JP3252674B2 - グロメット - Google Patents

グロメット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線状体保持用グロ
メットに関し、特にワイヤーハーネスの電線束を保持し
て車両パネル等の開口部を通過する配設経路を有するワ
イヤーハーネスを保持固定するグロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車輌用のワイヤーハーネスの配設
経路は、車両への電気、電子機器の登載が進むに従っ
て、複雑かつ多岐に亘っており、周辺部品との干渉回避
のためのハーネスプロテクタや、車両パネルを貫通配索
する場合に用いられるグロメット等のワイヤーハーネス
保持用、あるいは保護用パーツが多用されている。
【0003】特に、車両パネルに開口された開口部を介
して、たとえばエンジンルームから運転席等への経路や
車両本体からドア部への経路を有するワイヤーハーネス
には、配設経路の保持と、車両パネルとの接触防止のた
めにグロメットが一般的に用いられている。
【0004】従来、グロメットの形状は、一体成形ゴム
等を用いて、一体形状で形成されることが多かった。こ
のような一体形状のグロメットの一例を図9(a)、
(b)に示すと、グロメット1の先端部2aの内径は、
取付対象のワイヤーハーネス径よりも小さく形成され、
車両パネルの開口部に係止される係合部3が他端に設け
られている。図10にワイヤーハーネスへの取付方法を
示すと、まずグロメット拡げ機11等の専用の治具を用
いて先端部2aを含むワイヤーハーネス通し穴を拡げ
(図10(a))、次にワイヤーハーネス5を通した
後、拡げ機11を外してワイヤーハーネス5を保持して
いた(図10(b))。このようなグロメット取付工程
では、拡げ機11の使用が工数の増加につながるほか、
ワイヤーハーネス5にコネクタが接続された後ではグロ
メットを取り付けることができない等の問題点があっ
た。このような問題点を解決する方法として、たとえば
特開平3ー5008号公報に示されるような、2分割し
た構造からなるグロメットが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような2分割
構造のグロメットにおいては、2つの分割体を一体のも
のとするために外周部の一端にヒンジ等を介して互いに
結合される構造をなしているが、このヒンジ部がグロメ
ット外周部に形成されているため、強度的に弱く、かつ
分割体を組み合わせてワイヤーハーネスに組み付けた後
にもヒンジ部が外周より突出する問題があった。また、
ヒンジ構造特有の問題として、分割体を組み合わせた際
に、ヒンジ部において結合面に隙間を生じ、この隙間か
らグロメット内部に水分が浸透する問題があった。さら
に、このような構造のグロメットは、グロメット拡げ機
を用いる必要がないため、一般に硬質の弾性材料、たと
えば塩化ビニル樹脂等が用いられているため、車両パネ
ルの開口部との密着性が悪く、水密性が劣り水分が浸透
して、車内への水漏れを起こす問題点があった。
【0006】請求項1の発明の目的は、2分割型のグロ
メットにおいて、上記問題点を解消し、ワイヤーハーネ
スへの取り付けが簡易で、分割体の結合性がよく、かつ
車両パネルへの密着性の高い上に、グロメット本体外周
部へのテープ巻き付け時に、テープを損傷することな
く、良好に密着固定できるグロメットを提供することを
目的とする。
【0007】また、請求項2の発明では、分割型グロメ
ットのワイヤーハーネスへの取り付けにおいて、互いの
分割体の結合位置合わせを良好に行えるグロメットを提
供することを目的とする。
【0008】求項の発明では、比較的硬質の材質よ
りなるグロメット本体と比較的軟質の材料よりなる係合
部との接合強度を向上させ、これらの構成の剥離を防止
するグロメットを提供することを目的とする。
【0009】また、請求項の発明では、グロメット本
体内周部へのロック部の突出を防止し、比較的硬質のロ
ック部とワイヤーハーネスとの接触、損傷を防止するグ
ロメットを提供することを目的とする。
【0010】さらに、請求項の発明では、一対の分割
体よりなるグロメットを連結部により互いに接続して部
