JP2002352594A - 半導体メモリのカラムリペア回路 - Google Patents
半導体メモリのカラムリペア回路Info
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Abstract
リペア効率を増大させることができるようにした半導体
メモリのカラムリペア装置を提供する。 【解決手段】 相互に直交するローラインとカラムライ
ンによって単位記憶素子が配列され、これをアレイ単位
で区別した半導体メモリのリペアのために、各々のアレ
イに含まれる冗長カラムラインに対応して一個以上構成
されて、リペアのためのカラム冗長信号を出力する複数
のカラムヒューズボックスと;カラムヒューズボックス
に対応されローリペアが該当アレイ又は他のアレイでな
されるかを区別するセルフ−ペア区別信号と該当アレイ
アドレスを入力変換してローリペアが他のアレイで対応
された場合に、その対応されたアレイのアドレスを符号
化して出力するアレイアドレス変換器とを含むことを特
徴とする。
Description
長構造に関するもので、特に、ローフレキシブル冗長構
造におけるカラムリペア効率を増大させることができる
ようにした半導体メモリのカラムリペア回路に関する。
リセルを冗長メモリセルにリペアするための冗長性回路
及び冗長メモリセルアレイが構成される。冗長動作は、
通常のメモリセル以外に冗長メモリセルアレイを別に用
意しておき、通常のメモリセルアレイのいずれかの欠陥
メモリセルを指定するアドレスが入力されると、これを
デコードして冗長メモリセルに連結された冗長ロー又は
カラムを選択することでなされる。
れ、通常のデコーダと冗長デコーダのイネーブル可否は
欠陥アドレスをプログラムする冗長性回路の出力信号に
よってなされる。かかる冗長性回路は欠陥アドレスをプ
ログラムする回路として冗長性回路内に備えられるヒュ
ーズをデコードされたアドレスにしたがって、例えば、
レーザで溶断することで欠陥アドレスのプログラムが行
われる。カラム冗長性回路はカラムアドレスが入力され
るごとに冗長カラムか通常のカラムかの選択を早く決め
るべきである。半導体メモリ装置では欠陥カラムをリペ
アするために欠陥カラムを指定するアドレスが入力され
るとこれを冗長カラムに切り換えて冗長カラムを選択す
る。
メモリのカラムリペアに関して説明する。
構成図であり、図2は従来技術のカラムリペア構成図で
ある。また、図3は従来技術のカラムヒューズボックス
の構成を示したブロック図であり、図4は従来技術のカ
ラムリペア時の問題を示す構成図である。
セルを有するアレイが複数配置され、ワードラインとカ
ラム選択ラインとは互いに垂直方向に交差している。こ
のように構成されたセルアレイのカラムリペアのために
図2のように、アレイの中央ではない周縁部に冗長カラ
ムラインが配置される。このような構造におけるカラム
リペアの場合、リペア効率を高めるためにカラム選択ラ
イン全体を交替させるのではなく欠陥が発生したアレイ
が選択された時だけ交替されるようになっている。
<0>に欠陥が発生した場合、ローサイクルでアレイ1
が選択され、カラムサイクルでyi<0>が選択された
場合、syi<0>が選択されるようにプログラムす
る。また、同様な方法で、アレイ3のyi<1>に欠陥
が発生したとき、ローサイクルでアレイ3が選択され、
カラムサイクルでyi<1>が選択された場合、syi
<0>が選択されるようにプログラムし、一つのSYI
を用いて多数のyiを置き換えるようにしている。ここ
で、SYIを用いることができる回数は各々他のアレイ
でカラム欠陥が発生する場合、SYIに割り当てられた
プログラムヒューズボックスの個数によって決められ
る。
構成は次の通りである。図3のように、各々のカラムヒ
ューズボックス30は、ローサイクルタイミング信号と
アレイアドレスを入力としてヒューズを評価し、かつラ
ッチするアレイアドレスヒューズ及びラッチボックス3
2と、このアレイアドレスヒューズ及びラッチボックス
32の出力信号または外部から入力されるカラムサイク
ルタイミング信号及びカラムアドレスによってカラム冗
長信号を出力するカラムアドレスヒューズボックス33
とからなる。
ックス30から出力されるカラム冗長信号はORゲート
