JP2002516906A - 新規置換インドリノン、それらの調製及び医薬組成物としてのそれらの使用 - Google Patents

新規置換インドリノン、それらの調製及び医薬組成物としてのそれらの使用

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JP2002516906A
JP2002516906A JP2000552094A JP2000552094A JP2002516906A JP 2002516906 A JP2002516906 A JP 2002516906A JP 2000552094 A JP2000552094 A JP 2000552094A JP 2000552094 A JP2000552094 A JP 2000552094A JP 2002516906 A JP2002516906 A JP 2002516906A
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アルミン ヘッケル
ライネル ヴァルター
ヴォルフガング グレール
メール ヤコブス ツェー アー ヴァン
ノルベルト レーデマン
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ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は一般式(I) 【化1】 (式中、R1〜R5及びXは請求の範囲第1項に定義されたとおりである)の置換インドリノン、それらの異性体、及びそれらの塩、特にそれらの生理学上適合性の塩に関するものであり、これらは有益な薬理学的特性、特に異なるキナーゼ及びサイクリン/CDK複合体、並びに異なる腫瘍細胞の増殖に対する抑制効果を示す。また、本発明はこれらの化合物を含む医薬品、それらの使用、及びそれらの製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の開示) 本発明は一般式
【0002】
【化5】
【0003】 の新規な置換インドリノン、これらの異性体及びこれらの塩、特にこれらの生理
学上許される塩(これらは有益な性質を有する)に関する。 R1が水素原子又はプロドラッグ基を表す一般式Iの上記化合物は有益な薬理学
的性質、特に種々のキナーゼ、特にそれらの特異的サイクリン(A、B1、B2、C
、D1、D2、D3、E、F、G1、G2、H、I及びK)とのCDK(CDK1、CDK2、CDK3、C
DK4、CDK6、CDK7、CDK8及びCDK9)の複合体並びにウイルスサイクリンに対する
抑制効果を有し(L. Mengtao著J. Virology 71(3), 1984-1991 (1997)を参照の
こと)、またR1が水素原子又はプロドラッグ基を表さない上記一般式Iのその他
の化合物は上記化合物を調製するのに有益な中間体生成物である。 こうして、本発明は一般式Iの上記化合物(R1が水素原子又はプロドラッグ基
を表す化合物は有益な薬理学的性質を有する)、薬理学的に活性な化合物を含む
医薬組成物、それらの使用及びそれらの調製方法に関する。
【0004】 上記一般式Iにおいて、 Xは酸素原子又は硫黄原子を表し、 R1は水素原子、C1-4-アルコキシ-カルボニル基又はC2-4-アルカノイル基を表
し、 R2はカルボキシ基もしくはC1-4-アルコキシ-カルボニル基又は必要により1個
又は2個のC1-3-アルキル基により置換されていてもよいアミノカルボニル基(
その置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)を表し、 R3は水素原子又はC1-6-アルキル基(これはR3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し
2位でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、ヒドロキシ基、C1-3-アルコキ
シ基、C1-3-アルキルスルフェニル基、C1-3-アルキルスルフィニル基、C1-3-ア
ルキルスルホニル基、フェニルスルフェニル基、フェニルスルフィニル基、フェ
ニルスルホニル基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-ア
ミノ基、C2-5-アルカノイルアミノ基又はN-(C1-3-アルキルアミノ)-C2-5-アルカ
ノイルアミノ基により置換されていてもよい)を表し、
【0005】 R4は水素原子、C1-6-アルキル基又は必要によりC1-3-アルキル基により置換さ
れていてもよいC5-7-シクロアルキル基(R3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し3位
又は4位のメチレン基は必要によりC1-3-アルキル基により置換されていてもよ
いイミノ基により置換されていてもよい)、 フェニル基又はナフチル基〔これは フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、 必要により1個〜3個のフッ素原子により置換されていてもよいメトキシ基、 C2-3-アルコキシ(これは2位又は3位でC1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-
アルキル)-アミノ基又は5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換されて
いてもよく、更に上記アルキルアミノ基及びジアルキルアミノ基中のアルキル部
分はフェニル基により置換されていてもよい)、 トリフルオロメチル基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキ
ル)-アミノ基、C2-5-アルカノイルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C2-5-アルカノ
イルアミノ基、C1-5-アルキルスルホニルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C1-5-ア
ルキルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-
フェニルスルホニルアミノ基、アミノスルホニル基、C1-3-アルキルアミノスル
ホニル基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノスルホニル基(更に、上記アルキルア
ミノ基及びジアルキルアミノ基中のアルキル部分はフェニル基により置換されて
いてもよい)、 カルボニル基(これはヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-3-ア
ルキルアミノ基又はN-(C1-5-アルキル)-C1-3-アルキルアミノ基により置換され
ており、更に上記基中のアルキル部分はカルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボ
ニル基もしくはフェニル基により、又は2位もしくは3位でジ-(C1-3-アルキル)
-アミノ基、ピペラジノ基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくは5員〜7
員シクロアルキレンイミノ基により置換されていてもよい)、
【0006】 C1-3-アルキル基(これはアミノ基、C1-7-アルキルアミノ基、C5-7-シクロア
ルキルアミノ基、C5-7-シクロアルキル-C1-3-アルキルアミノ基又はフェニル-C1 -3 -アルキルアミノ基(これらは更にアミノ窒素原子の位置でC1-3-アルキル基に
より置換されていてもよく、その水素原子はフッ素原子、C5-7-シクロアルキル
基、C2-4-アルケニル基又はC1-4-アルキル基により完全置換又は部分置換されて
いる)により置換されており、 上記C1-4-アルキル置換基は夫々の場合に更にシアノ基、カルボキシ基、C1-3-
アルコキシカルボニル基、ピリジル基、イミダゾリル基、ベンゾ〔1,3〕ジオキ
ソール基又はフェニル基により一置換、二置換又は三置換されていてもよく、そ
のフェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、メチル基、メトキシ基
、トリフルオロメチル基、シアノ基又はニトロ基により置換されていてもよく、
これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、又は2位、3
位もしくは4位でヒドロキシ基により置換されていてもよい)、 C1-3-アルキル基(これはヒドロキシ基、カルボキシ基、チオモルホリノ基、1
-オキシド-チオモルホリノ基、1,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、ピペラジノ
基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくはN-フェニル-ピペラジノ基、5員
〜7員シクロアルキレンイミノ基又は4員〜7員シクロアルキレンイミノ基によ
り置換されていてもよく、上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基は1個又は
2個のC1-3-アルキル基、C5-7-シクロアルキル基もしくはフェニル基、C1-3-ア
ルキル基、C5-7-シクロアルキル基、フェニル基、カルボキシ基又はC1-4-アルコ
キシ-カルボニル基及びヒドロキシ基により置換されていてもよく、また上記シ
クロアルキレンイミノ基中で、窒素原子に隣接するメチレン基はカルボニル基に
より置換されていてもよい)、
【0007】 C1-3-アルキル基(これは5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換さ
れており、必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基もし
くはメトキシ基により一置換又は二置換されていてもよいフェニル基(これらの
置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、又は必要によりフッ
素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子又はメチル基、メトキシ基もし
くはアミノ基により置換されていてもよいオキサゾロ基、イミダゾロ基、チアゾ
ロ基、ピリジノ基、ピラジノ基又はピリミジノ基が2個の隣接炭素原子を介して
上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基に縮合されてもよい) により置換されていてもよく、 更に上記一置換フェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチ
ル基、メトキシ基もしくはニトロ基により置換されていてもよい〕、 5員ヘテロ芳香族基(これはイミノ基、酸素原子もしくは硫黄原子又はイミノ
基、酸素原子もしくは硫黄原子と1個もしくは2個の窒素原子を含む)、又は 6員ヘテロ芳香族基(これは1個、2個又は3個の窒素原子を含み、上記5員
及び6員芳香族基は更に塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基により置換され
ていてもよく、又はフェニル環が2個の隣接炭素原子を介して上記5員又は6員
ヘテロ芳香族基に縮合されてもよい)を表し、かつ R5は水素原子又はC1-3-アルキル基を表す。 更に、上記一般式Iの化合物中に存在するカルボキシ基、アミノ基又はイミノ
基は生体内で開裂し得る基により置換されていてもよい。
【0008】 (発明を実施するための最良の形態) 既に上記されたアルコキシカルボニル基及びアルカノイル基に加えて、生体内
で開裂し得る基として、アシル基、例えば、ベンゾイル基、ピリジノイル基、ペ
ンタノイル基又はヘキサノイル基、アリルオキシカルボニル基、C1-16-アルコキ
シカルボニル基、例えば、ペントキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル
基、オクチルオキシカルボニル基、ノニルオキシカルボニル基、デシルオキシカ
ルボニル基、ウンデシルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基又は
ヘキサデシルオキシカルボニル基、フェニル-C1-6-アルコキシカルボニル基、例
えば、ベンジルオキシカルボニル基、フェニルエトキシカルボニル基又はフェニ
ルプロポキシカルボニル基、C1-3-アルキルスルホニル-C2-4-アルコキシカルボ
ニル基、C1-3-アルコキシ-C2-4-アルコキシ-C2-4-アルコキシカルボニル基又はR c CO-O-(RdCRe)-O-CO-基(式中、 RcはC1-8-アルキル基、C5-7-シクロアルキル基、フェニル基又はフェニル-C1-3-
アルキル基を表し、 Reは水素原子、C1-3-アルキル基、C5-7-シクロアルキル基又はフェニル基を表し
、かつ Rdは水素原子又はC1-3-アルキル基を表す)或いはRcCO-O-(RdCRe)-O-基が挙げら
れ、上記エステル基はまた生体内でカルボキシ基に変換し得る基として使用され
てもよい。
【0009】 しかしながら、一般式Iの好ましい化合物は Xが酸素原子を表し、 R1が水素原子を表し、 R2がアミノカルボニル基を表し、 R3が水素原子又はC1-4-アルキル基(これはR3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し
2位で塩素原子もしくは臭素原子又はフェニルスルホニル基により置換されてい
てもよい)を表し、 R4が水素原子、C1-3-アルキル基又は必要によりメチル基により置換されてい
てもよいシクロペンチル基もしくはシクロヘキシル基(シクロペンチル基及びシ
クロヘキシル基中で、R3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し3位又は4位のメチレン
基は必要によりメチル基により置換されていてもよいイミノ基により置換されて
いてもよい)、
【0010】 フェニル基〔これは フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、 必要により1個〜3個のフッ素原子により置換されていてもよいメトキシ基、 C2-3-アルコキシ(これは2位又は3位でメチルアミノ基、ジメチルアミノ基
又は5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換されており、更に上記アミ
ノ基中のメチル基はフェニル基により置換されていてもよい)、 トリフルオロメチル基、アミノ基、C2-5-アルカノイルアミノ基、N-(C1-3-ア
ルキル)-C2-5-アルカノイルアミノ基、C1-5-アルキルスルホニルアミノ基、N-(C 1-3 -アルキル)-C1-5-アルキルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ
基、N-(C1-3-アルキル)-フェニルスルホニルアミノ基又はアミノスルホニル基(
更に、上記アルキルアミノ基及びジアルキルアミノ基中のアルキル部分はフェニ
ル基により置換されていてもよい)、 カルボニル基(これはヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-3-ア
ルキルアミノ基又はN-(C1-5-アルキル)-C1-3-アルキルアミノ基により置換され
ており、更に上記基中のアルキル部分はカルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボ
ニル基もしくはフェニル基により、又は2位もしくは3位でジ-(C1-3-アルキル)
-アミノ基、ピペラジノ基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくは5員〜7
員シクロアルキレンイミノ基により置換されていてもよい)、
【0011】 C1-3-アルキル基(これはアミノ基、C1-7-アルキルアミノ基、C5-7-シクロア
ルキルアミノ基、C5-7-シクロアルキル-C1-3-アルキルアミノ基又はフェニル-C1 -3 -アルキルアミノ基(これらは更にアミノ窒素原子の位置でC1-3-アルキル基に
より置換されていてもよく、その水素原子はフッ素原子、C5-7-シクロアルキル
基、C2-4-アルケニル基又はC1-4-アルキル基により完全置換又は部分置換されて
いる)により置換されており、 上記C1-4-アルキル置換基は夫々の場合に更にシアノ基、カルボキシ基、C1-3-
アルコキシカルボニル基、ピリジル基、イミダゾリル基、ベンゾ〔1,3〕ジオキ
ソール基又はフェニル基により置換されていてもよく、そのフェニル基はフッ素
原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基、メトキシ基、シアノ基、トリフ
ルオロメチル基もしくはニトロ基により一置換されていてもよく、又はフッ素原
子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基もしくはメトキシ基により二置換も
しくは三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異
なっていてもよく、又は2位、3位もしくは4位でヒドロキシ基により置換され
ていてもよい)、
【0012】 C1-3-アルキル基(これはヒドロキシ基、カルボキシ基、チオモルホリノ基、1
-オキシド-チオモルホリノ基、1,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、ピペラジノ
基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくはN-フェニル-ピペラジノ基、5員
〜7員シクロアルキレンイミノ基又は4員〜7員シクロアルキレンイミノ基によ
り置換されていてもよく、上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基は1個又は
2個のC1-3-アルキル基、シクロヘキシル基もしくはフェニル基、C1-3-アルキル
基、シクロヘキシル基、フェニル基、カルボキシ基又はC1-4-アルコキシ-カルボ
ニル基及びヒドロキシ基により置換されていてもよく、また上記シクロアルキレ
ンイミノ基中で、窒素原子に隣接するメチレン基はカルボニル基により置換され
ていてもよい)、
【0013】 C1-3-アルキル基(これは5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換さ
れており、必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基もし
くはメトキシ基により一置換又は二置換されていてもよいフェニル基(これらの
置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、又は必要によりアミ
ノ基により置換されていてもよいピラジノ基もしくはチアゾロ基が2個の隣接炭
素原子を介して上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基に縮合されてもよい)
により置換されており、 更に上記一置換フェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチ
ル基、メトキシ基もしくはニトロ基により置換されていてもよい〕、 必要により塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基により置換されていてもよ
いピリジル基、 必要によりメチル基により置換されていてもよいオキサゾリル基、イソオキサ
ゾリル基、イミダゾリル基又はチアゾリル基(これらに、フェニル環が2個の隣
接炭素原子を介して縮合されてもよい)を表し、かつ R5が水素原子又はC1-3-アルキル基を表す、化合物、
【0014】 特にR1〜R3及びR5が先に定義されたとおりであり、かつ R4が水素原子、C1-6-アルキル基又は必要によりC1-3-アルキル基により置換さ
れていてもよいC5-7-シクロアルキル基(R3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し3位
又は4位のメチレン基は必要によりC1-3-アルキル基により置換されていてもよ
いイミノ基により置換されていてもよい)、 フェニル基又はナフチル基〔これはフッ素原子、塩素原子又はヨウ素原子、C1 -3 -アルコキシ基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-ア
ミノ基、C2-5-アルカノイルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C2-5-アルカノイルア
ミノ基、C1-5-アルキルスルホニルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C1-5-アルキル
スルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基もしくはN-(C1-3-アルキル)-
フェニルスルホニルアミノ基又はC1-3-アルキル基(これはC1-5-アルキルアミノ
基、ジ-(C1-5-アルキル)-アミノ基、チオモルホリノ基、1-オキシド-チオモルホ
リノ基、1,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、ピペラジノ基、N-(C1-3-アルキル)
-ピペラジノ基、N-フェニル-ピペラジノ基、C5-7-シクロアルキレンイミノ基又
はC4-7-シクロアルキレンイミノ基により置換されていてもよく、上記C5-7-シク
ロアルキレンイミノ基は1個又は2個のC1-3-アルキル基、C5-7-シクロアルキル
基もしくはフェニル基、C1-3-アルキル基、C5-7-シクロアルキル基、フェニル基
、カルボキシ基又はC1-4-アルコキシ-カルボニル基及びヒドロキシ基により置換
されていてもよい)により置換されていてもよい〕を表す、一般式Iの化合物、
これらの異性体及び塩である。
【0015】 一般式Iの特に好ましい化合物はR1〜R5が先に定義されたとおりであり、かつ
R2が5位にある化合物、特に Xが酸素原子を表し、 R1が水素原子を表し、 5位のR2がアミノカルボニル基を表し、 R3が水素原子又はC1-4-アルキル基(これは塩素原子もしくは臭素原子又はフ
ェニルスルホニル基により末端で置換されていてもよい)を表し、 R4が水素原子、C1-3-アルキル基又は必要によりメチル基により置換されてい
てもよいシクロペンチル基もしくはシクロヘキシル基(シクロヘキシル基中で、
R3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し4位のメチレン基は必要によりメチル基により
置換されていてもよいイミノ基により置換されていてもよい)、
【0016】 フェニル基〔これは フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、 メチル基又はエチル基(これらは夫々の場合にC1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C 1-3 -アルキル)-アミノ基、チオモルホリノ基、1-オキシド-チオモルホリノ基、1
,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、N-フェニル-ピペラジノ基、5員〜6員シク
ロアルキレンイミノ基又は5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換され
ていてもよく、上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基は1個又は2個のメチ
ル基、シクロヘキシル基もしくはフェニル基、メチル基、シクロヘキシル基又は
フェニル基及びヒドロキシ基により置換されていてもよい)、 メチル基又はエチル基(これは5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置
換されているフェニル基により置換されていてもよく、更にフェニル環が2個の
隣接炭素原子を介して上記シクロアルキレンイミノ基に縮合されている) アミノ基、メチルアミノ基又はエチルアミノ基により置換されたメチル基又は
エチル基(これらの夫々が更にアミノ窒素原子の位置でベンジル基又はフェニル
エチル基により置換されており、上記基中のフェニル部分はフッ素原子、塩素原
子もしくは臭素原子又はメチル基、メトキシ基、シアノ基、トリフルオロメチル
基もしくはニトロ基により一置換されていてもよく、又はフッ素原子、塩素原子
もしくは臭素原子又はメチル基もしくはメトキシ基により二置換又は三置換され
ていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい
) により置換されていてもよく、 更に上記一置換フェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチ
ル基、メトキシ基もしくはニトロ基により置換されていてもよい〕を表し、かつ R5が水素原子又はC1-4-アルキル基を表す、化合物、これらの異性体及び塩で
ある。
【0017】 一般式Iの特に最も好ましい化合物は Xが酸素原子を表し、 R1が水素原子を表し、 5位のR2がアミノカルボニル基を表し、 R3が水素原子又はC1-4-アルキル基を表し、 R4がフェニル基〔これは フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、 メチル基又はエチル基(これらは夫々の場合にC1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C 1-3 -アルキル)-アミノ基、チオモルホリノ基、1-オキシド-チオモルホリノ基、1
,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、N-フェニル-ピペラジノ基、5員〜6員シク
ロアルキレンイミノ基又は5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換され
ていてもよく、上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基は1個又は2個のメチ
ル基、シクロヘキシル基もしくはフェニル基、メチル基、シクロヘキシル基又は
フェニル基及びヒドロキシ基により置換されていてもよい)、又は メチル基又はエチル基(これは4位で5員〜7員シクロアルキレンイミノ基に
より置換されているフェニル基により置換されていてもよく、更にフェニル環が
2個の隣接炭素原子を介して上記シクロアルキレンイミノ基に縮合されている)
【0018】 アミノ基、メチルアミノ基又はエチルアミノ基により置換されたメチル基又は
エチル基(これらの夫々が更にアミノ窒素原子の位置でベンジル基又はフェニル
エチル基により置換されており、そのフェニル部分はフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子又はメチル基、メトキシ基、シアノ基、トリフルオロメチル基もし
くはニトロ基により一置換されていてもよく、メチル基もしくはメトキシ基によ
り二置換されていてもよく、又はメチル基もしくはメトキシ基により三置換され
ていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよく、また異なっていても
よい) により置換されていてもよく、 更に上記一置換フェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチ
ル基、メトキシ基もしくはニトロ基により置換されていてもよい〕を表し、かつ R5が水素原子又はC1-4-アルキル基を表す、化合物、これらの異性体及び塩で
ある。
【0019】 下記の化合物が特に好ましい化合物の例として挙げられる。 (a) 3-Z-〔1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-
アミド-2-インドリノン、 (b) 3-Z-〔1-(4-ブロモ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-2-イ
ンドリノン、 (c) 3-Z-〔1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-ブチル-メチレン〕-5-
アミド-2-インドリノン、 (d) 3-Z-〔1-(4-クロロフェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-2-イ
ンドリノン及び (e) 3-Z-(1-フェニルアミノ-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン (f) 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メ
チル-メチレン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (g) 3-Z-〔1-(4-(N-(4-クロロベンジル)-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メ
チル-メチレン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (h) 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-エチル-アミノメチル)-フェニルアミノ〕-1-メ
チル-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン、
【0020】 (i) 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (j) 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-メチ
レン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (k) 3-Z-〔1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-
フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (l) 3-Z-〔1-(4-ピペリジノメチル-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン〕-5-アミド-2-インドリノン及び (m) 3-Z-〔1-(4-メチル-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-ア
ミド-2-インドリノン 並びにこれらの異性体及び塩。
【0021】 本発明によれば、これらの新規化合物は、例えば、主として文献により知られ
ている下記の方法に従って得られる。 a. 一般式
【0022】
【化6】
【0023】 (式中、 X及びR3は先に定義されたとおりであり、 R2'は先にR2について示された意味を有し、 R6は水素原子又はラクタム基の窒素原子の保護基を表し、基R2'又はR6の一つ
はまた必要によりスペーサーを介して形成されてもよい固相への結合を表しても
よく、またその他の基R2'又はR6は先に定義されたとおりであり、かつ Z1はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基又はアラルコキシ基、例えば
、塩素原子もしくは臭素原子又はメトキシ基、エトキシ基もしくはベンジルオキ
シ基を表す) の化合物を一般式
【0024】
【化7】
【0025】 (式中、 R4及びR5は先に定義されたとおりである) のアミンと反応させ、続いて、必要により、ラクタム基の窒素原子に使用された
保護基を開裂し、又は固相から開裂する。 ラクタム基の窒素原子に適した保護基は、例えば、アセチル基、ベンゾイル基
、エトキシカルボニル基、tert.ブチルオキシカルボニル基又はベンジルオキシ
カルボニル基であってもよく、また好適な固相は、例えば、4-(2',4'-ジメトキ
シフェニルアミノメチル)-フェノキシ樹脂(その結合はアミノ基を介して行われ
ることが好ましい)、又はp-ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂(その結合
は2,5-ジ-メトキシ-4-ヒドロキシ-ベンジル誘導体の如き中間膜を介して行われ
ることが好ましい)の如き樹脂であってもよい。 その反応は溶媒、例えば、ジメチルホルムアミド、トルエン、アセトニトリル
、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、塩化メチレン又はこれらの混合
物中で、必要により不活性塩基、例えば、トリエチルアミン、N-エチル-ジイソ
プロピルアミン又は炭酸水素ナトリウムの存在下で20〜175℃の温度で適当に行
われ、使用した保護基が同時にアミド交換の結果として開裂し得る。
【0026】 一般式IIの化合物中のZ1がハロゲン原子を表す場合、反応は不活性塩基の存在
下で20〜120℃の温度で行われることが好ましい。 一般式IIの化合物中のZ1がヒドロキシ基、アルコキシ基又はアラルコキシ基を
表す場合、反応は20〜200℃の温度で行われることが好ましい。 必要により、使用した保護基のその後の開裂は加水分解により水性溶媒又はア
ルコール性溶媒、例えば、メタノール/水、エタノール/水、イソプロパノール
/水、テトラヒドロフラン/水、ジオキサン/水、ジメチルホルムアミド/水、
メタノール又はエタノール中でアルカリ金属塩基、例えば、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム又は水酸化カリウムの存在下で0〜100℃の温度、好ましくは10
〜50℃の温度で適当に行われ、又は更に有利には有機塩基、例えば、アンモニア
、メチルアミン、ブチルアミン、ジメチルアミン又はピペリジンとのアミド交換
により溶媒、例えば、メタノール、エタノール、ジメチルホルムアミド及びこれ
らの混合物中で、又は過剰の使用したアミン中で0〜100℃の温度、好ましくは1
0〜50℃の温度で行われる。 使用した固相はトリフルオロ酢酸及び水により0〜35℃の温度、好ましくは周
囲温度で開裂されることが好ましい。 b. 一般式Iの化合物(式中、R2が上記アミノカルボニル基の一つを表す)を調
製するために、一般式
【0027】
【化8】
【0028】 (式中、R1及びR3は先に記載されたとおりである) の化合物、又はその反応性誘導体を一般式 H (R7NR8) (V) (式中、R7及びR8(これらは同じであってもよく、また異なっていてもよい)は
水素原子又はC1-3-アルキル基を表す) のアミンでアミド化する。
【0029】 そのアミド化は溶媒、例えば、塩化メチレン、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、トルエン、ジオキサン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド又は
ジメチルホルムアミド中で、必要により無機塩基又は三級有機塩基の存在下で、
好ましくは20℃〜使用した溶媒の沸騰温度の温度で行われることが好ましい。そ
のアミド化は相当する酸を用いて、好ましくは脱水剤の存在下で、例えば、イソ
ブチルクロロホルメート、テトラエチルオルトカーボネート、トリメチルオルト
アセテート、2,2-ジメトキシプロパン、テトラメチルオキシシラン、塩化チオニ
ル、トリメチルクロロシラン、三塩化リン、五酸化リン、N,N'-ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド、N,N'-ジシクロヘキシルカルボジイミド/N-ヒドロキシスク
シンイミド、N,N'-ジシクロヘキシルカルボジイミド/1-ヒドロキシ-ベンゾトリ
アゾール、2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウ
ムテトラフルオロボレート、2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テト
ラメチルウロニウムテトラフルオロボレート/1-ヒドロキシ-ベンゾトリアゾー
ル、N,N'-カルボニルジイミダゾール又はトリフェニルホスフィン/四塩化炭素
の存在下で、また必要により塩基、例えば、ピリジン、4-ジメチル-アミノピリ
ジン、N-メチルモルホリン又はトリエチルアミンを添加して、適当に0〜150℃
の温度、好ましくは0〜100℃の温度で行われることが好ましく、またアシル化
は相当する反応性化合物、例えば、その酸無水物、エステル、イミダゾリド又は
ハライドを用いて、必要により三級有機塩基、例えば、トリエチルアミン、N-エ
チルジイソプロピルアミン又はN-メチルモルホリンの存在下で0〜150℃の温度
、好ましくは50〜100℃の温度で行われる。
【0030】 本発明に従って、アルコキシカルボニル基を含む一般式Iの化合物が得られる
場合、これを加水分解により相当するカルボキシ化合物に変換してもよく、又は アミノ基又はアルキルアミノ基を含む一般式Iの化合物が得られる場合、これ
をアルキル化又は還元アルキル化により相当するアルキルアミノ化合物又はジア
ルキルアミノ化合物に変換してもよく、又は アミノ基又はアルキルアミノ基を含む一般式Iの化合物が得られる場合、これ
をアシル化により相当するアシル化合物に変換してもよく、又は カルボキシ基を含む一般式Iの化合物が得られる場合、これをエステル化又は
アミド化により相当するエステル化合物又はアミノカルボニル化合物に変換して
もよく、又は ニトロ基を含む一般式Iの化合物が得られる場合、これを還元により相当する
アミノ化合物に変換してもよい。 その後の加水分解は水性溶媒、例えば、水、イソプロパノール/水、テトラヒ
ドロフラン/水又はジオキサン/水中で、酸、例えば、トリフルオロ酢酸、塩酸
もしくは硫酸の存在下で、又はアルカリ金属塩基、例えば、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの存在下で0〜100℃の温度、好ましく
は10〜50℃の温度で行われることが好ましい。
【0031】 その後の還元アルキル化は好適な溶媒、例えば、メタノール、メタノール/水
、メタノール/水/アンモニア、エタノール、エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン又はジメチルホルムアミド中で必要により塩酸の如き酸を添加して触
媒により活性化された水素、例えば、ラネーニッケル、白金もしくはパラジウム
/木炭の存在下の水素の存在下で、又は金属水素化物、例えば、ホウ水素化ナト
リウム、ホウ水素化リチウムもしくは水素化リチウムアルミニウムの存在下で0
〜100℃の温度、好ましくは20〜80℃の温度で行われることが好ましい。 その後のアルキル化はアルキル化剤、例えば、アルキルハライド又はジアルキ
ル硫酸、例えば、ヨウ化メチル、ジメチル硫酸又は臭化プロピルを用いて好まし
くは溶媒、例えば、メタノール、エタノール、塩化メチレン、テトラヒドロフラ
ン、トルエン、ジオキサン、ジメチルスルホキシド又はジメチルホルムアミド中
で必要により無機塩基又は三級有機塩基、例えば、トリエチルアミン、N-エチル
-ジイソプロピルアミン又はジメチルアミノピリジンの存在下で、好ましくは20
℃〜使用した溶媒の沸騰温度の温度で行われる。
【0032】 その後のアシル化は溶媒、例えば、塩化メチレン、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、トルエン、ジオキサン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド
又はジメチルホルムアミド中で、必要により無機塩基又は三級有機塩基の存在下
で、好ましくは20℃〜使用した溶媒の沸騰温度の温度で行われることが好ましい
。アシル化は相当する酸を用いて、好ましくは脱水剤の存在下で、例えば、イソ
ブチルクロロホルメート、テトラエチルオルトカーボネート、トリメチルオルト
アセテート、2,2-ジメトキシプロパン、テトラメトキシシラン、塩化チオニル、
トリメチルクロロシラン、三塩化リン、五酸化リン、N,N'-ジシクロヘキシルカ
ルボジイミド、N,N'-ジシクロヘキシルカルボジイミド/N-ヒドロキシスクシン
イミド、N,N'-ジシクロヘキシルカルボジイミド/1-ヒドロキシ-ベンゾトリアゾ
ール、2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウムテ
トラフルオロボレート、2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメ
チルウロニウムテトラフルオロボレート/1-ヒドロキシ-ベンゾトリアゾール、N
,N'-カルボニルジイミダゾール又はトリフェニルホスフィン/四塩化炭素の存在
下で、必要により塩基、例えば、ピリジン、4-ジメチルアミノ-ピリジン、N-メ
チルモルホリン又はトリエチルアミンを添加して、適当に0〜150℃の温度、好
ましくは0〜100℃の温度で行われ、またアシル化は相当する反応性化合物、例
えば、その酸無水物、エステル、イミダゾール又はハライドを用いて必要により
三級有機塩基、例えば、トリエチルアミン、N-エチル-ジイソプロピルアミン又
はN-メチル-モルホリンの存在下で0〜150℃の温度、好ましくは50〜100℃の温
度で行われる。
【0033】 その後のエステル化又はアミド化は相当する反応性カルボン酸誘導体を前記の
ように相当するアルコール又はアミンと反応させることにより適当に行われる。 ニトロ基のその後の還元は水添分解により、例えば、水素を用いて触媒、例え
ば、パラジウム/木炭又はラネーニッケルの存在下で溶媒、例えば、メタノール
、エタノール、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルホルムアミド/ア
セトン又は氷酢酸中で、必要により塩酸又は氷酢酸の如き酸を添加して0〜50℃
の温度、好ましくは周囲温度で、1〜7バール、好ましくは3〜5バールの水素
圧で行われることが好ましい。 前記反応において、存在する反応性基、例えば、カルボキシ基、アミノ基、ア
ルキルアミノ基又はイミノ基は通常の保護基(これらはその反応後に再度開裂さ
れる)により反応中に保護されてもよい。 例えば、カルボキシ基の保護基はトリメチルシリル基、メチル基、エチル基、
tert.ブチル基、ベンジル基又はテトラヒドロピラニル基であってもよく、また
アミノ基、アルキルアミノ基又はイミノ基の保護基はアセチル基、トリフルオロ
アセチル基、ベンゾイル基、エトキシカルボニル基、tert.ブトキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基、ベンジル基、メトキシベンジル基又は2,4-ジ
メトキシベンジル基であってもよく、更にアミノ基についてフタリル基であって
もよい。
【0034】 使用した保護基は必要により続いて、例えば、水性溶媒、例えば、水、イソプ
ロパノール/水、テトラヒドロフラン/水又はジオキサン/水中で、酸、例えば
、トリフルオロ酢酸、塩酸もしくは硫酸の存在下で、又はアルカリ金属塩基、例
えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムの存在下で加
水分解により0〜100℃の温度、好ましくは10〜50℃の温度で開裂される。 しかしながら、例えば、ベンジル基、メトキシベンジル基又はベンジルオキシ
カルボニル基は、例えば、水添分解により、例えば、パラジウム/木炭の如き触
媒の存在下で好適な溶媒、例えば、メタノール、エタノール、酢酸エチル、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルホルムアミド/アセトン又は氷酢酸中で、必要によ
り塩酸又は氷酢酸の如き酸を添加して、0〜50℃の温度、好ましくは室温で、1
〜7バール、好ましくは3〜5バールの水素圧のもとに水素を使用して開裂され
る。 また、メトキシベンジル基は硝酸セリウム(IV)アンモニウムの如き酸化剤の存
在下で溶媒、例えば、塩化メチレン、アセトニトリル又はアセトニトリル/水中
で0〜50℃の温度、好ましくは周囲温度で開裂し得る。
【0035】 しかしながら、2,4-ジメトキシベンジル基はアニソールの存在下でトリフルオ
ロ酢酸中で開裂されることが好ましい。 tert.ブチル基又はtert.ブチルオキシカルボニル基は必要により溶媒、例えば
、塩化メチレン、ジオキサン、酢酸エチル又はエーテルを使用して、トリフルオ
ロ酢酸又は塩酸の如き酸による処理により開裂されることが好ましい。 フタリル基はヒドラジン又は一級アミン、例えば、メチルアミン、エチルアミ
ンもしくはn-ブチルアミンの存在下で溶媒、例えば、メタノール、エタノール、
イソプロパノール、トルエン/水又はジオキサン中で20〜50℃の温度で開裂され
ることが好ましい。 更に、得られた一般式Iのキラル化合物はそれらの鏡像体及び/又はジアステ
レオマーに分割されてもよい。 こうして、例えば、ラセミ体として生じる得られた一般式Iの化合物はそれ自
体知られている方法(Allinger N. L. 及びEliel E. L. 著"Topics in Stereoche
mistry", Vol. 6, Wiley Interscience, 1971を参照のこと)によりそれらの光学
鏡像体に分離されてもよく、また少なくとも2個の不斉炭素原子を有する一般式
Iの化合物はそれ自体知られている方法を使用して、例えば、クロマトグラフィ
ー及び/又は分別結晶化によりそれらの物理的−化学的相違に基いてそれらのジ
アステレオマーに分割されてもよく、これらの化合物がラセミ形態で得られる場
合には、それらが続いて上記のように鏡像体に分割されてもよい。
【0036】 鏡像体はキラル相によるカラム分離もしくは光学活性溶媒による再結晶により
、又は光学活性物質(これはラセミ化合物と塩又は誘導体、例えば、エステル又
はアミドを生成する)、特に酸及びその活性化誘導体またはアルコールと反応さ
せ、こうして得られたジアステレオマー塩混合物又は誘導体を、例えば、それら
の溶解性の相違に基いて分離することにより分離されることが好ましく、一方、
遊離鏡像体は好適な薬剤の作用により純粋なジアステレオマー塩又は誘導体から
放出し得る。普通使用される光学活性酸は、例えば、酒石酸又はジベンゾイル酒
石酸、ジ-o-トリル酒石酸、リンゴ酸、マンデル酸、ショウノウスルホン酸、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸、N-アセチルアスパラギン酸又はキナ酸のD-形態及
びL-形態である。光学活性アルコールは、例えば、(+)-メントール又は(-)-メン
トールであってもよく、またアミド中の光学活性アシル基は、例えば、(+)-又は
(-)-メンチルオキシカルボニル基であってもよい。
【0037】 更に、一般式Iの化合物はそれらの塩、特に医薬用のために無機酸又は有機酸
とのそれらの生理学上許される塩に変換し得る。この目的に使用し得る酸として
、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、フマル酸、コハク酸、乳酸、クエ
ン酸、酒石酸、マレイン酸又はメタンスルホン酸が挙げられる。 更に、式Iの新規化合物がカルボキシ基を含む場合、それらは続いて、所望に
より、無機塩基もしくは有機塩基との塩、特に医薬用のために、それらの生理学
上許される塩に変換し得る。この目的に適した塩基として、例えば、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、アルギニン、シクロヘキシルアミン、エタノールアミ
ン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンが挙げられる。
【0038】 原料として使用した一般式I〜Vの化合物は或る場合には文献により知られて
おり、又は実施例に記載される。 既に記載したように、R1が水素原子又はプロドラッグ基を表す一般式Iの新規
化合物は有益な薬理学的性質、特に種々のキナーゼ及びサイクリン/CDK-複合体
、培養されたヒト腫瘍細胞の増殖並びに経口投与された場合にはヒト腫瘍細胞で
冒されたヌードマウスの腫瘍の増殖に対する抑制効果を有する。 例えば、表1にリストされた化合物を以下のようにしてそれらの生物学的性質
について試験した。
【0039】試験1 サイクリン/CDK酵素の抑制、in vitro活性 高力価の組換えバキュロウイルスで感染されたHigh FiveTM昆虫細胞(BTI-TN-5
B1-4)を使用して活性なヒトサイクリン/CDKホロ酵素を生成した。2種のプロモ
ーター(ポリヘドリンエンハンサープロモーター、P10エンハンサープロモータ
ー)を含むバキュロウイルスベクターを使用することにより、GST標識サイクリ
ン(例えば、サイクリンD1又はサイクリンD3)を相当するHis6標識CDKサブユニ
ット(例えば、CDK4又はCDK6の)とともに同細胞中で発現した。活性ホロ酵素を
グルタチオンセファロースによるアフィニティークロマトグラフィーにより単離
した。組換えGST標識pRB (aa 379-928)をE. coli中で生成し、グルタチオンセフ
ァロースによるアフィニティークロマトグラフィーにより精製した。 そのキナーゼアッセイに使用した基質はその特異性キナーゼに依存した。ヒス
トンH1(シグマ)をサイクリンE/CDK2、サイクリンA/CDK2、サイクリンB/CDK1及
びv-サイクリン/CDK6の基質として使用した。GST標識pRB (aa 379-928)をサイク
リンD1/CDK4、サイクリンD3/CDK4、サイクリンD1/CDK6及びサイクリンD3/CDK6の
基質として使用した。
【0040】 組換えバキュロウイルス又は組換えキナーゼで感染された昆虫細胞の溶解産物
(精製により溶解産物から得られた)を放射能標識ATPと一緒に好適な基質の存
在下で1%のDMSO溶液(ジメチルスルホキシド)溶液中で種々の濃度のインヒビ
ターとともに45分間にわたって30℃でインキュベートした。関連放射能を有する
基質タンパク質を撥水性PVDFマルチウェル・ミクロタイタ・プレート(ミリポア
)中で5%のTCA(トリクロロ酢酸)で、又はワットマンP81フィルターで0.5%
のリン酸溶液で沈殿させた。シンチレーション液の添加後に、放射能をワラス14
50ミクロベータ・リキッド・シンチレーション・カウンター中で測定した。夫々
の濃度の物質について、2回測定を行った。IC50値を酵素抑制について計算した
【0041】試験2 培養ヒト腫瘍細胞の増殖の抑制 平滑筋肉腫腫瘍細胞系SK-UT-1B(ATCCから得られた)の細胞を、ピルビン酸ナ
トリウム(1ミリモル)、グルタミン(2ミリモル)及び10%のウシ胎児血清(
ギブコ)を補給した、非必須アミノ酸(ギブコ)を含む最小必須培地中で培養し
、対数増殖期中に回収した。次いでSK-UT-1B細胞をウェル当り4000細胞の密度で
サイトスター(登録商標)マルチウェル・プレート(アメーシャム)に添加し、
インキュベーター中で一夜インキュベートした。種々の濃度の化合物(DMSOに溶
解した;最終濃度:<1%)を細胞に添加した。48時間のインキュベーション後
に、14C-チミジン(アメーシャム)を夫々のウェルに添加し、インキュベーショ
ンを更に24時間続けた。インヒビターの存在下で腫瘍細胞にとり込まれ、S期の
細胞の数に相当する14C-チミジンの量をワラス1450ミクロベータ・リキッド・シ
ンチレーション・カウンター中で測定した。増殖の抑制(=とり込まれた14C-チ
ミジンの抑制)に関するIC50値を計算し、バックグラウンド放射線について修正
した。全ての測定を2回行った。
【0042】試験3 腫瘍を有するヌードマウスに関するin vivo効果 0.1mlの容積の106細胞〔SK-UT-1B、又はノンスモール細胞肺腫瘍NCI-H460(AT
CCから得られた)〕を雄及び/又は雌のヌードマウス(NMRI nu/nu; 25-35g; N =
10-20)に皮下注射した。また、SK-UT-1B又はNCI-H460細胞塊の小断片を皮下に
移植した。注射又は移植の1週〜3週後に、キナーゼインヒビターを2〜4週の
期間にわたって経口経路により毎日投与した(食道管による)。デジタル・スラ
イディング・ゲージを使用して、腫瘍のサイズを週に3回測定した。腫瘍増殖に
関するキナーゼインヒビターの効果を偽薬で処理した対照グループと比較して抑
制%として測定した。 下記の表2はin vitro試験2で得られた結果を含む。
【0043】
【表1】
【0044】 一般式Iの新規化合物、それらの異性体及び生理学上許される塩は、それらの
生物学的性質に鑑みて、過度又は異常な細胞増殖を特徴とする疾患の治療に適し
ている。 このような疾患として(完全を主張するものではない)、ウイルス感染症(例
えば、HIV及びカポージ肉腫);炎症疾患及び自己免疫疾患(例えば、大腸炎、
関節炎、アルツハイマー病、腎炎及び創傷治癒);細菌、菌類及び/又は寄生虫
感染症;白血病、リンパ腫及び充実性腫瘍;皮膚疾患(例えば、乾癬);骨疾患
;心血管疾患(例えば、再狭窄及び栄養過度)が挙げられる。それらはまた放射
線、UV処理及び/又は細胞増殖抑制処理により生じられるDNA損傷に対し増殖細
胞(例えば、毛髪、腸、血液及び始原細胞)を保護するのに有益である。 新規化合物は、必要によりその他の細胞増殖抑制剤の如きその他の技術水準の
化合物と一緒に、上記疾患の短期又は長期の治療に使用されてもよい。
【0045】 このような効果を得るのに必要とされる投薬量は静脈内経路によると約0.1〜3
0mg/kg、好ましくは0.3〜10mg/kgであり、また経口経路によると0.1〜100mg/kg
、好ましくは0.3〜30mg/kgであり、夫々の場合に1日1〜4回投与される。この
目的のために、本発明に従って調製された式Iの化合物は、必要によりその他の
活性物質と一緒に、一種以上の通常の不活性担体及び/又は希釈剤、例えば、ト
ウモロコシ澱粉、ラクトース、グルコース、微結晶性セルロース、ステアリン酸
マグネシウム、ポリビニルピロリドン、クエン酸、酒石酸、水、水/エタノール
、水/グリセロール、水/ソルビトール、水/ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、セチルステアリルアルコール、カルボキシメチルセルロース又
は脂肪物質、例えば、硬質脂肪又はこれらの適当な混合物とともに製剤化されて
通常のガレン製剤、例えば、単純錠剤もしくは被覆錠剤、カプセル、粉末、懸濁
液又は座薬を製造し得る。 以下の実施例は本発明を説明することを目的とする。
【0046】 (実施例)例I メチル1-アセチル-2-インドリノン-5-カルボキシレート メチル2-インドリノン-5-カルボキシレート(Ogawa, Hidenoriら, Chem.Pharm
.Bull 36, 2253-2258 (1988)と同様にして調製した)10.5gを4時間にわたって1
40℃で無水酢酸30ml中で撹拌する。次いでその混合物を冷却し、氷水に注ぎ、沈
殿を吸引濾過する。生成物をもう一度水洗し、次いで塩化メチレンに吸収させ、
硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発により濃縮する。 収量:11g(理論値の86%)、 Rf値:0.63(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=50:1)例II メチル1-アセチル-3-(1-エトキシ-1-ブチル-メチレン)-2-インドリノン-5-カル