品点数を削減するグロメットを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、線状体を密着保持する一
対の分割体よりなる樹脂製のグロメット本体と、該一対
のグロメット本体の結合時に互いに係止され、該グロメ
ット本体間の結合状態を保持するロック部と、該グロメ
ット本体の外周に、該グロメット本体の材質よりも弾性
の大きい材質で形成され、所定の開口部に係止固定され
る係合部と、前記一対のグロメット本体の結合に際し、
一方の前記グロメット本体の外周部から延在し、他方の
前記グロメット本体の外周部に当接するように設けられ
た帯状突起部とを有することを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の発明は、前記グロメ
ット本体の外周に設けられた前係合部の結合面に形成
され、一方の前記グロメット本体側の結合面に設けられ
た凸部と、他方の前記グロメット本体側の結合面に、前
記一対のグロメットの結合時に前記凸部に対応する位置
に形成された凹部とを有することを特徴としている。
【0013】また、請求項記載の発明は、前記グロメ
ット本体と前記係合部との接合面形状が少なくとも凹凸
状を有し、互いに掛止して接着していることを特徴とし
ている。
【0014】また、請求項記載の発明は、前記ロック
部が各々前記グロメット本体の結合面に形成されている
ことを特徴としている。
【0015】さらに、請求項記載の発明は、前記一対
のグロメット本体の内周部から各々延在し、前記一対の
グロメット本体同士を互いに結合する連結部を有してい
ることを特徴としている。
【0016】このような構成により、請求項1の発明で
は、2分割されたグロメット本体をワイヤーハーネスに
はさみこんで容易に取り付けられるとともに、車両パネ
ルへの装着に際し、外周部に設けられた弾性の大きい係
合部が開口部に密着して係合する。
【0017】また、帯状突起部がグロメット本体の双方
から延伸し、ワイヤーハーネスへの取り付け時に、互い
の外周部に沿って当接し、結合位置合わせが行われる。
【0018】また、請求項2の発明では、弾性の大きい
係合部の結合面に設けられた凹凸部の嵌合により、ワイ
ヤハーネスへの取り付け時に結合位置合わせが行われ
る。
【0019】た、請求項の発明では、弾性の小さい
グロメット本体と弾性の大きい係合部との接合面が凹凸
状をなすことで、互いの掛止力が向上する。
【0020】また、請求項の発明では、ロック部がグ
ロメット本体の結合面側に形成されることで、グロメッ
ト内側を通過するワイヤーハーネスとロック部との干渉
が回避される。
【0021】さらに、請求項の発明では、連結部によ
り一対のグロメットが一体の部品として取り扱われる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0023】図1、3、4、5は、本発明に係るグロメ
ットの第1の実施例を示す図である。図1(a)におい
て、1は本発明のグロメットであり、グロメットは、ワ
イヤーハーネスに密着固定される先端部2aを有するグ
ロメット本体2と車両パネルの開口部に係合する係合部
3とから構成されている。本発明の構成をより詳細に説
明すると、図1(b)に示すように、通常グロメット1
を均等に2分割した分割グロメット1aには、ワイヤー
ハーネスに圧接して、固定される先端部2aを有するグ
ロメット本体2が半円筒状に形成されている。グロメッ
ト本体2の外周には、車両パネル等の開口部に係止され
る係合溝を有する係合部が形成されている。このような
分割グロメット1aは図示していない同形状の他方の分
割グロメットと結合面2bで結合され、ワイヤーハーネ
スに圧接固定される。この際、先端部2aの外周側およ
び係合部3の内周側に設けられた係止爪4aおよび係止
穴4bが、他方の分割グロメットの係止穴および係止爪
と係合して、グロメット1の結合状態が保持される。こ
こで、グロメット本体の材質は、通常の硬質弾性材料、
たとえばポリプロピレン等が用いられ、係合部の材質
は、グロメット本体の材質よりも柔らかい、すなわち弾
性の大きい材質、たとえば熱可塑性エラストマー等を用
いる。
【0024】このようなグロメット1の具体的な使用状
態を図2に示す。
【0025】図2(a)に示すように、ワイヤーハーネ
ス5の所定の位置に分割グロメット1a、1bを挟み込
