JP2002330329A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002330329A JP2001133163A JP2001133163A JP2002330329A JP 2002330329 A JP2002330329 A JP 2002330329A JP 2001133163 A JP2001133163 A JP 2001133163A JP 2001133163 A JP2001133163 A JP 2001133163A JP 2002330329 A JP2002330329 A JP 2002330329A
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    • H04N23/632Graphical user interfaces [GUI] specially adapted for controlling image capture or setting capture parameters for displaying or modifying preview images prior to image capturing, e.g. variety of image resolutions or capturing parameters

Abstract

(57)【要約】 【課題】間引き率の変更によってズームを行う場合でも
任意のズーム率によるズーム動作を可能にすると共に、
撮像情報の読出しを適正化する。 【解決手段】システムコントローラ6は、固体撮像素子
2を制御して、所定の間引き率で読出しを行う。撮像領
域のサイズと間引き率とが対応しない場合には、システ
ムコントローラ6は、デジタル処理部4によって画像サ
イズを変換処理を実行させ、周辺装置部5の要求に応じ
た画像サイズに変換する。また、システムコントローラ
6は、撮像領域の変更は、固体撮像素子2からの読み出
し終了後に行うことにより、正常なフレーム信号を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高解像度撮像素子
を用いた電子ズーム撮像システムに好適な撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体像をCCD(電荷結合素
子)等の光電変換素子によって電気信号に変換し、所定
のディジタル信号処理の後、メモリカード等の記録媒体
に記録する電子スチルカメラ等の電子的撮像装置が普及
している。近年の多機能化に伴い、このような電子的撮
像装置においては、光学的、あるいは電子的に被写体像
の拡大や縮小が可能な電子ズーム機能を備えたものがあ
る。
【0003】電子ズーム機能は、電子カメラによって記
録し得る記録用の画像信号や、記録媒体に記録されてい
る画像信号に対して、画像の一部分を電気的に拡大する
画像処理を施し、その拡大画像を画像表示手段の表示画
面上の全画面領域内に表示することを可能にするもので
ある。
【0004】この機能を用いることにより、電子カメラ
の撮影光学系によって規定される所定の撮影範囲の画像
とは別に、同画像の一部分のみを拡大した画像を取得
(撮影・記録)したり再生したりすることができる。
【0005】ところで、近年、静止画撮像用の固体撮像
素子の画素数の増加は著しい。このような静止画撮像用
の固体撮像素子を動画に応用しようとすると、全画素の
読み出しに長時間を要してしまう。そこで、表示系の画
像サイズとの一致も考慮して、間引き走査を行うことが
ある。
【0006】更に、特開平2000−295530号公
報の提案では、間引き率を変更することで電子ズームを
行う方法が開示されている。図20はこの提案における
読出しを説明するための説明図である。図20(a)は
通常モード時の読出しを示しており、図20(b)はズ
ームモード時の読出しを示している。
【0007】通常モード時には、固体撮像素子の1画素
おきに読出しを行う。例えば、図20(a)の太枠の範
囲内については、塗り潰しで示す画素の信号を読み出
す。つまり、縦横8×8画素の範囲から1画素おきに4
×4画素の信号を読み出すという間引き率が2の読出し
を行うことで、読み出す画素数を少なくして、読み出し
時間及び信号処理時間を短縮している。
【0008】これに対し、ズームモード時には、8×8
画素の太枠範囲内の中央の連続した4×4画素を読み出
す(塗り潰し部分)。即ち、この場合には、間引き率が
1の読出しを行うことで、太枠範囲内の中央部分を拡大
して表示させることができる。しかも、読み出す画素数
は通常モード時と同じであり、読み出し時間及び信号処
理時間も通常モード時と同様にして、信号処理を共通化
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2000−295530号公報の提案においては、ズー
ムモード時に採用可能な間引き率は、最大の間引き率に
応じて決定される。例えば、図20の例では、最大の間
引き率が通常モード時の間引き率2であるので、ズーム
モードの間引き率は1に固定されてしまう。しかも、ズ
ーム率が整数(図20の例では2)のズーム動作しか行
われないという問題点があった。
【0010】また、ズームモードへの移行等によって、
固体撮像素子の読み出し領域が変更されることがある。
この場合において、読み出し走査の途中で読み出し領域
が変更されると、変更前の領域の走査による読み出しラ
インと変更後の領域の走査による読み出しラインとの2
ラインが同時に読み出されてしまい、適切な撮像情報が
得られないという問題点もあった。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、間引き読み出しを利用した電子ズームを行
う場合でも、任意のズーム率によるズーム動作を可能に
することができる撮像装置を提供することを目的とす
る。
【0012】また、本発明は、固体撮像素子からの撮像
情報の読出しを適正化することにより、適正な撮像画像
を得ることを可能にすることができる撮像装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、2次元アレイ状に配列された複数個の光電変換素子
によって撮像を行う固体撮像素子と、所定の撮像領域内
の前記光電変換素子から読出しを行うものであって、設
定された複数の撮像領域に対して撮像領域のサイズに応
じた固定の間引き率で読み出しを行うことにより、全て
の撮像領域の画像を同一の画像サイズで出力する第1の
読み出し手段と、所定の撮像領域内の前記光電変換素子
から読出しを行うものであって、前記設定された複数の
撮像領域とは異なるサイズの所定の撮像領域に対して前
記固定の間引き率で読み出しを行う第2の読み出し手段
と、前記第2の読み出し手段から得られる画像の画像サ
イズを前記第1の読み出し手段によって得られる画像の