ボキシレート メチル1-アセチル-2-インドリノン-5-カルボキシレート11gを無水酢酸110ml及
びトリエチルオルトバレレート30ml中で2時間にわたって100℃で撹拌する。次
いでそれを回転蒸発により濃縮し、残渣をエーテルで洗浄し、吸引濾過する。 収量:11.5g(理論値の67%)、 Rf値:0.55(シリカゲル、塩化メチレン/石油エーテル/酢酸エチル=4:5:1)
【0047】 例IIと同様にして、下記の化合物を調製する。 (1) メチル1-アセチル-3-(1-エトキシ-メチレン)-2-インドリノン-5-カルボキ
シレート メチル1-アセチル-2-インドリノン-5-カルボキシレート及びトリメチルオルト
ホルメートから調製した。 (2) メチル1-アセチル-3-(1-エトキシ-1-メチル-メチレン)-2-インドリノン-5-
カルボキシレート メチル1-アセチル-2-インドリノン-5-カルボキシレート及びトリエチルオルト
アセテートから調製した。 (3) メチル1-アセチル-3-(1-エトキシ-1-エチル-メチレン)-2-インドリノン-5-
カルボキシレート メチル1-アセチル-2-インドリノン-5-カルボキシレート及びトリメチルオルト
プロピオネートから調製した。
【0048】例III リンク樹脂(MBHA樹脂、ノボバイオケム社製)28.0gをジメチルホルムアミド3
30ml中で膨潤させた。次いでジメチルホルムアミド中30%のピペリジン330mlを
添加し、9H-フルオレン-9-イル-メトキシカルボニル基を開裂するためにその混
合物を7分間振とうした。次いでその樹脂をジメチルホルムアミドで数回洗浄し
た。最後に、ジメチルホルムアミド300ml中の2-インドリノン-5-カルボン酸(Og
awa, Hidenoriら, Chem.Pharm.Bull 36, 2253-2258 (1988)と同様にして調製し
た)7.3g 10.5g、ヒドロキシベンゾトリアゾール5.6g、O-(ベンゾトリアゾール-
1-イル)-N,N,N',N'-テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート13.3g及びN
-エチル-ジイソプロピルアミン5.7mlを添加し、その混合物を1時間振とうした
。その溶液を吸引濾過し、樹脂をジメチルホルムアミド300mlで5回そして塩化
メチレン300mlで3回洗浄した。それを乾燥させるために、窒素をその樹脂中に
吹き込んだ。 収量:チャージされた樹脂28g
【0049】例IV 例IIIで調製したチャージされた樹脂0.4gを90℃で1時間にわたって無水酢酸2
.5mlとともに撹拌した。次いでトリエチルオルトバレレート2.5mlを添加し、混
合物を更に3時間にわたって110℃で振とうした。次いで樹脂を吸引濾過し、ジ
メチルホルムアミド、メタノール、最後に塩化メチレンで洗浄した。 収量:湿った樹脂0.6g
【0050】 例IVと同様にして、下記のチャージされた樹脂を調製した。 (1) 例Iの生成物及びトリエチルオルトホルメートを反応させることにより3-Z
-(1-エトキシ-メチレン)-5-アミド-2-インドリンでチャージされた樹脂 (2) 例Iの生成物及びトリメチルオルトホルメートを反応させることにより3-Z
-(1-メトキシ-1-メチル-メチレン)-5-アミド-2-インドリンでチャージされた樹
脂 (3) 例Iの生成物及びトリメチルオルトプロピオネートを反応させることによ
り3-Z-(1-メトキシ-1-エチル-メチレン)-5-アミド-2-インドリンでチャージされ
た樹脂 (4) 例Iの生成物及びトリメチルオルトブチレートを反応させることにより3-Z
-(1-メトキシ-1-プロピル-メチレン)-5-アミド-2-インドリンでチャージされた
樹脂 (5) 例Iの生成物及び3,3,3-トリエトキシプロパ-1-エンを反応させることによ
り3-Z-(1-メトキシ-1-エテニル-メチレン)-5-アミド-2-インドリンでチャージさ
れた樹脂 (6) 例Iの生成物及びトリメチル4-ブロモ-オルトブチレートを反応させること
により3-Z-(1-メトキシ-1-(3-ブロモ-プロピル)-メチレン)-5-アミド-2-インド
リンでチャージされた樹脂 (7) 例Iの生成物及びトリエチル3-フェニルスルホニル-オルトプロピオネート
を反応させることにより3-Z-(1-メトキシ-1-(2-フェニルスルホニル-エチル)-メ
チレン)-5-アミド-2-インドリンでチャージされた樹脂
【0051】例V 4-(N-エチル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-ニトロベンジルブロミド6gをエタノール25mlに溶解し、10%のエタノール性
エチルアミン溶液25mlと混合し、2時間還流させる。次いでその溶液を回転蒸発
により濃縮し、残渣を塩化メチレンに吸収させ、希薄な水酸化ナトリウム溶液で
洗浄する。次いで、有機相を蒸発により濃縮する。 収量:2.3g(理論値の46%)、 Rf値:0.20(シリカゲル;塩化メチレン/メタノール=9:1)
【0052】 例Vと同様にして、下記の化合物を調製する。 4-[N-(4-クロロフェニル-メチル)-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-(N-シクロヘキシル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-イソプロピル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-ブチル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-メトキシカルボニルメチル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-ベンジル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(ピロリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(モルホリノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン. 4-(ヘキサメチレンイミノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-ヒドロキシ-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-メチル-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-エチル-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-イソプロピル-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-フェニル-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-ベンジル-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-エトキシカルボニル-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(ジメチルアミノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(ジ-n-プロピルアミノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-tert.ブトキシカルボニル-ピペラジノ-メチル)-ニトロベンゼン 3-(ジメチルアミノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(2-ジエチルアミノ-エチル)-ニトロベンゼン 4-(2-モルホリノ-エチル)-ニトロベンゼン 4-(2-ピロリジノ-エチル)-ニトロベンゼン 4-(2-ピペリジノ-エチル)-ニトロベンゼン
【0053】 4-(N-エチル-N-ベンジル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-n-プロピル-N-ベンジル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-[N-メチル-N-(4-クロロフェニルメチル)-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-[N-メチル-N-(4-ブロモフェニルメチル)-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-[N-メチル-N-(3-クロロフェニルメチル)-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-[N-メチル-N-(3,4-ジメトキシフェニルメチル)-アミノメチル]-ニトロベンゼ
ン 4-[N-メチル-N-(4-メトキシフェニルメチル)-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-[N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-N-ベンジル-アミノメチル]-ニトロベンゼン
4-[N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-N-(4-クロロフェニルメチル)-アミノメチル]
-ニトロベンゼン 4-(2,6-ジメチル-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(チオモルホリノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(S-オキシド-チオモルホリノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(S,S-ジオキシド-チオモルホリノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(アゼチジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(2,5-ジヒドロピロール-1-イル-メチル)-ニトロベンゼン 4-(3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル-メチル)-ニトロベンゼン 4-(2-メトキシカルボニル-ピロリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(3,5-ジメチル-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(4-フェニル-ピペラジニル-メチル)-ニトロベンゼン
【0054】 4-(4-フェニル-4-ヒドロキシ-ピペリジノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-[N-(3,4,5-トリメトキシ-ベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン
4-[N-(3,4-ジメトキシ-ベンジル)-N-エチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-[N-(3-クロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-[N-(2,6-ジクロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-[N-(4-トリフルオロメチルベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼ
ン 4-(N-ベンジル-N-イソプロピル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-ベンジル-N-tert.ブチル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(ジイソプロピルアミノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(ジ-n-プロピルアミノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(ジイソブチルアミノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-ニトロベンゼン
4-(2,3-ジヒドロ-イソインドール-2-イル-メチル)-ニトロベンゼン 4-(6,7-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-ニト
ロベンゼン 4-(1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-ニトロベンゼン 4-[N-(2-ヒドロキシエチル)-N-ベンジル-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-[N-(1-エチル-ペンチル)-N-(ピリジン-2-イル-メチル)-アミノメチル]-ニトロ
ベンゼン 4-(N-フェネチル-N-メチル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-[N-(3,4-ジヒドロキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン
【0055】 4-[N-(3,4,5-トリメトキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼ
ン 4-[N-(3,4-ジメトキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン
4-[N-(4-ニトロ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-(N-フェネチル-N-ベンジル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-フェネチル-N-シクロヘキシル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-[N-(2-(ピリジン-2-イル)-エチル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン
4-[N-(2-(ピリジン-4-イル)-エチル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン
4-[N-(ピリジン-4-イル-メチル)-N-メチル-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-(ジベンジルアミノ-メチル)-ニトロベンゼン 4-[N-(4-ニトロ-ベンジル)-N-プロピル-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-[N-ベンジル-N-(3-シアノ-プロピル)-アミノメチル]-ニトロベンゼン 4-(N-ベンジル-N-アリル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-[N-(ベンゾ(1,3)ジオキソール-5-イル-メチル)-N-メチル-アミノメチル]-ニト
ロベンゼン 4-(7-クロロ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-ニトロ
ベンゼン 4-(7,8-ジクロロ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-ニ
トロベンゼン 4-(7-メトキシ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-ニト
ロベンゼン 4-(7-メチル-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-ニトロ
ベンゼン
【0056】 4-(7,8-ジメトキシ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-
ニトロベンゼン 4-(6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-ニトロ
ベンゼン 4-(6,7-ジメチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-ニトロ
ベンゼン 4-(6-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-ニトロベン
ゼン 4-(7-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-ニトロベン
ゼン 4-(6-メトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-ニトロベ
ンゼン 4-(7-メトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-ニトロベ
ンゼン 4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-b)ピラジン-3-イル)-メチル)-ニトロベ
ンゼン 4-(7-アミノ-2,3,4,5-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-b)ピラジン-3-イル-メチル)-
ニトロベンゼン 4-(2-アミノ-5,6,7,8-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-d)チアゾール-6-イル-メチル
)-ニトロベンゼン 4-(5,6,7,8-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-d)チアゾール-6-イル-メチル)-ニトロ
ベンゼン
【0057】例VI 4-(N-エチル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-エチル-アミノメチル)-ニトロベンゼン2.2gを酢酸エチル50mlに溶解し、
30分間にわたって周囲温度でジ-tert.ブチル-ジカーボネート2.6gとともに撹拌
する。次いでその溶液を水洗し、蒸発により濃縮する。 収量:3.4g(理論値の97%)、 Rf値:0.90(シリカゲル、塩化メチレン/メタノール=9:1) 例VIと同様にして、下記の化合物を調製する。 4-[N-(4-クロロフェニルメチル)-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル]-ニ
トロベンゼン 4-(N-シクロヘキシル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ニトロベンゼ
ン 4-(N-イソプロピル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ニトロベンゼン
4-(N-ブチル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-メトキシカルボニルメチル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ニ
トロベンゼン 4-(N-ベンジル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ニトロベンゼン 4-(N-エチル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ニトロベンゼン
【0058】例VII 4-(N-エチル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-エチル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ニトロベンゼン6.4g
をメタノール60mlに溶解し、周囲温度で3バールでラネーニッケル1.5gを用いて
水素化する。次いで触媒を濾別し、溶液を蒸発させる。 収量:4.78g Rf値:0.70(シリカゲル、塩化メチレン/メタノール=50:1) 例VIIと同様にして、下記の化合物を調製する。 4-[N-(4-クロロフェニルメチル)-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ア
ニリン 4-(N-シクロヘキシル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-イソプロピル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-ブチル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-メトキシカルボニルメチル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-ア
ニリン
【0059】 4-(N-ベンジル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノメチル)-アニリン 4-(ピロリジノ-メチル)-アニリン 4-(モルホリノ-メチル)-アニリン 4-(ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(ヘキサメチレンイミノ-メチル)-アニリン 4-(4-ヒドロキシ-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(4-メチル-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(4-エチル-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(4-イソプロピル-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(4-フェニル-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(4-ベンジル-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(4-エトキシカルボニル-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(ジメチルアミノ-メチル)-アニリン 4-(ジ-n-プロピルアミノ-メチル)-アニリン 4-(4-tert.ブトキシカルボニル-ピペラジノ-メチル)-アニリン 3-(ジメチルアミノ-メチル)-アニリン 4-(2-ジエチルアミノ-エチル)-アニリン 4-(2-モルホリノ-エチル)-アニリン 4-(2-ピロリジノ-エチル)-アニリン 4-(2-ピペリジノ-エチル)-アニリン 4-(N-エチル-N-ベンジル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-プロピル-N-ベンジル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-メチル-N-(4-クロロフェニルメチル)-アミノメチル)-アニリン 4-(N-メチル-N-(4-ブロモフェニルメチル)-アミノメチル)-アニリン 4-(N-メチル-N-(3-クロロフェニルメチル)-アミノメチル)-アニリン 4-(N-メチル-N-(3,4-ジメトキシフェニルメチル)-アミノメチル)-アニリン
【0060】 4-(N-メチル-N-(4-メトキシフェニルメチル)-アミノメチル)-アニリン 4-[N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-N-ベンジル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-N-(4-クロロフェニルメチル)-アミノメチル]
-アニリン 4-(2,6-ジメチル-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(チオモルホリノ-メチル)-アニリン 4-(S-オキシド-チオモルホリノ-メチル)-アニリン 4-(S,S-ジオキシド-チオモルホリノ-メチル)-アニリン 4-(アゼチジノ-メチル)-アニリン 4-(2,5-ジヒドロピロール-1-イル-メチル)-アニリン 4-(3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル-メチル)-アニリン 4-(2-メトキシカルボニル-ピロリジノ-メチル)-アニリン 4-(3,5-ジメチル-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-(4-フェニル-ピペラジノ-メチル)-アニリン 4-(4-フェニル-4-ヒドロキシ-ピペリジノ-メチル)-アニリン 4-[N-(3,4,5-トリメトキシベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(3,4-ジメトキシベンジル)-N-エチル-アミノメチル]-アニリン 4-(N-ベンジル-N-エチル-アミノメチル)-アニリン 4-[N-(3-クロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(2,6-ジクロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(4-トリフルオロメチルベンジル)-N-メチル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-ベンジル-N-イソプロピル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-ベンジル-N-tert.ブチル-アミノメチル)-アニリン 4-(ジイソプロピルアミノ-メチル)-アニリン 4-(ジ-n-プロピルアミノ-メチル)-アニリン
【0061】 4-(ジイソブチルアミノ-メチル)-アニリン 4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-アニリン 4-(2,3-ジヒドロ-イソインドール-2-イル-メチル)-アニリン 4-(6,7-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-アニ
リン 4-(1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-アニリン 4-[N-(2-ヒドロキシエチル)-N-ベンジル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(1-エチル-ペンチル)-N-(ピリジン-2-イル-メチル)-アミノメチル]-アニリ
ン 4-(N-フェネチル-N-メチル-アミノメチル)-アニリン 4-[N-(3,4-ジヒドロキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(3,4,5-トリメトキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(3,4-ジメトキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(4-ニトロ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-(N-フェネチル-N-ベンジル-アミノメチル)-アニリン 4-(N-フェネチル-N-シクロヘキシル-アミノメチル)-アニリン 4-[N-(2-(ピリジン-2-イル)-エチル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(2-(ピリジン-4-イル)-エチル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-(ピリジン-4-イル-メチル)-N-メチル-アミノメチル]-アニリン 4-(ジベンジルアミノ-メチル)-アニリン 4-[N-(4-ニトロ-ベンジル)-N-プロピル-アミノメチル]-アニリン 4-[N-ベンジル-N-(3-シアノ-プロピル)-アミノメチル]-アニリン 4-(N-ベンジル-N-アリル-アミノメチル)-アニリン 4-[N-ベンジル-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-アミノメチル]-アニリン