31によって演算されて最終的に冗長カラムイネーブル
信号を出力する。フレキシブル冗長性アルゴリズムで用
いられるローリペアアルゴリズムは、一つのアレイで発
生した欠陥ワードラインを、そのアレイにある冗長ワー
ドラインだけでなく他のアレイの冗長ワードラインとも
置き換えるようにしてローリペア効率を増大させるよう
にした方法である。
欠陥が存在する場合にはそれをリペアする方法がない。
その理由はカラム欠陥の場合、効率を高めるために余分
のカラム選択ラインを選択するとき、アレイアドレスを
与えて欠陥となったアレイアドレスがローサイクルで入
力時にだけ交替されるからである。
生した場合には欠陥が発生したブロックにある冗長ロー
ラインだけを用いて交替する。
準備された冗長ローラインの数がブロック当たり4個で
あったと仮定すると、一つのアレイで4箇所以上のロー
ライン欠陥が発生した場合にはリペアできず、チップ全
体を用いることができなくなる。
たアレイのみならず他のアレイの冗長ラインを用いるた
めの方法がフレキシブル冗長構造である。この交替され
たローラインに欠陥が発生した該当アレイの場合をセル
フ、他のアレイのラインに交替した場合をペアとする。
題を示すもので、セルフアレイで不良が発生したローを
ペアアレイの冗長ワードラインに切り換えたが、ペアア
レイに不良カラムが存在する場合、該当カラムアドレス
が選択されるとセルフアレイのアレイアドレスが入力さ
れるので不良カラムを交替できなくなる。このような問
題はペアアレイで不良カラムが冗長カラムに交替される
ようにプログラムされていても発生する。
た従来技術の半導体メモリのリペアでは次のような問題
があった。フレキシブル冗長構造のように他のアレイで
欠陥となったワードラインを交替する場合には、交替さ
れたアドレスが与えられるのではなく元のアレイアドレ
スが与えられるので、交替されたアレイにカラム欠陥が
存在しているのにもかかわらず他のアレイと認識されて
故障となったカラムの交替が成されない。
リペアの問題を解決するためで、ローフレキシブル冗長
構造におけるカラムリペア効率を増大できるようにした
半導体メモリのカラムリペア回路を提供することが目的
である。
の本発明による半導体メモリのカラムリペア回路は、相
互に直交するローラインとカラムラインによって単位記
憶素子が配列され、これをアレイ単位で区別した半導体
メモリのリペアのために、前記各々のアレイに含まれる
冗長カラムラインに対応して一個以上で構成されてリペ
アのためのカラム冗長信号を出力する複数のカラムヒュ
ーズボックスと;前記カラムヒューズボックスに対応さ
れローリペアが該当アレイ又は他のアレイでなされるか
どうかを区別するセルフ−ペア区別信号と当該アレイア
ドレスを入力変換させ、ローリペアが他のアレイで交替
された場合に、その交替されたアレイのアドレスを符号
化して出力するアレイアドレス変換器と、からなること
を特徴とする。
明を更に詳細に説明する。
のカラムリペア構造を示す構成図である。図6は本発明
実施形態によるカラムリペアのためのアレイアドレス変
換器の構成図である。本実施形態は、カラム冗長装置に
ローリペアがワードラインの故障が発生した自信のアレ
イで交替されず他のアレイで交替された場合、その情報
を受けて交替されたアレイのアドレスを発生させる装置
を構成したものである。
イにカラムの欠陥が存在する場合、交替されたワードラ
インに対して更に欠陥が発生する状況を抑制できる。本
実施形態による半導体メモリのカラムリペア回路は、図
5のように、ペアアレイでローリペアを行う場合、カラ
ムヒューズ内でこれを感知して、ローリペアがペアアレ
イで行われた場合に、アレイアドレスを変換できるよう
にアレイアドレス変換器をカラムヒューズボックス毎に
構成したものである。
アであるか、あるいはペアアレイリペアであるかを区別
するためのセルフ−ペア区別信号とアレイアドレスとを
入力としてローリペアがワードラインの故障が発生した
自信のアレイで交替されず他のアレイで交替されたアレ
イのアドレス即ち、符号化されたアレイアドレスを出力
するアレイアドレス変換器54と、ローサイクルタイミ
ング信号と符号化されたアレイアドレスを入力してヒュ
ーズを評価及びラッチするアレイアドレスヒューズ及び
ラッチボックス52と、アレイアドレスヒューズ及びラ
