JP2002369331A - コルゲートチューブ及びその形成方法 - Google Patents
コルゲートチューブ及びその形成方法Info
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Abstract
せることができる良好なコルゲートチューブ及びその形
成方法を提供する。 【解決手段】 コルゲートチューブ21は、チューブ本
体23の軸線方向に沿って設けられたスリット25を挟
む一方の端縁に突設された板状のラップ部28が、他方
の端縁の内周側に重ねられる。スリット25を挟んで対
向する前記各突条部30の周方向端部における端壁は、
切除されて開口36が形成されている。
Description
ネス(電線束)等に被せるコルゲートチューブ及びその
形成方法に関し、詳しくは、コルゲートチューブの軸線
方向に沿って設けられたスリットの一方の端縁に突設し
たラップ部を他方の端縁の内周側に重ねるオーバーラッ
プ型のコルゲートチューブ及びその形成方法に関するも
のである。
ワイヤハーネス等の集束や保護の為に使用されるコルゲ
ートチューブは、樹脂製のチューブの外周に螺旋状又は
環状の突条部を連続形成し、蛇腹状に形成することで屈
曲性を付与したものである。そして、このワイヤハーネ
ス等を保護するコルゲートチューブには、ワイヤハーネ
スをコルゲートチューブ内に出し入れし易いように、軸
線方向に沿ってスリットが設けられている。
が配索経路に沿って屈曲されると、屈曲部中央付近にお
いて前記スリットが部分的に開いてしまい、収容したワ
イヤーハーネス等が開口部からはみ出して収容に支障を
来すばかりか、スリットを挟む端縁のエッジにワイヤハ
ーネスが噛み込まれ、絶縁被覆が損傷する虞もある。そ
こで、通常はコルゲートチューブの外周面に絶縁テープ
を巻き付けることで、スリットの開きを防止していた
が、このテープ巻作業に手間がかかるという問題があっ
た。
決するものとして、屈曲時においてもスリットが開いて
開口部が形成されることのないオーバーラップ型のコル
ゲートチューブが種々提案されている。図12及び図1
3に示したオーバーラップ型のコルゲートチューブ1
は、チューブ本体3の軸線方向に沿って設けられたスリ
ット5を挟む一方の端縁に突設された板状のラップ部8
が、他方の端縁の内周側に重ねられて、屈曲時にも中の
ワイヤーハーネスWが露見しないようにしたものであ
り、テープ巻作業が不要となる。
の端縁の内周側に重ねられるラップ部8が板状であり、
その先端縁が軸線方向に沿った直線状である。そこで、
スリット5を拡開してワイヤハーネスWを収容する際、
ワイヤハーネスWがラップ部8の先端縁に引っ掛かり難
く、ハーネス収容作業をスムーズに行える。又、コルゲ
ートチューブ1の内周側に重ねられたラップ部8の先端
縁が、収容されたワイヤハーネスWの絶縁被覆を傷つけ
る虞もない。
を形成する際には、先ず、内面に所定の成形用金型面を
形成した筒状金型内に、ダイスからのチューブ状溶融樹
脂を押出し、このチューブ内に内側から空気圧をかける
か、或いは外側から真空にひいて、チューブ状溶融樹脂
に前記成形用金型面の凹凸部を転写することで、長尺状
のチューブ本体3を連続的に形成する。そこで、前記チ
ューブ本体3には、軸線方向に沿って延びる板状部7
と、該板状部7を除いた外周面に膨出形成された円弧状
の突条部10を軸線方向に沿って連続形成した蛇腹状部
9とが一体成形される。
線状のスリット5を切込み形成することにより、図13
に示したように、該スリット5を挟む一方の端縁に板状
のラップ部8を突設する。そして、前記ラップ部8が他
方の端縁の内周側に重なるようにして前記チューブ本体
3を加熱成形することで、図14に示したようなオーバ
ーラップ型のコルゲートチューブ1が形成される。
如きコルゲートチューブ1は、前記ラップ部8が板状に
形成されると共に、スリット5を挟んで対向する前記突
条部10の周方向端部にはそれぞれ端壁12,14が形
成されてしまう。
経路に沿って屈曲する際、コルゲートチューブ1自体が
曲がり難くなり、配索作業に支障を来す可能性があると