画像サイズと同一の画像サイズに変換する画像サイズ変
換手段とを具備したものである。
【0014】本発明において、固体撮像素子は2次元ア
レイ状に配列された複数個の光電変換素子によって撮像
を行う。第1の読み出し手段は、設定された複数の撮像
領域に対して撮像領域のサイズに応じた固定の間引き率
で光電変換素子の読み出しを行う。撮像領域のサイズに
応じた間引き率で読み出しが行われるので、全ての撮像
領域の画像は同一の画像サイズで出力される。第2の読
み出し手段は、所定の撮像領域に対して固定の間引き率
で読み出しを行う。第2の読み出し手段によって読み出
される領域の画像サイズは、設定された撮像領域のサイ
ズと異なるので、第2の読み出し手段から得られる画像
の画像サイズは第1の読み出し手段から得られる画像の
画像サイズと異なる。画像サイズ変換手段は、第2の読
み出し手段から得られる画像の画像サイズを第1の読み
出し手段から得られる画像の画像サイズに変換して出力
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態に係る撮像装置を示すブロック図である。
【0016】本実施の形態は間引き読み出しを利用した
電子ズームを行う場合でも、任意のズーム率のズーム動
作を可能にしたものである。
【0017】図1において、撮像レンズ・光学ファイン
ダ等の光学系1は被写体からの光学像を取込んで固体撮
像素子2の入射面に導く。固体撮像素子2は、2次元ア
レイ状に配列された複数個の光電変換素子によって構成
されており、光電変換素子の任意の領域(以下、撮像領
域ともいう)を任意の間引き率で読み出して出力するこ
とができるようになっている。例えば、固体撮像素子2
としては、CMOSセンサ等のX・Yアドレス型の固体
撮像素子を使用することができる。
【0018】なお、このような固体撮像素子としては、
水平及び垂直走査回路としてデコーダ回路を使用したも
ので実現することができる。また、走査回路にシフトレ
ジスタを用いたものとしては、本件出願人が先に出願し
た特開平6−350933号公報、特開平9−1632
45号公報にて開示した任意範囲の走査、間引き走査の
方法を採用することで実現することができる。
【0019】固体撮像素子2からの信号はアナログ処理
部3に供給される。アナログ処理部3は、入力された信
号に対して信号増幅処理等の所定の信号処理を施し信号
をデジタル信号に変換してデジタル処理部4に出力す
る。デジタル処理部4は、画像サイズ変換、色信号生成
処理及びマトリックス変換処理等の所定のデジタル信号
処理を施す。デジタル処理部4はデジタル処理した信号
を必要に応じてメモリに格納する。なお、画像変換は、
信号群を表示系や記録系から要求される画像サイズに合
わせる処理のことである。
【0020】図2は図1中のデジタル処理部4における
画像変換処理を説明するための説明図である。図2
(a)は固体撮像素子から読み出されて各種処理がなさ
れた3×3の信号群を表示系の画像サイズ2×2に変換
する場合の1例を示している。また、図2(b)は2×
2の信号群を表示系の画像サイズ3×3に変換する場合
の1例を示している。
【0021】画像変換処理前の3×3画素の信号群を表
示系の2×2画素の信号群に変換する場合には、デジタ
ル処理部4は、例えば、下記(1)式乃至(4)式の演
算を用いる。即ち、表示系の信号D11は、元の4つの画
素の信号S11〜S22を用いた下記(1)式に示す演算、
すなわち、4画素の平均値によって求める。同様に、表
示系の信号D12〜D22は、夫々下記(2)式乃至(4)
式の演算によって求める。
【0022】 D11=(S11+S21+S12+S22)/4 (1) D21=(S21+S31+S22+S32)/4 (2) D12=(S12+S22+S13+S23)/4 (3) D22=(S22+S32+S23+S33)/4 (4) また、画像変換処理前の2×2画素の信号群を表示系の
3×3画素の信号群に変換する場合には、デジタル処理
部4は、例えば、下記(5)式乃至(13)式の演算を
用いる。即ち、表示系の信号D11は元の1つの画素の信
号S11をそのまま用い、表示系の信号D21は元の2つの
画素S11,S22の平均((6)式参照)値とする。同様
に、表示系の信号D31〜D33は、夫々下記(7)式乃至
(13)式の演算によって求める。
【0023】 D11=S11 (5) D21=(S11+S21)/2 (6) D31=S21 (7) D12=(S11+S12)/2 (8) D22=(S11+S21+S12+S22)/4 (9) D32=(S21+S22)/2 (10) D13=S12 (11) D23=(S12+S22)/2 (12) D33=S22 (13) なお、画像サイズの変換方法は、上記(1)乃至(1
3)式だけでなく、画質や処理の負荷等を考慮して多種
多様な方法が考えられる。
【0024】また、画像変換処理は、処理方法に応じ
て、他のデジタル処理に先立って行われてもよいし、各
種デジタル処理の終わった後に行われても、途中で行わ
れてもよい。
【0025】デジタル処理部4によってデジタル処理さ
れた信号は、周辺装置部5に伝送される。周辺装置部5
は、例えば、表示部及び記録部等を含む。操作部7は、
図示しない各種操作キーを有しており、操作者の操作に
応じて、電源のオン,オフ、モード設定及びズーム等を
システムコントローラ6に指示することかできるように
なっている。
【0026】システムコントローラ(CPU)6は、各
部を統括的に制御するようになっている。本実施の形態
においては、システムコントローラ6は、ズーム動作時
には、固体撮像素子2の読出しを制御すると共に、ズー
ム率によってはジデタル処理部4を制御して、画像サイ
ズ変換処理を実行させるようになっている。即ち、シス
テムコントローラ6は、固体撮像素子2の間引き率及び
読み出し範囲を変更すると共に、間引き率の変更だけで
は所望のズーム率が得られない場合には、間引き率を変
更すると共に、画像サイズ変換処理も実行する。
【0027】なお、操作者は操作部7内の図示しないズ
ーム用スイッチの操作だけでなく、ファインダ内に設け
られた視線検出部によっても、所望のズーム率を得るた
めのズーム要求情報を発生させることができるようにな
っている。
【0028】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3乃至図6を参照して説明する。図3は
原色ベイヤー配列の例を示す説明図である。図4及び図
5はズームモード時における画素読出しを説明するため
の説明図である。なお、一般的には固体撮像素子2の光
電変換素子数は(640×480(VGA)画素)以上
の画素数に設定されているが、説明を簡略化するため
に、固体撮像素子2の光電変換素子の素子数は図4及び
図5の格子で示す30×30画素であるものとする。
【0029】なお、固体撮像素子が白黒素子であるもの
