JP2002333283A - 熱処理炉、および熱処理炉のガス供給方法 - Google Patents

熱処理炉、および熱処理炉のガス供給方法

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JP2002333283A JP2001139109A JP2001139109A JP2002333283A JP 2002333283 A JP2002333283 A JP 2002333283A JP 2001139109 A JP2001139109 A JP 2001139109A JP 2001139109 A JP2001139109 A JP 2001139109A JP 2002333283 A JP2002333283 A JP 2002333283A
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茂 秋本
Takeyuki Ueno
健之 上野
Yosuke Hirata
陽介 平田
Takeshi Ito
毅 伊藤
Hideo Ito
英雄 伊藤
Hiroshi Morii
博史 森井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被熱処理物の温度バラツキや特性バラツキを
抑えることができる熱処理炉を提供する。 【解決手段】 炉本体2と、炉本体下部に設けられた炉
床と、炉床に載置され被熱処理物を収納する匣4と、炉
本体内部に設けられたヒータ5と、炉本体に配設された
ガス排気管6と、炉本体の側壁と前記匣との間に形成さ
れる環状空間Sに配設されたガス供給管7とを備える熱
処理炉において、ガス供給管のガス吐出口7aを、環状
空間の周回方向に向かって開口するように設け、環状空
間を循環するガス循環流を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱処理炉、および熱
処理炉のガス供給方法に関し、詳しくは、バッチ式の雰
囲気熱処理炉、およびそのガス供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック電子部品の製造工程におい
て、所望の電気的特性を実現するために、焼成前のセラ
ミック成形体を一定の雰囲気下で熱処理することが行わ
れている。このような場合、焼成後のセラミック電子部
品に特性のバラツキがでないように、熱処理炉内の雰囲
気を均一にする必要がある。
【0003】特開平7−234079号公報では、図1
8に示すような熱処理炉が開示されている。この熱処理
炉41は、内部に熱処理空間42aを有する炉本体42
と、炉本体42下部に設けられた炉床43と、炉本体4
2内部に設けられたヒータ(図示せず)と、炉本体42
に配設されたガス排気管46およびガス供給管47と、
ガス管回転駆動手段48とを備える。熱処理炉41で
は、ガス管回転駆動手段48によってガス排気管46お
よびガス供給管47を回転駆動させながら雰囲気ガスの
供給・排気を行い、匣44内の被熱処理物に対する雰囲
気ガスの供給効率を高めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、熱処理炉41
においては、ガス供給管47を回転駆動させる際、被熱
処理物に雰囲気ガスが直接吹き付けられて、被熱処理物
が局所的に冷やされるという問題があった。このような
温度バラツキが生じると、所望の特性が得られなかった
り、特性バラツキが生じたりする。また、ガス管回転駆
動手段48を設けることにより熱処理炉41の構造が複
雑となり、熱処理炉41を製造する際のコストもかか
る。
【0005】本発明は、被熱処理物の温度バラツキや特
性バラツキを抑えることができる熱処理炉、および熱処
理炉のガス供給方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る熱処理
炉は、炉本体と、炉本体下部に設けられた炉床と、炉床
に載置され被熱処理物を収納する匣と、炉本体内部に設
けられたヒータと、炉本体に配設されたガス排気管と、
炉本体の側壁と匣との間に形成される環状空間に配設さ
れたガス供給管とを備える熱処理炉であって、ガス供給
管に設けられたガス吐出口は、環状空間の周回方向に向
かって開口していることを特徴とする。
【0007】このような構成にすることにより、雰囲気
