ効率のよい相関器が、受信したスペクト
ラム拡散信号を、複数のシグネチャを使用して生成された複数の直交シーケンス
と相関させる。複数の乗算器のそれぞれが、選択された中間相関値を、異なるシ
グネチャ・シーケンスの要素にかけて、対応する乗算された相関出力を生成する
。複数の合計器が設けられ、各合計器は、乗算器の1つに対応し、乗算された相
関出力を、対応する遅延線のフィードバック出力と合計する。シグネチャ・シー
ケンス内のすべての要素を処理した後に、最終相関値が、直交シーケンスのそれ
ぞれについて生成される。16個のシグネチャを使用して16個の直交ゴーレイ
・シーケンスを生成する、1つの例の実施形態を開示する。もう1つの例の実施
形態では、32個のシグネチャを使用して、32個の直交ゴーレイ・シーケンス
を生成する。
【0028】 本発明の結果として、比較的長いシーケンス長に関して優秀な非周期的自己相
関特性を有する、単一の同期シーケンスまたは同期シーケンスの直交の組(セッ
ト)が提供される。同等に重要なことに、本発明は、1つの同期シーケンスまた
はそのような同期シーケンスの直交の組の効率的な生成およびそれとの相関を提
供する。これらの同期シーケンスは、有利なことに、1つの例の応用例で、ラン
ダム・アクセス・チャネルを介するアップリンク同期化およびブロードキャスト
同期チャネルを介するダウンリンク同期化に使用することができる。
【0029】 本発明の前述および他の目的、特徴、および長所は、好ましい実施形態の下記
の説明から明白であると同時に、添付図面に示されており、図面では、全体を通
じて符号が同一の部分を指す。個々の機能ブロックおよび構成要素が図の多くに
示されているが、当業者は、これらの機能を、個別のハードウェア回路によって
、適当にプログラムされたディジタル・マイクロプロセッサによって、特定用途
向け集積回路(ASIC)によって、1つまたは複数のディジタル信号プロセッ
サ(DSP)によって、またはこれらの組合せによって実行できることを諒解す
るであろう。
【0030】 (図面の説明) 以下の説明では、制限ではなく例示のために、本発明の完全な理解をもたらす
ために、特定の実施形態、手順、技法などの特定の詳細を示す。しかし、当業者
には、本発明を、これらの特定の詳細から逸脱する他の実施形態で実践できるこ
とが明白であろう。たとえば、本発明を、時々、アップリンク拡散コードを使用
する移動体無線局に関して説明するが、本発明は、たとえば無線基地局などの他
の無線局に同等に適用可能であり、実際に、すべてのスペクトラム拡散通信シス
テムに同等に適用可能である。他の場合には、不要な詳細で本発明の説明を不明
瞭にしないように、周知の方法、インターフェース、装置、およびシグナリング
技法の詳細な説明を省略した。
【0031】 本発明を、図1に示されたUniversal Mobile Teleco
mmunications System(UMTS)10の、制限的でない例
の文脈で説明する。雲12として示された、代表的なコネクション指向の外部コ
ア・ネットワークは、たとえば、公衆交換電話網(PSTN)またはサービス総
合ディジタル網(ISDN)もしくはその両方とすることができる。雲14とし
て示された、代表的なコネクションレス指向外部コア・ネットワークは、たとえ
ばインターネットとすることができる。両方のコア・ネットワークが、対応する
サービス・ノード16に結合される。PSTN/ISDNコネクション指向ネッ
トワーク12は、回路交換サービスを提供するモバイル・スイッチング・センタ
(MSC)ノード18として示されたコネクション指向サービス・ノードに接続
される。既存のGSMモデルでは、MSC18が、インターフェースAを介して
基地局サブシステム(BSS)22に接続され、BSS22は、インターフェー
スA’を介して無線基地局23に接続される。インターネット・コネクションレ
ス指向ネットワーク14は、パケット交換型サービスを提供するように調整され
たGeneral Packet Radio Service(GPRS)ノ
ード20に接続される。コア・ネットワーク・サービス・ノード18および20
のそれぞれが、radio access network(RAN)インター
フェースを介してUMTS Radio Access Network(UR
AN)24に接続される。URAN24には、1つまたは複数の無線ネットワー
ク・コントローラ26が含まれる。各RNC26は、複数の基地局(BS)28
と、URAN24内の他のRNCとに接続される。
【0032】 好ましい実施形態では、無線アクセスが、広帯域符号分割多重多元接続(WC
DMA)に基づき、個々の無線チャネルが、CDMA拡散コードを使用して割り
振られる。WCDMAは、マルチメディア・サービスおよび他の高速需要のため
の広い帯域幅、ならびに高品質を保証するためのダイバーシティ・ハンドオフ(
diversity handoff)およびRAKE受信器などの堅牢な機能
を提供する。各移動局24は、基地局20がその特定の移動局からの送信を識別
するため、ならびに移動局が同一区域内に存在する他の送信および雑音からその
移動局にあてられた基地局からの送信を識別するために、それ自体のスクランブ
リング・コードを割り当てられる。ダウンリンク(BSからMSへ)ブロードキ
ャスト・チャネルおよびアップリンク(MSからBSへ)ランダム・アクセス・
チャネルが、図示されている。
【0033】 本発明を使用することができるCDMA無線局トランシーバ30を、機能ブロ
ック図形式で図2に示す。当業者は、本発明に関係しない、CDMAトランシー
バで使用される他の無線トランシーバ機能が、図示されていないことを諒解する
であろう。送信ブランチでは、送信される情報ビットが、拡散器32によって受
け取られ、拡散器32が、拡散コード生成器40によって生成される拡散コード
に従って、使用可能な周波数スペクトル上でこれらの情報ビットを拡散する(広
帯域CDMAの場合、この周波数帯域は、たとえば、5MHz、10MHz、1
5MHz、またはそれ以上である)。コントローラ44が、コード生成器40に
よって供給される拡散コードのどれを拡散器32に供給するかを決定する。コー
ド生成器40によって供給される拡散コードは、CMDA通信システムの無線チ
ャネルに対応する。非常に多数のコード・シンボル(「チップ」と称する場合も
ある)を使用して、各情報ビットをコード化することができるので(WCDMA
システムなどの可変データ・レート・システムでの現在のデータ・レートに依存
する)、拡散動作によって、データ・レートがかなり高くなり、これによって、
信号帯域幅が広がる。拡散信号は、変調器34に供給され、変調器34は、拡散
信号でRF搬送波を変調する。発振器42が、コントローラ44によって選択さ
れた周波数の、適当な無線周波数搬送波を生成する。変調されたRF信号は、ア
ンテナ38によって無線インターフェースを介して送信される前に、RF処理ブ
ロック36内でフィルタリングされ、増幅される。
【0034】 類似するが逆の動作が、トランシーバ30の受信ブランチで実行される。RF
信号が、アンテナ38によって受信され、RF処理ブロック150でフィルタリ
ングされる。処理された信号を、発振器44によって供給される適当なRF搬送
波信号を使用して、RF復調器48内でRF復調して、RF搬送波から複素ベー
スバンド信号を抽出する。通常、受信信号を実数(I)直交成分および虚数(Q
)直交成分に分解するために、RF復調器内で直交ダウンコンバータが使用され
る。この形で、チャネル・フェージングまたは送信器発振器と受信器発振器の間
の位相非同期に起因する着信信号の位相シフトを検出し、補償することができる
。RF復調された複素ベースバンド信号は、同期を得るためにプリアンブル・シ
ーケンスと相関され、その後、ベースバンド受信器46内で、逆拡散コードに従
って逆拡散される。
【0035】 図3を参照すると、ベースバンド受信器46が詳細に示されている。同期プリ
アンブルは、バイナリ・シーケンスであり、プリアンブルマッチドフィルタ/相
関器51に、2つの同一のバイナリ・プリアンブル相関器が含まれ、その一方(
52)は、受信したベースバンド信号のIブランチを相関させ、他方(53)は
、同一の信号のQブランチを相関させる。プリアンブル・シーケンスは、プリア
ンブルマッチドフィルタ51に組み込まれ、逆拡散コードは、コード生成器40
によって生成される。
【0036】 受信された複素ベースバンド・プリアンブル信号は、着信信号との正確な同期
を達成するため、およびベースバンド(RAKE)復調器57で使用され、後に
追跡されるフェージング・チャネル係数の初期値を得るために、対応する同期プ
リアンブル相関器51内で相関される。タイミング情報は、実数相関器52およ
び虚数相関器53からの絶対相関値を閾値と比較することによって、ピーク検出
器54内で得られる。ピーク検出器54は、受信した信号のさまざまなマルチパ
ス成分の遅延(受信器タイミングに対する相対的な)を提供する。タイミング・
ユニット56は、この情報を使用して、マルチパス成分の組合せおよびベースバ
ンド(RAKE)復調器での復調の前に、マルチパス成分の相互遅延を補償する
。検出された相関ピークに対応する複素相関値が、初期チャネル推定器55に保
管され、ベースバンド復調器57で、打ち消される初期フェージング・チャネル
係数として使用される。
【0037】 本発明では、シーケンスの相補ペアからの1つまたは複数の同期パターンとし
て使用する。シーケンスの相補ペアの基本特性は、それらの非周期的自己相関関
数の合計が、すべての非0タイム・シフトについて0になることである。好まし
い例の実施形態では、同期シーケンスが、バイナリ相補シーケンスすなわちゴー
レイ相補シーケンスに基づく。有利なことにゴーレイ相補シーケンスは、すべて
の長さL=2(Nは任意の正の整数)について構成することができ、長さ10
および26についても構成でき、これらの長さの任意の組合せについても構成で
きる。長いシーケンス長の可能性を有することのほかに、多くのゴーレイ相補シ
ーケンスは、低い非周期的自己相関副ローブを有する。以下の文章では、説明の
みの目的でゴーレイ相補シーケンスに焦点を合わせるが、本発明の多くの態様に
