JP2000102155A - 線材接続部保護クリップ - Google Patents
線材接続部保護クリップInfo
- Publication number
- JP2000102155A JP2000102155A JP10273948A JP27394898A JP2000102155A JP 2000102155 A JP2000102155 A JP 2000102155A JP 10273948 A JP10273948 A JP 10273948A JP 27394898 A JP27394898 A JP 27394898A JP 2000102155 A JP2000102155 A JP 2000102155A
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- JP
- Japan
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- clip
- wire
- lid
- clip body
- main body
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- Pending
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- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、内部に水が侵入するのを確実に防
止しつつ線材の接続部を外部から保護することができる
ようにして、設置箇所の制限を受けることのない線材接
続部保護を提供するものである。 【解決手段】 クリップ本体13および蓋体14の挿通孔13
a〜13cおよび挿通孔14a〜14cを含んだ合わせ面の周
縁部にパッキン材19、20を設ける。
止しつつ線材の接続部を外部から保護することができる
ようにして、設置箇所の制限を受けることのない線材接
続部保護を提供するものである。 【解決手段】 クリップ本体13および蓋体14の挿通孔13
a〜13cおよび挿通孔14a〜14cを含んだ合わせ面の周
縁部にパッキン材19、20を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材接続部保護ク
リップに関し、詳しくは、例えば、ワイヤハーネスにお
ける電線等のような線材を任意の箇所で分岐して別の線
材と接続したときに、この接続部を外部から保護するた
めの線材接続部保護クリップに関する。
リップに関し、詳しくは、例えば、ワイヤハーネスにお
ける電線等のような線材を任意の箇所で分岐して別の線
材と接続したときに、この接続部を外部から保護するた
めの線材接続部保護クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に装着されたワイヤハーネ
ス等にあっては、ワイヤハーネスを構成する電線の一部
を分岐等の目的で他の電線と接続することがある。この
場合、従来では、電線を剥き出しにしてこの剥き出し部
分に分岐用の電線の剥き出し部分を接続した後、この接
続部にビニールチューブを取付けてビニールチューブを
加熱して接続部に密着させることにより、接続部を外部
から保護するようにしている。
ス等にあっては、ワイヤハーネスを構成する電線の一部
を分岐等の目的で他の電線と接続することがある。この
場合、従来では、電線を剥き出しにしてこの剥き出し部
分に分岐用の電線の剥き出し部分を接続した後、この接
続部にビニールチューブを取付けてビニールチューブを
加熱して接続部に密着させることにより、接続部を外部
から保護するようにしている。
【0003】ところが、このようにビニールチューブに
よって接続部を保護する場合には、電線にビニールチュ
ーブを取付けた後、電線と分岐用の電線の接続部にビニ
ールチューブを移動させた後、このチューブを加熱する
作業が必要になるため、ビニールチューブの取付け作業
が面倒で多大な時間が必要になってしまう上に、ビニー
ルチューブの強度が弱いため、外部から力が加わった場
合に、ビニールチューブが破断してしまうだけでなく、
接続部そのものがちぎれてしまうという不具合が発生し
てしまった。
よって接続部を保護する場合には、電線にビニールチュ
ーブを取付けた後、電線と分岐用の電線の接続部にビニ
ールチューブを移動させた後、このチューブを加熱する
作業が必要になるため、ビニールチューブの取付け作業
が面倒で多大な時間が必要になってしまう上に、ビニー
ルチューブの強度が弱いため、外部から力が加わった場
合に、ビニールチューブが破断してしまうだけでなく、
接続部そのものがちぎれてしまうという不具合が発生し
てしまった。
【0004】このような不具合を解消するものとして、
例えば、特開平10−155220号公報に記載された
ようなものがあり、図3のように示される。図3におい
て、1は樹脂材からなる線材接続部保護クリップであ
り、このクリップ1はヒンジ2を介して接続されたクリ
ップ本体3および蓋体4から構成されている。クリップ
本体3のヒンジ2が形成されていない側面には係合孔5
が形成されているとともに、蓋体4のヒンジ2が形成さ
れていない側面には係合爪6が形成されており、係合爪