いう問題があった。特に、図15に示したように、前記
ラップ部8が内側になる方向(図15中、下方に凸の屈
曲方向)にコルゲートチューブ1を屈曲させようとする
と、屈曲方向に平行で剛性の高い前記端壁12の反発力
が強く可撓性が良くない。従って、本発明の目的は上記
課題を解消することに係り、板状のラップ部を備えなが
ら可撓性を向上させることができる良好なコルゲートチ
ューブ及びその形成方法を提供することである。
ューブ本体の軸線方向に沿って延びる板状部と、該板状
部を除いた外周面に膨出形成された円弧状の突条部を軸
線方向に沿って連続形成した蛇腹状部とを一体成形した
後、前記板状部の軸線方向に沿ってスリットを設けるこ
とにより、該スリットを挟む一方の端縁に突設された板
状のラップ部が、他方の端縁の内周側に重ねられるコル
ゲートチューブであって、前記スリットを挟んで対向す
る前記突条部の周方向端部における少なくとも一方の端
壁が、切除されていることを特徴とするコルゲートチュ
ーブにより達成される。
ているにも関わらず、端壁が切除された各突条部の周方
向端部は、剛性が低下して幅方向の応力に対して変形し
易くなる。そこで、チューブ本体が屈曲される際には、
ラップ部の曲げに対する逃げを各突条部の周方向端部に
確保することができ、板状のラップ部を備えたコルゲー
トチューブの可撓性を向上させることができる。
の軸線方向に沿って延びる板状部と、該板状部を除いた
外周面に膨出形成された円弧状の突条部を軸線方向に沿
って連続形成した蛇腹状部とを一体成形した後、前記板
状部の軸線方向に沿ってスリットを設けることにより、
該スリットを挟む一方の端縁にラップ部を突設するコル
ゲートチューブの形成方法であって、スリット形成用カ
ッタにより前記スリットを切込み形成すると同時に、該
スリット形成用カッタと併設した端壁切除用カッタによ
り前記突条部の他方の端縁における周方向端部の端壁を
切除することを特徴とするコルゲートチューブの形成方
法により達成される。
ける板状部の軸線方向に沿ってスリットを切込み形成す
る従来の製造工程と同じ工程で、突条部の他方の端縁に
おける周方向端部の端壁を切除することができ、製造コ
ストの上昇を招くことなく、板状のラップ部を備えなが
ら可撓性を向上させたコルゲートチューブを形成するこ
とができる。
の軸線方向に沿って延びる板状部と、該板状部を除いた
外周面に膨出形成された円弧状の突条部を軸線方向に沿
って連続形成した蛇腹状部とを一体成形した後、前記板
状部の軸線方向に沿ってスリットを設けることにより、
該スリットを挟む一方の端縁に突設された板状のラップ
部が、他方の端縁の内周側に重ねられるコルゲートチュ
ーブであって、前記スリットを挟んで対向する前記突条
部の周方向端部における少なくとも一方の端壁に沿っ
て、切込みスリットが形成されていることを特徴とする
コルゲートチューブにより達成される。
ているにも関わらず、端壁に沿って切込みスリットが形
成された各突条部の周方向端部は、該端壁と分離された
側壁が幅方向の応力に対し独立して容易に変形できる。
そこで、チューブ本体が屈曲される際には、ラップ部の
曲げに対する逃げを各突条部の周方向端部に確保するこ
とができ、板状のラップ部を備えたコルゲートチューブ
の可撓性を向上させることができる。
の軸線方向に沿って延びる板状部と、該板状部を除いた
外周面に膨出形成された円弧状の突条部を軸線方向に沿
って連続形成した蛇腹状部とを一体成形した後、前記板
状部の軸線方向に沿ってスリットを設けることにより、
該スリットを挟む一方の端縁にラップ部を突設するコル
ゲートチューブの形成方法であって、スリット形成用カ
ッタにより前記スリットを切込み形成すると同時に、該
スリット形成用カッタと併設した切込みカッタにより前
記突条部の周方向端部における少なくとも一方の端壁に
沿って切込みスリットを切込み形成することを特徴とす
るコルゲートチューブの形成方法により達成される。
ける板状部の軸線方向に沿ってスリットを切込み形成す
る従来の製造工程と同じ工程で、突条部の周方向端部に
おける端壁に沿った切込みスリットを切込み形成するこ
