JP2000040433A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JP2000040433A
JP2000040433A JP10206903A JP20690398A JP2000040433A JP 2000040433 A JP2000040433 A JP 2000040433A JP 10206903 A JP10206903 A JP 10206903A JP 20690398 A JP20690398 A JP 20690398A JP 2000040433 A JP2000040433 A JP 2000040433A
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grommet
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vehicle body
wire harness
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Yasuyuki Suefuji
恭行 末藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二分割型のグロメットをエンジンルーム側か
ら車室側へワンタッチで取り付ける。 【解決手段】 小径筒部12と、該小径筒部の一端より
拡径する拡径筒部13と、該拡径筒部の外周面より突設
したフランジ部14と、拡径筒部の前端開口の周縁より
突設した係止爪15とを備えた樹脂製の筒体を、軸線方
向に沿って二分割して二つの分割体11A、11Bより
形成し、これら分割体の間にワイヤハーネスを挟んだ状
態で分割体を結合するロック手段を分割体に設け、か
つ、上記二つの分割体の各環状フランジ部の前面側に上
記係止爪と対向させてゴム製のシール材21A、21B
を取り付け、上記係止爪を車体貫通孔に通して車体の一
面に係止すると車体の他面に上記シール材が圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体パネル等
に設けた貫通孔にワイヤハーネスを挿通するために使用
するグロメットに関するものであり、特に、車体パネル
へワンタッチで取り付けることが出来るようにして取付
作業性の向上を図ると共に、遮音性能の向上も図るもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車において、エンジンルームから車
室内にワイヤハーネスを配索するために、ワイヤハーネ
スにグロメットを取り付け、該グロメットを車体貫通孔
に装着して車室内への防水、防塵、遮音等を図ってい
る。
【0003】この種のグロメットは、通常、図9に示す
ように、ゴムあるいはエラストマーからなる弾性材料で
一体成形されている。該グロメット1はワイヤハーネス
W/Hを密着して挿通する小径筒部1aより台円錐形状
に拡径筒部1bを設け、該拡径筒部1bの外周面に車体
係止溝1cを設けた形状よりなる。
【0004】上記グロメット1にワイヤハーネスW/H
を取り付けた状態で、図9中に実線で示すように車体パ
ネル2に仕切られた車室(A)よりエンジンルーム
(B)へと貫通孔2aを通して取り付ける場合と、一点
鎖線で示すようにエンジンルームから車室へ通す場合と
があり、図10に示すように、車体係止溝1cを貫通孔
2aに内嵌して装着している。
【0005】上記実線で示すように、車室からエンジン
ルームへとグロメット1を通す場合は、小径筒部1a側
より出たワイヤハーネスW/Hを引っ張って車体係止溝
1cを貫通孔2aに係止している。この場合は、ワイヤ
ハーネスを実線矢印の方向へ引っ張るだけでグロメット
1を車体パネル2に係止することができる。しかしなが
ら、エンジンルームから車室へと通すワイヤハーネス
は、エンジンルーム側に配索する部分が長く且つ多数の
分岐線、コネクタ等を備えているため、通常はエンジン
ルーム側から車室へと通される。この場合、まず、図9
中で一点鎖線で示す方向にグロメット1を貫通孔2aに
通すが、車体係止溝1cの前端側が小径に変形して通さ
れるために、車体係止溝1cを確実に貫通孔2aに係止