ッチボックス52の出力信号、また、外部から入力され
るカラムサイクルタイミング信号及びカラムアドレスに
よってカラム冗長信号を出力するカラムアドレスヒュー
ズボックス53を含むカラムヒューズボックス51がア
レイアドレス変換器54に対応して構成される。
欠陥検出結果によって決められ、リペアモードがセルフ
アレイリペアであるかペアアレイリペアであるかによっ
て発生されて入力される。セルフ−ペア区別信号の発生
はリペアプログラム時にリペアラインの位置を区別して
ヒューズプログラムする。
ルフアレイのリペアラインを交替した場合であれば、セ
ルフ−ペア区別信号に対してプログラムされたヒューズ
を溶断し(又は溶断しない)、反対の場合には溶断しな
い(又は溶断する)。このようなヒューズの溶断可否に
よってローアクティブサイクルで該当ヒューズ溶断可否
を感知して適したパルス即ち、セルフ−ペア区別信号を
発生させる。また、このような各々のカラムヒューズボ
ックス51から出力されるカラム冗長信号をOR演算し
て最終的に冗長のためのイネーブル信号を出力するカラ
ムイネーブル信号出力部55が構成される。
構成を図6に示す。セルフ−ペア区別信号を反転させる
第1インバーター61と、アレイアドレスを反転させる
第2インバーター62と、セルフ−ペア区別信号及び反
転されたセルフ−ペア区別信号によって、反転されたア
レイアドレスを選択的にスイッチング出力する第1転送
ゲート63と、セルフ−ペア区別信号と反転されたセル
フ−ペア区別信号によって、アレイアドレスを選択的に
スイッチング出力する第2転送ゲート64とから構成さ
れ、ローリペアがワードラインの欠陥となった自信のア
レイ内で交替されず他のアレイで交替された場合には、
その交替されたアレイのアドレス即ち、符号化されたア
レイアドレスを出力する。
器54は、例えば、セルフアレイである場合にセルフ−
ペア区別信号をロジックHighにし、ペアアレイの場
合にセルフ−ペア区別信号をロジックLowにする時の
符号化されたアレイアドレス出力は次の通りである。即
ち、アレイ0の欠陥をアレイ2の冗長ワードラインに交
替する場合には、ペアであるのでセルフ−ペア区別信号
がロジックLow状態であり、アレイアドレスA10は
ロジック0が入力され、そのアドレスが反転されてアレ
イヒューズボックスにはアレイ2のアレイアドレスが入
力される。
を採択するフレキシブル冗長アルゴリズムの実現は大き
く二つに分けられる。第一、交替するワードラインを該
当するアレイにある冗長ワードラインによって交替する
か、あるいは冗長ワードラインだけで構成された特別な
アレイを用意し、そのアレイにある冗長ワードラインと
交替するようにする方法である。
レイにある冗長ワードラインの中で交替するか他のアレ
イにある冗長ワードラインに交替する方法である。
と次の通りである。一つのアレイで欠陥となったワード
ラインを該当アレイにある冗長ワードラインに交替する
場合には、ワードラインがイネーブルされるアレイが実
際のアレイアドレスと同一であるので問題がない。しか
しながら、ワードラインを交替しなければならない故障
が、アレイ内に存在する冗長ワードラインの数以上に発
生した場合には、他のアレイの余分な冗長ワードライン
を用いなければならないこともある。
ーズのプログラム時に選択された他のアレイのアドレス
をプログラムする方法と、予め決められた規則によって
セットになっているアレイが選択されるようにする方法
がある。前者の場合にはプログラムすべきのヒューズの
数が増加し、一般にこれはヒューズボックスの大きさを
増加させることになる。後者の場合には欠陥となったワ
ードラインの交替が該当アレイ又は予めセットになった
アレイであるかどうかを区別する一つのヒューズだけを
追加するだけなので簡単である。
場合をセルフ、そうではない場合をペアとする。ペアア
レイを選択する規則を8個のアレイを有する128M級
のDDR SDRAMの場合を例えとして説明する。ア
レイアドレスはA11、A10、A9であり、三つのア
ドレスが用いられるので、8個のアレイが選択できる。
アレイ0はA11、A10、A9=0,0,0とする
と、アレイ1は001であり、アレイ7は111であ
る。また、ペアアレイはアレイ0に対してはアレイ2
を、アレイ1に対してはアレイ3を、アレイ4に対して