む。この分割グロメット1a、1bの結合時にグロメッ
ト本体2に設けられた係止爪4aと係止穴4bを互いに
係合させることで、図2(b)に示すように、先端部2
aがワイヤーハーネス5に圧接されとともに、分割グロ
メット1a、1bの離隔を防止する。続いて、先端部2
aを図示していない固定用テープにて密巻きしてワイヤ
ーハーネス5とグロメット1との固定を行う。このよう
にしてワイヤーハーネス5に取り付け固定されたグロメ
ット1は所定の車両パネルに設けられた開口部に係合部
3にて係止される。
【0026】このような構成により、ワイヤーハーネス
5へのグロメット1の取り付けにおいて、従来のような
ワイヤーハーネス拡げ機を用いる工程を省略することが
でき、かつ分割グロメット1a、1bを結合させるだけ
で簡易にワイヤーハーネス5に取り付け固定することが
できる。また、車両パネルの開口部に係合する係合部3
には、弾性の大きいエラストマー等を用いているため、
車両パネルとの密着性、すなわち水密性が向上する。ま
た、従来一体形状であったグロメットを分割したため、
部品数が通常のグロメットに比べ2倍になるが、本実施
例のように同一の形状の分割グロメットを2個用意する
だけでよいので、部品管理の上からは特別問題にはなら
ない。また、分割グロメットの製造においては、2分割
した半円状の分割体を1工程で成形することができるの
で金型の無駄もない。このような硬質弾性材料とエラス
トマー等の弾性の大きい材質からなる本発明のグロメッ
トは、一般的な2色成形、あるいはインサート成形法に
より容易に製造することができる。さらに、本実施例で
示したエラストマーは、近年環境問題においてクローズ
アップされているリサイクル性に優れているため、環境
適応性の高いグロメットを提供することができる。
【0027】本発明では、このようなグロメットにおい
て、図4(a)に示すように、グロメット本体2の先端
部2aの外周に沿って延在する帯状の突起部7が形成し
ているものである。この帯状突起部7は、図4(b)に
示すように、分割グロメット1aおよび1bの結合時
に、それぞれの帯状突起部7が互いに相手側の先端部2
aの外周に当接する。また、係合部3の内周側に設けら
れたロック部4は互いに係合して分割グロメット1a、
1bが係止固定される。その他の分割グロメット1aの
形状は図1(b)に示した形状と同一なので説明は省略
する。
【0028】このような構成により、図5(a)に示す
ように、グロメット1をワイヤーハーネス5に取り付け
た後、先端部2aのテープ密巻き固定において、帯状突
起部7が薄く延在しているだけなので、固定用テープ8
を先端部2aの外周に密着させて密巻きすることができ
る(図5(b))。すなわち、先端部2a外周に突出し
て固定テープの密着を阻害する前出のロック部が形成さ
れていないので、テープを損傷することなく良好に固定
することが可能となる。
【0029】次に、本発明に係るグロメットの第2の実
施例を図3に示す。
【0030】図3(a)、(b)に示すように、グロメ
ット本体2の外周に設けられた係合部3の結合面2bに
は、突部6aと穴部6bがそれぞれ設けられ、これらの
凹凸構造は結合する相手側の分割グロメットに設けられ
た穴部、突部と対応して、嵌合するように形成されてい
る。その他の分割グロメット1aの形状は図1(b)に
示した形状と同一なので説明は省略する。
【0031】このように互いに対応する位置に凹凸部を
設けることにより、分割グロメットの結合時に凹凸が互
いに嵌合して位置合わせを容易に行うことができる。ま
た、図3(c)に示すように、この突部、穴部の基部
(結合面側)にて細くなるような構造とすることによ
り、位置合わせとともに、分割体の仮係止固定が可能と
る。
【0032】に、本発明に係るグロメットの第の実
施例を図6に示す。
【0033】図6(a)に示すように、本実施例の分割
グロメット1aは、グロメット本体2とその外周に設け
られた係合部3との接合面(境界面)の形状が、ノコギ
リ歯状の凹凸形状を有していることを特徴としている。
すなわち、グロメット本体2を形成する硬質弾性材料と
係合部3を形成するエラストマーとの密着性を向上させ
るため、これらの材質の接合面を凹凸形状とすることに
より、互いの材料の接合面積を増し、掛止力(密着力)
を向上させるものである。
【0034】このような構成により、車両パネルの開口
