JP2002528946A - 電力損失が低減された、デュアルバンド、デュアルモードの電力増幅器 - Google Patents

電力損失が低減された、デュアルバンド、デュアルモードの電力増幅器

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JP2002528946A JP2000577769A JP2000577769A JP2002528946A JP 2002528946 A JP2002528946 A JP 2002528946A JP 2000577769 A JP2000577769 A JP 2000577769A JP 2000577769 A JP2000577769 A JP 2000577769A JP 2002528946 A JP2002528946 A JP 2002528946A
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Abstract

(57)【要約】 電力増幅回路は低バンドドライバー増幅器と高バンドドライバー増幅器とを含むドライバー増幅ステージを有する。ファイナル増幅ステージは、デジタル変調された信号を増幅するためのTDMA増幅器と、周波数変調された(アナログ)信号を増幅するための、(非リニア)モードの増幅器とを含む。スイッチングネットワークはドライバー増幅ステージとファイナル増幅ステージとを相互に接続するようになっており、所望する作動モードに応じて適当なファイナル増幅器に適当なドライバー増幅器を結合し、複数の周波数バンドのいずれかで、アナログまたはデジタルRF信号を最も有効かつ効率的に増幅することができる。インピーダンスマッチングを行い、かつD−AMPS(800MHzバンド)のデジタル信号とPCS(1900MHzバンド)のデジタル信号とを分離するためにリニアモードのファイナル増幅器にダイプレクスマッチング回路が結合されており、飽和モードのファイナル増幅器の出力端に電力インピーダンスマッチング回路が結合されている。一実施例では、ダイプレクスマッチング回路の低バンドまたは高バンド出力端の1つ以上の出力端にアイソレータが結合されており、ローバンドのアナログパスでは、結合手段の前段に、結合手段のRF電力条件を低減するためのデュプレクサが設けられている。デュアルドライバ増幅ステージの前にスイッチングネットワークおよび入力フィルタステージが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連出願 本願は1997年7月3日に出願された継続中の米国特許出願第08/888,168号
(代理人整理番号P08247-RMOT)および1997年9月29日に出願された米国
特許出願第08/939,870号(代理人整理番号P08521-RMOT)の一部継続出願である
、1998年6月10日に出願された継続中の米国特許出願第08/094,515号(代
理人整理番号第P09698-RMOT)の一部継続出願に基づくものであり、前記米国特
許出願はいずれも本願出願人に譲渡されており、上記米国特許出願を参考例とし
て援用する。
【0002】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般的には電力増幅器に関し、より詳細には、デュアルバンド、デ
ュアルモードの電力増幅器に関する。
【0003】 2.関連技術の説明 米国では、米国を複数の地理的サービスマーケットに分割するという免許方針
に従い、セルラー運用免許は連邦通信委員会(FCC)によって付与されてきた
。これらセルラー免許は元々は800MHzレンジ内の無線周波数(RF)ブロ
ックに与えられていた。米国におけるほとんどの800MHzのセルラー電話シ
ステムは高度移動電話サービス(AMPS)アナログ無線インターフェース規格
を利用している。その後、D−AMPSとして知られる800MHzバンドに対
するその後の世代の無線インターフェース規格が開発され、実現されている。こ
のD−AMPS規格はデジタルセルラー通信とアナログセルラー通信の双方を含
む。従って、現在米国では800MHzでアナログ(AMPS)セルラー電話ネ
ットワークとデジタル(D−AMPS)セルラー電話ネットワークの双方が運用
されている。
【0004】 セルラーサービスに対する要求の増加に応えるためにパーソナル通信サービス
、すなわちPCSサービスのもとで、音声、データ、ファックスおよびテキスト
メッセージを効率的にデジタル伝送するために多数のデジタル無線インターフェ
ース規格が開発された。
【0005】 米国では1900MHz周波数レンジ内で、GSM TDMA(時間分割マル
チアクセス)またはIS−95CDMA(コード分割マルチアクセス)無線イン
ターフェース規格に基づくシステムのような無線通信運用PCSシステムが実現
されている。ちなみに現行の800MHzのセルラーシステムも依然として運用
され続けている。
【0006】 従って、現在米国では800MHzにおけるアナログおよびデジタルセルラー
システムと1900MHzにおけるデジタルPCSシステムとが運用中である。
800MHzで運用中のシステムおよび1900MHzで運用中のシステムの双
方からサービスを受けたい移動加入者はセルラー、すなわち800MHzバンド
内で運用できる移動トランシーバとPCS、すなわち1900MHzバンド内で
運用できる移動トランシーバとの2つの異なるトランシーバを使用するか、また
は好ましくは双方の周波数バンド内でRF信号を送受信できる単一のデュアルバ
ンド移動トランシーバを使用するかのいずれかを選択しなければならない。更に
、アナログシステムとデジタルシステムの双方を使用して通信したい移動加入者
は、2つの異なる移動トランシーバを使用するか、または好ましくは単一のデュ
アルモードトランシーバを使用しなければならない。移動トランシーバがユーザ
ーに最大のフレキシビリティおよび機能性を提供するには、移動トランシーバが
デュアルモードで、かつデュアルバンドの運用が可能であることが理想的である
【0007】 しかしながら、移動トランシーバで使用される電力増幅器は一般に特定バンド
(すなわちPCSまたはAMPS)および特定のモード(アナログまたはデジタ
ル)で使用できるように最適にされているという点で問題が生じる。この問題は
特にインピーダンスマッチングの点および増幅器にバイアスをかける点の2つの
点で問題が生じる。
【0008】 効率を最大にするには、電力増幅器の出力端におけるインピーダンスは送信前
のデュプレクサ/ダイプレクサ(duplexer/diplexer)のイン
ピーダンスにマッチングしなければならない。しかしながら、マッチング回路の
インピーダンスは運用周波数によって変わる。従って、800MHzにおける増
幅器のインピーダンスをマッチングするために最適にされた従来のマッチング回
路は、一般的には1900MHzで作動する同じ増幅器のインピーダンスに最適
にマッチングするとは言えない。更に、この増幅器のインピーダンスは作動モー
ドに応じて変わる。従って、AMPSモードにて800MHzで作動する増幅器
のインピーダンスにマッチングするように最適にされた従来のマッチング回路は
、D−AMPSデジタルモードで800MHzで作動する同じ増幅器のインピー
ダンスに正しくマッチングすることはない。
【0009】 増幅器の効率は使用する変調方式によって決定される、増幅器の作動のモード