6は係合孔5に係合可能になっている。
例えば、特開平10−155220号公報に記載された
ようなものがあり、図3のように示される。図3におい
て、1は樹脂材からなる線材接続部保護クリップであ
り、このクリップ1はヒンジ2を介して接続されたクリ
ップ本体3および蓋体4から構成されている。クリップ
本体3のヒンジ2が形成されていない側面には係合孔5
が形成されているとともに、蓋体4のヒンジ2が形成さ
れていない側面には係合爪6が形成されており、係合爪
6は係合孔5に係合可能になっている。
【0005】また、クリップ本体3および蓋体4にはそ
れぞれ電線の挿通孔3a〜3cおよび4a〜4cが設け
られており、この挿通孔3a〜3cを通してクリップ本
体3の内周面に図示しない1本の電線とこの電線に接続
される分岐用の電線を取付けた後、挿通孔4a〜4cを
挿通孔3a〜3cに合わせるようにして蓋体4をクリッ
プ本体3に重ね合わせることにより、電線および分岐用
の電線の接続部を把持して外部から保護するようになっ
ている。このとき、係合爪6が係合孔5に係合すること
により、蓋体4はクリップ本体3に強固にロックされる
ようになっている。
れぞれ電線の挿通孔3a〜3cおよび4a〜4cが設け
られており、この挿通孔3a〜3cを通してクリップ本
体3の内周面に図示しない1本の電線とこの電線に接続
される分岐用の電線を取付けた後、挿通孔4a〜4cを
挿通孔3a〜3cに合わせるようにして蓋体4をクリッ
プ本体3に重ね合わせることにより、電線および分岐用
の電線の接続部を把持して外部から保護するようになっ
ている。このとき、係合爪6が係合孔5に係合すること
により、蓋体4はクリップ本体3に強固にロックされる
ようになっている。
【0006】このようなクリップ1にあっては、クリッ
プ本体3に電線の接続部を取付けて蓋体4をクリップ本
体3に重ね合わせることにより、クリップ1によって電
線の接続部を把持して外部から保護することができるた
め、クリップ1の取付け作業を簡単、かつ短時間で行な
うことができるとともに、クリップ1自体の強度が比較
的強いため、クリップ1に外力が加わってもクリップ1
が損傷するのを防止することができ、接続部がちぎれて
しまうのを防止することができるというメリットがあ
る。
プ本体3に電線の接続部を取付けて蓋体4をクリップ本
体3に重ね合わせることにより、クリップ1によって電
線の接続部を把持して外部から保護することができるた
め、クリップ1の取付け作業を簡単、かつ短時間で行な
うことができるとともに、クリップ1自体の強度が比較
的強いため、クリップ1に外力が加わってもクリップ1
が損傷するのを防止することができ、接続部がちぎれて
しまうのを防止することができるというメリットがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のクリップ1にあっては、防水処理を施してい
ないため、挿通孔3a〜3cおよび4a〜4cを含んだ
クリップ本体3および蓋体4の周縁部からクリップ本体
3および蓋体4内に水が進入してしまうという問題があ
った。このため、電線の接続部の保護を確実に行なうこ
とができるのみで、水が侵入する箇所には設置すること
ができず、設置箇所が限定されてしまった。
うな従来のクリップ1にあっては、防水処理を施してい
ないため、挿通孔3a〜3cおよび4a〜4cを含んだ
クリップ本体3および蓋体4の周縁部からクリップ本体
3および蓋体4内に水が進入してしまうという問題があ
った。このため、電線の接続部の保護を確実に行なうこ
とができるのみで、水が侵入する箇所には設置すること
ができず、設置箇所が限定されてしまった。
【0008】そこで本発明は、内部に水が侵入するのを
確実に防止しつつ線材の接続部を外部から保護すること
ができるようにして、設置箇所の制限を受けることのな
い線材接続部保護を提供することを目的としている。
確実に防止しつつ線材の接続部を外部から保護すること
ができるようにして、設置箇所の制限を受けることのな
い線材接続部保護を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、ヒンジを介して連結された
クリップ本体および蓋体を有し、該クリップ本体の内周
部に線材の接続部を取付けて前記蓋体をクリップ本体に
重ね合わせることにより、前記線材の接続部を把持して
外部から保護するようにした線材接続部保護クリップに
おいて、前記クリップ本体および蓋体の合わせ面の少な
くとも周縁部に弾性部材を設けたことを特徴としてい
る。
上記課題を解決するために、ヒンジを介して連結された
クリップ本体および蓋体を有し、該クリップ本体の内周
部に線材の接続部を取付けて前記蓋体をクリップ本体に
重ね合わせることにより、前記線材の接続部を把持して
外部から保護するようにした線材接続部保護クリップに
おいて、前記クリップ本体および蓋体の合わせ面の少な
くとも周縁部に弾性部材を設けたことを特徴としてい
る。
【0010】その場合、クリップ本体および蓋体の合わ
せ面の少なくとも周縁部に弾性部材を設けたため、クリ
ップ本体および蓋体によって線材の接続部を把持したと
きに、弾性部材を線材の接続部に密着させてクリップ本
