JP2002363393A - 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体 - Google Patents

生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体

Info

Publication number
JP2002363393A
JP2002363393A JP2001172804A JP2001172804A JP2002363393A JP 2002363393 A JP2002363393 A JP 2002363393A JP 2001172804 A JP2001172804 A JP 2001172804A JP 2001172804 A JP2001172804 A JP 2001172804A JP 2002363393 A JP2002363393 A JP 2002363393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester resin
biodegradable polyester
resin composition
layered silicate
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001172804A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunobu Yamada
和信 山田
Kazue Ueda
一恵 上田
Masami Okamoto
正巳 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP2001172804A priority Critical patent/JP2002363393A/ja
Publication of JP2002363393A publication Critical patent/JP2002363393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的強度、耐熱性に優れ、発泡体等の成形
に有利なレオロジー特性を有する生分解性ポリエステル
樹脂組成物、その製造方法、及びその発泡体を提供す
る。 【解決手段】 α−及び/又はβ−ヒドロキシカルボン
酸単位を50モル%以上含有する生分解性ポリエステル
樹脂100質量部と、層状珪酸塩0.1〜50質量部と
からなる生分解性ポリエステル樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生分解性ポリエステ
ル樹脂と層状珪酸塩とからなり、機械的強度、耐熱性に
優れ、発泡体等の成形に有利なレオロジー特性を有する
生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及び
その発泡体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリ乳酸は、他のジオールとジカルボン
酸とからなる脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂と比較
して融点が高く耐熱性に優れる特徴を持つ反面、溶融粘
度が低く、例えば、押出発泡成形する際に破泡を起こし
て十分な発泡倍率が得られなかったり、インフレーショ
ン成形する際にバブルが安定せず成形体に偏肉を生じ易
いといった問題があるため、成形条件に厳しい制約を受
けたり、生産効率が悪い等の様々な欠点を有していた。
従って実用に供するためには、溶融張力の向上及び伸長
粘度測定時の歪み硬化性の発現が必要であった。
【0003】一般に、歪み硬化性を発現させるには、高
重合度ポリマーを添加する方法や、長鎖分岐を有するポ
リマーを用いる方法が有効と考えられている。高重合度
ポリマーの製造では、重合に長時間を要し生産性効率が
悪くなるばかりか、長時間の熱履歴による着色や分解等
が見られるため、例えば重量平均分子量が500,00
0程度以上のものは実用化されていない。また一方で、
分岐ポリ乳酸を製造する方法としては、重合時に多官能
性開始剤を添加する方法、過酸化物及び反応性化合物等
との溶融混練により架橋を生じさせる方法が知られてい
るが、ゲル等の発生により操業安定性等に問題があっ
た。
