JP4589803B2 - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機 Download PDF

Info

Publication number
JP4589803B2
JP4589803B2 JP2005145448A JP2005145448A JP4589803B2 JP 4589803 B2 JP4589803 B2 JP 4589803B2 JP 2005145448 A JP2005145448 A JP 2005145448A JP 2005145448 A JP2005145448 A JP 2005145448A JP 4589803 B2 JP4589803 B2 JP 4589803B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
amplifier
wireless communication
power
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005145448A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006324878A (ja
Inventor
勝彦 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2005145448A priority Critical patent/JP4589803B2/ja
Priority to CNA2006100819827A priority patent/CN1866781A/zh
Priority to US11/435,893 priority patent/US7639990B2/en
Publication of JP2006324878A publication Critical patent/JP2006324878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4589803B2 publication Critical patent/JP4589803B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • H04B1/0483Transmitters with multiple parallel paths
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/403Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency
    • H04B1/406Circuits using the same oscillator for generating both the transmitter frequency and the receiver local oscillator frequency with more than one transmission mode, e.g. analog and digital modes

Description

本発明は、異なる通信方式に対して共通に使用可能な無線通信機に関する。
近年、携帯電話に代表される移動体通信には、複数の通信方式が用いられている。例えば、日本国内においては時分割多重アクセス(TDMA)を用いたパーソナルデジタルセルラー(PDC)方式と、符号分割多重アクセス(CDMA)方式が主に用いられている。一方、海外においてはTDMAを用いたGSM(Global System for Mobile Communications)方式や、CDMAを用いたUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)方式が用いられている。このように混在する異なった通信方式を両立させるために、各種の技術が提案されている。
従来は、2つの異なる通信方式に対して共通に使用可能なデュアルモード方式の通信機、又は送信機においては、通信方式の1つが選択されている場合には、他方の通信方式は動作していない場合が一般的であり、それぞれの方式をスイッチなどにより信号の導通するパスを切り替えて選択するものが多い。
以下に、CDMA方式と同様に送受同時動作の通信を行う全二重のアナログモードと、TDMA方式と同様に送受交互動作の通信を行う半二重のデジタルモードを切り替えて使用する無線通信機の例を、図面を参照して説明する(例えば、特許文献1を参照。)。
図7は従来のデュアルモード無線通信機のブロック構成を示している。図6に示すように、従来の無線通信機は、送信信号を発生させる送信機110と、受信信号を処理するに受信機120と、送信機110及び受信機120と接続されたアンテナアセンブリ130と、送信機110及びアンテナアセンブリ130を制御するコントローラ140とからなる。
送信機110入力された送信データを変調すると共に増幅して送信信号を生成する高周波増幅器111を含む。高周波増幅器111は、コントローラ140からの利得制御信号によって制御されており、アナログモードモードとデジタルモードとでは高周波増幅器111の動作状態及び利得等が変更され、アナログモードとデジタルモードとでは異なった送信信号を生成する。
高周波増幅器111から出力された送信信号は、アンテナアセンブリ130内に設けられた単極双投スイッチである第1のパス選択スイッチ131の共通端子Aに入力される。第1のパス選択スイッチ131は、コントローラ140からのスイッチ制御信号により切り替えられ、アナログモードの場合には共通端子Aと端子Bとが導通状態となり、デジタルモードの場合には共通端子Aと端子Cとが導通状態となる。