はアレイ6を、アレイ5に対してはアレイ7を対応させ
るようにする。
る場合A10アドレスを反転させるとペアアレイのアレ
イアドレスとなる。即ち、アレイ0から欠陥となったワ
ードラインをアレイ2にある冗長ワードラインに交替す
る場合元のアレイアドレスはA110,A10,A09
=000であるので、A10を反転させると010とな
りアレイ2のアドレスが得られる。このような方式で発
生させたアレイアドレスをカラムリペア回路でアレイア
ドレスとして使用すると、交替されたペアアレイでカラ
ムが欠陥となった場合、プログラムできるか又は交替が
可能である。
ペアがきるようにしたもので、カラムリペアだけでなく
ローリペアにも適用できる。
明したが、本発明は本実施形態のものに限定されるわけ
ではなく、本発明の技術思想に基づいて種々の変形又は
変更が可能である。
モリのカラムリペア回路によると、次のような効果があ
る。
リペアがワードラインの故障が発生した自信のアレイで
交替されず他のアレイで交替された場合、交替されたア
レイのアドレスを発生させてその情報を受けてカラムリ
ペアを行うので、ペアアレイに不良が発生したカラムが
存在する場合にも効率的なリペアがなされるようにす
る。これは半導体メモリの歩留まりを向上させて製造コ
ストを低減させる。
る。
すブロック図である。
である。
を示す構成図である。
レス変換器の構成図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 相互に直交するローラインとカラムライ
ンによって単位記憶素子が配列され、これをアレイ単位
で区別した半導体メモリのリペアのための半導体メモリ
カラムリペア回路において、 前記各々のアレイに含まれる冗長カラムラインに対応し
て一つ以上構成されてリペアのためのカラム冗長信号を
出力する複数のカラムヒューズボックスと;前記カラム
ヒューズボックスに対応されローリペアが該当アレイ又
は他のアレイでなされるかどうかを区別するセルフ−ペ
ア区別信号と当該アレイアドレスを入力変換させてロー
リペアが他のアレイで交替された場合に交替されたアレ
イのアドレスを符号化して出力するアレイアドレス変換
器と、を有することを特徴とする半導体メモリのカラム
リペア回路。 - 【請求項2】 アレイアドレス変換器はセルフ−ペア区
別信号を反転させる第1インバーターと、 アレイアドレスを反転させる第2インバーターと、 前記セルフ−ペア区別信号及び反転されたセルフ−ペア
区別信号によって反転されたアレイアドレスを選択的に
スイッチング出力する第1転送ゲートと、 前記セルフ−ペア区別信号と反転されたセルフ−ペア区
別信号によってアレイアドレスを選択的にスイッチング
出力する第2転送ゲートと、からなることを特徴とする
請求項1に記載の半導体メモリのカラムリペア回路。 - 【請求項3】 カラムヒューズボックスはローサイクル
タイミング信号と前記アレイアドレス変換器によって符
号化されたアレイアドレスを入力してヒューズを評価及
びラッチするアレイアドレスヒューズ及びラッチボック
スと、 前記アレイアドレスヒューズ及びラッチボックスの出力
信号または外部から入力されるカラムサイクルタイミン
グ信号及びカラムアドレスによってカラム冗長信号を出
力するカラムアドレスヒューズボックスと、からなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリのカラム
リペア回路。 - 【請求項4】 各々のカラムヒューズボックスから出力
されるカラム冗長信号はカラムイネーブル信号出力部に
よってOR演算されて最終的に冗長のためのカラムイネ
ーブル信号として出力されることを特徴とする請求項に
1記載の半導体メモリのカラムリペア回路。 - 【請求項5】 セルフ−ペア区別信号はアレイの欠陥検
出結果によってリペアモードがセルフアレイリペアであ
るかペアアレイリペアであるかを区別する信号であり、
その信号はリペアラインの位置を区別してなされたヒュ
ーズプログラムのヒューズ溶断可否によってローアクテ
ィブサイクルに発生されることを特徴とする請求項1に
記載の半導体メモリのカラムリペア回路。
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