とができ、製造コストの上昇を招くことなく、板状のラ
ップ部を備えながら可撓性を向上させたコルゲートチュ
ーブを形成することができる。
の一実施形態に係るコルゲートチューブを詳細に説明す
る。図1乃至図4に示したように、本第1実施形態にお
けるコルゲートチューブ21は、チューブ本体23の軸
線方向に沿って設けられたスリット25を挟む一方の端
縁に突設された板状のラップ部28が、他方の端縁の内
周側に重ねられて、屈曲時にも中のワイヤーハーネスが
露見しないようにするものである。
チューブ21は、前記ラップ部28が他方の端縁の内周
側に重なるようにして前記チューブ本体23を加熱成形
する前の状態であり、最終的には図4に示したように、
前記ラップ部28が他方の端縁の内周側に重ねられる。
スリット25を挟んで対向する前記各突条部30の周方
向端部における端壁32,34(図7、参照)は、切除
されて開口36,38が形成されている。そこで、本第
1実施形態のコルゲートチューブ21によれば、前記ラ
ップ部28が内側になる方向(図5中、下方に凸の屈曲
方向)にコルゲートチューブ21を屈曲させると、前記
端壁32,34が削除されて開口36,38とされた各
突条部30の周方向端部は、図5(b)に示したよう
に、該突条部30の幅方向の応力に対して天壁30a等
が変形し易い。即ち、屈曲方向に平行で剛性の高い前記
端壁32,34が削除され、各突条部30の周方向端部
における剛性が低下して変形し易くなる。
ューブ本体23が屈曲される際には、ラップ部28の曲
げに対する逃げを各突条部30の周方向端部に確保する
ことができ、板状のラップ部28を備えているにも関わ
らず、該コルゲートチューブ21の可撓性を向上させる
ことができる。尚、上記実施形態においては、スリット
25を挟んで対向する各突条部30の周方向端部におけ
る端壁32,34を両方とも切除したが、少なくとも一
方の端壁32(34)を切除するだけでも、従来のコル
ゲートチューブ1に比べて可撓性を向上させることがで
きることは勿論である。
チューブ21は、図1に示したように、ラップ部28が
板状であり、その先端縁が軸線方向に沿った直線状であ
る。そこで、スリット25を拡開して図示しないワイヤ
ハーネスを収容する際、ワイヤハーネスがラップ部28
の先端縁に引っ掛かり難く、ハーネス収容作業をスムー
ズに行える。又、コルゲートチューブ21の内周側に重
ねられたラップ部28の先端縁が、収容されたワイヤハ
ーネスの絶縁被覆を傷つける虞もない。更に、スリット
25の開きを防止するテープ巻作業も必要ない。その
上、前記コルゲートチューブ21を配索経路に沿って屈
曲する際には、コルゲートチューブ21自体が曲がり易
く、配索作業が容易となる。
コルゲートチューブ21の形成方法の一例を説明する。
先ず、図13に示した従来のチューブ本体3と同様に、
内面に所定の成形用金型面を形成した筒状金型内に、ダ
イスからのチューブ状溶融樹脂を押出し、このチューブ
内に内側から空気圧をかけるか、或いは外側から真空に
ひいて、チューブ状溶融樹脂に前記成形用金型面の凹凸
部を転写することで、長尺状のチューブ本体23が連続
的に形成される。
(a)及び図7に示したように、軸線方向に沿って延び
る板状部27と、該板状部27を除いた外周面に膨出形
成された円弧状の突条部30を軸線方向に沿って連続形
成した蛇腹状部29とが一体成形される。次に、図6
(b)及び図7に示したように、前記板状部27の軸線
方向に沿って直線状のスリット25をスリット形成用カ
ッタ101により切込み形成すると同時に、該スリット
形成用カッタ101と併設した端壁切除用カッタ103
により、前記突条部30の他方の端縁における周方向端
部の端壁32を切除する。
内周側に重なるようにして前記チューブ本体23を加熱
成形することで、オーバーラップ型の前記コルゲートチ
ューブ21が形成される。即ち、上述した形成方法によ
れば、前記チューブ本体23における板状部27の軸線
方向に沿ってスリット25を切込み形成して板状のラッ
プ部28を一方の端縁に突設する為の従来の製造工程と
同じ工程で、少なくとも突条部30の他方の端縁におけ
