JP2002514648A - (s,s)−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの製造方法 - Google Patents

(s,s)−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの製造方法

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JP2002514648A JP2000548336A JP2000548336A JP2002514648A JP 2002514648 A JP2002514648 A JP 2002514648A JP 2000548336 A JP2000548336 A JP 2000548336A JP 2000548336 A JP2000548336 A JP 2000548336A JP 2002514648 A JP2002514648 A JP 2002514648A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンお
よび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物
のエナンチオマーの分離による、以下(S,S)−ベンジルピロロピペリジンとも
称する式
【0002】
【化1】
【0003】 の(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナン[(S,S)
−ベンジルピロロピペリジン]の製造方法に関する。(S,S)−8−ベンジル−
2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンは(S,S)−2,8−ジアザビシクロ[4
.3.0]ノナン:
【0004】
【化2】
【0005】 を製造するための有用な中間体であり、その一部は抗生物質モキシフロキサシン
(moxifloxacin)(INN):
【0006】
【化3】
【0007】 1−シクロプロピル−7−([S,S]−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノ ン−8−イル)−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ ソ−3−キノロンカルボン酸(モキシフロキサシン) を製造するために使用される。
【0008】 ラセミ体のシス−(S,S/R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4
.3.0]ノナンの製造はEP−A−0 350 733に記載されている。
【0009】 EP−A−0 550 903は、D−(−)−またはL−(+)−酒石酸を用いる
ラセミ体のシス−(S,S/R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.
3.0]ノナンのエナンチオマーの種々の分離方法を記載している(実施例A)。
これらの方法はラセミ体を溶解する溶媒としてのジメチルホルムアミド(DMF
)中で行われる。それ故、例えば、方法Vによると、0.5当量のL−(+)−酒
石酸のDMF中溶液の1当量のシス−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4
.3.0]ノナンラセミ体のDMF中溶液への添加後にL−酒石酸(R,R)−ベンジ
ルピロロピペリジンが沈澱する。第二段階で、0.5当量のL−(+)−酒石酸の
さらなる添加により所望とするL−(+)−酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペ
リジンを沈澱させそして引き続きエタノール/水から純粋な形態で結晶化させる
。酒石酸塩を最後に塩基を用いて遊離アミンに転化させる。しかしながら、この
方法は所望としないR,Rエナンチオマーの前もっての除去、すなわち追加操作
を必要とするため、これはこの目的に関する欠点を有する。EP−A−0 55
0 903の実施例Aの方法Iは、DMF中のD−(−)−酒石酸を使用するラセ
ミ体のシス−(S,S/R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0
]ノナンのエナンチオマーの分離方法を記載している。ここでは、S,S−エナン
チオマーを最初に沈澱させるが、工業的規模でのこの方法の応用は天然性でない
D−(−)−酒石酸の高価格のために除外されうる。
【0010】 しかしながら、エナンチオマーの分離のためにEP−A−0 550 903の
方法において使用される溶媒DMFは種々の欠点を有する。Roempp Lexikon Che
mie Version 1.3, Stuttgart/New York: George Thieme Verlag 1997 によると
、「ジメチルホルムアミド」、DMFの添加は皮膚を通して容易に生吸収され、
皮膚および粘膜に対して非常に刺激性でありそして肝臓および腎臓を損傷させる
かもしれない。従って、MAK(最大作用場所濃度)は10ppmにすぎず、こ
のことが特別な保護手段を必要とし、製造価格の高騰をもたらす。従って、問題
のある溶媒の使用が回避される(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノナンの製造方法を開発することが望まれる。さらに、そのような方
法は物質の損失を避けるために非常に高い収率を与えなければならず、しかも少
ない段階を有していなければならない。
【0011】 徹底的な研究によって、発明者は驚くべきことに(S,S)−8−ベンジル−2,
8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジ
アザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物のエナンチオマーの分離を高い収率で異
議のない溶媒中で可能にする(S,S)−ベンジルピロロピペリジンの新規な製造
方法を開発することに成功した。
【0012】 本発明は、従って、アルコール/水溶媒混合物中の(S,S)−8−ベンジル−
2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8
−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物とL−(+)−酒石酸との反応:
【0013】
【化4】
【0014】 を包含する(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの
製造方法を提供する。
【0015】 本発明に従い使用される(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.