【0004】ところで、高重合度ポリマーや分岐ポリマ
ーを使用することなく、伸長粘度の歪み硬化性を発現さ
せる方法として、無水マレイン酸変性ポリプロピレンに
有機処理した層状珪酸塩を溶融混練する方法がごく最近
報告され、発泡成形にも適用されている(成形加工'0
1、133頁、及び157頁、2001年)。これまで
生分解性ポリエステル樹脂系で層状珪酸塩との複合化に
成功した例は少なく、特開平9−169893号公報で
脂肪族ポリエステル/層状珪酸塩組成物について、特開
2000−17157号公報で脂肪族ポリエステル/有
機カチオン処理層状珪酸塩組成物及びそのフィルム成形
品について、特開平2001−89646号公報で生分
解性樹脂/有機化層状粘土鉱物組成物について開示され
ているにすぎない。前者2報ではポリ乳酸に代表される
ポリ(α−及び/又はβ−ヒドロキシカルボン酸)につ
いては実際には全く検討されていない。後者については
実施例においてポリ乳酸が検討されているものの、剛性
の向上を目的としたのみであり、溶融粘度特性あるいは
発泡成形性については全く考慮されておらず、発泡適性
改善に層状珪酸塩との複合化が有効であるかどうかは予
測不明であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決しようとするものであり、機械的強度、耐熱性
に優れ、発泡体等の成形に有利なレオロジー特性を有す
る生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及
びその発泡体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の
生分解性ポリエステル樹脂と層状珪酸塩とからなる組成
物において伸長粘度測定における歪み硬化性が発現し、
発泡成形性に優れたレオロジー特性を有するのみなら
ず、得られた成形加工品の耐熱性や機械的強度にも優れ
ることを見いだし、本発明に到達した。
【0007】すなわち本発明の要旨は,次のとおりであ
る。α−及び/又はβ−ヒドロキシカルボン酸単位を5
0モル%以上含有する生分解性ポリエステル樹脂100
質量部と、層状珪酸塩0.1〜50質量部とからなる生
分解性ポリエステル樹脂組成物。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いる生分解性ポリエステル樹脂における、α
−及び/又はβ−ヒドロキシカルボン酸単位の例として
は、D−乳酸、L−乳酸、グリコール酸、3−ヒドロキ
シ酪酸、3−ヒドロキシ吉草酸、3−ヒドロキシカプロ
ン酸等が挙げられ、これらの混合物であってもよい。
【0009】従って本発明に用いる生分解性ポリエステ
ル樹脂としては、ポリ(D−及び/又はL−乳酸)、ポ
リ(グリコール酸)、ポリ(3−ヒドロキシ酪酸)、ポ
リ(3−ヒドロキシ吉草酸)、ポリ(3−ヒドロキシカ
プロン酸)、及びこれらの共重合体、及びこれらの混合
物等である。成形体の耐熱性、機械的強度の観点から、
上記生分解性ポリエステル樹脂の融点は120℃以上が
好ましく、150℃以上がさらに好ましい。また、同様
の理由により、α−及び/又はβ−ヒドロキシカルボン
酸単位の含有量は、50モル%以上であることが必要で
あり、好ましくは、60モル%以上である。上記生分解
性ポリエステル樹脂のうち、工業的に大量生産が可能な
点から、ポリ(D−及び/又はL−乳酸)が好ましく用
いられる。
【0010】ここで用いられる生分解性ポリエステル樹
脂は通常公知の溶融重合法で、あるいはさらに固相重合
法を併用して製造される。また、ポリ(3−ヒドロキシ
酪酸)及びポリ(3−ヒドロキシ吉草酸)等については
微生物による生産も可能である。
【0011】本発明に用いる生分解性ポリエステル樹脂
には、ポリ(α−及び/又はβ−ヒドロキシカルボン
酸)の耐熱性を大幅に損ねることのない範囲で、必要に
応じてその他の生分解性樹脂成分を共重合ないしは混合
することもできる。その他の生分解性樹脂としては、ポ
リ(エチレンサクシネート)やポリ(ブチレンサクシネ
ート)等に代表されるジオールとジカルボン酸からなる
脂肪族ポリエステル、ポリ(ε−カプロラクトン)に代
表されるポリ(ω−ヒドロキシアルカノエート)、さら
に芳香族成分を含んでいても生分解性を示すポリ(ブチ
レンサクシネート−co−ブチレンテレフタレート)や
(ブチレンアジペート−co−ブチレンテレフタレー