または級に応じて変わるので、バイアスをかける上で問題が生じる。一般にアナ
ログ通信システムはキャリア信号に載せるアナログ情報を変調するために周知の
周波数変調(FM)技術を使用しているが、他方、デジタル通信システムはデジ
タル変調方式、例えばπ/4DQPSK(差動直交位相シフトキーイング)変調
方式を使用している。周波数変調を使用して送信される信号は、非リニア、すな
わち飽和モードで作動し、バイアスのかけられた電力増幅器によって最も高い効
率で増幅される。他方、π/4DQPSK変調を使用して送信される信号は、リ
ニアモードで作動し、バイアスのかけられた電力増幅器によって最も効率的に増
幅される。
【0010】 これら問題に対する1つの可能な解決案は、図1に示されるように高バンド(
1900MHz)と低バンド(800MHz)の双方の運用をするために別個の
増幅器チェーンを設けることである。しかしながら、この解決案は高価につき、
冗長であり、かつ無駄である。更に、低バンド増幅器はデジタル信号とアナログ
信号の双方を増幅しなければならないので、低バンド増幅器にバイアスをかける
上でまだ問題がある。
【0011】 単一増幅器チェーンを有するトランシーバにおける、インピーダンスマッチン
グの問題に対する1つの可能な解決案は、増幅器の出力端に別個の切り換えられ
るハイパスマッチングネットワークとローパスマッチングネットワークとを設け
ることである。しかしながら、このスイッチは大電力を処理できなければならず
、これによって大型の、費用のかかるスイッチが必要となる傾向がある。しかし
ながら、800MHzにおけるマッチングは必ずハイブリッドマッチングとなり
、アナログモードにおける効率が低下する。
【0012】 インピーダンスマッチングの問題に対する別の解決案は、希望する周波数バン
ドの双方をカバーし、送信バンドでピークを有するブロードバンドの電力マッチ
ング回路を設けることである。かかる構造により、バンド幅が無駄となる傾向が
あるが、希望するマッチング周波数が1オクターブ以上異なり、各バンドにおけ
る所望するバンド幅が比較的狭くなる。ファノの限界法則(Fano’s Li
mit)はリアクティブ要素(例えばトランジスタのドレイン−ソース間容量)
が存在する際に、ブロードバンドのマッチングに物理的な限界があることが示さ
れている。
【0013】 単一の増幅器チェーンを有するトランシーバにおけるインピーダンスマッチン
グの問題に対する従来の解決案は、別個のバイアスレベルを設けることによって
バイアスの問題を解決しているが、依然としてインピーダンスマッチングの問題
が残っている。アナログ信号とデジタル信号の双方を増幅するのに単一増幅器を
使用する場合、アナログ効率をできるだけ高く維持しながら、ラフにリニアリテ
ィの条件を満たすように増幅器にバイアスをかけなければならない。かかる構造
によって非効率的となる傾向がある。無線電話がより小型となり、電力消費条件
がより厳しくなるにつれて、かかる非効率的な作動は極めて望ましくない。
【0014】 従って、800MHzシステムと1900MHzシステムとの双方、およびア
ナログシステムとデジタルシステムとの双方で効率的に作動できる電力増幅回路
が、当技術分野で求められている。かかるデュアルバンド、デュアルモードの電
力増幅器は上記問題に対する統合された効率的な解決案を提供できることが好ま
しい。
【0015】 有効なデュアルバンド、デュアルモードの電力増幅器の設計では、最近のセル
ラー電話では電力消費量がより大きい関心事となっていることも考慮しなければ
ならない。最近のセルラー電話の物理的サイズを縮小するために、セルラー電話
の電池のサイズは4個または5個の電池から3個の電池に減少されている。電池
の数が少なくなれば、セルラー電話に給電するのに利用できるエネルギーも少な
くなり、その結果、有効な話時間が短くなる。セルラー電話およびそのセルラー
電話の電池のサイズを縮小する別の効果は、セルラー電話の回路が作動すること
から放散する熱がより狭い物理的領域に閉じ込められることである。
【0016】 従って、デュアルバンド、デュアルモードのセルラー電話では、電力消費量が
少ないという特性を有する電力増幅器が求められている。
【0017】 発明の概要 従って、本発明の目的はリニアモードまたは飽和作動モードでRF信号を効率
的に増幅できる無線トランシーバのための電力増幅回路を提供することにある。
【0018】 本発明の別の目的は、少ない電流消費量で複数の周波数バンドまたはレンジに
おいてRF信号を効率的に増幅するための電力増幅回路を提供することにある。
【0019】 本発明の別の目的は、DQPSK変調信号を増幅するためのリニア作動モード
と、周波数変調された信号を増幅するための飽和作動モードのいずれかに選択的
にすることができるデュアルバンド/デュアルモードの電力増幅回路を提供する
ことにある。
【0020】 上記およびそれ以外の目的は低バンドドライバー増幅器と高バンドドライバー
増幅器とを含むドライバー増幅ステージを有する電力増幅回路によって達成され
る。ファイナル増幅ステージは、デジタル変調された信号を増幅するためのTD
MA増幅器と、周波数変調された(アナログ)信号を増幅するための、飽和(非
リニア)モードの増幅器とを含む。スイッチングネットワークおよび入力フィル
タリングステージは、ドライバー増幅ステージとファイナル増幅ステージとを相
互に接続するようになっており、所望する作動モードに応じて適当なファイナル
増幅器に適当なドライバー増幅器を結合し、複数の周波数バンドのいずれかで、
アナログまたはデジタルRF信号を最も有効かつ効率的に増幅することができる
【0021】 インピーダンスマッチングを行い、かつD−AMPS(800MHzバンド)
のデジタル信号とPCS(1900MHzバンド)のデジタル信号とを分離する
ためにリニアモードのファイナル増幅器にダイプレクスマッチング回路が結合さ
れており、飽和モードのファイナル増幅器の出力端に電力インピーダンスマッチ
ング回路が結合される。
【0022】 増幅回路は無線電話のデジタル作動モードとアナログ作動モードに対応するリ
ニアモードまたは飽和モードに増幅回路を選択的にするための手段を含む。リニ
アまたはデジタルモードでは、ファイナルリニア増幅器をオン状態とするように
この増幅器にバイアスをかけ、飽和モードの増幅器をオフ状態とするようにこの
増幅器にバイアスかけることができる。同様に、飽和作動モードまたはアナログ
作動モードでは飽和モードのファイナル増幅器をオン状態とするようにこの増幅
器にバイアスをかけ、リニア増幅器をオフ状態とするようにこの増幅器にバイア
スをかけることができる。
【0023】 増幅回路は、この増幅回路が選択的にリニアモードまたは飽和モードにされた
時に、それぞれ第1ダイプレクスマッチング回路の出力端またはローパスマッチ
ング回路の出力端のいずれかを出力ラインに選択的に結合するための手段を含む
ことができる。
【0024】 一実施例では、ダイプレクスマッチング回路の低バンドまたは高バンド出力端
の1つ以上の出力端にアイソレータが結合される。
【0025】 ローバンドのアナログパスでは、結合手段の前段に、結合手段のRF電力条件
を低減するためのデュプレクサが設けられる。
【0026】 別の実施例では、電力損失(power dissipation)を改善す