第1のパス選択スイッチ131の端子Cは、第1のパス選択スイッチと連動して切り替わる単極双投スイッチである第2のパス選択スイッチ132の端子Fと接続されている。デジタルモード動作時には、第2のパス選択スイッチ132の端子Fは、アンテナ134が接続された共通端子Dと導通している。従って、デジタルモードの場合には、前記第1のパス選択スイッチ131の共通端子Aに入力された送信信号は、第1のパス選択スイッチ131の端子Cから第2のパス選択スイッチ132の端子Fを経て、第2のパス選択スイッチ132の共通端子Dに接続されたアンテナ134から送信される。
一方、アナログモード動作の場合には、コントローラ140からのスイッチ制御信号により第1のパス選択スイッチ131の共通端子Aは、端子Bと接続され、第2のパス選択スイッチ132の共通端子Dは、端子Eと接続される。第1のパス選択スイッチ131の端子Bはデュプレクサ133の送信信号入力端子と接続されており、第2のパス選択スイッチ132の端子Eはデュプレクサ133のアンテナ端子と接続されている。従って、アナログモードの場合には、第1のパス選択スイッチの共通端子Aに入力された送信信号は、デュプレクサ133を経てアンテナ134から出力される。
また、アナログモードの場合には、送信信号を送信すると同時にアンテナ134から受信信号を受信しており、受信信号は第1のパス選択スイッチ132の共通端子Dから端子Eを経て、デュプレクサ133のアンテナ端子に入力される。デュプレクサ133において受信信号から必要な周波数が抜き出されると共に送信信号と分離されて、デュプレクサ133の受信信号出力端子から出力される。デュプレクサ133から出力された受信信号は受信機120に設けられた増幅及び復調器121を通って復調処理された後、受信データとして取り出される。
以上説明したように、コントローラ140からの制御信号によって第1のパス選択スイッチ131及び第2のパス選択スイッチ132を切り替えることにより、全二重の送受同時動作のアナログモードの場合にはデュプレクサ133を含んだ信号経路を選択し、半二重の送受交互動作のデジタルモードの場合には、デュプレクサ133を含まない信号経路を選択している。
また、コントローラ140からの利得制御信号により増幅器111の動作点を制御して、アナログモードの場合には増幅器111を非線形動作で動作させ、デジタルモードの場合には増幅器111を線形又は準線形動作で動作させる。さらに、デュプレクサ133の有無によりアンテナから送信される信号に電力差が生じることを防ぐために利得制御信号により増幅器111の利得を調整している。
特願2001−577708号公報
しかしながら従来の実施例の無線通信機においては、以下のような問題点がある。
まず、アナログモードでは増幅器111を非線形動作させ、デジタルモードとでは増幅器111を線形又は準線形動作させるため、増幅器111の電力効率を両方のモードにおいて最大とすることは困難であり、少なくとも一方のモードにおいて増幅器111の電力効率が低下するという問題がある。
次に、アナログモードにおいて、増幅器111からの送信信号はデュプレクサ133を通過する際に減衰する。デュプレクサ133における送信信号の減衰を考慮して最適な増幅器111のサイズを設定した場合には、デュプレクサ133による送信信号の減衰がないデジタルモードにおいては、電力効率が低下するという問題がある。
さらに、送信信号に振幅変調成分を含むデジタルモードにおいては、変調方式の特性上、増幅器111の直線性が重要であるため、増幅器111を飽和電力点からやや下側の領域で動作させる必要があり、電力効率はさらに低下するという問題がある。
また、アナログモードとデジタルモードとが混在する場合だけでなくデジタルモード同士においても、必要とする送信電力等が異なっており増幅器111をすべてのモードにおいて最大効率で動作させることは非常に困難であるという問題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決し、必要とする増幅器の動作特性及び送信電力等がそれぞれ異なる2つ以上の通信方式に対応し且ついずれの通信方式においても電力効率が最大となる条件で増幅器が動作する無線通信機を実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は複数の通信方式に対応する無線通信機を、通信方式ごとに電力増幅器を切り替える構成とする。
具体的に本発明に係る第1の無線通信機は、通信方式が互いに異なる複数の高周波信号を増幅する共通増幅器と、共通増幅器よりも後段に設けられ、各高周波信号をそれぞれ通過させる複数の信号経路と、各信号経路と共通増幅器との間に設けられ、共通増幅器と複数の信号経路のいずれか1つとを接続する切り替え回路とを備え、複数の信号経路には、該信号経路を通過する高周波信号に対して最適な電力増幅効率を有する電力増幅器が設けられていることを特徴とする。
第1の無線通信機によれば、信号経路を通過する高周波信号に対して最適な電力増幅効率を有する電力増幅器が設けられているため、いずれの通信方式においても最適な効率で電力増幅を行うことが可能であり、電力増幅器における電力のロスを低減することが可能であり、省電力で長時間使用可能な無線通信機を実現できる。また、無線通信機の発熱を抑え、電力増幅器の熱による劣化を抑えることもできる。
第1の無線通信機は、各高周波信号を出力するアンテナと、アンテナと各信号経路との間に設けられ、アンテナと複数の信号経路のうちのいずれかとを接続するアンテナ選択回路とをさらに備えていることが好ましい。このような構成とすることにより、アンテナを共用することが可能となり、さらに省スペース化することが可能となる。