体および蓋体の合わせ面に外部から水が侵入するのを確
実に防止することができる。このため、水の侵入を受け
る箇所、例えば、車両の外部にでも取付けることがで
き、その設置箇所に制限を受けるのを防止することがで
きる。
せ面の少なくとも周縁部に弾性部材を設けたため、クリ
ップ本体および蓋体によって線材の接続部を把持したと
きに、弾性部材を線材の接続部に密着させてクリップ本
体および蓋体の合わせ面に外部から水が侵入するのを確
実に防止することができる。このため、水の侵入を受け
る箇所、例えば、車両の外部にでも取付けることがで
き、その設置箇所に制限を受けるのを防止することがで
きる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記クリップ
本体と蓋体は、ヒンジが設けられた一側面と反対側の他
側面に係合手段を有し、蓋体をクリップ本体に重ね合わ
せたときに、前記係合手段が係合してクリップ本体およ
び蓋体を係合することを特徴としている。その場合、係
合手段が係合してクリップ本体および蓋体を係合するこ
とにより、蓋体をクリップ本体に強固に係合させること
ができ、クリップに外力が加わっても蓋体がクリップ本
体から外れるのを確実に防止して、線材の接続部を確実
に保護することができる。
るために、請求項1記載の発明において、前記クリップ
本体と蓋体は、ヒンジが設けられた一側面と反対側の他
側面に係合手段を有し、蓋体をクリップ本体に重ね合わ
せたときに、前記係合手段が係合してクリップ本体およ
び蓋体を係合することを特徴としている。その場合、係
合手段が係合してクリップ本体および蓋体を係合するこ
とにより、蓋体をクリップ本体に強固に係合させること
ができ、クリップに外力が加わっても蓋体がクリップ本
体から外れるのを確実に防止して、線材の接続部を確実
に保護することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1、2は本発明に係る線材接続部
保護クリップの一実施形態を示す図である。まず、構成
を説明する。図1、2において、11は線材接続部保護ク
リップであり、このクリップ11はヒンジ12を介して連結
されたクリップ本体13および蓋体14によって一体的に構
成されている。この蓋体14はヒンジ12を介してクリップ
本体13側に折り曲げられることにより、クリップ本体13
と蓋体14の合わせ面(内周面)が重なるようになってい
る。なお、クリップ本体13および蓋体14はポリアミド系
樹脂やPP等の材料から構成されている。
基づいて説明する。図1、2は本発明に係る線材接続部
保護クリップの一実施形態を示す図である。まず、構成
を説明する。図1、2において、11は線材接続部保護ク
リップであり、このクリップ11はヒンジ12を介して連結
されたクリップ本体13および蓋体14によって一体的に構
成されている。この蓋体14はヒンジ12を介してクリップ
本体13側に折り曲げられることにより、クリップ本体13
と蓋体14の合わせ面(内周面)が重なるようになってい
る。なお、クリップ本体13および蓋体14はポリアミド系
樹脂やPP等の材料から構成されている。
【0013】クリップ本体13のヒンジ12が形成された一
側面と反対側の他側面には係合孔15が形成されていると
ともに、蓋体14のヒンジ12が形成された一側面と反対側
の他側面には係合爪16が形成されており、係合爪16は係
合孔15に係合可能になっている。なお、係合孔15および
係合爪16は係合手段を構成している。また、クリップ本
体13および蓋体14にはそれぞれ電線(線材)17および分
岐の電線(線材)18の挿通孔13a〜13cおよび14a〜14
cが設けられている。また、クリップ本体13および蓋体
14の挿通孔13a〜13cおよび14a〜14cを含んだ周縁部
にはEPDM等の弾性部材からなるパッキン材19、20
(図1のハッチング部分)が取付けられており、このパ
ッキン材19、20はクリップ本体13および蓋体14を成形す
る際に2色成形によってクリップ本体13および蓋体14と
一体的に成形されても良く、接着剤等によってクリップ
本体13および蓋体14に後付けされても良い。
側面と反対側の他側面には係合孔15が形成されていると
ともに、蓋体14のヒンジ12が形成された一側面と反対側
の他側面には係合爪16が形成されており、係合爪16は係
合孔15に係合可能になっている。なお、係合孔15および
係合爪16は係合手段を構成している。また、クリップ本
体13および蓋体14にはそれぞれ電線(線材)17および分
岐の電線(線材)18の挿通孔13a〜13cおよび14a〜14
cが設けられている。また、クリップ本体13および蓋体
14の挿通孔13a〜13cおよび14a〜14cを含んだ周縁部
にはEPDM等の弾性部材からなるパッキン材19、20
(図1のハッチング部分)が取付けられており、このパ
ッキン材19、20はクリップ本体13および蓋体14を成形す
る際に2色成形によってクリップ本体13および蓋体14と
一体的に成形されても良く、接着剤等によってクリップ
本体13および蓋体14に後付けされても良い。
【0014】次に、電線17、18にクリップ11を取付ける
方法を説明する。まず、本線を構成する電線17の任意の
