JP2002329576A - 発光装置およびその作製方法 - Google Patents

発光装置およびその作製方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光装置の作製方法に関して、歩留まりがよく
発光装置を得る技術を提供することを課題とする。 【解決手段】凹部607a及び凹部608aを有する第
二の基板600aで発光装置を作製することで、シール
パターン605bの幅を細く保つことができ、また、シ
ール材のしみ出しを防止できる。よって、発光装置の狭
額縁化が可能となる。さらに、凹部から端面までの第二
の基板の一部を分断する作製方法により、発光装置の狭
額縁化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極間に発光性の
材料を挟んだ素子(以下、発光素子という)を用いた発
光装置に関する。具体的には発光装置の狭額縁化の技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発光素子を用いた発光装置の開発
が進んでいる。発光装置は発光素子自体に発光能力があ
るため、液晶ディスプレイに用いられているようなバッ
クライトが不要である。よって、薄型化、軽量化が可能
である。さらに視野角が広いため、屋外での用途に適し
ている。
【0003】発光装置にはパッシブ型(単純マトリック
ス型)とアクティブ型(アクティブマトリックス型)の
2種類があり、どちらも盛んに開発が行われている。特
に現在はアクティブ型発光装置が注目されている。ま
た、発光素子の発光層となる材料は、有機材料と無機材
料があり、さらに有機材料は低分子系(モノマー系)有
機材料と高分子系(ポリマー系)有機材料とに分けられ
る。両者とも盛んに研究されており、低分子系有機材料
は主に真空蒸着法により、高分子系有機材料は主にスピ
ンコート法によって形成される。
【0004】有機材料は無機材料と比べて発光効率が高
く、低電圧で駆動することが可能であるという特徴があ
る。また、有機化合物であるので、様々な新しい物質を
設計し、作成することが可能である。よって、将来の材
料設計の進展によって、より高い効率で発光する素子が
発見される可能性がある。
【0005】シール材のしみ出しが生じた発光装置の一
例を図20に示す。図20(A)はシール材のしみ出し
が生じた装置の点線部A-A'における断面図であり、図
20(B)はその上面図である。発光素子1208は陽
極1202、有機層1203および陰極1204から成
り、陽極1202と陰極1204で有機層1203を挟
み込むように形成される。第一の基板1201上に直接
形成するのは、陽極でも陰極でも良いが、作製上の容易
さから、第一の基板1201の上に陽極を形成するのが
一般的である。発光素子は陰極から注入された電子およ
び陽極から注入された正孔が有機層1203の発光中心
で再結合して励起子を形成し、その励起子が基底状態に
戻るときにエネルギーを放出して発光する。また、第一
の基板1201上には、配線部1209及び駆動回路1
212が設けられている。配線部とは、駆動回路と電気
的に接続する配線の集まりである。図示はしていない
が、駆動回路1212及び発光素子1208も配線によ
り電気的に接続している。
【0006】次に発光素子の封止について述べる。現
在、封止缶またはガラス基板による封止法が考案されて
いる。現在製品化されているパネルは金属の封止缶に乾
燥剤をいれ、封止缶の周辺に接着材を塗布し、硬化させ
て封止している。(有機ELとディスプレイ, シーエムシ
ー, p.250,2001)該封止缶または該ガラス基板をまとめ
て、第二の基板1200とする。また、該接着材はシー
ル材に相当する。すなわち、第二の基板1200にシー
ル材が塗布され、第一の基板1201と第二の基板12
00はシールパターン1205を介して貼り合わせられ
ている。シール材とは、第一の基板と第二の基板とを貼
り合わせ、その中に発光素子を封入するための接着・封
止の材料であって、パネルの周辺部に配置される材料で
ある。シールパターンとは、シール材の形状、位置、幅
が規程されたものである。発光素子1208は第一の基
板1201、第二の基板1200およびシールパターン
1205、駆動回路1212で囲まれた密閉された空間
にある。発光素子は水分や酸素によって劣化するので、
密閉された空間は不活性ガス1206(窒素分子もしく
は希ガス)により満たされている。本明細書では、第一
の基板、第二の基板、シールパターン、発光素子に囲ま
れた領域を密閉された空間という。本明細書において、
第一の基板とは発光素子が形成された基板を言い、第二
の基板とは水分や酸素によって劣化しやすい発光素子を
守るためにシールパターンを介して第一の基板に貼り合
わせた基板を言う。乾燥剤については図示は省略してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図20のように、発光
装置は発光素子が形成された第一の基板1201と第二
の基板1200とがシールパターン1205を介して貼
り合わされた構成になっている。シール材の塗布しシー
ルパターン1205が形成された第二の基板1200と
第一基板1201とを貼り合わせた後、シール材は押し
潰されて拡がってしまい、表示部が見える方向からみて
シールパターン1205の幅は太くなってしまう。本明
細書では、表示部とは、第一の基板の法線方向からみた
発光素子の領域に相当する。そうすると、シールパター
ンの形成されるべき場所からシール材がしみ出し120
7がおこってしまい、ディスプレイの表示部や基板の端
面にかかってしまう場合がある。シール材のしみ出しの
原因としては、次のようなことが考えられる。第一の基
板と第二の基板との貼り合わせ工程後の熱プレスでは一
般的にパネルの温度を150〜200℃まで加熱して硬
化反応を進行させ、硬化が終了したところで室温までパ
ネルの温度を下げる。150℃〜200℃においては、
硬化反応が始まる直前にシール材の粘度が低下し、かな
り流動的な状態になるため、毛細管現象のためにほんの
すこしでも第一の基板と第二の基板との間隔が薄くなっ
ている部分によりシール材が流れていくようになり、さ
らに時間が経過すると今度は硬化反応が始まるのでシー
ル材の粘度が急激に増加し、一旦広がってしまったシー
ル材がもとの状態に戻ることなくそのまま固まってしま
う。
【0008】第一の基板の端面と第二の基板の端面との
間にシール材があると、貼り合わせた基板の分断が行い
にくいことがある。また、第一の基板と第二の基板との
間に形成されたシールパターンの付近の基板の部分は分
断が行いにくいことがある。よって、発光装置の狭額縁
化の技術に歯止めがかかっていた。狭額縁化とは、表示
部が見える方向からみて発光素子1208と端面121
1との距離を短くすることである。また、ディスプレイ
の狭額縁化を実現するために、単にシールパターンの幅
を狭くするように、シール材の塗布量を調整することが
考えられる。しかしながら、シールパターンの幅を狭く
した場合、第一の基板と第二の基板との接着の強度の減
少やシール剥がれの原因ともなりうる。
【0009】近年、携帯電話などの携帯機器においては
ディスプレイの小型化が要求されている一方、動画を対
応とするために高精細化が望まれている。高精細化のた
めに、解像度を高く(画素数が多くなる)し、画素ピッ
チは小さくする必要がある。しかし、例えば、文字表示
としては画素ピッチは約300μm程度でよく、高精細
化のためには、画素数を増やさなければならず、携帯機
