JP2002535996A - シュードモナス酸群を含む培養液からのシュードモナス酸aの単離方法 - Google Patents

シュードモナス酸群を含む培養液からのシュードモナス酸aの単離方法

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Abstract

(57)【要約】 塩化脂肪族炭化水素又は酢酸イソブチルを用いて酸性pHの培養液から生合成したシュードモナス酸Aを抽出し、続いて精製することを含んで成る、シュードモナス細菌属のシュードモナス酸A産生種のうちの1つの培養液から、医薬としての品質の抗生物質シュードモナス酸Aを単離する方法を開示する。本発明は、(a)水−アルコールといくつかの脂肪族又は芳香族炭化水素との間での、蒸発した抽出残査の分配、及び次の増大した水含有水性アルコール層の塩化メチレン、酢酸エチル、又は酢酸イソブチルによる抽出;(b)水性炭酸水素アンモニウム、水酸化アルカリ金属又は水酸化アンモニウム溶液による前記抽出物の抽出及び生じたアルカリ性水性抽出物の酸性化、引き続いての塩化脂肪族炭化水素又は酢酸イソブチルを再び用いての再抽出;並びに(c)前記抽出物の濃縮並びに酢酸イソブチル及び石油エーテル、又はアセトニトリル、又は水性アセトニトリルの混合物中での結晶性シュードモナス酸Aの再結晶化を含む、単離したシュードモナス酸Aの精製方法を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の分野 本発明は、シュードモナス酸(pseudomonic acid)混合体を
含む培養液からのシュードモナス酸A(ムピロシン)の単離方法に関する。
【0002】 本発明の背景 シュードモナス酸Aは、ムピロシンとしても知られる、式(I):
【化2】 を有する抗生物質である。
【0003】 シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluores
cens,蛍光菌)が、シュードモナス酸Aに加え、B〜Dの文字で表される少
量の他の関連抗生物質を生合成することができることが知られており〔E.B.
Chain,G.Mellows,J.Chem.Soc.Perkin Tr
ans I.318(1977);J.P.Clayton et al.,T
etrahedron Lett.,21,881(1980);P.J.O.
Hanlon,H.H.Rogers,J.Chem.Soc.Perkin
Trans I.2655(1983)〕、それぞれ式(II)〜(IV)
【化3】 で表される。
【0004】 抗生物質シュードモナス酸の中でも、治療的な観点から最も価値があるのはシ
ュードモナス酸Aであり、これは主にグラム陽性細菌(例えば、スタフィロコッ
カス・アウレウス(Staphylococcus aureus)、ストレプ
トコッカス・ピオゲネス(Streptococcus pyogenes)、
ストレプトコッカス・ニューモニエ(pneumoniae)、クレブシエラ・
ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae))及びいくつか
のグラム陰性細菌(例えば、ヘモフィルス・インフルエンゼ(Haemophi
llus influenzae)、ナイセリア・ゴノロエエ(Neisser
ia gonorrhoeae)に対する増殖阻害効果を有し、そしてその最小
阻害濃度は0.02〜0.5mg/dm3 の範囲にある。シュードモナス酸Aは、イ
ソロイシンtRNA合成酵素を阻害することによって、病原細菌のペプチド合成
に対する効果を有する〔J.Hughes and G.Mellows,Bi
ochem.J.191,201−219(1980)〕。この抗生物質の有利
な特徴は、それがヒト及び動物の両方にとってほとんど毒性が無く、そしてそれ
がエイムス試験において陰性であるということである。シュードモナス酸Aは現
在、皮膚感染症(例えば膿痂疹、膿皮症)、鼻及び外耳感染症、ざ瘡、火傷、湿
疹、乾癬の処置のために、潰瘍形成の場合には二次感染の処置のために、及び院
内感染の予防のために様々な剤形でヒトの治療に使用されている。
