JP2002319664A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置及びその製造方法Info
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Abstract
動作のマージンの劣化を抑え、かつセルの微細化を実現
する。 【解決手段】 TMR素子24の一部を構成する磁気記
録層20は、ビット線23の方向にセル毎に分断される
ことなく形成する。これにより、磁気記録層20はビッ
ト線23に沿って少なくとも2以上のセルにまたがって
延在している。
Description
びその製造方法に係わり、特にトンネル磁気抵抗効果
(TMR:Tunneling Magneto Resistive)素子を記憶
素子として用いた磁気記憶装置(MRAM:Magnetic R
andom Access Memory)及びその製造方法に関する。
気抵抗効果(Tunneling Magneto Resistive:以下、T
MRと称す)を利用したMRAM(Magnetic Random Ac
cess Memory)メモリセルが提案されている。このMR
AMメモリセルは、例えば、ISSCC2000 Technical Dige
st p.128「A 10ns Read and Write Non-Volatile Memor
yArray Using a Magnetic Tunnel Junction and FET Sw
itch in each Cell」に、Roy Scheuerlein et.alによっ
て開示されている。
の斜視図を示す。以下、図57を用いてMRAMの構造
について簡単に説明する。
込みワード線13とが互いに直交するようにマトリクス
状に複数個配置され、各々の交点にTMR素子24が配
置されている。このTMR素子24は、上部電極(表示
せず)を介してビット線23に接続され、下部電極17
を介してスイッチング素子(MOSFET)5に接続さ
れている。そして、このMOSFET5のゲート電極が
読み出しワード線3になっている。
に接続する磁化固着層18と、上部電極を介してビット
線23に接続する磁気記録層20と、これら磁化固着層
18と磁気記録層20とに挟まれたトンネル障壁層(ト
ンネル接合膜)19とで構成される。
向)に固定された磁化方向を有する。一方、磁気記録層
20は、磁化固着層18との相互作用によって2通りの
磁化方向を有しており、各々が“1”、“0”の情報記
憶状態に相当する。そして、磁気記録層20の磁化方向
が磁化固着層18の磁化方向と同じになったときにトン
ネル接合の抵抗は最も低くなり、反対に両者の磁化方向
が反対になったときにトンネル接合の抵抗は最も高くな
る。この抵抗の変化を、TMR素子24に電流を流して
読み取る。これにより、“1”、“0”の情報記憶状態
を判定することが可能となる。
されたビット線23と書き込みワード線13の双方に流
れる電流によって発生する電流磁界を合成した磁界によ
って、磁化固着層18の磁化方向は書き変わらないが、
磁気記録層20の磁化方向のみが反転するように設計さ
れている。したがって、任意のセルにデータを書き込む
場合、上記のように磁気記録層20の磁化方向を反転さ
せることによって、情報が選択セルに書き込まれる。一
方、任意のセルのデータを読み出す場合、ビット線23
と読み出しワード線13を選択し、ビット線23からT
MR素子24、下部電極17、スイッチングMOSFE
T5を介して流れる電流値を例えばリファレンスセルと
の比較を行うことにより、セルの抵抗状態の“1”、
“0”の情報記憶状態が判定される。
の磁気記録層の磁化状態を矢印で示す。図58に示すよ
うに、磁気記録層20では、本来全ての磁化方向28が
容易軸方向(EA方向)に揃っているのが理想である
が、実際は磁気記録層20の両端部において長手方向の
磁化ベクトルが回りこむような磁区100が発生し、こ
の磁区100によりいわゆる反磁界が発生する。その結
果、反磁界が発生した領域は、本来の“1”、“0”の
情報記憶状態に相当するトンネル抵抗を均一に維持する
ことができなくなる。このため、出力できる“1”、
“0”の信号のS/N比を劣化させ、十分な動作マージ
ンを確保してデータを読み出せないという問題が生じて
いた。
ために、セルの長手方向の長さを長くして、例えば3以
上の縦横比を持たせていた。これにより、セルの両端に
反磁界が発生しても、データ読み出しに必要な面積を確
保していた。しかしながら、これは、同時にセル面積の
大型化に繋がり、今後MRAMセル微細化する際の大き
な妨げとなっている。
術では、セルに発生した磁区100よる読み出し動作の
マージン劣化を抑え、かつセルの微細化を実現すること
が非常に困難であった。
たものであり、その目的とするところは、セル端部に発
生し易い磁区による読み出し動作のマージンの劣化を抑
え、かつセルの微細化を実現できる半導体記憶装置及び
その製造方法を提供することにある。
成するために以下に示す手段を用いている。
磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び第2の磁性
層の間に挟まれた非磁性層とで構成されるトンネル磁気
抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体記憶装置で
あって、前記第1の磁性層に接続された第1の配線と、
前記第1の配線と直交し、前記トンネル磁気抵抗効果素
子を挟んで前記第1の配線の反対側で、かつ前記トンネ
ル磁気抵抗効果素子と前記第1の配線との接続点の延長
線上に、前記トンネル磁気抵抗効果素子と離間して配置
された第2の配線とを具備する。そして、前記第1の磁
性層が、前記第1の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗
効果素子より外側へ延在している。
性層のいずれか一方は磁化固着層であり、他方は磁気記
録層であり、前記非磁性層は磁気トンネル接合膜であ
る。
磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層と、前記第
1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁性層と、前
記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の非磁性層と
で構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子とし
て用いた半導体記憶装置であって、前記第1の磁性層に
接続された第1の配線と、前記第1の配線と直交し、前
記トンネル磁気抵抗効果素子を挟んで前記第1の配線の
反対側で、かつ前記トンネル磁気抵抗効果素子と前記第
1の配線との接続点の延長線上に、前記トンネル磁気抵
抗効果素子と離間して配置された第2の配線とを具備す
る。そして、前記第1の磁性層が、前記第1の配線に沿
って前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在して
いる。
磁化固着層であり、前記第2の磁性層は磁気記録層であ
り、前記第1及び前記第2の非磁性層は磁気トンネル接
合膜である。
トンネル磁気抵抗効果素子がマトリクス状に複数個配置
されたセルアレイ構造であって、前記第1の磁性層が、
前記第1の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果素子
より外側へ延在し、かつ少なくとも2以上のセルにまた
がっていてもよい。
第1の磁性層が前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側
へ延びた領域に、前記第1の磁性層の幅が前記トンネル
磁気抵抗効果素子の幅より細くなった領域が存在しても
よい。
第1の磁性層が前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側
へ延びた領域に、前記第1の磁性層が折れ曲がった領域
が存在してもよい。
第1の磁性層の一部が、前記第1の配線に沿って前記ト
ンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在してもよい。
第2又は第3の磁性層に第3の配線が接続され、この第
3の配線にトランジスタのソース又はドレイン領域が接
続されていてもよい。
磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び第2の磁性
層の間に挟まれた非磁性層とで構成されるトンネル磁気
抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体記憶装置で
あって、前記第1の磁性層に接続された第1の配線と、
前記第2の磁性層に接続された整流素子と、前記第1の
配線と直交し、前記整流素子に接続された第2の配線と
を具備し、前記第1の磁性層が、前記第1の配線に沿っ
て前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在してい
る。
は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び
第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで構成されるト
ンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体
記憶装置の製造方法であって、半導体基板上に第1の絶
縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜内に第1の配
線を形成する工程と、全面に第2の絶縁膜を形成する工
程と、前記第2の絶縁膜上に第1の磁性層及び非磁性層
を堆積し、これら第1の磁性層及び非磁性層を一括して
パターニングする工程と、全面に第3の絶縁膜を堆積
し、この第3の絶縁膜を前記非磁性層の表面が露出する
まで平坦化する工程と、全面に第2の磁性層及び第2の
配線を堆積し、これら第2の磁性層及び第2の配線を一
括してパターニングすることにより、前記第2の磁性層
を前記第2の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果素
子より外側へ延在させる工程とを含んでいる。
は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び