、任意の相補シーケンスのペアに属するすべてのシーケンスが含まれる。
【0038】 シーケンスの長さがL=2である場合に、シーケンスの多相相補ペアを構成
する一般的な方法があり、シーケンスのゴーレイ相補ペアは、特殊なバイナリの
場合すなわち2相である。その一般的な構成は、次の再帰関係によって定義され
る。
【0039】 a(k)=δ(k) b(k)=δ(k) a(k)=an−1(k)+W・bn−1(k−D) b(k)=an−1(k)−W・bn−1(k−D) (1) ここで、 k=0,1,2,...,2−1 n=1,2,...,N D=2Pn であり、 a(k)およびb(k)は、長さ2の2つの相補シーケンスであり、 δ(k)は、クロネッカのデルタ関数であり、 kは、タイム・スケールを表す整数であり、 nは、反復回数であり、 Dは、遅延であり、 P、n=1,2,...,Nは、数{0,1,2,...,N−1}の任意
の置換であり、 Wは、単位大きさの任意の複素数である。
【0040】 Wが+1または−1の値を有する場合に、バイナリ(ゴーレイ)相補シーケ
ンスが得られる。すべての可能な置換Pおよびすべての2個の異なるベクト
ルW、(n=1,2,...,N)を使って、N!2個の異なる相補ペアを
構成することが可能である。しかし、長さ2の異なるゴーレイ・シーケンスの
数は、N!2N−1である。
【0041】 遅延が、式(1)で定義されているように2の電力ではない場合、または、す
べての重みづけ係数Wが同一の大きさを有するのでない場合には、式(1)の
構成によって、マルチレベルの相補ペアが作られる。しかし、本発明の多くの態
様は、マルチレベルの相補ペアにも適用される。
【0042】 相補ペアからの両方のシーケンスa(k)およびb(k)の同時生成のた
めの一般的な再帰方式を、図4に示す。図4に示された再帰ゴーレイ・シーケン
ス生成器60は、式(1)で定義された相補ゴーレイ・シーケンスa(k)お
よびb(k)の対を作るが、特に長いコードの場合に、大量のメモリ手段を必
要とする。たとえば、長さL=4096、N=12のシーケンスの場合、12個
の遅延線(DないしD12)が必要であり、最初の遅延線が、D個のメモリ
手段を有し、第2の遅延線が、D個のメモリ手段を有し、以下同様である。し
たがって、メモリ手段の総数は、L−1=2−1になる。というのは、式(1
)によれば、 D+D+...+D=1+2+4+...+2N−1=2−1 になるからである。ゴーレイ相補シーケンスを生成するためのより効率的な(し
たがって、好ましいが必要ではない)手段を、これから説明する。
【0043】 図5に示された直接ゴーレイ相補シーケンス生成器は、図4に示された再帰ゴ
ーレイ・シーケンス生成器60と正確に同一のゴーレイ相補シーケンスのペアを
作る。直接ゴーレイ・シーケンス生成器70には、0から2−1までの循環カ
ウントを可能にするN個のメモリ手段だけを含むモジュロ2カウンタ72が含
まれる。カウンタ72並列出力は、正の整数変数kのバイナリ表現に対応し、こ
こで、
【0044】
【数1】 である。置換器74が、N個の並列出力B(k)ないしB(k)を受け取る
ように結合され、これらのN個の並列出力を、1からNまでの範囲の整数のある
置換に従って置換する。置換器74で使用される置換ベクトルは、式(1)で使
用される置換のすべての数に1を加算することによって得られる。N−1個のA
NDゲートの第1組76が、置換器74の隣接する出力の対からN−1個の並列
出力を作る。第1合計器80が、ANDゲートの第1組76によって生成された
出力の2を法とする合計をとる。ANDゲートの第2組78が、置換器74の出
力のそれぞれと、式(1)で使用されたバイナリ・ベクトルWを使用して、1
を0に、−1を1に写像することによって得られるN個の重みづけ係数W
いしW の組の1つとの論理積をとる。第2合計器82が、ANDゲートの第
2組78によって生成された出力の2を法とする合計をとる。第3加算器84が
、第1加算器と第2加算器の出力の2を法とする合計をとって、バイナリ・シー
ケンスの相補ペアの第1のバイナリ・シーケンスを作る。第4合計器86が、第
3加算器84と、置換器74の最上位出力すなわちBP(N)(k)の2を法と
する合計をとって、シーケンスの相補ペアの第2バイナリ・シーケンスを作る。
写像器88が、アルファベット{0,1}からの要素を有する第1および第2の
バイナリ・シーケンスを、アルファベット{−1,1}からの対応する要素に変
換する。
【0045】 直接ゴーレイ相補シーケンス生成器70は、メモリ効率がよく、かなり低い複
雑さすなわち、従来の線形フィードバック・シフトレジスタ・シーケンス(mシ
ーケンス)生成器に類似する複雑さを有する。これらの特色によって、生成器7
0が、移動体端末のランダム・アクセス・バースト送信器内および基地局送信器
内のシーケンス生成器として特に魅力的になっている。
【0046】 受信器側で、完全なシーケンスを受信した時を正確に検出するために、受信さ
れたスペクトラム拡散信号を、送信されたゴーレイ相補シーケンスと相関させな
ければならない。送信されたゴーレイ相補シーケンスは、最小の非周期的自己相
関を有するように選択されるので、検出された最大相関値が自己相関主ローブに
対応する確度は、非常に高い。任意の同期シーケンスに整合された相関器90の
一般的な簡単な実施形態を、図6に示す。
【0047】 受信信号r(k)が、L−1個のメモリ手段を有する遅延線に供給される。各
入力信号および各メモリ手段ステージが、a(L−1)、a(L−2)、a(L
−3)、...、a(0)によって表されるシーケンスとの相関のために、L個
の乗算器への入力を提供する。乗算器の出力を合計して、相関出力信号R(τ)
を供給する。ゴーレイ相関器90は、相関を実行するには満足なものであるが、
メモリおよびデータ処理に関して非常にコストが高い。たとえば、L=4096
の場合に、4095個のメモリ手段、4096個の乗算器、および4095個の
合計器が必要である。
【0048】 したがって、本発明の好ましい実施形態では、図7に示された、効率的なゴー
レイ相関器(EGC)100を使用する。機能的には、効率的なゴーレイ相関器
100は、式(1)によって定義される相補シーケンスa(k)およびb
k)に直接に対応するマッチドフィルタである。この相関器100を特に魅力的
にしているものは、図6に示された一般的な相関器90に必要なものよりかなり
少ないメモリおよびデータ処理動作を使用することである。
【0049】 効率的なゴーレイ相関器100は、入力信号r(k)の、2つの相補シーケン
スa(k)およびb(k)との相関を同時に実行する。2つのマッチドフィ
ルタ相関器出力Rra(τ)およびRrb(τ)が、対応する非周期的相互相関
関数すなわち、受信した信号r(k)が2つのシーケンスa(k)およびb (k)と一致する度合を表す値である。マッチドフィルタ/相関器100は、式
(1)で定義された重みづけ係数Wの複素共役、W を使用する。
【0050】 したがって、効率的なゴーレイ相関器100は、各ステージが第1および第2
の並列処理ブランチを有するN個の直列に連結された処理ステージを使用して、
受信したスペクトラム拡散信号r(k)を長さL=2のゴーレイ相補シーケン
スのペアと相関させる。各処理ステージの第1処理ブランチに供給される入力信
号R (n−1)(k)が、対応する遅延線D(n=1,...,N)の第1
メモリ手段に保管され、同一の遅延線Dの最後のメモリ手段の内容が、同一の
処理ステージの加算器(第1ブランチ内)および減算器(第2ブランチ内)に入
力される。同一ステージの第2処理ブランチに供給される入力信号R (n−1 (k)は、乗算器内で対応する重みづけ係数W をかけられるが、この重み
づけ係数W は、式(1)で定義された重みづけ係数Wの複素共役である。
乗算器の出力は、減算器の負入力および第1ブランチの加算器に入力される。加
算器の出力R (n)(k)は、次の連続するステージの遅延線に入力される。
減算器の出力R (n)(k)は、次の連続するステージの乗算器に入力される
。第1処理ステージの第1処理ブランチおよび第2処理ブランチへの入力信号R (0) (k)およびR (0)(k)は、受信したスペクトラム拡散信号r(
k)に対応する。
【0051】 第N処理ステージの第1処理ブランチの出力によって、受信したスペクトラム
拡散信号とシーケンスのゴーレイ相補ペアの第1シーケンスa(k)との相互
相関Rra(k)が作られる。第N処理ステージの第2処理ブランチの出力によ
って、受信したスペクトラム拡散信号とシーケンスのゴーレイ相補ペアの第2シ
ーケンスb(k)との相互相関Rrb(k)が作られる。
【0052】 EGCでの乗算の回数は、log(L)に等しい。対照的に、図6に示され
たゴーレイ・シーケンス相関器の簡単なマッチドフィルタ実施形態90は、2・
Lに対応するはるかに多数の乗算を必要とする。簡単な実施形態90が、相補ペ
アの相関に2つの相関器を必要とするが、効率的なゴーレイ相関器100が、相
補ペアを同時に相関させることに留意されたい。効率的なゴーレイ相関器100
での加算の回数は、2・log(L)であり、簡単なマッチドフィルタ実施形
態90の場合(2・(L−1)になる)より少ない。効率的なゴーレイ相関器1
00に必要なメモリ手段の数は、L−1であるが、図6に示された一般的な相関
器90は、シーケンスの対の相関のために(2(L−1))個のメモリ手段を2
組必要とする。したがって、効率的なゴーレイ相関器100では、ICスペース
が節約され、処理演算が減らされ、電力が節約され、コストが減らされる。
【0053】 本発明は、移動局が基地局に対応するランダム・アクセス・チャネルを介して
メッセージを送信する時に移動局と基地局の間の同期を提供する、特に有利な制
限的でない応用分野を有する。そのようなランダム・アクセス・チャネルの1つ
の例のフォーマットを、図8Aおよび図8Bに関して説明する。ランダム・アク
セス・チャネル・フォーマットは、移動局が、特定のフレーム境界に対する複数
の明瞭に定義された時間オフセットでランダム・アクセス・チャネル上で送信を
行うことができる、スロット付きアロハ(slotted ALOHA)手法に