るためにデュアルドライバ増幅ステージの前にスイッチングネットワークおよび
入力フィルタステージが設けられる。
【0027】 更に別の実施例では、無駄に消費されるエネルギーを更に低減するために、作
動モードごとに別個のRF電力増幅器チェーンが設けられる。
【0028】 添付図面を参照し、次の詳細な説明を読めば、本発明の特徴および利点と共に
本発明の上記およびそれ以外の目的が明らかとなろう。添付図面において、同様
な参照番号は同様な要素を示す。
【0029】 好ましい実施例の詳細な説明 次に、本発明の好ましい実施例を示す添付図面を参照し、本発明について説明
する。しかしながら、本発明は異なる多くの形態で実施でき、本明細書に示した
特定の実施例のみに限定されるものと見なしてはならない。むしろこれら好まし
い実施例は本明細書の開示を完全にし、当業者に本発明の範囲を完全に伝えるた
めに記載したものである。
【0030】 本願において、「デュプレクサ」および「ダイプレクサ」なる用語の双方は、
3ポートの周波数選択的スプリッタを意味する。デュプレクサは共通アンテナを
使用し、近接する周波数でRFトランシーバが同時に送受信できるようにするた
めに使用されるものであるが、他方、ダイプレクサは入力信号を高バンド信号ま
たは低バンド信号に分離するものである。
【0031】 まず図2を参照すると、デュアルバンドの電力増幅回路全体は参照番号200
で表示されている。電力増幅回路200はマルチバンド電力増幅器のインピーダ
ンスをマッチングするためのダイプレクスマッチング回路205を有する。マル
チバンド増幅器220のRF入力ポート210には無線周波数(RF)が入力さ
れ、増幅器220はRF信号を増幅し、増幅されたRF信号をダイプレクス電力
マッチング回路205のポート225に出力する。
【0032】 図2に示された実施例では、増幅されたRF信号は2つの周波数バンドのいず
れかでよい。しかしながら、当業者であれば、本発明は3つ以上の周波数バンド
に含まれるRF信号を増幅できる電力増幅回路と関連して使用できるように変更
できることは容易に明らかとなろう。
【0033】 第1周波数バンド内のRF信号はフィルタ/マッチング回路230を通ってデ
ュプレクサ235に進む。同様に、第2周波数バンド内のRF信号はフィルタ/
マッチング回路240を通過し、デュプレクサ245に進む。
【0034】 フィルタ/マッチング回路230は第1周波数バンド内の信号に対する適当な
インピーダンスマッチングを行いながら、第2周波数バンド内のRF信号をブロ
ックする。同様に、フィルタ/マッチング回路240は第2周波数バンド内の信
号に対する適当なインピーダンスマッチングを行いながら、第1周波数バンド内
のRF信号をブロックする。
【0035】 出力デュプレクサ235はアンテナ270を使って送信するためにダイプレク
サ260に結合されており、増幅器200を使用中の通信システムに応じ、かつ
1900MHzにおいてフルデュプレクス運用が必要であるかどうかに応じ、デ
ュプレクサ235が必要となったり、不要となる。同様に、デュプレクサ245
の出力端はアンテナ270を使って送信するために、ダイプレクサ260へ結合
されている。
【0036】 図2に示される実施例およびその実現例は継続中の米国特許出願第08/888,168
号(代理人整理番号第EUS00502号)により詳細に記載されている。
【0037】 次に図3を参照すると、デュアルモード/デュアルバンドの増幅回路の全体は
参照番号300で示されている。アナログおよびデジタル信号の双方を2つの異
なる周波数バンドまたはレンジ内で増幅し、無線電話にデュアルバンド、かつデ
ュアルモードの機能を提供するために、無線電話(図示せず)の送信機またはト
ランシーバ内に増幅器300を設けることが望ましい。増幅回路300はモード
選択スイッチ304に結合されたRF入力ポート302を含む。無線電話がデジ
タルモードで運用されるか、またはアナログモードで運用されるかに応じて、モ
ード選択スイッチ304の設定によって入力RF信号はデジタルパス306また
はアナログパス308のいずれかに送信される。モード選択スイッチ304の位
置は無線電話内のマイクロプロセッサ(図示せず)からのモード制御信号によっ
て制御され、このマイクロプロセッサによって送られる制御信号は増幅回路30
0をリニア作動モードまたは飽和(非リニア)作動モードのいずれかを選択する
のに使用される。
【0038】 デジタルパス306はリニア増幅器310を含み、このリニア増幅器はリニア
変調技術、例えばDQPSK変調技術を使って変調された信号を効率的に増幅す
る。リニア増幅器310の出力端はダイプレクスマッチング回路330に結合さ
れており、このダイプレクスマッチング回路330は双方の周波数レンジにおい
てリニア増幅器310に対するインピーダンスマッチングを行いながら、800
MHzの信号から1900MHzの信号を効率的に分離する。このダイプレクス
マッチング回路330の構造および機能については、以下でより詳細に説明する
【0039】 ダイプレクスマッチング回路330は、1900MHzの出力端334と、8
00MHzの出力端336とを有する。1900MHzの出力端はパス339を
介し、ダイプレクサ370に結合されており、ダイプレクサ370は1900M
Hzの出力信号をアナログ380に結合する。更に、例えばCDMAまたはマル
チレートTDMAシステムにおいて、1900MHzの運用に対し、フルデュプ
レクスの運用を望む場合には1900MHzの出力端334とダイプレクサ37
0との間にデュプレクサを設けることができる。
【0040】 アナログパス308は周波数変調された信号を効率的に増幅する非リニア増幅
器320を含む。この非リニア増幅器320の出力端はマッチング回路340に
結合されており、このマッチング回路340は非リニア増幅器320に対し、5
0オームのインピーダンスマッチングを行う。このマッチング回路340は19
00MHzパス339からフィードバックされることがある高調波成分を抑制す
るのにも役立っている。
【0041】 別個のリニア増幅器310と非リニア増幅器320が設けられているので、深
く飽和されたC級の増幅器またはスイッチングモードのE級の増幅器として、非
リニア増幅器を作動させることができる。リニア増幅と非リニア増幅の双方に対
して単一の増幅器を使用するというこれまでの解決案では、できるだけ非リニア
の効率を大きいままに維持しながら、リニア条件をかろうじて満たすために増幅
器に(AB級の)バイアスをかけなければならなかった。本発明は異なる周波数
バンドで信号を有効かつ効率的に増幅できる増幅回路を提供しながら、この問題
を解決せんとするものである。
【0042】 ライン345上のマッチング回路340の出力端およびライン338上のダイ
プレクスマッチング回路337の800MHz出力端は、大電力スイッチ350
に対して設けられている。この大電力スイッチ350はセルラー電話がデジタル
モードで運用されているか、またはアナログモードで運用されているかに応じて
、出力ライン361を介し(デジタルの800MHz信号に対応する)ダイプレ
クスマッチング回路330の800MHzの出力端または(アナログの800M
Hz信号に対応する)マッチング回路340の出力端のいずれかを結合する。モ
ード選択スイッチ304を使用した場合と同じように、無線電話のマイクロプロ