【0005】 抗生物質群を含む培養液からのシュードモナス酸Aの単離のための1つの方法
は、液−液抽出である。ドイツ特許第2,227,739号及び米国特許第4,
289,703号に従い、可溶性バリウム塩が発酵液に加えられ、続いて不溶性
不活性剤を有する微生物細胞が遠心によって分離され、そして最後に抗生物質が
メチルイソブチルケトンによって抽出される。前記抗生物質は、続いてメチルイ
ソブチルケトン抽出物からアルカリ水によって除去され、そして生じたアルカリ
性水性抽出物はメチルイソブチルケトンによる再抽出によって浄化される。得ら
れた粗製生成物はクロマトグラフィーにかけられ、そしてエステル誘導体がシュ
ードモナス酸の抗生物質混合物から調整され、そして調整用の薄層クロマトグラ
フィーで精製される。純粋な抗生物質の酸性型が加水分解によって得られる。
【0006】 ベルギー特許第870,855号は、培養液がメチルイソブチルケトンで抽出
され、そしてその抽出物から、活性物質が炭酸水素ナトリウム溶液によって抽出
される方法に関連している。アルカリ水に不溶な材料が濾過によって分離され、
続いて濾液のpHが酸性化され、そしてメチルイソブチルケトンによって抽出され
る。最終的に、シュードモナス酸Aが抽出物の濃縮及びメチルイソブチルケトン
−n−ヘプタン混合物からの結晶化によって得られる。
【0007】 日本特許第52−70083号は、培養液からのシュードモナス酸Aの回収の
ための2つの方法に関連している。これらの方法のうち1つに従い、細菌細胞が
培養液から遠心によって分離され、続いて活性物質が上清から酢酸エチルによっ
て抽出される。続いて、シュードモナス酸群が酢酸エチル層から炭酸水素ナトリ
ウム溶液から再抽出され、そして酸性化後、再び酢酸エチルを用いて抽出される
。蒸発後、残査がシリカゲル上でクロロホルム−メタノール溶出剤の利用によっ
て精製され、そして最終的に純粋なシュードモナス酸Aがジイソプロピルエーテ
ルからの結晶化によって達成される。他方の方法において、上文の方法で得られ
る粗製生成物は、DEAEセファデックス陰イオン交換カラム上でメタール−ア
ンモニア溶出剤の利用によってクロマトグラフィーにかけられ、そしてシュード
モナス酸A含有画分が分離される。
【0008】 A.D.Curzonsは、リチウム塩の形成による培養液からのシュードモ
ナス酸Aの回収を記述した(政府特許第0005614号)。pH4.5で得られ
る活性成分含有メチルイソブチルケトン抽出物を、メタノールに溶解したリチウ
ム2−エチルヘキサン酸と反応させる。沈殿したシュードモナス酸Aのリチウム
塩を分離し、水に溶解し、そしてpH4.5で放出されるシュードモナス酸Aをメ
チルイソブチルケトンで抽出し、そしてn−ヘプタンの存在下で沈殿させる。
【0009】 上文で論じた方法において、極性であり、かつ不水混和性の溶媒(メチルイソ
ブチルケトン、酢酸エチル、n−ブタノール)が、培養液からのシュードモナス
酸群の回収に使用される。我々の実験に従い、選択的抽出がこれらの方法を用い
て十分に実現されることがないのは、シュードモナス酸群とは別に、他の極性及
び非極性不純物も大量に抽出されるためである。シュードモナス酸Aは、大量の
不純物を含む有機溶媒のアルカリ性抽出によって、続いて酸性pHでの有機溶媒の
再抽出によって、そして続いて粗製生成物の結晶化によって、低い収率(17〜
34%)でのみ純粋型で回収されうる。精製のためのクロマトグラフィー的方法
の使用が製造規模において有利でないのは、高い人件費及び溶媒の需要のためで
ある。更に、クロマトグラフィー用吸着剤の存在下で、かつクロマトグラフィー
の過程の間、分子内変換が活性物質において起こり、これが生物学的に不活性な
二環式化合物9−{4−〔1S,6R−8R(1S,3S−ジヒドロキシ−2S
−メチル−ブチル)−5S−ヒドロキシ−3,7−ジオキサビシクロ〔4.3.
0〕ノナン−4S−イル〕−3−メチル−ブタ−2(E)−エノイルオキシ}ノ
ナン酸(式V)
【化4】 及び化合物9−{4−〔1R,6S−4S,10S−ジヒドロキシ−3R−(2
S−ヒドロキシ−1S−メチル−プロピル)−2,8−ジオキサビシクロ〔4.