基づく。異なる時間オフセットが、アクセス・スロットとして図示され、1.2
5ミリ秒だけ離隔する。現在のセルでどのアクセス・スロットが使用可能である
かに関する情報が、ダウンリンク・ブロードキャスト・チャネル上で基地局によ
ってブロードキャストされる。フレーム境界も、現在のセルのブロードキャスト
・チャネルによって定義される。ランダム・アクセス・バーストに、2つの部分
すなわち、1ミリ秒の長さを有するプリアンブル部分と、10ミリ秒の長さを有
するメッセージ部分が含まれる。プリアンブルとメッセージの間に、たとえば0
.25ミリ秒のアイドル時間期間をおくことができ、これによって、プリアンブ
ルの検出(相関)およびメッセージの後続のオンライン処理が可能になる。
【0054】 移動局によって実行されるランダム・アクセス手順を、図9に示されたランダ
ム・アクセス(MS)ルーチン(ブロック200)に関して説明する。当初、移
動局は、特定の基地局呼に対する同期を獲得しなければならない(ブロック21
0)。背景で説明したように、移動局は、この初期同期化を、最も低いパス損失
を有する基地局のセル検索中に実行する。移動局は、基地局ブロードキャスト・
チャネルに同調し、ブロードキャスト信号を処理して、同期シーケンスを検出す
る。1つの例の実施形態では、同期化が、2つのステップに分解される。第1ス
テップでは、移動体が、すべての基地局に共通の主同期シーケンスを検出する。
最も強い相関または最大の相関を検出した後に、移動局は、第2ステップを実行
し、この第2ステップでは、移動局が、この基地局に特有の第2同期シーケンス
を相関させる。
【0055】 特定のセルへの同期を獲得した後に、移動局は、ダウンリンク・ブロードキャ
スト・チャネルから、この特定のセルで使用されるランダム・アクセス・プリア
ンブル拡散コードおよびメッセージ・スクランブリング・コードに関する情報を
、使用可能なプリアンブル・シグネチャ、使用可能なランダム・アクセス・チャ
ネル・アクセス・スロット、および他の情報に関する情報と共に獲得する(ブロ
ック220)。その後、移動局は、使用可能なものからアクセス・タイム・スロ
ットおよびシグネチャを選択する(ブロック230)。その後、移動局は、選択
されたアクセス・タイム・スロット中に、シグネチャおよびプリアンブル拡散コ
ードを使用してランダム・アクセス・バーストを生成する(ブロック240)。
【0056】 移動局によって送信されたランダム・アクセス・バーストは、図10に流れ図
形式で示されたランダム・アクセス(BS)ルーチン(ブロック300)と共に
説明するように、基地局で受信され、正しく相関されなければならない。基地局
は、コンポジットRF信号を受信し、その信号をベースバンドに変換し、ベース
バンド信号を1つまたは複数のプリアンブル・シーケンスと相関させる(ブロッ
ク310)。具体的に言うと、基地局は、マッチドフィルタ・タイプの相関器を
使用して、ベースバンド・コンポジット信号をプリアンブル・シーケンスと相関
させる(ブロック320)。その後、最大相関ピークを検出し、これを使用して
、フレーム、スロット、およびチップの同期タイミング情報を推定する。ピーク
検出器(たとえば54)が、受信した信号のさまざまなマルチパス成分の相対(
受信器タイミングに対する)遅延を供給する(ブロック330)。推定されたタ
イミング情報を、ランダム・アクセス・チャネル・バーストのメッセージ部分の
復調のためにRAKEコンバイナ(たとえば57)に供給する(ブロック340
)。タイミング・ユニット(たとえば56)が、RAKE復調器(たとえば57
)での組合せおよび復調の前に、マルチパス成分の相互遅延を補償する。検出さ
れた相関ピークに対応する複素相関値を、RAKE復調器で打ち消される初期フ
ェージング・チャネル係数として使用する。
【0057】 図11に示されたランダム・アクセス・チャネル(RACH)プリアンブル相
関器400は、使用するメモリの量に関して特に効率的である。効率性は、シグ
ネチャ・バイナリ・シーケンスとプリアンブル拡散コードを直列に(階層的に)
連結することによって達成される。すなわち、シグネチャ・シーケンスの各バイ
ナリ・ビットが、同一のプリアンブル拡散コードによって拡散される。受信信号
は、マッチドフィルタ410内で、たとえばTmax=256チップの長さを有
する、プリアンブル拡散コードと相関される。マッチドフィルタ410によって
作られる中間相関値は、乗算器420で、たとえば16の長さを有するシグネチ
ャ・シーケンス(ブロードキャスト・チャネルを介して基地局によって供給され
る)の要素をかけられる。合計器430が、乗算器420の出力と、マッチドフ
ィルタの長さ、たとえば256と同一の要素数を有する遅延線420の出力と合
計する。合計器430の出力は、遅延線440に入力され、ピーク検出器450
に供給される。プリアンブル相関器400は、受信信号r(k)の期待される遅
延τが、|τ|<Tmaxになるように制限され、Tmaxが、プリアンブル拡
散コードの長さであるという条件の下で、望み通りに動作する。
【0058】 相関演算は、その間にランダム・アクセス・バーストが受信されると期待され
るタイム・ウィンドウ、たとえば256チップと同期化される。このタイム・ウ
ィンドウの長さは、移動局が基地局とのダウンリンク同期または主同期を既に達
成していることが前提になっている。連続する256チップ・ウィンドウのそれ
ぞれについて、そのウィンドウについてマッチドフィルタ410によって生成さ
れる256個の相関値に、16シンボル長のシグネチャ・シーケンスの1シンボ
ルをかける。その後、シグネチャ・シーケンスの次のシンボルを、次の256チ
ップ・タイム・ウィンドウの開始時に選択する。乗算された相関値を、前のタイ
ム・ウィンドウ内の同一の相対時間位置で実行された前の合計の結果と合計する
。前の合計の結果は、遅延線440の出力から得られ、その後、現在の合計の結
果が、遅延線440に保管される。ピーク検出器450に出力される最終相関値
は、16個のタイム・ウィンドウすなわち、256チップ・タイム・ウィンドウ
内の各時間位置での合計の16回の繰り返しの後に供給される。したがって、反
復のそれぞれで、値256の中間相関ピークが積分されるので、完全な相関ピー
クは4096に等しくなる。ピーク検出器450は、I受信器ブランチおよびQ
受信器ブランチの両方から相関値を受け取り、絶対相関値または自乗絶対相関値
を計算する。ピーク検出器450は、たとえば図3に示されたRACH受信器の
残りに接続される。
【0059】 RACHプリアンブル相関器400は、従来の相関器よりかなり少ないメモリ
を必要とするので、特に効率的である。たとえば、L=4096の場合、RAC
Hプリアンブル相関器400は、511個のメモリ手段だけを必要とするが、図
6に示された一般的な相関器90は、4095個のメモリ手段を必要とする。
【0060】 プリアンブル相関器400の構造のメモリ削減の利益は、図12に示された、
図11に示されたものに類似する構造を有するメモリ効率のよいゴーレイ・シー
ケンス相関器500の実施に有利に使用される。相関器500では、必要な加算
および乗算の数が減っている。図12に示された効率的なゴーレイ相関器500
は、長さL=2=J・Tmaxのゴーレイ・シーケンスの、2つのより短い長
さTmaxの構成要素相補シーケンスA(k)およびB(k)の関数としての表
現に基づく。この関数は、シーケンスの相補ペアの式(1)での一般的な再帰構
成の結果である。すなわち、一般的な再帰構成が、相補シーケンスの任意の対か
ら開始される場合、すなわち、初期ベクトルa(k)およびb(k)が、 a(k)=A(k) b(k)=B(k), k=0,1,2,...,Tmax−1 になるように選択され、A(k)およびB(k)が、長さTmaxの2つの相補
シーケンスである場合に、結果の長さL=2=J・Tmaxの相補シーケンス
のペアが、J回の反復の後に生成される。式(1)のすべての遅延Dが、構成
要素シーケンスの長さ(Tmax)をかけられる。
【0061】 受信された信号r(k)は、たとえば長さL=256チップを有する、図7に
示された効率的なゴーレイ相関器510によって受け取られることが好ましい。
効率的なゴーレイ相関器510は、シーケンスのゴーレイ相補ペアに対応する2
つの相互相関値RrA(τ)およびRrB(τ)を生成する。スイッチまたはセ
レクタ520が、この2つの相関値を受け取る。「インターリービング信号」と
称する制御信号が、セレクタ520を制御して、「0」が供給される場合にはR rA (τ)相関値、「1」が供給される場合にはRrB(τ)相関を選択する。
これによって、セレクタ520が、インターリーブ化シーケンスの現在の値に基
づいて、連続するタイム・ウィンドウのそれぞれの間の相関値の中間対の1つを
交互に供給する。より短い構成要素シーケンスの連結の順序は、インターリーブ
化シーケンスによって決定される。シグネチャが長さ16を有するこの例のイン
ターリーブ化シーケンスは、やはり16に等しい長さを有する。セレクタ520
の出力は、乗算器420で、乗算器420内の現在の256チップ・タイミング
・ウィンドウに対応するシグネチャのシンボルの1つをかけられる。乗算器42
0、合計器430、遅延線440、およびピーク検出器450で実行される動作
は、図11に関して説明したものに類似する。図11からの方式の場合と同様に
、メモリ効率のよいゴーレイ相関器400は、受信信号r(k)の期待される遅
延τが、|τ|<Tmaxになるように制限され、Tmaxが、構成要素相補シ
ーケンスの長さであるという条件の下で、望み通りに動作する。
【0062】 相関器500は、図11の相関器400と同数のメモリ手段を有するが、乗算
器と加算器の数はそれよりかなり少ない。図11のマッチドフィルタ・プリアン
ブル拡散コード相関器410の代わりに使用されるEGC510のより高い効率
のゆえに、総合効率が改善される。
【0063】 より高い容量が望ましいセルでは、複数の同期シーケンスの組を構成すること
が有用である。より多くの同期シーケンスによって、より多くの容量の可能性が
もたらされる。そのような組のシーケンスは、相互相関を最小にするために直交