ト)の他、ポリエステルアミド、ポリエステルカーボネ
ート、デンプン等の多糖類、等が挙げられる。
【0012】本発明で用いられる生分解性ポリエステル
樹脂の重量平均分子量としては特に制限はないが、5
0,000〜1,000,000であることが好まし
く、さらには100,000〜1,000,000であ
ることが好ましい。重量平均分子量が50,000未満
では樹脂組成物の溶融粘度が低すぎるので好ましくな
い。逆に、これが1,000,000を超えると樹脂組
成物の成形性が急速に低下する場合がある。
【0013】本発明で用いられる層状珪酸塩としては、
天然品のスメクタイト、バーミキュライト、及び合成品
の膨潤性フッ素雲母等が挙げられる。スメクタイトの例
としては、モンモリロナイト、バイデライト、ヘクトラ
イト、サポナイトが挙げられる。膨潤性フッ素雲母の例
としては、Na型フッ素四ケイ素雲母、Na型テニオラ
イト、Li型テニオライト等が挙げられ、その合成方法
としては、溶融法、インターカレーション法、水熱法等
が挙げられるが、いずれの方法であってもよい。なお、
カチオン交換容量としては25〜200meq/100
gであることが好ましい。
【0014】層状珪酸塩の配合量は生分解性ポリエステ
ル樹脂あるいはそれを形成するモノマー100質量部に
対して0.1〜50質量部、好ましくは0.2〜20質
量部である。0.1質量部未満では本発明の目的とする
レオロジー特性、機械的強度の改良効果が得られず、5
0質量部を超える場合には樹脂中への微分散が困難とな
り、靭性が大きく低下するので好ましくない。
【0015】本発明における生分解性ポリエステル樹脂
組成物は、その融点より10℃高い温度での伸長粘度測
定で得られる時間−伸長粘度の両対数プロット(図1参
照)において、屈曲点が現れるまでの伸長初期の線形領
域の傾きa1と屈曲点以降の伸長後期の傾きa2との比で
表される歪み硬化係数(a2/a1)が、1.1〜50で
あるような、歪み硬化性が発現されることが好ましい。
より好ましいひずみ硬化係数は1.5〜30である。歪
み硬化係数が1.1未満であると、押出発泡成形時に破
泡を起こしたり、成形体に偏肉を生じ易い。また歪み硬
化係数が50を超えると成形時にゲルが発生しやすく流
動性も大きく低下する。
【0016】本発明において層状珪酸塩、特にスメクタ
イトは、予め有機カチオン処理しておくことが好まし
い。有機カチオンとしては、1級ないし3級アミン及び
それらの塩、4級アンモニウム塩、有機ホスホニウム
塩、等が挙げられる。1級アミンとしては、オクチルア
ミン、ドデシルアミン、オクタデシルアミン等が挙げら
れる。2級アミンとしては、ジオクチルアミン、メチル
オクタデシルアミン、ジオクタデシルアミン等が挙げら
れる。3級アミンとしては、トリオクチルアミン、ジメ
チルドデシルアミン、ジドデシルモノメチルアミン、等
が挙げられる。4級アンモニウムイオンとしては、テト
ラエチルアンモニウム、オクタデシルトリメチルアンモ
ニウム、ジメチルジオクタデシルアンモニウム、ジヒド
ロキシエチルメチルオクタデシルアンモニウム、メチル
ドデシルビス(ポリエチレングリコール)アンモニウ
ム、メチルジエチル(ポリプロピレングリコール)アン
モニウム等が挙げられる。さらに、有機ホスホニウムイ
オンとしては、テトラエチルホスホニウム、テトラブチ
ルホスホニウム、テトラキス(ヒドキシメチル)ホスホ
ニウム、2−ヒドロキシエチルトリフェニルホスホニウ
ム等が挙げられる。これらの化合物は単独で使用しても
よいが2種以上を組み合わせて使用してもよい。
【0017】また、層状珪酸塩を上記有機カチオンで処
理する方法としては、まず層状珪酸塩を水又はアルコー
ル中に分散させ、ここへ上記有機カチオンを塩の形で添
加して撹拌混合することにより、層状珪酸塩の無機イオ
ンを有機オニウムイオンとイオン交換させた後、濾別・
洗浄・乾燥する方法が挙げられる。
【0018】本発明では生分解性ポリエステル樹脂と層
状珪酸塩の分散性をさらに向上させるために、生分解性
ポリエステル樹脂及び層状珪酸塩の双方と親和性のある
アルキレンオキシド、又はヒドロキシカルボン酸単位の
繰返しからなる数平均分子量200〜50,000の化
合物を添加することができる。そのような化合物の例と
しては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリ乳酸、ポリヒドロキシ酪酸、ポリ(ε−カ