しにくく、よって、グロメット全体を貫通孔2aに通し
た後、逆方向に引き戻して、車体係止溝1cを貫通孔2
aに係止している。即ち、押した後に引き戻す2方向の
押し引き操作が必要となっている。
【0006】また、一点鎖線方向および実線方向のいず
れの方向からグロメット1を貫通孔2aに通す場合も、
貫通孔2aの径よりも大径の部分のグロメットを押し潰
さなければならず、作業者に負担がかかる。かつ、通し
作業時に引っ張られたグロメット1が均等に伸びず、貫
通孔2aに取付にくく作業性が悪い問題がある。さら
に、グロメット1にワイヤハーネスW/Hを通す作業
時、図11に示すように、グロメット拡径治具4でグロ
メット1を拡げてワイヤハーネスを通さなければなら
ず、作業性が悪い問題がある。
【0007】上記した問題に対して、本出願人は先に特
開平8−31251に開示した二分割タイプのグロメッ
ト1’を提案している。該グロメットは、図12に示す
ように、剛性を有する樹脂成型品からなる一対の円筒分
割体5a,5b、同じく樹脂成型品からなる一対の環分
割体6a,6aと、各円筒分割体5a,5aと環分割体
6a,6bとを連結する弾性材料からなる一対の弾性分
割体7a,7bとを備えた二分割型である。この二分割
型のグロメット1’ではワイヤハーネスに対して両側か
ら挟むように取り付けるため、ゴム等からなるグロメッ
トの場合のように拡径治具を用いてグロメットにワイヤ
ハーネスを通す必要はなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記二
分割型のグロメット1’は、前端の環分割体6a、6b
を剛性を有する樹脂成形品で形成しているため変形させ
ることができず、よって、図13中に矢印で示すように
車室(A)よりエンジンルーム(B)側へしか車体貫通
孔2aを通して取り付けることができない。即ち、エン
ジンルーム側から車室方向へのグロメット1’の取り付
けが出来ない問題がある。
【0009】また、上記グロメット1’の分割体、即
ち、円筒分割体5aと弾性分割体7aと環分割体6a、
同じく5bと7bと6bとは、円筒分割体と環分割体と
を夫々成形した後、金型内に成形した円筒分割体と環分
割体とを収容し、加熱溶融した弾性材料を注入して2重
射出成形で作成している。このように、製造時の工程が
多く、コスト高になる問題もある。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、樹脂成形品よりなる二分割型のグロメットとしなが
らも、エンジンルーム側から車室へとグロメットを車体
パネルの貫通孔を通して取り付けることが出来るように
し、さらに、簡単且つ安価に提供出来るようにすること
を課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ワイヤハーネスに装着して車体パネルの
貫通孔に取り付けるグロメットにおいて、小径筒部と、
該小径筒部の一端より拡径する拡径筒部と、該拡径筒部
の前端開口より所要寸法あけた拡径筒部外周面より突設
したフランジ部と、拡径筒部の前端開口の周縁より周方
向に間隔をあけて突設した係止爪とを備えた樹脂製の筒
体を、軸線方向に沿って二分割して二つの分割体より形
成し、これら分割体の間にワイヤハーネスを挟んだ状態
で分割体を結合するロック手段を分割体に設け、かつ、
上記二つの分割体の各環状フランジ部の前面側に上記係
止爪と対向させてゴム製のシール材を取り付け、上記係
止爪を車体貫通孔に通して車体の一面に係止すると車体
の他面に上記シール材が圧接する構成としているグロメ
ットを提供している。
【0012】上記樹脂成型品からなる二分割体はワイヤ
ハーネスに対して軸直角方向の両側よりかぶせ、この状
態でロック手段により結合し、かつ、小径筒部の先端側
よりテープを巻き付けてワイヤハーネスを固定してい
る。このようにワイヤハーネスに取り付けたグロメット
を、エンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通
孔に通す時、エンジンルーム側より挿入し、前端開口の
周縁より突設した係止爪を撓ませて貫通孔に通し、係止
爪を車室側の車体パネルの一面に係止する。この状態で
シール材の前面が車体パネルのエンジンルーム側の他面