器における表示部の占める割合を大きくする必要があ
る。よって、ディスプレイの狭額縁化は、深刻な課題と
なっている。
【0010】よって、ディスプレイの狭額縁化を実現す
るために、シールパターンの幅を狭くした場合において
も、第一の基板と第二の基板との接着の強度の減少を抑
えることを可能とする発光装置を提供することを課題と
する。また、しみ出したシール材を溜めることを可能と
する凹部を有する発光装置を提供することを課題とす
る。さらに、シールパターンの一部が第二の基板の端部
上に形成され、頑丈な発光装置を提供することを課題と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】発光装置を構成する第二
の基板において、シール材を塗布し、シールパターンを
形成しようとする部分に凹部を形成する。形成されたシ
ールパターンの幅を細く保ちながらも、該凹部を有する
基板を用いれば、該シールパターンと第二の基板との接
触する面積が大きくなるので第一の基板と第二の基板と
の接着の強度の減少を抑えるといった効果があり、発光
装置の狭額縁化が可能となる。また、シールパターンの
一部を第二の基板の凹部の一部に形成することにより、
熱プレス時に流動的に流れ出したシール材を凹部に溜め
ることができるので、第一の基板と第二の基板を貼り合
わせたときのシール材のしみ出しを抑制することがで
き、発光装置の狭額縁化が可能となる。ただし、シール
パターンを硬化させる熱プレス工程は、第一の基板を上
側に、第二の基板を下側に設置されて行われることが好
ましい。凹部のかわりにスクライブラインでよいという
ことになるかもしれないが、図21のように基板210
0に形成されたスクライブラインの幅が約2μm、幅が
約200μmである一方、シール材には概略球状の材料
(充填材)が混入され、みかけの粘度を増加させている
が、この充填材の平均粒径は最小でも約3μmであるの
で、スクライブラインは十分にシール材のしみ出しを抑
制するほどの大きさを有していない。さらに、シール材
の一部が凹部に形成されるように、シール材の塗布量を
調整しシール材を塗布する場合は、裏面または表面にス
クライブラインを形成した第一の基板を用意し、第一の
基板または第二の基板の法線方向からみて該凹部と該ス
クライブラインとが重なるように第一の基板と第二の基
板とを貼り合わせ、該凹部及び該スクライブラインから
亀裂を生じさせることが可能となるので、さらに、発光
装置の狭額縁化が可能となる。シールパターンの一部が
第二の基板の端部上に形成されるので、頑丈な発光装置
を提供することが可能となる。第二の基板に設けられる
凹部は単数でも複数でもよい。
【0012】よって、本明細書で開示する発明の構成
は、第一の基板と、前記第一の基板上に形成された発光
素子と、前記発光素子の周りに形成されたシール材と、
凹部が形成された第二の基板と前記第一の基板とが前記
シール材を介して貼り合わせられた発光装置において、
前記凹部に前記シール材が充填されていることを特徴と
する発光装置である。本発明の発光装置を用いた場合、
シールパターンの幅を狭くする場合でも、第二の基板に
凹部を形成することにより、シールパターンと凹部とが
接する面積が大きくなるので、第一の基板と第二の基板
との接着の強度の減少を抑えることが可能となる。
【0013】また、他の発明の構成は、第一の基板と、
前記第一の基板上に形成された発光素子と、前記発光素
子の周りに形成されたシールパターンと、凹部が形成さ
れた第二の基板と前記第一の基板とが前記シールパター
ンを介して貼り合わせられた発光装置において、前記凹
部の一部に前記シールパターンの一部が形成されている
発光装置である。本発明の発光装置を用いた場合、第二
の基板に凹部を形成することにより、シールパターンと
凹部とが接する面積が大きくなり、第一の基板と第二の
基板との接着の強度の減少を抑えることが可能となる。
また、本発明の発光装置を用いた場合、熱プレス時に流
動的に流れ出したシール材を凹部に溜めることができる
ので、シール材のしみ出しを抑えることができ、発光素
子と端面との距離を小さくできる。
【0014】また、他の発明の構成は、スクライブライ
ンの一部を有する第一の基板と、前記第一の基板上に形
成された発光素子と、前記発光素子の周りに形成された
シールパターンと、凹部が形成された第二の基板と前記
第一の基板とが前記シールパターンを介して貼り合わせ
られた発光装置において、前記凹部の一部に前記シール
パターンの一部が形成されていることを特徴とする発光
装置である。本発明の発光装置は、スクライブラインを
形成した第一の基板を用意し、第一の基板又は第二の基
板の法線方向からみて該凹部と該スクライブラインとが
重なるように第一の基板と第二の基板とを貼り合わせ、
該凹部及び該スクライブラインから亀裂を生じさせるこ
とにより、作製される。本発明の発光装置を用いた場
合、第二の基板に凹部を形成することにより、シールパ
ターンと凹部とが接する面積が大きくなり、第一の基板
と第二の基板との接着の強度の減少を抑えることが可能
となる。また、本発明の発光装置を用いる場合、シール
材のしみ出しを抑えることが可能となる。さらに、本発
明の発光装置を用いることにより、シールパターンの一
部が第二の基板の端部上に形成され、頑丈な発光装置を
提供することが可能となる。
【0015】また、他の発明の構成は、第一の基板と、
前記第一の基板上に形成された発光素子と、前記発光素
子の周りに形成されたシール材と、凹部が形成された第
二の基板と前記第一の基板とが前記シール材を介して貼
り合わせられた発光装置において、前記凹部のうち少な
くとも一つの凹部には前記シール材が充填されているこ
とを特徴とする発光装置である。本発明の発光装置を用
いた場合、シールパターンの幅を狭くする場合でも、シ
ールパターンと凹部とが接する面積が大きくなるので、
第一の基板と第二のとの接着の強度の減少を抑えること
が可能となる。
【0016】また、他の発明の構成は、第一の基板と、
前記第一の基板上に形成された発光素子と、前記発光素
子の周りに形成されたシールパターンと、複数の凹部が
形成された第二の基板と前記第一の基板とが前記シール
パターンを介して貼り合わせられた発光装置において、
前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部には前記シ
ールパターンの一部が形成されていることを特徴とする
発光装置である。本発明の発光装置を用いた場合、第二
の基板に凹部を形成することにより、シールパターンと
凹部とが接する面積が大きくなり、第一の基板と第二の
基板との接着の強度の減少を抑えることが可能となる。
また、本発明の発光装置を用いた場合、熱プレス時に流
動的に流れ出したシール材を凹部に溜めることができる
ので、シール材のしみ出しを抑えることができ、発光素
子と端面との距離を小さくできる。
【0017】また、他の発明の構成は、スクライブライ
ンの一部を有する第一の基板と、前記第一の基板上に形
成された発光素子と、前記発光素子の周りに形成された
シールパターンと、複数の凹部が形成された第二の基板
と前記第一の基板とが前記シールパターンを介して貼り
合わせられた発光装置において、前記複数の凹部のうち
少なくとも一つの凹部には前記シールパターンの一部が
形成されていることを特徴とする発光装置である。本発
明の発光装置は、裏面または表面にスクライブラインを
形成した第一の基板を用意し、表示部の見える方向から
みて該凹部と該スクライブラインとが重なるように第一
の基板と第二の基板とを貼り合わせ、該凹部及び該スク