ガスが被熱処理物に直接吹き付けられるのを防ぐことが
できる。すなわち、雰囲気ガスは環状空間で温められて
から間接的に被熱処理物に到達する。
【0008】第2の発明に係る熱処理炉は、第1の発明
に係る熱処理炉において、雰囲気ガス供給管およびキャ
リアーガス供給管からなることを特徴とする。
【0009】被焼成物の焼成条件によっては、供給する
雰囲気ガスの量が少ない場合も想定される。このような
場合においては、キャリアーガスを供給すれば、雰囲気
ガスを炉内の隅々まで行き渡らせることができる。
【0010】第3の発明に係る熱処理炉は、第1の発明
または第2の発明に係る熱処理炉において、炉本体の側
壁が、その内周面から突起した障壁を有することを特徴
とする。
【0011】環状空間を流れるガスは、この障壁に衝突
して方向を変え、匣に向かって流れ被熱処理物に到達す
る。
【0012】第4の発明に係る熱処理炉のガス供給方法
は、第1の発明から第3の発明のいずれかに係る熱処理
炉において、ガス供給管から環状空間の周回方向に向か
ってガスを供給し、環状空間を循環するガス循環流を形
成することを特徴とする。
【0013】このように環状空間にガスを循環させるこ
とによって、投入したガス流量の数倍〜数十倍に増幅さ
れた流れの速いガス流が形成されるという効果が得られ
る。
【0014】第5の発明に係る熱処理炉のガス供給方法
は、第1の発明から第3の発明のいずれかに係る熱処理
炉において、複数のガス供給管から環状空間の周回方向
に向かってガスを供給し、炉本体内部で複数のガス流を
衝突させて、ガス流の方向を変えることを特徴とする。
【0015】環状空間に供給されたガスによって形成さ
れるガス流は、周回方向の同じガス流と合流し、周回方
向の異なるガス流とは衝突する。衝突したガス流どうし
は方向を変えて合流し、匣方向へのガス流となって被熱
処理物に到達する。匣を通過したガス流は炉本体の側壁
に突き当たって分流する。また、ガスの衝突の際にはガ
スの拡散、混合が生じるため、均一な雰囲気形成を実現
することができる。このように、炉内でガスの衝突、合
流、分流が繰り返されることによって炉内に流れの速い
循環流がいくつか形成されるため、均一な雰囲気ガスを
匣内に供給することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は、本実施形
態における熱処理炉の縦断面図を示しており、図2は、
図1中のL−L線に沿った断面図である。この熱処理炉
1は、炉本体2と、炉本体2下部に設けられた炉床3
と、炉床3に載置され被熱処理物を収納する匣4と、炉
本体2内部に設けられたヒータ5と、炉本体2に配設さ
れたガス排気管6と、炉本体2の側壁2aと匣4との間
に形成される環状空間Sに配設されたガス供給管7とを
備える。
【0017】炉本体2は、アルミナ、シリカなどの耐熱
材からなっており、円筒形の構造をなしている。熱処理
炉の形状は問わないが、後述するように環状空間Sにガ
スを循環させるため、円筒形や多角形の構造が好まし
い。
【0018】炉床3は、回転昇降台8に固定され、油圧
シリンダもしくはスクリュー(図示せず)によって上下
に昇降する。炉床3上には、匣4を載置するための載置
台9が固定されており、炉床3が昇降することによっ
て、被熱処理物が出し入れされる。また、炉内での水平
方向の温度均一性を確保するために、炉床3をモーター
(図示せず)などで回転させてもよい。炉床3の材質と
しては、アルミナ、シリカなどの耐熱材を用いることが
できる。
【0019】匣4は、図3に示すように扇形の一部を切
り取った形状をしており、側壁4aを有する。本実施形
態においては、4枚の匣4を組み合わせて円板状にした
ものを1段とし、これを複数段積み重ねている。匣4の
材質としては、アルミナ、シリカ、SiC、ムライトな
どの耐熱材を用いることができる。
【0020】ヒータ5は、炉本体2上部で固定されて炉
本体2内部に吊り下げられ、匣4を囲むようにして環状
空間S内に配設される。また、ヒータ5は、炉内の温度
制御用熱電対(図示せず)から検出される炉内温度が所
定のプロファイルになるように自動制御される。ヒータ
5の形は棒状であり、材質としては、炭化ケイ素、モリ
ブデンなどの抵抗加熱体を用いることができる。加熱の
際に使われるエネルギーとしては、その他にガスなどが
挙げられる。本実施形態では、ヒータ5はガス供給管7