とすると、1光電変換素子は1画素に対応する。カラー
素子の場合には、色信号生成のために必要な複数の色フ
ィルタを光電変換素子上に積層した基本ユニットが図
4,5の1画素に対応すると考えることができる。図3
はこのような基本ユニットとなる原色ベイヤー配列の色
フィルタの配置を示しており、2つの緑色(G)フィル
タと各1つずつの赤色(R),青色(B)フィルタから
構成される。
【0030】図4及び図5の斜線で示す画素は、読み出
しが行われる画素を示している。即ち、図4の例では、
太枠で示す20×20画素の撮像領域を水平,垂直方向
とも1画素おきに読み出す間引き率2で読み出すことを
示している。また、図5の例では、太枠で示す10×1
0画素の撮像領域を間引き率1で読み出すことを示して
いる。即ち、図5の例は図4の例に対して2倍のズーム
画像が得られる。図4及び図5の場合はいずれも読み出
す画素数は10×10画素であり、読み出した画素信号
に対していずれの場合も共通の信号処理によって画像表
示が可能である。
【0031】いま、周辺装置部5の図示しない表示系や
記録系によって要求される画像サイズが10×10画素
であるものとする。例えば、システムコントローラ6
は、図4の斜線にて示す間引き率2の読出しを行うよう
に、固体撮像素子2を駆動制御する。これにより、固体
撮像素子2は、図4の太枠部分の画像信号をアナログ処
理部3に出力する。図4の太枠部分から読み出された画
素数は10×10画素であり、表示系においてそのまま
表示させることができる。
【0032】画像信号はアナログ処理部3及びデジタル
処理部4によって、所定の信号処理が施されて周辺装置
部5に供給される。周辺装置部5の例えば表示画面上に
は、図4の太枠部分の画像が映出される。
【0033】ここで、操作者が操作部7を操作すること
により、2倍ズームの画像を表示させるものとする。ズ
ームの指示はコントローラ6に供給され、コントローラ
6は、固体撮像素子2を駆動制御して、図5の斜線に示
す間引き率1の読出しを行う。即ち、固体撮像素子2か
らは図5の太枠部分で示す10×10画素の画像信号が
アナログ処理部3に出力される。
【0034】アナログ処理部3及びデジタル処理部4に
よって、読み出された信号に所定の信号処理が施され
て、周辺装置部5の例えば表示画面上に表示される。こ
の場合にも、固体撮像素子2からは10×10画素が読
み出されるので、図4の場合と同様の信号処理によっ
て、図5の2倍ズームの画像を表示させることができ
る。
【0035】また、図4及び図5の画像を記録する場合
においても、読み出し画素数が同一であるので、共通の
記録処理によって記録可能である。
【0036】なお、図4の例では間引き率が2の読み出
し方法として、2×2画素のうちの所定の1画素を読み
出す例を説明したが、2×2画素の領域の特性を反映す
る信号であればよく、例えば2×2画素の信号の平均値
からなる信号であってもよい。この場合には、固体撮像
素子2の20×20画素の撮像領域から選択される素子
数は40×40画素であるが、出力される画素数は10
×10画素である。
【0037】ここで、操作者が、操作部7を操作して2
0/14倍ズームを指定するものとする。そうすると、
コントローラ6からの指示により、例えば、間引き率1
で、固体撮像素子2の14×14画素の領域から読出し
を行う。図6はこの場合の読出しを説明するためのもの
である。図6(a)は読出しを行う固体撮像素子2の画
素の領域を示し、図6(b)は読み出した画像のサイズ
を示し、図6(c)は出力画像サイズを示している。
【0038】図6(a)の領域A,Bは夫々図4の太線
又は図5の太線と同一の領域を示している。図6(a)
の領域Cは、領域Aに対する20/14倍ズーム時の読
み出し領域を示している。本実施の形態においては、1
4×14画素の領域Cからの読み出し時に間引き率1の
読出しを行う。従って、固体撮像素子2からは14×1
4画素分の画像信号が出力される(図6(b))。
【0039】アナログ処理部3は、入力された画像信号
に対して所定のアナログ信号処理を施しデジタル変換し
た信号を、デジタル処理部4に出力する。デジタル処理
部4は、画像サイズの変換処理を行って、画像サイズを
10×10画素に変更する。この場合には、図2(a)
と同様の処理によって、14×14画素の画像サイズを
10×10画素に変更する(図6(c))。
【0040】他の動作は、領域A,B撮像時と同様であ
り、画像サイズ変換及び所定のデジタル信号処理が施さ
れた後、周辺装置部5に供給されて例えば画像表示され
る。こうして、14×14画素の領域が図4の例を基準
にして20/14倍ズームされて、10×10画素の画
像サイズで表示されることになる。
【0041】このように、本実施の形態においては、デ
ジタル処理部4における画像サイズの変換処理によっ
て、任意のズーム度が得られる。なお、固体撮像素子の
画素数、画像サイズ及び間引き率等は、上記実施の形態
で示した値に限定されないことは明らかである。また、
図6の例では領域の中心をズームの中心に一致させてい
るが、領域の中心とズームの中心とは一致していなくて
もよい。
【0042】更に、上記実施の形態においては、領域C
の画像を表示する場合に領域Cの画素から信号の読出し
を行ったが、領域Cよりも大きい領域から読み出すよう
にしてもよい。この場合には、固体撮像素子2から読み
出した信号を一旦メモリに保存し、ズーム度に応じた領
域の信号のみをメモリから読み出して用いればよい。例
えば、ズーム率に拘わらず、常に固体撮像素子2の同一
領域から信号を読み出すようにすることも可能である。
例えば、常に固体撮像素子2の領域Aから読出しを行う
ようにすることによって、ズーム度が1より大きく2よ
り小さい全ての場合に対応可能である。
【0043】図6では固体撮像素子2を2種類の間引き
率で間引いて読み出し可能な例について説明したが、間
引き率が3種類以上である場合にも対応可能である。図
7はこの場合の読出しを説明するための説明図である。
【0044】図7の領域Fは読み出し可能な最大サイズ
(最大の間引き率)を示している。また、図7の領域D
は最小の間引き率での読出しによって読み出される領域
を示している。領域Eは領域F,Dの中間のサイズの領
域を示している。
【0045】固体撮像素子2の領域Fからの読み出しは
間引き率fで行われる。また、固体撮像素子2の領域
E,Dからの読み出しは夫々間引き率e,dで行われ
る。領域F、領域E及び領域Dのサイズは、f:e:d
の比になっており、領域Fから間引き率fで読み出した
画素の数と領域Eから間引き率eで読み出した画素の数
と領域Dから間引き率dで読み出した画素の数とは一致
し、表示系等の要求に応じた画素数となっている。この
場合には、デジタル処理部4が画像サイズ変換処理を行
わなければ、領域Eの表示時には、領域Fの表示時に比
べて、f/e倍ズームされることになり、同様に、領域
