JPH08211395A - 液晶セル - Google Patents

液晶セル

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JPH08211395A
JPH08211395A JP1667495A JP1667495A JPH08211395A JP H08211395 A JPH08211395 A JP H08211395A JP 1667495 A JP1667495 A JP 1667495A JP 1667495 A JP1667495 A JP 1667495A JP H08211395 A JPH08211395 A JP H08211395A
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JP
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seal
transparent
liquid crystal
electrode
substrate
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JP1667495A
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Inventor
Makoto Sato
良 佐藤
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール付近のセルギャップ部分と表示対応部
のセルギャップ部分との間で差を設け電極基板のシール
近傍部のそりをなくする液晶セルを提供する。 【構成】 液晶セルが一対の電極基板10、20の間に
帯状シール30により液晶40を封入して構成されてい
る。ここで、シール30が、ガラス基板21の内表面上
にて配向膜23の外周に沿い形成した溝21a内に形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示用或いは光スイッ
チ用等として採用するに適した液晶セルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、モノクロ表示用TN型液
晶セルは、両電極基板を帯状シールを介して重ね合わせ
るとともに、これら両電極基板間にTN型液晶を密封し
て構成されている。ここで、この液晶セルのセル厚は、
通常、5乃至10μm程度である。そして、この液晶セ
ルは、モノクロ表示用であることから、カラーフィルタ
を内蔵していない。このため、この液晶セルのセルギャ
ップは、液晶セルのシールに対応する外周部(以下、シ
ール対応部という)と液晶に対応する中央部(以下、表
示対応部という)との間で差がなく均一である。従っ
て、液晶セルの両電極基板間に散布するスペーサは、上
述のシール対応部及び表示対応部において同一の径のも
のでよかった。
【0003】これに対し、TN型液晶セルをカラー表示
用として採用する場合、液晶セルの上記表示対応部の内
部に2乃至3μmの膜厚のカラーフィルタを設けるた
め、シール対応部のスペーサの径よりも、2乃至3μm
だけ小さな径のスペーサを表示対応部内に散布するよう
にしている(特開昭63−264729号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、TN型液晶
セルは、十分に厚いセルギャップを有する。このため、
TN型液晶セルの場合には、上述のように、カラーフィ
ルタの有無に応じてスペーサの径を変更するのみで、モ
ノクロ表示用或いはカラー表示用として対応させること
が可能である。
【0005】しかし、現在、単純マトリックス構造で薄
膜トランジスタ付き液晶セル並の表示が得られるとして
注目されている反強誘電性液晶(以下、AFLCとい
う)や強誘電性液晶(以下、FLCという)を採用する
液晶セルでは、液晶を注入する両電極基板間のセルギャ
ップが2μm以下である。従って、このような液晶セル
では、両電極基板の重ね合わせに伴い、スクリーン印刷
時のシールの高さ、即ち10〜15μmを、その10分
の1、即ち1.5μm程度までつぶさなければならな
い。
【0006】このため、スクリーン印刷時のシールの幅
0.3mmが7倍程度の2mm程度まで広がり、液晶セ
ルとしての額縁が大きくなってしまうという不具合を生
ずる。ここで、液晶セルの適正な額縁の大きさを得るに
は、シールの幅を、通常、0.5〜1mm程度とするこ
とが要求されていることを考慮すれば、額縁の大きさが
異常に増大することが分かる。