ライブラインから亀裂を生じさせることにより、作製さ
れる。本発明の発光装置を用いた場合、第二の基板に凹
部を形成することにより、シールパターンと凹部とが接
する面積が大きくなり、第一の基板と第二の基板との接
着の強度の減少を抑えることが可能となる。また、本発
明の発光装置を用いた場合、シール材のしみ出しを抑え
ることが可能となる。さらに、本発明の発光装置を用い
ることにより、シールパターンの一部が第二の基板の端
部上に形成され、頑丈な発光装置を提供することが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の発光装置の作製方法につ
いて説明する。図1(A)に図1(B)の点線部A1-
A1'における本発明の発光装置の断面図を、図1
(B)に上面図を示す。
【0019】第二の基板100においてシール材を塗布
し、シールパターン105を形成する部分に凹部107
を形成する。凹部の形成方法としては、第二の基板とし
てガラスを用いる場合には、ガラスのエッチングによっ
て行う。
【0020】第二の基板100にシール材を塗布し、シ
ールパターン105を形成する。塗布の方法はディスペ
ンサ方式、もしくはスクリーン印刷方式によって行われ
る。図1(A)のように第二の基板に形成された凹部1
07に、かつ、図1(B)のように発光素子108の周
りにシールパターン105を形成する。
【0021】第二の基板100の材質としては、非晶質
ガラス(ホウケイ酸塩ガラス、石英等)、結晶化ガラ
ス、セラミックスガラス、ガラス、ポリマー等の絶縁性
物質が好ましい。また、有機系樹脂(アクリル系樹脂、
スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂もしくはエポ
キシ系樹脂)、シリコーン系樹脂ポリマーの絶縁性物質
でもよい。セラミックスを用いてもよい。また、シール
材が絶縁物であるのならステンレス合金等の金属材料を
用いることも可能である。
【0022】シール材の材質としては、エポキシ系樹
脂、アクリレート系樹脂等のシール材を用いることがで
きる。熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂をシール材として用
いることもできる。但し、シール材は可能な限り水分を
透過しない材質であることが望ましい。
【0023】第一の基板101の材質は、ガラス基板、
石英基板もしくはプラスチック基板が用いられる。さら
に、第一の基板101上には、配線部109、発光素子
108及び駆動回路112が設けられている。配線部と
は、駆動回路に電気的に接続する配線の集まりである。
図示はしていないが、発光素子108と駆動回路112
とは配線により電気的に接続している。
【0024】第二の基板100と発光素子108が形成
された第一の基板101とを貼り合わせる。貼り合わせ
の方法は、第二の基板100および第一の基板101に
印を付けておき、CCD(チャージ カップルド デバ
イス)カメラによって位置を合わせ、貼り合わせを行
う。発光素子の封止される密閉された空間を不活性ガス
で満たすために、貼り合わせは不活性ガス(窒素もしく
は希ガス)雰囲気中で行われる。雰囲気中の水分濃度は
可能な限り低く抑える。具体的には、水分濃度が1pp
m以下であることが望ましい。
【0025】発光素子108が形成された第一の基板1
01と第二の基板100とをシールパターン105を介
して貼り合わせた後、熱プレスにより、シール材を硬化
させる。シール材が熱硬化性樹脂の場合クリーンオーブ
ン中での熱プレスによって、シール材が光硬化性樹脂の
場合紫外線ランプによる紫外線照射によって、シール材
を硬化させる。いずれの場合も、硬化の際、発光素子に
ダメージがかかってしまう恐れがあるので注意が必要で
ある。
【0026】シール材が完全に硬化したら、スクライバ
ーによって、第一の基板101および第二の基板100
の分断すべき箇所に割れ目を付ける。その後、切れ目を
入れた面の反対面から力を加えることによって所望の大
きさに分断を行う。この際、ブレイカーと呼ばれる圧力
を加える装置を用いてもよい。
【0027】以上の工程を経て、本発明の発光装置が得
られる。本発明の発光装置を用いた場合、シールパター
ン105の幅を狭くする場合でも、第二の基板に凹部を
形成することにより、シールパターン105と凹部10
7とが接する面積が大きくなるので、第一の基板100
と第二の基板101との接着の強度の減少を抑えること
が可能となる。
【0028】凹部の形成方法として第二の基板にガラス
を用いる場合はエッチングを用いたが、サンドブラス
ト、鋳型によるガラスの形成などによって行ってもよ
い。
【0029】また、第二の基板に金属板が用いられる場
合には、プレスによる成型、鋳型による金属板の形成な
どによって行ってもよい。
【0030】密閉された空間を不活性ガスで満たした
が、有機樹脂で充填してもよい。
【0031】本発明の発光装置の第二の基板400はシ
ート状であるが、図5のように凹部307を有する第二
の基板300が発光素子308の外寸よりも小さい内寸
の凹部311(太線部)を有し、その凹部311に乾燥
剤312が封止された発光装置にも本発明は適用可能で
ある。フィルム313は、凹部311に乾燥剤312を
閉じ込める役割を有している。本発明の発光装置を用い
た場合、シールパターン305の幅を狭くする場合で
も、第二の基板に凹部を形成することにより、シールパ
ターン305と凹部307とが接する面積が大きくなる
ので、第一の基板300と第二の基板301との接着の
強度の減少を抑えることが可能となる。さらに、凹部3
11に乾燥剤312が封止されているので、水分や酸素
による発光素子308の劣化を抑えることが可能とな
る。
【0032】以上の構成でなる本発明について、以下に
示す実施例でもってさらに詳細な説明を行うこととす
る。
【0033】
【実施例】〔実施例1〕本発明を下面出射に適用した発
光装置を図6に示す。本明細書では、光が第一の基板4
01を透過して出射することを下面出射という。光の方
向を矢印で示す。図6(A)は図6(B)の点線部A2
-A2'における本発明の発光装置の断面図であり、図6
(B)は本発明の発光装置の上面図である。
【0034】まず、図2(A)のように、ガラスからな
る第二の基板400aにレジスト202をスピンコート
法によって形成する。次いで、レジストのパターンは実
際のシールパターンの幅よりも細くできるようなマスク
203を用いて、レジスト202に露光する(図2
(A)レジスト塗布/露光)。次いで、図2(B)のよ
うに、現像を行い、凹部を形成する部分のレジストを除
去する。凹部を形成しない部分には、ガラスからなる第
二の基板400a上にレジスト202aとレジスト20
2bが残っている(図2(B)現像)。次いで、図3
(A)のように、エッチングを行うと、ガラスからなる
第二の基板400aに凹部407が形成される。エッチ
ャントとしては、フッ酸もしくはフッ酸を主成分とする
溶液を用いる。ウェットエッチングの場合には、等方的
にエッチングが行われるので、エッチング後の形状は図
3(A)のように断面の形状は一部曲線の形状を有して
いる。また、ドライエッチングを用いてもよい。この場
合は、断面の形状が長方形になり、0.3〜0.4mm
の深さを有していることが好ましい。(図3(A)エッ
チング)。次いで、レジスト202aとレジスト202
bを剥離し、洗浄すると図3(B)のように、凹部40
7が形成されたガラスからなる第二の基板400bが得
られる。このガラスからなる第二の基板400bが、図