Dの表示時には、領域Fの表示時に比べて、f/d倍ズ
ームされることになる。
【0046】そして、図7に示すように、これらの領域
F,Eの間のサイズの任意の領域の表示を行う場合に
は、システムコントローラ6は、固体撮像素子2を制御
して、間引き率eで読出しを行う。また、領域E,Dの
間のサイズの任意の領域の表示を行う場合には、システ
ムコントローラ6は、固体撮像素子2を制御して、間引
き率dで読出しを行う。
【0047】領域F,Eの間のサイズの任意の領域の表
示を行う場合には、デジタル処理部4は入力された信号
を図6と同様の手法によって表示系等によって要求され
た画像サイズに変換する。また、領域E,Dの間のサイ
ズの任意の領域の表示を行う場合にも、デジタル処理部
4は入力された信号を図6と同様の手法によって表示系
等によって要求された画像サイズに変換する。
【0048】このように、間引き率の組み合わせを増加
させることにより、多画素の固体撮像素子に対応させる
ことができる。なお、間引き率f,e,dは画素数等に
応じて任意に設定可能であることは明らかである。
【0049】図8は本発明の第2の実施の形態に係る撮
像装置に採用されるズーム動作を説明するための説明図
である。図8(a)は読出しを行う固体撮像素子2の画
素の領域を示し、図8(b)は読み出した画像のサイズ
を示し、図8(c)は出力画像サイズを示している。図
8(a)乃至(c)は夫々図6(a)乃至(c)に対応
している。
【0050】本実施の形態は図1のデジタル処理部4の
画像サイズ変換処理が異なるのみで、他の構成及び作用
は第1の実施の形態と同様である。従って、画像サイズ
変換処理を伴わない領域A,Bについてのズーム時の動
作は第1の実施の形態と同様である。
【0051】いま、画像サイズ変換処理を行う領域Cに
ついてのズーム表示を行うものとする。図8(a)の領
域A,Bは夫々図4の太線又は図5の太線と同一の領域
を示している。図8(a)の領域Cは、領域Aに対して
20/14倍ズーム時の読み出し領域である。本実施の
形態においては、14×14画素の領域Cからの読み出
し時に領域Aからの読み出し時と同様に間引き率2の読
出しを行う。従って、固体撮像素子2からは7×7画素
分の画像信号が出力される(図8(b))。
【0052】アナログ処理部3は、入力された画像信号
に対して所定のアナログ信号処理を施しデジタル変換し
た信号を、デジタル処理部4に出力する。デジタル処理
部4は、画像サイズの変換処理を行って、画像サイズを
10×10画素に変更する(図8(c))。この場合に
は、図2(b)と同様の処理によって、7×7画素の画
像サイズを10×10画素に変更する。
【0053】こうして、7×7画素の領域が図4の例を
基準にして20/14倍ズームされて、10×10画素
の画像サイズで表示されることになる。
【0054】このように、本実施の形態においても、第
1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。固体
撮像素子2から読み出す画素数が少ないので、読出しを
高速化することができる。なお、固体撮像素子の画素
数、画像サイズ及び間引き率等は、上記実施の形態で示
した値に限定されないこと及び領域の中心とズームの中
心とは一致していなくてもよいこと等も第1の実施の形
態と同様である。また、第1の実施の形態と同様に、2
種類の間引き率を用いる場合だけでなく、3種類以上の
間引き率を組み合わせて用いる場合にも適用することが
できる。また、領域の大きさに拘わらず、一定の大きさ
の領域から読出しを行い、デジタル処理部4の画像サイ
ズ変換処理によって表示系等から要求されている画像サ
イズに変換するようにしてもよい。
【0055】また、本実施の形態を図7と同様に複数種
類の間引き率を用いる場合に適用することが可能であ
る。図9及び図10はこの場合の読出しを説明するため
の説明図である。
【0056】図9及び図10の領域Fは読み出し可能な
最大サイズ(最大の間引き率)を示し、図9及び図10
の領域Dは最小の間引き率での読出しによって読み出さ
れる領域を示している。図9及び図10の領域Eは領域
F,Dの中間のサイズの領域を示している。
【0057】図9及び図10は図7に対応しており、固
体撮像素子2の領域F,E,Dからの読み出しは夫々間
引き率f,e,dで行われる。また、領域F、領域E及
び領域Dのサイズは、f:e:dの比になっており、領
域Fから間引き率fで読み出した画素の数と領域Eから
間引き率eで読み出した画素の数と領域Dから間引き率
dで読み出した画素の数とは一致し、表示系等の要求に
応じた画素数となっている。
【0058】図9の例は、領域F,Eの間のサイズの任
意の領域及び領域E,Dの間のサイズの任意の領域のい
ずれの表示を行う場合においても、システムコントロー
ラ6は、固体撮像素子2を制御して、間引き率eで読出
しを行う。
【0059】そして、図9の例では、領域F,Eの間の
サイズの任意の領域の表示を行う場合には、デジタル処
理部4は入力された信号を図6と同様の手法によって表
示系等によって要求された画像サイズに変換する。ま
た、領域E,Dの間のサイズの任意の領域の表示を行う
場合には、デジタル処理部4は入力された信号を図8と
同様の手法によって表示系等によって要求された画像サ
イズに変換する。
【0060】図10の例においては、領域F,Eの間の
サイズの任意の領域の表示を行う場合には、システムコ
ントローラ6は、固体撮像素子2を制御して、間引き率
fで読出しを行う。また、領域E,Dの間のサイズの任
意の領域のいずれの表示を行う場合においては、システ
ムコントローラ6は、固体撮像素子2を制御して、間引
き率dで読出しを行う。
【0061】この例では、領域F,Eの間のサイズの任
意の領域の表示を行う場合には、デジタル処理部4は入
力された信号を図8と同様の手法によって表示系等によ
って要求された画像サイズに変換する。また、領域E,
Dの間のサイズの任意の領域の表示を行う場合には、デ
ジタル処理部4は入力された信号を図6と同様の手法に
よって表示系等によって要求された画像サイズに変換す
る。
【0062】このように、第2の実施の形態において
も、間引き率の組み合わせを増加させることにより、多
画素の固体撮像素子に対応させることができる。
【0063】図11及び図12は本発明の第3の実施の
形態に係り、図11は第3の実施の形態に採用されるズ
ーム動作を説明するための説明図であり、図12は第3
の実施の形態に採用されるズーム動作を説明するための
タイミングチャートである。
【0064】本実施の形態は図1のシステムコントロー
ラ6による固体撮像素子2の駆動方法が異なるのみで、
他の構成及び作用は第1の実施の形態と同様である。本
実施の形態は固体撮像素子2からの読み出し領域が変更
される場合に、2ラインの画素信号が同時に読み出され
て、適切な表示が行われなくなることを防止するように
したものである。