部分を剥き出しにしてこの剥き出し部分に分岐用の電線
18の剥き出し部分を接続する。次いで、挿通孔13a〜13
cを通してクリップ本体13の内周面に電線17、18を取付
けた後、挿通孔14a〜14cを挿通孔13a〜13cに合わせ
るようにして蓋体14をクリップ本体13に重ね合わせる。
このとき、係合爪16を係合孔15に係合することにより、
蓋体14をクリップ本体13にロックする。このため、クリ
ップ11によって電線17、18の接続部を把持することがで
きる。
方法を説明する。まず、本線を構成する電線17の任意の
部分を剥き出しにしてこの剥き出し部分に分岐用の電線
18の剥き出し部分を接続する。次いで、挿通孔13a〜13
cを通してクリップ本体13の内周面に電線17、18を取付
けた後、挿通孔14a〜14cを挿通孔13a〜13cに合わせ
るようにして蓋体14をクリップ本体13に重ね合わせる。
このとき、係合爪16を係合孔15に係合することにより、
蓋体14をクリップ本体13にロックする。このため、クリ
ップ11によって電線17、18の接続部を把持することがで
きる。
【0015】そして、このクリップ11と共に電線17、18
を車両のエンジンルーム等のような複雑なスプライスハ
ーネスが不要な部分や車室外の任意の部分に設置する。
本実施形態では、クリップ本体13および蓋体14の挿通孔
13a〜13cおよび挿通孔14a〜14cを含んだ合わせ面の
周縁部にパッキン材19、20を設けたため、クリップ本体
13および蓋体14によって電線17、18の接続部を把持した
ときに、パッキン材19、20を電線17、18の接続部に密着
させてクリップ本体13および蓋体14の合わせ面に外部か
ら水が侵入するのを確実に防止することができる。
を車両のエンジンルーム等のような複雑なスプライスハ
ーネスが不要な部分や車室外の任意の部分に設置する。
本実施形態では、クリップ本体13および蓋体14の挿通孔
13a〜13cおよび挿通孔14a〜14cを含んだ合わせ面の
周縁部にパッキン材19、20を設けたため、クリップ本体
13および蓋体14によって電線17、18の接続部を把持した
ときに、パッキン材19、20を電線17、18の接続部に密着
させてクリップ本体13および蓋体14の合わせ面に外部か
ら水が侵入するのを確実に防止することができる。
【0016】このため、水の侵入を受ける箇所にでもク
リップ11を取付けることができ、その設置箇所に制限を
受けるのを防止することができる。また、ヒンジ12が設
けられた一側面と反対側のクリップ本体13と蓋体14の他
側面に係合孔15および係合爪16を有するので、蓋体14を
クリップ本体13に重ね合わせたときに、係合孔15および
係合爪16を係合させて、蓋体14をクリップ本体13に強固
に係合させることができ、クリップ11に外力が加わって
も蓋体14がクリップ本体13から外れるのを確実に防止し
て、電線17、18の接続部を確実に保護することができ
る。
リップ11を取付けることができ、その設置箇所に制限を
受けるのを防止することができる。また、ヒンジ12が設
けられた一側面と反対側のクリップ本体13と蓋体14の他
側面に係合孔15および係合爪16を有するので、蓋体14を
クリップ本体13に重ね合わせたときに、係合孔15および
係合爪16を係合させて、蓋体14をクリップ本体13に強固
に係合させることができ、クリップ11に外力が加わって
も蓋体14がクリップ本体13から外れるのを確実に防止し
て、電線17、18の接続部を確実に保護することができ
る。
【0017】なお、本実施形態では、クリップ本体13お
よび蓋体14の合わせ面の周縁部にパッキン材19、20を設
けているが、これに限らず、クリップ本体13および蓋体
14の合わせ面の全面にパッキン材19、20を設けても良
い。
よび蓋体14の合わせ面の周縁部にパッキン材19、20を設
けているが、これに限らず、クリップ本体13および蓋体
14の合わせ面の全面にパッキン材19、20を設けても良
い。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、クリップ
本体および蓋体の合わせ面の少なくとも周縁部に弾性部
材を設けたため、クリップ本体および蓋体によって線材
の接続部を把持したときに、弾性部材を線材の接続部に
密着させてクリップ本体および蓋体の合わせ面に外部か
ら水が侵入するのを確実に防止することができる。
本体および蓋体の合わせ面の少なくとも周縁部に弾性部
材を設けたため、クリップ本体および蓋体によって線材
の接続部を把持したときに、弾性部材を線材の接続部に
密着させてクリップ本体および蓋体の合わせ面に外部か
ら水が侵入するのを確実に防止することができる。
【0019】このため、水の侵入を受ける箇所、例え
ば、車両の外部にでも取付けることができ、その設置箇
所に制限を受けるのを防止することができる。請求項2
記載の発明によれば、係合手段が係合してクリップ本体
および蓋体を係合することにより、蓋体をクリップ本体
に強固に係合させることができ、クリップに外力が加わ
っても蓋体がクリップ本体から外れるのを確実に防止し
て、線材の接続部を確実に保護することができる。
ば、車両の外部にでも取付けることができ、その設置箇