6の第二の基板400に相当する。凹部407の幅が
0.8〜1.0mm、凹部407の深さは0.08〜
0.12mmの範囲にあればよい。凹部407の深さに
ついては、エッチングの時間で調整すればよい(図3
(B)剥離・洗浄)。
【0035】一方、図6のように、第一の基板401に
は、ガラス基板、石英基板もしくはプラスチック基板が
用いられる。さらに、第一の基板401上には、配線部
409、駆動回路412が設けられている。配線部と
は、駆動回路に電気的に接続する配線の集まりである。
【0036】次いで、第一の基板401上に陽極402
を形成する。第一の基板401の材質としては、ガラス
基板、石英基板もしくはプラスチック基板が用いられ
る。陽極402の材質としては、仕事関数の大きな導電
膜、代表的には透明導電膜(酸化インジウムと酸化スズ
の化合物など)、白金、金、ニッケル、パラジウム、イ
リジウムもしくはコバルトを用いる。陽極は、スパッタ
法、真空蒸着法などの方法で形成され、フォトリソグラ
フィによってパターニングが行われる。
【0037】第二の基板400においてシール材が塗布
され、シールパターンの形成する部分に凹部407を形
成する。凹部の形成方法としては、第二の基板としてガ
ラスからなる第二の基板を用いる場合には、ガラスから
なる第二の基板のエッチングによって行われる。
【0038】次いで、不活性ガス(窒素もしくは希ガ
ス)雰囲気中、陽極402の上に有機層403を形成す
る。なお、有機層403としては、公知の材料を用いる
ことができる。有機層403は主に積層構造で用いられ
る。有機層403は、正孔注入材料、正孔輸送材料、発
光層となる材料、電子輸送材料、電子注入材料等を用い
て形成する。また、三重項励起状態から基底状態に戻る
際のエネルギーを発光に変換しうる材料を有機層403
に用いてもよい。
【0039】不活性ガス(窒素もしくは希ガス)雰囲気
中、有機層403の上に陰極404を形成する。陰極4
04はメタルマスクを用いた真空蒸着法によって形成さ
れる。陰極404の材質としては、仕事関数の小さな金
属、代表的には周期表の1族もしくは2族に属する元素
(マグネシウム,リチウム,カリウム,バリウム、カル
シウム、ナトリウムもしくはベリリウム)またはそれら
に近い仕事関数を持つ金属を用いる。また、陰極の材質
として、アルミニウムを用い、陰極のバッファー層とし
てアルミニウムの下にフッ化リチウムもしくはリチウム
アセチルアセトネート錯体を形成しても良い。本明細書
では、陽極と有機層と陰極とを積層した素子を発光素子
という。
【0040】次いで、図4のように発光素子408の封
止が行われる。発光素子408を形成する領域の周り
に、すなわち、第二の基板400に形成された凹部40
7に、シールパターン405aを形成する。シールパタ
ーン405aの一部は、凹部407に充填されている。
本明細書では、シール材が凹部に充填されるとは、点線
部及び凹部に囲まれた領域にシール材が密につまってい
ることをいう。シール材の硬化後、シールパターンの幅
が1.1〜1.3mmの範囲になるように、また、第一
の基板401と第二の基板400との間隔が10〜20
μmの範囲になるように、シール材の塗布量を調整して
いればよい(図4(A)シールパターンの形成)。第一
の基板401と第二の基板400との間隔は発光素子4
08の膜厚により決定され、シール材中に含有するフィ
ラーの大きさにより制御される。
【0041】第二の基板400と発光素子408の形成
された第一の基板401とを貼り合わせる(図4(B)
貼り合わせ)。図6のように、第一の基板401、第二
の基板400、シールパターン405b、発光素子40
8、駆動回路412に囲まれた領域中に不活性ガス40
6が満たされる。次いで、熱プレスにより、シール材を
硬化させる。
【0042】以上の工程を経て、本発明の発光装置が得
られる。本発明の発光装置を用いた場合、シールパター
ン405の幅を狭くする場合でも、第二の基板400に
凹部407を形成することにより、シールパターン40
5と凹部407とが接する面積が大きくなるので、第一
の基板400と第二の基板401との接着の強度の減少
を抑えることが可能となる。
【0043】本実施例では下面出射に適用した発光装置
を示したが、第二の基板400に透明な材料を用いれ
ば、上面出射に適用した発光装置を作製することが可能
である。本明細書では、光が第二の基板400を透過し
て出射することを上面出射という。
【0044】本実施例では、第二の基板に形成した単数
の凹みにシールパターンの一部を形成したが、第二の基
板に複数の凹みを形成し、シールパターンの一部を充填
してもよい。凹部の幅は0.4〜0.5mm、凹部の深
さは0.08〜0.12mmの範囲にあればよい。本発
明の発光装置を用いた場合、シールパターンの幅を狭く
する場合でも、第二の基板に複数の凹部を形成すること
により、シールパターンと複数の凹部とが接する面積が
大きくなるので、第一の基板と第二の基板との接着の強
度を高めることが可能となる。
【0045】〔実施例2〕実施例1ではガラスのエッチ
ングによる凹部の作製方法について言及したが、本実施
例では、ガラスのサンドブラスト法による凹部の作製方
法について述べる。その他の装置の作製方法は実施例1
と同じであり、特に詳細な説明は省略する。
【0046】ガラス基板において凹部を形成したい部分
以外にレジストを形成する。サンドブラスト装置の中に
入れ、砂をガラス基板に吹き付ける。次いで、レジスト
を除去するとガラスを削り取り凹部を形成した第二の基
板を完成させる。この際、公知のサンドブラスト装置を
用いればよい。
【0047】次いで、配線部、駆動回路が設けられた第
一の基板の上に発光素子を形成し、該基板と凹部を形成
した第二の基板とをシール材によって貼り合わせ、所望
の大きさに分断することにより、本発明の発光装置を完
成させる。
【0048】〔実施例3〕実施例2ではガラスのサンド
ブラスト法による凹部の形成方法について述べたが、本
実施例では、鋳型によるガラスの作製方法について述べ
る。その他の装置の作製方法は実施例1と同じであり、
特に詳細な説明は省略する。
【0049】鋳型によって凹部が形成されたガラス基板
を形成する。ガラス基板に凹部が形成されるように凸の
形の鋳型を作成し、その鋳型を使って凹部を形成した第
二の基板を作製する。
【0050】次いで、配線部、駆動回路が設けられた第
一の基板の上に発光素子を形成し、該基板と凹部を形成
した第二の基板とをシール材によって貼り合わせ、所望
の大きさに分断することにより、本発明の発光装置を完
成させる。
【0051】〔実施例4〕実施例1から実施例3につい
てはガラスを第二の基板に適用した例について述べた
が、本実施例では金属を第二の基板に適用した例につい
て述べる。本実施例では、プレスによる成型で凹部を形
成した第二の基板の作製方法について述べる。
【0052】まず、プレスによる成型で凹部を形成した
第二の基板の作製を行う。
【0053】次いで、配線部、駆動回路が設けられた第
一の基板の上に発光素子を形成し、該基板と凹部を形成
した第二の基板とをシール材によって貼り合わせ、所望
の大きさに分断することにより、本発明の発光装置を完
成させる。
【0054】本実施例では凹部を形成した第二の基板の
作製方法においてプレスによる成型を行ったが、鋳型に
よる凹部を有する金属板の形成をおこなってもよい。
【0055】〔実施例5〕本発明はアクティブ型の発光
表示装置にも適用することができる。本発明をアクティ
ブ型の発光装置に適用した例を図7に示す。700は第