【0007】また、実際には、スクリーン印刷時のシー
ルの高さを、その10分の1までつぶすことは困難で、
図10にて示すごとく、シール対応部1aのセルギャッ
プが表示対応部1bのそれよりも大きくなって、電極基
板1にそりが生ずる。このため、液晶の印加電圧に対す
る反応速度が、電極基板1のそりのある部分とない部分
で差を生じて不均一になる等の不具合を招き、このこと
が表示品質の低下の原因となる。
【0008】そこで、本発明は、このようなことに対処
すべく、シール付近のセルギャップ部分と表示対応部の
セルギャップ部分との間で差を設け、電極基板のシール
近傍部分のそりをなくする液晶セルを提供しようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、帯状シール(3
0)を介して組み合わされる一対の電極基板(10、2
0)と、これら電極基板間にてシール(30)により密
封される液晶(40)とを備えた液晶セルにおいて、一
対の電極基板(10、20)の各内表面の少なくとも一
方に、シール(30)に対向する位置にて溝(11a、
21a)が形成され、一対の電極基板(10、20)
が、シール(30)を溝(11a、21a)内に位置さ
せて組み合わされていることを特徴とする液晶セルが提
供される。
【0010】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の液晶セルにおいて、一対の電極基板(10、
20)の一方が、第1透明基板(11)と、この第1透
明基板の内表面に設けた複数条の第1透明電極(12)
とを備え、他方の電極基板(20)が、第2透明基板
(21)と、この第2透明基板の内表面に設けられて第
1の各透明電極(12)と共に格子状電極を形成する複
数条の第2透明電極(22)とを備え、第1透明基板
(11)の内表面には、複数条の第1透明電極(12)
のうち外側に位置する両第1透明電極の各外側にてこれ
らにそれぞれ並行に形成した第1溝(14a、14b)
を備え、一方、第2透明基板(21)の内表面には、複
数条の第2透明電極(22)のうち外側に位置する両第
2透明電極の各外側にてこれらにそれぞれ並行に形成し
た第2溝(24a、24b)を備え、シール(30)
が、各第1溝(14a、14b)内にそれぞれ位置させ
る第1シール部(50a、50b)と、各第2溝(24
a、24b)内にそれぞれ位置させる第2シール部(6
0a、60b)とを備え、一対の電極基板(10、2
0)が、各第1及び第2のシール部(50a、50b、
60a、60b)を介し組み合わされていることを特徴
とする。
【0011】また、請求項3に記載の発明においては、
第1透明基板(11)及びこの第1透明基板の内表面に
設けた第1透明電極部(12)を有する第1電極基板
(10)と、第1透明基板(11)に帯状シール(3
0)を介し組み合わされる第2透明基板(21)及びこ
の第2透明基板の内表面に設けられて第1透明電極部
(12)に対向する第2透明電極部(22)を有する第
2電極基板(20)と、第1及び第2の透明基板(1
1、21)間にシール(30)により密封される液晶
(40)とを備えた液晶セルにおいて、第1及び第2の
透明電極部(12、22)の少なくとも一方が、第1及
び第2の透明基板(11、21)の少なくとも一方の内
表面から他方の透明電極部(12)に向け嵩上げされて
いることを特徴とする液晶セルが提供される。
【0012】なお、上記各構成要素のカッコ内の符号
は、後述する実施例記載の具体的構成要素との対応関係
を示すものである。
【0013】
【発明の作用効果】上記請求項1に記載の発明によれ
ば、一対の電極基板の各内表面の少なくとも一方に形成
した溝内にシールを位置させて、一対の電極基板が組み
合わされている。これにより、両電極基板のシールに対
する対応部(シール対応部)のセルギャップ部分と両電
極基板の液晶に対する対応部(表示対応部)のセルギャ
ップ部分との間に差が生じる。このため、シール対応部
の厚さが、表示対応部よりも大きくなることがなく、両
電極基板の外周部にそりを生じない。
【0014】従って、シールの幅が不必要に広くなるこ
とがないのは勿論のこと、液晶への印加電圧に対する応
答速度が液晶セル全体に亘り均一になり、その結果、適
正な表示品質を確保できる。また、請求項2に記載の発
明によれば、透明電極が溝をまたぐことがないので、両
電極基板を組み合わせて液晶セルの最終形状を形成して
も、透明電極が断線したりすることはない。
【0015】また、請求項3に記載の発明によれば、第
1及び第2の透明電極部の少なくとも一方が、第1及び
