JP2000287330A - 電線被覆保護用コルゲートチューブ - Google Patents
電線被覆保護用コルゲートチューブInfo
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- JP2000287330A JP2000287330A JP11087591A JP8759199A JP2000287330A JP 2000287330 A JP2000287330 A JP 2000287330A JP 11087591 A JP11087591 A JP 11087591A JP 8759199 A JP8759199 A JP 8759199A JP 2000287330 A JP2000287330 A JP 2000287330A
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- slit
- tube
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Abstract
部を設けた電線被覆保護用コルゲートチューブにあっ
て、電線組入後にスリット部の口閉じがほぼワンタッチ
で行え、従来のテープ巻きによるコスト高騰やリサイク
ル性に不利といった問題を解消する。 【解決手段】 弾性変形が可能なチューブ本体11の筒
周の一部を切欠したスリット部14を筒長全長にわたっ
て設け、口開き状態のスリット部14から電線を筒体内
部に差し入れた後、スリット部14を口閉じして内部収
容の電線を被覆保護するコルゲートチューブ10であっ
て、スリット部14を形成する溝の一端部15と他端部
16に、互いに係脱可能な形状の対向一対のロック爪1
5a,16aを突設し、それらロック爪15a,16a
を互いに簡単に係合させることにより、スリット部14
を口閉じ状態にし、内部収容の電線が外部に飛び出るな
どするのを防止する。
Description
の電線やワイヤハーネスを全長にわたって被覆収容して
保護するための可撓性コルゲートチューブに関する。
トチューブの一般的構造において、電線組入用スリット
部を閉じる前の口開き状態および口閉じ状態を示す斜視
図である。プラスチックなどを素材にした弾性による可
撓性のコルゲートチューブ1の本体は、その筒周の一部
を切欠したスリット部2が筒長全長にわたって形成され
ている。電線やワイヤハーネスは口開きしたスリット部
2からチューブ本体内に差し入れて被覆保護される。
リット部2からはみ出て電線が外部に飛び出たり、スリ
ット部2の縁端に電線を咬み込んで傷つけるのを防止す
るため、スリット部2を何らかの手段を講じて閉じてお
く必要がある。図3(b)は、粘着テープ3でチューブ
本体を巻き付けてスリット部2を閉じた構造例を示して
いる。
ープ3を巻き付けてスリット部2を口閉じする構造は、
生産現場にて非常な作業手間を要し、コスト高を招く不
都合がある。また、粘着テープ3を用いる分だけ重量が
増加し、再利用時に粘着テープ3を剥がす非常な手間を
要してリサイクル性に不利である。
ヤハーネスを組み入れるスリット部を設けたコルゲート
チューブにあって、そのスリット部の口閉じをほぼワン
タッチで行え、従来のテープ巻きによるコスト高騰やリ
サイクル性に不利といった問題を解消できる電線被覆保
護用コルゲートチューブを提供することにある。
記載の電線被覆保護用のコルゲートチューブは、弾性変
形が可能なチューブ本体の筒周の一部を切欠したスリッ
ト部を筒長全長にわたって設け、口開き状態のスリット
部から電線を筒体内部に差し入れた後、スリット部を口
閉じして内部収容の電線を被覆保護するコルゲートチュ
ーブであって、前記スリット部を形成する溝の一端部と
他端部に、互いに係脱可能な形状の対向一対のロック爪
を突設し、それらロック爪を係合させてスリット部を口
閉じしてなっていることを特徴とするものである。
状態で、向き合っているロック爪を互いに接近する方向
へ操作して係合させることにより、スリット部が口閉じ
状態になって収容電線などが飛び出るのを防止する。そ
こまでのスリット口閉じ状態が簡便かつ迅速なワンタッ
チ操作で行える。
ルゲートチューブは、前記スリット部の口開き状態では
前記ロック爪が互いに離間した位置にあって、スリット
部の溝幅を狭める方向へ前記チューブ本体を弾性に抗し
て押圧操作することによりロック爪を互いに係合させ、
係合状態でそれらロック爪がチューブ本体の弾性反力に
よって互いに相対方向へ強固に引き合ってなっているこ
とを特徴とするものである。
となっているから、対向するロック爪を互いに係合させ
てスリット部を口閉じした後は、それらロック爪が係合
状態でチューブ本体の弾性反力によって互いに離反する
方向へ引き合う。それによって、スリット部ではロック
爪同士の強固な係合でもって確実に口閉じされる。
チューブの実施の形態について、図面を参照して詳細に
説明する。
るコルゲートチューブ10を示すスリット口閉じ状態の
全体斜視図と、スリット口開き状態および口閉じ状態を
拡大して示す正面図である。
チューブ本体11は、その筒周の一部を切欠したスリッ
ト部14が筒長全長にわたって形成されている。また、
チューブ本体11は、その筒長全長にわたって谷周部を
形成する凹部12と山周部を形成する凸部13が交互に
連なって形成され、適度な弾性を利用した収縮変形およ
び圧縮変形による撓みが可能である。
端部16のそれぞれ縁端から互いに相手に向かってフッ
ク形状のロック爪15a,16aが突出しており、一方
のロック爪15aを下向き姿勢に形成し、他方のロック
爪16aを上向き姿勢に形成して、互いに係脱可能に設
けられている。
ートチューブ10ではスリット部開閉に際して、図2
(a)〜(c)の図順に作用する。
を差し入れて収納保護する。図2(a)に示すように、
電線組入後で口開き状態のスリット部14を狭めるよ
う、チューブ本体11をスリット両側から押圧力Pで操
作して縮径させ、スリット部14の一端部15のロック
爪15aと他端部16のロック爪16aを互いに接近さ
せる。
突き当たった双方のロック爪15a,16aを互いに斜
め上下a,b方向へ離反させて擦り合わせると、やがて
図2(c)のように、ロック爪15a,16aが互いに
上下x,y方向へずれることで握り合うように係合す
る。図1(c)は、このロック爪係合状態によるスリッ
ト部14を示している。スリット部14はそうして口閉
じ状態にロックされ、内部収容の電線がスリット部14
から外部に飛び出たり、スリットの縁端エッジに咬み込