第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで構成されるト
ンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体
記憶装置の製造方法であって、半導体基板上に第1の絶
縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜内に第1の配
線を形成する工程と、全面に第2の絶縁膜を形成する工
程と、前記第2の絶縁膜上に第1の磁性層、非磁性層及
び第2の磁性層の第1の部分を堆積し、これら第1の磁
性層、非磁性層及び第2の磁性層の第1の部分を一括し
てパターニングする工程と、全面に第3の絶縁膜を堆積
し、この第3の絶縁膜を前記第2の磁性層の第1の部分
の表面が露出するまで平坦化する工程と、全面に第2の
磁性層の第2の部分及び第2の配線を堆積し、これら第
2の磁性層の第2の部分及び第2の配線を一括してパタ
ーニングすることにより、前記第2の磁性層の第2の部
分を前記第2の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果
素子より外側へ延在させる工程とを含んでいる。
は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び
第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで構成されるト
ンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体
記憶装置の製造方法であって、半導体基板上に第1の絶
縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜内に第1の配
線を形成する工程と、全面に第2の絶縁膜を堆積し、こ
の第2の絶縁膜内の前記第1の配線の上方に溝を形成す
る工程と、前記溝内に第1の磁性層を形成する工程と、
全面に非磁性層、第2の磁性層及び第2の配線を堆積
し、これら非磁性層、第2の磁性層及び第2の配線を一
括してパターニングすることにより、前記非磁性層及び
前記第2の磁性層を前記第2の配線に沿って前記トンネ
ル磁気抵抗効果素子より外側へ延在させる工程とを含ん
でいる。
は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び
第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで構成されるト
ンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体
記憶装置の製造方法であって、半導体基板上に第1の絶
縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第1の配
線、第1の磁性層、非磁性層、第2の磁性層を堆積する
工程と、前記第2の磁性層、前記非磁性層及び前記第1
の磁性層の全部又は一部を一括してパターニングするこ
とにより、前記第1の磁性層の全部又は一部を前記第1
の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側
へ延在させる工程と、全面に第2の絶縁膜を堆積し、こ
の第2の絶縁膜を前記第2の磁性層の表面が露出するま
で平坦化する工程と、前記第2の磁性層上に第3の絶縁
膜を形成する工程と、前記第2の磁性層の上方の前記第
3の絶縁膜上に第2の配線を形成する工程とを含んでい
る。
は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層
と、前記第1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁
性層と、前記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の
非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記
憶素子として用いた半導体記憶装置の製造方法であっ
て、半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前
記第1の絶縁膜内に第1の配線を形成する工程と、全面
に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上
に第1の磁性層、第1の非磁性層、第2の磁性層及び第
2の非磁性層を堆積し、これら第1の磁性層、第1の非
磁性層、第2の磁性層及び第2の非磁性層を一括してパ
ターニングする工程と、全面に第3の絶縁膜を堆積し、
この第3の絶縁膜を前記第2の非磁性層の表面が露出す
るまで平坦化する工程と、全面に第3の磁性層及び第2
の配線を堆積し、これら第3の磁性層及び第2の配線を
一括してパターニングすることにより、前記第3の磁性
層を前記第2の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果
素子より外側へ延在させる工程とを含んでいる。
は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層
と、前記第1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁
性層と、前記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の
非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記
憶素子として用いた半導体記憶装置の製造方法であっ
て、半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前
記第1の絶縁膜内に第1の配線を形成する工程と、全面
に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上
に第1の磁性層、第1の非磁性層、第2の磁性層、第2
の非磁性層、第3の磁性層の第1の部分を堆積し、これ
ら第1の磁性層、第1の非磁性層、第2の磁性層、第2
の非磁性層、第3の磁性層の第1の部分を一括してパタ
ーニングする工程と、全面に第3の絶縁膜を堆積し、こ
の第3の絶縁膜を前記第3の磁性層の第1の部分の表面
が露出するまで平坦化する工程と、全面に第3の磁性層
の第2の部分及び第2の配線を堆積し、これら第3の磁
性層の第2の部分及び第2の配線を一括してパターニン
グすることにより、前記第3の磁性層の第2の部分を前
記第2の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果素子よ
り外側へ延在させる工程とを含んでいる。
は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層
と、前記第1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁
性層と、前記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の
非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記
憶素子として用いた半導体記憶装置の製造方法であっ
て、半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前
記第1の絶縁膜上に第1の配線、第1の磁性層、第1の
非磁性層、第2の磁性層、第2の非磁性層及び第3の磁
性層を堆積する工程と、前記第3の磁性層、前記第2の
非磁性層、前記第2の磁性層、前記第1の非磁性層及び
前記第1の磁性層の全部又は一部を一括してパターニン
グすることにより、前記第1の磁性層の全部又は一部を
前記第1の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果素子
より外側へ延在させる工程と、全面に第2の絶縁膜を堆
積し、この第2の絶縁膜を前記第3の磁性層の表面が露
出するまで平坦化する工程と、前記第3の磁性層上に第
3の絶縁膜を形成する工程と、前記第3の磁性層の上方
の前記第3の絶縁膜上に第2の配線を形成する工程とを
含んでいる。
は、第1の磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び
第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで構成されるト
ンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体
記憶装置の製造方法であって、半導体基板上に第1の絶
縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜内に第1の配
線を形成する工程と、前記第1の配線に接続する整流素
子を形成する工程と、前記整流素子上に第1の磁性層、
非磁性層、第2の磁性層の第1の部分を堆積する工程
と、前記第2の磁性層の第1の部分、前記非磁性層、前
記第1の磁性層及び前記整流素子を一括してパターニン
グする工程と、全面に第2の絶縁膜を堆積し、この第2
の絶縁膜を前記第2の磁性層の第1の部分の表面が露出
するまで平坦化する工程と、全面に第2の磁性層の第2
の部分及び第2の配線を堆積し、これら第2の磁性層の
第2の部分及び第2の配線を一括してパターニングする
ことにより、前記第2の磁性層の第2の部分を前記第2
の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側
へ延在させる工程とを含んでいる。
方法において、前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側
へ延びた領域に、前記トンネル磁気抵抗効果素子の幅よ
り細くなる領域を形成する工程をさらに含んでもよい。
方法において、前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側
へ延びた領域に、折れ曲がる領域を形成する工程をさら
に含んでもよい。
(TMR:Tunneling Magneto Resistive)素子を記憶
素子として用いた磁気記憶装置(MRAM:Magnetic R
andom AccessMemory)に関するものである。このMRA
Mでは、TMR素子を備えたメモリセルをマトリクス状
に複数個配置したメモリセルアレイ構造として、これら
メモリセルの周辺部にデコーダ及びセンス回路等の周辺