であることが好ましい。本発明は、式(1)の再帰構成からのゴーレイ・シーケ
ンスの直交する組の効率的な生成を提供する。
【0064】 直交ゴーレイ・シーケンスの組は、置換Pのそれぞれについて、すなわち、
遅延Dの組のそれぞれについて、長さNのL/2=2N−1個のベクトルW(
v,n)の適当な組すなわち、v=0,1,...,2N−1−1およびn=1
,2,3,...,Nを選択することによって、式(1)から生成することがで
きる。各ベクトルW(v,n)によって、相補ゴーレイ・シーケンスの対が作ら
れる。その結果、合計2個のシーケンスが、長さ2のゴーレイ・シーケンス
の直交の組で提供される。
【0065】 式(1)からゴーレイ・シーケンスの直交の組を作る長さNの2N−1個のベ
クトルW(v,n)の組は、たとえば、2つの異なる形で生成することができる
。第1のアルゴリズムは、
【0066】
【数2】 であり、ここで、B(x)は、ある正整数xのNビット長バイナリ表現の第n
ビットすなわち、
【0067】
【数3】 である。第2のアルゴリズムは、次式によって与えられる。
【0068】
【数4】
【0069】 以下の例示的な例を検討されたい。長さL=8=2、N=3のゴーレイ・シ
ーケンスの直交の組を、式(1)を使用して得ると仮定する。数{0,1,2}
の任意の置換P={P,P,P}から始めて、P={0,2,1}である
ものとする。長さ3の必要な重みづけベクトルW(v,n)は、式(2a)から
得られ、これを次の表1に示す。
【0070】
【表1】 結果の直交の長さ8のゴーレイ・シーケンスの組S(u,k)を、表2に示す。
【0071】
【表2】 対応する4相コードを得るために、各ゴーレイ・シーケンスに、定数複素数(1
+j)/√2、(ここでj=√−1)をかけることができる。
【0072】 RACHプリアンブルに対する直交ゴーレイ・シーケンスの特定の有利な応用
例を、図13に示されたメモリ効率のよいゴーレイ相関器に関して説明する。図
13に、複数のプリアンブル・シーケンスを使用することができるRACHプリ
アンブル相関器600を実施する、本発明の好ましい例の実施形態を示す。図1
3の相関器のバンク内に示された32個の相関器のそれぞれが、図12に示され
た相関器500に類似する形で動作する。構成要素シーケンスが、Tmax=2
56の長さであり、置換ベクトルP、および重みづけ付けベクトルWが、1
6の長さである場合に、相補ペアの各シーケンスの結果の全長は、4096にな
る。シーケンスA(k)およびB(k)からなる結果のゴーレイ・シーケンスは
、8回繰り返され、これが、置換ベクトルPに依存する「インターリービング
」関数を使用して、セレクタ520によって多重化される。インターリービング
関数I(k)が、最初の16個の直交プリアンブルに共通であり、インターリ
ービング関数I(k)が、残りの16個の直交プリアンブルに共通である。各
プリアンブルは、独自の「シグネチャ」シーケンスを有し、このシグネチャ・シ
ーケンスは、重みづけ関数Wおよび置換ベクトルPに依存する。インターリ
ービング関数によって、送信されたプリアンブルの構造に従って、EGCの一方
または他方の出力が選択される。
【0073】 長さ256の共通の構成要素シーケンスA(k)およびB(k)(および共通
のインターリービング関数)を有する、長さ4096の16個のゴーレイ・シー
ケンスの第1の直交の組は、長さ16の単一の置換ベクトルを、式(2)による
8つの重みづけベクトルと共に選択することによって得られる。式(1)のすべ
ての遅延Dに、構成要素シーケンスの長さ(Tmax=256)をかける。
【0074】 同一の構成要素シーケンスA(k)およびB(k)を有するが、もう1つのイ
ンターリービング関数I(k)に従ってもう1つのセレクタ610によってイ
ンターリーブされる、長さ4096の追加の16個の直交ゴーレイ・シーケンス
は、下記によって得られる。
【0075】 a(k)=B(k) b(k)=A(k), k=0,1,2,...,Tmax−1 直交ゴーレイ・シーケンスの追加の組を得るために式(1)で使用される置換ベ
クトルおよび重みづけベクトルは、直交ゴーレイ・シーケンスの第1の組と同一
である。合計で、長さ256の共通する構成要素シーケンスを有する長さ409
6の32個の直交ゴーレイ・シーケンスがある。一般に、J=L/Tmaxであ
るものとして、2J個のそのような直交ゴーレイ・シーケンスを生成することが
可能である。
【0076】 これらのインターリービング関数およびシグネチャ関数を、上の表1および表
2で与えられるものと同一の例を使用する長さ8のゴーレイ・シーケンスの直交
の組によって示す。Tmax=2であり、構成要素シーケンスがA(k)={1
,1}およびB(k)={1,−1}である場合に、表2で与えられたシーケン
スの組を、表3に示されるように表すことができる。
【0077】
【表3】 インターリービング関数I(k)およびI(k)は、 I(k)={0,0,1,1}およびI(k)={1,1,0,0} であり、ここで、「0」の値によって、シーケンスA(k)との相互相関が選択
され、「1」の値によって、シーケンスB(k)との相互相関が選択される。し
たがって、インターリービング関数I(k)は、I(k)を反転した版であ
る。最初の4つの「シグネチャ」関数を下に示す。
【0078】 シグネチャ0={1,1,1,−1}、シグネチャ1={1,−1,1,1
}、 シグネチャ2={1,1,−1,1}、シグネチャ3={1,−1,−1,
−1} 他の4つのシグネチャ関数の値は、同一すなわち、シグネチャ4=シグネチャ0
、シグネチャ5=シグネチャ1、シグネチャ6=シグネチャ2、およびシグネチ
ャ7=シグネチャ3である。
【0079】 本発明の前の例の応用例は、移動局によって送信されたランダム・アクセス・
バーストを受信し、同期化するために基地局によって使用される1つまたは複数
の相関器に対するものである。前に述べた本発明のもう1つの例の有利な応用例
は、移動局内で使用されるセル検索相関器に対するものである。初期セル検索中
に、移動局は、最も低いパス損失を有する基地局を検索する。その後、移動局は
、基地局のタイム・スロットおよびフレーム同期と、基地局に関連するダウンリ
ンク・スクランブリング・コードを判定する。初期セル検索は、3ステップすな
わち、(1)スロット同期化、(2)フレーム同期化およびコード・グループ識
別、および(3)スクランブリング・コード識別で行われる。この、本発明の他
の非制限的な例の応用例は、第1および第2のステップ(1)および(2)に関
する。
【0080】 移動局でのスロット同期化手順では、各タイム・スロットの先頭ですべての基
地局によってブロードキャストされる、すべての基地局に共通の主同期コードを
使用する。同期化手順は、着信信号を主同期コードと相関させることからなる。
相関器の出力によって、移動局の範囲内の各基地局からの各放射線のピークが生
成される。最も強いピークの位置を検出することによって、最も強い基地局の、
タイム・スロット長を「法」とするタイミングが与えられる。
【0081】 スロット同期化は、移動局の観点からはクリティカルなステップである。とい
うのは、この動作が、移動局がある他の基地局へのリンクを既に有する場合であ
っても、常時実行されるからである。したがって、主同期コードに関する移動局
の相関器の実装の複雑さは、可能であれば最小にしなければならない。そのよう
な最小化は、主同期コードの特殊な構造を利用することによって達成することが
できる。その一方で、主同期化コードは、移動局が所望の主ローブではなく副ロ
ーブに同期する可能性を最小にするために、最小の非周期的自己相関副ローブを
有しなければならない。
【0082】 セル検索主同期コードに関するこの後者の要件は、その開示が参照によって本
明細書に組み込まれる、本願の譲受人に譲渡された米国特許出願第09/135
247号明細書、表題「Communication Methods and
Apparatus Based on Orthogonal Hadam
ard−Based Sequences Having Selected
Autocorrelation Properties」、1998年8月1
7日出願で提案されているように、ゴーレイ相補シーケンスを使用することによ
って満たすことができる。その特許出願書では、最初のセル検索ステップで使用
する、ゴーレイ相補シーケンスに基づく主同期コードのマッチドフィルタリング
の効率的な方法が指定されていない。幸い、本発明は、主同期コードとしてゴー
レイ相補シーケンスを使用する効率的な実施形態を提供する。
【0083】 図7に示されたEGC100に類似する効率的なゴーレイ相関器を、セル検索
の第1ステップで主同期コード相関器として使用することによって、たとえば階
層主同期コードに整合された図11に示された相関器400に類似する階層相関
器(HC)より大きい実施の利益がもたらされる。長さ256の階層コードは、
UTRAシステムの1提案に含まれるように、長さ16の2つの構成要素シーケ
ンスの、直列すなわち階層的な連結によって得られる。好ましい実施形態では、
主同期コードの長さが、256チップである。長さ256のゴーレイ相補シーケ
ンスは、最小の最大絶対非周期的自己相関副ローブ(MAS)値を有するので、
主セル検索コードとしての応用に最適である。長さ256のすべてのゴーレイ相
補シーケンスについて得られた最小MAS値は、12である。MAS=12を有
するゴーレイ・シーケンスの対の1つが、次式によって定義される。
【0084】 P={6,3,7,2,1,4,0,5}およびW={1,−1,−1,
1,1,−1,1,1} (3) EGCのメモリ・ビット数Nmemは、各遅延線のメモリ・セルの数と、最初の
遅延線の後で、メモリ・セル・ワード長が、新しい遅延線ごとに1つ増えるとい
う事実を考慮することによって計算することができる。受信信号の1ビット量子
化を前提にすると、次のようになる。
【0085】 Nmem (EGC)=1・2+2・2+3・2+4・2+5・2
6・2+7・2+8・2=849 階層相関器(HC)は、長さ16の1つの簡単な相関器と、長さ16の15個の
遅延線を必要とする。そのような遅延線のそれぞれのメモリ・セル・ワード長は