第2の透明基板の少なくとも一方の内表面から他方の透
明電極部に向け嵩上げされている。これにより、シール
対応部のセルギャップ部分と表示対応部のセルギャップ
部分との間に差が生じ、その結果、請求項1に記載の発
明と同様の作用効果を達成できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面により説明
する。図1は、本発明に係る液晶セルの第1実施例を示
している。この液晶セルは、一対の電極基板10、20
の間に帯状シール30により液晶40を封入して構成さ
れている。なお、液晶40としては、強誘電性液晶や反
強誘電性液晶等が採用されている。
【0017】電極基板10は、ガラス基板11を備えて
おり、このガラス基板11の内表面には、複数条の透明
電極12が、図1にて図示左右方向に向け互いに平行に
形成されている。また、電極基板10は、配向膜13を
備えており、この配向膜13は、各透明電極12を覆う
ようにガラス基板11の内表面に形成されている。電極
基板20は、ガラス基板21を備えており、このガラス
基板21の内表面には、複数条の透明電極22が、各透
明電極12に対向してこれらと共に格子状電極を構成す
るように形成されている。また、電極基板20は、配向
膜23を備えており、この配向膜23は、各透明導電膜
22を覆うようにガラス基板21の内表面に形成されて
いる。
【0018】次に本発明の要部の構成について説明する
と、断面半円状の溝21aが、配向膜23の外周に沿
い、ガラス基板21の内表面上に形成されている(図1
参照)。ここで、溝21aの深さは、1.5μm程度の
値となっている。次に、このように構成した液晶セルの
製造方法について図2を参照して説明する。
【0019】まず、ガラス基板10に加え、溝21aを
形成する前のガラス板材(ガラス基板20に相当する)
を準備する。そして、溝形成工程S1において、後述の
ごとくシール30を印刷する部分に相当するガラス板材
の内表面外周部に沿い、深さ1.5μm程度の溝21a
を形成しガラス基板20とする。これは、液晶セルの外
周部(シール対応部)のセルギャップを3μm程度にし
かつ液晶セルの表示対応部のセルギャップを1.5μm
程度にし、さらにシール30の幅を1mm程度までの値
にするためである。ここで、溝21aの形成は、フッ化
水素等の使用によりエッチング処理でもって行う。
【0020】その後、蒸着フォト工程S2において、ガ
ラス基板11の内表面に透明導電膜を蒸着し、そしてこ
の透明導電膜にパターニング処理を施して各透明電極1
2を形成する。一方、ガラス基板21の内表面(溝21
aの内表面も含む)にも、同様にして、透明導電膜を蒸
着しこれにパターニング処理を施して各透明電極22を
形成する。
【0021】ついで、配向処理工程S3において、ガラ
ス基板11の内表面に各透明電極12を介し配向膜13
をオフセット印刷により印刷焼成しラビング処理を施
す。一方、ガラス基板21の内表面に、配向膜23を各
透明電極22を介し同様に印刷焼成しラビング処理を施
す。然る後、シール印刷工程S4において、ガラス基板
20の溝21aに、スペーサを混ぜたエポキシ樹脂系接
着剤をシール材としてスクリーン印刷し、シール30を
形成する。ここで、スクリーン印刷時のシール30の断
面形状は、図3にて示すごとく、高さ10μm乃至15
μm及び幅0.3mmを有する半楕円形状となってい
る。
【0022】ついで、スペーサ散布工程S5において、
ガラス基板10の内表面にスペーサを散布する。この散
布後、重ね合わせ工程S6において、両配向膜13、2
3が互いに対向するように、両ガラス基板10、20を
重ね合わせる。そして、シール硬化工程S7において、
重ね合わせ済みの両ガラス基板10、20に圧力をかけ
てシール30を焼成硬化する。
【0023】ここで、図3にて示したシール印刷形状
を、上述のように、液晶セルのシール対応部のセルギャ
ップを3μm程度にし、かつ液晶セルの表示対応部のセ
ルギャップを1.5μm程度にするようにつぶす。これ
により、シール30は、0.5乃至1mm程度までしか
広がらず、また、シール対応部が表示対応部よりも高く
なるということもない。従って、電極基板10、30が
シール対応部にてそりを生ずることがなく、その結果、
液晶の印加電圧の対する応答速度を液晶セル全体に亘り
均一にでき、適正な表示品質を確保できる。また、溝2
1aがシール材のガイドとなるため、熱硬化時にシール
粘土が低下した場合に発生するシール流れ等の不具合を
招くことがない。
【0024】さらに、液晶注入工程S8において、上述