4.0〕デカン−9S−イル〕−3−メチルブタ−2(E)−エノイルオキシ}
ノナン酸(式VI)
【化5】 の形成を導く。これらの化合物の形成及び再結晶化を介するそれらの除去は、シ
ュードモナス酸Aの回収率をかなり低下させる。
【0010】 シュードモナス酸Aのリチウム塩の中間生成物を介しての単離方法はクロマト
グラフィー段階を全く含まないが、それが製造規模の方法にとって便利でないの
は、前記の方法で使用するリチウム塩が方法を複雑にし、そして製造規模で使用
するには費用がかかるためである。
【0011】 従って、既知の方法の欠点が除かれ、そして製造規模でのこの利用が上文で言
及した抗生物質の高い回収率をもたらす、抗生物質シュードモナス酸Aの単離の
ための新規な方法の必要性が当業界に存在している。
【0012】 本発明の要約 本発明は、式(I)
【化6】 の抗生物質シュードモナス酸Aの単離方法であって、シュードモナス酸Aを含む
抽出物が得られる様に、塩化脂肪族炭化水素又は酢酸イソブチルを用いて、酸性
pHで、シュードモナス細菌属のシュードモナス酸A産生種の培養液からシュード
モナス酸Aを抽出し;シュードモナス酸Aを前記抽出物から精製する段階を含ん
で成る方法を述べる。任意に、精製されたシュードモナス酸Aは結晶化される。
【0013】 本発明の1つの態様において、精製段階は、不純物を除去するために、水−ア
ルコールとほとんど極性のない溶媒との間に抽出物の蒸発残査を分配させ;水−
アルコール層を水で希釈し;そして精製したシュードモナス酸Aを除去するため
に、より極性な溶媒で抽出することを含んで成る。
【0014】 本発明の別の態様において、精製段階は、アルカリ性溶液が形成される様に、
炭酸水素アンモニウム、水酸化アルカリ金属又は水酸化アンモニウムの水溶液を
用いて、抽出物からシュードモナス酸を回収し;酸性溶液が形成される様に、前
記アルカリ性溶液を酸性化し;そして塩化脂肪族炭化水素又は酢酸イソブチルで
前記酸性溶液を抽出することを含んで成る。
【0015】 本発明の詳細な説明 驚いたことに、シュードモナス酸Aは酸性化の後、微生物細胞含有全培養液か
ら、及び塩化脂肪族炭化水素による前記細胞の分離後に得られた上清から抽出さ
れることがあり、次にシュードモナス酸Aを伴う不活性不純物の多くが、水−ア
ルコール溶液と脂肪族炭化水素との間の、続く水性アルコールと芳香族炭化水素
との間の蒸発残査の分配によって上文の抽出物の蒸発後に粗製生成物から除去さ
れうる。好ましくは、前記アルコールはメタノールである。この方法を用いて、
前記粗製生成物からシュードモナス酸Aは、酢酸イソブチル、アセトニトリル又
は水−アセトニトリル混合液からの再結晶後に薬物としての品質で得られうる。
【0016】 本発明の好ましい方法に従い、抗生物質シュードモナス酸Aの単離の間、前記
微生物細胞は遠心によってほぼ中性のpHで分離される。ほぼ中性のpHでの培養液
の遠心後、大部分のシュードモナス酸Aが上清にあり、そしてそれは好ましくは
pH4.5での上清からの抽出によって回収されうる。好ましくは、前記抗生物質
の抽出は塩化脂肪族炭化水素、最も好ましくは塩化メチレンによって行われる。
【0017】 塩化メチレン抽出物中のシュードモナス酸Aの一次精製は、分配分離の適用に
よって行われうる。粗製生成物の可能性のある色素及び脂質不純物は10%水含
有水−メタノール混合物と脂肪族炭化水素、例えばn−ヘキサン又はn−ヘプタ
ンとの間での分配によって分離されうる。大部分の脂質型非極性不活性不純物が
、n−ヘキサン又はn−ヘプタン層に移される。水−メタノール層の水分量を2
5%にまで増大させ、そして芳香族炭化水素を用いて、好ましくはトルエンを用
いてそれを抽出することによって、更に極性の不活性不純物が粗製生成物から除
去されうる。
【0018】 前記水−メタノール層の水分量を50%にまで増大させ、そしてそれを不水混