セッサからのモード制御信号により大電力スイッチ350が制御される。更に大
電力スイッチ350はリニア増幅器310に対するアイソレーションを行うので
、リニア増幅器310に非リニア増幅器320およびマッチング回路340の負
荷がかかることが防止される。
【0043】 セルラー電話の所望する運用モード(例えばデジタルモードまたはアナログモ
ード)に応じ、Vcc入力端316、326をオン、オフに切り換えることによ
って、リニア増幅器310および非リニア増幅器320に対してDCバイアスが
かけられる。
【0044】 デュプレクサ360は800MHzによるフルデュプレクス運用を可能にする
ようになっている従来のデュプレクサである。デュプレクサ360は800MH
zの信号をダイプレクサ370に結合し、ダイプレクサ370は次に信号を送信
のためにアンテナ380に結合する。
【0045】 図3に示された実施例は特に1900MHzでハーフデュプレクスで作動する
TDMAトランシーバで使用するのに適す。しかしながら、既に述べたように、
この回路は1900MHzでフルデュプレクスの運用を可能にするように、パス
339にデュプレクサを増設することにより、CDMAまたはマルチレートのT
DMAトランシーバで容易に使用できるようにすることができる。
【0046】 基本的には図2に示されたダイプレクスマッチング回路205と同じダイプレ
クスマッチング回路330は、継続中の米国特許出願第08/888,168号に詳細に記
載されている。図3に示された実施例およびその実現例は、継続中の米国特許出
願第08/939,870号に、より詳細に記載されている。
【0047】 次に図4を参照すると、ここでは第2のデュアルバンド/デュアルモードの増
幅器のアーキテクチャ全体が番号400で示されている。この増幅器400は増
幅器をドライバーステージとファイナルステージとに分離し、増幅器400の所
望する作動モードに応じ、選択的に適当なドライバおよびファイナルステージを
結合することにより、図2および3に示された設計を改善したものである。この
増幅器400は1900MHz周波数バンドの信号を効率的に増幅するように同
調され、かつバイアスがかけられた1900MHzのドライバー増幅器402と
、800MHz周波数バンドの信号を効率的に増幅するように同調され、バイア
スがかけられた800MHzのドライバー増幅器412とを含む。
【0048】 増幅器400は一対のファイナルステージの増幅器404および414も含む
。ファイナルステージの増幅器404はデジタル変調されたRF信号を効率的に
増幅するよう、AB級の増幅器としてリニア動作するようにバイアスがかけられ
、同調されているが、ファイナルステージの増幅器414は周波数変調されたア
ナログRF信号を効率的に増幅するための効率的な作動モード、例えば深く飽和
された状態のC級の増幅器、またはスイッチモードE級増幅器、または他の極め
て効率的な作動モードで、飽和された動作をするようにバイアスがかけられ、同
調されている。
【0049】 ドライバーステージの増幅器402、412はスイッチ422、424および
426を含むスイッチングネットワーク418によりファイナルステージの増幅
器404、414に接続されている。スイッチ422、424および426の各
々は、構造が当業者に周知である電界効果トランジスタ(FET)スイッチとす
ることができる。当業者であれば、他の適当なタイプのスイッチに置換すること
ができよう。これらスイッチ422、424および426の開閉状態は関連する
マイクロプロセッサまたは他の制御論理回路(図示せず)からの制御ライン(図
示せず)によって制御可能である。
【0050】 スイッチ422は1900MHzのドライバー増幅器402の出力端をファイ
ナルリニア増幅器404の入力端へ結合するようになっている。800MHzの
ドライバー増幅器412の出力端はノード428に結合されており、次にこのノ
ード428はスイッチ424を介し、ファイナルリニア増幅器404の入力端に
結合されており、更にスイッチ426を介し、飽和されたファイナル増幅器41
4の入力端にも結合されている。スイッチ422、424および426の位置は
、無線電話機内のマイクロプロセッサ(図示せず)からのモード制御信号によっ
て制御される。
【0051】 ファイナル増幅器404が出力する信号は、信号の周波数成分に応じてこの信
号をフィルタリングし、通過させるマッチングネットワーク430を通過し、(
必要な場合)ダイプレクサ460または(スイッチ445を介し)ダイプレクサ
465へ送られる。マッチングネットワーク430は継続中の米国特許出願第08
/888,168号に記載されているようなダイプレクスマッチング回路であることが好
ましい。
【0052】 一実施例では、1900MHzのドライバー増幅器402の入力端とスイッチ
422との間には第1フィルタ410が設けられており、800MHzのドライ
バー増幅器412の出力端とノード428との間には第2フィルタ420が設け
られている。これらフィルタ410、420はファイナル利得ステージの前に入
力信号をフィルタリングし、信号の受信バンドのノイズ除去と高調波成分の低減
を行う。一実施例では、フィルタ410、420は当業者には構造が周知となっ
ている表面弾性波(SAW)バンドパスフィルタである。
【0053】 フィルタにかけた信号をファイナル増幅器ステージに送ることにより、リニア
増幅器によるファイナル増幅はより有効となる。増幅器の利得ステージ間にフィ
ルタを設置することにより、より極の数が少ないデュプレクサ460、465を
実現し、ファイナル増幅利得ステージ後の挿入損失を低減し、この結果、直流電
流ドレインを少なくすることができる。増幅器400の挿入損失はより少ないの
で、ファイナル増幅器ステージは大きい出力RF電力を発生する必要はない。こ
れによりダイのサイズ(die size)をより小さくし、直流電流の消費量
がより少なくなるということを含む多数の望ましい結果が得られる。
【0054】 一実施例では、ダイプレクスマッチング回路430の入力端に高調波トラップ
455が結合されている。高調波トラップ455の機能は、ダイプレクスマッチ
ング回路430によって出力される信号の高調波成分を低減し、かつファイナル
ステージの増幅器404にVDDを供給することにある。図5は、一対のスイッ
チング可能な並列インダクタ520、525に結合された大電力スイッチ510
を含む高調波トラップ455の一実施例を示す。
【0055】 インダクタ520、525は、次にコンデンサ530に結合されており、この
コンデンサ530はダイプレクスマッチング回路430の入力端に結合されてい
る。インダクタ520とコンデンサ530は、800MHzで共振する並列共振
回路を構成するが、他方、インダクタ525とコンデンサ530は1900MH
zで共振する並列共振回路を形成する。このように、(増幅器400の作動状態
によって設定される)スイッチ510の状態に応じ、高調波トラップ455は8
00MHzのバンドまたは1900MHzバンド内の高調波信号を減衰するよう
に働く。スイッチ422、424および426と同じように、スイッチ510は
関連するマイクロプロセッサまたは他の制御ロジック(図示せず)からの制御ラ
イン(図示せず)によって制御可能である。
【0056】 ファイナルのリニア増幅器404はAB級のモードで作動するので、A級の増