プロラクトン)等が挙げられる。また、ヒドロキシカル
ボン酸単位の繰返しからなる化合物は、末端のカルボキ
シル基が水酸基に置換されてもよく、そのような化合物
としてポリカプロラクトンジオールが挙げられる。これ
らの化合物の数平均分子量としては200〜50,00
0であることが必要であり、より好ましくは500〜2
0,000である。分子量が200未満であると成形時
のガス発生や得られる成形物からのブリードアウト等が
顕著なため実用的でなく、また分子量が50,000よ
り高いと層状珪酸塩の層間への挿入が十分でなくなる。
【0019】上記化合物の添加量は生分解性ポリエステ
ル樹脂あるいはそれを形成するモノマー100質量部に
対して0.01〜20質量部、好ましくは0.02〜1
0質量部である。添加量が0.01質量部未満では添加
効果が少なく、20質量部を超えると生分解性ポリエス
テル樹脂組成物の耐熱性や機械的強度が著しく低下す
る。添加方法としては、予め層状珪酸塩に直接上記化合
物を含浸処理する方法、水又は有機溶剤存在下で上記化
合物を混合した後に濾過等により水又は有機溶剤を除去
する方法、生分解性ポリエステル樹脂と層状珪酸塩の溶
融混錬時に添加する方法、生分解性ポリエステル樹脂の
合成時に層状珪酸塩と共に添加する方法、等が挙げられ
るが、予め層状珪酸塩に混合処理しておく方法が好まし
く用いられる。
【0020】本発明の生分解性ポリエステル樹脂組成物
の第1の製造法としては、一般的な押出機、例えば、一
軸押出機、二軸押出機、ロール混練機、ブラベンダー等
を用いて生分解性ポリエステル樹脂と層状珪酸塩とを溶
融混練する方法があるが、層状珪酸塩の分散をよくする
意味で二軸押出機を使用することが好ましい。
【0021】本発明の生分解性ポリエステル樹脂組成物
を製造する第2の方法としては、生分解性ポリエステル
を形成するモノマーに対して、層状珪酸塩を所定量存在
させた状態でモノマ−を重合することによって生分解性
ポリエステル樹脂組成物を得る方法である。この場合に
は層状珪酸塩が生分解性ポリエステル中に十分細かく分
散し、本発明の効果がより顕著に現れる。
【0022】本発明における発泡体の製造方法として
は、層状珪酸塩を複合化した生分解性ポリエステル樹脂
に分解型発泡剤あるいは揮発型発泡剤を用いて行う方法
が挙げられる。分解型発泡剤の例としては、重炭酸ソー
ダ等の無機発泡剤の他、アゾジカルボンアミド、N,
N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4,4’
−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)等を挙
げることができる。揮発型発泡剤の例としては、二酸化
炭素、窒素、炭化水素、ハロゲン化炭化水素等を挙げる
ことができる。またこれらを併用することも可能であ
る。これらの発泡剤は0.1〜20質量%、好ましくは
0.2〜10質量%がよい。
【0023】発泡体は押出機を用いて発泡シートを作製
してから型成形してもよいし、型に樹脂を入れてバッチ
式で発泡させてもよい。発泡倍率は目的に応じて2〜5
0倍、好ましくは3〜30倍がよい。
【0024】本発明の生分解性ポリエステル樹脂組成物
にはその特性を大きく損なわない限りにおいて、顔料、
熱安定剤、酸化防止剤、耐候剤、難燃剤、可塑剤、滑
剤、離型剤、帯電防止剤、充填材等を添加することも可
能である。熱安定剤や酸化防止剤としては、たとえばヒ
ンダードフェノール類、リン化合物、ヒンダードアミ
ン、イオウ化合物、銅化合物、アルカリ金属のハロゲン
化物あるいはこれらの混合物を使用することができる。
これら熱安定剤、酸化防止剤、耐候剤等の添加剤は一般
に溶融混練時あるいは重合時に加えられる。無機充填材
としては、タルク、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、ワラス
トナイト、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム、ケイ
酸カルシウム、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸カル
シウム、アルミノ珪酸ナトリウム、珪酸マグネシウム、
ガラスバルーン、カーボンブラック、酸化亜鉛、三酸化
アンチモン、ゼオライト、ハイドロタルサイト、金属繊