和性溶媒によって、好ましくは塩化メチレン、酢酸エチル、メチルイソブチルケ
トン、酢酸n−ブチル、又は酢酸イソブチルによって抽出し、そして有機溶媒を
蒸発させることによって、シュードモナス酸Aを含む粗製生成物が得られる。シ
ュードモナス酸Aは結晶化によって、好ましくはメチルイソブチルケトン−n−
ヘプタン溶媒混合液を用いて、生合成の間に形成するシュードモナス酸群の他の
成分から分離されうる。
【0019】 本発明の別の態様において、全ての培養液の抽出は、微生物細胞の存在下、pH
4.5で、塩化脂肪族炭化水素、好ましくは塩化メチレンによって行われうる。
シュードモナス酸群は、塩化メチレン抽出物から20%炭酸水素ナトリウム溶液
によって抽出され、そしてシュードモナス酸群は、塩化メチレンによって、好ま
しくはpH4.5の水層から酸性型で得られる。
【0020】 更に、酸性化の後、培養液に溶解し、そしてバイオマスの細胞に結合したシュ
ードモナス酸Aが、抽出のために酢酸イソブチルを用いることによって、効果的
かつ選択的に抽出されうることも認識されている。培養液の抽出後、シュードモ
ナス酸Aが酢酸イソブチル抽出物から、更に好ましくは炭酸水素アンモニウム、
水酸化アンモニウム又は水酸化アルカリ金属によって回収されうることも見出さ
れた。好ましい水酸化アルカリ金属は水酸化ナトリウムである。上文の抽出物を
酸性化し、そしてそれらを酢酸イソブチルによって抽出した後、濃縮した有機溶
媒抽出物は、結晶性の粗製生成物を蒸発によって調整して得ることができる。後
者を酢酸イソブチル、アセトニトリル及び/又は水−アセトニトリル混合液から
再結晶化した後、シュードモナス酸Aを薬物の品質で得ることができる。
【0021】 本発明の好ましい態様に従い、全培養液からの前記抗生物質の抽出は、酢酸イ
ソブチルによって、好ましくはpH約4.5で行われる。乳濁液の形成を排除する
ために、解乳化剤、好ましくはArmogard D5397(AKZ0 Ch
emicals Ltd.,Lancashire,Great Britai
n)が使用されうる。好ましくは、解乳化剤は10容量%の酢酸ブチル溶液中で
約0.1%含んで成る。Westfalia型のセパレーター上で分離した酢酸
イソブチル抽出物から、シュードモナス酸群は水酸化ナトリウム水溶液を用いて
回収され、そして酸性pHでの抽出後に得られた粗製生成物は、石油エーテル(沸
点範囲:60〜95℃)及び酢酸イソブチル溶媒混合液から結晶化される。得ら
れた生成物は、好ましくはアセトニトリルから再結晶化され;続いて水溶液をそ
のままにしておき、続いて濾過した後に回収する。
【0022】 シュードモナス酸Aを生合成することのできるシュードモナス菌属のうちのい
ずれかの微生物の菌株のいずれかの培養液は、本発明の方法のための出発材料と
しての使用に適している。
【0023】 微生物細胞の酸性処理のために、鉱酸、例えば塩酸、硫酸及びリン酸、並びに
有機酸、例えば酢酸及びシュウ酸の両方が使用されうる。シュウ酸及び硫酸は、
この目的のために特に有利である。
【0024】 発酵の終わりに、シュードモナス酸A及び関連化合物の正確な量が高圧液体ク
ロマトグラフィーによって決定される。培養液はエタノールによって2回希釈さ
れ、超音波処理され、そして遠心され、そして上清は解析に使用される。本発明
の方法を用いて調整したシュードモナス酸A及び関連化合物は、以下の保持時間
:式(I)のシュードモナス酸A8.34分、式(II)のシュードモナス酸B6
.83分、式(III )のシュードモナス酸C16.8分、式(IV)のシュードモ
ナス酸D6.8分、式(V)の微量成分6.55分、式(VI)の微量成分6.9
分〔機械 LKB2248ポンプ、LKB2157自動サンプラー、LKB21
55カラムオーブン、LKB2141UV検出器、解析222nm、カラム:Nu
cleosil C1810μm(BST)、溶出液:アセトニトリル及び0.1