、5ビットである。したがって、このHCについて、Nmem (HC)=1・1
6+(5・16)・15=1216である。
【0086】 EGCによって相関されたゴーレイ相補シーケンスは、階層シーケンスに対す
る下記の利点を提供する。 ・加算器の数が、HCの30個に対してEGCでは16個である。 ・乗算器の数が、HCの32個に対してEGCでは8個である。 ・メモリ・ビットの数が、EGCではHCの場合より30%少ない。 ・ゴーレイ相補シーケンスでは、非周期的自己相関副ローブの最大絶対値が、階
層シーケンスの1/3である。
【0087】 本発明のもう1つの例の実施形態では、因数分解された効率的なゴーレイ相関
器を提供する。長さ256のそのような相関器を、図14に示す。因数分解され
た形で表されたゴーレイ・シーケンスは、たとえば長さ64の、2つのより短い
構成要素(相補)シーケンスの連結として構成することができる。その場合に、
相関器700に、図7に示されたものに類似する、長さ64の効率的なゴーレイ
相関器710、長さ64の遅延線720、730、740、および750、乗算
器790、および加算器760、770、および780が含まれる。乗算器の総
数は、多くとも10であり、加算器の総数は、15に等しい。加算器の数が、長
さ256のEGCの場合より1つ少ないことに留意されたい。遅延線の実際の数
は、インターリーブ化シーケンスに依存する。
【0088】 相関器700は、受信器局部発振器の可干渉時間がシーケンス長より短い(た
とえば、多くとも64チップである)時に有用になる可能性がある。その結果、
中間相関値の最適下限の非コヒーレント積分が必要である。言い換えると、相関
器700を用いると、中間相関値のコヒーレントおよび非コヒーレントの両方の
積分が可能になる。図14の例の相関器700は、コヒーレントである。この例
では、長さ256のゴーレイ・シーケンスが、{−B,B,A,A}と表され、
ここで、AおよびBは、長さ64の相補シーケンスである。
【0089】 セル検索の第2ステップでは、長さ256チップの17個の第2同期コード(
SSC)の組を使用することができる。SSCは、主同期コード(PSC)に対
して直交しなければならない。主同期コードが、本発明の1つの例の応用例によ
るゴーレイ相補シーケンスであると仮定すると、17個の直交SSCの組を生成
する方法の1つが、その開示を参照によって本明細書に組み込まれる、本願の譲
受人に譲渡された米国特許出願第09/135247号明細書、表題「Comm
unication Methods and Apparatus Base
d on Orthogonal Hadamard−Based Seque
nces Having Selected Autocorrelation
Properties」、1998年8月17日出願で提案されている。SS
Cの直交の組は、PSCに同一の長さの17個の異なるウォルシュ(Walsh
)関数をかけることによって生成される。そのようなSSCの組を用いると、実
装の複雑さを減らすために、セル検索の第2ステップで高速アダマール(Had
amard)変換(FHT)プロセッサを使用することができるようになる。さ
らに、PSCが、ゴーレイ相補シーケンスである場合に、そのゴーレイPSCに
異なるウォルシュ関数をかけることによって得られるシーケンスの組が、ゴーレ
イ・シーケンスの直交の組をもたらす。この場合、これらのSSCを、上で説明
した主同期コード相関手順に類似するEGCのバンクを使用して検出することも
できる。本発明によるそのようなEGCのバンクは、必要な動作の数に関して、
FHTに基づく相関よりも効率的である。
【0090】 SSCに関する追加要件は、第2同期コードから主同期コード相関器への干渉
を最小にするために、PSCと17個のSSCのそれぞれとの間の非周期的相互
相関を小さくすることである。この場合では、式(2)を使用して長さ256チ
ップの256個の直交ゴーレイ・シーケンスの完全な組を生成し、これらのゴー
レイ・シーケンスの1つを主同期コードとして選択し、その後、それぞれが、あ
る適度な閾値未満の、主同期コードとの最大絶対非周期的相互相関を有する、1
7個の第2同期コードを選択することが有利である。たとえば、PSCが、式(
1)および(3)によって生成されたa(k)シーケンスであると仮定すると、
42の閾値以下のPSCとの最大絶対非周期的相互相関を有する17個のSSC
の組は、式(3)と同一の置換ベクトルと、下記の重みづけベクトルによって定
義される。
【0091】 WSSC1={ 1 1 1 −1 1 1 −1 1}、(a) WSSC2={ 1 −1 1 −1 −1 −1 1 1}、(b) WSSC3={−1 1 1 −1 −1 1 1 1}、(b) WSSC4={−1 1 1 −1 −1 −1 −1 1}、(a) WSSC5={−1 1 −1 1 1 −1 1 1}、(b) WSSC6={−1 −1 1 −1 −1 1 1 1}、(b) WSSC7={−1 −1 1 −1 −1 −1 −1 1}、(a) WSSC8={−1 −1 −1 1 1 1 1 1}、(b) WSSC9={−1 −1 −1 1 1 −1 1 1}、(a) WSSC10={−1 −1 −1 1 1 −1 −1 1}、(a) WSSC11={−1 −1 −1 1 −1 −1 1 1}、(b) WSSC12={−1 −1 −1 1 −1 −1 −1 1}、(a) WSSC13={−1 −1 −1 1 −1 −1 −1 1}、(b) WSSC14={−1 −1 −1 −1 1 1 1 1}、(a) WSSC15={−1 −1 −1 −1 1 1 −1 1}、(a) WSSC16={−1 −1 −1 −1 −1 1 1 1}、(a) WSSC17={−1 −1 −1 −1 −1 1 −1 1}、(a) (4) 対応するシーケンスSSCnは、重みつけベクトルWSSCnが(1)で置換
される時に、ゴーレイ・シーケンスa(k)またはb(k)に等しい((4)で
は、各ベクトルに付加された括弧内に示されている)。SSCは、PSCの場合
と同様に、17個(またはそれ未満)のEGCの対応するバンクを使用して検出
することができる。
【0092】 改良された実装効率に加えて、ゴーレイ相補ペアシーケンスに基づく同期コー
ドは、たとえば連結された直交ゴールド・シーケンスに基づく同期シーケンスと
比較して、最大絶対非周期的自己相関副ローブ(MAS)に関して優れた性能を
提供する。この比較を、図15および図16のグラフによって示す。図15は、
直列に連結された直交ゴールド・シーケンスの非周期的自己相関関数のグラフで
ある。0遅延に対応するサンプルに実質的な最大値があるが、さまざまな非0遅
延に、誤った相関検出を引き起こす可能性があるかなりの最大ピークもあること
に留意されたい。対照的に、図16のグラフでは、ゴーレイ相補ペアシーケンス
に基づく同期コードについて、副ローブがはるかに低く、ランダム・アクセス検
出に重要な範囲(すなわち、主ローブから±255チップ)内で、副ローブが他
の部分よりさらに低いことが示されている。
【0093】 ランダム・アクセス・プリアンブルとしての直交ゴーレイ相補シーケンスの適
用に関して、その非周期的自己相関特性を、一般的なプリアンブル拡散コードを
用いる直交シグネチャの直列連結によって得られる直交プリアンブルの別の組の
それと比較することが重要である。比較のパラメータは、組のプリアンブルのそ
れぞれの最大絶対非周期的自己相関副ローブ(MAS)である。現在開発中のU
TRAシステムを対象とする、この例の比較では、本発明による長さ4096の
16個の直交ゴーレイ・シーケンスの組を、直交ゴールド・シーケンスに基づく
RACHプリアンブルに関するもう1つのUTRA提案と比較する。表4に、長
さ256の、2つのより短い構成要素相補シーケンスA(k)およびB(k)の
関数としての16個のゴーレイ・シーケンスを示す。
【0094】
【表4】
【0095】 この構成要素ゴーレイ・シーケンスA(k)およびB(k)は、置換 P={0,2,1,5,6,4,7,3} および重みづけ W={1,−1,1,−1,1,−1,−1,1} を使用して、式(1)から得られる。
【0096】 上で定義した16個の直交ゴーレイ・シーケンスの組のMAS値と、UTRA
に関するもう1つの提案に記載された一般的なプリアンブル拡散コード(プリア
ンブル拡散コード数n=1)によって拡散された16個の直交シグネチャから得
られる16個の連結された直交ゴールド・シーケンスの組のMAS値を、表5に
示す。
【0097】
【表5】
【0098】 前に説明したように、ランダム・アクセス・プリアンブルは、移動端末が基地
局タイミングに関する基本情報を既に有するので、基地局受信器に対して完全に
非同期ではないが、基地局と移動端末の間のラウンドトリップ伝搬遅延によって
導入される不確実性がある。適度な仮定の1つが、ラウンドトリップ遅延が多く
とも255チップであり、したがって、ランダム・アクセス・プリアンブルの非
周期的自己相関関数が、実際には、主ローブから±255チップの領域でのみ重
要であるということである。主ローブから±255チップの領域内の非周期的自
己相関副ローブの最大絶対値を、前に説明した長さ4096の直交ゴーレイ・シ
ーケンスおよび連結された直交ゴールド・シーケンスについて、表6に示す。
【0099】
【表6】 表6には、直交ゴーレイ・シーケンスが、主ローブから±255チップの領域で
、連結された直交ゴールド・シーケンスより25倍低い自己相関副ローブを有す
ることが示されている。
【0100】 特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、当業者は、本発明が、本明
細書で説明され図示された特定の実施形態に制限されないことを諒解するであろ
う。図示され説明されたもの以外の異なるフォーマット、実施形態、および適応
ならびに多数の修正、変形、および同等の配置を使用して、本発明を実施するこ
ともできる。したがって、本発明をその好ましい実施形態に関して説明してきた
が、この開示が、例示的であるのみであって、決して制限的ではなく、単に本発