第1の無線通信機において、複数の高周波信号は、時分割多重接続(TDMA)技術を用いた変調方式の高周波信号及び符号分割多重接続(CDMA)技術を用いた変調方式の高周波信号を含むことが好ましい。
第1の無線通信機において、複数の電力増幅器は、線形又は準線形動作を行う電力増幅器と、非線形動作を行う電力増幅器とを含むことが好ましい。
第1の無線通信機において、切り替え回路は、半導体素子により構成されたスイッチ回路であることが好ましい。このような構成とすることにより、切り替え回路の挿入による損失を抑えながら、各信号経路間のアイソレーションを向上させることも可能である。
第1の無線通信機において、複数の信号経路のうち切り替え回路により選択された一の信号経路に設けられた電力増幅器をオン状態とし、他の電力増幅器をオフ状態とする制御回路をさらに備えていることが好ましい。このような構成とすることにより、選択されていない電力増幅器における電力の消費を低減し、さらに省電力化することが可能である。また、各信号経路間のアイソレーションを高めることもできる。
第1の無線通信機において、切り替え回路は、分岐部を有し、共通増幅器の出力端子と各電力増幅器の入力端子とを接続する伝送線路であり、伝送線路における分岐部と各電力増幅器の入力端子との間の部分は、それぞれ各電力増幅器において増幅する高周波信号の周波数と共振する長さを有する共振線路であることが好ましい。また、切り替え回路は、分岐部を有し、共通増幅器の出力端子と各電力増幅器の入力端子とを接続する伝送線路であり、伝送線路における分岐部と各電力増幅器の入力端子との間の部分には、分布定数回路により、各電力増幅器において増幅する高周波信号を除く高周波信号に対してインピーダンスが無限大となるオープンスタブが形成されていてもよい。このような構成とすることにより、切り替え回路を簡略化することが可能となる。
第1の無線通信機において、制御回路は、各電力増幅器にそれぞれバイアスを供給する回路であることが好ましい。
第1の無線通信機において、共通増幅器よりも前段に設けられ、高周波信号から振幅変調成分を分離した位相変調信号を取り出す検波回路をさらに備え、電力増幅器は、振幅変調成分により位相変調信号を再変調するEER増幅器であることと特徴とする。このような構成とすることにより、電力増幅器に非線形増幅器を用いることが可能となり、電力増幅器の電力効率を高めることができる。
第1の無線通信機において、共通増幅器は、振幅変調成分により位相変調信号を再変調するEER増幅器であることと特徴とする。このような構成とすることにより、共通増幅器にも振幅変調を行うことが可能となり、各信号経路に入力する高周波信号のレベルを厳密に制御することができる。また、共通増幅器も非線形動作をさせることができ、電力効率を向上させることが可能となる。
第1の無線通信機は、検波回路よりも前段に設けられ、ローカル信号を発生させるローカル発信器と、ローカル信号を位相変調する位相変調器とをさらに備えていることが好ましい。
本発明に係る第2の無線通信機は、送信電力レベルが互いに異なる複数の高周波信号を増幅する共通増幅器と、共通増幅器よりも後段に設けられ、各高周波信号をそれぞれ通過させる複数の信号経路と、各信号経路と共通増幅器との間に設けられ、共通増幅器と複数の信号経路のいずれか1つとを接続する切り替え回路とを備え、共通増幅器は、複数の高周波信号のうち最も送信電力レベルが低い第1の高周波信号を該第1の高周波信号の送信電力レベルまで増幅する回路であり、複数の信号経路のうち第1の高周波信号を通過させる信号経路を除く信号経路には、該信号経路を通過する高周波信号に対して最適な電力増幅効率を有する電力増幅器が設けられていることを特徴とする。
第2の無線通信機によれば、共通増幅器は、複数の高周波信号のうち最も送信電力レベルが低い第1の高周波信号を該第1の高周波信号の送信電力レベルまで増幅する回路であり、複数の信号経路のうち第1の高周波信号を通過させる信号経路を除く信号経路には、該信号経路を通過する高周波信号に対して最適な電力増幅効率を有する電力増幅器が設けられているため、電力増幅器を1つ省略することができる。従って、無線通信機の消費電力を低減し、サイズを縮小することが可能となる。
第2の無線通信機において、複数の高周波信号は、時分割多重接続技術を用いた変調方式の高周波信号及び符号分割多重接続技術を用いた変調方式の高周波信号を含むことが好ましい。
第2の無線通信機は、共通増幅器よりも前段に設けられ、各高周波信号から振幅変調成分を分離した位相変調信号を取り出す検波回路をさらに備え、共通増幅器及び電力増幅器は、前記振幅変調成分により前記位相変調信号を再変調するEER増幅器であることが好ましい。
本発明の無線通信機によれば、必要とする増幅器の動作特性及び送信電力等がそれぞれ異なる2つ以上の通信方式に対応し且ついずれの通信方式においても電力効率が最大となる条件で増幅器が動作する無線通信機を実現できる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る無線通信機について図面を参照して説明する。図1は第1の実施形態に係る無線通信機のブロック構成を示している。
図1に示すように、本実施形態の無線通信機は、2つの異なる通信方式に対応したデュアルモードの無線通信機である。2つの通信形式はどのようなものであってもよいが、説明の都合上TDMA方式の1種であるGSMモードと、CDMA方式の1種であるUMTSモードに対応している場合について説明する。