のようにして硬化済みの両ガラス基板10、20を、液
晶と共に真空槽内に入れる。そして、真空槽内を真空状
態にして、シール30の封口部を液晶につけた後、真空
槽内を大気に開放して液晶を両ガラス基板10、20の
間に注入する。液晶注入終了後、上記封口部を樹脂によ
り封止する。これにより、液晶セルの製造が完了する。
【0025】次に、本発明の第2実施例について図4を
参照して説明すると、この第2実施例においては、上記
第1実施例にて透明基板21に形成した溝21aに加
え、この溝21aと同様の形成方法により、溝形成工程
S1において、透明基板11にも溝11aを形成する。
但し、この溝11aの深さは、シール30の高さを上記
第1実施例と同様の値にできるように設定する。
【0026】そして、蒸着フォト工程S2において、上
記第1実施例における透明導電膜の形成と同様に、透明
基板11の内表面(溝11aの内表面も含む)にも透明
導電膜を形成して複数状の透明電極12を形成する。ま
た、シール硬化工程S7においては、その前工程S6に
おける重ね合わせ後、上記第1実施例と同様にシール硬
化処理をする。
【0027】これによっても、上記第1実施例と同様の
作用効果を達成できる。次に、本発明の第3実施例につ
き図5〜図8を参照して説明すると、この第3実施例で
は、上記第1実施例にて述べた溝形成工程S1における
処理を次のようにして行う。まず、両ガラス基板14、
24(上記第1実施例にて述べた両ガラス基板11、2
1に相当する)を形成するための両ガラス板材を準備す
る。そして、後述のごとく両シール部50a、50bを
それぞれ印刷する部分に相当する一方のガラス板材の内
表面の各外周縁部に沿い、各溝14a、14bを形成し
てガラス基板14とする。一方、後述のごとく両シール
部60a、60bをそれぞれ印刷する部分に相当する他
方のガラス板材の内表面の各外周縁部に沿い、各溝24
a、24bを形成してガラス基板24とする。
【0028】但し、各溝14a、14b、24a、24
bの深さは、上記第1実施例における溝21aと同じで
ある。また、これらの溝14a、14b、24a、24
bの形成は溝21aの場合と同様のエッチング処理によ
る。また、溝24aは、両溝14a、14b間にてこれ
らに直角に位置し、かつ溝24bは、両溝14a、14
b間にてこれらに直角に位置するように形成される。ま
た、溝24aの長さは溝14aの長さよりもその幅の2
倍分だけ短い。一方、溝24bの長さは溝14bの長さ
よりもその幅の2倍分だけ短い。
【0029】次に、蒸着フォト工程S2においては、複
数条の透明電極12が、ガラス基板14の内表面に、両
溝14a、14bの間にて、これらに平行に、上記第1
実施例と同様にして蒸着形成される(図5参照)。一
方、複数条の透明電極22が、ガラス基板24の内表面
に、両溝24a、24bの間にて、これらに平行に、上
記第1実施例と同様にして蒸着形成される(図6参
照)。
【0030】また、シール印刷工程S4においては、各
溝14a、14b、24a、24b内に、上記第1実施
例における溝21aの場合と同様に、シール部50a、
50b、60a、60bがそれぞれ形成される(図5〜
図8参照)。そして、スペーサ散布工程S5の処理後、
重ね合わせ工程S6において、上記第1実施例と同様
に、両ガラス基板14、24を重ね合わせ、ついで、シ
ール硬化工程S7にて、各シール部50a、50b、6
0a、60bに圧力をかけて焼成硬化する。
【0031】この場合、各溝14a、14b、24a、
24bの形成位置及び長さが上述のように設定されてい
るので、両ガラス基板14、24を重ね合わせたとき、
両溝14a、14bの各端部が、両溝24a、24bの
各端部と相互に接触した状態となり、一条のシールを形
成する。また、各透明電極12、22が各溝14a、1
4b、24a、24bをまたぐことがないので、上述の
ようにシール硬化工程S7にて圧力をかけても、各透明
電極12、22が断線することもない。
【0032】また、図9は本発明の第4実施例を示して
いる。この第4実施例においては、上記第1実施例にて
述べたガラス基板21の溝21aが廃止されている。そ
して、これに代え、ガラス基板21の内表面と各透明電
極22との間に、絶縁層70が介装されている。この場
合、絶縁層70は、二酸化珪素SiO2 の蒸着フォトパ
ターニング等により厚さ1.5μmにて形成されてい
る。
【0033】これにより、各透明電極22が絶縁層70
の厚さ(1.5μm)だけガラス基板11側へ嵩上げさ
れる。その結果、セルギャップが、表示対応部にて1.