二の基板、701は第一の基板、702は陽極、703
は有機層、704は陰極、705はシールパターン、7
06は不活性ガス、707は凹部、708はスイッチン
グ用のTFT(Thin Film Transistor)(点線部内)、
709は電流制御用のTFT(点線部内)、710及び
711は絶縁膜である。画素の範囲を図7の矢印に示
す。陽極702と陰極704とのショート防止のため
に、第一の基板701の法線方向から見て、陽極702
の端部と絶縁膜711(丸点線内)とを重ねることが好
ましい。
【0056】〔実施例6〕本発明はパッシブ型の発光装
置にも適用することができる。本発明をパッシブ型の発
光装置に適用する例を図8に示す。800は第二の基
板、801は第一の基板、802は陽極、803は有機
層、804は陰極、805はシールパターン、806は
不活性ガス、807は凹部、808は絶縁膜である。画
素の範囲を図8の矢印に示す。
【0057】〔実施例7〕実施例1〜6では、凹部にシ
ール材が充填された発光装置の一例を示したが、本実施
例では、凹部の一部にシールパターンの一部が形成され
た発光装置の例を示す。
【0058】図9のように、第二の基板500aにその
端面509に沿って、かつ、貼り合わせ後、発光素子5
08の外側にくるように凹部507aを形成する。凹部
507a上の点線部からみて端面509と反対側に第二
の基板500aの表面にシール材を塗布しシールパター
ン505aを形成する(図9(A) シールパターンの形
成)。本実施例では、凹部507a上の点線部からみて
発光素子508側にシールパターン505aを形成した
が、端面509側にシールパターン505aを形成して
もよい。
【0059】一方、配線部(図示せず)と駆動回路(図
示せず)とが設けられた第一の基板501aを用意す
る。不活性ガス(窒素もしくは希ガス)雰囲気中、第二
の基板500aと第一の基板501aとを貼り合わせた
際、シールパターン505aはおしつぶされ、凹部50
7aに一部が形成されたシールパターン505bを形成
することになる(図9(B) 貼り合わせ)。第一の基板
501、第二の基板500、シールパターン505b、
発光素子508、駆動回路(図示はしない)に囲まれた
領域中に不活性ガス506が満たされる。シール材が熱
硬化性樹脂の場合、クリーンオーブン中での熱プレスに
よって、シール材を硬化させる。
【0060】第一の基板500aと第二の基板501a
との貼り合せ工程後の熱プレスでは一般的にパネルの温
度を150〜200℃まで加熱して硬化反応を進行さ
せ、硬化が終了したところで室温までパネルの温度を下
げる。150℃〜200℃においては、硬化反応が始ま
る直前にシール材の粘度が低下し、かなり流動的な状態
になるため、毛細管現象のためにほんのすこしでも第一
の基板500aと第二の基板501aとの間隔が薄くな
っている部分によりシール材が流れていくようになり、
さらに時間が経過すると今度は硬化反応が始まるのでシ
ール材の粘度が急激に増加し、一旦広がってしまったシ
ール材がもとの状態に戻ることなくそのまま固まってし
まう。熱プレス中、凹部507aが形成された第二の基
板500aを下側、第一の基板501aを上側に設置す
ることが好ましい。このような設置することにより、シ
ール材がしみ出た場合においても、しみ出したシール材
を凹部507aに溜めることができ、端面509にシー
ル材がかかってしまうことを防ぐことができる。また、
端面509側にシールパターンを形成する場合には、発
光素子508にシール材がしみ出してしまうことを防ぐ
ことができる(図示しない)。
【0061】次いで、所望の大きさに分断することによ
り、本発明の発光装置を完成させる。本発明の発光装置
を用いた場合、第二の基板500aに凹部507aを形
成することにより、シールパターン505bと凹部50
7aとが接する面積が大きくなり、第一の基板401と
第二の基板400との接着の強度の減少を抑えることが
可能となる。
【0062】また、本発明の発光装置を用いた場合、熱
プレス時に流動的に流れ出したシール材を凹部に溜める
ことができるので、シール材のしみ出しを抑えることが
でき、発光素子508と端面509との距離を小さくで
きる。よって、発光装置の狭額縁化が可能となる。
【0063】〔実施例8〕実施例7で用いた凹部507
aを有する第二の基板500を用いた発光装置の作製方
法の他の例を示す。
【0064】実施例7で作製した発光装置の狭額縁化を
行うために、貼り合わせ・分断後、図11のように、シ
ールパターン505bの一部が端部514上に存在する
発光装置を作製する。
【0065】シールパターン505a、凹部507a及
び端面509を有する第二の基板500aを用意する
(図10(A) シールパターンの形成)。図10(B)の
ように貼り合わせのため、第一の基板501cの表面
に、かつ、図12において第二の基板500a及び第一
の基板501cの法線方向からみて凹部507aと重な
るようにスクライブライン512と、発光素子508を
第一の基板501cに形成しておく。第二の基板500
aと第一の基板501cと貼り合わせた上面図を図12
に示す。図12中の点線A3−A3'における断面図が
図10(B)に相当する。
【0066】不活性ガス(窒素もしくは希ガス)雰囲気
中、第二の基板500aと第一の基板501cとを貼り
合わせる(図10(B))。第一の基板501c、第二の
基板500a、シールパターン505b、発光素子50
8、駆動回路(図示はしない)に囲まれた領域中に不活
性ガス506が満たされる。
【0067】次いで、図11(A)のようにブレイカーの
ブレークバーで、第二の基板500aの裏面を矢印方向
に加圧すれば、第二の基板500aに矢印の方向に亀裂
511aが生じる。亀裂511aが第二の基板500a
の裏面にまで達すると、第二の基板500aから、亀裂
511aの入った箇所から端面509のまでの第二の基
板500aの一部が切り離され、端面513と凹部50
7dを有する第二の基板500dが形成される。凹部5
07dは、第二の基板500dの端部514と端部51
3aに沿って形成されている。これと同時に、スクライ
ブライン512から亀裂511bが生じ、第一の基板5
01cから亀裂511bの入った箇所から端面515の
までの第一の基板501cの一部が切り離され、スクラ
イブラインの一部512aが形成された第一の基板50
1d及び凹部507dが形成された第二の基板500d
を有する発光装置を得る(図11(B) 分断後)。本明
細書では、亀裂とはひびがはいってさけることをいう。
スクライブライン512から端面515のまでの基板5
01cの一部が切り離されない場合は、ブレイカーのブ
レークバーにより、端面515の内側で、かつ、第一の
基板501cの裏面を加圧すれば、第一の基板501c
から、亀裂511bの入った箇所から端面のまでの第一
の基板501cの一部が切り離され、スクライブライン
の一部512aが形成された発光装置を得る。
【0068】また、スクライブライン512は、第二の
基板500aの裏面又は表面に、かつ、該基板の法線方
向からみて凹部507aと重なるように形成することが
好ましい。本明細書では、第一の基板及び第二の基板の
表面とは、シールパターンと接する側の面をいう。ま
た、本明細書では、第一の基板及び第二の基板の裏面と
は、凹部、端面、シールパターンと接する側の面以外の
面をいう。第二の基板から配線部側以外の三辺付近の端
面から凹部までの第二の基板の一部を分断し、第一の基
板から配線部側以外の三辺付近の端面からスクライブラ
インまでの第一の基板の部分についても分断することが