とほぼ同じ周回上に設けられているが、炉本体2の側壁
2aに埋め込まれていてもよいし、マッフル炉のように
ヒータ5がマッフルを介して環状空間Sの外側に設けら
れていてもよい。ヒータ5がガス供給管7と同じ周回上
に設けられる場合は、図4のように、断面が流線形状に
なっているヒータ5aを用いることが好ましい。これに
より、ガスの流れが円滑になる。
【0021】ガス排気管6は、炉本体2上方から挿入さ
れて炉本体2中央に配設される。ガス排気管6の側面に
はガス排出口6aが設けられている。ガス排気管6の材
質としては、アルミナ、シリカ、ムライトなどの耐熱材
を用いることができる。
【0022】ガス供給管7は、炉本体2上方から挿入さ
れて環状空間S内に配設される。ガス供給管7の側面に
はガス吐出口7aが設けられている。なお、ガス供給管
7は、必ずしも熱処理炉1の上方から挿入される必要は
なく、図5、図6に示すように、熱処理炉1の側壁1a
から挿入されていてもよい。ガス吐出口7aは、図5で
はガス供給管7の側面に、図6ではガス供給管7の先端
に設けられている。ガス供給管7の材質としては、アル
ミナ、シリカ、SiC、ムライトなどの耐熱材を用いる
ことができる。
【0023】また、本実施形態においては、複数のガス
吐出口7aは1列に設けられているが、これは複数列設
けられていてもよい。また、図7に示すように、ガス供
給管7の長手方向に沿ってスリット状のガス吐出口7b
が設けられていてもよい。
【0024】ガス供給孔は7aは、環状空間Sの周回方
向に向かって設けられる。ただし、ガスが匣4内の被焼
成物に直接吹き付けられないようにするには次のような
構成にする。つまり、ガス吐出口7aから供給されるガ
スの吐出角度は一定の範囲にすることである。この範囲
は、ガス吐出地点における環状空間Sの周回方向の接線
から炉中心側への角度をガスの吐出角度αとすると、以
下の数式を満たすことが好ましい。 −90°<α<cos-1(r/d) …… r:匣の炉中心からの最大距離 d:炉中心からガス吐出地点までの距離 図8は、本実施形態1の熱処理炉において数式を説明
するための説明図である。図8において、点Aはガスの
吐出地点であり、点Oは熱処理炉1の中心であり、点B
は点Aから匣4に向けて引いた接線と匣4の外側壁面と
の接点である。点線T1は点Oおよび点Aを通る線、点
線T2は点Oを通り点線T2と直交する線、実線矢印はガ
スの方向を表す。本実施形態においてはOA=d、OB
=rであり、接線T2から炉中心方向へ向く角度がαで
あるから、数式より、−90°<α<cos-1(OB
/OA)を満たすことが好ましい。
【0025】ガスの吐出角度αについて、−90°<α
<cos-1(r/d)を好ましい範囲としたのは次の理
由による。つまり、α=−90°のときは、匣4内の被
焼成物に直接ガスは吹き付けられないがガス循環流を形
成しにくく、α≧cos-1(r/d)のときは、匣4内
にガスが侵入してしまい、被焼成物に直接ガスが吹き付
けられるおそれがある。ただし、これはガスを時計回り
方向に供給する場合の範囲である。
【0026】次に、熱処理炉1においてガス循環流の実
験を行なった。本実施形態において、ガス供給管7には
φ1mmのガス吐出口7aが20個設けられており、ガ
ス吐出口7aは、図2に示すように、環状空間Sの同一
周回方向に向かって開口している。まず、熱処理炉1の
炉内温度を1000℃に設定し、図9(ヒータ5は図示
せず)に示すように、2つのガス供給管7から図中の実
線矢印方向に、100リットル/分のN2ガスを23m
/秒の速度で吐出した。(なお、この実験では、炉内の
ガスの流れや分布を検証するため、便宜上キャリアーガ
スであるN2ガスだけを用いている。)2つのガス流
(図中白抜きの矢印)はいずれも環状空間Sを時計回り
に循環し、全体として時計周りのガス循環流が形成され
た。
【0027】次に、この条件で形成されたガス循環流の
流速分布を計測した結果、循環流路を流れるガス流量は
約2000リットル/分に増幅されていることが確認さ
れた。
【0028】また、図9のようにガス循環流を発生させ
る場合と、ガス供給管7aを炉本体2の側壁2aに向け
てガス循環流を発生させない場合(数式の範囲外:α
=−90°)とで、昇温中の炉内上下温度の温度差を計
ったところ、設定温度500℃において、ガス循環流を
発生させる場合は9℃であったのに対し、ガス循環流を