部への係合時にグロメットに加わる無理な引き込み力
(はめ込み力)による接合面での剥離を防止することが
可能となる。このような作用効果を得るためには、上記
の形状に限らず、図6(b)、(c)に示すようなクラ
ンク状、あるいは丸頭波状であっても良い。
【0035】次に、本発明に係るグロメットの第の実
施例を図7に示す。
【0036】図7(a)、(b)に示すように、本実施
例では、分割グロメット1aの結合状態を保持するロッ
ク部のうち、係合部3内周側の係止爪4aおよび係止穴
4bをグロメット本体2の結合面2bに設けたことを特
徴としている。すなわち、図1(b)に示すようなグロ
メット本体2の内周部に突出して設けられたロック部
(4a、4b)においては、ワイヤーハーネスへの取り
付けによりワイヤーハーネスとロック部が接触してワイ
ヤーハーネスを損傷する可能性があり、本実施例のよう
に、結合面2b内にロック部4を設けることにより、図
7(c)に示すように内周部への突出がなくなり、ワイ
ヤーハーネス5を良好に保持することが可能となる。こ
こで、ロック部(4a、4b)の形成位置は、上述した
グロメット本体2の結合面内に限る必要はなく、グロメ
ット本体2と係合部3との接合部に結合面に設けてもよ
い。すなわち、ロック部が、グロメット本体2と同一の
材質で、一体に形成されていれば、本実施例の形態に限
るものではない。
【0037】次に、本発明に係るグロメットの第の実
施例を図8に示す。
【0038】図8(a)に示すように、本実施例では、
分割グロメット1aおよび1bとが、係合部3の設けら
れたグロメット本体2の内周側から延伸する連結体10
により互いに接続されていることを特徴としている。
【0039】このような構成により、図8(b)に示す
ように、分割グロメット1a、1bにワイヤーハーネス
5への取り付け時(結合時)には、連結帯10はグロメ
ット2の内周側でワイヤーハーネス5に当接して湾曲す
るので、連結帯10が、分割グロメット1a、1bの結
合を阻害することがない。そのため、分割グロメット1
a、1bを連結帯10により接続した1部品として取り
扱うことができるため、部品数が削減され、管理工数を
軽減することができる。また、連結帯10により、ワイ
ヤーハーネス5を押圧するので、車両の振動等に対して
配設経路を保持することができる。
【0040】なお、上述した実施例中では分割グロメッ
トの形状を均等2分割したものを示したが、本発明はこ
の形態に限られるものではない。また、グロメットの形
状についても、先端部において、ワイヤーハーネスと密
着固定する形状のものを示したが、これに限るものでは
ない。さらに、グロメット本体の材質である硬質弾性材
料としては、上述したポリプロピレンの他に、高耐衝撃
性スチレン系樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等が
考えられるが、本発明においては、グロメット本体2に
付設してロック部4を形成しているため、このロック部
4の係止機能を確保できる剛性を有する材質であれば良
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、分割されたグロメットをワイヤーハーネスに密着固
定される本体部と、車両パネルの開口部に係止される係
合部とにおいて、弾性の異なる材質を用いることによ
り、硬質のグロメット本体がワイヤーハーネスに密着し
て良好に固定されるとともに、グロメットの結合状態を
保持することができ、また軟質の係合部が車両パネルの
開口部に密着して係止され開口部における水密性を向上
させることができる。
【0042】さらに、分割グロメット間のロック部を肉
薄の帯状突起部とすることにより、互いの位置合わせを
容易に行うことができるとともに、グロメット外周部へ
のテープ巻き時にテープを損傷することなく、良好に密
着固定することができる。
【0043】また、請求項2の発明では、グロメットの
ワイヤーハーネスへの取り付けにおいて、互いの分割グ
ロメットの結合面の凹凸を嵌合させることにより、結合
時の位置合わせを良好に行うことができるため、グロメ
ットの取付効率を向上させることができる。
【0044】た、請求項の発明では、硬質のグロメ
ット本体と軟質の係合部との接合面を凹凸状とすること