幅器を使用した場合よりも出力信号の高調波成分が多くなる。従って、ファイナ
ル増幅器404の出力端に高調波トラップを設けることにより、出力エネルギー
を所望する周波数に限定し、ファイナル増幅器404の効率を高めることができ
る。
【0057】 再び図4を参照すると、この増幅器は800MHzの周波数バンドでアナログ
またはデジタル信号を増幅するか、または1900MHzの周波数バンドでデジ
タル信号を増幅するするよう、多数の選択可能なモードのうちの1つで作動でき
る。1900MHzの作動モードとするには、スイッチ422を閉じ、スイッチ
424を開ける。更に1900MHzの作動モードではファイナルステージの増
幅器404、414を更にアイソレートするために、スイッチ426を開けるこ
とができる。1900MHzの周波数バンド内のデジタル変調された入力信号は
、入力ターミナル405を介し、増幅器400へ入力され、1900MHzのド
ライバー増幅器402へ送られる。1900MHzのドライバー増幅器402が
出力する信号はファイナル増幅器404の入力端へ送られる。ファイナル増幅器
404には上記のようにリニアモードで作動するためのバイアスがかけられてい
る。増幅器404はデジタル変調された信号を効率的に増幅し、増幅された信号
をダイプレクスマッチング回路430へ出力する。
【0058】 800MHzバンドにおけるアナログRF信号を増幅するには、(800MH
zアナログモードの)スイッチ422および424を開け、一方、スイッチ42
6を閉じる。800MHz周波数バンドにおける周波数変調された(例えばアナ
ログすなわちFMの)入力信号は入力ターミナル415を介し、増幅器400へ
入力され、800MHzのドライバー増幅器412へ入力される。この800M
Hzのドライバー増幅器412が出力する信号は、閉じたスイッチ426を介し
、ファイナル増幅器414の入力端へ送られる。ファイナル増幅器414には飽
和モードで作動するためのバイアスがかけられているので、この増幅器はFM信
号を効率的に増幅し、増幅された信号をマッチング回路440へ出力する。
【0059】 800MHzバンド内のデジタル変調された(例えばπ/4DQPSK)RF
信号を増幅するには、(800MHzのデジタルモードの)スイッチ422およ
び426を開け、他方、スイッチ424を閉じる。800MHzの周波数バンド
内のデジタル変調された入力信号は、入力ターミナル415を介し、増幅器40
0へ入力され、800MHzのドライバー増幅器412へ入力される。800M
Hzのドライバー増幅器412が出力する信号はノード428およびスイッチ4
26を介し、ファイナル増幅器404の入力端へ送られる。上記のように、ファ
イナル増幅器404はリニアモードで作動するためのバイアスがかけられている
。増幅器404はデジタル変調された信号を効率的に増幅し、増幅された信号を
ダイプレクスマッチング回路430へ出力する。スイッチ445の動作は、図3
を参照して説明したスイッチ350の動作に類似している。
【0060】 上記のように、最新セルラー電話では、電力消費量が、より重大な関心事とな
っている。最新のセルラー電話の物理的サイズを縮小するために、セルラー電話
のバッテリーのサイズは4個から5個のセルから3個のセルに減少されている。
セルの数が少なくなれば、セルラー電話に給電するのに利用できるエネルギーも
少なくなり、この結果、有効な話時間の長さも短くなる。更にセルラー電話およ
びそのバッテリーのサイズを縮小した別の効果として、セルラー電話の回路が動
作することから放出される熱が、より狭い物理的面積に閉じ込められることが挙
げられる。したがって、送信回路で消費されるエネルギー量を最小にすることが
極めて好ましい。
【0061】 デュアルバンド、デュアルモードの電力増幅器における電力の散逸効果を説明
するために、再び図1に示されている公知のデュアルバンドの送信機チェーンに
言及する。結合ネットワーク420はLに等しい電力放出量を有し、増幅器10
6に供給される電圧はVに等しく、実際にはアンテナ180に結合されている増
幅器105から出力される電力はP0に等しく、増幅器105の効率はEである
と仮定した場合、電源から増幅器105へ送られる電流を次の方程式で表記でき
る。
【0062】
【数1】 (1) I=(P0・L)/(E・V)
【0063】 すなわち増幅器105の出力端における電力は(P0・L)に等しい。増幅器
105が出力する電力と供給される電力との差を、散逸電力Pdと表示すると、
この差は次のように表記できる。
【0064】
【数2】 (2) Pd=Ps−P0・L
【0065】 次に、式(2)を次のように書き直すことができる。
【0066】
【数3】 (3) Pd=(V・I)−P0・L
【0067】 方程式(1)を使用し、方程式(3)を次のように書き直すことができる。
【0068】
【数4】 (4) Pd=(1/E−I)・P0・L
【0069】 方程式(1)および(4)から結合ネットワークの損失Lを低減することによ
り、電力増幅器が吸収する電流を低減し、回路内で消費される電力および散逸さ
れる熱量も低減できる。
【0070】 所定のデュアルモード、デュアルバンドのセルラー電話は、いずれかの周波数
バンドでデジタルモードでフルデュプレクスモードで作動しなくてもよい。例え
ばIS−136、すなわち移動通信(GSM)企画のためのグローバルシステム
をサポートするデュアルモード、デュアルバンドのセルラー電話では、ハーフデ
ュプレクスモードを使用してデジタル通信が行われる。従って、かかるシステム
では、800MHzのアナログパスで1つのデュプレクサしか必要でない。デュ
プレクサは損失がかなり大きいデバイス(2〜3dB)であるので、デジタルパ
スからデュプレクサを省略すると、この回路における電力の消費が大幅に少なく
なる。
【0071】 デジタルパスからデュプレクサを除いたことを示す本発明の一実施例は図6に
示されている。図6に示された増幅回路600では、ダイプレクスマッチング回
路430の1900MHzの出力端に設けられるデュプレクサが省略されており
、かわりにサーキュレータ610が使用されている。このサーキュレータ610
はダイプレクスマッチング回路430の1900MHzのマッチング回路が出力
する信号をダイプレクサ470に送るためのものである。このダイプレクスマッ
チング回路430の800MHzの出力端はアイソレータ620に結合されてお
り、このアイソレータは次に大電力スイッチ630に結合されている。サーキュ
レータ610の出力端は出力ライン640Aを介し、ダイプレクサ470に結合
されており、大電力スイッチ630の出力端は出力ライン640Bを介し、ダイ
プレクサ470に結合されている。アイソレータ620はデュプレクサよりも損
失が少ないので、この結果、800MHzのリニアモードの運用では効率が改善
される。
【0072】 「サーキュレータ」なる用語は特定タイプのアイソレータ、例えば構造が当業
者に周知となっている3ポートタイプのデバイスを意味することが理解できよう
。従って、広義の「アイソレータ」なる用語は当業者にはサーキュレータも含む
と理解できよう。
【0073】 800MHzのリニアのハーフデュプレクス運用には、デュプレクサは不要で
あるので、800MHzバンドにおける送信信号と受信信号とを分離するデュプ