好ましい。分断後(図11(B))の発光装置の上面図を
図13に示す。図13中の点線A4−A4'における断
面図が図11(B)に相当する。
【0069】以上の工程を経て、本発明の発光装置を完
成させる。本発明の発光装置を用いた場合、第二の基板
500dに凹部507dを形成することにより、シール
パターンと凹部とが接する面積が大きくなり、第一の基
板501dと第二の基板500dとの接着の強度の減少
を抑えることが可能となる。
【0070】また、表示部の見える方向からみてスクラ
イブライン512から端面515までの第一の基板50
1cの一部が第一の基板501cより切り離され、ま
た、表示部の見える方向からみて凹部507aから端面
509までの第二の基板500aの一部が第二の基板5
00aより切り離されることにより、観測者からみて端
面と発光素子508との距離が小さくできるので、発光
装置の狭額縁化が可能となる。
【0071】さらに、本発明の発光装置を用いることに
より、シールパターン505bの一部が第二の基板50
0dの表面の端部514上に形成され、頑丈な発光装置
を提供することが可能となる。本明細書では、端部と
は、第一の基板又は第二の基板を構成する面と該面と接
する凹部とが接する部分をいう。
【0072】本実施例の作製工程を用いた場合、第二の
基板にスクライブラインを形成する工程が不要となる。
【0073】〔実施例9〕実施例1〜8では、単数の凹
部が形成された第二の基板を用いた発光装置の作製方法
を示したが、本実施例では複数の凹部が形成された第二
の基板を用いた発光装置の作製方法を示す。
【0074】図14のように、第二の基板600aにそ
の端面609に沿って、かつ、第一の基板601cと貼
り合わせ後、発光素子610の外側にくるように、凹部
607aと凹部608aを形成する。凹部607aと凹
部608aの間の第二の基板600aの表面にシール材
を塗布し、シールパターン605aを形成する(図14
(A) シールパターンの形成)。不活性ガス(窒素もし
くは希ガス)雰囲気中、第二の基板600aを第一の基
板601aと貼り合わせた(図14(B) 貼り合わせ)
際、シールパターン605aはおしつぶされ、凹部60
7aと凹部608aにシールパターン605aの一部が
形成される。
【0075】第一の基板600aと第二の基板601a
との貼り合せ工程後の熱プレスでは一般的にパネルの温
度を150〜200℃まで加熱して硬化反応を進行さ
せ、硬化が終了したところで室温までパネルの温度を下
げる。150℃〜200℃においては、硬化反応が始ま
る直前にシール材の粘度が低下し、かなり流動的な状態
になるため、毛細管現象のためにほんのすこしでも第一
の基板600aと第二の基板601aとの間隔が薄くな
っている部分によりシール材が流れていくようになり、
さらに時間が経過すると今度は硬化反応が始まるのでシ
ール材の粘度が急激に増加し、一旦広がってしまったシ
ール材がもとの状態に戻ることなくそのまま固まってし
まう。熱プレス中は、凹部607a及び凹部608aを
有する第二の基板600aを下側、第一の基板601a
を上側にくるように設置することが好ましい。このよう
な設置することにより、シール材がしみ出した場合にお
いても、しみ出たシール材を凹部607a又は凹部60
8aに溜めることができ、端面609にシール材がかか
っててしまうことや発光素子610にシール材がしみ出
してしまうことを防ぐことができる。
【0076】よって、発光装置の狭額縁化が可能とな
る。第二の基板600a(凹部608aの一部を含
む)、第一の基板601a、シールパターン605b、
発光素子608、駆動回路(図示はしない)に囲まれた
領域中に不活性ガス606が満たされる。図14(B)の
上面図については省略する。
【0077】本発明の発光装置を用いた場合、第二の基
板600aに凹部607a及び凹部608aを形成する
ことにより、シールパターン605bと凹部608a及
び凹部608aとが接する面積が大きくなり、第一の基
板601aと第二の基板600aとの接着の強度の減少
を抑えることが可能となる。また、本発明の発光装置を
用いた場合、熱プレス時に流動的に流れ出したシール材
を凹部に溜めることができるので、シール材のしみ出し
を抑えることができ、発光素子610と端面609との
距離を小さくできる。
【0078】〔実施例10〕実施例9で用いた凹部60
7a及び凹部608aを有する第二の基板600を用い
た発光装置の作製方法の他の例を示す。
【0079】実施例9で作製した発光装置の狭額縁化を
行うために、まず、シールパターン605a、凹部60
7a、凹部608a及び端面609を有する第二の基板
600aを用意する(図15(A) シールパターンの形
成)。貼り合わせ(図15(B))のため、第一の基板6
01cの表面に、かつ、第一の基板601cの法線方向
からみて凹部607aと重なるようにスクライブライン
612を形成した第一の基板601cに発光素子610
を形成しておく。
【0080】図16(A)(分断)に示すように、不活性
ガス(窒素もしくは希ガス)雰囲気中、第二の基板60
0aと第一の基板601cとを貼り合わせる。第一の基
板601c、第二の基板600a(凹部608aの一部
を含む)、シールパターン605b、発光素子610、
駆動回路(図示はしない)に囲まれた領域中に不活性ガ
ス606が満たされる。次いで、ブレイカーのブレーク
バーにより、端面609と凹部607aの間の第二の基
板600aの裏面を矢印の方向に加圧すれば、第二の基
板600aに矢印の方向に亀裂611aが生じる。亀裂
611aが第二の基板600aの裏面にまで達すると、
第二の基板600aから、亀裂611aの入った箇所か
ら端面609のまでの第二の基板600aの一部が切り
離され、凹部607bを有する第二の基板600bが形
成される。凹部607bは、端部613aと端部614
に沿って形成されている。同時に、スクライブライン6
12から亀裂611bが生じ、第一の基板601cか
ら、亀裂611bの入った箇所から端面615のまでの
第一の基板601cの一部が切り離され、スクライブラ
インの一部612aが形成された第一の基板601d及
び凹部607bが形成された第二の基板600bを有す
る発光装置を得る。スクライブライン612から端面6
15のまでの基板601cの一部が切り離されない場合
は、ブレイカーのブレークバーにより、端面615とス
クライブライン612の間の第二の基板601cの裏面
を矢印の方向に加圧すれば、亀裂611bの入った箇所
から端面615のまでの第一の基板601cの一部が切
り離され、第一の基板601dが形成され、発光装置が
完成する(図16(B) 分断後)。図16(B)(分断
後)の発光装置の上面図については省略する。
【0081】本発明の発光装置を用いた場合、第二の基
板600bに凹部607b及び凹部608aを形成する
ことにより、シールパターン605bと凹部607b及
び凹部608aとが接する面積が大きくなり、第一の基
板601bと第二の基板600dとの接着の強度の減少
を抑えることが可能となる。
【0082】また、表示部の見える方向からみてスクラ
イブライン612から端面615までの第一の基板60
1cの一部が第一の基板601cより切り離され、ま
た、凹部607aから端面609までの第二の基板60
0aの一部が第二の基板600aより切り離されること
により、表示部の見える方向からみて端面と発光素子6
10との距離が小さくできるので、発光装置の狭額縁化
が可能となる。
【0083】さらに、本発明の発光装置を用いることに