る端壁32を切除することができ、製造コストの上昇を
招くことなく、板状のラップ部28を備えながら可撓性
を向上させたコルゲートチューブ21を形成することが
できる。
おけるコルゲートチューブ41の要部拡大斜視図及び部
分横断面図である。本実施形態のコルゲートチューブ4
1は、図8に示したように、チューブ本体23の軸線方
向に沿って延びる板状部27に、周方向に沿って複数の
切込みスリット45を切込み形成して複数のラップ片4
3を併設した以外は、上記第1実施形態のコルゲートチ
ューブ21と同様の構成である。
1によれば、チューブ本体23の軸線方向に沿って設け
られたスリット25を挟む一方の端縁に突設され、他方
の端縁の内周側に重ねられる板状のラップ部が、複数の
ラップ片43から成る。そこで、図9に示すように、ス
リット25を拡開して図示しないワイヤハーネスをコル
ゲートチューブ41内に収容する際、各ラップ片43は
撓み易く、ハーネス収容作業をスムーズに行える。
態におけるコルゲートチューブ51の要部拡大斜視図及
び部分横断面図である。本実施形態のコルゲートチュー
ブ51には、図10に示したように、チューブ本体23
の軸線方向に沿って設けられたスリット25を挟んで対
向する突条部30の周方向端部における各端壁32,3
4に沿って、各突条部30を幅方向に横断する切込みス
リット53,55がそれぞれ形成されている。
51によれば、例えばラップ部28が内側になる方向に
コルゲートチューブ51を屈曲させると、各端壁32,
34に沿って切込みスリット53,55が形成された各
突条部30の周方向端部は、各端壁32,34と分離さ
れた側壁30bが幅方向の応力に対し独立して容易に変
形できる。即ち、屈曲方向に平行で剛性の高い前記端壁
32,34が切込みスリット53,55により分離さ
れ、各突条部30の周方向端部は、剛性が低下して変形
し易くなる。
ューブ本体23が屈曲される際には、ラップ部28の曲
げに対する逃げを各突条部30の周方向端部に確保する
ことができ、板状のラップ部28を備えているにも関わ
らず、該コルゲートチューブ51の可撓性を向上させる
ことができる。
1は、各突条部30を幅方向に横断する切込みスリット
53,55を切込み形成する構成であるので、切込みに
より生じたエッジ部が各突条部30の周方向端部に露呈
することはない。そこで、前記スリット25を拡開して
図示しないワイヤハーネスを収容する際にも、ワイヤハ
ーネスが切込みスリット53,55のエッジ部に引っ掛
かり難く、ハーネス収容作業をスムーズに行える。
5を挟んで対向する各突条部30の周方向端部における
端壁32,34に沿って切込みスリット53,55を形
成したが、少なくとも一方の端壁32(34)に沿って
切込みスリット53(55)を形成するだけでも、従来
のコルゲートチューブ1に比べて可撓性を向上させるこ
とができることは勿論である。
における一方の端壁32に沿って切込み形成される切込
みスリット53は、前記板状部27の軸線方向に沿って
直線状のスリット25をスリット形成用カッタ101に
より切込み形成すると同時に、切込みカッタにより切込
み形成することができる。即ち、図6(b)に示した端
壁切除用カッタ103に換えて、該端壁切除用カッタ1
03より刃先の短い切込みカッタをスリット形成用カッ
タ101と併設することで、スリット25と同時に切込
みスリット53を形成することができる。
状部27の軸線方向に沿ってスリット25を切込み形成
して板状のラップ部28を一方の端縁に突設する為の従
来の製造工程と同じ工程で、少なくとも突条部30の他
方の端縁における端壁32に沿った切込みスリット53
を切込み形成することができ、製造コストの上昇を招く
ことなく、板状のラップ部28を備えながら可撓性を向
上させたコルゲートチューブ51を形成することができ
る。
突条部及びラップ部等の構成や、端壁切除用カッタ及び
切込みカッタ等による形成方法は、上記各実施形態の記
載に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