に圧接する。このように、エンジンルーム側から車室側
へ一方向の挿入作業によりワンタッチでグロメットを車
体パネルに取り付けることができる。また、エンジンル
ーム側では貫通孔の周縁にシール材を圧接しているた
め、貫通孔の隙間から車室内に進入するエンジンルーム
側の騒音を低減できる。
【0013】上記ゴム製のシール材には車体に圧接する
前面にシールリブを突設する一方、シール材の後面は上
記フランジへ接着固定あるいは、シール材の後面に突設
した頭部を有する軸部をフランジに穿設した取付孔に圧
入固定している。
【0014】上記シール材の前面に設けるシールリブは
シール材の前面中央より環状に突設しており、該シール
リブを車体パネルに押し潰して圧接することにより、シ
ール材により車室への防水、防塵、防音をより効果的に
図ることができる。
【0015】上記シール材は樹脂成形品の分割体に対し
て後付けで接着固定あるいは圧入固定しているため、従
来の2重射出成形と比較して簡単かつ安価に製造するこ
とができる。さらに、樹脂成型品の分割体とシール材と
を別体としているため、車体パネルの板厚に応じてシー
ル材の厚さを調節することができ、シール性能を高める
ことができる。さらに、シール材を車体パネルに圧接す
る構成としているため、車体パネルの貫通孔の周縁より
突設したバーリングを設ける必要がなくなり、車体パネ
ルの貫通孔の加工性も簡単にできる。
【0016】上記二つの分割体には、一方の分割体の分
割端にロック爪を突設すると共に他方の分割体の分割端
に上記ロック爪を嵌合係止するロック枠を突設し、か
つ、一方の分割体には分割端面よりL状の切欠を設け、
該切欠の底面にゴムパッキンを取り付ける一方、他方の
分割体には分割端面より上記切欠に嵌合する突起を設
け、該突起の先端が上記ゴムパッキンに圧接する構成と
することが好ましい。
【0017】上記構成とすると、分割体の結合を確実に
行うことが出来ると共に、分割体の分割接合面のシール
性を高めることができる。
【0018】さらに、上記ワイヤハーネスを挟んで結合
した二分割体の内部に止水剤を充填すると、よりシール
性を高めることができ、車室側への浸水を確実に防止で
きる。
【0019】また、上記二つの分割体を結合して構成す
る上記小径筒部には、ワイヤハーネスが小径の場合に、
該ワイヤハーネスに密嵌するゴム栓を取り付け、該ゴム
栓を小径筒部の内周面に嵌合させるようにしている。こ
のように、ワイヤハーネスの電線量が少なく、小径筒部
の内周面とワイヤハーネスとの間に隙間が発生しやすい
場合には、防水用のゴム栓を取り付けるとグロメットを
樹脂成形品とした場合に発生しやすい防水性の低下を解
消することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1乃至図5に示す本発明の
第1実施形態のグロメット10は、分割体11A、11
Bからなり、これら分割体11Aと11Bとをワイヤハ
ーネスW/Hの両側より組みつけて結合し、ワイヤハー
ネスを通す筒体としている。
【0021】上記分割体11A、11Bは樹脂成型品
で、上記筒体を軸線方向に沿って分割した半割体からな
る。即ち、小径筒部12を構成する半割体12A、12
B、該小径筒部12の一端より拡径する拡径筒部13を
構成する半割体13A、13Bと、拡径筒部13の前端
開口より所要寸法あけた拡径筒部外周面より突設したフ
ランジ部を構成する半割体14A、14Bと、拡径筒部
の前端開口の周縁より周方向に間隔をあけて突設した係
止爪15A、15Bとを夫々備えている。
【0022】係止爪15A、15Bは90度間隔をあけ
て設けており、よって、各分割体11A、11Bには2
個づつ設けている。なお、係止爪の個数は限定されな
い。これら係止爪15A、15Bは拡径筒部の前端面よ
り突出片15A−1、15B−1の先端より折り返し方
向に傾斜させた爪部15A−2、15B−2を備えた形
状で、可撓性を備えている。
【0023】上記分割体11Aの分割端にはロック爪1
6を突設すると共に、分割体11Bの分割端に上記ロッ
ク爪16を嵌合係止するロック枠17を突設し、小径筒
部12、拡径筒部13、フランジ部14の各部において
ロック爪16をロック枠17に挿入係止してロックさせ
ている。
【0024】また、上記拡径筒部13、フランジ部14
の肉厚を大きくして、図4に示すように、分割体11A
には分割端面より内周面にかけてL状の切欠18を設
け、該切欠18の底面にゴムパッキン19を取り付けて
いる。一方、他方の分割体11Bには分割端面より上記
切欠18に嵌合する突起20を設け、該突起20の先端
が上記ゴムパッキン19に圧接し、該状態で上記ロック
爪16がロック枠17に挿入係止させている。
【0025】上記フランジ部14の半割体14A、14
Bの各前面全体には半円環形状のゴム製のシール材21
A、21Bを接着剤を用いて固定している。このシール
材21A、21Bの厚さは、対向する係止爪15A、1
5Bとの間に挟持する車体パネル2の板厚に対応して設
定している。また、該シール材21A、21Bの幅方向
の中央部に環状のシールリブ22A、22Bを突設して
いる。該シールリブ22A、22Bは、図3に示すよう
に係止爪15A、15Bの先端面が車体パネル2の車室
側面2bに係止した状態で、車体パネルのエンジンルー
ム側面2cに圧接される。
【0026】上記分割体11A、11Bは図5に示すよ
うに、電線群よりなるワイヤハーネスW/Hに対して両
側より軸直角方向より被せ、ワイヤハーネスを挟んだ状
態でロック爪16をロック枠17に挿入してロック結合
する。その後、小径筒部12よりワイヤハーネスW/H
にかけてテープ25を巻き付けてグロメット10をワイ
ヤハーネスに固定する。
【0027】この状態で、グロメット10の拡径筒部1
3の前端開口より2液混合硬化性の止水剤26を充填
し、グロメット内周面と電線の間の隙間および電線間の
隙間に止水剤26を浸透させてシール性能を高めてい
る。
【0028】このようにワイヤハーネスW/Hにグロメ
ット10を取り付けた状態で、図22に示すように、車
体パネル2の貫通孔2aにエンジンルーム(B)側から
車室(A)へと矢印方向にワイヤハーネスを通し、グロ
メット10をエンジンルーム側から貫通孔2aに押し込
む。
【0029】上記押し込みにより前端の係止爪15A、
15Bが内方へ撓みながら貫通孔2aを通り、車室側に
出た位置で原状に復帰して拡き爪部15A−2、15B
−2が車体パネル2の車室面2bに圧接係止する。この
時、エンジンルーム側面2cにはシール材21A、21
Bのシールリブ22A、22Bが圧接する。
【0030】このように、エンジンルーム側から車室側
へと一方向の押し込みで、ワンタッチで、グロメット1
0を車体パネル2に取り付けることができる。
【0031】図6はワイヤハーネスW/Hの電線wの量
が少ない場合を適応する第2実施形態を示し、ワイヤハ
ーネスW/Hを防水用のゴム栓30に通し、この状態で
グロメット10を取り付け、ゴム栓30を小径筒部12
に密嵌している。このように防水ゴム栓30を取り付け
ると、樹脂成形品からなるグロメットの場合に発生しや
すい電線とグロメット内周面との隙間を無くすことがで
き、防水性能を高めることができる。
【0032】図7および図8は第2実施形態を示し、第
1実施形態と、シール材21A、21Bを分割体11
A、11Bのフランジ部14A、14Bに固定する態様
を代えている。即ち、シール材21A、21Bの後面
に、頭部31A−1、31Bー1を有する軸部31A−
2、31B−2を突設している。一方、フランジ14
A、14Bに取付孔14A−1、14B−1を穿設して
いる。シール材21A、21Bが頭部31A−1、31
Bー1を取付孔14A−1、14B−1に通して突出さ
せ、フランジ部14A、14Bに固定している。其の
際、シール材21A、21Bの後面には接着剤を塗布し
て、接着固定を併用してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のグロメットでは、樹脂成型品より二分割タイプとし、
拡径筒部の前端より係止爪を突設した構成としているた
め、ワイヤハーネスに対して両側より被せて簡単に取り
付けることができ、ワイヤハーネスにグロメットを取り
付ける作業が簡単となり、作業者の負担を低減できる。
かつ、従来のこの種の樹脂製の二分割タイプでは不可能
であったエンジンルーム側から車室側へ、係止爪を設け
た拡径筒部より通してワンタッチで取り付けることがで
き、車体へのグロメットの取付作業性も簡単にできる。
【0034】さらに、エンジンルーム側の車体面にはゴ
ム製のシール材が圧接するため、防水、防塵性能を向上
させることができ、特に、エンジンルーム側の騒音が車
室に進入するのを効果的に低減できる等の種々の利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るグロメットを示
す斜視図である。
【図2】 上記グロメットを車体パネルに取り付ける状
態を示す斜視図である。
【図3】 図2のIII−III線の断面図である。
【図4】 図2のIV−IV線の断面図である。
【図5】 グロメットをワイヤハーネスに取り付ける方
法を示す斜視図である。
【図6】 本発明の第2実施形態の要部断面図である。
【図7】 本発明の第3実施形態の要部断面図である。
【図8】 第3実施形態の要部分解斜視図である。
【図9】 従来例を示す斜視図である。
【図10】 上記従来例の車体取付状態を示す図面であ
る。
【図11】 従来例の問題点を示す斜視図である。
【図12】 他の従来例のグロメットの分解斜視図であ
る。
【図13】 図12の従来例のグロメットを車体に取り
付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 車体パネル 2a 貫通孔 10 グロメット 11A、11B 分割体 12 小径筒部 13 拡径筒部 14 フランジ部 15 係止爪 16 ロック爪 17 ロック枠 18 切欠 19 ゴムパッキン 20 突起 21A、21B シール材 26 止水剤 W/H ワイヤハーネス A 車室 B エンジンルーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスに装着して車体パネルの
    貫通孔に取り付けるグロメットにおいて、 小径筒部と、該小径筒部の一端より拡径する拡径筒部
    と、該拡径筒部の前端開口より所要寸法あけた拡径筒部
    外周面より突設したフランジ部と、拡径筒部の前端開口
    の周縁より周方向に間隔をあけて突設した係止爪とを備
    えた樹脂製の筒体を、軸線方向に沿って二分割して二つ
    の分割体より形成し、これら分割体の間にワイヤハーネ
    スを挟んだ状態で分割体を結合するロック手段を分割体
    に設け、かつ、上記二つの分割体の各環状フランジ部の
    前面側に上記係止爪と対向させてゴム製のシール材を取
    り付け、上記係止爪を車体貫通孔に通して車体の一面に
    係止すると車体の他面に上記シール材が圧接する構成と
    しているグロメット。
  2. 【請求項2】 上記ゴム製のシール材には車体に圧接す
    る前面にシールリブを突設する一方、シール材の後面は
    上記フランジへ接着固定あるいは、シール材の後面に突
    設した頭部を有する軸部をフランジに穿設した取付孔に
    圧入固定している請求項1に記載のグロメット。
  3. 【請求項3】 上記二つの分割体のうち、一方の分割体
    の分割端にロック爪を突設すると共に他方の分割体の分
    割端に上記ロック爪を嵌合係止するロック枠を突設し、
    かつ、一方の分割体には分割端面よりL状の切欠を設
    け、該切欠の底面にゴムパッキンを取り付ける一方、他
    方の分割体には分割端面より上記切欠に嵌合する突起を
    設け、該突起の先端が上記ゴムパッキンに圧接する構成
    としている請求項1または請求項2に記載のグロメッ
    ト。
  4. 【請求項4】 上記二つの分割体を結合して構成する上
    記小径筒部には、小径のワイヤハーネスを密嵌したゴム
    栓を内嵌させている請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載のグロメット。
  5. 【請求項5】 上記ワイヤハーネスを挟んで結合した二
    分割体の内部に止水剤を充填している請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項に記載のグロメット。
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