【0062】 4-[N-(ベンゾ(1,3)ジオキソール-5-イル-メチル)-N-メチル-アミノメチル]-アニ
リン 4-(7-クロロ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-アニリ
ン 4-(7,8-ジクロロ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-ア
ニリン 4-(7-メトキシ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-アニ
リン 4-(7-メチル-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-アニリ
ン 4-(7,8-ジメトキシ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-
アニリン 4-(6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-アニリ
ン 4-(6,7-ジメチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-アニリ
ン 4-(6-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-アニリン 4-(7-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-アニリン
【0063】 4-(6-メトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-アニリン
4-(7-メトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-アニリン
4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-b)ピラジン-3-イル-メチル)-アニリン
4-(7-アミノ-2,3,4,5-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-b)ピラジン-3-イル-メチル)-
アニリン 4-(2-アミノ-5,6,7,8-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-d)チアゾール-6-イル-メチル
)-アニリン 4-(5,6,7,8-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-d)チアゾール-6-イル-メチル)-アニリ
【0064】 最終生成物の調製実施例1 3-Z-(1-フェニルアミノ-1-ブチル-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン 例IVに従って調製した樹脂600gをジメチルホルムアミド3ml中で懸濁させ、10
時間にわたって70℃でアニリン0.4gとともに振とうした。次いで混合物を濾過し
、樹脂を塩化メチレン、メタノール及びジメチルホルムアミドで数回洗浄した。
次いでアセチル基を開裂するためにメタノール性アンモニア3mlを2時間にわた
って添加した。最後に、ジメチルホルムアミド及び塩化メチレンで更に洗浄した
後、塩化メチレン中10%のトリフルオロ酢酸4mlを90分間にわたって添加し、樹
脂を分離し、溶液を蒸発により濃縮した。残渣を少量の1Nの水酸化ナトリウム溶
液に吸収させ、少量の塩化メチレンで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥
させ、回転蒸発により濃縮した。 収量:37mg Rf値:0.6(シリカゲル、塩化メチレン/メタノール=9:1) C20H21N3O2 質量スペクトル:m/z = 335 (M+)
【0065】 実施例1と同様にして、下記の化合物を調製する。 (1) 3-Z-(1-フェニルアミノ-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン 例IV(1)に従って調製した樹脂及びアニリンから調製した。 Rf 値: 0.59 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C16H13N3O2 質量スペクトル: m/z = 279 (M+) (2) 3-Z-[1-(4-メチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-メチルアニリンから調製した。 Rf 値: 0.44 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C18H17N3O2 質量スペクトル: m/z = 307 (M+) (3) 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-クロロアニリンから調製した。 Rf 値: 0,45 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C17H14ClN3O2 質量スペクトル: m/z = 327/329 (M+) (4) 3-Z-[1-(4-エチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-エチルアニリンから調製した。 Rf 値: 0.43 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C19H19N3O2 質量スペクトル: m/z = 321 (M+)
【0066】 (5) 3-Z-[1-(4-メトキシ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イ
ンドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-メトキシアニリンから調製した。 Rf 値: 0.46 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C18H17N3O3 質量スペクトル: m/z = 323 (M+) (6) 3-Z-[1-(4-ヨード-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-ヨードアニリンから調製した。 Rf 値: 0.36 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C17H14IN3O2 質量スペクトル: m/z = 419 (M+) (7) 3-Z-[1-(4-フルオロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イ
ンドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-フルオロアニリンから調製した。 Rf 値: 0.60 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C17H14FN3O2 質量スペクトル: m/z = 311 (M+) (8) 3-Z-[1-(4-ブロモ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-ブロモアニリンから調製した。 Rf 値: 0.53 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C17H14BrN3O2 質量スペクトル: m/z = 371/373 (M+)
【0067】 (9) 3-Z-(1-フェニルアミノ-1-メチル-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及びアニリンから調製した。 Rf 値: 0,58 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C17H15N3O2 質量スペクトル: m/z = 293 (M+) (10) 3-Z-(1-アミノ-1-メチル-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及びアンモニアから調製した。 Rf 値: 0,23 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C11H11N3O2 質量スペクトル: m/z = 217 (M+) (11) 3-Z-[1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4(ピペリジノメチル)-アニリンから調製した
。 Rf 値: 0,31 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C23H26N4O2 質量スペクトル: m/z = 390 (M+) (12) 3-Z-[1-(4-ピロリジノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-ピロリジノメチル-アニリンから調製した。
Rf 値: 0.20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C22H24N4O2 質量スペクトル: m/z = 376 (M+)
【0068】 (13) 3-Z-[1-(4-ジプロピルアミノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]
-5-アミド-2-インドリノン 例II(2)に従って調製した樹脂及び4-ジプロピルアミノメチル-アニリンから調製
した。 Rf 値: 0.71 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C24H30N4O2 質量スペクトル: m/z = 406 (M+) (14) 3-Z-[1-[4-(2-ピペリジノエチル)-フェニルアミノ]-1-メチル-メチレン]-5
-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(2-ピペリジノエチル)-アニリンから調製し
た。 Rf 値: 0.38 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C24H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 404 (M+) (15) 3-Z-[1-[4-(2-ジエチルアミノエチル)-フェニルアミノ]-1-メチル-メチレ
ン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(2-ジエチルアミノエチル)-アニリンから調
製した。 Rf 値: 0.33 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C23H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 393 (M+) (16) 3-Z-[1-(4-ヘキサメチレンイミノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-ヘキサメチレンイミノメチル-アニリンから
調製した。 Rf 値: 0.34 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C24H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 404 (M+)
【0069】 (17) 3-Z-[1-[4-(N-メチル-N-メタンスルホニル-アミノ)-フェニルアミノ]-1-メ
チル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(N-メチル-N-メタンスルホニル-アミノ)-ア
ニリンから調製した。 Rf 値: 0.36 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C19H20N4O4S 質量スペクトル: m/z = 400 (M+) (18) 3-Z-[1-(4-メタンスルホニルアミノ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]
-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-メタンスルホニルアミノ-アニリンから調製
した。 Rf 値: 0.31(シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C18H18N4O4S 質量スペクトル: m/z = 386 (M+) (19) 3-Z-[1-(4-ブロモフェニルアミノ)-1-エチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(3)に従って調製した樹脂及び4-ブロモアニリンから調製した。 Rf 値: 0.52 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C18H16BrN3O2 質量スペクトル: m/z = 385/387 (M+/M+2+) (20) 3-Z-[1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-エチル-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン 例IV(3)に従って調製した樹脂及び4-ピペリジノメチル-アニリンから調製した。
Rf 値: 0.42 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C24H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 404 (M+)
【0070】 (21) 3-Z-[1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-プロピル-メチレン]-5-
アミド-2-インドリノン 例IV(4)に従って調製した樹脂及び4-ピペリジノメチル-アニリンから調製した。
Rf 値: 0.49 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C25H30N4O2 質量スペクトル: m/z = 418 (M+) (22) 3-Z-[1-(4-ブロモフェニルアミノ)-1-プロピル-メチレン]-5-アミド-2-イ
ンドリノン 例IV(4)に従って調製した樹脂及び4-ブロモアニリンから調製した。 Rf 値: 0,53 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C19H18BrN3O2 質量スペクトル: m/z = 399/401 (M+/M+2+) (23) 3-Z-[(4-ブロモフェニルアミノ)-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(1)に従って調製した樹脂及び4-ブロモアニリンから調製した。 C16H12BrN3O2 質量スペクトル: m/z = 357/359 (M+/M+2+) (24) 3-Z-[(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(1)に従って調製した樹脂及び4-ピペリジノメチル-アニリンから調製した。
C22H24N4O2 質量スペクトル: m/z = 376 (M+)
【0071】 (25) 3-Z-[1-(4-ブロモフェニルアミノ)-1-ブチル-メチレン]-5-アミド-2インド
リノン 例IVに従って調製した樹脂及び4-ブロモアニリンから調製した。 Rf 値: 0,53 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C20H20BrN3O2 質量スペクトル: m/z = 413/415 (M+/M+2+) (26) 3-Z-[1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-ブチル-メチレン]-5アミ
ド-2-インドリノン 例IVに従って調製した樹脂及び4-ピペリジノメチル-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.48 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C26H32N4O2 質量スペクトル: m/z = 432 (M+) (27) 3-Z-[1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-エテニル-メチレン]-5-
アミド-2-インドリノン 例IV(5)に従って調製した樹脂及び4-ピペリジノメチル-アニリンから調製した。
(28) 3-Z-[1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-(3-ブロモプロピル)-メ
チレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(6)に従って調製した樹脂及び4-ピペリジノメチル-アニリンから調製した。
【0072】 (29) 3-Z-[1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-(2-フェニルスルホニル
エチル)-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(7)に従って調製した樹脂及び4-ピペリジノメチル-アニリンから調製した。
(30) 3-Z-[1-[4-(2,6-ジメチルピペリジノメチル)-フェニルアミノ]-1-メチル-
メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(2,6-ジメチルピペリジノメチル)-アニリン
から調製した。 (31) 3-Z-[1-(4-チオモルホリノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5
-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-チオモルホリノメチル-アニリンから調製し
た。 Rf 値: 0.53 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C22H24N4O2S 質量スペクトル: m/z = 408 (M+) (32) 3-Z-[1-[(4-チオモルホリノ-S-オキシド-メチル)-フェニルアミノ]-1メチ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(チオモルホリノ-S-オキシド-メチル)-アニ
リンから調製した。 Rf 値: 0.21 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C22H24N4O3S 質量スペクトル: m/z = 424 (M+)
【0073】 (33) 3-Z-[1-[4-(チオモルホリノ-S,S-ジオキシド-メチル)-フェニルアミノ]-1
メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(チオモルホリノ-S,S-ジオキシド-メチル)-
アニリンから調製した。 (34) 3-Z-[1-(4-アゼチジノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-アゼチジノメチル-アニリンから調製した。
(35) 3-Z-[1-[4-(2,5-ジヒドロピロール-1-イル-メチル)-フェニルアミノ]-1-メ
チル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(2,5-ジヒドロピロール-1-イル-メチル)-ア
ニリンから調製した。 Rf 値: 0.10 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C22H22N4O2 質量スペクトル: m/z = 375 (M+H+) (36) 3-Z-[1-[4-(3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル-メチル)-フェニルアミノ]-
1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-1-イル-メチル
)-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C23H24N4O2 質量スペクトル: m/z = 389 (M+H)+
【0074】 (37) 3-Z-[1-[4-(2-エトキシカルボニル-ピロリジノメチル)-フェニルアミノ]-1
-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(2-エトキシカルボニル-ピロリジノメチル)
-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C24H26N4O4 質量スペクトル: m/z = 435 (M+H)+ (38) 3-Z-[1-[4-(3,5-ジメチル-ピペリジノメチル)-フェニルアミノ]-1-メチル-
メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(3,5-ジメチル-ピペリジノメチル)-アニリ
ンから調製した。 Rf 値: 0.16 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C25H30N4O2 質量スペクトル: m/z = 418 (M+) (39) 3-Z-[1-[4-(4-フェニル-ピペラジニルメチル)-フェニルアミノ]-1-メチル-
メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(4-フェニル-ピペラジニルメチル)-アニリ
ンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C28H29N5O2 質量スペクトル: m/z = 468 (M+H)+ (40) 3-Z-[1-[4-(4-フェニル-4-ヒドロキシ-ピペリジニルメチル)-フェニルアミ
ノ]-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(4-フェニル-4-ヒドロキシ-ピペリジニルメ
チル)-アニリンから調製した。 C29H30N4O3 質量スペクトル: m/z = 483 (M+H)+
【0075】 (41) 3-Z-[1-(3-メトキシ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イ
ンドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び3-メトキシ-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C18H17N3O3 質量スペクトル: m/z = 323 (M+) (42) 3-Z-[1-(3-エトキシカルボニル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-
アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及びエチル 3-アミノ-ベンゾエートから調製した
。 C20H19N3O4 質量スペクトル: m/z = 365 (M+) (43) 3-Z-[1-(4-ジメチルアミノメチル-フェニルアミノ)-1-メチルメチレン]-5-
アミド-2-インドリノン トリフルオロアセテート 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-ジメチルアミノメチル-アニリンから調製し
た。 C20H22N4O2 質量スペクトル: m/z = 351 (M+H+) (44) 3-Z-[1-[4-(4-シクロヘキシル-ピペリジニルメチル)-フェニルアミノ]-1-
メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(4-シクロヘキシル-ピペリジニルメチル)-
アニリンから調製した。
【0076】 (45) 3-Z-[1-(4-モルホリニル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5アミド-2
-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-モルホリニル-アニリンから調製した。 C21H22N4O3 質量スペクトル: m/z = 378 (M+) (46) 3-Z-[1-(N-メチル-ピペリジン-4-イルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5アミ
ド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-アミノ-N-メチル-ピペリジンから調製した
。 C17H22N4O2 質量スペクトル: m/z = 314 (M+) (47) 3-Z-[1-(4-メチルシクロヘキシルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2
-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-メチル-シクロヘキシルアミンから調製した
。 C18H23N3O2 質量スペクトル: m/z = 313 (M+) (48) 3-Z-(1-シクロペンチルアミノ-1-メチル-メチレン)-5-アミド-2-インドリ
ノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及びシクロペンチルアミンから調製した。 Rf 値: 0.70 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C16H19N3O2 質量スペクトル: m/z = 285 (M+)
【0077】 (49) 3-Z-(1-イソプロピルアミノ-1-メチル-メチレン)-5-アミド-2-インドリノ
ン 例IV(2)に従って調製した樹脂及びイソプロピルアミンから調製した。 C14H17N3O2 質量スペクトル: m/z = 259 (M+) (50) 3-Z-[1-(4-エトキシカルボニルメチルアミノメチル-フェニルアミノ)-1-メ
チル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(エトキシカルボニルメチル-N-tert.ブチル
オキシカルボニル-アミノメチル)-アニリンから調製した。 C21H22N4O4 質量スペクトル: m/z = 394 (M+) (51) 3-Z-[1-(4-ベンジルアミノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5