【0065】図11は読出しを行う固体撮像素子2の画
素の領域を示している。なお、図11においては、説明
の簡略化のために、固体撮像素子2の光電変換素子の素
子数が10×10画素であるものとする。図11(a)
は8×8画素の領域Aから間引き率2で読出しを行う例
を示し、図11(b)は4×4画素の領域Bから間引き
率1で読出しを行う例を示し、図11(c)は6×6画
素の領域Cから間引き率1で読出しを行う例を示してい
る。
【0066】図11(a)に示す領域Aの読出しを基準
にすると、図11(b)の領域Bの読み出しによって、
2倍ズームの画像が得られる。更に、図11(c)の領
域Cについては、デジタル処理部4によって画像サイズ
を4×4画素に変更することによって、領域Aの読出し
を基準にして8/6倍ズームの画像を得ることができ
る。
【0067】図12のAreaは撮像領域の変更を指示
する信号を示し、VDは垂直同期信号を示し、STはス
タートパルスを示す。図12のV2〜V9は図11のラ
インV2〜V9に対応した行選択信号を示し、H2〜H
9は図11のデータ列H2〜H9に対応した列選択信号
を示している。また、図12のSig.は固体撮像素子
2からの読み出し信号を示している。
【0068】いま、領域Aを間引き率2で読み出してい
るものとする。図12のスタートパルスSTによって領
域Aについての読み出し動作が開始される。行選択信号
V2のハイレベル(以下、“H”という)期間に、列選
択信号H2 ,H4 ,H6 ,H8 が順次“H”となること
によって、固体撮像素子2のV2ラインの斜線部の画素
が順次読み出される。次に、行選択信号V4が“H”と
なって、V4ラインの斜線部の画素が読み出される。以
後同様にして、V6,V8ラインの各画素の信号が読み
出される。
【0069】ここで、図12のAreaに示すように、
V4ラインの読出し途中において、撮像領域が領域Aか
ら領域Bに変更されるものとする。この場合でも、本実
施の形態においては、読出し途中の領域(領域A)の読
み出しが終了するまでは、読み出し領域の変更を行わな
い。図12に示すように、システムコントローラ6は、
V8が“H”からローレベル(以下、“L”という)に
変化した後の垂直同期信号VDの発生後にスタートパル
スSTを立ち上げる。これにより、以後、領域Bの読み
出しが行われる。
【0070】即ち、スタートパルスSTの発生後に、行
選択信号V4が“H”となって、V4ラインのH4〜H
7列の各画素が順次読み出される。以後同様にして、V
5〜V7ラインまでの各画素が順次読み出される。こう
して、B領域の画素の読み出しが行われる。
【0071】このように、本実施の形態においては、撮
像領域の変更の指示(Areaが“H”)が領域Aの読
み出しの途中に発生した場合でも、領域Bの読み出し
は、領域Aの読み出しの垂直走査終了後に行われる。こ
れにより、領域変更直前のフレーム信号は領域変更指示
の影響を受けずに、正常な信号を得ることができる。
【0072】また、本実施の形態は領域変更直後に、読
み出し途中の領域からの読出しを強制的に終了させるこ
とにより、領域変更指示の影響を受けることなく正常な
信号を得ることを可能にすることもできる。図13はこ
の場合の例を示すタイミングチャートである。図13は
停止信号STOPの項目を付加した点を除き、図12の
各項目に対応している。
【0073】図13に示すように、V4ラインの読出し
途中で、領域変更を指示するAreaが“H”になる。
そうすると、図13の例では、システムコントローラ6
は、Area信号と共にSTOP信号を発生させて、領
域Aの読出しを強制的に停止させる。そして、システム
コントローラ6は、新たに垂直同期信号VDを発生させ
てスタートパルスSTで領域Bの読出しを開始する。
【0074】この場合には、領域変更直前に読み出した
画素によるフレームからは正常な画像を作成することは
できないが、領域変更指示後直ちに領域Bの読み出しが
開始されるので、新たな領域の撮像までの時間を短縮す
ることができるという利点を有する。特に、読み出し開
始直後に領域変更の指示がある場合に有効である。
【0075】このように、撮像領域の変更時に、信号の
読み出しが行われないようにすることによって、領域変
更直後において正常な信号を出力させることを可能にし
ている。
【0076】図14及び図15は本発明の第4の実施の
形態に採用されるズーム動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【0077】本実施の形態は図1のシステムコントロー
ラ6による固体撮像素子2の駆動方法が異なるのみで、
他の構成及び作用は第1の実施の形態と同様である。
【0078】図11において、領域Aから領域Bとの間
で撮像領域が変更される場合には特には問題はないが、
領域A,Bと領域Cとの間で撮像領域が変更される場合
には、読み出す画素数が異なることから信号を読み出す
のに必要な時間すなわちフレーム周期が変化し、フレー
ムレートを一定にするためのフレームレート変換処理が
必要となる。また、蓄積時間がフレームレートに対応す
るX−Yアドレス型素子の場合には、領域A,Bと領域
Cとの読み出しにおいて蓄積時間が変わり、その補正が
必要となる。
【0079】図14及び図15は蓄積時間の補正及びフ
レームレート変換処理等を不要にすることを可能にする
固体撮像素子2の読出し制御を説明するためのものであ
る。
【0080】図14は領域Cから領域Bに読み出し領域
を変更する場合のタイミングを示している。システムコ
ントローラ6は、固体撮像素子2の領域Cの読み出し時
には、図14のV3乃至V8に示すように、1垂直周期
で図11(c)のV3ラインからV8ラインを走査す
る。そして、各行選択信号V3〜V8の“H”期間に、
順次H3乃至H8を“H”にして、各ラインのH3列か
らH8列の画素の読出しを順次行う。
【0081】ここで、撮像領域を領域Bに変更するAr
eaが発生すると、システムコントローラ6は、領域B
に対応した行選択信号V4〜V7及び列選択信号H4〜
H7を順次“H”にする。領域Bでは1ラインに読み出
す画素数が領域Cの読み出し時よりも2画素だけ少な
く、また、読み出すライン数も2ライン分だけ少ない。
しかし、本実施の形態においては、領域Bを読み出す時
の水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を
領域Cを読み出す時のそれに比べ長くすることによっ
て、領域Bと領域Cの水平走査期間および垂直走査期間
(フレーム周期)を等しくなるようにしている。
【0082】これにより、領域Bの読み出し時と領域C
の読み出し時とで、フレームレート、各画素の蓄積時間
を同一にすることができる。このように、異なる画素数
の読出しを行う場合でも、蓄積時間の補正やフレームレ
ート変換処理を不要にすることができる。
【0083】図15は走査周波数を読み出し領域に応じ