維、金属ウイスカー、セラミックウイスカー、チタン酸
カリウム、窒化ホウ素、グラファイト、ガラス繊維、炭
素繊維等が挙げられる。有機充填材としては、澱粉、セ
ルロース微粒子、木粉、おから、モミ殻、フスマ等の天
然に存在するポリマーやこれらの変性品が挙げられる。
【0025】なお、本発明の生分解性ポリエステル組成
物に他の熱可塑性樹脂及び/又は充填剤を混合する方法
は特に限定されるものではなく、通常の加熱溶融後、例
えば、従来より知られている一軸押出機、二軸押出機、
ロール混練機、ブラベンダー等を用いる混練法によって
混練するとよい。
【0026】
【実施例】以下本発明を実施例によりさらに具体的に説
明するが、本発明は実施例のみに限定されるものではな
い。なお、実施例及び比較例に用いた層状珪酸塩は次の
とおりである。 (A)層状珪酸塩A:Naモンモリロナイト(クニミネ
工業製クニピアF)150gを80℃の水10Lに分散
させ3時間撹拌して懸濁液とする。ここへオクタデシル
アミン55gを0.1N塩酸2Lに溶解した液を添加
し、80℃でさらに1時間撹拌した後、濾過、水洗、乾
燥、粉砕することにより、層間にアンモニウム塩がイオ
ン結合した平均粒径1.1μmの層状珪酸塩Aを得た。 (B)層状珪酸塩B:膨潤性フッ素雲母(コープケミカ
ル製ME100)を層状珪酸塩Bとした。 (C)層状珪酸塩C:膨潤性フッ素雲母(コープケミカ
ル製ME100)150gを80℃の水10Lに分散さ
せ3時間撹拌して懸濁液とする。ここへ臭化テトラブチ
ルホスホニウム68gを水2Lに溶解した液を添加し、
80℃でさらに1時間撹拌した後、濾過、水洗、乾燥、
粉砕することにより、層間にホスホニウム塩がイオン結
合した平均粒径1.8μmの層状珪酸塩Cを得た。
【0027】実施例及び比較例の評価に用いた測定法は
次のとおりである。 (1)分子量及び分子量分布:示差屈折率検出器を備え
たゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)装置(島津製作
所製)を用い、テトラヒドロフランを溶出液として40
℃で標準ポリスチレン換算で求めた。 (2)曲げ弾性率:ASTM−790に準じて150m
m×10mm×6mmの試験片を作製し、変形速度1m
m/分で荷重をかけ、曲げ弾性率を測定した。 (3)融点:示差走査熱量計DSC−7(パーキンエル
マー社製)を用い、昇温速度10℃/分の条件で測定し
た。 (4)伸長粘度:伸長粘度測定装置RME(レオメトリ
ック社製)を用い、60mm×7mm×1mmの試験片
を作製し、その両端を金属ベルトクランプにより支持し
た後、融点よりも10℃高い温度(ポリ乳酸の場合18
0℃)で、歪み速度0.1sec -1でベルトを回転させ
て測定サンプルに伸長変形を加え、変形中にピンチロー
ラにかかるトルクを検出することにより伸長粘度を求め
た。 (5)歪み硬化係数(a2/a1)(図1参照):伸長時
間と伸長粘度の両対数プロットにおいて、屈曲点が現れ
るまでの伸長初期の線形領域の傾きa1と屈曲点以降の
伸長後期の傾きa2との比(a2/a1)を算出し、歪み
硬化係数とした。 (6)発泡倍率:得られた発泡体を水中に浸漬した際に
増加する体積と、発泡体の質量と樹脂密度から求まる体
積との比から算出した。 (7)発泡体外観: ○=均一なロッド状になり、表面の肌荒れが無い。 △=一部不均一なロッド状になるが、表面の肌荒れが無
い。 ×=不均一なロッド状になり、表面の肌荒れある。
【0028】実施例1:ポリ乳酸(PLA)(カーギル
ダウ社製NatureWorks;重量平均分子量(M
w)=198,000,数平均分子量(Mn)=11
5,000)100質量部に対し、層状珪酸塩Aを4質
量部添加して二軸押出機(池貝製PCM−30、ダイス
直径4mm×3孔)を用いて溶融混練し、得られたスト
ランドを粉砕機によりペレット化した。こうして得た生
分解性ポリエステル樹脂組成物を真空乾燥後、試験片化
し、曲げ弾性率、融点、歪み硬化性の各種性能評価を行
い、結果を表1に示した。次いで、上述の生分解性ポリ
エステル樹脂組成物を二軸押出機を用い溶融混練し、発
泡剤として液化炭酸ガス(昭和炭酸製)を5MPaの圧
力で注入し、押出ヘッド温度200℃、ダイ出口温度1
80℃で発泡成形を行った。得られた発泡体の評価結果
を表1に示した。
【0029】実施例2:PLA100質量部に対し0.