本実施形態の無線通信機は、所定の周波数の発振信号を発生させる周波数発生器11と、周波数発生器11において発生させた発振信号を変調する変調部12と、変調部12において変調した高周波信号を増幅するプリアンプ13とを備えている。変調部12は、GSMモードの高周波信号及びUMTSモードの高周波信号のいずれも発生させることができる。また、プリアンプ13は、GSMモード及びUMTSモードの両方において共通に高周波信号を増幅する増幅器である。
プリアンプ13の出力端子はパス選択スイッチ14と接続されている。パス選択スイッチ14はコントローラ15により制御されており、GSMモードの場合にはGSM信号経路20を選択し、UMTSモードの場合にはUMTS信号経路30を選択する。パス選択スイッチ14は、トランジスタからなるスイッチであり、選択されていない信号経路と十分なアイソレーションを確保できる。
GSM信号経路20は、GSM用電力増幅器21と、GSM用電力増幅器21の出力端子と接続されたローパスフィルタ22とからなる。GSM用電力増幅器21は、GSMモードにおいて必要とされる非線形増幅を行う増幅器であり、GSMモードにおいて要求される送信電力において最大の電力効率を発揮するように設定されている。
ローパスフィルタ22は、非線形増幅器であるGSM用電力増幅器21により電力増幅を行った際に発生した高調波成分を抑制するために設けられている。また、ローパスフィルタ22の出力端子はGSM用アンテナ23と接続されている。
UMTS信号経路30は、UMTS用電力増幅器31と、UMTS用電力増幅器31の出力端子と接続されたアイソレータ32と、アイソレータ32の出力端子と一方の入出力端子とが接続されたデュプレクサ33とからなる。UMTS用電力増幅器31は、UMTSモードにおいて必要とされる線形増幅又は準線形増幅を行う増幅器であり、UMTSモードにおいて要求される送信電力において最大の電力効率となるように設定されている。
アイソレータ32は、反射波を吸収しUMTS用電力増幅器31の動作を安定化するために設けられている。また、デュプレクサ33は、送受信を同時に行うために送受信周波数帯域を分離するために設けられており、デュプレクサ33のアンテナ端子にはUMTS用アンテナ35が接続されており、デュプレクサの他方の入出力端子は受信部34と接続されている。
GSMモードは、UMTSに比べて大きな送信電力を必要とする。欧州電気通信標準化協会(ETSI)によるEN 300 607−1のGSM規格であるGSM 11.10−1 Version 8.2.0に定められているPower Classのうち、最も一般的に普及しているPower Class4における送信電力は、+33dBmである。一方、UMTSの規格であるGPP TS 25.101 V6.5.0において定められているPower Classのうち、最も一般的に普及しているPower Class3の送信電力は+24dBmであり、GSMモードとUMTSモードとの電力差は9dBに及ぶ。
通常、電力差が大きくなると、それぞれのモードにおいて設定されている電力条件にあわせて電力効率が最大となる条件で増幅器を動作させることは困難である。しかし、第1の実施形態の無線通信機によれば、2つの信号経路を備えており、GSMモード及びUMTSモードにおいて要求される電力増幅器の特性にそれぞれ最適化された2つの電力増幅器を有しているため、どちらのモードにおいても電力増幅器を最大の電力効率で動作させることが可能である。
2つの信号経路を切り替えるためにパス選択スイッチ14を回路中に挿入する必要があるが、パス選択スイッチ14による挿入損失によって、プリアンプ13とGSM用電力増幅器21及びUMTS用電力増幅器31との整合性が改善されるという効果が得られる。また、パス選択スイッチ14の挿入損失は無線通信機トータルの増幅量と、電力増幅器の入力段に設けられているということを考慮すれば極めてわずかであり、無線通信機全体としての消費電力にほとんど影響を及ぼさない。
また、プリアンプ13とGSM用電力増幅器21及びUMTS用電力増幅器31とのレイアウトの配置に距離的な制約が加わる。これにより、例えばプリアンプ13、GSM用電力増幅器21及びUMTS用電力増幅器31がそれぞれマイクロ波モノリシックインテグレーテッドサーキット(MMIC)で構成されており、各ブロックの密集度が比較的高い場合においては、プリアンプ13からGSM用電力増幅器21及びUMTS用電力増幅器31への熱伝達を抑えることができる。その結果、GSM用電力増幅器21及びUMTS用電力増幅器31の熱暴走を抑制したり、発熱に起因する破壊を抑制したりする効果を得ることができ、より信頼性の高い無線通信機を実現することができる。
なお、本実施形態においては、周波数発生器11で発生させた発振信号が、そのまま送信周波数となる直接変調方式の場合について説明したが、周波数発生器により発生させた発振信号を、例えばミキサ等により周波数を変換した後、変調を行ってもよい。
本実施形態においては、無線通信機をGSMモードとUMTSモードとのデュアルモードとしたが、他のモードであっても同様の構成とすることができる。また、3つ以上のモードが混在する無線通信機とすることもできる。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態に係る無線通信機について図面を参照して説明する。図2は第2の実施形態に係る無線通信機のブロック構成を示している。図2において図1と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。