明の例示であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を有利に使用することができる、例の移動体通信システムの機能ブロッ
ク図である。
【図2】 本発明を有利に使用することができる、例の無線局トランシーバの機能ブロッ
ク図である。
【図3】 図2の無線局トランシーバの受信器チェーン内のベースバンド処理ブロックの
追加の詳細を示す機能ブロック図である。
【図4】 再帰ゴーレイ・シーケンス生成器の図である。
【図5】 直接ゴーレイ・シーケンス生成器の図である。
【図6】 一般的なタイプの相関器の図である。
【図7】 効率的なゴーレイ相関器の図である。
【図8A】 ランダム・アクセス・チャネルを介するランダム・アクセス・バーストのシグ
ナリング・フォーマットを示す図である。
【図8B】 ランダム・アクセス・チャネルを介するランダム・アクセス・バーストのシグ
ナリング・フォーマットを示す図である。
【図9】 移動局によって実行されるランダム・アクセス・ルーチンの手順を示す流れ図
である。
【図10】 基地局によって実行されるランダム・アクセス・ルーチンを示す流れ図である
【図11】 連結されたシーケンスに基づく特定のランダム・アクセス・チャネル・プリア
ンブル相関器の図である。
【図12】 本発明の例の実施形態を組み込まれた、やはり連結されたシーケンスに基づく
ランダム・アクセス・プリアンブル相関器を示す図である。
【図13】 本発明の例の実施形態が使用される、ランダム・アクセス・プリアンブル相関
器のバンクを示す図である。
【図14】 因数分解された効率的なゴーレイ相関器を実施する、本発明のもう1つの例の
実施形態のブロック図である。
【図15】 ランダム・アクセス・プリアンブル相関器の、遅延に対する自己相関値を示す
グラフである。
【図16】 本発明の例の実施形態を実施するランダム・アクセス・プリアンブル相関器の
、遅延に対する自己相関値を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (69)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2のトランシーバによって送信された信号の相関を第1の
    トランシーバで求めるための方法であって、 ペア相補シーケンスに対応するマッチドフィルタを使用して受信信号と前記ペ
    ア相補シーケンスとの相関を求めるステップと、 前記マッチドフィルタからのピーク出力を検出するステップと、 検出されたピーク出力を使用して、前記第1のトランシーバと前記第2のトラ
    ンシーバとの間の送信の同期をとるためのタイミング推定値を生成するステップ
    と、
  2. 【請求項2】 前記ペア相補シーケンスは、前記相補シーケンスの0でない
    すべての遅延に対する最小非周期自己相関副ローブ値と、前記相補シーケンスの
    0の遅延に対する最大自己相関主ローブ値と、を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 さらに、 受信信号に含まれるメッセージを復調するための初期減衰チャネル係数として
    、検出されたピーク出力に対応する複素相関値を使用するステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 マッチドフィルタにより、受信信号と前記ペア相補シーケン
    スの両方との相関を同時に求めることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 マッチドフィルタにより、受信信号と前記ペア相補シーケン
    スとの相関を再帰的に求めることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 第1のトランシーバは基地局であり、第2のトランシーバは
    移動局であって、ランダム・アクセス・チャネル経由で前記移動局から前記基地
    局に送信されたランダム・アクセス・メッセージのプリアンブル部分として、一
    方のシーケンスを使用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記相補シーケンスが長さ2またはそれ以上のゴーレイシー
    ケンスであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 短いほうのゴーレイシーケンスのペアを連結することにより
    、前記ゴーレイシーケンスのそれぞれが生成されることを特徴とする請求項7に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 第1のトランシーバが移動局で、第2のトランシーバが基地
    局であり、ブロードキャスト・チャネル経由で前記基地局によって送信された同
    期シーケンスとして、一方のシーケンスを使用することを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 さらに、 複数のマッチドフィルタを採用し、それぞれの前記マッチドフィルタは直交す
    るペア相補シーケンスに対応しており、ピーク出力が前記マッチドフィルタのう
    ちの1つから検出されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記相補シーケンスのペアは以下の式に従って決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 a(k)=δ(k) b(k)=δ(k) a(k)=an−1(k)+W・bn−1(k-D) b(k)=an−1(k)−W・bn−1(k-D)、 ただし、k=0,1,2,...,2−1、n=1,2,...,Nとして、
    =2Pn、a(k)およびb(k)は長さ2の相補シーケンスのペア
    、δ(k)はクロネッカーのデルタ関数、kは時間尺度を表す整数、nは反復回
    数、Dは遅延、P(n=1,2,...,N)は数{0,1,2,....
    ,N−1}の任意の順列、Wは大きさ1の任意の複素数である。
  12. 【請求項12】 第1のトランシーバで同期シーケンスを生成して第2のト
    ランシーバに送信する方法であって、 前記相補シーケンスのペアが前記シーケンスの0でないすべての遅延に対する
    最小非周期自己相関副ローブ値と前記バイナリ・シーケンスの0の遅延に対する
    最大自己相関主ローブ値とを有するペア相補シーケンスからシーケンスを生成す
    るステップと、 前記第2のトランシーバと前記第1のトランシーバとの同期をとれるようにす
    るために前記シーケンスを使用して前記第1のトランシーバから信号を送信する
    ステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記第1のトランシーバが移動局に含まれ、前記第2のト
    ランシーバが基地局に含まれ、前記基地局と関連付けられているランダム・アク
    セス・チャネル経由で、前記移動局が前記シーケンスを送信することを特徴とす
    る請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記シーケンスが前記基地局と前記移動局の両方に知られ
    ていることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記基地局が前記シーケンスを使用して前記移動局から受
    信した信号に対し相関処理を実行し、最大の自己相関値がいつ得られたかを前記
    相関処理で検出することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ランダム・アクセス・チャネル経由で前記移動局によって
    送信されたランダム・アクセス・バーストのプリアンブル内で前記シーケンスが
    使用されていることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 さらに、 前記シーケンスの0でないすべての遅延に対する最小非周期自己相関副ローブ
    値と前記シーケンスの0の遅延に対する最大自己相関主ローブ値とをそれぞれ有
    する長さLの一組のシーケンスを生成するステップを含み、 前記第1のトランシーバが前記一組のシーケンスに含まれる1つのシーケンス
    を送信し、前記第2のトランシーバと前記第1のトランシーバとの同期をとれる
    ようにすることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記一組のシーケンスに含まれるシーケンスはそれぞれ直
    交していることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記第1のトランシーバが基地局に含まれ、前記第2のト
    ランシーバが移動局に含まれ、前記基地局がブロードキャスト・チャネルで前記
    シーケンスをブロードキャストし、少なくとも大まかに前記移動局と前記基地局
    との同期をとれるようにすることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記シーケンスを、Nを正の整数とした長さL=2と長
    さ10および26のゴーレイ相補シーケンスのぺアから求めることを特徴とする
    請求項12に記載の方法。
  21. 【請求項21】 長さが4096であることを特徴とする請求項20に記載
    の方法。
  22. 【請求項22】 ゴーレイ相補シーケンスのペアが以下の式に従って決定さ
    れることを特徴とする請求項20に記載の方法。 a(k)=δ(k) b(k)=δ(k) a(k)=an−1(k)+W・bn−1(k-D) b(k)=an−1(k)−W・bn−1(k-D)、 ただし、k=0,1,2,...,2−1、n=1,2,...,Nとして、
    =2Pn、a(k)およびb(k)は長さ2の相補シーケンスのペア
    、δ(k)はクロネッカーのデルタ関数、kは時間尺度を表す整数、nは反復回
    数、Dは遅延、P(n=1,2,...,N)は数{0,1,2,....