MNaH2PO4水溶液(pH4.2)の混合物(35:65)、流速1.0ml/分〕
を有することが明らかとなった。
【0025】 単離したシュードモナス酸Aの構造は、UV、IR、 1H−NMR、13C−N
MR及び質量分光光度計試験によって決定した。本発明に従い調整したシュード
モナス酸Aは、国際特許番号WO92/10493で公開されている多形型Iと
同一であった。
【0026】 本発明に従う方法は、以下の例によって例示される。しかし、本発明はそれに
よって限定されると解釈されるべきではない。
【0027】 例例1 1200μg/mlのムピロシンを有する5Lの培養液のpHは、連続的な撹拌の
もとで20%硫酸(60ml)によって4.5に調節された。酸性化した液体は、
2.5Lの塩化メチレンによって抽出した。続いて層を分離し、そしてはっきり
とした層を遠心によって乳化した有機層から調製した。これまでの段階に続いて
、培養液は再び1.25Lの塩化メチレンで2回抽出した。一緒の塩化メチレン
抽出物を1.25Lの脱イオン水で洗浄した。層を分離し、そして20℃未満で
、塩化メチレン抽出物を最初に0.5L、そして次に0.25Lの2%炭酸水素
ナトリウム溶液で抽出した。層を分離し、そして抽出物を一緒にした。一緒の抽
出物を20℃未満に冷却し、そして抽出物のpHを、連続的な撹拌のもとで20%
硫酸によって4.5に調節した。得られた酸性溶液は0.3Lで1回、そして0
.19Lで1回、塩化メチレンを用いて抽出した。一緒の塩化メチレン抽出物を
0.19Lの脱イオン水で洗浄し、そして続いて塩化メチレン抽出物を木炭(0
.42g)によって室温で清澄にした。清澄にした後、塩化メチレン抽出物を蒸
発させた。蒸発残査(約8g)を室温で16mlの酢酸イソブチルに溶解した。撹
拌しながら、溶液を0〜5℃に冷却し、そして撹拌を結晶化の開始まで続けた。
続いて、結晶化をこの温度で一晩行った。沈殿したムピロシンを濾過し、次にカ
バー洗浄を、2×4mlの冷却した(5℃未満)の酢酸イソブチル及び6mlの酢酸
イソブチル−石油エーテルの混合物(1:2)によって行った。この後、前記抗
生物質を2×25mlの石油エーテル(沸点範囲:60〜95℃)中での懸濁によ
って洗浄し、そして真空で50℃で乾燥させた。得られたムピロシンを、60ml
の酢酸イソブチル中に40〜45℃で溶解した。溶液を室温に冷却し、そして6
0mlの石油エーテル(沸点範囲:60〜95℃)を前記溶液に一滴ずつ導入した
。続いて、結晶化を0〜5℃で一晩行った。沈殿した結晶を濾過し、カバー洗浄
を2×4mlの冷却した(5℃未満)酢酸イソブチル−石油エーテルの混合物(1
:2)で行った。次に、生成物を3×20mlの石油エーテル中で懸濁することに
よって洗浄した。ムピロシンを恒量まで50℃で真空で乾燥させた。この方法で
、次の特性を有する3.3gの純粋なムピロシンを得た: 融点:73〜75℃ 紫外スペクトル(10μg/ml、95%エタノール溶液):λmax =222nm E1% 1cm =303.6 赤外スペクトル(KBr):νOH3483及び3306、νC=O 1728
(COOCH2 )、1720(COOH)cm-1
【表1】
【表2】
【表3】
【0028】 1500μg/mlのムピロシンを有する5Lの培養液のpHを、連続的な撹拌の
もとで20%硫酸によって4.5に調節した。酸性化した液体を2.5Lの酢酸
イソブチルによって抽出した。層を分離し、そしてはっきりとした層を遠心によ
って乳化した有機層から調製した。前の段階から引き続いて、培養液を1.25
Lの酢酸イソブチルで再び抽出した。一緒の酢酸イソブチル抽出物を1.25L
の脱イオン水で洗浄した。層を分離し、そして0.5Lの脱イオン水を酢酸イソ
ブチル抽出物に加えた。混合した層のpHを5%水酸化アンモニウムによって8.
0±0.2に調節した。層を分離し、そして酢酸イソブチル抽出物を、再び0.