5質量部のポリカプロラクトンジオール(Aldric
h社製、Mn=530)と4質量部の層状珪酸塩Aを予
め混合粉砕した後にPLAに添加した以外は実施例1と
同様にして混練・ペレット化・試験片化し、曲げ弾性
率、融点、歪み硬化性の各種性能評価、及び発泡試験を
行った。結果を表1に示す。
【0030】実施例3:PLA100質量部に対し0.
5質量部のポリエチレングリコール(Aldrich社
製、Mn=2,000)と3質量部の層状珪酸塩Bを予
め混合粉砕した後にPLAに添加した以外は実施例1と
同様にして混練・ペレット化・試験片化し、曲げ弾性
率、融点、歪み硬化性の各種性能評価、及び発泡試験を
行った。結果を表1に示す。
【0031】実施例4:生分解性ポリエステル樹脂とし
てポリ乳酸100質量部の代わりにポリ乳酸80質量部
とポリ(ブチレンサクシネート−co−ブチレンテレフ
タレート)(PBST)(BASF社製Ecofle
x;Mw=87,000,Mn=43,000)20質
量部を用いた以外は実施例1と同様にして混練・ペレッ
ト化・試験片化し、曲げ弾性率、融点、歪み硬化性の各
種性能評価を行った。また押出ヘッド温度190℃、ダ
イ出口温度170℃とした以外は実施例1と同様にして
発泡試験を行った。結果を表1に示す。
【0032】実施例5:撹拌機、分留管、及びガス導入
管を付したステンレス製重合容器にL−ラクチド5k
g、層状珪酸塩C200g、ラウリルアルコール1g、
オクチル酸錫0.5gを仕込み、真空脱気・窒素置換
後、180℃で3時間撹拌し、トラップを介して真空ポ
ンプにより徐々に脱気し系内を3mmHgまで減圧し
た。モノマー及び低分子揮発成分の留出が認められなく
なってから、容器内を窒素置換し、容器下部からポリ乳
酸の溶融物を取り出しペレット化した。得られたポリ乳
酸の分子量はMw=225,000,Mn=128,0
00であった。実施例1と同様にして混練・ペレット化
・試験片化し、曲げ弾性率、融点、歪み硬化性の各種性
能評価、及び発泡試験を行った。結果を表1に示す。
【0033】比較例1:層状珪酸塩Aを0.01質量部
用いた以外は実施例1と同様にして混練・ペレット化・
試験片化し、曲げ弾性率、融点、歪み硬化性の各種性能
評価、及び発泡試験を行った。結果を表1に示す。
【0034】比較例2:生分解性樹脂としてポリ乳酸3
0質量部、ポリカプロラクトン(PCL)(ダイセル化
学工業製プラクセル;Mw=98,000、Mn=6
1,000)70質量部を用いた以外は実施例2と同様
にして混練・ペレット化・試験片化し、曲げ弾性率、融
点、歪み硬化性の各種性能評価を行った。また押出機ヘ
ッド温度を140℃ダイ出口温度を100℃とした以外
は実施例1と同様にして発泡試験を行った。結果を表1
に示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1の結果より、歪み硬化係数の大きな値
を示すポリ乳酸は発泡倍率も大きく、発泡体の外観も良
好で成形性に優れていることは明らかである(実施例1
〜5)。一方、層状珪酸塩が少量では添加効果が少なく
破泡し(比較例1)、PLA含量が少ないと組成物の機
械的強度及び耐熱性が低下した(比較例2)。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、レオロジー特性及び機
械的強度が生分解性ポリエステル樹脂単独と比べて顕著
に改良され耐熱性にも優れた生分解性ポリエステル樹脂
組成物が得られ、発泡成形等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】屈曲点が現れるまでの伸長初期の線形領域の傾
きa1と屈曲点以降の伸長後期の傾きa2との比(歪硬化
係数=a2/a1)を求める際の伸長時間と伸長粘度の模
式図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/00 C08L 101/00 Fターム(参考) 4F074 AA68 AA71 AA76 AC32 BA01 BA31 4J002 CF181 CH022 CL012 DJ006 DJ056 FB086

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α−及び/又はβ−ヒドロキシカルボン
    酸単位を50モル%以上含有する生分解性ポリエステル
    樹脂100質量部と層状珪酸塩0.1〜50質量部とか
    らなる、生分解性ポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 生分解性ポリエステル樹脂組成物の融点
    より10℃高い温度での伸長粘度測定で得られる時間−
    伸長粘度の両対数プロットにおいて、屈曲点が現れるま
    での伸長初期の線形領域の傾きa1と屈曲点以降の伸長
    後期の傾きa2との比(歪み硬化係数=a2/a1)が、
    1.1〜50であることを特徴とする、請求項1記載の
    生分解性ポリエステル樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 層状珪酸塩が、膨潤性フッ素雲母である
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の生分解性ポ
    リエステル樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 層状珪酸塩の層間に1級ないし3級アミ
    ン塩、又は4級アンモニウム塩、又は有機ホスホニウム
    塩がイオン結合していることを特徴とする、請求項1〜
    3のいずれかに記載の生分解性ポリエステル樹脂組成
    物。
  5. 【請求項5】 アルキレンオキシド、又はヒドロキシカ
    ルボン酸単位の繰返しからなる数平均分子量200〜5
    0,000の化合物を含有し、その含有量が生分解性ポ
    リエステル樹脂100質量部に対して0.01〜20質
    量部であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか
    に記載の生分解性ポリエステル樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 α−及び/又はβ−ヒドロキシカルボン
    酸単位がD−乳酸、L−乳酸又はこれらの混合物である