本実施形態の無線通信機においては、GSM信号経路20の出力端子及びUMTS信号経路30の出力端子は、アンテナ切り替えスイッチ41の入出力端子とそれぞれ接続されている。アンテナ切り替えスイッチ41のアンテナ端子には共用アンテナ42が接続されており、1本のアンテナをGSMモード及びUMTSモードで切り替えて使用する。
アンテナ切り替えスイッチ41は、パス選択スイッチ14と同様にコントローラ15により制御され、パス選択スイッチ14により選択された信号経路が共用アンテナ42と接続されるようにする。
第2の実施形態の通信機によれば、GSMモード及びUMTSモードにおいて用いるアンテナを1つにすることができる。さらに、アンテナ切り替えスイッチ41にアイソレーション特性に優れたスイッチを用いることにより、GSM信号経路20とUMTS信号経路30とのアイソレーションを向上させGSMモードとUMTSモードとの干渉を抑えることができる。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態に係る無線通信機について図面を参照して説明する。図3は第3の実施形態に係る無線通信機の一部についてブロック構成を示している。図3において図1と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。
本実施形態の無線通信機においては、パス選択スイッチ14に代えて2つの共振線路によりGSM信号経路とUMTS信号経路とを切り替えている。
GSMモード及びUMTSモードに共通で使用するプリアンプ13からの出力線は分岐点51において2つに分岐され、分岐の一方は第1の共振線路52を介在させてGSM信号経路20に設けられたGSM用電力増幅器21の入力端子と接続されている。分岐の他方は、第2の共振線路53を介在させてUMTS信号経路30に設けられたUMTS用電力増幅器31の入力端子と接続されている。
第1の共振線路52は、分岐点51からGSM用電力増幅器21の入力端子までの長さがGSMモードにおける周波数に同調する長さに設定されており、第2の共振線路53は分岐点51からUMTS用電力増幅器31の入力端子までの長さがUMTSモードにおける周波数に同調する長さに設定されている。GSMモード及びUMTSモードにおける周波数が同一の場合には、第1の共振線路52と第2の共振線路53との長さは同一となる。
また、第3の実施形態においてコントローラ15は、GSM用電力増幅器21とUMTS用電力増幅器31のそれぞれについてオンオフの制御を行う。つまり、GSMモードにおいては、GSM用電力増幅器21がオン状態となりUMTS用電力増幅器31がオフ状態となる。UMTSモードにおいては、GSM用電力増幅器21がオフ状態となりUMTS用電力増幅器31がオン状態となる。
例えば、GSMモードの場合には、第1の共振線路52を介してオン状態のGSM用電力増幅器21へ信号が伝えられるが、オフ状態のUMTS用電力増幅器31と接続されている第2の共振線路53は、インピーダンスが無限大となるオープンスタブとなるためUMTS信号経路30へ信号が伝わることはない。このように、非常に簡単な構成により信号経路の選択を行うことが可能となる。
なお、本実施形態においては第1の共振線路及び第2の共振線路を、通過させる周波数と同調する物理的な路線長を有する伝送線路により形成したが、受動素子又は受動素子以外の分布定数により形成してもよい。また、第2の実施形態と同様にアンテナを共用する構成としてもよい。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態に係る無線通信機について図面を参照して説明する。図4は第4の実施形態に係る無線通信機のブロック構成を示している。図4において図2と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。
第4の実施形態の無線通信機は、GSM用電力増幅器21及びUMTS用電力増幅器31がEER(Envelope Elimination and Reconstruction)増幅器により構成されており、EER増幅器に振幅変調を行うためのAM制御部64と、周波数発生器11に位相変調を行うPM制御部63とを備えている。
変調信号発生器61により発生させた変調信号は、ポーラ制御部62において直行座標系の信号から極座標系の信号に変換され、位相情報を持つPM信号と振幅情報を持つAM信号とに分離される。分離されたPM信号は、PM制御部63により、周波数発生器11に対する位相変調に用いられる。同様にAM信号は、AM制御部64により、EER増幅器であるGSM用電力増幅器21及びUMTS用電力増幅器31に対する振幅変調に用いられる。周波数発生器11からの位相変調された発振信号は、プリアンプ13により増幅された後、パス選択スイッチ14により、GSM信号経路20又はUMTS信号経路30に入力される。
パス選択スイッチ14を制御するコントローラ15は、ポーラ制御部62からの信号によって制御される。従ってポーラ制御部62においてGSMモードとUMTSモードとのいずれかを選択すると、選択されたモードに応じた信号経路がパス選択スイッチ14により選択される。
GSM信号経路20が選択された場合は、AM制御部64からの制御信号によりGSM用電力増幅器21においてEER増幅動作が行われると同時に振幅変調される。GSM用電力増幅器21はGSMモードで要求される送信電力において最も電力効率が高くなるような非線形増幅動作を行うように設定されている。