レクサ645は800MHzの飽和(アナログ)パス内の大電力スイッチ630
の入力側に移されている。この結果、大電力スイッチ630のRF電力条件は低
くなり、よってASICで実現するのに狭い物理的空間でよいことになる。80
0MHzの飽和モードおよび1900MHzのリニアモードにおける性能は、こ
の変更によって影響されることはないので、この結果、800MHzのリニアモ
ードにおいてほぼ100MHzの節約が可能となるはずである。
【0074】 図6に示された実施例では、ファイナルリニア増幅器は800MHzおよび1
900MHzバンド内のTDMA信号を増幅するためのTDMAファイナル増幅
器に置換されている。
【0075】 これまで述べた以外に、増幅回路600の動作は図4に示された実施例に関連
して説明した動作と同一である。
【0076】 図7には、本発明の別の実施例が回路700として示されている。この図に示
されている実施例では、FETスイッチングネットワーク725およびリニアモ
ードに関連したフィルタは図6の実施例に対して上流側に移されている。190
0MHzのRF入力端405は直接フィルタ710に結合されているが、他方、
800MHzのRF入力端415は直接フィルタ720に結合されている。
【0077】 FETスイッチングネットワーク725はスイッチ722、724および72
6を含む。スイッチ722はフィルタ710の出力端とTDMAドライバー70
2の入力端との間に結合されており、スイッチ724はノード728とTDMA
ドライバー702の入力端との間に結合されており、他方、スイッチ726はノ
ード728と800MHzドライバー712の入力端との間に結合されている。
フィルタ720の出力端はノード728に結合されており、スイッチ722、7
24および726の位置は無線電話機内のマイクロプロセッサ(図示せず)モー
ド制御信号によって制御されるようになっている。
【0078】 図4に示された実施例と同じように、増幅器は800MHz周波数バンド内の
アナログまたはデジタル信号もしくは1900MHz周波数バンド内のデジタル
信号を増幅するよう、多数の選択可能なモードのうちの1つで作動できる。19
00MHzの作動モードとなるには、スイッチ722は閉じられ、他方、スイッ
チ724は開けられる。1900MHzの周波数バンド内のデジタル変調された
入力信号は、入力ターミナル405を介し入力され、フィルタ710へ送られる
。フィルタ710が出力する信号はスイッチ722を介し、TDMAドライバー
増幅器702の入力端へ結合されている。TDMAドライバー702の出力信号
はTDMAファイナル増幅器604へ送られる。このファイナル増幅器604は
デジタル変調された信号を効率的に増幅し、増幅された信号をダイプレクスマッ
チング回路430へ出力する。
【0079】 800MHzバンド内のアナログRF信号を増幅するために、(800MHz
のアナログモード)のスイッチ722および724は開けられ、他方、スイッチ
726は閉じられる。800MHzの周波数バンド内の周波数変調された(例え
ばアナログまたはFM)入力信号は、入力ターミナル415を介し、増幅器70
0に入力され、フィルタ720へ送られる。フィルタ720が出力する信号は閉
じられているスイッチ726を介し、800MHzのドライバー増幅器712の
入力端へ送られる。800MHzのドライバー増幅器712の出力端およびファ
イナル増幅器414の出力端には第2フィルタ704が結合されている。
【0080】 ファイナル増幅器414には飽和モードで動作するためのバイアスがかけられ
ており、従って、このファイナル増幅器はFM信号を効率的に増幅し、増幅され
た信号をマッチング回路440へ出力する。
【0081】 800MHzバンド内のデジタル変調された(例えばπ/4DQPSK)RF
信号を増幅するために(800MHzのデジタルモードの)スイッチ722およ
び726は開けられ、他方、スイッチ724は閉じられる。800MHzバンド
内のデジタル変調された入力信号は入力ターミナル415を介し、増幅器700
へ入力され、フィルタ720へ送られる。フィルタ720が出力する信号はノー
ド728およびスイッチ724を介し、TDMAドライバー702の入力端へ送
られる。TDMAドライバー増幅器702からの信号はTDMAファイナル増幅
器604へ与えられる。上記のように、ファイナル増幅器604にはリニアモー
ドで動作するためのバイアスがかけられている。増幅器604はデジタル信号を
増幅幅された信号をダイプレクスマッチング回路430へ出力する。
【0082】 ファイナル710、712およびスイッチングネットワーク725をドライバ
増幅器702、712の前方上流に移すことにより、2つの目標が達成される。
すなわち第1に、フィルタ710、712およびスイッチングネットワーク72
5において消費される電流が低減される。その理由は、より低い電力レベルで電
力の損失が生じるので、この結果、電流条件が低減されるからである。第2に、
スイッチ722、724、726によって処理しなければならないRF電力が低
減され、これによりスイッチを実現するのに必要なトランジスタの面積が縮小す
る。
【0083】 TDMAの低バンド(800MHz)モードおよび高バンド(1900MHz
)モードが大幅に異なる電力条件を有しているケースでは、動作バンドごとに1
つのRF電力増幅器チェーンを設けることが望ましい。図8には、かかる増幅器
の一例が示されている。電力増幅回路800は高バンド入力ターミナル705と
低バンド入力ターミナル715とを有する。ターミナル705に入力された高バ
ンド信号はフィルタ710を通過し、TDMAドライバー806およびTDMA
ファイナル増幅器825へ送られる。TDMAファイナル増幅器825の出力端
には高調波トラップ840Aが設けられており、出力信号のインピーダンスをマ
ッチングするようにTDMAファイナル増幅器825の出力端には1900MH
zマッチング回路が設けられている。次に、増幅された1900MHzの出力信
号はサーキュレータ610を通過して、ダイプレクサ470へ送られ、アンテナ
480を通して送信される。
【0084】 ターミナル715に入力された低バンド信号はフィルタ720を通過し、スイ
ッチ822、824を含むモード選択スイッチングネットワークへ送られる。T
DMA運用をするために、スイッチ822は閉じられ、他方、スイッチ824は
開けられる。従って、TDMA運用では、低バンド入力信号はTDMAドライバ
ー802を通ってTDMAファイナル増幅器830へ送られ、ここで信号は送信
のために増幅される。TDMAファイナル増幅器830の出力端には800MH
zのマッチング回路855Aが設けられており、TDMAファイナル増幅器83
0の出力端には高調波トラップ840Bが設けられている。マッチング回路85
5Aから送られた信号はアイソレータ620および大電力スイッチ630を通過
し、ダイプレクサ470へ送られ、アンテナ480から送信される。
【0085】 アナログ運用のため、スイッチ822は開けられ、スイッチ824は閉じられ
、よって入力信号は800MHzのドライバー812と、フィルタ804と、飽
和したファイナル増幅器835と、800MHzのマッチング回路855Bとを
含む低バンドアナログ増幅器チェーンを通過させられる。ファイナル飽和モード
増幅器835の出力端には高調波トランジスタ840Cが結合されている。高調