て変更することでフレームレートを等しくするようにし
たものである。システムコントローラ6は、図15に示
すように、領域Cの読み出し時の行選択信号V3〜V8
に対して、領域Bの読み出し時における行選択信号V4
〜V7の“H”期間の長さ及び周期を長く設定する。
【0084】また、領域Cの読み出し時の列選択信号H
3〜H8に対して、領域Bの読み出し時における列選択
信号H4〜H7の“H”期間の長さ及び周期も長く設定
する。これにより、撮像領域が領域Bと領域Cとの間で
変更される場合でも、各画素の蓄積時間が同一となり、
蓄積時間の補正やフレームレート変換処理は不要とな
る。
【0085】図16は本発明の第5の実施の形態に採用
されるズーム動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【0086】本実施の形態は図1のシステムコントロー
ラ6によるアナログ処理部3またはデジタル処理部4の
増幅処理制御が異なるのみで、他の構成及び作用は図1
4の第4の実施の形態と同様である。
【0087】X・Yアドレス型の固体撮像素子におい
て、読み出し・リセットを線順次で行う場合には、所定
のラインの読み出しから次に同一ラインが読み出される
までの時間が蓄積時間となる。ところが、図13、図1
4及び図15の項目Sig.に示すように、撮像領域変
更直後においては、各ラインで積分時間が異なり、撮像
領域変更直後には正常なフレーム信号が得られない。
【0088】そこで、撮像領域変更直後のフレーム信号
は使用せず、前のフレーム信号により補間することで、
撮像領域変更時の画像の乱れをなくすことができる。こ
の場合には、撮像領域変更直前の1フレームの信号を用
いて補間を行えばよい。更に、撮像領域変更直前の数フ
レームを用いて、例えば被写体に動きがある場合等に動
きを予測して補間フレームを作成するようにしてもよ
い。
【0089】しかし、撮像領域変更直前のフレームを用
いた補間処理では画質が劣化してしまう。そこで、本実
施の形態においては、蓄積時間の相違に応じた演算処理
によって、撮像領域変更直後のフレーム信号を補正する
ようになっている。
【0090】図16の各項目は図14の各項目と同様で
あり、図16は図14と同様の方法による読出しを示し
ている。即ち、図16においては、領域Cの読み出しか
ら領域Bの読み出しに変更する場合には、水平・垂直ブ
ランキング期間の調整によって撮像領域変更の前後で水
平走査期間を等しくしている。
【0091】領域Bの読み出し開始時に最初に読み出さ
れるV4ライン(図11(c)参照)の画素の蓄積時間
は、図16の矢印で示す期間(蓄積時間)Tint_2 であ
る。撮像領域変更後の最初の1フレームの読み出しにお
いては、各画素の蓄積時間は略この時間Tint_2 とな
る。領域Cの読み出し時及び撮像領域変更後の2フレー
ム以降の読み出し時の蓄積時間は、図16の矢印で示す
蓄積時間Tint_1 である。
【0092】固体撮像素子2の出力レベルは蓄積時間に
略比例するので、システムコントローラ6は、アナログ
処理部3またはデジタル処理部4を制御して、撮像領域
変更直後のフレーム信号については、他のフレームの信
号に比べて(Tint_1 /Tint_2 )だけ増幅処理のゲイ
ン補正を行う。これにより、撮像領域変更直後のフレー
ム信号を用いることを可能にしている。
【0093】本実施の形態においては、フレーム補間に
よらずに撮像領域変更直後のフレーム信号を補正してお
り、撮像領域変更直後から正常な画像を出力することが
できる。
【0094】なお、本実施の形態においては、蓄積時間
の比に応じたゲイン補正によって、撮像領域変更直後の
フレーム信号を補正したが、素子シャッターを用いて、
蓄積時間を制御することによって、撮像領域変更直後の
フレーム信号を正常な値にすることができることは明ら
かである。
【0095】ところで、固体撮像素子2には、遮光部分
に黒レベルにクランプ処理するための基準となるOB
(オプティカルブラック)画素が設けられており、この
OB画素からの信号を読み出すことによって、OBクラ
ンプを行うようになっている。上記各実施の形態におい
ては、OB画素の読み出しについては説明を省略した
が、受光画素の走査範囲に拘わらず、常にOB画素を読
み出す方法については、本件出願人が先に出願した特開
平9−224196号公報に記載された方法を採用する
ことが可能である。
【0096】図17乃至図19は本発明の第6の実施の
形態に係り、図17は第6の実施の形態に係る撮像装置
を示すブロック図、図18は図17中の視線方向検出部
9を説明するための説明図、図19は第6の実施の形態
の動作を説明するためのフローチャートである。図17
において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説
明を省略する。
【0097】上記各実施の形態におけるズーム動作は、
固体撮像素子2の読み出し領域を変更することによって
行われるので、光学系によるズーム動作時に比して、撮
像領域の変更に要する時間が著しく短い。そこで、本実
施の形態はこの特徴を利用し、視線方向検出によってズ
ーム情報を得ることにより、ズーム動作を瞬時に行うこ
とを可能にするものである。
【0098】図17の光学系8は、撮像光学系とファイ
ンダ光学系とを含む。視線方向検出部9は、ファインダ
光学系を構成するファインダに対する操作者の視線を検
知し、検知結果をシステムコントローラ6に出力するよ
うになっている。また、ファインダ上にはズーム情報が
表示される。システムコントローラ6は、視線方向検出
部9の検知結果に基づいて、ズーム動作を制御するとと
もにズーム情報のファインダ上への表示を制御するよう
になっている。
【0099】なお、視線検出については、例えば、特開
昭63−94232号公報において開示されている。こ
の公報によれば、例えば、ファインダ画面の映像を注視
することにより、AF、AEの制御領域を指定したり、
画面外の選択用表示を注視することにより、選択指示を
する手段について開示されている。
【0100】また、ズーム情報を光学ファインダに表示
する方法としては、光学ファインダを構成する光学系内
にLCDパネルを設け、そのLCDパネルに加える電界
をズーム情報を基に制御し、出力画像以外の領域の透過
率を下げることで可能となる。
【0101】さらに、光学ファインダを構成する光学系
内に、カメラのパノラマ切り替え等で利用される遮光板
を設け、その遮光板の位置をズーム情報を基に制御する
ことでズーム情報の表示を行うこともできる。
【0102】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図19のフローチャートを参照して説明す
る。
【0103】先ず、システムコントローラ6は、視線方
向検出結果と画像読み出し範囲との対応を初期設定す
る。即ち、視線方向検出部9によって求められた視線の