同様に、UMTS信号経路30が選択された場合は、AM制御部64からの制御信号によりUMTS用電力増幅器31においてEER増幅動作が行われると同時に振幅変調される。UMTS用電力増幅器31はUMTSモードにおいて要求される送信電力において最も電力効率が高くなるような非線形増幅動作を行うように設定されている。このように電力増幅器をERR増幅器とすることにより、変調信号に振幅変調成分を含むUMTSモードにおいても非線形増幅動作をさせることが可能となり、線形又は準線形増幅動作を用いる場合と比べて大幅に電力効率を高めることが可能となる。
なお、パス選択スイッチ14は、第3の実施形態と同様に共振線路等により形成してもよい。
(第5の実施形態)
以下に、本発明の第5の実施形態に係る無線通信機について図面を参照して説明する。図5は第5の実施形態に係る無線通信機の一部についてブロック構成を示している。図5において図4と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。
図5に示すように本実施形態の無線通信機においては、プリアンプ13についてもERR増幅器とし、プリアンプ13に対しても振幅変調を行っている。
これにより、GSM用電力増幅器21及びUMTS用電力増幅器31にそれぞれ入力される信号レベルを選択されたモードに応じて正確に制御することができる。また、プリアンプ13を非線形動作させることができるので、無線通信機が備えているすべての動作モードにおいて、電力効率をそれぞれ最大とすることができ、その結果、長時間動作させることが可能な無線通信機を実現できる。
なお、本実施形態においてはコントローラ15とポーラ制御部62とを一体化した制御部65によりパス選択スイッチ14とAM制御部64とを一括して制御しているが、第4の実施形態と同様にコントローラ15とポーラ制御部62とが独立している構成としてもよい。
(第6の実施形態)
以下に、本発明の第6の実施形態に係る無線通信機について図面を参照して説明する。図6は第6の実施形態に係る無線通信機の一部についてブロック構成を示している。図6において図5と同一の構成要素には同一の符号を附すことにより説明を省略する。
図6に示すように本実施形態の無線通信機においては、UMTS信号経路30には電力増幅器が設けられていない。GSMモードと比べて送信電力が低いUMTSモードにおいては、必要とされる送信電力レベルまでプリアンプ13において増幅を行う。これによりUMTS用電力増幅器31を省略することができ、無線通信機の消費電力を低減できると共に、スペースも低減できる。
またGSMモードにおいては、GSM用電力増幅器21はプリアンプ12とあわせて増幅器構成全体での電力効率が最適となるよう設定されている。
本発明の無線通信機は、必要とする増幅器の動作特性及び送信電力等がそれぞれ異なる2つ以上の通信方式に対応し且ついずれの通信方式においても電力効率が最大となる条件で増幅器が動作する無線通信機を実現できるという効果を有し、異なる通信方式に対して共通に使用可能な無線通信機等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信機を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信機を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る無線通信機を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る無線通信機を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る無線通信機を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係る無線通信機を示すブロック図である。 従来例に係る無線通信機を示すブロック図である。
符号の説明
11 周波数発生器
12 変調部
13 プリアンプ
14 パス選択スイッチ
15 コントローラ
20 GSM信号経路
21 GSM用電力増幅器
22 ローパスフィルタ
23 GSM用アンテナ
30 UMTS信号経路
31 UMTS用電力増幅器
32 アイソレータ
33 デュプレクサ
34 受信部
35 UMTS用アンテナ
41 アンテナ切り替えスイッチ
42 共用アンテナ
51 分岐点
52 第1の共振線路
53 第2の共振線路
61 変調信号発生器
62 ポーラ制御部
63 PM制御部
64 AM制御部
65 制御部

Claims (2)

  1. 通信方式が互いに異なる複数の高周波信号を増幅する共通増幅器と、
    前記共通増幅器よりも後段に設けられ、前記各高周波信号をそれぞれ通過させる複数の信号経路と、
    前記各信号経路と前記共通増幅器との間に設けられ、前記共通増幅器と前記複数の信号経路のいずれか1つとを接続する切り替え回路と
    前記共通増幅器よりも前段に設けられ、前記各高周波信号から振幅変調成分を分離した位相変調信号を取り出す検波回路とを備え、
    前記複数の信号経路には、該信号経路を通過する高周波信号に対して最適な電力増幅効率を有する電力増幅器がそれぞれ設けられ、
    前記電力増幅器は、前記振幅変調成分により前記位相変調信号を再変調するEER増幅器であり、
    前記共通増幅器は、前記振幅変調成分により前記位相変調信号を再変調するEER増幅器であることを特徴とする無線通信機。
  2. 前記検波回路よりも前段に設けられ、ローカル信号を発生させるローカル発信器と、
    前記ローカル信号に位相変調を行う位相変調器とをさらに備えていることを特徴とする請求項に記載の無線通信機。