波トラップ840A、840Bおよび840Cは、図11に示されているような
並列共振回路として実現してもよい。これら高調波トラップ840A、840B
および840Cの機能は、図4を参照して高調波トラップ455について説明し
た機能に類似している。すなわちマッチング回路850、855A、855Bが
出力する信号の高調波成分を低減すること、およびファイナルステージの増幅器
825、830、835にVDDを供給することである。
【0086】 別々の高バンドTDMA増幅器チェーンと低バンドのTDMA増幅器チェーン
とが設けられているので、他の実施例で設けられているようなダイプレクスマッ
チング回路は不要である。他の実施例と比較して、図8の実施例は各作動モード
に対する挿入損失を最適にすることにより、各ファイナル増幅器の性能を最大に
している。各作動モードにおける電力条件の設計を最適にした結果、型サイズ、
コストおよび電力消費特性が最適となっている。従って、各出力ステージに置け
る損失を最小にしたことにより、電力消費量および熱損失が最小となっている。
空間の点ではこのような構成は理想的ではないが、十分な空間が利用できる場合
、回路内で消費されるエネルギーの量を最小にするのに極めて有益である。
【0087】 図9は、800MHzのマッチング回路920とダイプレクサ465との間に
低損失のアイソレータ910を挿入した、本発明の別の変形例を示す。低損失ア
イソレータ910を増設したことにより、ファイナル飽和モード増幅器414の
電力マッチングに対する負荷が固定され、これによって増幅器414の効率が最
大となっている。
【0088】 図10は、複数のアンテナ970A、970Bおよび関連するアンテナ給電ポ
イント950A、950Bを含むアンテナ構造960を採用し、ダイプレクサは
省略した、本発明の更に別の変形例を示す。ダイプレクサを省略したことにより
ダイプレクサに関連した損失がなくなり、電力増幅回路の効率を更に高め、電力
消費量を低減できる。
【0089】 以上で、好ましい実施例を参照し、本発明について説明したが、当業者であれ
ば、本発明は本明細書に記載し、図示した特定の実施例のみに限定されないこと
が理解できよう。これまでの明細書の説明および図面は、本発明の要旨、すなわ
ち範囲から逸脱することなく、本明細書に示し、説明した以外の異なる実施例お
よび適応例だけでなく、多数の変形例、変更例および均等な構造を適当に示唆す
るものであり、これら説明および図面から明らかとなろう。従って、本発明は特
許請求の範囲およびその要旨のみによって限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 当技術分野で知られているデュアル増幅器チェーン構造の略図である。
【図2】 デュアルバンド運用を行うためのダイプレクス電力マッチング回路を備えた単
一増幅器チェーンの略図である。
【図3】 デュアルバンド、デュアルモードの増幅器チェーンの略図である。
【図4】 デュアルバンド、デュアルモードの増幅器チェーンの別の実施例の略図である
【図5】 図4の実施例と共に使用するための高調波トラップの回路図である。
【図6】 デュアルバンド、デュアルモードの増幅器チェーンの別の実施例の略図である
【図7】 デュアルバンド、デュアルモードの増幅器チェーンの別の実施例の略図である
【図8】 デュアルバンド、デュアルモードの増幅器チェーンの別の実施例の略図である
【図9】 デュアルバンド、デュアルモードの増幅器チェーンの別の実施例の略図である
【図10】 デュアルバンド、デュアルモードの増幅器チェーンの別の実施例の略図である
【図11】 図8の実施例と共に使用するための高調波トラップの回路図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月26日(2000.10.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 7001 Development Driv e, P.O. Box 13969, Re serach Triangle Par k, NC 27709 U.S.A. (72)発明者 メドウズ、ロナルド、シー アメリカ合衆国 ノースカロライナ、ヤン グスビル、 ドリームキャッチャー トレ イル 355 Fターム(参考) 5J091 AA01 AA41 AA63 CA36 HA09 HA29 HA33 HA38 KA29 KA41 KA68 SA14 TA01 5J092 AA01 AA41 AA63 CA36 HA09 HA29 HA33 HA38 KA29 KA41 KA68 SA14 TA01 5K060 CC04 DD04 EE05 HH06 HH39 JJ18 JJ23 LL07 【要約の続き】 の1つ以上の出力端にアイソレータが結合されており、 ローバンドのアナログパスでは、結合手段の前段に、結 合手段のRF電力条件を低減するためのデュプレクサが 設けられている。デュアルドライバ増幅ステージの前に スイッチングネットワークおよび入力フィルタステージ が設けられている。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモードまたは非リニアモードで選択的に作動でき、か
    つ第1周波数バンド内または第2周波数バンド内のRF信号を増幅するように選
    択的に作動できる、RF信号を増幅するための電力増幅回路であって、 第1周波数バンドおよび第2周波数バンド内のRF信号をそれぞれ受信するた
    めの第1RF入力ターミナルおよび第2RF入力ターミナルと、 第1ファイナル増幅器および第2ファイナル増幅器と、 入力端、低バンドの出力端および高バンドの出力端を有し、この入力端が前記
    第1ファイナル増幅器の出力端に結合されているマッチングネットワークと、 前記増幅回路がリニア作動モードまたは非リニア作動モードとされたことにそ
    れぞれ応答し、前記第2RF入力ターミナルを前記第1ファイナル増幅器および
    第2ファイナル増幅器のいずれかに選択的に結合するためのスイッチングネット
    ワークと、 前記マッチングネットワークの高バンド出力端と第1出力ラインとの間に結合
    されたアイソレータとを備えた電力増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記第2ファイナル増幅器の出力端に結合されたインピーダ
    ンスマッチング回路と、 前記インピーダンスマッチング回路の出力端に結合されたデュプレクサと、 前記マッチングネットワークの低バンド出力端および前記デュプレクサの出力
    端に結合されており、前記増幅回路が選択的にリニアモードまたは非リニアモー
    ドとされている時にそれぞれ前記マッチングネットワークの低バンド出力または
    前記デュプレクサの出力端の一方を第2出力ラインに選択的に結合するための、
    スイッチング回路とを更に含む、請求項1記載の電力増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記マッチングネットワークの低バンド出力端と前記スイッ
    チング回路との間に結合されたアイソレータを更に含む、請求項2記載の電力増
    幅回路。
  4. 【請求項4】 前記第1出力ラインおよび第2出力ラインがダイプレクサに