種々の形態を採りうることは云うまでもない。
ブによれば、板状のラップ部を備えているにも関わら
ず、端壁を切除、或いは端壁に沿って切込みスリットを
形成された各突条部の周方向端部は、剛性が低下して幅
方向の応力に対して変形し易くなる。そこで、チューブ
本体が屈曲される際には、ラップ部の曲げに対する逃げ
を各突条部の周方向端部に確保することができ、板状の
ラップ部を備えたコルゲートチューブの可撓性を向上さ
せることができる。
ーブの形成方法によれば、チューブ本体における板状部
の軸線方向に沿ってスリットを切込み形成する従来の製
造工程と同じ工程で、突条部の他方の端縁における周方
向端部の端壁を切除、或いは端壁に沿って切込みスリッ
トを形成することができ、製造コストの上昇を招くこと
なく、板状のラップ部を備えながら可撓性を向上させた
コルゲートチューブを形成することができる。
ーブの部分斜視図である。
視図である。
視図である。
断面図である。
コルゲートチューブが真っ直ぐな状態を示し、(b)は
コルゲートチューブを屈曲させた状態を示す。
説明する為の要部拡大横断面図である。
説明する為の部分斜視図である。
ーブの要部拡大斜視図である。
断面図である。
ューブの要部拡大斜視図である。
大横断面図である。
部分斜視図である。
視図である。
大横断面図である。
(a)はコルゲートチューブが真っ直ぐな状態を示し、
(b)はコルゲートチューブを屈曲させた状態を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 チューブ本体の軸線方向に沿って延びる
板状部と、該板状部を除いた外周面に膨出形成された円
弧状の突条部を軸線方向に沿って連続形成した蛇腹状部
とを一体成形した後、前記板状部の軸線方向に沿ってス
リットを設けることにより、該スリットを挟む一方の端
縁に突設された板状のラップ部が、他方の端縁の内周側
に重ねられるコルゲートチューブであって、 前記スリットを挟んで対向する前記突条部の周方向端部
における少なくとも一方の端壁が、切除されていること
を特徴とするコルゲートチューブ。 - 【請求項2】 チューブ本体の軸線方向に沿って延びる
板状部と、該板状部を除いた外周面に膨出形成された円
弧状の突条部を軸線方向に沿って連続形成した蛇腹状部
とを一体成形した後、前記板状部の軸線方向に沿ってス
リットを設けることにより、該スリットを挟む一方の端
縁にラップ部を突設するコルゲートチューブの形成方法
であって、 スリット形成用カッタにより前記スリットを切込み形成
すると同時に、該スリット形成用カッタと併設した端壁
切除用カッタにより前記突条部の他方の端縁における周
方向端部の端壁を切除することを特徴とするコルゲート
チューブの形成方法。 - 【請求項3】 チューブ本体の軸線方向に沿って延びる
板状部と、該板状部を除いた外周面に膨出形成された円
弧状の突条部を軸線方向に沿って連続形成した蛇腹状部
とを一体成形した後、前記板状部の軸線方向に沿ってス
リットを設けることにより、該スリットを挟む一方の端
縁に突設された板状のラップ部が、他方の端縁の内周側
に重ねられるコルゲートチューブであって、 前記スリットを挟んで対向する前記突条部の周方向端部
における少なくとも一方の端壁に沿って、切込みスリッ
トが形成されていることを特徴とするコルゲートチュー
ブ。 - 【請求項4】 チューブ本体の軸線方向に沿って延びる
板状部と、該板状部を除いた外周面に膨出形成された円
弧状の突条部を軸線方向に沿って連続形成した蛇腹状部
とを一体成形した後、前記板状部の軸線方向に沿ってス
リットを設けることにより、該スリットを挟む一方の端
縁にラップ部を突設するコルゲートチューブの形成方法
であって、 スリット形成用カッタにより前記スリットを切込み形成
すると同時に、該スリット形成用カッタと併設した切込
みカッタにより前記突条部の周方向端部における少なく
とも一方の端壁に沿って切込みスリットを切込み形成す
ることを特徴とするコルゲートチューブの形成方法。
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