-アミド-2-インドリノン 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-tert.ブチルオキシカルボニ
ル-アミノメチル)-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.24 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C25H24N4O2 質量スペクトル: m/z = 412 (M+) (52) 3-Z-[1-(4-ブチルアミノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-
アミド-2-インドリノン トリフルオロアセテート 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(N-ブチル-N-tert.ブチルオキシカルボニル
-アミノメチル)-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C22H26N4O2 質量スペクトル: m/z = 378 (M+)
【0078】 (53) 3-Z-[1-(4-エチルアミノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-
アミド-2-インドリノン トリフルオロアセテート 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(N-エチル-N-tert.ブチルオキシカルボニル
-アミノメチル)-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C20H22N4O2 質量スペクトル: m/z = 351 (M+H+) (54) 3-Z-[1-(4-シクロヘキシルアミノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン トリフルオロアセテート 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(シクロヘキシル-(N-tert.ブチルオキシカ
ルボニル-アミノ-メチル)-アニリンから調製した。 C24H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 405 (M+) (55) 3-Z-[1-(4-イソプロピルアミノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレ
ン]-5-アミド-2-インドリノン トリフルオロアセテート 例IV(2)に従って調製した樹脂及び4-(N-イソプロピル-N-tert.ブチルオキシカル
ボニル-アミノメチル)-アニリンから調製した。 C21H24N4O2 質量スペクトル: m/z = 365 (M+) (56) 3-Z-[1-(4-トリフルオロメトキシ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5
-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-トリフルオロメトキシ-アニリンから調製した。 C18H14F3N3O3 質量スペクトル: m/z = 377 (M+)
【0079】 (57) 3-Z-[1-(4-ジフルオロメトキシ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-
アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-ジフルオロメトキシ-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.5 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C18H15F2N3O3 質量スペクトル: m/z = 359 (M+H+) (58) 3-Z-[1-(4-ブロモ-3-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-ブロモ-3-クロロ-アニリンから調製した。 C17H13BrClN3O2 質量スペクトル: m/z = 405/407/409 (M+/M+2+/M+4+) (59) 3-Z-[1-(4-トリフルオロメチル-3-ブロモ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-トリフルオロメチル-3-ブロモ-アニリンから調製
した。 C18H13BrF3N3O2 質量スペクトル: m/z = 439/441 (M+/M+2+) (60) 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン
例IV(1)で生成した樹脂及び4-クロロ-アニリンから調製した。 C16H12ClN3O2 質量スペクトル: m/z = 312/314 (M+)
【0080】 (61) 3-Z-[1-(3-ブロモ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び3-ブロモ-アニリンから調製した。 C17H14BrN3O2 質量スペクトル: m/z = 371/373 (M+) (62) 3-Z-[1-(3-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び3-クロロ-アニリンから調製した。 C17H14ClN3O2 質量スペクトル: m/z = 327/329 (M+) (63) 3-Z-[1-(2-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び2-クロロ-アニリンから調製した。 C17H14ClN3O2 質量スペクトル: m/z = 327/329 (M+) (64) 3-Z-[1-(4-ブロモ-3-メチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-ブロモ-3-メチル-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.60 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C18H16BrN3O2 質量スペクトル: m/z = 385/387 (M+)
【0081】 (65) 3-Z-[1-(4-ブロモ-3-メトキシ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-ブロモ-3-メトキシ-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.60 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C18H16BrN3O3 質量スペクトル: m/z = 401/403 (M+) (66) 3-Z-[1-(4-フルオロ-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-フルオロ-3-ニトロ-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C17H13FN4O4 質量スペクトル: m/z = 356 (M+) (67) 3-Z-[1-(4-ブロモ-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-ブロモ-3-ニトロ-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C17H13BrN4O4 質量スペクトル: m/z = 416/418 (M+) (68) 3-Z-[1-(4-エチル-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-エチル-3-ニトロ-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.70 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C19H18N4O4 質量スペクトル: m/z = 366 (M+)
【0082】 (69) 3-Z-[1-(4-クロロ-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-クロロ-3-ニトロ-アニリンから調製した。 C17H13ClN4O4 質量スペクトル: m/z = 371/373 (M+) (70) 3-Z-[1-(3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び3-ニトロ-アニリンから調製した。 C17H14N4O4 質量スペクトル: m/z = 338 (M+H+) (71) 3-Z-[1-(4-メチル-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-メチル-3-ニトロ-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C18H16N4O4 質量スペクトル: m/z = 352 (M+) (72) 3-Z-[1-(4-ブロモ-3-メトキシカルボニル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及びメチル 2-ブロモ-5-アミノベンゾエートから調製し
た。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C19H16BrN3O4 質量スペクトル: m/z = 429/431 (M+H+)
【0083】 (73) 3-Z-[1-(4-カルバモイル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-
2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-アミノベンゾアミドから調製した。 Rf 値: 0,20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C18H16N4O3 質量スペクトル: m/z = 336 (M+) (74) 3-Z-[1-(4-(ピペリジノ-カルボニル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び1-(4-アミノ-ベンゾイル)-ピペリジンから調製した
。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C23H24N4O3 質量スペクトル: m/z = 404 (M+) (75) 3-Z-[1-(4-(2-(ジエチルアミノ)-エチル-カルバモイル)-フェニルアミノ)-
1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-アミノ-N-[2-(ジエチルアミノ)-エチル]-ベンゾア
ミドから調製した。 Rf 値: 0.30 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C24H29N5O3 質量スペクトル: m/z = 436 (M+H+) (76) 3-Z-[1-(4-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-
アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-トリフルオロメチル-アニリンから調製した。 C18H14F3N3O2 質量スペクトル: m/z = 361 (M+)
【0084】 (77) 3-Z-[1-(3-ヒドロキシメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び3-アミノベンジルアルコールから調製した。 C18H17N3O3 質量スペクトル: m/z = 323 (M+) (78) 3-Z-[1-(4-(ヒドロキシカルボニル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン)-
5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-アミノ安息香酸から調製した。 Rf 値: 0.20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1 ) C18H15N3O4 質量スペクトル: m/z = 336 (M-H+) (79) 3-Z-[1-(4-エトキシカルボニルメチル-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1メチル
-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及びエチル 4-アミノ-2-ニトロ-フェニルアセテートから
調製した。 Rf 値: 0.70 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C21H20N4O6 質量スペクトル: m/z = 424 (M+) (80) 3-Z-[1-(3-メトキシカルボニル-4-メチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及びメチル 3-アミノ-6-メチル-ベンゾエートから調製し
た。 Rf 値: 0.70 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C20H19N3O4 質量スペクトル: m/z = 365 (M+)
【0085】 (81) 3-Z-[1-(3-ジエチルカルバモイル-4-メチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メ
チレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び3-アミノ-6-メチル-安息香酸ジエチルアミドから調
製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1 ) C23H26N4O3 質量スペクトル: m/z = 406 (M+) (82) 3-Z-[1-(3-エチルカルバモイル-4-メチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び3-アミノ-6-メチル-安息香酸エチルアミドから調製
した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C21H22N4O3 質量スペクトル: m/z = 378 (M+) (83) 3-Z-[1-(3-スルファモイル-4-メチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び3-アミノ-6-メチル-フェニルスルホン酸アミドから
調製した。 Rf 値: 0.30 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C18H18N4O4S 質量スペクトル: m/z = 386 (M+) (84) 3-Z-[1-(3-アセチルアミノ-4-メチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-アミノ-2-アセチルアミノ-トルエンから調製した
。 Rf 値: 0.65 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C20H20N4O3 質量スペクトル: m/z = 364 (M+)
【0086】 (85) 3-Z-[1-(4-(2-ジメチルアミノ-エトキシ)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(2-ジメチルアミノ-エトキシ)-アニリンから調製
した。 Rf 値: 0,10 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1 ) C21H24N4O3 質量スペクトル: m/z = 380 (M+) (86) 3-Z-[1-(4-(2-ピペリジノ-エトキシ)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(2-ピペリジノ-エトキシ)-アニリンから調製した
。 Rf 値: 0.70 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1 ) C24H28N4O3 質量スペクトル: m/z = 420 (M+) (87) 3-Z-[1-(4-(3-ジメチルアミノ-プロポキシ)-フェニルアミノ)-1-メチル-メ
チレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(3-ジメチルアミノ-プロポキシ)-アニリンから調
製した。 Rf 値: 0.10 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1 ) C22H26N4O3 質量スペクトル: m/z = 394 (M+) (88) 3-Z-[1-(4-(3-ピペリジノ-プロポキシ)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレ
ン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(3-ピペリジノ-プロポキシ)-アニリンから調製し
た。 Rf 値: 0.20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1 ) C25H30N4O3 質量スペクトル: m/z = 434 (M+)
【0087】 (89) 3-Z-[1-(4-(3-(N-ベンジル-N-メチルアミノ)-プロポキシ)-フェニルアミノ
)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[3-(N-ベンジル-N-メチルアミノ)-プロポキシ]-ア
ニリンから調製した。 Rf 値: 0.60 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1 ) C28H30N4O3 質量スペクトル: m/z = 470 (M+) (90) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(1)で生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-tert.ブトキシカルボニル-アミノ
メチル)-アニリンから調製した。 C24H22N4O2 質量スペクトル: m/z = 399 (M+H+) (91) 3-Z-[1-(4-(N-(4-クロロベンジル)-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1メチ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(4-クロロベンジル-N-tert.ブトキシカルボニ
ル-アミノメチル)-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C25H23ClN4O2 質量スペクトル: m/z = 446/448 (M+) (92) 3-Z-[1-(4-(N-(3,4,5-トリメトキシベンジル)-N-メチル-アミノメチル)-フ
ェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロア
セテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-((3,4,5-トリメトキシ-ベンジル)-N-メチル-ア
ミノメチル)-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C29H32N4O5 質量スペクトル: m/z = 516 (M+)
【0088】 (93) 3-Z-[1-(4-(N-(3,4-ジメトキシ-ベンジル)-N-メチル-アミノ-メチル)-フェ
ニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセ
テート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(3,4-ジメトキシ-ベンジル)-N-メチル-アミノ
メチル]-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C28H30N4O4 質量スペクトル: m/z = 486 (M+) (94) 3-Z-[1-(4-(N-(3,4-ジメトキシ-ベンジル)-N-エチル-アミノメチル)-フェ
ニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセ
テート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(3,4-ジメトキシ-ベンジル)-N-エチル-アミノ
メチル]-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C29H32N4O4 質量スペクトル: m/z = 500 (M+) (95) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-エチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1メチ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-エチル-アミノメチル)-アニリンか
ら調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C27H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 440 (M+) (96) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1メチ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-アニリンか
ら調製した。 Rf 値: 0,55 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C26H26N4O2 質量スペクトル: m/z = 426 (M+)
【0089】 (97) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1エチ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(3)に従って生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-アニ
リンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C27H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 440 (M+) (98) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1プロ
ピル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(4)に従って生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノ-メチル)-ア
ニリンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C28H30N4O2 質量スペクトル: m/z = 454 (M+) (99) 3-Z-[1-(4-(N-(4-クロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミ
ノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(4-クロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-
アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C26H25ClN4O2 質量スペクトル: m/z = 460/462 (M+) (100) 3-Z-[1-(4-(N-(3-クロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル)-フェニルア
ミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート
例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(3-クロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル]-
アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C26H25ClN4O2 質量スペクトル: m/z = 460/462 (M+)
【0090】 (101) 3-Z-[1-(4-(N-(2,6-ジクロロベンジル)-N-メチル-アミノメチル)-フェニ
ルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテ
ート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(2,6-ジクロロベンジル)-N-メチル-アミノメチ
ル]-アニリンから調製した。 Rf 値: 0,38 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C26H24Cl2N4O2 質量スペクトル: m/z = 494/496/498 (M+2+/M+4+) (102) 3-Z-[1-(4-(N-(4-トリフルオロメチルベンジル)-N-メチル-アミノメチル)
-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロ
アセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(4-トリフルオロメチルベンジル)-N-メチル-ア
ミノメチル]-アニリンから調製した。 Rf 値: 0,38 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C27H25F3N4O2 質量スペクトル: m/z = 494 (M+) (103) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-イソプロピル-アミノメチル)-フェニルアミノ)
-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-イソプロピル-アミノメチル)-アニ
リンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C28H30N4O2 質量スペクトル: m/z = 454 (M+) (104) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-tert.ブチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-
1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-tert.ブチル-アミノメチル)-アニ
リンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C29H32N4O2 質量スペクトル: m/z = 468 (M+)