JP2005145448A 2005-05-18 2005-05-18 無線通信機 Expired - Fee Related JP4589803B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145448A JP4589803B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-18 無線通信機
CNA2006100819827A CN1866781A (zh) 2005-05-18 2006-05-16 无线通信机
US11/435,893 US7639990B2 (en) 2005-05-18 2006-05-18 Wireless communications device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145448A JP4589803B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-18 無線通信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006324878A JP2006324878A (ja) 2006-11-30
JP4589803B2 true JP4589803B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=37425675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005145448A Expired - Fee Related JP4589803B2 (ja) 2005-05-18 2005-05-18 無線通信機

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7639990B2 (ja)
JP (1) JP4589803B2 (ja)
CN (1) CN1866781A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8520673B2 (en) * 2006-10-23 2013-08-27 Telcordia Technologies, Inc. Method and communication device for routing unicast and multicast messages in an ad-hoc wireless network
JP4893394B2 (ja) * 2007-03-15 2012-03-07 パナソニック電工株式会社 通信装置
US8358978B2 (en) * 2008-11-04 2013-01-22 Broadcom Corporation Multiservice communication device with cognitive radio transceiver
WO2010137405A1 (ja) * 2009-05-27 2010-12-02 株式会社村田製作所 高周波モジュール
WO2013027538A1 (ja) * 2011-08-23 2013-02-28 日本電気株式会社 送信機
CN103477558B (zh) 2011-08-31 2016-04-06 株式会社村田制作所 半导体集成电路装置及高频功率放大器模块
JP6119735B2 (ja) 2012-03-12 2017-04-26 日本電気株式会社 送信装置および送信方法
US9240757B2 (en) 2012-10-05 2016-01-19 Nec Corporation Transmission apparatus and transmission method
CN106301409A (zh) * 2016-08-22 2017-01-04 维沃移动通信有限公司 一种功率放大电路、移动终端和方法
CN107395250A (zh) * 2017-08-22 2017-11-24 上海斐讯数据通信技术有限公司 一种射频电路和减少射频电路谐波干扰的方法
US10813000B2 (en) * 2018-09-06 2020-10-20 Corning Optical Communications LLC Channel-based remote unit monitoring and optimization in a wireless communications system (WCS)
US10601451B1 (en) * 2019-07-02 2020-03-24 Motorola Mobility Llc Low-cost method for selectively reducing switch loss
US20230239802A1 (en) * 2022-01-24 2023-07-27 Qualcomm Incorporated Dynamic power class assignments

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000013278A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線装置及びそれを備える無線携帯機及び無線基地局並びにそれらを含む無線通信システム
JP2002528946A (ja) * 1998-10-22 2002-09-03 エリクソン インコーポレイテッド 電力損失が低減された、デュアルバンド、デュアルモードの電力増幅器
JP2003517251A (ja) * 1999-12-13 2003-05-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 2つの送信アンテナを有する移動通信装置