5Lの脱イオン水でpH8.0±0.2で抽出した。一緒のアルカリ性抽出物を2
0℃未満に冷却し、そして抽出物のpHを、連続的な撹拌のもとで20%硫酸によ
って4.5に調節した。得られた酸性溶液を0.5Lで1回、そして次に0.2
5Lで1回、酢酸イソブチルによって抽出した。一緒の酢酸イソブチル抽出物を
0.25Lの脱イオン水で洗浄し、続いて前記酢酸イソブチル抽出物を室温で0
.52gの木炭により清澄にした。清澄にした後、酢酸イソブチル抽出物を、最
終的に13mlの量になる様に真空で濃縮した。続いて、ムピロシンの結晶化及び
再結晶化を例1の様に行った。この方法で、例1に記載したのと同一な物理学的
性質を有する3.75gのムピロシンが得られた。
【0029】例3 1000μg/mlの濃度のムピロシンを有する80Lの培養液をF−100型
超遠心機(製造業者:Budapesti Vegyipari Gepgya
r)で遠心し、続いて上清のpHをシュウ酸(約0.69L)で4.5に調節した
。酸性化した溶液を24Lの塩化メチレンで2回抽出し、そして一緒の有機層を
真空で蒸発させた。油状の残査(約0.14kg)を0.56Lの10%水含有メ
タノールに溶解し、そして次に溶液を0.56Lのn−ヘキサンで2回抽出した
。メタノール溶液を脱イオン水によって25%の含水量まで希釈し、そして溶液
を0.56Lのトルエンで2回抽出した。続いて、メタノール溶液を脱イオン水
で50%の含水量まで希釈し、そして溶液を0.56Lの塩化メチレンで1回、
続いて0.28Lの塩化メチレンで1回抽出した。一緒にした塩化メチレン抽出
物を真空で蒸発させた。得られた蒸発残査(約0.11kg)を例1に従い処理し
、例1と同一の物理学的性質を有する44mgのムピロシンが生じた。
【0030】例4 1200μg/ml濃度のムピロシンを含む160Lの培養液のpHを、連続的な
撹拌のもとで20%硫酸(約2.7L)によって4.5±0.2に調節した。こ
の後、酸性化した液体を80Lの酢酸イソブチルで抽出した。30分の撹拌後、
0.1%の解乳化剤をそれに加えた(1g Armogard D5397/L
培養液、酢酸イソブチル溶液中)。層をSA1−01−175型のWestfa
liaのセパレーター(Westfalia Separator A.G.,
Oelde,Germany)によって分離した。培養液を40Lの酢酸イソブ
チルで再び抽出し、そして前の段階に従い分離した。酢酸イソブチル抽出物を4
0Lの脱イオン水で洗浄した。洗浄した酢酸イソブチル抽出物を20Lの脱イオ
ン水で混合し、そして次に400mlの10質量%の硫酸マグネシウム溶液を解乳
化剤として混合物に加えた。続いて、水性酢酸イソブチル混合物のpHを水酸化ナ
トリウムによって8.0±0.2に調節した。20分の撹拌後、層を分離し、そ
して酢酸イソブチル抽出物を再びpH8.2±0.2で抽出した。一緒にしたアル
カリ性水溶液を、800mlの10質量%の硫酸マグネシウムの存在下で12Lの
酢酸イソブチルによって抽出した。層の分離後、8Lの酢酸イソブチルを水層に
加え、水性酢酸イソブチル混合物のpHを20%硫酸溶液によって4.5±0.2
に調節した。20分の撹拌後、層を分離し、そして酸性溶液を前述の様に再び抽
出した。一緒にした酢酸イソブチル抽出物を、100mlの10質量%の硫酸マ
グネシウム溶液の存在下で5Lの脱イオン水によって洗浄した。層を分離し、そ
して酢酸イソブチル抽出物を最終的に1.1Lの体積になるまで真空で蒸発させ
た。酢酸イソブチル濃縮物を110mlの石油エーテル(沸点範囲60〜95℃)
と混合し、そして結晶化を0〜5℃で24時間行った。沈殿した結晶を濾過し、
そして冷却した(5℃未満)酢酸イソブチルで洗浄した。次に、湿った粗製生成
物を600mlの石油エーテル中で懸濁し、濾過し、そして真空で40℃で脱水し
た。得られたムピロシンを550mlのアセトニトリルに40〜50℃で溶解し、
そして前述した温度で木炭(5.5g)によって清澄にした。清澄にした後、溶
液を室温に冷却し、続いて0〜5℃で24時間保った。沈殿したムピロシンを濾
過し、次にカバー洗浄を50mlの冷却した(5℃未満)のアセトニトリルによっ
て行った。湿った結晶を200mlの脱イオン水で懸濁し、続いて別の200ml量
の脱イオン水を懸濁液に加えた。次に、結晶化を0〜5℃で24時間行った。結
晶を濾過し、そしてカバー洗浄を2×50mlの脱イオン水で行った。生成物を4
0℃で72時間、真空のもとで乾燥させた。この方法で、例1と同じ物理学的性
質を有する80.6gのムピロシンが得られた。
【0031】 本発明のいくつかの現在好ましい態様を記載したが、記載した態様の変更及び
修飾が本発明の精神及び範囲から外れることなく行われうることは、本発明と関
連している業界の当業者にとって明らかであろう。従って、本発明が特許請求の
範囲及び法の利用可能な規定によって要求される範囲にのみ限定されることが意