3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]
ノナンの混合物はS,SおよびR,Rエナンチオマーの任意の混合物を包含する。
S,S対R,R異性体の比は(モル量を基準として)好ましくは99:1〜40:
60、特に好ましくは99:1〜50:50そして非常に特に好ましくは99:
1〜60:40である。
【0016】 L−(+)−酒石酸(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]
ノナンの生成が行われそして本発明の方法で使用されるアルコール/水溶媒混合
物は、有利には、使用される溶媒の合計容量を基準として、少なくとも40容量
%、好ましくは少なくとも50容量%の少なくとも1種のアルコールおよび水の
混合物を含有する溶媒混合物である。
【0017】 本発明に従い使用されるアルコール/水溶媒混合物は、アルコールおよび水の
他に、他の溶媒を60容量%までの、好ましくは50容量%までの量で含んでな
っていてもよい。
【0018】 アルコール対水の容量比は有利には4:1〜20:1の範囲内、好ましくは約
5(アルコール)対1(水)の容量比である。
【0019】 溶媒混合物中で本発明に従い使用されるアルコール類は、好ましくは、1種も
しくはそれ以上の脂肪族の、直鎖状もしくは分枝鎖状の、第一級、第二級または
第三級(C2−C8)−アルコール類である。これらは、例えば、エタノール、n
−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、イ
ソブタノール、イソアミルアルコールおよびオクタノールよりなる群から選択さ
れる。n−、sec−またはイソ−ブタノールおよびエタノールの使用が好まし
い。n−ブタノール、イソ−ブタノールおよびエタノールが非常に特に好ましい
【0020】 (溶媒の合計量を基準として)60容量%まで、好ましくは50容量%までの
量で本発明に従い使用されるアルコール/水溶媒混合物中のアルコールおよび水
の他に別の溶媒として存在してもよい溶媒は、例えば、トルエン、キシレン、シ
クロヘキサン、酢酸エチル、メチルtert−ブチルエーテルなどよりなる群か
ら選択され、そしてトルエンが好ましい。上記の本発明の目的の1つを達成する
ためには、実質的な量の生態学的に異議ある溶媒、例えば、DMFは除外すべき
でありそしてそれらは好ましくは存在しない。
【0021】 本発明に従い使用される(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.
3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]
ノナンの混合物中のS,S対R,R異性体の比が(モル量を基準として)99:1
〜60:40である場合には、アルコールとしてエタノールの使用が好ましい。
エタノールおよび水だけを、有利には75:25〜95:5、好ましくは80:
20〜85:15の容量比で含有するアルコール/水溶媒混合物が特に好ましい
【0022】 本発明に従い使用される(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.
3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]
ノナンの混合物中のS,S対R,R異性体の比が(モル量を基準として)約50:
50である、すなわち事実上ラセミ体混合物が使用される場合には、アルコール
としてブタノールの使用が好ましい。ブタノール(n−ブタノール、sec−ブ
タノールまたはイソ−ブタノール)および水を、有利には4:1〜20:1のブ
タノール:水の容量比で、好ましくは約5:1の容量比で含んでなり、場合によ
り60容量%までのトルエンを添加してもよいアルコール/水溶媒混合物が特に
好ましい。ブタノール(n−ブタノール、sec−ブタノールまたはイソ−ブタ
ノール)および水だけを、有利には4:1〜20:1のブタノール:水の容量比
で、好ましくは約5対1の容量比で含んでなるアルコール/水溶媒混合物が非常
に特に好ましい。本発明の別の好ましい態様では、(モル量を基準として)約5
0:50のS,S対R,R異性体の比を有する本発明に従い使用される(S,S)−
8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベ
ンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物をエタノール、トル
エンおよび水を含んでなる溶媒混合物中で反応させることができ、溶媒混合物は
少なくとも40容量%そして最大60容量%のトルエンを含有する。
【0023】 酒石酸塩の製造に関しては、溶媒量は、有利には、1kgの(S,S)−8−ベ
ンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル
−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物を基準として、2〜8リッ
トルの範囲内の本発明に従い使用されるアルコール/水溶媒混合物であり、1k
gの(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(
R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物当た
り好ましくは2〜4リットル、特に好ましくは約3リットルである。
【0024】 一般的には、ラセミ体のベンジルピロロピペリジンが出発物質として使用され
る場合には、L−(+)−酒石酸は1当量のラセミ体ベンジルピロロピペリジンを
基準として有利には0.4当量〜1当量、好ましくは0.7〜0.85当量の量で
使用される。
【0025】 (S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,
R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物が99:
1〜60:40のモル比で使用される場合、そして好ましくは使用されるアルコ
ールがエタノールである場合には、L−(+)−酒石酸は1当量の(S,S)−8−
ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジ
ル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物を基準として有利には0.