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の生
    分解性ポリエステル樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 生分解性ポリエステル樹脂と層状珪酸塩
    を溶融混錬することを特徴とする、請求項1〜6のいず
    れかに記載の生分解性ポリエステル樹脂組成物の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 層状珪酸塩の存在下で、生分解性ポリエ
    ステル樹脂を形成可能なモノマーを重合することを特徴
    とする、請求項1〜6のいずれかに記載の生分解性ポリ
    エステル樹脂組成物の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれかに記載の生分解
    性ポリエステル樹脂組成物を発泡成形して得られる生分
    解性ポリエステル樹脂系発泡体。
JP2001172804A 2001-06-07 2001-06-07 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体 Pending JP2002363393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001172804A JP2002363393A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001172804A JP2002363393A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002363393A true JP2002363393A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19014367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001172804A Pending JP2002363393A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002363393A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003073538A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 生分解性樹脂複合材料
JP2003082212A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Unitika Ltd 生分解性樹脂フィルム
JP2004256809A (ja) * 2003-02-06 2004-09-16 Unitika Ltd 難燃性ポリエステル樹脂組成物、およびそれを成形してなる成形体
JP2004292499A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Unitika Ltd 微細な気泡を有する熱可塑性樹脂発泡体およびその製造方法
EP1624024A4 (en) * 2003-05-12 2006-06-21 Unitika Ltd BIODEGRADABLE POLYESTER-CONTAINING COMPOSITION, MANUFACTURING METHOD AND FOAM AND FORM BODY USING THEM
US7714054B2 (en) * 2002-10-24 2010-05-11 The University Of Akron Process for making strain-hardened polymer products
JP4813181B2 (ja) * 2003-07-15 2011-11-09 電気化学工業株式会社 熱収縮性発泡フィルム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09169893A (ja) * 1995-12-19 1997-06-30 Unitika Ltd 脂肪族ポリエステル樹脂組成物
JP2000017157A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Showa Denko Kk 脂肪族ポリエステル組成物及びその成形品
JP2000060006A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Denso Corp 充放電システム、及び電池パック、充放電器
JP2001089646A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 生分解性樹脂組成物
JP2001526313A (ja) * 1997-12-22 2001-12-18 イーストマン ケミカル カンパニー 高バリヤー用途のためのポリエステルナノ複合体
JP2002519995A (ja) * 1997-07-21 2002-07-02 イーストマン ケミカル カンパニー 改良された分散性を示すポリエステル/小板状粒子組成物の製造方法
JP2002356560A (ja) * 2001-05-30 2002-12-13 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 高分子−フィラー複合材料の製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09169893A (ja) * 1995-12-19 1997-06-30 Unitika Ltd 脂肪族ポリエステル樹脂組成物
JP2002519995A (ja) * 1997-07-21 2002-07-02 イーストマン ケミカル カンパニー 改良された分散性を示すポリエステル/小板状粒子組成物の製造方法
JP2001526313A (ja) * 1997-12-22 2001-12-18 イーストマン ケミカル カンパニー 高バリヤー用途のためのポリエステルナノ複合体
JP2000017157A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Showa Denko Kk 脂肪族ポリエステル組成物及びその成形品