【0091】 (105) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(1)で生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-アニリンか
ら調製した。 C25H24N4O2 質量スペクトル: m/z = 413 (M+H+) (106) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-エチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1メチ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(1)で生成した樹脂及び4-(N-ベンジル-N-エチル-アミノメチル)-アニリンか
ら調製した。 C26H26N4O2 質量スペクトル: m/z = 427 (M+H+) (107) 3-Z-[1-(4-(ジイソプロピルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1メチル-メ
チレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(ジイソプロピルアミノ-メチル)-アニリンから調
製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C24H30N4O2 質量スペクトル: m/z = 406 (M+) (108) 3-Z-[1-(4-(ジ-n-プロピルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-メチレン]-5
-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(ジ-n-プロピルアミノ-メチル)-アニリンから調製
した。 C23H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 393 (M+H+)
【0092】 (109) 3-Z-[1-(4-(ジイソブチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メ
チレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(ジイソブチルアミノ-メチル)-アニリンから調製
した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C26H34N4O2 質量スペクトル: m/z = 434 (M+) (110) 3-Z-[1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-
フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロ
アセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イ
ル-メチル)-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.30 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C28H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 452 (M+) (111) 3-Z-[1-(4-(1,3-ジヒドロ-イソインドール-2-イル-メチル)-フェニル-ア
ミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート
例IV(2)で生成した樹脂及び4-(1,3-ジヒドロ-イソインドール-2-イル-メチル)-
アニリンから調製した。 Rf 値: 0,35 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C26H24N4O2 質量スペクトル: m/z = 425 (M+H+) (112) 3-Z-[1-(4-(6,7-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル
-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリ
フルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(6,7-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノ
リン-2-イル-メチル)-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C29H30N4O4 質量スペクトル: m/z = 499 (M+H+)
【0093】 (113) 3-Z-[1-(4-(1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチル)-フェニ
ルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテ
ート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メ
チル)-アニリンから調製した。 (114) 3-Z-[1-(4-(N-(エトキシカルボニルメチル)-N-ベンジル-アミノメチル)-
フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロ
アセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(エトキシカルボニルメチル)-N-ベンジル-アミ
ノメチル]-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.60 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C29H30N4O4 質量スペクトル: m/z = 498 (M+) (115) 3-Z-[1-(4-(N-(2-ヒドロキシエチル)-N-ベンジル-アミノメチル)-フェニ
ルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテ
ート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(2-ヒドロキシエチル)-N-ベンジル-アミノメチ
ル]-アニリンから調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C27H28N4O3 質量スペクトル: m/z = 456 (M+) (116) 3-Z-[1-(4-(N-(1-エチル-ペンチル)-N-(ピリジン-2-イル-メチル)-アミノ
メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリ
フルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-[N-(1-エチル-ペンチル)-N-(ピリジン-2-イル-メ
チル)-アミノメチル]-アニリンから調製した。 Rf 値: 0,45 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C31H37N5O2 質量スペクトル: m/z = 511 (M+)
【0094】 (117) 3-Z-[1-(4-(ピペリジノ-メチル)-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メ
チレン]-5-アミド-2-インドリノン 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(ピペリジノ-メチル)-3-ニトロ-アニリンから調製
した。 Rf 値: 0.70 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C23H25N5O4 質量スペクトル: m/z = 436 (M+H+) (118) 3-Z-[1-(4-(N-フェネチル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-
メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 例IV(2)で生成した樹脂及び4-(N-フェネチル-N-メチル-アミノメチル)-アニリン
から調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C27H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 441 (M+H+) (119) 3-Z-[1-(4-(N-フェネチル-N-エチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-
メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (120) 3-Z-[1-(4-(N-(3,4-ジヒドロキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノ-メチル)
-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン
【0095】 (121) 3-Z-[1-(4-(N-(3,4,5-トリメトキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノ-メチ
ル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (122) 3-Z-[1-(4-(N-(3,4-ジメトキシ-フェネチル)-N-メチル-アミノ-メチル)-
フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (123) 3-Z-[1-(4-(N-(4-ニトロ-フェネチル)-N-メチル-アミノメチル)-フェニル
アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (124) 3-Z-[1-(4-(N-フェネチル-N-ベンジル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1
-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン C33H32N4O2 質量スペクトル: m/z = 517 (M+H+) Rf 値: 0,43 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1)
【0096】 (125) 3-Z-[1-(4-(N-フェネチル-N-シクロヘキシル-アミノメチル)-フェニルア
ミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (126) 3-Z-[1-(4-(N-(4-ニトロ-フェネチル)-N-イソプロピル-アミノメチル)-フ
ェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (127) 3-Z-[1-(4-(N-(2-(ピリジン-2-イル)-エチル)-N-メチル-アミノ-メチル)-
フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン C26H27N5O2 質量スペクトル: m/z = 441 (M+) Rf 値: 0,51 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) (128) 3-Z-[1-(4-(N-(2-(ピリジン-4-イル)-エチル)-N-メチル-アミノ-メチル)-
フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (129) 3-Z-[1-(4-(N-(ピリジン-2-イル-メチル)-N-メチル-アミノ-メチル)-フェ
ニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (130) 3-Z-[1-(4-(N-(ピリジン-3-イル-メチル)-N-メチル-アミノ-メチル)-フェ
ニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (131) 3-Z-[1-(4-(N-(ピリジン-4-イル-メチル)-N-メチル-アミノ-メチル)-フェ
ニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (132) 3-Z-[1-(4-(ジベンジルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン C32H30N4O2 質量スペクトル: m/z = 503 (M+H+) Rf 値: 0,47 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1)
【0097】 (133) 3-Z-[1-(4-(N-(4-ニトロ-ベンジル)-N-プロピル-アミノメチル)-フェニル
アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (134) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-(3-シアノ-プロピル)-アミノメチル)-フェニル
アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (135) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-アリル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1メチ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン C28H26N4O2 質量スペクトル: m/z = 451 (M+H+) Rf 値: 0,53 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) (136) 3-Z-[1-(4-(イミダゾール-1-イル-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メ
チレン]-5-アミド-2-インドリノン C21H20N6O2 質量スペクトル: m/z = 389 (M+H+) Rf 値: 0,20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1)
【0098】 (137) 3-Z-[1-(4-(イミダゾール-2-イル-アミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メ
チル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (138) 3-Z-[1-(4-(N-ベンジル-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-アミノメチル)-
フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (139) 3-Z-[1-(4-(N-(ベンゾ(1,3)ジオキソール-5-イル-メチル)-N-メチル-アミ
ノメチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2インドリノン C27H26N4O4 質量スペクトル: m/z = 470 (M+H+) Rf 値: 0,50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) (140) 3-Z-[1-(4-(7-クロロ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3イル-
メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (141) 3-Z-[1-(4-(7,8-ジクロロ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-
イル-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2インドリノン (142) 3-Z-[1-(4-(7-ブロモ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3イル-
メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (143) 3-Z-[1-(4-(7-フルオロ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3イル
-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (144) 3-Z-[1-(4-(7-メトキシ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3イル
-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン
【0099】 (145) 3-Z-[1-(4-(7-メチル-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3イル-
メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (146) 3-Z-[1-(4-(7,8-ジメトキシ-2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3
-イル-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン
(147) 3-Z-[1-(4-(6,7-ジクロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2イル-メ
チル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (148) 3-Z-[1-(4-(6,7-ジメチル-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2イル-メ
チル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (149) 3-Z-[1-(4-(6,7-ジフルオロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2イル-
メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン C27H26N4O2 質量スペクトル: m/z = 439 (M+H+) Rf 値: 0,43 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) (150) 3-Z-[1-(4-(6-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチ
ル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (151) 3-Z-[1-(4-(7-クロロ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2-イル-メチ
ル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (152) 3-Z-[1-(4-(6-メトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2イル-メチ
ル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2インドリノン
【0100】 (153) 3-Z-[1-(4-(7-メトキシ-1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリン-2イル-メチ
ル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (154) 3-Z-[1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-b)ピラジン-3イル-メチ
ル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン (155) 3-Z-[1-(4-(7-アミノ-2,3,4,5-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-b)ピラジン-3
-イル-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン
(156) 3-Z-[1-(4-(2-アミノ-5,6,7,8-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-d)チアゾール
-6-イル-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノ
ン (157) 3-Z-[1-(4-(5,6,7,8-テトラヒドロ-アゼピノ(4,5-d)チアゾール-6-イル-
メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2インドリノン (158) 3-Z-[1-(ピリジン-3-イル-アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イン
ドリノン (159) 3-Z-[1-(チアゾール-2-イル-アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-イ
ンドリノン (160) 3-Z-[1-(ベンゾイミダゾール-2-イル-アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ア
ミド-2-インドリノン
【0101】 (161) 3-Z-[1-(5-メチル-イソオキサゾール-3-イル-アミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-アミド-2-インドリノン (162) 3-Z-[1-(イミダゾール-2-イル-アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-
インドリノン (163) 3-Z-[1-(5-メチル-ピリジン-2-イル-アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン (164) 3-Z-[1-(5-ブロモ-ピリジン-2-イル-アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン (165) 3-Z-[1-(2-クロロ-ピリジン-5-イル-アミノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミ
ド-2-インドリノン (166) 3-Z-[1-(4-(Nブチル-Nメチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-
メチレン]-5-アミド-2-インドリノン C23H28N4O2 質量スペクトル: m/z = 392 (M+) (167) 3-Z-[1-(4-(N-イソブチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メ
チレン]-5-アミド-2-インドリノン C22H26N4O2 質量スペクトル: m/z = 378 (M+) (168) 3-Z-[1-(4-(Nシクロヘキシルメチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-
メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン C25H30N4O2 質量スペクトル: m/z = 418 Rf 値: 0,26 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1)
【0102】実施例2 3-Z-〔1-(4-ジエチルカルバモイル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-ア
ミド-2-インドリノン 例IVbで調製した樹脂2gを実施例1と同様にしてジメチルホルムアミド中で110
℃でエチル4-アミノベンゾエート2gと反応させる。湿ったチャージされた樹脂を
ジオキサン15ml及びメタノール15ml中で懸濁させ、40時間にわたって1Nの水酸化
ナトリウム溶液12mlとともに撹拌する。次いでその混合物を希塩酸で中和し、塩
化メチレン、メタノール及びジメチルホルムアミドで洗浄する。次いで樹脂300m
gをジメチルホルムアミド3ml中で懸濁させ、40時間にわたって周囲温度でジエチ
ルアミン0.2ml、TBTU(O-ベンゾトリアゾール-1-イル-N,N,N',N'-テトラメチル
ウロニウム-テトラフルオロボレート)0.5g、及びN-エチル-ジイソプロピルアミ
ン0.8mlとともに放置する。最後に、生成物を実施例1に記載したように樹脂か
ら開裂する。 収量: 61 mg, Rf 値: 0.30 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C22H24N4O3 質量スペクトル: m/z = 392 (M+)
【0103】 実施例2と同様にして、下記の化合物を調製する。 (1) 3-Z-[1-(4-ベンジルカルバモイル-フェニルアミノ)-1-フェニル-メチレン]-
5-アミド-2-インドリノン 実施例2と同様にして、ベンジルアミンを用いて調製した。 Rf 値: 0.30 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C25H22N4O3 質量スペクトル: m/z = 426 (M+) (2) 3-Z-[1-(4-(N-メトキシカルボニルメチル-カルバモイル)-フェニルアミノ)-
1-フェニル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 実施例2と同様にして、グリシンエチルエステルを用いて調製した。 Rf 値: 0.50 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C21H20N4O5 質量スペクトル: m/z = 408 (M+) (3) 3-Z-[1-(4-ジメチルカルバモイル-フェニルアミノ)-1-フェニル-メチレン]-
5-アミド-2-インドリノン 実施例2と同様にして、ジメチルアミンを用いて調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C20H20N4O3 質量スペクトル: m/z = 364 (M+)
【0104】 (4) 3-Z-[1-(4-(N-(2-ピペリジノ-エチル)-カルバモイル)-フェニルアミノ)-1-
メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 実施例2と同様にして、1-(2-アミノ-エチル)-ピペリジンを用いて調製した。 Rf 値: 0.30 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C25H29N5O3 質量スペクトル: m/z = 448 (M+H+) (5) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-ピペラジノ-カルバモイル)-フェニルアミノ)-1フェニ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセテート 実施例2と同様にして、N-メチル-ピペラジンを用いて調製した。 Rf 値: 0.40 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C23H25N5O3 質量スペクトル: m/z = 419 (M+) (6) 3-Z-[1-(4-(N-(2-ジエチルアミノ-エチル)-N-メチル-カルバモイル)-フェニ
ルアミノ)-1-フェニル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン-トリフルオロアセ
テート 実施例2と同様にして、N,N-ジエチル-N'-メチル-エチレンジアミンを用いて調
製した。 Rf 値: 0.20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C25H31N5O3 質量スペクトル: m/z = 449 (M+) (7) 3-Z-[1-(4-ブチルカルバモイル-フェニルアミノ)-1-フェニル-メチレン]-5
アミド-2-インドリノン 実施例2と同様にして、ブチルアミンを用いて調製した。 Rf 値: 0.80 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 4:1) C22H24N4O3 質量スペクトル: m/z = 392 (M+)
【0105】実施例3 3-Z-〔1-(4-(N-メチル-N-ベンゾイル-アミノ)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン〕-5-アミド-2-インドリノン 例IVbに従って調製した樹脂4.5gを実施例1と同様にしてジメチルホルムアミ
ド中で4-(9H-フルオレン-9-イル-メトキシカルボニル)-メチルアミノ)-アニリン
3.4gと反応させる。次いで9H-フルオレン-9-イル-メトキシカルボニル基をジメ
チルホルムアミド中30%のピペリジン40mlで開裂し、樹脂を数回洗浄する。次い
で樹脂400mgをジメチルホルムアミド4ml及びトリエチルアミン0.3ml中で懸濁さ
せ、1時間にわたって周囲温度で塩化ベンゾイル0.3mlと反応させる。最後に、
生成物を実施例1に記載されたようにしてトリフルオロ酢酸で樹脂から開裂する
。 収量:25mg、 Rf 値: 0.51 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C30H24N4O3 質量スペクトル: m/z = 426 (M+)
【0106】 実施例3と同様にして、下記の化合物を調製する。 (1) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-プロピオニル-アミノ)-フェニルアミノ)-1メチル-
メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 実施例3と同様にして、プロピオン酸クロリドを用いて調製した。 Rf 値: 0.52 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C21H22N4O3 質量スペクトル: m/z = 378 (M+) (2) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-ブチリル-アミノ)-フェニルアミノ)-1メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン 実施例3と同様にして、酪酸クロリドを用いて調製した。 Rf 値: 0.28 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C22H24N4O3 質量スペクトル: m/z = 392 (M+) (3) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-エタンスルホニル-アミノ)-フェニルアミノ)-1メチ
ル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 実施例3と同様にして、エタンスルホン酸クロリドを用いて調製した。 Rf 値: 0.30 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C20H22N4O4S 質量スペクトル: m/z = 413 (M-H+)
【0107】 (4) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-プロパンスルホニル-アミノ)-フェニルアミノ)-1-
メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 実施例3と同様にして、プロパンスルホン酸クロリドを用いて調製した。 Rf 値: 0.31 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C21H24N4O4S 質量スペクトル: m/z = 451 (M+Na+) (5) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-フェニルスルホニルアミノ)-フェニルアミノ-1-メ
チル-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン 実施例3と同様にして、フェニルスルホン酸クロリドを用いて調製した。 Rf 値: 0.46 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C24H22N4O4S 質量スペクトル: m/z = 462 (M+) (6) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-アセチル-アミノ)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン 実施例3と同様にして、塩化アセチルを用いて調製した。 Rf 値: 0.20 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C20H20N4O3 質量スペクトル: m/z = 364 (M+) (7) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-フェニルメチルスルホニル-アミノ)-フェニル-アミ
ノ)-1-メチル-メチレン]-5-アミド-2-インドリノン 実施例3と同様にして、フェニルメタンスルホン酸クロリドを用いて調製した。
Rf 値: 0.43 (シリカゲル, 塩化メチレン/メタノール = 9:1) C25H24N4O4S 質量スペクトル: m/z = 475 (M-H+)
【0108】実施例4 メチル3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メ
チル-メチレン〕-2-インドリノン-5-カルボキシレート メチル1-アセチル-3-(1-エトキシ-1-メチル-メチレン)-2-インドリノン-5-カ
ルボキシレート8.0g(28ミリモル)をジメチルホルムアミド60mlに溶解し、6時
間にわたって80℃で4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-アニリン6.3g(28
ミリモル)とともに撹拌する。次いで濃アンモニア30mlを添加し、その混合物を
45℃で2時間放置する。溶液を蒸発させ、残渣をエタノール及びエーテルで洗浄
する。次いで酢酸エチル/エタノール(9:1)を用いて、それを小さいシリカゲル
カラムでクロマトグラフィーにかける。 収量:8.6g(理論値の70%)、 融点: 150-152 ℃ C27H27N3O3 質量スペクトル: m/z = 442 (M+)
【0109】 実施例4と同様にして、下記の化合物を調製する。 (1) メチル 3-Z-[1-(4-(ピペリジノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレ
ン]-2-インドリノン-5-カルボキシレート C24H27N3O3 質量スペクトル: m/z = 406 (M+H+) (2) メチル 3-Z-[1-(4-ブロモ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-2-インド
リノン-5-カルボキシレート C18H15BrN2O3 質量スペクトル: m/z = 386/388 (M+) (3) メチル 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-2-インド
リノン-5-カルボキシレート C18H15ClN2O3 質量スペクトル: m/z = 342/344 (M+) (4) メチル 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-メチルスルホニル-アミノ)-フェニルアミノ
)-1エチル-メチレン]-2-インドリノン-5-カルボキシレート C20H21N3O5S 質量スペクトル: m/z = 415 (M+) (5) メチル 3-Z-[1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチ
ル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-2-インドリノン-5-カルボキシレート
C29H29N3O2 質量スペクトル: m/z = 467 (M+)
【0110】実施例5 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-
メチレン〕-2-インドリノン-5-カルボン酸 メチル3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-
メチル-メチレン〕-2-インドリノン-5-カルボキシレート2.3g(5ミリモル)を
メタノール50ml及びジオキサン50mlに溶解し、1時間にわたって70℃で1Nの水酸
化ナトリウム溶液25mlとともに撹拌する。次いでその混合物を1Nの塩酸25mlで中
和し、蒸発、乾燥させる。残渣を数回水洗し、乾燥させる。 収量:1.9g(理論値の85%)、 C26H25N3O3 質量スペクトル: m/z = 428 (M+H+)
【0111】 実施例5と同様にして、下記の化合物を調製する。 (1) 3-Z-[1-(4-(ピペリジノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-2-
インドリノン-5-カルボン酸 C23H25N3O3 質量スペクトル: m/z = 392 (M+H+) (2) 3-Z-[1-(4-ブロモ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-2-インドリノン-5
-カルボン酸 (3) 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-2-インドリノン-5
-カルボン酸 C17 H13ClN2O3 質量スペクトル: m/z = 327/329 (M-H+) (4) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-メチルスルホニル-アミノ)-フェニルアミノ)-1メチ
ル-メチレン]-2-インドリノン-5-カルボン酸 C19H19N3O5S 質量スペクトル: m/z = 401 (M+) (5) 3-Z-[1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-フ
ェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-2-インドリノン-5-カルボン酸 C28H27N3O3 質量スペクトル: m/z = 453 (M+)
【0112】実施例6 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-
メチレン〕-2-インドリノン-5-ジエチルカルバモイル-2-インドリノン 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メチル
-メチレン〕-2-インドリノン-2-インドリノン-5-カルボン酸0.3gをN-エチル-ジ
イソプロピルエチルアミン1.2gとともにジメチルホルムアミド8mlに溶解する。
次いでジエチルアミン0.1g及びTBTU(O-ベンゾトリアゾール-1-イル-N,N,N',N'-
テトラメチルウロニウム-テトラフルオロボレート)0.4gを添加し、その混合物
を周囲温度で20時間撹拌する。次いでそれを蒸発させ、残渣を水中に懸濁させ、
塩化メチレンで抽出する。有機相を蒸発させ、塩化メチレン/エタノール(19:1)
を用いてシリカゲルカラムでクロマトグラフィーにかける。 収量:0.2g(理論値の68%)、 Rf 値: 0.36 (シリカゲル, 塩化メチレン/エタノール = 19:1) C30H34N4O2 質量スペクトル: m/z = 482 (M+)
【0113】 実施例6と同様にして、下記の化合物を調製する。 (1) 3-Z-[1-(4-(ピペリジノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-2-
インドリノン-5-ジエチルカルバモイル-2-インドリノン 実施例5(1)で生成した化合物及びジエチルアミンから調製した。 C27H34N4O2 質量スペクトル: m/z = 446 (M+) (2) 3-Z-[1-(4-(N-メチル-N-メチルスルホニル-アミノ)-フェニルアミノ)-1メチ
ル-メチレン]-2-インドリノン-5-ジエチルカルバモイル-2-インドリノン 実施例5(4)で生成した化合物及びジエチルアミンから調製した。 C23H28N4O4S 質量スペクトル: m/z = 457 (M+H+) (3) 3-Z-[1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-フ
ェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ジエチルカルバモイル-2インドリノン (4) 3-Z-[1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-フ
ェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ジメチルカルバモイル-2-インドリノン (5) 3-Z-[1-(4-(N-フェニルメチル-N-メチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1
-メチル-メチレン]-5-メチルカルバモイル-2-インドリノン
【0114】 (6) 3-Z-[1-(4-(N-フェニルメチル-N-メチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1
-メチル-メチレン]-5-ジメチルカルバモイル-2-インドリノン (7) 3-Z-[1-(4-(N-フェニルメチル-N-メチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1
-メチル-メチレン]-5-ジエチルカルバモイル-2-インドリノン (8) 3-Z-[1-(4-(N-フェニルメチル-N-メチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1
-メチル-メチレン]-5-プロピルカルバモイル-2-インドリノン (9) 3-Z-[1-(4-(N-フェニルメチル-N-メチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1
-メチル-メチレン]-5-ジプロピルカルバモイル-2-インドリノン (10) 3-Z-[1-(4-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-メチルカルバモイル-2-インドリノン (11) 3-Z-[1-(4-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-ジメチルカルバモイル-2-インドリノン (12) 3-Z-[1-(4-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-ジエチルカルバモイル-2-インドリノン (13) 3-Z-[1-(4-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-プロピルカルバモイル-2-インドリノン (14) 3-Z-[1-(4-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-ジプロピルカルバモイル-2-インドリノン (15) 3-Z-[1-(3-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-メチルカルバモイル-2-インドリノン
【0115】 (16) 3-Z-[1-(3-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-ジメチルカルバモイル-2-インドリノン (17) 3-Z-[1-(3-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-ジエチルカルバモイル-2-インドリノン (18) 3-Z-[1-(3-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ-1-メチル-メチレン)
-5-プロピルカルバモイル-2-インドリノン (19) 3-Z-[1-(3-(ジメチルアミノ-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン
]-5-ジプロピルカルバモイル-2-インドリノン (20) 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5メチルカルバモ
イル-2-インドリノン (21) 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ジメチルカル
バモイル-2-インドリノン (22) 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ジエチルカル
バモイル-2-インドリノン (23) 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-プロピルカル
バモイル-2-インドリノン (24) 3-Z-[1-(4-クロロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン]-5-ジプロピルカ
ルバモイル-2-インドリノン (25) 3-Z-(1-フェニルアミノ-1-メチル-メチレン)-5-メチルカルバモイル-2イン
ドリノン (26) 3-Z-(1-フェニルアミノ-1-メチル-メチレン)-5-ジメチルカルバモイル-2-
インドリノン (27) 3-Z-(1-フェニルアミノ-1-メチル-メチレン)-5-ジエチルカルバモイル-2-
インドリノン
【0116】実施例7 3-Z-〔1-(4-メチル-3-アミノ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-
2-インドリノン 3-Z-〔1-(4-メチル-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミ
ド-2-インドリノン130mgをメタノール9mlに溶解し、周囲温度で3バールの水素
圧のもとにラネーニッケル50mgを用いて水素化する。触媒を濾別し、溶液を蒸発
させる。 収量:97mg(理論値の70%)、 Rf 値: 0.60 (シリカゲル, 塩化メチレン/エタノール = 4:1) C18H18N4O2 質量スペクトル: m/z = 322 (M+) 実施例7と同様にして、下記の化合物を調製する。 (1) 3-Z-[1-(4-(ピペリジノ-メチル)-3-アミノ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
レン]-5-アミド-2-インドリノン 3-Z-[1-(4-(ピペリジノ-メチル)-3-ニトロ-フェニル-アミノ)-1-メチル-メチレ
ン]-5-アミド-2-インドリノンから調製した。 Rf 値: 0,15 (シリカゲル, 塩化メチレン/エタノール = 9:1) C23H27N5O2 質量スペクトル: m/z = 406 (M+H+)
【0117】実施例8 10ml当り活性物質75mgを含む乾燥アンプル 組成: 活性物質 75.0mg マンニトール 50.0mg 注射用の水 10.0mlまで添加 調製: 活性物質及びマンニトールを水に溶解する。包装後に、溶液を凍結乾燥する。
使用に供する溶液を生成するために、生成物を注射用の水に溶解する。実施例9 2ml当り活性物質35mgを含む乾燥アンプル 組成: 活性物質 35.0mg マンニトール 100.0mg 注射用の水 2.0mlまで添加 調製: 活性物質及びマンニトールを水に溶解する。包装後に、溶液を凍結乾燥する。 使用に供する溶液を生成するために、生成物を注射用の水に溶解する。
【0118】実施例10 活性物質50mgを含む錠剤 組成: (1)活性物質 50.0mg (2)ラクトース 98.0mg (3)トウモロコシ澱粉 50.0mg (4)ポリビニルピロリドン 15.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 合計 215.0mg 調製: (1)、(2)及び(3)を一緒に混合し、(4)の水溶液でグラニュールにする。(5)を
乾燥グラニュール物質に添加する。錠剤をこの混合物から圧縮し、これらは両面
で刻まれた2面のものであり、一面に分割ノッチを有する。 錠剤の直径:9mm。
【0119】実施例11 活性物質350mgを含む錠剤 組成: (1)活性物質 350.0mg (2)ラクトース 136.0mg (3)トウモロコシ澱粉 80.0mg (4)ポリビニルピロリドン 30.0mg (5)ステアリン酸マグネシウム 4.0mg 合計 600.0mg 調製: (1)、(2)及び(3)を一緒に混合し、(4)の水溶液でグラニュールにする。(5)を
乾燥グラニュール物質に添加する。錠剤をこの混合物から圧縮し、これらは両面
で刻まれた2面のものであり、一面に分割ノッチを有する。 錠剤の直径:12mm。
【0120】実施例12 活性物質50mgを含むカプセル 組成: (1)活性物質 50.0mg (2)乾燥トウモロコシ澱粉 58.0mg (3)粉末ラクトース 50.0mg (4)ステアリン酸マグネシウム 2.0mg 合計 160.0mg 調製: (1)を(3)ですり砕く。このすり砕いたものを激しく混合しながら(2)及び(4)の
混合物に添加する。 この粉末混合物をカプセル充填機中でサイズ3硬質ゼラチンカプセルに詰める
【0121】実施例13 活性物質350mgを含むカプセル 組成: (1)活性物質 350.0mg (2)乾燥トウモロコシ澱粉 46.0mg (3)粉末ラクトース 30.0mg (4)ステアリン酸マグネシウム 4.0mg 合計 430.0mg 調製: (1)を(3)ですり砕く。このすり砕いたものを激しく混合しながら(2)及び(4)の
混合物に添加する。 この粉末混合物をカプセル充填機中でサイズ0硬質ゼラチンカプセルに詰める
【0122】実施例14 活性物質100mgを含む座薬 1個の座薬は下記の成分を含む: 活性物質 100.0mg ポリエチレングリコール(M.W. 1500) 600.0mg ポリエチレングリコール(M.W. 6000) 460.0mg ポリエチレンソルビタンモノステアレート 840.0mg 合計 2000.0mg 調製: ポリエチレングリコールをポリエチレンソルビタンモノステアレートと一緒に
溶融する。40℃で、粉砕した活性物質を溶融物中に均一に分散させる。溶融物を
38℃に冷却し、軽度に前冷却した座薬金型に注入する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/454 A61K 31/454 31/4725 31/4725 31/496 31/496 31/5377 31/5377 31/541 31/541 31/55 31/55 A61P 35/00 A61P 35/00 C07D 209/30 C07D 209/30 209/44 209/44 401/12 401/12 403/12 403/12 417/12 417/12 471/04 121 471/04 121 513/04 361 513/04 361 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 グレール ヴォルフガング ドイツ連邦共和国 デー88400 ビベラッ ハ ゲシュヴィシュテル ショール シュ トラーセ 18 (72)発明者 ヴァン メール ヤコブス ツェー アー ドイツ連邦共和国 デー88441 ミッテル ビベラッハ シューベルトヴェーク 4 (72)発明者 レーデマン ノルベルト ドイツ連邦共和国 デー88400 ビベラッ ハ ケーレスライン 48 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB09 CC10 CC19 DD06 EE01 4C065 AA04 BB14 CC01 DD03 EE02 HH01 JJ06 KK05 PP03 4C072 AA01 BB02 CC02 CC16 EE13 FF10 GG01 HH02 JJ01 4C086 AA01 AA02 AA03 BC13 BC17 BC21 BC30 BC31 BC38 BC50 BC73 BC82 BC84 BC88 CB11 MA01 MA04 NA14 NA15 ZA16 ZA51 ZA81 ZA89 ZA96 ZB01 ZB11 ZB22 ZB26 ZB33 ZB37 4C204 CB03 CB04 DB31 EB02 FB01 GB22

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 の置換インドリノン、これらの異性体及び塩。 (式中、 Xは酸素原子又は硫黄原子を表し、 R1は水素原子、C1-4-アルコキシ-カルボニル基又はC2-4-アルカノイル基を表
    し、 R2はカルボキシ基もしくはC1-4-アルコキシ-カルボニル基又は必要により1個
    又は2個のC1-3-アルキル基により置換されていてもよいアミノカルボニル基(
    その置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)を表し、 R3は水素原子又はC1-6-アルキル基(これはR3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し
    2位でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、ヒドロキシ基、C1-3-アルコキ
    シ基、C1-3-アルキルスルフェニル基、C1-3-アルキルスルフィニル基、C1-3-ア
    ルキルスルホニル基、フェニルスルフェニル基、フェニルスルフィニル基、フェ
    ニルスルホニル基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキル)-ア