8当量〜1当量、好ましくは0.9〜1当量の量で使用される。
【0026】 本発明の好ましい様態では、(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ
[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3
.0]ノナンの混合物をアルコール中に溶解しそしてL−(+)−酒石酸の水中溶液
を加える。場合により、(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3
.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノ
ナンの混合物をアルコールおよび他の溶媒の混合物中に溶解することもでき、そ
して次にL−(+)−酒石酸の水中溶液を加えることもできる。本発明に従う方法
を行うために他の投与形態、例えばエナンチオマー混合物のアルコール/水溶媒
混合物中溶液に対する固体のL−(+)−酒石酸の添加、またはエナンチオマー混
合物のアルコール/水溶媒混合物中溶液とL−(+)−酒石酸のアルコール/水溶
媒混合物中溶液との混合を選択することもできる。
【0027】 酒石酸塩の製造の場合には、アルコール/水溶媒混合物の選択によるが反応温
度は20℃〜110℃、好ましくは45℃〜100℃の範囲内である。
【0028】 反応時間は有利には1分間〜1時間の間、好ましくは5分間〜20分間の間で
ある。
【0029】 (S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,
R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物とL−(
+)−酒石酸との反応後に、L(+)−酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジン
の種晶添加を、好ましくは20℃〜110℃の温度範囲内で、特に好ましくは4
0℃〜60℃において行うことが好ましい。これらの条件下では、L(+)−酒石
酸(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの結晶化は
すでに起きている。結晶化を完了させるために、所定の溶媒混合物および生成す
る酒石酸塩の濃度によるが、混合物の撹拌を有利には0〜30℃の温度で、好ま
しくは室温(25℃)で続ける。
【0030】 別の態様では、(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノ
ナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの
混合物とL−(+)−酒石酸との反応で製造されるL(+)−酒石酸(S,S)−8−
ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンをアルコール/水混合物か
らの再結晶化によりさらに精製することができる。ここでは、アルコールは好ま
しくは少なくとも脂肪族アルコールであり、それは特に好ましくはn−、sec
−、イソ−ブタノールおよびエタノールよりなる群から選択される。
【0031】 再結晶化のためのアルコール対水の容量比は好ましくは95:5〜80:20
の範囲内である。
【0032】 再結晶化のためのアルコール対水の容量比はエタノールに関して好ましくは9
5:5〜80:20の範囲内、特に好ましくは約85対15であり、そしてブタ
ノールに関して4:1〜20:1の範囲内、特に好ましくは5:1〜10:1の
範囲内である。
【0033】 再結晶化のための溶媒容量は、各場合とも1kgのL(+)−酒石酸(S,S)−
8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナン当たり、有利には約2
〜12リットル、好ましくは2.5〜11、特に好ましくは4〜9リットルの範
囲内のアルコール/水であり、エタノールに関しては好ましくは2.5〜11リ
ットルのエタノール/水でありそしてブタノールに関しては7〜12リットルの
ブタノール/水である。1kgのL(+)−酒石酸(S,S)−8−ベンジル−2,8
−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナン当たり4〜6リットルのエタノール/水また
は8〜9リットルのブタノール/水が特に好ましい。
【0034】 再結晶化中の溶解工程のための温度は、アルコール/水の混合物の選択による
が、70℃〜120℃、好ましくは78℃〜100℃の範囲内である。
【0035】 好ましい態様では、再結晶化中に、L(+)−酒石酸(S,S)−8−ベンジル−
2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの種晶添加は有利には70℃〜120
℃の温度範囲内で、好ましくは80℃〜90℃において行われる。
【0036】 本発明に従い行われる反応で得られるL(+)−酒石酸(S,S)−8−ベンジル
−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンを、適宜再結晶化後に、それ自体既
知であるやり方で塩基(類)との反応により遊離の(S,S)−8−ベンジル−2,
8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンに転化させる(例えば、EP−A−055
0903、実施例A、方法1参照)。これを次に、例えばそれ自体既知のやり方
での水素化分解により、(S,S)−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンを得
るために使用することができる(例えば、EP−A−0 350 733、実施例
K参照)。実施例1 酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジン
【0037】
【化5】
【0038】 10g(46.2ミリモル)のベンジルピロロピペリジンを25mlの1−ブ
タノール中に溶解しそして100℃に加熱する。5.5g(37ミリモル)のL
−(+)−酒石酸の5mlの水中溶液を加え、そして混合物を100℃で5分間に
わたり撹拌する。加熱を停止しそして溶液に、48℃において、酒石酸(S,S)
−ベンジルピロロピペリジンを種晶添加しそして室温で一夜撹拌する。沈澱した
結晶を吸引濾別し、少量のブタノールで洗浄しそして真空乾燥室の中で45℃に
おいて乾燥して8.6gの酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジン(水和物)