発生させない場合は30℃であった。以上から、ガスの
循環によって炉内温度がより均一になっていることがわ
かる。 (実施形態2)図10は、本実施形態の熱処理炉を示す
横断面図である。この熱処理炉11においては、ガス供
給管17に設けられたガス吐出口17aがそれぞれ環状
空間Sの異なる周回方向に向かって開口しており、ガス
排気管16は炉本体12の側壁12aの近傍に配置され
ている。なお、ヒータ15は環状空間S内に配設されて
いるが図示していない。その他の構成は実施形態1と同
じであるので説明を省略する。
【0029】熱処理炉11においても同様にガス循環流
の実験を行なった。本実施形態において、ガス供給管1
7にはφ1mmのガス吐出口17aが20個設けられて
おり、ガス吐出口17aは、図10に示すように、環状
空間Sにおいて異なる周回方向に向かって開口してい
る。まず、炉内温度を1000℃に設定し、図10に示
すように、2つのガス供給管17から図中の実線矢印方
向に、100リットル/分のN2とH2OとH2とからな
る雰囲気ガスを23m/秒の速度で噴出した。
【0030】ガス供給管から吐出された雰囲気ガスはガ
ス流を形成し、異なる向きのガス流どうしが衝突して、
匣14の方向に向きながら合流する。合流したガス流の
一部は匣14を通過した後にガス排気管16から排気さ
れるが、ガス流の大半は炉本体12の側壁12aに突き
当たって二手に分流し、再び元のガス流と合流する。こ
のようにして、熱処理炉11においては全体として2つ
のガス循環流が形成されることになる。
【0031】次に、この条件で形成されたガス循環流の
流速分布を計測した結果、循環流路を流れるガス流量は
約2000リットル/分に増幅されていることが確認さ
れた。
【0032】また、図10のようにガス循環流を発生さ
せる場合と、ガス供給管17を炉本体12の側壁12a
に向けてガス循環流を発生させない場合とで、それぞれ
1100℃の設定温度でセラミック成形体を熱処理し、
セラミック部品を焼成した。それぞれの特性の分布を図
11に示す。図11において、実線曲線はガス循環流を
発生させた場合、点線曲線はガス循環流を発生させなか
った場合を表す。図11から、炉内でガス循環流を形成
すると、熱処理後のセラミック部品において特性のバラ
ツキが少なくなることがわかる。なお、本実施形態にお
いては、セラミック部品として積層コンデンサを用い、
その静電容量をもって特性のバラツキを測定した。 (実施形態3)図12は、本実施形態の熱処理炉を示す
横断面図である。この熱処理炉21においては、ガス供
給管は、雰囲気ガス供給管27aとキャリアーガス供給
管27cとの2種類から構成されている。雰囲気ガスは
ガス吐出口27bから図12中の実線矢印の方向に、キ
ャリアーガスはガス吐出口27dから図12中の二重線
矢印の方向に吐出されている。また、熱処理炉21は、
炉本体22の側壁22aの内周面から突起した障壁22
bを有する。また、ガス排気管26は炉本体22の側壁
22aの近傍に配置されている。なお、ヒータ25は環
状空間S内に配設されているが図示していない。その他
の構成は実施形態1と同じであるので説明を省略する。
【0033】キャリアーガスは、環状空間Sの同一周回
方向に吐出された雰囲気ガスと合流してガス流を形成す
る。このガス流は環状空間Sで温められた後、障壁22
bに衝突して匣24方向へのガス流となる。同様にし
て、反対側からもキャリアーガスと雰囲気ガスとが合流
したガス流が、障壁22bに衝突して匣24方向へのガ
ス流となる。これらの匣24方向へのガス流どうしは、
合流して匣24を通過した後、再び障壁22bと衝突し
て二手に分流し、ガスの一部はガス排気管26から排気
される。熱処理炉21においては、全体として2つのガ
ス循環流が形成されることになる。
【0034】障壁22bは、ガス流の方向を変える役割
を果たす。この場合、ガス流どうしを衝突させるときよ
りも、より円滑にガス流の方向を変えることができる。
障壁22bの材質としては、アルミナ、シリカ、Si
C、ムライトなどの耐熱材を用いることができる。
【0035】障壁22bにおけるガス流との衝突面は、
図12に示すように平面であってもよいし、図13に示
すようにガス流に対して凹状に湾曲していてもよい。な
お、衝突面が平面であるときは、図14に示すように、
障壁22bにおけるガス流G(図中矢印)との衝突面2