JP2005020694A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Northrop Grumman Corp マルチモードのマルチ増幅器アーキテクチャ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6567653B1 (en) * 2000-04-12 2003-05-20 Ericsson Inc. Dual-mode communications transmitter
JP2003258653A (ja) * 2002-02-26 2003-09-12 Toshiba Corp 移動無線端末
US7486937B2 (en) * 2005-05-17 2009-02-03 Cirrus Logic, Inc. Efficient RF amplifier topologies

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000013278A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線装置及びそれを備える無線携帯機及び無線基地局並びにそれらを含む無線通信システム
JP2002528946A (ja) * 1998-10-22 2002-09-03 エリクソン インコーポレイテッド 電力損失が低減された、デュアルバンド、デュアルモードの電力増幅器
JP2003517251A (ja) * 1999-12-13 2003-05-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 2つの送信アンテナを有する移動通信装置
JP2005020694A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Northrop Grumman Corp マルチモードのマルチ増幅器アーキテクチャ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006324878A (ja) 2006-11-30
CN1866781A (zh) 2006-11-22
US20060264182A1 (en) 2006-11-23
US7639990B2 (en) 2009-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4589803B2 (ja) 無線通信機
KR100796010B1 (ko) 이중모드를 지원하는 무선 송수신 시스템
US6298244B1 (en) Dual-band, dual-mode power amplifier
US6188877B1 (en) Dual-band, dual-mode power amplifier with reduced power loss
US7245883B2 (en) Radio communication apparatus, radio communication method, antenna apparatus and first duplexer
US7706835B2 (en) High-frequency circuit device
US20060293005A1 (en) Wireless transmission apparatus, polar modulation transmission apparatus, and wireless communication apparatus
JP2006166277A (ja) 送受信装置およびモジュール
JP2003273770A (ja) 妨害波抑圧回路、アンテナ共用器、送受信回路、及び通信装置
US10499352B2 (en) Power amplification module for multiple bands and multiple standards
KR20030010726A (ko) 다중 대역 전송을 위한 방법 및 장치
CN102404020A (zh) 功率放大模块、多模射频收发器和多模终端
US7515648B2 (en) Transmitter and wireless communication apparatus using same
US20050026570A1 (en) TDMA transceiver including Cartesian feedback loop circuit
WO2001005028A1 (en) A dual-band, dual-mode power amplifier
CN113169749A (zh) 前端模块以及通信装置
JP4670741B2 (ja) 電力増幅装置
US6711392B1 (en) Balanced power amplifier for low power radio communications
JP2008205821A (ja) 高周波電力増幅装置及びそれを用いた送信装置
JP3961494B2 (ja) 高周波回路装置
KR20100008290A (ko) 시분할 다중접속 방식을 이용한 안테나 분리형 무선 시스템
KR100871469B1 (ko) 저잡음 증폭기를 이용한 etcs 단말 및 그 rf 신호처리 방법
JP2009055378A (ja) 無線装置および無線装置の歪み補償方法
JP2002152079A (ja) 無線装置
JPH08125450A (ja) 無線送受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees