JPH06223645A - フラットワイヤハーネスの製造方法および取付具を備えたフラットワイヤハーネス - Google Patents

フラットワイヤハーネスの製造方法および取付具を備えたフラットワイヤハーネス

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JPH06223645A
JPH06223645A JP5013651A JP1365193A JPH06223645A JP H06223645 A JPH06223645 A JP H06223645A JP 5013651 A JP5013651 A JP 5013651A JP 1365193 A JP1365193 A JP 1365193A JP H06223645 A JPH06223645 A JP H06223645A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車両の電気配線に用いられるフラ
ットワイヤハーネスの製造方法および取付具を備えたフ
ラットワイヤハーネスに関し、生産性の高いフラットワ
イヤハーネスの製造方法および組み付けの作業性が優
れ、防水性を有する取付具を備えたフラットワイヤハー
ネスを提供することを目的とする。 【構成】 成形用金型の下型1に、配索用溝2、付属品
用凹部3およびモールド材遮断用凹部4を設け、付属品
用凹部3にコネクタハウジング5、分岐ハウジング6お
よびワイヤーハーネス取付具12等を配置して電線8の
配索を行った後、モールド材遮断用凹部4にモールド材
流出防止材13を装着してから下型1に上型を結合して
配索用溝2内にモールド材を注入することにより、電線
8の長さ方向に断続的にモールド被覆部Pを形成するよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の電気配線に用い
られるフラットワイヤハーネス、とくに車両のドアに使
用されるフラットワイヤハーネスの製造方法および防水
性を有する取付具を備えたフラットワイヤハーネスに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のドア用フラットワイヤハーネス
は、たとえば図18に示すように、電線を並列に集束し
た幹線部aをホットメルト接着剤または塩化ビニルペー
ストなどで接着して断続的に偏平状の融着部bを形成し
て成るフラットワイヤハーネスFが提案されている(実
開昭63−111715号公報)。
【0003】フラットワイヤハーネスFを製造するに
は、接着剤を硬化させるため加熱する必要があり、電線
や被覆材等に対して加熱による悪影響が避けられず、ま
た、幹線部aから枝分かれした分岐線部cには集束と保
護のためテープ巻きを必要とするなどの問題点がある。
さらに、端末コネクタに加締タイプのコネクタdを装着
しているため、相手側の電装品のコネクタに対する組み
付け工程の作業性が悪い欠点がある。
【0004】一方、車両のドアにフラットワイヤハーネ
スを取り付ける際には、図19に示すような取付具eを
使用する手段が実開昭62−57849号公報に提案さ
れているが、この場合、電線Wを取付具eに添わせて曲
げながら装着しなければならず、また防水性を付与する
ため取付具eの電線導出面fに対し防水性のグロメット
gを装着すると共に、ドアの装着面には防水パッキンを
装着する必要があり、ドアとフラットワイヤハーネスと
を組み付ける作業が煩雑で生産性が低いなどの問題点を
有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、フラットワイヤハーネス
を構成する電線やコネクタハウジングに対して製造時の
加熱による悪影響を排除すると共に、配索の分岐部に対
してテープ巻きを必要としない生産性および信頼性の高
いフラットワイヤハーネスの製造方法および組み付けの
作業性が優れた防水性のワイヤーハーネス取付具を備え
たフラットワイヤハーネスを提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、成形用金型を構成する下型に配索用溝を
形成し、該配索用溝の所定の位置に付属品用凹部を設
け、該付属品用凹部に複数の端子を収容したコネクタハ
ウジングおよびワイヤーハーネス取付具を配置し、該コ
ネクタハウジングおよびワイヤーハーネス取付具相互間
に複数の電線を配索した後、該下型に上型を結合して配
索用溝内にモールド材を注入し、配索した電線間および
付属品の周囲にモールド材を充填して硬化させることに
より、該電線の長さ方向に断続的にモールド被覆部を形
成することを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載したように、コネク
タハウジングおよびワイヤーハーネス取付具相互間に複
数の電線を並列に集束し、該電線の長さ方向に合成樹脂
層により断続的に偏平状のモールド被覆部を形成して成
るフラットワイヤハーネスであって、ワイヤーハーネス
取付具を構成する基板の対向する両縁部に側板をそれぞ
れ展開自在に設け、一方の側板には集束した電線をモー
ルド材で一体的に被覆し、他方の側板には電線導出窓を
形成して蓋板を着脱自在に装着し、該基板と前記両側板
で形成される周縁部全周にモールド材を着設すると共
に、該電線導出窓から集束した電線を導出するようにし
たワイヤーハーネス取付具を備えてなることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、成形用金型に配索用溝を形成
しているため、成形用金型を配索治具として使用でき、
分岐線部に対してもモールド被覆することが可能となる
ので、テープ巻き工程が不要となる。また、常温硬化性
の合成樹脂をモールド材として用いることにより、コー
ルド成形が行えるので電線およびコネクタハウジング、
分岐ハウジング等の付属品に対して加熱による悪影響が
生じない。
【0009】また、請求項2に記載した取付具を金型に
配置し、蓋板を外して基板と側板を配索面と平行に位置
させた状態で電線の配索を行った後、合成樹脂材による
モールド成形を行い、一方の側板に蓋板を装着してから
基板と同一平面に展開すると共に、他方の側板を基板に
対し略直角に折曲することにより、L字形の取付具が着
設されたフラットワイヤハーネスを得ることができる。
【0010】請求項2のフラットワイヤハーネスは、取
付具がモールド成形によって一体的に着設されているた
め、あらためて電線を取付具に添わせて相手側の構造体
に取り付ける作業を必要とせず、また、基板および側板
で構成される周縁部全周にわたってモールド材が環状に
着設されているため、特別な防水パッキンなどを装着す
ることも不要となり、部品点数の削減および組付け工程
の作業性の簡素化が可能となる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係わる成形用金型
を構成する下型1の斜視図である。下型1は、長方形の
金属で形成され、その上面1aに配索用溝2を刻設して
フラットワイヤハーネスを構成する電線の配索治具を兼
ねている。
【0012】配索用溝2には、所定の位置にコネクタハ
ウジングや分岐ハウジング、取付具等を収容する付属品
用凹部3A、3B、3C、3D、3E、3F、3G、3
H、3I(以下代表して示す場合は単に3で表す)およ
びモールド材遮断用凹部4などを刻設している。
【0013】配索用溝2の端末部に設けた付属品用凹部
3A、3G、3H、3Iには、図2に示すようなコネク
タハウジング5を配置し、付属品用凹部3Dには分岐ハ
ウジング6を配置するようにしている。
【0014】コネクタハウジング5は、合成樹脂材で成
形されたケース内部に電線保持機構付きの端末圧接端子
7を複数収容している。端末圧接端子7は、図3に示す
ように、導電性金属板を折曲加工して電線圧入部6a、
電線保持部7bおよび固定部7cを形成した端子であ
り、コネクタハウジング5の端子収容室5a内に固定部
7cを矢印方向に挿入して固定するようにしている。そ
して、電線圧入部7aに電線8を圧入した後、図4に示
すように、電線保持部7bを電線8に巻付けるように折
曲して、圧入した電線8を保持するようにしている。
【0015】分岐ハウジング6は、図5に示すように、
下ケース6aと一体的に形成された開閉自在な上ケース
6bから成り、下ケース6aに複数の分岐圧接端子9を
配設している。分岐圧接端子9は、図6に示すように、
導電性金属板を折曲加工して2方向に電線圧入部9a、
9a′を形成すると共に、それぞれ電線保持部9b、9
b′を設けている。そして、図7に示すように、前記の
端末圧接端子7と同様に、電線圧入部9a、9a′に電
線7を圧入した後、電線保持部9b、9b′を電線8に
巻付けるように折曲して圧入した電線8を保持するよう
にしている。
【0016】付属品用凹部3C、3E、3Gには取付用
クランプ10を配置するようにしている。
【0017】そして、図8に示すように、自動配索機1
1を用いてコネクタハウジング5おび分岐ハウジング6
相互間に電線8の配索を行い、端末圧接端子7および分
岐圧接端子9に電線8を接続する。電線8の配索を終了
した後、図9に示すように、電線8の上から付属品用凹
部3Bにワイヤーハーネス取付具12を配置し、モール
ド材遮断用凹部4にはブチル粘着シートなどのモールド
材流出防止材13を装着する。
【0018】次いで、成形用金型を構成する上型(図示
せず)を下型1の上に結合して付属品用凹部3および配
索用溝2のモールド材流出防止材13で区画された部分
にモールド材の注入を行う。
【0019】モールド材としては、一般のモールド用の
合成樹脂材が使用できるが、とくに、イソシアネートと
ポリオールの2液混合タイプのウレタン発泡材が好まし
い。このウレタン発泡材は、成形用金型内に注入後常温
で発泡硬化するので、ウレタン発泡材が硬化した後、上
型と下型1を分離することにより、図10に示すよう
に、分岐ハウジング6、ワイヤーハーネス取付具12な
どの付属品の周囲および電線8の所定部分に、モールド
材被覆部Pが形成されたフラットワイヤハーネスAが得
られる。なお、上記のウレタン発泡材は、常温硬化性で
あるため、加熱処理を施すことなく成形加工が実施でき
る。
【0020】なお、上記の実施例においては、配索用溝
2内に注入するモールド材を所定の区画に留めておくた
め、所定の位置に下型1にモールド材遮断用凹部4を刻
設してブチル粘着シートなどのモールド材流出防止材1
3を装着したが、図11に示すように、下型1にモール
ド材遮断用凹部4を刻設せずに、当該位置に適宜の幅を
有する低硬度シリコーンゴムSを添着し、下型1に結合
する上型1′に対しても当該位置に低硬度シリコーンゴ
ムSを添着して下型1と上型1′とを結合することによ
り、低硬度シリコーンゴムS相互を密着させてモールド
材の流出を防止するようにしてもよい。この場合、ブチ
ル粘着シートなどのモールド材流出防止材13を装着す
る必要はない。
【0021】図12は、モールド成形後の取付用クラン
プ10の断面を示したもので、皿状のクランプ本体10
aには電線8の周囲にモールド材14が充填され、クラ
ンプ本体10aの底部に固定爪10bが突設されてい
る。そして、図13に示すように、フラットワイヤハー
ネスAを取り付ける相手側の構造体(たとえば車両のド
ア15)に設けられた取付用孔15aに固定爪9bを嵌
挿して固定するようにしている。
【0022】また、クランプ本体10aには、緩衝用孔
10cを設けてあり、モールド材14の一部を緩衝用孔
10cから吐出させて、緩衝突部14aを形成すること
により、取付用クランプ10と構造体15との間を緩衝
的に保持するようにしている。
【0023】次に、ワイヤーハーネス取付具12の構造
について説明する。ワイヤーハーネス取付具12は、図
14に示すように、合成樹脂材を成形加工して形成され
た基板16と、基板16の対向する両縁部16a、16
a′に展開自在に設けられた側板17、18と、一方の
側板17に装着する蓋板19とから構成されている。
【0024】一方の側板17は、基板16の一方の縁部
16aから薄肉の可撓ヒンジ16bを介して一体的に連
結され、中央部に周縁を切欠いて形成した電線導出窓1
7aを設け、その両側部に係止爪17b、17bを突設
している。
【0025】他方の側板18は、基板16の他方の縁部
16a′から薄肉の可撓ヒンジ16b′を介して一体的
に連結され、係止爪18bに対応する2本の係止アーム
20を立設している。
【0026】基板16の可撓ヒンジ16bに連なる部分
には段差16cを形成し、一方の側板17を展開して基
板16と一体的な平板とする際に、一方の側板17の薄
肉部17cと合致させて同一面を保持するようにしてい
る。また、基板16の周縁部には、取付用孔16dを設
けている。
【0027】蓋板19は、両側縁部に案内溝19aを設
け、一方の側板17の電線導出窓17aの周縁に設けた
挿着用突起(図示せず)と係合して着脱可能となるよう
にしている。19bは、相手側構造体に取り付けるため
の取付孔である。
【0028】ワイヤーハーネス取付具12を配索した電
線8に組み込んでモールド成形を行うには、一方の側板
17の電線導出窓17aに蓋板19を挿着せずに、他方
の側板18の係止アーム20を下側にして、図9に示す
ように、配索した電線8の上に基板16と他方の側板1
8を載せるようにして下型1の付属品用凹部3Bに対し
配置する。
【0029】図15は、モールド成形を行った後のワイ
ヤーハーネス取付具12の斜視図であり、蓋板19を装
着し、集束した電線8を電線導出窓17aから外部へ導
出した状態を示している。配索した電線8は、側板18
上においてモールド材14で被覆一体化され、基板16
および側板17、18で形成される周縁部全周にわたっ
て畝状のモールド材14bが環状に形成され、防水パッ
キンの作用を果たすようにしている。
【0030】図16は、上記のワイヤーハーネス取付具
12を車両のドア15に取付けてフラットワイヤハーネ
スAを固定した状態を示す断面図である。ワイヤーハー
ネス取付具12を車両のドア15に取付けるには、先
ず、モールド成形を行った後の側板17、18をそれぞ
れ図15の矢印の向きに折曲し、一方の側板17の係止
爪17bと他方の側板18の係止アーム20の先端部2
0aとを係合させて、図16に示すように、基板16と
側板17の面が一直線となったL字形のワイヤーハーネ
ス取付具12を形成する。
【0031】そして、車両のドア15に設けた取付用孔
に対してワイヤーハーネス取付具12の取付用孔16d
および取付用孔19bを合致させて固定用ボルト21を
嵌挿し、ナット22で締め付けることにより、ワイヤー
ハーネス取付具12を固定する。図17は、車両のドア
15の内部にフラットワイヤハーネスAを取り付けた状
態を示したものである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、成形用金型に配索用溝
を形成しているため、成形用金型を配索治具として使用
できるので、分岐線部に対してもモールド被覆すること
が可能となり、テープ巻き工程が省略されて生産性が向
上する。また、常温硬化性の合成樹脂をモールド材とし
て用いることにより、コールド成形が行えるので電線お
よびコネクタハウジング、分岐ハウジング等の付属品に
対して加熱による悪影響がなく、得られるフラットワイ
ヤハーネスの品質および信頼性が著しく向上する。さら
に、配索した電線の所定の位置に取付具が着設されたフ
ラットワイヤハーネスを一体成形によって得ることがで
きるので製造工程が簡素化される。
【0033】請求項2のフラットワイヤハーネスは、モ
ールド成形によって取付具が一体的に着設されているた
め、あらためて電線を取付具に添わせる作業を必要とせ
ず、また、基板と側板で形成される周縁部全周にモール
ド材が着設されているため、特別な防水パッキンなどを
装着することも不要となり、部品点数の削減および組付
け工程の作業性の簡素化が可能となるなどの利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる成形用の下型の斜視図
である。
【図2】図1の付属品用凹部に配置するコネクタハウジ
ングに端末圧接端子を配設した状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図2の端末圧接端子の斜視図である。
【図4】図3の端子の電線保持機構を示す説明図であ
る。
【図5】図1の付属品用凹部に配置する分岐ハウジング
を展開して内部を示す斜視図である。
【図6】図6の分岐圧接端子を示す斜視図である。
【図7】図6の分岐圧接端子の電線保持機構を示す説明
図である。
【図8】図1の下型の配索用溝内に電線を配索する状態
を示す斜視図である。
【図9】図8の工程を経て配索された電線上にワイヤー
ハーネス取付具を配置した状態を示す斜視図である。
【図10】図9の下型に上型を結合してモールド成形を
行って形成したフラットワイヤハーネスの斜視図であ
る。
【図11】図9のモールド材流出防止材に代えて低硬度
シリコーンゴムを用いた場合の下型および上型の断面図
である。
【図12】図10のフラットワイヤハーネスを構成する
取付用クランプの断面図である。
【図13】図12の取付用クランプを相手側構造体に取
付けた状態を示す断面図である。
【図14】図10のワイヤーハーネス取付具の斜視図で
ある。
【図15】図14のワイヤーハーネス取付具に対しモー
ルド成形を行った後の斜視図である。
【図16】図15のワイヤーハーネス取付具を車両のド
アに取り付けた状態を示す断面図である。
【図17】図10のフラットワイヤハーネスを車両のド
アに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図18】従来のドア用フラットワイヤハーネスを示す
斜視図である。
【図19】従来のドア用ワイヤハーネスの取付具を示す
斜視図である。
【符号の説明】
A フラットワイヤハーネス P モールド被覆部 1 下型 2 配索用溝 3 付属品用凹部 4 モールド材遮断用凹部 5 コネクタハウジング 6 分岐ハウジング 8 電線 12 ワイヤーハーネス取付具 13 モールド材流出防止材 14 モールド材 16 基板 17 側板 17a 電線導出窓 18 側板 19 蓋板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形用金型を構成する下型に配索用溝を
    形成し、該配索用溝の所定の位置に付属品用凹部を設
    け、該付属品用凹部に複数の端子を収容したコネクタハ
    ウジングおよびワイヤーハーネス取付具を配置し、該コ
    ネクタハウジングおよびワイヤーハーネス取付具相互間
    に複数の電線を配索した後、該下型に上型を結合して配
    索用溝内にモールド材を注入し、配索した電線間および
    付属品の周囲にモールド材を充填して硬化させることに
    より、該電線の長さ方向に断続的にモールド被覆部を形
    成することを特徴とするフラットワイヤハーネスの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングおよびワイヤーハー
    ネス取付具相互間に複数の電線を並列に集束し、該電線
    の長さ方向に合成樹脂層により断続的に偏平状のモール
    ド被覆部を形成して成るフラットワイヤハーネスであっ
    て、 ワイヤーハーネス取付具を構成する基板の対向する両縁
    部に側板をそれぞれ展開自在に設け、一方の側板には集
    束した電線をモールド材で一体的に被覆し、他方の側板
    には電線導出窓を形成して蓋板を着脱自在に装着し、該
    基板と前記両側板で形成される周縁部全周にモールド材
    を着設すると共に、該電線導出窓から集束した電線を導
    出するようにしたワイヤーハーネス取付具を備えてなる
    ことを特徴とするフラットワイヤハーネス。
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