JP2000060006A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Denso Corp 充放電システム、及び電池パック、充放電器
JP2001089646A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 生分解性樹脂組成物
JP2002356560A (ja) * 2001-05-30 2002-12-13 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 高分子−フィラー複合材料の製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003073538A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 生分解性樹脂複合材料
JP2003082212A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Unitika Ltd 生分解性樹脂フィルム
US7714054B2 (en) * 2002-10-24 2010-05-11 The University Of Akron Process for making strain-hardened polymer products
US20100324196A1 (en) * 2002-10-24 2010-12-23 The University Of Akron Process for making strain-hardened polymer products
JP2004256809A (ja) * 2003-02-06 2004-09-16 Unitika Ltd 難燃性ポリエステル樹脂組成物、およびそれを成形してなる成形体
JP4651952B2 (ja) * 2003-02-06 2011-03-16 ユニチカ株式会社 難燃性ポリエステル樹脂組成物、およびそれを成形してなる成形体
JP2004292499A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Unitika Ltd 微細な気泡を有する熱可塑性樹脂発泡体およびその製造方法
EP1624024A4 (en) * 2003-05-12 2006-06-21 Unitika Ltd BIODEGRADABLE POLYESTER-CONTAINING COMPOSITION, MANUFACTURING METHOD AND FOAM AND FORM BODY USING THEM
US7449510B2 (en) 2003-05-12 2008-11-11 Unitika Ltd. Biodegradable polyester resin composition, process for producing the same and foamed article and molded article using the same
JP4813181B2 (ja) * 2003-07-15 2011-11-09 電気化学工業株式会社 熱収縮性発泡フィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4703402B2 (ja) 脂肪族ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、前記樹脂組成物からなる成形体及び発泡体
JP3880375B2 (ja) 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体
JP4353902B2 (ja) 生分解性ポリエステル樹脂組成物及びその製造方法並びにこれを用いてなる発泡体及び成形体
JP3824547B2 (ja) 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体、成形体
JP5339857B2 (ja) 生分解性難燃ポリエステル発泡用樹脂組成物、及びそれより得られる発泡体、その成形体
JP2007046019A (ja) 熱可塑性樹脂発泡体およびその製造方法
JP4223245B2 (ja) 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体、成形体
KR101711252B1 (ko) 생분해성 고분자 발포체 및 이의 제조방법
TW201615734A (zh) 用於3d列印之聚乳酸樹脂組成物
US20230076268A1 (en) Foamed sheet, manufacture, and method for producing foamed sheet
JP2006137853A (ja) 樹脂組成物
JP2003082212A (ja) 生分解性樹脂フィルム
JP2002363393A (ja) 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体
JP2007217513A (ja) ポリ乳酸系樹脂組成物および成形品
JPS641291B2 (ja)
JP3886767B2 (ja) 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体
JP3831278B2 (ja) 耐熱性の改善された生分解性樹脂組成物及び成形体
JP4473517B2 (ja) 微細な気泡を有する熱可塑性樹脂発泡体およびその製造方法
JP4503215B2 (ja) 乳酸系樹脂組成物、過酸化物変性乳酸系樹脂組成物、並びに、それらの成形体
JP3825702B2 (ja) 生分解性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、及びそれより得られる発泡体
JP2005042045A (ja) ポリエステル樹脂組成物、およびそれを成形してなる成形体
JP4899421B2 (ja) 発泡体
JP2003092926A (ja) 生分解性軽量土壌およびその製造方法
JP4953597B2 (ja) ポリブチレンサクシネート樹脂組成物、その製造方法、それからなる成形体
JP2006137854A (ja) 樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120124