    ,N−1}の任意の順列、Wは+1または−1である。
  23. 【請求項23】 a(k)=A(k)およびb(k)=B(k)とし、
    長さTのペアバイナリ・シーケンスを形成し、遅延D=T*2Pnとすること
    を特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 2個の直交ゴーレイシーケンスのペアを共通順列ベクト
    ルPと2N−1個の重みベクトルW一組から求め、重みベクトルの前記一組
    は一組の整数{0,1...,2N−1}から取った異なる偶数の正整数または
    異なる奇数の正整数のNビット長のバイナリ表現であり、前記バイナリ表現の中
    の0は{−1,+1}の一方に対応付けられ、前記バイナリ表現のなかの1は{
    −1,+1}の他方に対応付けられることを特徴とする請求項22に記載の方法
  25. 【請求項25】 a(k)=A(k)およびb(k)=B(k)とし、
    長さTのペアバイナリ・シーケンスを形成し、遅延D=T*2Pnとすること
    を特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 さらに、 N個のメモリ手段を必要とするシーケンス発生器を使用してゴーレイ相補シー
    ケンスの前記ペアを直接生成するステップを含むことを特徴とする請求項23に
    記載の方法。
  27. 【請求項27】 さらに、 2を法とするカウンタを含むシーケンス発生器を使用してゴーレイ相補シー
    ケンスの前記ペアを直接生成するステップを含むことを特徴とする請求項23に
    記載の方法。
  28. 【請求項28】 第1のトランシーバと第2のトランシーバの同期をとる方
    法であって、 数学演算の実行回数を最小限に抑えた効率の良い手順を使用して受信信号とペ
    ア相補シーケンスとの相関を求めるステップと、 相関中のいつの時点で最大自己相関値が得られるかを検出するステップと、 検出された時間に基づいて前記第2のトランシーバへの次の送信を同期させる
    ステップを含む方法。
  29. 【請求項29】 相関を求める前記ステップを効率よく実行し、相関を求め
    るのに必要なデータ処理ステップの数を減らすことを特徴とする請求項28に記
    載の方法。
  30. 【請求項30】 相関を求める前記ステップを効率よく実行し、相関を求め
    るのに必要なメモリ量を減らすことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  31. 【請求項31】 相関を求める前記ステップが、相補シーケンスのペアのそ
    れぞれと入力信号との相関を同時に求めるステップを含むことを特徴とする請求
    項28に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記相補シーケンスのペアが以下の式に従って決定される
    ことを特徴とする請求項28に記載の方法。 a(k)=δ(k) b(k)=δ(k) a(k)=an−1(k)+W・bn−1(k-D) b(k)=an−1(k)−W・bn−1(k-D)、 ただし、k=0,1,2,...,2−1、n=1,2,...,Nとして、
    =2Pn、a(k)およびb(k)は長さ2の相補シーケンスのペア
    、δ(k)はクロネッカーのデルタ関数、kは時間尺度を表す整数、nは反復回
    数、Dは遅延、P(n=1,2,...,N)は数{0,1,2,....
    ,N−1}の任意の順列、Wは大きさ1の任意の複素数である。
  33. 【請求項33】 相補シーケンスのペアはゴーレイシーケンスであり、前記
    ゴーレイシーケンスの1つが主同期シーケンスとして使用されることを特徴とす
    る請求項28に記載の方法。
  34. 【請求項34】 直接拡散型のスペクトラム拡散無線トランシーバにおいて
    、Nを任意の正の整数とする長さL=2のペア相補シーケンスを効率よく生成
    するシーケンス発生器であって、相補シーケンスの1つが同期シーケンスとして
    トランシーバによって送信され、 0から2−1まで循環して計数するN個のメモリ手段を持つ2を法とするカ
    ウンタと、 1からNまでの範囲の整数のある順列に従ってカウンタからN個の並列出力を
    受信して並べ替える目的で結合されている置換器と、 並べ替えられた隣接するカウンタ出力の複数の対からN−1個の出力を生成す
    るN−1個の論理AND演算子の第1の組と、 N−1個の論理AND演算子の第1の組によって生成された出力を合計するた
    めに結合されている第1の合計器と、 並べ替えられたそれぞれのカウンタ出力に演算を実行するN個の論理AND演
    算子の第2の組およびN個の並列出力を生成するN個の重み係数一組の1つと、 N個の論理AND演算子の第2の組によって生成された出力を合計するために
    結合されている第2の合計器と、 第1の合計器と第2の合計器の出力を合計し、バイナリ相補シーケンスのペア
    で第1のバイナリ・シーケンスを生成するために結合されている第3の合計器を
    備えるシーケンス発生器。
  35. 【請求項35】 さらに、 第3の合計器の出力と置換器(permutator)からの有意な出力を合
    計し、バイナリ相補シーケンスのペアで第2のバイナリ・シーケンスを生成する
    ために結合されている第4の合計器を備えることを特徴とする請求項34に記載
    のシーケンス発生器。
  36. 【請求項36】 さらに、 アルファベット{0,1}の要素を持つ第1のバイナリ・シーケンスをアルフ
    ァベット{−1,1}の対応する要素に変換するマッパを備えることを特徴とす
    る請求項34に記載のシーケンス発生器。
  37. 【請求項37】 それぞれの論理AND演算子出力が並べ替えられた異なる
    カウンタ出力に結合され、前記重み係数のうち第1の係数と最下位の並べ替えら
    れたカウンタ出力との論理ANDが実行され、N番目の重み係数と最上位の並べ
    替えられたカウンタ出力と論理ANDが実行されることを特徴とする請求項34
    に記載のシーケンス発生器。
  38. 【請求項38】 直接拡散型のスペクトラム拡散無線トランシーバにおいて
    、受信したスペクトラム拡散信号とNを任意の正の整数とする長さL=2のペ
    ア相補シーケンスとの相関を効率よく求めるシーケンス相関器であって、 各段が第1と第2の並列処理ブランチを持つN個の直列に連結された処理段と
    、 複数のメモリ手段が対応する加算器に結合されている遅延ラインを含む第1の
    処理ブランチの各段を備え、 それぞれの処理段において、入力信号のサンプルが連続的に対応する遅延ライ
    ンのメモリ手段内に格納され、最後のメモリ手段の内容が加算器および同じ処理
    段の減算器に入力されることを特徴とし、 同じ段の乗算器で入力信号とそれにに対応する重み係数が乗算され、乗算器の
    出力が入力として減算器および同じ段の加算器に供給されることを特徴とするシ
    ーケンス相関器。
  39. 【請求項39】 N番目の処理段の第1の処理ブランチの出力により受信し
    たスペクトラム拡散信号とペア相補シーケンスからの第1のシーケンスと相互相
    関が出力され、N番目の処理段の第2の処理ブランチの出力により受信したスペ
    クトラム拡散信号とペア相補シーケンスからの第2のシーケンスとの相互相関が
    出力されることを特徴とする請求項38に記載の相関器。
  40. 【請求項40】 前記相補シーケンスが以下の式に従って決定される相補シ
    ーケンスであることを特徴とする請求項39に記載の相関器。 a(k)=δ(k) b(k)=δ(k) a(k)=an−1(k)+W・bn−1(k-D) b(k)=an−1(k)−W・bn−1(k-D)、 ただし、k=0,1,2,...,2−1、n=1,2,...,Nとして、
    =2Pn、a(k)およびb(k)は長さ2の相補シーケンスのペア
    、δ(k)はクロネッカーのデルタ関数、kは時間尺度を表す整数、nは反復回
    数、Dは遅延、P(n=1,2,...,N)は数{0,1,2,....