2c(図中では線分PQ)と、炉本体22の側壁22a
の内周面と障壁22bとの接点Pにおける接線Tとがな
す角度をβとしたとき、β≦90°であることが好まし
い。β>90°であると、障壁22bがガス流の勢いを
止めてしまうので、円滑なガス循環流形成が期待できな
いからである。また、衝突面22cに衝突したガス流G
が匣24に向かって流れるためには、図15に示すよう
に、接線T3と、点Pから匣24の外側壁に引いた接線
PRとがなす角をγとしたとき、β≧γであることが好
ましい。以上から角度βは、γ≦β≦90°であること
が好ましいといえる。すなわち、障壁22bの衝突面2
2c(線分PQ)は、図15に示す矢印の範囲にあるこ
とが好ましい。
【0036】図16は、障壁22bの他の変形例を示す
説明図である。この障壁22bは、炉本体22の側壁2
2aの内周面との接点Pに可動部22dを設けており、
これを支点として動く。したがって、上記の角度βを任
意に変更できるため、匣24内に流れるガスの量を調整
することが可能となる。 (実施形態4)図17は、本実施形態の熱処理炉を示す
横断面図である。この熱処理炉31においては、ガス供
給管37はガス吐出口37aを向かい合わせるようにし
て環状空間Sに配設されており、ガス排気管36は炉本
体の中央に配置されている。なお、ヒータ35は環状空
間S内に配設されているが図示していない。その他の構
成は実施形態1と同じであるので説明を省略する。
【0037】熱処理炉31では、ガス供給管37から吐
出されたガス流どうしが衝突して、匣34の方向に向き
ながら合流する。一方、炉本体の反対側においても、ガ
ス供給管37から吐出されたガス流どうしが衝突して、
匣34の方向に向きながら合流する。次に、匣34の方
向に流れるガス流どうしが炉本体の中央で衝突し、一部
はガス排気管36から排気され、残りは二手に分流して
炉本体の側壁32aの方向に流れる。次に、炉本体の側
壁32aの方向に流れるガス流が炉本体の側壁32aに
突き当たって二手に分流し、再び元のガス流と合流す
る。このようにして、熱処理炉31においては全体とし
て4つのガス循環流が形成されることになる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る熱処理炉は、炉本体と、炉
本体下部に設けられた炉床と、炉床に載置され被熱処理
物を収納する匣と、炉本体内部に設けられたヒータと、
炉本体に配設されたガス排気管と、炉本体の側壁と匣と
の間に形成される環状空間に配設されたガス供給管とを
備え、ガス供給管に設けられたガス吐出口は、環状空間
の周回方向に向かって開口している。
【0039】これにより、雰囲気ガスは被熱処理物に直
接吹き付けられるのではなく、環状空間で温められてか
ら間接的に被熱処理物に到達する。したがって、被熱処
理物の温度バラツキや特性バラツキを抑えることができ
る。
【0040】また、キャリアーガス供給管を設けてキャ
リアーガスを吐出することにより、雰囲気ガスの量が少
ない場合でも、雰囲気ガスを炉内に行き渡らせることが
できる。
【0041】また、上記炉本体の側壁は、その内周面か
ら突起した障壁を設けることにより、環状空間で温めら
れたガスは、この障壁に衝突して方向を変え、匣内の被
焼成物に到達する。したがって、あらかじめ障壁の形状
や、障壁とガスとの衝突面の角度を調整しておけば、ガ
スの流れを制御することができる。
【0042】また、本発明に係るガス供給方法は、上記
熱処理炉において、ガス供給管から環状空間の周回方向
に向かってガスを供給し、環状空間を循環するガス循環
流を形成することを特徴とする。
【0043】このように環状空間にガスを循環させるこ
とによって、ガスを増幅させてから、ガスを被熱処理物
に到達させることができる。したがって、雰囲気ガスの
供給効率を高めることができる。
【0044】また、本発明に係るガス供給方法は、上記
熱処理炉において、複数のガス供給管から環状空間の周
回方向に向かってガスを供給し、炉本体内部で複数のガ
スを衝突させて、ガス流の方向を変えることを特徴とす
る。
【0045】これによって、環状空間で温められたガス
流どうしを衝突、合流、分流させて、炉内に循環流を形
成し、増幅されたガスを匣内に供給することができる。
また、ガスの衝突の際にはガスの拡散、混合が生じる。