    ミノ基、C2-5-アルカノイルアミノ 基又はN-(C1-3-アルキルアミノ)-C2-5-アルカノイルアミノ基により置換されて
    いてもよい)を表し、 R4は水素原子、C1-6-アルキル基又は必要によりC1-3-アルキル基により置換さ
    れていてもよいC5-7-シクロアルキル基(R3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し3位
    又は4位のメチレン基は必要によりC1-3-アルキル基により置換されていてもよ
    いイミノ基により置換されていてもよい)、 フェニル基又はナフチル基〔これは フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、 必要により1個〜3個のフッ素原子により置換されていてもよいメトキシ基、 C2-3-アルコキシ(これは2位又は3位でC1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-
    アルキル)-アミノ基又は5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換されて
    いてもよく、更に上記アルキルアミノ基及びジアルキルアミノ基中のアルキル部
    分はフェニル基により置換されていてもよい)、 トリフルオロメチル基、アミノ基、C1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C1-3-アルキ
    ル)-アミノ基、C2-5-アルカノイルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C2-5-アルカノ
    イルアミノ基、C1-5-アルキルスルホニルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-C1-5-ア
    ルキルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基、N-(C1-3-アルキル)-
    フェニルスルホニルアミノ基、アミノスルホニル基、C1-3-アルキルアミノスル
    ホニル基又はジ-(C1-3-アルキル)-アミノスルホニル基(更に、上記アルキルア
    ミノ基及びジアルキルアミノ基中のアルキル部分はフェニル基により置換されて
    いてもよい)、 カルボニル基(これはヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-3-ア
    ルキルアミノ基又はN-(C1-5-アルキル)-C1-3-アルキルアミノ基により置換され
    ており、更に上記基中のアルキル部分はカルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボ
    ニル基もしくはフェニル基により、又は2位もしくは3位でジ-(C1-3-アルキル)
    -アミノ基、ピペラジノ基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくは5員〜7
    員シクロアルキレンイミノ基により置換されていてもよい)、 C1-3-アルキル基(これはアミノ基、C1-7-アルキルアミノ基、C5-7-シクロア
    ルキルアミノ基、C5-7-シクロアルキル-C1-3-アルキルアミノ基又はフェニル-C1 -3 -アルキルアミノ基(これらは更にアミノ窒素原子の位置でC1-3-アルキル基に
    より置換されていてもよく、その水素原子はフッ素原子、C5-7-シクロアルキル
    基、C2-4-アルケニル基又はC1-4-アルキル基により完全置換又は部分置換されて
    いる)により置換されており、 上記C1-4-アルキル置換基は夫々の場合に更にシアノ基、カルボキシ基、C1-3-
    アルコキシカルボニル基、ピリジル基、イミダゾリル基、ベンゾ〔1,3〕ジオキ
    ソール基又はフェニル基により一置換、二置換又は三置換されていてもよく、そ
    のフェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、メチル基、メトキシ基
    、トリフルオロメチル基、シアノ基又はニトロ基により置換されていてもよく、
    これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、又は2位、3
    位もしくは4位でヒドロキシ基により置換されていてもよい)、 C1-3-アルキル基(これはヒドロキシ基、カルボキシ基、チオモルホリノ基、1
    -オキシド-チオモルホリノ基、1,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、ピペラジノ
    基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくはN-フェニル-ピペラジノ基、5員
    〜7員シクロアルキレンイミノ基又は4員〜7員シクロアルキレンイミノ基によ
    り置換されていてもよく、上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基は1個又は
    2個のC1-3-アルキル基、C5-7-シクロアルキル基もしくはフェニル基、C1-3-ア
    ルキル基、C5-7-シクロアルキル基、フェニル基、カルボキシ基又はC1-4-アルコ
    キシ-カルボニル基及びヒドロキシ基により置換されていてもよく、また上記シ
    クロアルキレンイミノ基中で、窒素原子に隣接するメチレン基はカルボニル基に
    より置換されていてもよい)、 C1-3-アルキル基(これは5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換さ
    れており、必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基もし
    くはメトキシ基により一置換又は二置換されていてもよいフェニル基(これらの
    置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、又は必要によりフッ
    素原子、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原子又はメチル基、メトキシ基もし
    くはアミノ基により置換されていてもよいオキサゾロ基、イミダゾロ基、チアゾ
    ロ基、ピリジノ基、ピラジノ基又はピリミジノ基が2個の隣接炭素原子を介して
    上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基に縮合されてもよい) により置換されていてもよく、 更に上記一置換フェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチ
    ル基、メトキシ基もしくはニトロ基により置換されていてもよい〕、 5員ヘテロ芳香族基(これはイミノ基、酸素原子もしくは硫黄原子又はイミノ
    基、酸素原子もしくは硫黄原子と1個もしくは2個の窒素原子を含む)、又は 6員ヘテロ芳香族基(これは1個、2個又は3個の窒素原子を含み、上記5員
    及び6員芳香族基は更に塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基により置換され
    ていてもよく、又はフェニル環が2個の隣接炭素原子を介して上記5員又は6員
    ヘテロ芳香族基に縮合されてもよい)を表し、かつ R5は水素原子又はC1-3-アルキル基を表し、 存在するカルボキシ基、アミノ基又はイミノ基は生体内で開裂し得る基により
    置換されていてもよい)
  2. 【請求項2】 Xが酸素原子を表し、 R1が水素原子を表し、 R2がアミノカルボニル基を表し、 R3が水素原子又はC1-4-アルキル基(これはR3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し
    2位で塩素原子もしくは臭素原子又はフェニルスルホニル基により置換されてい
    てもよい)を表し、 R4が水素原子、C1-3-アルキル基又は必要によりメチル基により置換されてい
    てもよいシクロペンチル基もしくはシクロヘキシル基(シクロペンチル基及びシ
    クロヘキシル基中で、R3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し3位又は4位のメチレン
    基は必要によりメチル基により置換されていてもよいイミノ基により置換されて
    いてもよい)、 フェニル基〔これは フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、 必要により1個〜3個のフッ素原子により置換されていてもよいメトキシ基、 C2-3-アルコキシ(これは2位又は3位でメチルアミノ基、ジメチルアミノ基
    又は5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換されており、更に上記アミ
    ノ基中のメチル基はフェニル基により置換されていてもよい)、 トリフルオロメチル基、アミノ基、C2-5-アルカノイルアミノ基、N-(C1-3-ア
    ルキル)-C2-5-アルカノイルアミノ基、C1-5-アルキルスルホニルアミノ基、N-(C 1-3 -アルキル)-C1-5-アルキルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ
    基、N-(C1-3-アルキル)-フェニルスルホニルアミノ基又はアミノスルホニル基(
    更に、上記アルキルアミノ基及びジアルキルアミノ基中のアルキル部分はフェニ
    ル基により置換されていてもよい)、 カルボニル基(これはヒドロキシ基、C1-3-アルコキシ基、アミノ基、C1-3-ア
    ルキルアミノ基又はN-(C1-5-アルキル)-C1-3-アルキルアミノ基により置換され
    ており、更に上記基中のアルキル部分はカルボキシ基、C1-3-アルコキシカルボ
    ニル基もしくはフェニル基により、又は2位もしくは3位でジ-(C1-3-アルキル)
    -アミノ基、ピペラジノ基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくは5員〜7
    員シクロアルキレンイミノ基により置換されていてもよい)、 C1-3-アルキル基(これはアミノ基、C1-7-アルキルアミノ基、C5-7-シクロア
    ルキルアミノ基、C5-7-シクロアルキル-C1-3-アルキルアミノ基又はフェニル-C1 -3 -アルキルアミノ基(これらは更にアミノ窒素原子の位置でC1-3-アルキル基に
    より置換されていてもよく、その水素原子はフッ素原子、C5-7-シクロアルキル
    基、C2-4-アルケニル基又はC1-4-アルキル基により完全置換又は部分置換されて
    いる)により置換されており、 上記C1-4-アルキル置換基は夫々の場合に更にシアノ基、カルボキシ基、C1-3-
    アルコキシカルボニル基、ピリジル基、イミダゾリル基、ベンゾ〔1,3〕ジオキ
    ソール基又はフェニル基により置換されていてもよく、そのフェニル基はフッ素
    原子、塩素原子もしくは臭素原子、又はメチル基、メトキシ基、シアノ基、トリ
    フルオロメチル基もしくはニトロ基により一置換されていてもよく、又はフッ素
    原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基もしくはメトキシ基により二置換
    もしくは三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また
    異なっていてもよく、又は2位、3位もしくは4位でヒドロキシ基により置換さ
    れていてもよい)、 C1-3-アルキル基(これはヒドロキシ基、カルボキシ基、チオモルホリノ基、1
    -オキシド-チオモルホリノ基、1,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、ピペラジノ
    基、N-(C1-3-アルキル)-ピペラジノ基もしくはN-フェニル-ピペラジノ基、5員
    〜7員シクロアルキレンイミノ基又は4員〜7員シクロアルキレンイミノ基によ
    り置換されていてもよく、上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基は1個又は
    2個のC1-3-アルキル基、シクロヘキシル基もしくはフェニル基、C1-3-アルキル
    基、シクロヘキシル基、フェニル基、カルボキシ基又はC1-4-アルコキシ-カルボ
    ニル基及びヒドロキシ基により置換されていてもよく、また上記シクロアルキレ
    ンイミノ基中で、窒素原子に隣接するメチレン基はカルボニル基により置換され
    ていてもよい)、 C1-3-アルキル基(これは5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換さ
    れており、必要によりフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基もし
    くはメトキシ基により一置換又は二置換されていてもよいフェニル基(これらの
    置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、又は必要によりアミ
    ノ基により置換されていてもよいピラジノ基もしくはチアゾロ基が2個の隣接炭
    素原子を介して上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基に縮合されてもよい)
    により置換されており、 更に上記一置換フェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチ
    ル基、メトキシ基もしくはニトロ基により置換されていてもよい〕、 必要により塩素原子もしくは臭素原子又はメチル基により置換されていてもよ
    いピリジル基、 必要によりメチル基により置換されていてもよいオキサゾリル基、イソオキサ
    ゾリル基、イミダゾリル基又はチアゾリル基(これらに、フェニル環が2個の隣
    接炭素原子を介して縮合されてもよい)を表し、かつ R5が水素原子又はC1-3-アルキル基を表す、請求の範囲第1項記載の一般式Iの
    置換インドリノン、これらの異性体及び塩。
  3. 【請求項3】 R5が5位にある請求の範囲第2項記載の一般式Iの置換イン
    ドリノン、これらの異性体及び塩。
  4. 【請求項4】 Xが酸素原子を表し、 R1が水素原子を表し、 5位のR2がアミノカルボニル基を表し、 R3が水素原子又はC1-4-アルキル基(これは塩素原子もしくは臭素原子又はフ
    ェニルスルホニル基により末端で置換されていてもよい)を表し、 R4が水素原子、C1-3-アルキル基又は必要によりメチル基により置換されてい
    てもよいシクロペンチル基もしくはシクロヘキシル基(シクロヘキシル基中で、
    R3-C(R4NR5)=基の炭素原子に対し4位のメチレン基は必要によりメチル基により
    置換されていてもよいイミノ基により置換されていてもよい)、 フェニル基〔これは フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、 メチル基又はエチル基(これらは夫々の場合にC1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C 1-3 -アルキル)-アミノ基、チオモルホリノ基、1-オキシド-チオモルホリノ基、1
    ,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、N-フェニル-ピペラジノ基、5員〜6員シク
    ロアルキレンイミノ基又は5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換され
    ていてもよく、上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基は1個又は2個のメチ
    ル基、シクロヘキシル基もしくはフェニル基、メチル基、シクロヘキシル基又は
    フェニル基及びヒドロキシ基により置換されていてもよい)、 メチル基又はエチル基(これは5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置
    換されているフェニル基により置換されていてもよく、更にフェニル環が2個の
    隣接炭素原子を介して上記シクロアルキレンイミノ基に縮合されている) アミノ基、メチルアミノ基又はエチルアミノ基により置換されたメチル基又は
    エチル基(これらの夫々が更にアミノ窒素原子の位置でベンジル基又はフェニル
    エチル基により置換されており、上記基中のフェニル部分はフッ素原子、塩素原
    子もしくは臭素原子又はメチル基、メトキシ基、シアノ基、トリフルオロメチル
    基もしくはニトロ基により一置換されていてもよく、又はフッ素原子、塩素原子
    もしくは臭素原子又はメチル基もしくはメトキシ基により二置換又は三置換され
    ていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい
    ) により置換されていてもよく、 更に上記一置換フェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチ
    ル基、メトキシ基もしくはニトロ基により置換されていてもよい〕を表し、かつ R5が水素原子又はC1-4-アルキル基を表す、請求の範囲第1項記載の一般式Iの
    置換インドリノン、これらの異性体及び塩。
  5. 【請求項5】 Xが酸素原子を表し、 R1が水素原子を表し、 5位のR2がアミノカルボニル基を表し、 R3が水素原子又はC1-4-アルキル基を表し、 R4がフェニル基〔これは フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子、 メチル基又はエチル基(これらは夫々の場合にC1-3-アルキルアミノ基、ジ-(C 1-3 -アルキル)-アミノ基、チオモルホリノ基、1-オキシド-チオモルホリノ基、1
    ,1-ジオキシド-チオモルホリノ基、N-フェニル-ピペラジノ基、5員〜6員シク
    ロアルキレンイミノ基又は5員〜7員シクロアルキレンイミノ基により置換され
    ていてもよく、上記5員〜7員シクロアルキレンイミノ基は1個又は2個のメチ
    ル基、シクロヘキシル基もしくはフェニル基、メチル基、シクロヘキシル基又は
    フェニル基及びヒドロキシ基により置換されていてもよい)、又は メチル基又はエチル基(これは4位で5員〜7員シクロアルキレンイミノ基に
    より置換されているフェニル基により置換されていてもよく、更にフェニル環が
    2個の隣接炭素原子を介して上記シクロアルキレンイミノ基に縮合されている) アミノ基、メチルアミノ基又はエチルアミノ基により置換されたメチル基又は
    エチル基(これらの夫々が更にアミノ窒素原子の位置でベンジル基又はフェニル
    エチル基により置換されており、そのフェニル部分はフッ素原子、塩素原子もし
    くは臭素原子又はメチル基、メトキシ基、シアノ基、トリフルオロメチル基もし
    くはニトロ基により一置換されていてもよく、メチル基もしくはメトキシ基によ
    り二置換されていてもよく、又はメチル基もしくはメトキシ基により三置換され
    ていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよく、また異なっていても
    よい) により置換されていてもよく、 更に上記一置換フェニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子又はメチ
    ル基、メトキシ基もしくはニトロ基により置換されていてもよい〕を表し、かつ R5が水素原子又はC1-4-アルキル基を表す、請求の範囲第1項記載の一般式Iの
    置換インドリノン、これらの異性体及び塩。
  6. 【請求項6】 (a) 3-Z-〔1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-
    アミド-2-インドリノン、 (b) 3-Z-〔1-(4-ブロモ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-2-イ
    ンドリノン、 (c) 3-Z-〔1-(4-ピペリジノメチル-フェニルアミノ)-1-ブチル-メチレン〕-5-
    アミド-2-インドリノン、 (d) 3-Z-〔1-(4-クロロフェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-2-イ
    ンドリノン及び (e) 3-Z-(1-フェニルアミノ-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン (f) 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メ
    チル-メチレン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (g) 3-Z-〔1-(4-(N-(4-クロロベンジル)-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メ
    チル-メチレン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (h) 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-エチル-アミノメチル)-フェニルアミノ〕-1-メ
    チル-メチレン)-5-アミド-2-インドリノン、 (i) 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
    レン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (j) 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニルアミノ)-メチ
    レン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (k) 3-Z-〔1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-イル-メチル)-
    フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-2-インドリノン、 (l) 3-Z-〔1-(4-ピペリジノメチル-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチ
    レン〕-5-アミド-2-インドリノン及び (m) 3-Z-〔1-(4-メチル-3-ニトロ-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-ア
    ミド-2-インドリノン 並びにこれらの異性体及び塩である請求の範囲第1項記載の一般式Iの置換イン
    ドリノン。
  7. 【請求項7】 3-Z-〔1-(4-(N-ベンジル-N-メチル-アミノメチル)-フェニル
    アミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-2-インドリノン及びその塩。
  8. 【請求項8】 3-Z-〔1-(4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-ベンゾ(d)アゼピン-3-
    イル-メチル)-フェニルアミノ)-1-メチル-メチレン〕-5-アミド-2-インドリノン
    及びその塩。
  9. 【請求項9】 請求の範囲第1項〜第8項記載の化合物の生理学上許される
    塩。
  10. 【請求項10】 請求の範囲第1項〜第8項の少なくとも一項記載の化合物
    又は請求の範囲第9項記載の塩及び必要により一種以上の不活性担体及び/又は
    希釈剤を含むことを特徴とする医薬組成物。
  11. 【請求項11】 過度又は異常な細胞増殖を治療するのに適している医薬組
    成物を調製するための請求の範囲第1項〜第8項の少なくとも一項記載の化合物
    又は請求の範囲第9項記載の塩の使用。
  12. 【請求項12】 請求の範囲第1項〜第8項の少なくとも一項記載の化合物
    又は請求の範囲第9項記載の塩を非化学的方法により一種以上の不活性担体及び
    /又は希釈剤に混入することを特徴とする請求の範囲第10項記載の医薬組成物
    の調製方法。
  13. 【請求項13】 a. 一般式 【化2】 (式中、 X及びR3は請求の範囲第1項〜第8項に定義されたとおりであり、 R2'は請求の範囲第1項〜第8項にR2について示された意味を有し、 R6は水素原子又はラクタム基の窒素原子の保護基を表し、基R2'又はR6の一つ
    はまた必要によりスペーサーを介して形成されてもよい固相への結合を表しても
    よく、またその他の基R2'又はR6は先に定義されたとおりであり、かつ Z1はハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基又はアラルコキシ基を表す)
    の化合物を一般式 【化3】 (式中、 R4及びR5は請求の範囲第1項〜第8項に定義されたとおりである) のアミンと反応させ、必要により、ラクタム基の窒素原子に使用された保護基を
    開裂し、又はこうして得られた化合物を固相から開裂し、又は b. 一般式Iの化合物(式中、R2が請求の範囲第1項〜第8項に記載されたアミ
    ノカルボニル基の一つを表す)を調製するために、一般式 【化4】 (式中、R1及びR3は請求の範囲第1項〜第6項に記載されたとおりである) の化合物、又はその反応性誘導体を一般式 H (R7NR8) (V) (式中、R7及びR8(これらは同じであってもよく、また異なっていてもよい)は
    水素原子又はC1-3-アルキル基を表す) のアミンでアミド化し、そして 続いて、所望により、アルコキシカルボニル基を含むこうして得られた一般式
    Iの化合物を加水分解により相当するカルボキシ化合物に変換してのよく、又は アミノ基又はアルキルアミノ基を含むこうして得られた一般式Iの化合物をア
    ルキル化又は還元アルキル化により相当するアルキルアミノ化合物又はジアルキ
    ルアミノ化合物に変換してもよく、又は アミノ基又はアルキルアミノ基を含むこうして得られた一般式Iの化合物をア
    シル化により相当するアシル化合物に変換してもよく、又は カルボキシ基を含むこうして得られた一般式Iの化合物をエステル化又はアミ
    ド化により相当するエステル化合物又はアミノカルボニル化合物に変換してもよ
    く、又は ニトロ基を含むこうして得られた一般式Iの化合物を還元により相当するアミ
    ノ化合物に変換し、又は 必要により、反応性基を保護するために反応中に使用した保護基を開裂し、又
    は こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、又は こうして得られた一般式Iの化合物を、その塩に、特に医薬上の使用のために
    、無機又は有機の酸又は塩基との生理学上許される塩に変換することを特徴とす
    る請求の範囲第1項〜第9項記載の化合物の調製方法。
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