回路部を設け、任意のセルにランダムアクセスすること
によって、情報の書き込み・読み出し動作を可能にした
ものである。
して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通す
る部分には共通する参照符号を付す。なお、以下に示す
第1乃至第6の実施形態に係る図面では、第7の実施形
態で示すMOSFET及びMOSFETに接続するコン
タクトは省略している。
MR素子を構成する磁気記録層が、セル毎に分断される
ことなくビット線に沿って延在していることを特徴とす
る。
の実施形態に係る半導体記憶装置の斜視図を示す。
に係る半導体記憶装置は、磁化固着層18と、磁気記録
層20と、これらの間に挟まれたトンネル障壁層(トン
ネル接合膜)19とで構成されるTMR素子24を記憶
素子として用いたMRAMである。そして、磁化固着層
18には、下部電極17を介して、ゲート電極(読み出
しワード線)3を有するスイッチングトランジスタ(例
えばMOSFET)5が接続される。また、TMR素子
24の下方には書き込みワード線13がTMR素子24
と離間して配置され、このワード線13と直交して磁気
記録層20に接続されたビット線23が配置される。
中で、磁化固着層18及びトンネル障壁層19はビット
線23と独立に形成されているが、磁気記録層20はビ
ット線23と一括して形成されている。すなわち、磁気
記録層20はビット線23の方向にセル毎に分断される
ことなく形成され、磁気記録層20はビット線23に沿
って少なくとも2以上のセルにまたがって延在してい
る。
層20を第1のパターン部20Aと第2のパターン部2
0Bとに分けてもよい。この場合、磁気記録層の第1の
パターン部20AはTMR素子24のパターンに形成さ
れ、磁気記録層の第2のパターン部20Bはビット線2
3の方向にセル毎に分断されることなく形成されてビッ
ト線23に沿って少なくとも2以上のセルにまたがって
延在している。
障壁層を有するTMR素子の断面図を示す。上記TMR
素子24は、図2(a)又は図2(b)に示す1重トン
ネル障壁層を有する構造であることが望ましい。以下、
1重トンネル障壁層を有するTMR素子24の構造につ
いて説明する。
プレート層101、初期強磁性層102、反強磁性層1
03、基準強磁性層104が順に積層された磁化固着層
18と、この磁化固着層18上に形成されたトンネル障
壁層19と、このトンネル障壁層19上に自由強磁性層
105、接点層106が順に積層された磁気記録層20
とからなる。
は、テンプレート層101、初期強磁性層102、反強
磁性層103、強磁性層104′、非磁性層107、強
磁性層104″が順に積層された磁化固着層18と、こ
の磁化固着層18上に形成されたトンネル障壁層19
と、このトンネル障壁層19上に強磁性層105′、非
磁性層107、強磁性層105″、接点層106が順に
積層された磁気記録層20とからなる。
4では、磁化固着層18内の強磁性層104′、非磁性
層107、強磁性層104″からなる3層構造と、磁気
記録層20内の強磁性層105′、非磁性層107、強
磁性層105″からなる3層構造とを導入することで、
図2(a)に示すTMR素子24よりも、強磁性内部の
磁極の発生を抑制し、より微細化に適したセル構造が提
供できる。
MR素子24は以下の材料を用いて形成される。
には、例えば、Fe,Co,Ni又はそれらの合金、ス
ピン分極率の大きいマグネタイト、CrO2 ,RXMn
O3- y (R;希土類、X;Ca,Ba,Sr)などの酸
化物の他、NiMnSb,PtMnSbなどのホイスラ
ー合金などを用いることが好ましい。また、これら磁性
体には、強磁性を失わないかぎり、Ag,Cu,Au,
Al,Mg,Si,Bi,Ta,B,C,O,N,P
d,Pt,Zr,Ir,W,Mo,Nbなどの非磁性元
素が多少含まれていてもよい。
層103の材料には、Fe−Mn,Pt−Mn,Pt−
Cr−Mn,Ni−Mn,Ir−Mn,NiO,Fe2
O3などを用いることが好ましい。
3 ,SiO2 ,MgO,AlN,Bi2 O3 ,Mg
F2 ,CaF2 ,SrTiO2 ,AlLaO3 などの様
々な誘電体を使用することができる。これらの誘電体に
は、酸素、窒素、フッ素欠損が存在していてもかまわな
い。
1重トンネル障壁層を有するTMR素子24の構造は、
後述する他の実施形態でも適用することが可能である。
に係る半導体記憶装置の第1の製造方法による製造工程
の断面図を示す。これら図3乃至図7は、図1(a)の
7−7線に沿った半導体記憶装置の断面における製造工
程図を示したものである。以下に、第1の実施形態に係
る半導体記憶装置の第1の製造方法について説明する。
(図示せず)が形成された後、第1の層間絶縁膜11が
形成され、この第1の層間絶縁膜11内に書き込みワー
ド線13が選択的に形成される。次に、書き込みワード
線13上及びギャップ部(図示せず)内に第2の層間絶
縁膜14が堆積される。
間絶縁膜14は、書き込みワード線13とTMR素子と
の距離を決定し、またTMR素子を形成する時の下地膜
となる。このため、書き込みワード線13上の第2の層
間絶縁膜14は、薄く均一に形成するために平坦な面上
に形成する必要がある。したがって、書き込みワード線
13は、例えばダマシン法を用いて形成することが望ま