を与える、95.7%ee(ee=エナンチオマー過剰率)。
【0039】 五酸化燐上での80℃における乾燥で7.6gの酒石酸(S,S)−ベンジルピロ
ロピペリジンを与える。 収率:44.9%実施例2 酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジン
【0040】
【化6】
【0041】 100g(462ミリモル)のベンジルピロロピペリジンを250mlの1−
ブタノール中に溶解する。室温において、55g(370ミリモル)のL−(+)
−酒石酸の50mlの水中溶液を加え、そして添加中に溶液を約46℃に暖める
。溶液に酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジンを種晶添加しそして室温で
一夜撹拌する。沈澱した結晶を吸引濾別し、50mlのブタノール/水5:1で
洗浄しそして真空乾燥室の中で45℃において乾燥して82.9gの酒石酸(S,
S)−ベンジルピロロピペリジン(水和物)を与える、94.3%ee。
【0042】 五酸化燐上での80℃における乾燥で76.2gの酒石酸(S,S)−ベンジルピ
ロロピペリジンを与える。 収率:43.8%実施例3 実施例1の方法により、水中に溶解したL−(+)−酒石酸をラセミ体ベンジル
ピロロピペリジンの有機溶媒中溶液に加えることにより、実験を以下の溶媒中で
行った:
【0043】
【表1】
【0044】実施例4 酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジン
【0045】
【化7】
【0046】 8g(37.0ミリモル)の(S,S)−ベンジルピロロピペリジン、2g(9.
2ミリモル)の(R,R)−ベンジルピロロピペリジンおよび6.2g(41.3ミ
リモル)のL−(+)−酒石酸を88mlのエタノール/水(85:15/容量/
容量)中に溶解しそして還流温度(約78℃)に加熱する。混合物をこの温度で
5分間にわたり撹拌し、加熱を停止し、溶液に約45℃においてL−(+)−酒石
酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジンを種晶添加しそして室温で一夜撹拌する
。沈澱した結晶を吸引濾別し、15mlのエタノールで洗浄しそして真空乾燥室
の中で75℃において乾燥して12.9gの酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペ
リジンを与える、98.2%ee(ee=エナンチオマー過剰率)。 収率:使用された(S,S)−ベンジルピロロピペリジンを基準として94.4%実施例5 酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジン
【0047】
【化8】
【0048】 6g(27.8ミリモル)の(S,S)−ベンジルピロロピペリジン、4g(18
.4ミリモル)の(R,R)−ベンジルピロロピペリジンおよび5.5g(36.6ミ
リモル)のL−(+)−酒石酸を88mlのエタノール/水(85:15/容量/
容量)中に溶解しそして還流温度(約78℃)に加熱する。混合物をこの温度で
5分間にわたり撹拌し、加熱を停止し、溶液に約45℃においてL−(+)−酒石
酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジンを種晶添加しそして室温で一夜撹拌する
。沈澱した結晶を吸引濾別し、15mlのエタノールで洗浄しそして真空乾燥室
の中で75℃において乾燥して10.0gの酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペ
リジンを与える、96.9%ee(ee=エナンチオマー過剰率)。 収率:使用された(S,S)−ベンジルピロロピペリジンを基準として98.1%実施例6 酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジン(再結晶化)
【0049】
【化9】
【0050】 10gの実施例1からの結晶を80mlの1−ブタノール/水(10:1/容
量/容量)中に沸点において溶解した。加熱浴を除去しそして溶液に約88℃に
おいて種晶添加しそして室温で一夜撹拌した。沈澱した結晶を吸引濾別し、少量
のブタノールで洗浄しそして45℃において減圧下で乾燥した。 収量:9.9g、99.6%ee実施例7 酒石酸(S,S)−ベンジルピロロピペリジン
【0051】
【化10】
【0052】 10gの実施例1からの結晶を52mlのエタノール/水(85:15/容量
/容量)中に沸点において溶解した。加熱浴を除去しそして溶液に約55℃にお
いて種晶添加しそして室温で一夜撹拌した。沈澱した結晶を吸引濾別し、少量の
エタノールで洗浄しそして45℃において減圧下で乾燥した。 収量:9.9g、99.6%ee実施例8 (S,S)−ベンジルピロロピペリジン
【0053】
【化11】
【0054】 40gの実施例5からの結晶を125mlの水中に溶解し、125mlのトル
エンと共に撹拌しそして20mlの濃水酸化ナトリウム水溶液を用いてアルカリ
性にした。トルエン相を分離しそして減圧下で濃縮して23.0gを与えた。粗
製生成物を減圧下で蒸留した。 収量:20.8g 沸点:104℃/0.1ミリバール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (71)出願人 Bayerwrk,Leverkuse n,BRD

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルコール/水溶媒混合物中の(S,S)−8−ベンジル−2,
    8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジ
    アザビシクロ[4.3.0]ノナンの混合物とL−(+)−酒石酸の反応を包含するこ
    とを特徴とする(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ
    ンの製造方法。
  2. 【請求項2】 使用される混合物中の(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジア
    ザビシクロ[4.3.0]ノナン対(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ
    [4.3.0]ノナンのモル比が99:1〜40:60であることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 使用される混合物中の(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジア
    ザビシクロ[4.3.0]ノナン対(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ
    [4.3.0]ノナンのモル比が99:1〜60:40であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルコール/水溶媒混合物が、使用される溶媒の合計容量を
    基準として、少なくとも40容量%、好ましくは少なくとも50容量%の少なく
    とも1種のアルコールおよび水の混合物を含有することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 アルコール/水溶媒混合物中のアルコール対水の容量比が4
    :1〜20:1の範囲内にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 本発明に従い使用される(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジ
    アザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビ
    シクロ[4.3.0]ノナンの混合物中のS,S対R,R異性体の比が(モル量を基準
    として)99:1〜60:40であり、そしてアルコール/水溶媒混合物がエタ
    ノールおよび水を好ましくは75:25〜95:5の容量比で含んでなる請求項
    1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 本発明に従い使用される(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジ
    アザビシクロ[4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビ
    シクロ[4.3.0]ノナンの混合物中のS,S対R,R異性体の比が(モル量を基準
    として)約50:50であり、そしてアルコール/水溶媒混合物がブタノール(
    n−ブタノール、sec−ブタノールまたはイソ−ブタノール)および水を有利
    には4:1〜20:1の容量比で、好ましくは約5対1の容量比で、場合により
    60容量%までのトルエンを添加して含んでなる請求項1〜5のいずれかに記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 1kgの(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[
    4.3.0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.
    0]ノナンの混合物を基準として、2〜8リットルのアルコール/水溶媒混合物
    を使用する請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 (S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]
    ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナン
    の混合物をアルコール中に溶解しそしてL−(+)−酒石酸の水中溶液を加える請
    求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 反応温度が20℃〜110℃の、好ましくは45℃〜10
    0℃の範囲内にある請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 (S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.
    0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノ
    ナンの混合物とL−(+)−酒石酸との反応後に、L(+)−酒石酸(S,S)−8−
    ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンの種晶添加を、好ましくは
    20℃〜110℃の温度範囲で、特に好ましくは40℃〜50℃において行う請
    求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 (S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.
    0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノ
    ナンの混合物とL−(+)−酒石酸との反応で製造されるL(+)−酒石酸(S,S)
    −8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンをアルコール/水混
    合物からの再結晶化によりさらに精製する請求項1〜11のいずれかに記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 (S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.
    0]ノナンおよび(R,R)−8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノ
    ナンの混合物とL−(+)−酒石酸との反応で製造されるL(+)−酒石酸(S,S)
    −8−ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンを、適宜先行する再
    結晶化後に、塩基との反応により遊離の(S,S)−8−ベンジル−2,8−ジアザ
    ビシクロ[4.3.0]ノナンに転化する請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜12のいずれかに従い得られる(S,S)−8−
    ベンジル−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナンをベンジル基の水素化分解
    開裂に付すことを特徴とする(S,S)−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナン
    の製造方法。
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