    ,N−1}の任意の順列、Wは大きさ1の任意の複素数である。
  41. 【請求項41】 重み係数がWの複素共役であることを特徴とする請求項
    39に記載の相関器。
  42. 【請求項42】 第1のトランシーバで、長さL=2のペア相補シーケン
    スからのシーケンスの1つを使用して第2のトランシーバによって送信された受
    信スペクトラム拡散信号の相関を求める相関器であって、Nは任意の正の整数で
    あり、一方のシーケンスは長さXの2つの短い成分相補シーケンスの連結として
    表現され、それぞれの成分シーケンスは長さY=L/Xのシグネチャ・シーケン
    スに従ってL/X回反復され、+1または−1で変調されていることを特徴とし
    、 スペクトラム拡散信号を受信し、成分相補シーケンスに対応する相関値の中間
    のペアを生成する長さXの第1の相関器と、 長さY=L/Xのインタリーブ・シーケンスの現在値に基づいて連続する時間
    範囲のそれぞれで相関値の中間のペアの一方を交互に供給し、その要素は集合{
    0,1}に属し、成分シーケンスの連結順序はインタリーブ・シーケンスによっ
    て決定される第1の選択器と、 選択された中間相関値にシグネチャ・シーケンスの要素を掛けて、乗算された
    相関出力を生成する乗算器と、 乗算された相関出力とX個のメモリ手段を備える遅延ラインのフィードバック
    出力とを合計し、得られた合計を遅延ラインへの入力として供給する合計器を備
    え、 Y個の連続する時間範囲の後、最終の相関値が得られた合計に対応することを
    特徴とする相関器。
  43. 【請求項43】 n=12、L=4096、X=256、Y=16であるこ
    とを特徴とする請求項42に記載の相関器。
  44. 【請求項44】 第1の相関器が請求項38で定義されているような相関器
    であることを特徴とする請求項42に記載の相関器。
  45. 【請求項45】 前記相関器が受信したスペクトラム拡散信号と複数のシグ
    ネチャを使用して生成された複数の直交シーケンスとの相関を求め、さらに それぞれが選択された中間相関値に異なるシグネチャ・シーケンスの要素を掛
    けて、対応する乗算された相関出力を生成する複数の乗算器と、 それぞれの合計器が乗算器の1つに対応し、乗算された相関出力とX個のメモ
    リ手段を備える対応する遅延ラインのフィードバック出力とを合計し、得られた
    合計を遅延ラインへの入力として供給する合計器を複数の合計器を備え、 Y個の連続する時間範囲の後に、それぞれの合計器からの直交シーケンスのそ
    れぞれの最終相関値がそれぞれの合計器の得られた合計に対応することを特徴と
    する請求項42に記載の相関器。
  46. 【請求項46】 16個のシグネチャ、16個の乗算器、16個の合計器、
    および16個の遅延ラインがあり、16の直交シーケンスに対応する16個の相
    関値を出力することを特徴とする請求項42に記載の相関器。
  47. 【請求項47】 32個のシグネチャ、32個の乗算器、32個の合計器、
    および32個の遅延ラインがあり、32の直交シーケンスに対応する32個の相
    関値を出力することを特徴とする請求項46に記載の相関器。
  48. 【請求項48】 第1の選択器出力が16個のシグネチャとともに32個の
    乗算器のうちの16個に結合され、さらに 長さY=L/Xの第2のインタリーブ・シーケンスの現在値に基づいて連続す
    る時間範囲のそれぞれで相関値の中間のペアの他方を交互に供給し、その要素は
    集合{0,1}に属し、成分シーケンスの連結順序はインタリーブ・シーケンス
    によって決定される第2の選択器を備え、 第2の選択器出力が残り16個のシグネチャとともに32個の乗算器のうちの
    残り16個に結合されていることを特徴とする請求項47に記載の相関器。
  49. 【請求項49】 相補シーケンスの前記ペアがゴーレイペアであり、第1の
    相関器が必要メモリ容量を減らすかまたはデータ処理演算回数を減らした効率の
    良いゴーレイ相関器であることを特徴とする請求項42に記載の相関器。
  50. 【請求項50】 第1のトランシーバで、Nを任意の正の整数とする長さL
    =2のペアゴーレイ相補シーケンスからシーケンスを1つ使用して第2のトラ
    ンシーバによって送信された受信スペクトラム拡散信号の相関を求める方法であ
    って、 長さXの2つの短い成分相補シーケンスA(k)およびB(k)の連結として
    一方のゴーレイシーケンスを表現し、各成分シーケンスはL/X回反復され、か
    つ長さY=L/Xのシグネチャ・シーケンスに従って+1または−1だけ変調さ
    れ、連結の順序が要素を0または1とする長さY=L/Xのインタリーブ・シー
    ケンスによって決定されるステップであって、 スペクトラム拡散信号を受信し、成分ゴーレイ相補シーケンスに対応する相関
    値の中間のペアを生成する長さXのゴーレイ相関器を使用するステップと、 ゴーレイ相関器の第1の相関出力での中間相関値をY=(L/X)−1以下の
    直列に連結された遅延ラインの第1のグループに格納し、それぞれの遅延ライン
    にX個のメモリ手段が用意されているステップと、 ゴーレイ相関器の第2の相関出力での中間相関値をY=(L/X)−1以下の
    直列に連結された遅延ラインの第2のグループに格納し、それぞれの遅延ライン
    にX個のメモリ手段が用意されているステップと、 第1の相関器の出力と遅延ラインの第1のグループの出力にシグネチャ・シー
    ケンスの戻されたバージョンのそれぞれの要素を掛けるステップと、 第1の相関出力およびインタリーブ・シーケンスの戻されたバージョンの0で
    ない要素に対応する取り付けられている遅延ラインからの乗算された中間相関値
    のみと、第2の相関出力およびインタリーブ・シーケンスの反転バージョンと戻
    されたバージョンの0でない要素に対応する取り付けられている遅延ラインから
    の乗算された中間相関値のみを合計し、戻されたバージョンのインタリーブ・シ
    ーケンスの第1の要素が相関器出力に対応し、前記シーケンスの最後の要素がカ
    スケード配列の最後の遅延ラインの出力に対応するステップと、 最終相関値として合計ステップの結果を出力するステップを含む方法。
  51. 【請求項51】 ゴーレイ相関器が請求項38で定義されているような相関
    器に対応することを特徴とする請求項50に記載の方法。
  52. 【請求項52】 受信したスペクトラム拡散信号の相関がゴーレイ相補シー
    ケンスのペアからシーケンスの1つを使用して整合しない形で求められることを
    特徴とする請求項50に記載の方法。
  53. 【請求項53】 受信したスペクトラム拡散信号の相関がゴーレイ相補シー
    ケンスのペアからシーケンスの1つを使用して整合した形で求められ、さらに 第2の相関器の出力と遅延ラインの第2のグループの出力にシグネチャ・シー
    ケンスの戻されたバージョンのそれぞれの要素を掛けるステップを含むことを特
    徴とする請求項50に記載の方法。
  54. 【請求項54】 第2のトランシーバによって送信された受信信号の相関を
    求めるため第1のトランシーバで使用する相関器であって、 受信信号とペア相補シーケンスとの相関を求めるためのペア相補シーケンスに
    対応するマッチドフィルタと、 マッチドフィルタからのピーク出力を検出する検出器と、 検出されたピーク出力を使用して、第1のトランシーバと第2のトランシーバ
    との間の送信の同期をとるタイミング推定値を生成するタイミング回路を備える
    相関器。
  55. 【請求項55】 相補シーケンスのそれぞれに前記相補シーケンスの0でな
    いすべての遅延に対する最小非周期自己相関副ローブ値と前記相補シーケンスの
    0の遅延に対する最大自己相関主ローブ値があることを特徴とする請求項54に
    記載の相関器。
  56. 【請求項56】 第1のトランシーバが基地局で、第2のトランシーバが移
    動局であり、一方のシーケンスをランダム・アクセス・チャネル経由で移動局か
    ら基地局に送信されたランダム・アクセス・メッセージのプリアンブル部分とし
    て使用することを特徴とする請求項54に記載の相関器。
  57. 【請求項57】 第1のトランシーバが移動局で、第2のトランシーバが基
    地局であり、一方のシーケンスをブロードキャスト・チャネル経由で基地局によ
    って送信された同期シーケンスとして使用することを特徴とする請求項54に記
    載の相関器。
  58. 【請求項58】 相補シーケンスが長さ2またはそれ以上のゴーレイシーケ
    ンスであることを特徴とする請求項54に記載の相関器。
  59. 【請求項59】 相補シーケンスの前記ペアがゴーレイペアであり、前記マ
    ッチドフィルタが、使用するメモリ容量を減らすかまたは、使用するデータ処理
    演算回数を減らした効率の良いゴーレイ相関器であることを特徴とする請求項5
    4に記載の相関器。
  60. 【請求項60】 複数のゴーレイ相補シーケンスとともに基地局によって送
    信された受信信号の相関を求めるため移動体トランシーバで使用する一群の相関
    器であって、それぞれの相関器は、 受信信号とペアゴーレイ相補シーケンスとの相関を求めるためのペアゴーレイ
    相補シーケンスに対応するマッチドフィルタと、 マッチドフィルタからのピーク出力を検出する検出器と、 検出されたピーク出力を使用して、移動体トランシーバと基地局との間の送信
    の同期をとるタイミング推定値を生成するタイミング回路を備える一群の相関器
  61. 【請求項61】 ゴーレイ相補シーケンスのそれぞれに前記ゴーレイ相補シ
    ーケンスの0でない遅延に対する最小非周期自己相関副ローブ値と前記ゴーレイ
    相補シーケンスの0の遅延に対する最大自己相関主ローブ値があることを特徴と
    する請求項60に記載の一群の相関器。
  62. 【請求項62】 ゴーレイ相補シーケンスに、基地局によって送信され、基
    地局との一次および二次同期をとるために移動局によって使用される一次同期シ
    ーケンスと複数の二次同期シーケンスが含まれることを特徴とする請求項60に
    記載の一群の相関器。
  63. 【請求項63】 それぞれの相関器のマッチドフィルタが、使用するメモリ
    容量を減らすか、または使用するデータ処理演算回数を減らした効率の良いゴー
    レイ相関器であることを特徴とする請求項62に記載の一群の相関器。
  64. 【請求項64】 それぞれの相関器が請求項38に記載の相関器に対応する
    ことを特徴とする請求項62に記載の一群の相関器。
  65. 【請求項65】 基地局によって送信される一次同期コードと複数の二次同
    期コードを使用して移動局と基地局との同期をとる際に使用する方法であって、 一次同期コードとして一組のゴーレイ相補シーケンスの1つを提供するステッ
    プと、 二次同期コードとして一次同期コードとの相互相関が最小限となっている前記
    ゴーレイ相補シーケンスの組の他の複数のシーケンスを提供するステップと、 提供されている一次および二次同期コードを使用して基地局との一次同期およ
    び二次同期をとるステップを含む方法。
  66. 【請求項66】 一次同期コードと17個の二次同期コードを一組256個
    の直交ゴーレイシーケンスから選択することを特徴とする請求項65に記載の方
    法。
  67. 【請求項67】 しきい値を使用して最小の相互相関を決定することを特徴
    とする請求項65に記載の方法。
  68. 【請求項68】 最小の相互相関が最小の非周期相互相関であることを特徴
    とする請求項67に記載の方法。
  69. 【請求項69】 さらに、 効率の良い一群のゴーレイ相関器を使用して移動局で受信した信号と一次およ
    び二次同期コードとの相関を求めるステップを含むことを特徴とする請求項65
    に記載の方法。
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