より、シールパターン605bの一部が第二の基板60
0bの端部614上に形成され、頑丈な発光装置を提供
することが可能となる。
【0084】本実施例の作製工程を用いた場合、第二の
基板にスクライブラインを形成する工程が不要となる。
【0085】〔実施例11〕本発明の発光装置は、自発
光型であるため液晶ディスプレイに比べて明るい場所で
の視認性に優れ、しかも視野角が広い。従って、様々な
電気器具の表示部として用いることができる。例えば、
TV放送等を大画面で鑑賞するには対角30インチ以上
(典型的には40インチ以上)のディスプレイの表示部
において本発明の発光装置を用いると良い。
【0086】なお、ディスプレイには、パソコン用表示
装置、TV放送受信用表示装置、広告表示用表示装置等
の全ての情報表示用表示装置が含まれる。また、その他
にも様々な電気器具の表示部に本発明の発光装置を用い
ることができる。
【0087】その様な本発明の電気器具としては、ビデ
オカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型表示装置(ヘッ
ドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、
音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ
等)、ノート型のパーソナルコンピュータ、ゲーム機器
(電子遊技機器)、車載用後方確認モニター、テレビ電
話、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、
携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた
画像再生装置(具体的にはDVD等の記録媒体を再生
し、その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)
などが挙げられる。これらの電気器具の具体例を図17
〜図19に示す。本明細書では、車載用後方確認モニタ
ーとは運転席から死角となって見通しのきかないところ
をカメラ等を通して表示部に写し出す発光装置である。
【0088】図17(A)はディスプレイであり、筐体
901、支持台902、表示部903等を含む。本発明
の発光装置は表示部903にて用いることができる。な
お、本発明の発光装置は自発光型であるためバックライ
トが必要なく、液晶ディスプレイよりも薄い表示部とす
ることができる。
【0089】図17(B)はビデオカメラであり、本体
911、表示部912、音声入力部913、操作スイッ
チ914、バッテリー915、受像部916等を含む。
本発明の発光装置は表示部912にて用いることができ
る。
【0090】図17(C)はヘッドマウントディスプレ
イの一部(右片側)であり、本体921、信号ケーブル
922、頭部用の固定バンド923、表示部924、光
学系925、表示装置926等を含む。本発明の発光装
置は表示装置926にて用いることができる。
【0091】図17(D)は記録媒体を備えた画像再生
装置(具体的にはDVDプレーヤー)であり、本体93
1、記録媒体(DVD等)932、操作スイッチ93
3、表示部(a)934、表示部(b)935等を含
む。表示部(a)934は主として画像情報を表示し、
表示部(b)935は主として文字情報を表示するが、
本発明の発光装置はこれら表示部(a)934、表示部
(b)935にて用いることができる。なお、記録媒体
を備えた画像再生装置には家庭用ゲーム機器なども含ま
れる。
【0092】図17(E)はゴーグル型発光装置(ヘッ
ドマウントディスプレイ)であり、本体941、表示部
942、アーム部943を含む。本発明の発光装置は表
示部942にて用いることができる。
【0093】図17(F)はパーソナルコンピュータで
あり、本体951、筐体952、表示部953、キーボ
ード954等を含む。本発明の発光装置は表示部953
にて用いることができる。
【0094】なお、将来的に有機層の材料の発光輝度が
高くなれば、出力した画像情報を含む光をレンズ等で拡
大投影してフロント型あるいはリア型のプロジェクター
に用いることも可能となる。
【0095】また、上記電気器具はインターネットやC
ATV(ケーブルテレビ)などの電子通信回線を通じて
配信された情報を表示することが多くなり、特に動画情
報を表示する機会が増してきている。有機層の材料の応
答速度は非常に高いため、本発明の発光装置は動画表示
に好ましい。
【0096】図18(A)は携帯電話であり、表示用パ
ネル1001、操作用パネル1002、接続部100
3、表示部1004、音声出力部1005、操作スイッ
チ1006、電源スイッチ1007、音声入力部100
8、アンテナ1009を含む。本発明の発光装置は表示
部1004にて用いることができる。なお、表示部10
04は黒色の背景に白色の文字を表示することで携帯電
話の消費電力を抑えることができる。
【0097】図18(B)は音響再生装置、具体的には
カーオーディオであり、本体1011、表示部101
2、操作スイッチ1013、操作スイッチ1014を含
む。本発明の発光装置は表示部1012にて用いること
ができる。また、本実施例では車載用オーディオを示す
が、携帯型や家庭用の音響再生装置に用いても良い。な
お、表示部1014は黒色の背景に白色の文字を表示す
ることで消費電力を抑えられる。これは携帯型の音響再
生装置において特に有効である。
【0098】図18(C)はデジタルカメラであり、本
体1021、表示部(A)1022、接眼部1023、
操作スイッチ1024、表示部(B)1025、バッテ
リー1026を含む。本発明の発光装置は、表示部
(A)1022、表示部(B)1025にて用いること
ができる。また、表示部(B)1025を、主に操作用
パネルとして用いる場合、黒色の背景に白色の文字を表
示することで消費電力を抑えることができる。
【0099】図19(A)は車載用後方確認モニターで
あり、本体3201、表示部3202、車との接続部3
203、中継ケーブル3204、カメラ3205、鏡3
206等を含む。本発明の発光装置は表示部3202に
適用することができる。本願では、鏡3206に表示部
3202が内臓されているものを示したが、鏡と表示部
が分離しているものでもよい。
【0100】図19(B)はテレビ電話であり、本体3
301、表示部3302、受像部3303、キーボード
3304、操作スイッチ3305、受話器3306、等
を含む。本発明の発光装置は表示部3303に適用する
ことができる。
【0101】図19(C)はカーナビゲーションであ
り、本体3401、表示部3402、操作スイッチ34
03等を含む。本発明の発光装置は表示部3402に適
用することができる。表示部3402には、道等の絵図
が示されることとなる。
【0102】図19(D)は電子手帳であり、本体35
01、表示部3502、操作スイッチ3503、電子ペ
ン3504等を含む。本発明の発光装置は表示部350
2に適用することができる。
【0103】本実施例にて示した携帯型電気器具におい
ては、消費電力を低減するための方法としては、外部の
明るさを感知するセンサ部を設け、暗い場所で使用する
際には、表示部の輝度を落とすなどの機能を付加するな
どといった方法が挙げられる。
【0104】以上の様に、本発明の発光装置の適用範囲
は極めて広く、あらゆる分野の電気器具に用いることが
可能である。また、本実施例の電気器具は実施例1〜実
施例10に示したいずれの構成を適用しても良い。
【0105】
【発明の効果】本発明の発光装置を用いることにより、