注視点が表示画角内であった場合には、システムコント
ローラ6は、注視点が画角の中心に位置するように、固
体撮像素子2から読み出す画像の範囲を変更する。シス
テムコントローラ6は、初期動作においては、可能な限
り最大のワイド画角に設定する。
【0104】システムコントローラ6は、ステップS1
において、視線方向検出部9の検出結果から視線方向を
検出する。視線方向の検出結果によって、ズームモード
のオン,オフを切換える。例えば、ファインダ内の表示
画角を基準範囲とし、視線方向が画角の内部と外部に交
互に切換った場合にズームモードオンとする。
【0105】システムコントローラ6は、ステップS2
においてズームモードのオンが指示されたものと判定す
ると、ステップS3 において視線方向の検出結果を取得
し、ズーム方向を設定する(ステップS4 )。例えば、
画角の内側を注視したことを検出するとズーム方向をテ
レ側設定し、画角の外側を注視したことを検出するとズ
ーム方向をワイド側に設定する。
【0106】システムコントローラ6は、ステップS5
においてズーミングを開始し、ステップS6 ,S7 にお
いて、ズーム停止を示す視線方向の検出を行う。例え
ば、システムコントローラ6は、テレ側へのズーミング
動作時に画角の外側を注視したことを検出するとズーミ
ング動作を停止させ、ワイド側へのズーミング動作時に
画角の内側を注視したことを検出するとズーミング動作
を停止させる。
【0107】システムコントローラ6は、ズーミング動
作を停止させた場合には、次のステップS8 において、
逆方向ズームを開始するか否かを判断する。逆方向ズー
ムを開始させない場合には処理が終了する。
【0108】ズーム領域の他の設定方法としては、図1
8に示すように、ファインダ内に予めズーム領域11,
12,13を示す枠を設け、いずれの領域を注視したか
を検知することによって、ズーム領域(撮像領域)を指
定することが可能である。更に、ズーム動作のオン,オ
フについても、オン,オフのマークをズーム領域外に設
けて、これらのマークを注視したことを検知することに
よって、指定することが可能である。更に、画角から目
を離すことによって、ズーム動作をオフにしたりするこ
とも可能である。
【0109】このように、本実施の形態においては、視
線方向を検出してズーム動作を行っており、極めて高速
なズーム動作が可能である。また、光学ファインダにお
いてズームの状態を把握可能であるという利点もある。
即ち、固体撮像素子の読み出し領域を変化させることで
ズーム動作を行う場合には、出力画像と撮像画角とが相
違し、光学ファインダ上の像と出力画像とは異なる。本
実施の形態においてはズーム情報を光学ファインダ上に
表示しているので、操作者は出力画像は容易に把握する
ことができ、操作性が著しく向上する。
【0110】なお、本実施の形態においては、視線検出
結果によるズーム動作制御方法は、上述した方法に限定
されるものではない。また、ズーム情報を光学ファイン
ダに表示する方法も上述した方法に限定されるものでは
ない。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、間
引き読み出しを利用した電子ズームを行う場合でも、任
意のズーム率によるズーム動作を可能にすることができ
ると共に、固体撮像素子からの撮像情報の読出しを適正
化することにより、適正な撮像画像を得ることを可能に
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置を示
すブロック図。
【図2】図1中のデジタル処理部4における画像変換処
理を説明するための説明図。
【図3】原色ベイヤー配列の例を示す説明図。
【図4】ズームモード時における画素読出しを説明する
ための説明図。
【図5】ズームモード時における画素読出しを説明する
ための説明図。
【図6】ズームモード時における画素読出しを説明する
ための説明図。
【図7】3種類以上の間引き率が設定されている場合の
読出しを説明するための説明図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置に採
用されるズーム動作を説明するための説明図。
【図9】複数種類の間引き率を用いる場合の読出しを説
明するための説明図である。
【図10】複数種類の間引き率を用いる場合の読出しを
説明するための説明図である。
【図11】第3の実施の形態に採用されるズーム動作を
説明するための説明図。
【図12】第3の実施の形態に採用されるズーム動作を
説明するためのタイミングチャート。
【図13】第3の実施の形態に採用されるズーム動作を
説明するためのタイミングチャート。
【図14】本発明の第4の実施の形態に採用されるズー
ム動作を説明するためのタイミングチャート。
【図15】本発明の第4の実施の形態に採用されるズー
ム動作を説明するためのタイミングチャート。
【図16】本発明の第5の実施の形態に採用されるズー
ム動作を説明するためのタイミングチャート。
【図17】第6の実施の形態に係る撮像装置を示すブロ
ック図。
【図18】図17中の視線方向検出部9を説明するため
の説明図。
【図19】第6の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図20】従来例におけるズーム動作を説明するための
説明図。
【符号の説明】
1…光学系、2…固体撮像素子、3…アナログ処理部、
4…デジタル処理部、5…周辺装置部、6…システムコ
ントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/262 H04N 5/262 5C076 5/335 5/335 P // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H054 AA01 5B057 AA01 BA02 BA12 BA23 CD06 CD07 CH11 CH18 5C022 AA13 AB20 AB36 AC12 AC42 AC69 5C023 AA02 CA02 5C024 BX01 CY19 GY31 GZ36 HX18 HX58 5C076 AA21 AA22 BB04 BB06 BB07 CB01 CB05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元アレイ状に配列された複数個の光
    電変換素子によって撮像を行う固体撮像素子と、 所定の撮像領域内の前記光電変換素子から読出しを行う
    ものであって、設定された複数の撮像領域に対して撮像
    領域のサイズに応じた固定の間引き率で読み出しを行う
    ことにより、設定されたそれぞれの撮像領域の画像を同
    一の画像サイズで出力する第1の読み出し手段と、 所定の撮像領域内の前記光電変換素子から読出しを行う
    ものであって、前記設定された複数の撮像領域とは異な