しい。すなわち、第1の層間絶縁膜11内に書き込みワ
ード線用溝12が形成された後、スパッタ法を用いて全
面に書き込みワード線13となるメタル材料が堆積さ
れ、このメタル材料で書き込みワード線用溝12が埋め
込まれる。次に、CMP(Chemical Mechanical Polis
h)を用いて、第1の層間絶縁膜11の表面が露出する
までメタル材料が平坦化され、書き込みワード線13が
形成される。その後、CVD(Chemical Vapor Deposit
ion)法を用いて、全面に第2の層間絶縁膜14が薄く
堆積される。
極17、磁化固着層18、トンネル障壁層19が連続的
に形成される。なお、磁化固着層18は、図2(a)
(b)に示したように複数の膜で構成された積層構造で
形成されるが、ここでは1種類の膜として記述する。次
に、トンネル障壁層19上にレジスト膜(図示せず)が
形成され、このレジスト膜がフォトリソグラフィ技術を
用いて図1(a)の下部電極17のパターンにパターニ
ングされる。あるいは、トンネル障壁層19上にDLC
(Diamond Like Carbon)膜等のハードマスク及びレジ
スト膜(図示せず)が形成され、このレジスト膜がフォ
トリソグラフィ技術を用いて図1(a)の下部電極17
のパターンにパターニングされ、さらにこのパターニン
グされたレジスト膜を用いてDLC膜がパターニングさ
れる。その後、このパターニングされたレジスト膜又は
DLC膜をマスクとして、RIE(Reactive Ion Etchi
ng)法又はイオンミリングを用いて、トンネル障壁層1
9、磁化固着層18及び下部電極17が一括してパター
ニングされる。
TMR素子24のパターンにパターニングされたレジス
ト膜(図示せず)又はDLC膜(図示せず)をマスクと
して、RIE法又はイオンミリングを用いて、トンネル
障壁層19及び磁化固着層18が一括してパターニング
される。
9、磁化固着層18及び下部電極17はパターニングさ
れているため、トンネル障壁層19の表面と第2の絶縁
膜14の表面とでは段差が生じている。つまり、図5の
工程を行う際、下地段差が大きくなっているため、数ス
テップに分けてトンネル障壁層19及び磁化固着層18
のパターニングを行ってもよい。すなわち、あらかじめ
SOG(Spin On Glass)膜等を全面に塗布して全体を
平坦にした後にリソグラフィを行い、その後トンネル障
壁層19及び磁化固着層18を一括してパターニングし
てもよい。
19及び磁化固着層18のパターニングに使ったマスク
を残した状態で、全面に第3の層間絶縁膜21が堆積さ
れ、この第3の層間絶縁膜21でパターニングされた磁
化固着層18及びトンネル障壁層19のギャップが埋め
込まれる。次に、CMPを用いて、マスクをストッパー
として、第3の層間絶縁膜21が平坦化され、その後マ
スクが除去される。
を用いて、全面に磁気記録層20用及びビット線23用
のメタル材料が堆積される。次に、フォトリソグラフィ
技術により、図1(a)のビット線23のパターンのレ
ジストを用いて、磁気記録層20用及びビット線23用
のメタル材料が一括してパターニングされる。これによ
り、磁気記録層20及びビット線23が形成され、TM
R素子24が完成される。
態に係る半導体記憶装置の第2の製造方法による製造工
程の断面図を示す。これら図8乃至図12は、図1
(b)の12−12線に沿った半導体記憶装置の断面に
おける製造工程図を示したものである。この第2の製造
方法は、磁気記録層20の一部のみをビット線23に沿
って延在させることに特徴がある。以下に、第1の実施
形態に係る半導体記憶装置の第2の製造方法について説
明する。
と同様の手法で、第1の層間絶縁膜11内に書き込みワ
ード線13が選択的に形成され、この書き込みワード線
13上及びギャップ部(図示せず)内に第2の層間絶縁
膜14が堆積される。
17、磁化固着層18、トンネル障壁層19、磁気記録
層の第1のパターン部20Aが連続的に形成される。こ
こで、磁気記録層の第1のパターン部20Aは磁気記録
層20の一部を構成するものである。次に、図1(b)
の下部電極17のパターンにパターニングされたレジス
ト膜(図示せず)又はDLC膜(図示せず)をマスクと
して、RIE法又はイオンミリングを用いて、磁気記録
層の第1のパターン部20A、トンネル障壁層19、磁
化固着層18及び下部電極17が一括してパターニング
される。
法と同様の手法で、図1(b)のTMR素子24のパタ
ーンにパターニングされたレジスト膜(図示せず)又は
DLC膜(図示せず)をマスクとして、RIE法又はイ
オンミリングを用いて、磁気記録層の第1のパターン部
20A、トンネル障壁層19及び磁化固着層18が一括
してパターニングされる。
法と同様の手法で、全面に第3の層間絶縁膜21が堆積
され、この第3の層間絶縁膜21の表面が平坦化され
る。
法と同様の手法で、磁気記録層20の残りの一部を構成
する磁気記録層の第2のパターン部20B及びビット線
23が堆積される。そして、この磁気記録層の第2のパ
ターン部20B及びビット線23が一括してパターニン
グされることにより、TMR素子24が完成される。
20の一部(磁気記録層の第1のパターン部20A)は
TMR素子24と同時に加工されているので、ビット線