    結合されている、請求項3記載の電力増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記第1RF入力ターミナルおよび第2RF入力ターミナル
    にそれぞれ結合された第1ドライバー増幅器および第2ドライバー増幅器とを更
    に含み、 前記スイッチングネットワークが、前記第2ドライバー増幅器の出力端に結合
    されたノードと、前記第1ドライバー増幅器と前記第1ファイナル増幅器の入力
    端との間に結合された第1スイッチと、前記ノードと前記第1ファイナル増幅器
    の前記入力端との間に結合された第2スイッチと、前記ノードと前記第2ファイ
    ナル増幅器の入力端との間に結合された第3スイッチとを含む、請求項3記載の
    電力増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記第1ドライバー増幅器と前記第1スイッチとの間に配置
    された第1フィルタおよび前記第2ドライバー増幅器と前記ノードとの間に配置
    された第2フィルタとを更に含む、請求項5記載の電力増幅回路。
  7. 【請求項7】 前記第1フィルタおよび第2フィルタが表面弾性波フィルタ
    である、請求項6記載の電力増幅器。
  8. 【請求項8】 前記インピーダンスマッチング回路と前記スイッチング回路
    との間に結合されたアイソレータを更に含む、請求項2記載の電力増幅器。
  9. 【請求項9】 リニアモードまたは非リニアモードで選択的に作動でき、か
    つ第1周波数バンド内または第2周波数バンド内のRF信号を増幅するように選
    択的に作動できる、RF信号を増幅するための電力増幅回路であって、 第1周波数バンドおよび第2周波数バンド内のRF信号をそれぞれ受信するた
    めの第1RF入力ターミナルおよび第2RF入力ターミナルと、 第1ドライバー増幅器および第2ドライバー増幅器と、 前記第1ドライバー増幅器および第2ドライバー増幅器にそれぞれ結合された
    第1ファイナル増幅器および第2ファイナル増幅器と、 入力端、低バンドの出力端および高バンドの出力端を有し、この入力端が前記
    第1ファイナル増幅器の出力端に結合されているマッチングネットワークと、 前記増幅回路がリニア作動モードまたは非リニア作動モードとされたことにそ
    れぞれ応答し、前記第2RF入力ターミナルを前記第1ドライバー増幅器および
    第2ドライバー増幅器のいずれかに選択的に結合するためのスイッチングネット
    ワークとを備えた、電力増幅回路。
  10. 【請求項10】 前記マッチングネットワークの高バンド出力端と第1出力
    ラインとの間に結合されたアイソレータを更に含む、請求項1記載の電力増幅回
    路。
  11. 【請求項11】 前記第2ファイナル増幅器の出力端に結合されたインピー
    ダンスマッチング回路と、 前記インピーダンスマッチング回路の出力端に結合されたデュプレクサと、 前記マッチング回路の低バンド出力端および前記デュプレクサの出力端に結合
    されており、前記増幅回路が選択的にリニアモードまたは非リニアモードとされ
    ている時にそれぞれ前記マッチングネットワークの低バンド出力または前記デュ
    プレクサの出力端の一方を第2出力ラインに選択的に結合するための、スイッチ
    ング回路とを更に含む、請求項9記載の電力増幅回路。
  12. 【請求項12】 前記マッチングネットワークの低バンド出力端と前記スイ
    ッチング回路との間に結合されたアイソレータを更に含む、請求項11記載の電
    力増幅回路。
  13. 【請求項13】 前記第1出力ラインおよび第2出力ラインがダイプレクサ
    に結合されている、請求項12記載の電力増幅回路。
  14. 【請求項14】 前記スイッチングネットワークが、前記第2RF入力ター
    ミナルに結合されたノードと、前記第1RF入力ターミナルと前記第1ドライバ
    ー増幅器の入力端との間に結合された第1スイッチと、前記ノードと前記第1ド
    ライバー増幅器の前記入力端との間に結合された第2スイッチと、前記ノードと
    前記第2ドライバー増幅器の入力端との間に結合された第3スイッチとを含む、
    請求項12記載の電力増幅回路。
  15. 【請求項15】 前記第1RF入力ターミナルと前記第1スイッチとの間に
    配置された第1フィルタおよび前記第2RF入力ターミナルと前記ノードとの間
    に配置された第2フィルタとを更に含む、請求項14記載の電力増幅回路。
  16. 【請求項16】 前記第1フィルタおよび第2フィルタが表面弾性波フィル
    タである、請求項15記載の電力増幅器。
  17. 【請求項17】 前記インピーダンスマッチング回路と前記スイッチング回
    路との間に結合されたアイソレータを更に含む、請求項10記載の電力増幅器。
  18. 【請求項18】 リニアモードまたは非リニアモードで選択的に作動でき、
    かつ第1周波数バンド内または第2周波数バンド内のRF信号を増幅するように
    選択的に作動できる、RF信号を増幅するための電力増幅回路であって、 第1周波数バンドおよび第2周波数バンド内のRF信号をそれぞれ受信するた
    めの第1RF入力ターミナルおよび第2RF入力ターミナルと、 前記第1RF入力ターミナルに結合された第1TDMAファイナル増幅器と、 第2TDMAファイナル増幅器と、 飽和増幅器と、 前記増幅回路がリニア作動モードまたは非リニア作動モードとされたことにそ
    れぞれ応答し、前記第2TDMA増幅器および前記飽和増幅器の一方に前記第2
    RF入力ターミナルを選択的に結合するためのスイッチングネットワークとを備
    えた電力増幅回路。
  19. 【請求項19】 前記第1TDMA増幅器の出力端に結合された第1アイソ
    レータと、 前記第2TDMA増幅器の出力端に結合された第2アイソレータと、 前記飽和増幅器の出力端に結合されたデュプレクサとを更に備えた、請求項1
    8記載の電力増幅器。
  20. 【請求項20】 前記増幅回路がTDMAモードまたは飽和モードとされた
    ことにそれぞれ応答し、前記第2TDMA増幅器の前記出力端または前記飽和増
    幅器の前記出力端を第1出力ラインに選択的に結合するための、前記第2アイソ
    レータの出力端および前記デュプレクサの出力端に結合されたスイッチング回路
    を更に含む、請求項19記載の電力増幅器。
  21. 【請求項21】 TDMAモードまたは非リニアモードで選択的に作動でき
    、第1周波数バンド内または第2周波数バンド内のRF信号を増幅するように選
    択的に作動できる、RF信号を増幅するための電力増幅回路であって、 高バンド入力端および低バンド入力端を有するスイッチングネットワークと、 前記スイッチングネットワークに結合されたドライバー増幅ステージと、TD
    MA増幅器および飽和増幅器を有するファイナル増幅ステージとを備え、 前記低バンド入力端がTDMAモードまたはアナログモードの選択に応答し、
    前記TDMA増幅器または前記飽和増幅器の一方に結合される、電力増幅回路。
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