    るサイズの所定の撮像領域に対して前記固定の間引き率
    で読み出しを行う第2の読み出し手段と、 前記第2の読み出し手段から得られる画像の画像サイズ
    を前記第1の読み出し手段によって得られる画像の画像
    サイズと同一の画像サイズに変換する画像サイズ変換手
    段とを具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記画像サイズ変換手段は、前記第2の
    読み出し手段によって読み出された信号を用いた補間処
    理によって画像サイズを変換することを特徴とする請求
    項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の読み出し手段は、読出しを行
    う前記所定の撮像領域に最も近いサイズの前記設定され
    た複数の撮像領域に対する固定の間引き率で読出しを行
    うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の読み出し手段は、読出しを行
    う前記所定の撮像領域に最も近いサイズで且つ小さいサ
    イズの前記設定された複数の撮像領域に対する固定の間
    引き率で読出しを行うことを特徴とする請求項3に記載
    の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の読み出し手段は、読出しを行
    う前記所定の撮像領域に最も近いサイズで且つ大きいサ
    イズの前記設定された複数の撮像領域に対する固定の間
    引き率で読出しを行うことを特徴とする請求項3に記載
    の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の読み出し手段は、読出しを行
    う前記所定の撮像領域のサイズに拘わらず同一の前記固
    定の間引き率で読出しを行うことを特徴とする請求項1
    に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の読み出し手段のうち
    の少なくとも一方は、前記固体撮像素子から読み出した
    画像をメモリに保持し、前記メモリから、前記設定され
    た複数の撮像領域又は前記設定された複数の撮像領域と
    は異なるサイズの所定の撮像領域の画像を読み出すこと
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記光電変換素子上に色信号生成のため
    に必要な複数の色フィルタを配置した基本ユニットを形
    成し、前記第1及び第2の読み出し手段は、前記基本ユ
    ニット単位毎に読出しを行うことを特徴とする請求項1
    に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の読み出し手段のうち
    の少なくとも一方による前記撮像領域の変更は、前記固
    体撮像素子からの信号の読み出していないタイミングで
    行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2の読み出し手段のう
    ちの少なくとも一方による前記撮像領域の変更は、垂直
    走査終了後に行うことを特徴とする請求項9に記載の撮
    像装置。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2の読み出し手段のう
    ちの少なくとも一方による前記撮像領域の変更は、読み
    出し動作を強制終了させた後に行うことを特徴とする請
    求項9に記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2の読み出し手段は、
    相互に同一のフレームレートで読出しを行うことを特徴
    とする請求項1に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2の読み出し手段は、
    水平ブランキング期間及び垂直ブランキング期間を変更
    することにより、フレームレートを同一にすることを特
    徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記第1及び第2の読み出し手段は、
    走査周波数を変更することにより、フレームレートを同
    一にすることを特徴とする請求項12に記載の撮像装
    置。
  15. 【請求項15】 撮像領域の変更直後には、前記第1及
    び第2の読み出し手段の出力のうち撮像領域変更前の出
    力を用いて出力フレーム信号を補間する補間手段を更に
    具備したことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  16. 【請求項16】 前記補間手段は、前記第1及び第2の
    読み出し手段の出力のうち撮像領域の変更直前の出力フ
    レーム信号を補間に用いることを特徴とする請求項15
    に記載の撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記第1及び第2の読み出し手段の出
    力のうち撮像領域変更直後の出力フレーム信号の補正を
    行う補正手段を更に具備したことを特徴とする請求項1
    に記載の撮像装置。
  18. 【請求項18】 前記補正手段は、前記第1及び第2の
    読み出し手段の出力のうち撮像領域変更直後の出力フレ
    ーム信号については前記撮像領域変更前後の蓄積時間に
    応じたゲイン補正を行うことを特徴とする請求項17に
    記載の撮像装置。
  19. 【請求項19】 前記補正手段は、前記第1及び第2の
    読み出し手段の出力のうち撮像領域変更直後の出力フレ
    ーム信号については蓄積時間の補正を行うことを特徴と
    する請求項17に記載の撮像装置。
  20. 【請求項20】 前記第1及び第2の読み出し手段は、
    オプティカルブラック画素からの読み出しが可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  21. 【請求項21】 前記第1及び第2の読み出し手段によ
    る撮像領域を表示する光学ファインダを更に具備したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  22. 【請求項22】 前記第1及び第2の読み出し手段によ
    る撮像領域の変更を検出する視線検知手段を更に具備し
    たことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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