第一の基板と第二の基板を貼り合わせる際に、シールパ
ターンの幅を細く保つことができ、また、シール材のし
み出しを防止し、発光装置の狭額縁化が可能となる。
【0106】また、本発明の発光装置を用いることによ
り、シールパターンの一部が基板の端部上に形成され、
頑丈な発光装置を提供することが可能となる。
【0107】さらに、本発明の発光装置の作製工程を用
いた場合、第二の基板にスクライブラインを形成する工
程が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光装置の断面図(A)及び上面図
(B)
【図2】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図3】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図4】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図5】本発明の発光装置の断面図
【図6】本発明の発光装置の断面図(A)及び上面図
(B)
【図7】本発明のアクティブ型発光装置の断面図
【図8】本発明のパッシブ型発光装置の断面図
【図9】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図10】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図11】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図12】本発明の発光装置の上面図
【図13】本発明の発光装置の上面図
【図14】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図15】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図16】本発明の発光装置の作製工程を示す図
【図17】本発明の電気器具を示す図
【図18】本発明の電気器具を示す図
【図19】本発明の電気器具を示す図
【図20】シール材のしみ出しが生じた発光装置の断面
図及び上面図
【図21】スクライブラインを説明する図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB11 AB18 BA06 BB01 BB04 BB05 BB07 CA01 CA05 CB01 DA01 DB03 EA01 EB00 FA02 5G435 AA17 AA18 BB05 CC09 EE32 KK05 LL01 LL06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の基板と、前記第一の基板上に形成さ
    れた発光素子と、前記発光素子の周りに形成されたシー
    ル材と、凹部が形成された第二の基板と前記第一の基板
    とが前記シール材を介して貼り合わせられた発光装置に
    おいて、前記凹部に前記シール材が充填されていること
    を特徴とする発光装置。
  2. 【請求項2】第一の基板と、前記第一の基板上に形成さ
    れた発光素子と、前記発光素子の周りに形成されたシー
    ルパターンと、凹部が形成された第二の基板と前記第一
    の基板とが前記シールパターンを介して貼り合わせられ
    た発光装置において、前記凹部の一部に前記シールパタ
    ーンの一部が形成されていることを特徴とする発光装
    置。
  3. 【請求項3】スクライブラインの一部が形成された第一
    の基板と、前記第一の基板上に形成された発光素子と、
    前記発光素子の周りに形成されたシールパターンと、凹
    部が形成された第二の基板と前記第一の基板とが前記シ
    ールパターンを介して貼り合わせられた発光装置におい
    て、前記凹部の一部に前記シールパターンの一部が形成
    されていることを特徴とする発光装置。
  4. 【請求項4】第一の基板と、前記第一の基板上に形成さ
    れた発光素子と、前記発光素子の周りに形成されたシー
    ル材と、凹部が形成された第二の基板と前記第一の基板
    とが前記シール材を介して貼り合わせられた発光装置に
    おいて、前記凹部のうち少なくとも一つの凹部には前記
    シール材が充填されていることを特徴とする発光装置。
  5. 【請求項5】第一の基板と、前記第一の基板上に形成さ
    れた発光素子と、前記発光素子の周りに形成されたシー
    ルパターンと、複数の凹部が形成された第二の基板と前
    記第一の基板とが前記シールパターンを介して貼り合わ
    せられた発光装置において、前記複数の凹部のうち少な
    くとも一つの凹部には前記シールパターンの一部が形成
    されていることを特徴とする発光装置。
  6. 【請求項6】スクライブラインの一部が形成された第一
    の基板と、前記第一の基板上に形成された発光素子と、
    前記発光素子の周りに形成されたシールパターンと、複
    数の凹部が形成された第二の基板と前記第一の基板とが
    前記シールパターンを介して貼り合わせられた発光装置
    において、前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部
    には前記シールパターンの一部が形成されていることを
    特徴とする発光装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか一項において、
    前記発光装置がパーソナルコンピュータ、ビデオカメ
    ラ、携帯型情報端末、デジタルカメラ、DVDプレーヤ
    ー、車載用後方確認モニター、テレビ電話、ヘッドマウ
    ントディスプレイ、カーナビゲーション、カーオーディ
    オまたは電子遊技機器であることを特徴とする発光装
    置。
  8. 【請求項8】第二の基板の表面に凹部を設ける第一の工
    程と、第一の基板と前記第二の基板とを貼り合わせる第
    二の工程と、前記凹部を有する前記第二の基板の裏面を
    加圧し、前記凹部から前記第二の基板に亀裂を生じさ
    せ、前記第二の基板を分断する第三の工程とを有する発
    光装置の作製方法。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記第二の工程の前
    に、スクライブラインを前記第一の基板の表面に形成す
    る工程と、前記第二の工程は、前記加圧で、前記スクラ
    イブラインから前記第一の基板に亀裂を生じさせ、前記
    第一の基板を分断する工程をも有する発光装置の作製方
    法。
  10. 【請求項10】請求項8において、前記第二の工程の前
    に、スクライブラインを前記第一の基板の裏面に形成す
    る工程と、前記第二の工程は、前記加圧で、前記スクラ
    イブラインから前記第一の基板に亀裂を生じさせ、前記
    第一の基板を分断する工程をも有する発光装置の作製方
    法。
  11. 【請求項11】凹部が形成された第二の基板とシールパ
    ターンを介して貼り合わせられた第一の基板とを有する
    発光装置の作製方法において、前記シールパターンを硬
    化させる工程は、前記第一の基板を上側に、前記第二の
    基板を下側に設置されて行われる発光装置の作製方法。
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