図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 セル,バレリア ハンガリー国,ハー−1123 ブダペスト, アバル ウッツァ 25/ア (72)発明者 サーボ,チャーバ ハンガリー国,ハー−4027 デブレツェ ン,フェイ アンドラース ウッツァ 21 (72)発明者 ナジィ ネエ アルバイ,エディト ハンガリー国,ハー−4029 デブレツェ ン,チルラグ ウッツァ 66 (72)発明者 ケリ,ビルモス ハンガリー国,ハー−4028 デブレツェ ン,マルコタニュオス ウッツァ 15 (72)発明者 レオノブ,ダビド イスラエル国,レオバト,ハケレム スト リート 11 (72)発明者 ラング,イルディコ ハンガリー国,ハー−1077 ブダペスト, イザベラ ウッツァ 13 (72)発明者 ビドゥロ ネエ イグロイ,マルジト ハンガリー国,ハー−1113 ブダペスト, バルトク ベー.ウート.86/デー (72)発明者 イェルコビチュ,ジュラ ハンガリー国,ハー−2092 ブダケシ,フ ノール ウッツァ 16 (72)発明者 ザラト,ヤノス ハンガリー国,ハー−1151 ブダペスト, ベレセジハズ ウッツァ 21 Fターム(参考) 4B064 AE54 BC01 BH02 BH04 BH05 BH06 BH07 CA02 CE08 CE15 DA02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 の抗生物質シュードモナス酸(pseudomonic acid)Aの単離方
    法であって: シュードモナス酸Aを含む抽出物が得られる様に、塩化脂肪族炭化水素又は酢
    酸イソブチルを用いて、酸性pHで、シュードモナス(Pseudomonas)
    細菌属のシュードモナス酸A産生種の培養液からシュードモナス酸Aを抽出し、
    そして; シュードモナス酸Aを前記抽出物から精製する、 段階を含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 精製段階が、水−アルコール層と少なくとも1つの有機溶媒
    を含んで成る有機層との間に抽出物を分配し;そして前記有機溶媒を蒸発させる
    ことを含んで成る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記アルコールがメタノールである、請求項2に記載の方法
  4. 【請求項4】 前記抽出物が10%水−メタノール溶液と脂肪族炭化水素と
    の間で分配される、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記脂肪族炭化水素がヘキサン又はヘプタンである、請求項
    4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記脂肪族炭化水素がn−ヘキサンである、請求項5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 前記抽出物が25%水−メタノール溶液と芳香族炭化水素と
    の間に分配される、請求項3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記芳香族炭化水素がトルエンである、請求項7に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記抽出物が50%水−メタノール溶液と不水混和性溶媒と
    の間に分配される、請求項3に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記不水混和性溶媒が、塩化メチレン、酢酸エチル、メチ
    ルイソブチルケトン、酢酸n−ブチル及び酢酸イソブチルから成る群から選択さ
    れる、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 精製段階が、アルカリ性溶液が形成される様に炭酸水素ア
    ンモニウム、水酸化アルカリ金属又は水酸化アンモニウムの水溶液を用いて、前
    記抽出物からシュードモナス酸Aを回収し;酸性溶液が形成される様に前記アル
    カリ性溶液を酸性化し;そして前記酸性溶液を酢酸イソブチルで抽出することを
    含んで成る、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 シュードモナス酸Aが水酸化ナトリウム水溶液を用いて前
    記抽出物から回収される、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 シュードモナス酸Aが水酸化アンモニウム水溶液を用いて
    前記抽出物から回収される、請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 シュードモナス酸Aが炭酸水素アンモニウム水溶液を用い
    て前記抽出物から回収される、請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 精製したシュードモナス酸Aを蒸発させ、そして結晶化す
    る段階を更に含んで成る、請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 粗製シュードモナス酸Aが、酢酸イソブチル又は酢酸イソ
    ブチル−石油エーテル混合物から結晶化される、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 粗製シュードモナス酸Aが、アセトニトリル、水、又はア
    セトニトリル及び水の混合物から結晶化される、請求項15に記載の方法。
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