したがって、雰囲気ガスの供給効率を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における熱処理炉を示す縦断面図。
【図2】図1中のL−L線に沿った断面図。
【図3】実施形態1の熱処理炉における匣を示す斜視
図。
【図4】実施形態1の熱処理炉における加熱手段の変形
例を示す説明図。
【図5】実施形態1の熱処理炉におけるガス供給管の変
形例を示す説明図。
【図6】実施形態1の熱処理炉におけるガス供給管の変
形例を示す説明図。
【図7】実施形態1の熱処理炉におけるガス供給管のガ
ス吐出口の変形例を示す部分斜視図。
【図8】実施形態1の熱処理炉におけるガスの吐出角度
の説明図。
【図9】実施形態1の熱処理炉におけるガスの流れを示
す説明図。
【図10】実施形態2の熱処理炉の横断面、および炉内
のガスの流れを示す説明図。
【図11】実施形態2において、ガス循環流を発生させ
た場合(実線曲線)と、ガス循環流を発生させなかった
場合(点線曲線)とのセラミック部品の特性の分布を示
すグラフ。
【図12】実施形態3の熱処理炉の横断面、および炉内
のガスの流れを示す説明図。
【図13】実施形態3の熱処理炉における障壁の変形例
を示す部分断面図。
【図14】実施形態3の熱処理炉における障壁を示す説
明図。
【図15】実施形態3の熱処理炉における障壁の衝突面
の説明図。
【図16】実施形態3の熱処理炉における障壁の変形例
を示す説明図。
【図17】実施形態4の熱処理炉の横断面、および炉内
のガスの流れを示す説明図。
【図18】従来の熱処理炉を示す縦断面図。
【符号の説明】
1、11、21、31 熱処理炉 2 炉本体 4、14、24、34 匣 7、17、37 ガス供給管 7a、17a ガス吐出口 22b 障壁 27a 雰囲気ガス供給管 27b キャリアーガス供給管 S 環状空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 毅 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 伊藤 英雄 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 森井 博史 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 4G068 AA01 AC01 AD18 AD39 AD49 AF12 4K063 AA05 AA12 AA15 BA04 BA12 CA03 DA14 DA15 DA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉本体と、前記炉本体下部に設けられた
    炉床と、前記炉床に載置され被熱処理物を収納する匣
    と、前記炉本体内部に設けられたヒータと、前記炉本体
    に配設されたガス排気管と、前記炉本体の側壁と前記匣
    との間に形成される環状空間に配設されたガス供給管と
    を備える熱処理炉であって、 前記ガス供給管に設けられたガス吐出口は、前記環状空
    間の周回方向に向かって開口していることを特徴とする
    熱処理炉。
  2. 【請求項2】 前記ガス供給管は、雰囲気ガス供給管お
    よびキャリアーガス供給管からなることを特徴とする請
    求項1に記載の熱処理炉。
  3. 【請求項3】 前記炉本体の側壁は、その内周面から突
    起した障壁を有することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の熱処理炉。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の熱処理炉において、前記ガス供給管から前記環状空間
    の周回方向に向かってガスを供給し、前記環状空間を循
    環するガス循環流を形成することを特徴とする熱処理炉
    のガス供給方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の熱処理炉において、複数の前記ガス供給管から前記環
    状空間の周回方向に向かってガスを供給し、前記炉本体
    内部で複数のガス流を衝突させて、前記ガス流の方向を
    変えることを特徴とする熱処理炉のガス供給方法。
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