23と同時にパターニングする磁気記録層の第2のパタ
ーン部20Bは膜厚の調整が必要な場合がある。
形態に係る半導体記憶装置の第3の製造方法による製造
工程の断面図を示す。この第3の製造方法は、TMR素
子24を埋め込み形成し、ビット線23に沿って磁気記
録層20だけでなくトンネル障壁層19も延在させるこ
とに特徴がある。以下に、第1の実施形態に係る半導体
記憶装置の第3の製造方法について説明する。
法と同様の手法で、第1の層間絶縁膜11内に書き込み
ワード線13が選択的に形成され、この書き込みワード
線13上及びギャップ部(図示せず)内に第2の層間絶
縁膜14が堆積される。
シリコン窒化膜からなる薄いストッパー絶縁膜(図示せ
ず)が形成される。このストッパー絶縁膜上に下地電極
17が形成され、図1(a)に示す下地電極17の形状
にパターニングされる。次に、全面に第2の層間絶縁膜
21が形成され、下地電極17上に磁化固着層形成用の
溝25が形成される。
定層用の材料が堆積され、この磁化固定層用の材料で溝
25が埋め込まれる。次に、第2の層間絶縁膜21の表
面が露出するまで、磁化固定層用の材料がCMPで平坦
化除去され、第2の層間絶縁膜21の溝25に磁化固定
層18が形成される。
ル障壁層19、磁気記録層20、ビット線23が連続し
て形成される。その後、図1(a)のビット線23のパ
ターンにパターニングされたレジスト膜(図示せず)又
はDLC膜(図示せず)をマスクとして、RIE法又は
イオンミリングを用いて、トンネル障壁層19、磁気記
録層20、ビット線23が一括してパターニングされ
る。
24を構成する磁気記録層20が、セル毎に分断される
ことなくビット線23に沿って延在しているため、以下
の効果が得られる。
方向となるように、固定された磁化方向を有する。一
方、磁気記録層20は、ランダムな情報が書き込まれる
ため、磁化固着層18と同じ磁化方向を有する領域と反
対の磁化方向を有する領域とが存在する。ここで、隣り
合うセル同士が同じ情報を有する場合、磁気記録層20
内の磁化方向は連続的に繋がることができる。このた
め、磁極の影響を気にすることなく安定して情報の書き
込み・読み出しを行うことができる。一方、隣り合うセ
ル同士が反対の情報を有する場合、磁気記録層20は隣
り合うセル同士で反対の磁化方向を有する。
20内に反対の磁化方向28b、28cを有する場合、
セル間で互いの磁気ベクトルが衝突し合い、反磁界の発
生原因となる磁区領域(以下、境界層と称す)26が生
じる。すなわち、第1の実施形態によれば、磁気記録層
20をビット線23に沿って延長させることにより、セ
ル27とセル27の間の領域にまで磁化領域を延長でき
る。このため、従来は、反磁界の発生原因となる磁区領
域がセル内に生じていたのに対し、第1の実施形態は、
反磁界の発生原因となる境界層26をセル27間に位置
させることができる。すなわち、境界層26をTMR素
子24の外側に位置させることができるため、読み出し
の際、読み出し信号を劣化させることはない。このよう
に、反磁界の発生原因となる磁区が発生しても、読み出
し時に信号劣化の影響を受けることのないTMR素子2
4を実現することが可能となる。
ように読み出し動作のマージンの劣化を抑えることがで
きるため、従来のようにセルを大きくする必要がない。
したがって、セルの微細化を実現することも可能であ
る。
って延在させることにより、上述するようにセル端部に
発生した磁区が悪影響を及ぼすエッジドメインの問題を
回避できるだけでなく、セル端部以外に発生した磁区が
悪影響を及ぼすスキューの問題も回避できる。また、磁
気記録層20に安定した一軸違方性を与えることがで
き、さらに、層間静磁結合(ヒステリシスのオフセッ
ト)を軽減させることができる。
問題を回避できることにより、信号の読み出しの劣化を
防止でき、MR(Magneto Resistive)比(“1”状
態、“0”状態の抵抗の変化率)を向上させることがで
きる。このため、メモリセル内の各部分の抵抗のばらつ
きの影響を抑制できるため、セルの微細化に有利とな
る。
出し信号強度が上がるため、センス速度が向上する。そ
の結果、読み出し動作の高速化が可能になる。
ことにより、セル−セル間の距離を近付けることができ
る。このため、実効的なセル面積を縮小させることがで
きる。
きることにより、磁気記録層20への書き込み磁界の閾
値のばらつきを低減させることができる。加えて、磁気
記録層20をビット線23に沿って延在させることによ
り、TMR素子24の形状の変化による悪影響を考慮す
る必要もない。したがって、実効的な書き込み電流を下
げることが可能であり、消費電力を低減することができ
る。なお、TMR素子24は微細化すると、書き込み磁
界の閾値が大きくなるため、その閾値のばらつきを抑
え、少しでも書き込み電流を減らせることは、セルの微
細化にも大変有利に働く。
り、上述した効果が得られるだけでなく、次の効果が得
られる。つまり、第1の製造方法では、パターニングさ
れた磁化固着層18及びトンネル障壁層19を第3の絶
縁膜21で埋め込んで平坦化する際(図6に示す工
程)、トンネル障壁層19が最上層となるため、トンネ
ル障壁層19にダメージが生じる。これに対し、第2の
製造方法では、トンネル障壁層19上に磁気記録層の第
1のパターン部20Aが形成されているため、第3の絶