により、互いの密着係止力を向上させ、車両パネルの開
口部への取付時の引き込み力による剥離を防止すること
ができる。
【0045】また、請求項の発明では、分割グロメッ
トの結合面にロック部を形成することにより、グロメッ
ト内周部へのロック部の突出を防止することができるた
め、内周部を通過するワイヤーハーネスとロック部との
接触、損傷を防止することができる。
【0046】さらに、請求項の発明では、一対の分割
体よりなるグロメットを連結帯により互いに接続するこ
とにより、部品点数が削減され、管理工数を軽減するこ
とができるとともに、分割グロメットの良好な結合を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグロメットの第1の実施例を示す
図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るグロメットの取り付
け状態を示す図である。
【図3】本発明に係るグロメットの第2の実施例を示す
図である。
【図4】本発明に係るグロメットの第の実施例を示す
図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るグロメットの取り付
け状態を示す図である。
【図6】本発明に係るグロメットの第の実施例を示す
図である。
【図7】本発明に係るグロメットの第の実施例を示す
図である。
【図8】本発明に係るグロメットの第の実施例を示す
図である。
【図9】従来のグロメットの一例を示す図である。
【図10】従来のグロメットの取り付け状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 グロメット 1a、1b 分割グロメット 2 グロメット本体 2a 先端部 2b 結合面 3 係合部 4 ロック部 4a 係止爪 4b 係止穴 5 ワイヤーハーネス 6a 突部 6b 穴部 7 帯状突起部 8 テープ 9 接合面 10 連結帯 11 グロメット拡げ機
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 17/58 B60R 16/02 H02G 3/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線状体を密着保持する一対の分割体よりな
    る樹脂製のグロメット本体と、該一対のグロメット本体
    の結合時に互いに係止され、該グロメット本体間の結合
    状態を保持するロック部と、該グロメット本体の外周
    に、該グロメット本体の材質よりも弾性の大きい材質で
    形成され、所定の開口部に係止固定される係合部と、前
    記一対のグロメット本体の結合に際し、一方の前記グロ
    メット本体の外周部から延在し、他方の前記グロメット
    本体の外周部に当接するように設けられた帯状突起部と
    を有することを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】前記グロメット本体の外周に設けられた前
    係合部の結合面に形成され、一方の前記グロメット本
    体側の結合面に設けられた凸部と、他方の前記グロメッ
    ト本体側の結合面に、前記一対のグロメットの結合時に
    前記凸部に対応する位置に形成された凹部とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のグロメット。
  3. 【請求項3】前記グロメット本体と前記係合部との接合
    面形状が少なくとも凹凸状を有し、互いに掛止して接着
    していることを特徴とする請求項1または2記載のグロ
    メット。
  4. 【請求項4】前記ロック部が各々前記グロメット本体の
    結合面に形成されていることを特徴とする請求項1、2
    または3記載のグロメット。
  5. 【請求項5】前記一対のグロメット本体の内周部から各
    々延在し、前記一対のグロメット本体同士を互いに結合
    する連結部を有していることを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載のグロメット。
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