所に制限を受けるのを防止することができる。請求項2
記載の発明によれば、係合手段が係合してクリップ本体
および蓋体を係合することにより、蓋体をクリップ本体
に強固に係合させることができ、クリップに外力が加わ
っても蓋体がクリップ本体から外れるのを確実に防止し
て、線材の接続部を確実に保護することができる。
【図1】本発明に係る線材接続部保護クリップの一実施
形態を示す図であり、そのクリップ本体と蓋体を開放し
た状態を示すその外観図である。
形態を示す図であり、そのクリップ本体と蓋体を開放し
た状態を示すその外観図である。
【図2】一実施形態のクリップに電線を取付けた状態を
示すその外観図である。
示すその外観図である。
【図3】従来の線材接続部保護クリップを示す図であ
る。
る。
11 線材接続部保護クリップ 12 ヒンジ 13 クリップ本体 14 蓋体 15 係合孔(係合手段) 16 係合爪(係合手段) 17 電線(線材) 18 分岐用の電線(線材) 19、20 パッキン材(弾性部材)
Claims (2)
- 【請求項1】ヒンジを介して連結されたクリップ本体お
よび蓋体を有し、該クリップ本体の内周部に線材の接続
部を取付けて前記蓋体をクリップ本体に重ね合わせるこ
とにより、前記線材の接続部を把持して外部から保護す
るようにした線材接続部保護クリップにおいて、 前記クリップ本体および蓋体の合わせ面の少なくとも周
縁部に弾性部材を設けたことを特徴とする線材接続部保
護クリップ。 - 【請求項2】前記クリップ本体と蓋体は、ヒンジが設け
られた一側面と反対側の他側面に係合手段を有し、蓋体
をクリップ本体に重ね合わせたときに、前記係合手段が
係合してクリップ本体および蓋体を係合することを特徴
とする請求項1記載の線材接続部保護クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10273948A JP2000102155A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 線材接続部保護クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10273948A JP2000102155A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 線材接続部保護クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000102155A true JP2000102155A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17534810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10273948A Pending JP2000102155A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 線材接続部保護クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000102155A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389147B1 (ko) * | 2000-10-11 | 2003-06-25 | 벽산엔지니어링주식회사 | 원 터치 케이블 클램프 |
KR100609085B1 (ko) | 2004-05-04 | 2006-08-09 | 주식회사 천호통신 | 케이블의 연결부 보호구 |
US7964795B2 (en) | 2006-02-15 | 2011-06-21 | Yazaki Corporation | Wire harness fixing structure |
CN103368114A (zh) * | 2012-03-26 | 2013-10-23 | 矢崎总业株式会社 | 电线保持件的固定结构 |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP10273948A patent/JP2000102155A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100389147B1 (ko) * | 2000-10-11 | 2003-06-25 | 벽산엔지니어링주식회사 | 원 터치 케이블 클램프 |
KR100609085B1 (ko) | 2004-05-04 | 2006-08-09 | 주식회사 천호통신 | 케이블의 연결부 보호구 |
US7964795B2 (en) | 2006-02-15 | 2011-06-21 | Yazaki Corporation | Wire harness fixing structure |
CN103368114A (zh) * | 2012-03-26 | 2013-10-23 | 矢崎总业株式会社 | 电线保持件的固定结构 |
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