んで傷がついたりするのを防止でき、この間の作業は、
従来の粘着テープ巻き作業と比べてテープ重量の軽減分
だけ作業負担を減らすことができ、迅速かつ能率的に行
うことができる。
きし、内部収容の電線などをチューブ本体11の外部に
取り出す場合、スリット部14ではロック爪15a,1
6aを上記と全く逆の手順操作を行って離脱操作し、口
開き状態にする。
に電線をチューブ本体11の外部に取り出す際、従来の
粘着テープを剥がす面倒な作業も省け、リサイクル性と
いう観点からも非常に有効である。
被覆保護用コルゲートチューブは、チューブ本体の筒長
全長にわたって設けたスリット部において、その一端側
エッジと他端側エッジに対向して設けた一対のロック爪
を互いに係止させることにより、従来の粘着テープ巻き
によるスリット部の口閉じ作業と比べて、簡便かつ迅速
に、作業性が格段に向上する利点がある。また、粘着テ
ープ巻きが不要となることでテープ重量分を軽減でき、
さらには再利用時に粘着テープを剥がす面倒な作業も省
けて、リサイクル性を高める利点がある。
保護用コルゲートチューブの実施の形態においてスリッ
ト部の口閉じ状態を示す全体斜視図と、スリット部の口
開き状態および口閉じ状態を示すそれぞれの正面図であ
る。
スリット部の口閉じ状態を順に示す一部拡大による正面
図である。
用コルゲートチューブにおいて、スリット部の口開き状
態を示す正面図と、粘着テープ巻きによる口閉じ状態を
示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 弾性変形が可能なチューブ本体の筒周の
一部を切欠したスリット部を筒長全長にわたって設け、
口開き状態のスリット部から電線を筒体内部に差し入れ
た後、スリット部を口閉じして内部収容の電線を被覆保
護するコルゲートチューブであって、 前記スリット部を形成する溝の一端部と他端部に、互い
に係脱可能な形状の対向一対のロック爪を突設し、それ
らロック爪を係合させてスリット部を口閉じしてなって
いることを特徴とする電線被覆保護用コルゲートチュー
ブ。 - 【請求項2】 前記スリット部の口開き状態では前記ロ
ック爪が互いに離間した位置にあって、スリット部の溝
幅を狭める方向へ前記チューブ本体を弾性に抗して押圧
操作することによりロック爪を互いに係合させ、係合状
態でそれらロック爪がチューブ本体の弾性反力によって
互いに相対方向へ強固に引き合ってなっていることを特
徴とする請求項1に記載の電線被覆保護用コルゲートチ
ューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087591A JP2000287330A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 電線被覆保護用コルゲートチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11087591A JP2000287330A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 電線被覆保護用コルゲートチューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000287330A true JP2000287330A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13919251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11087591A Pending JP2000287330A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 電線被覆保護用コルゲートチューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000287330A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6843276B2 (en) | 2001-06-12 | 2005-01-18 | Yazaki Corporation | Corrugated tube and method for producing the same |
ES2258934A1 (es) * | 2005-12-09 | 2006-09-01 | Tom Hutchinson | Elemento de proteccion local de cables. |
CN111864659A (zh) * | 2019-04-24 | 2020-10-30 | 矢崎总业株式会社 | 保护器及线束 |
WO2020251898A1 (en) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | Canon U.S.A., Inc. | Cable jacket for cable and method of manufacturing the same |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11087591A patent/JP2000287330A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6843276B2 (en) | 2001-06-12 | 2005-01-18 | Yazaki Corporation | Corrugated tube and method for producing the same |
ES2258934A1 (es) * | 2005-12-09 | 2006-09-01 | Tom Hutchinson | Elemento de proteccion local de cables. |
CN111864659A (zh) * | 2019-04-24 | 2020-10-30 | 矢崎总业株式会社 | 保护器及线束 |
WO2020251898A1 (en) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | Canon U.S.A., Inc. | Cable jacket for cable and method of manufacturing the same |
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