5μmとなりシール対応部にて3μmとなる。よって、
この第4実施例においても、上記第1実施例と同様の作
用効果を達成できる。
【0034】なお、上述のような絶縁層70による嵩上
げは、ガラス基板21側に限ることなく、ガラス基板1
1側にて行ってもよく、また、両ガラス基板11、21
の双方の側で行ってもよい。また、絶縁層70に代え
て、この絶縁層70の介装位置にてこれに相当する厚さ
だけ、両ガラス基板11、21の一方の内表面を突出形
成するようにして実施してもよい。
【0035】また、本発明の実施にあたっては、光スイ
ッチ用液晶セルに本発明を適用して実施してもよい。ま
た、本発明の実施にあたっては、エッチング工程S8に
おけるエッチング処理は、上記実施例にて述べた方法に
限ることなく、透明基板31の内表面にワックスを塗布
し、このワックスを針先やダイヤモンドバイト等により
引っかいて透明基板31の内表面を露出させてエッチン
グを施すようにして実施してもよい。また、透明基板3
1の内表面に特殊インキを用いて印刷した状態でエッチ
ングを施してもよく、或いは、透明基板31として感光
性ガラスを採用してエッチング処理を施すようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶セルの第1実施例を示す断面
図である。
【図2】図1の液晶セルの製造工程を示す工程図であ
る。
【図3】図2のシール印刷工程におけるシールのスクリ
ーン印刷断面形状を示す拡大図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す一方の電極基板の下
面図である。
【図6】上記第3実施例を示す他方の電極基板の平面図
である。
【図7】図5の電極基板の側面図である。
【図8】図6の電極基板の側面図である。
【図9】本発明の第4実施例を示す断面図である
【図10】従来の液晶セルの断面図である。
【符号の説明】
10、20・・・電極基板、11、14、21、24・
・・ガラス基板、12、22・・・透明電極、11a、
14a、14b、21a、24a、24b・・・溝、3
0・・・シール、50a、50b、60a、60b・・
・シール部、70・・・絶縁層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状シールを介して組み合わされる一対
    の電極基板と、これら電極基板間にて前記シールにより
    密封される液晶とを備えた液晶セルにおいて、 前記一対の電極基板の各内表面の少なくとも一方に、前
    記シールに対向する位置にて溝が形成され、 前記一対の電極基板が、前記シールを前記溝内に位置さ
    せて組み合わされていることを特徴とする液晶セル。
  2. 【請求項2】 前記一対の電極基板の一方が、第1透明
    基板と、この第1透明基板の内表面に設けた複数条の第
    1透明電極とを備え、 他方の電極基板が、第2透明基板と、この第2透明基板
    の内表面に設けられて前記第1の各透明電極と共に格子
    状電極を形成する複数条の第2透明電極とを備え、 前記第1透明基板の内表面には、前記複数条の第1透明
    電極のうち外側に位置する両第1透明電極の各外側にて
    これらにそれぞれ並行に形成した第1溝を備え、 一方、前記第2透明基板の内表面には、前記複数条の第
    2透明電極のうち外側に位置する両第2透明電極の各外
    側にてこれらにそれぞれ並行に形成した第2溝を備え、 前記シールが、前記各第1溝内にそれぞれ位置させる第
    1シール部と、前記各第2溝内にそれぞれ位置させる第
    2シール部とを備え、 前記一対の電極基板が、前記各第1及び第2のシール部
    を介し組み合わされていることを特徴とする請求項1に
    記載の液晶セル。
  3. 【請求項3】 第1透明基板及びこの第1透明基板の内
    表面に設けた第1透明電極部を有する第1電極基板と、 前記第1透明基板に帯状シールを介し組み合わされる第
    2透明基板及びこの第2透明基板の内表面に設けられて
    前記第1透明電極部に対向する第2透明電極部を有する
    第2電極基板と、 前記第1及び第2の透明基板間に前記シールにより密封
    される液晶とを備えた液晶セルにおいて、 前記第1及び第2の透明電極部の少なくとも一方が、前
    記第1及び第2の透明基板の少なくとも一方の内表面か
    ら他方の透明電極部に向け嵩上げされていることを特徴
    とする液晶セル。
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