縁膜21を平坦化する際(図11に示す工程)、磁気記
録層の第1のパターン部20Aによってトンネル障壁層
19を保護することができる。したがって、第2の製造
方法によれば、100Å以下の薄膜で形成しなければな
らないトンネル障壁層19にダメージが生じることを防
止できるため、トンネル障壁層19の膜質を劣化させず
に素子の信頼性を向上させるという効果を有する。
り、上述した効果が得られるだけでなく、溝25に磁気
記録層20を埋め込んでいるため、RIEやイオンミリ
ングを使う必要が無く、加工が容易で寸法管理がし易
い。また、その後に全面にトンネル障壁層19を形成し
ているため、TMR素子24の直上はダメージを受けず
に形成できるという効果が得られる。
1の実施形態と比較して、磁化固着層18と磁気記録層
20との位置が反対になっている点のみが異なる。
第2の実施形態に係る半導体記憶装置の斜視図を示す。
態に係る半導体記憶装置は、磁化固着層18と、磁気記
録層20と、これらの間に挟まれたトンネル障壁層19
とで構成されるTMR素子24を記憶素子として用いた
MRAMである。そして、磁気記録層20には、下部電
極17を介して、ゲート電極(読み出しワード線)3を
有するスイッチングトランジスタ(例えばMOSFE
T)5が接続される。また、TMR素子24の下方には
書き込みワード線13がTMR素子24と離間して配置
され、このワード線13と直交して磁化固着層18に接
続されたビット線23が配置される。
中で、磁気記録層20及びトンネル障壁層19はビット
線23と独立に形成されているが、磁化固着層18はビ
ット線23と一括して形成されている。すなわち、磁化
固着層18はビット線23の方向にセル毎に分断される
ことなく形成され、磁化固着層18はビット線23に沿
って延在している。
着層18を第1のパターン部18Aと第2のパターン部
18Bとに分けてもよい。この場合、磁化固着層の第1
のパターン部18AはTMR素子24のパターンに形成
され、磁化固着層の第2のパターン部18Bはビット線
23の方向にセル毎に分断されることなく形成されてビ
ット線23に沿って少なくとも2以上のセルにまたがっ
て延在している。
の製造方法は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の
第1乃至第3の製造方法における磁化固着層18と磁気
記録層20とを置き換えることによって、第1の実施形
態に係る半導体記憶装置の第1乃至第3の製造方法を本
実施形態に適用することが可能であるため、製造方法の
説明は省略する。
形態と同様の効果を得ることができる。
定した磁化方向を有する磁化固着層18をビット線23
に沿って延長させている。したがって、磁化固着層18
の磁気ベクトルが微細化時の加工の影響を受け難いた
め、磁化固着層18を安定して形成することができる。
って延在させることにより、固着層減磁を軽減させるこ
とができる。このため、書き込み動作を繰り返しても、
劣化し難い信頼性の優れた磁気トンネル接合膜を与える
ことができる。
き込みワード線13及び磁化固着層18を形成する前
に、ビット線23と磁気記録層20を一括で形成するこ
とに特徴がある。
第3の実施形態に係る半導体記憶装置の斜視図を示す。
態に係る半導体記憶装置は、磁化固着層18と、磁気記
録層20と、これらの間に挟まれたトンネル障壁層19
とで構成されるTMR素子24を記憶素子として用いた
MRAMである。そして、磁化固着層18には、上部電
極31を介して、ゲート電極(読み出しワード線)3を
有するスイッチングトランジスタ(例えばMOSFE
T)5が接続される。また、TMR素子24の上方には
書き込みワード線13がTMR素子24と離間して配置
され、このワード線13と直交して磁気記録層20に接
続されたビット線23が配置される。
中で、磁化固着層18及びトンネル障壁層19はビット
線23と独立に形成されているが、磁気記録層20はビ
ット線23と一括して形成されている。すなわち、磁気
記録層20はビット線23の方向にセル毎に分断される
ことなく形成され、磁気記録層20はビット線23に沿
って延在している。
録層20の一部はTMR素子24のパターンに形成さ
れ、磁気記録層20の残りの一部はビット線23の方向
にセル毎に分断されることなく形成されてビット線23
に沿って少なくとも2以上のセルにまたがって延在して
いてもよい。
形態に係る半導体記憶装置の製造工程の断面図を示す。
なお、A領域は図19(b)に示すA−A線に沿った断
面図を示し、B領域は図19(b)に示すB−B線に沿
った断面図を示す。以下に、第3の実施形態に係る半導
体記憶装置の製造方法について説明する。
縁膜11上にビット線23、磁気記録層20、トンネル
障壁層19、磁化固着層18が順次積層して形成され
る。
のTMR素子24のパターンにパターニングされたレジ
スト膜(図示せず)又はDLC膜(図示せず)をマスク
として、RIE法又はイオンミリングを用いて、磁化固
着層18とトンネル障壁層19の全部、さらに磁気記録
層20の一部が一括してパターニングされる。このよう
な加工は、磁気記録層20の表面が露出した時、あるい
は磁気記録層20を少しエッチングした後にエッチング
を止める。また、トンネル障壁層19と磁気記録層20
とで異なるエッチング速度を有するエッチング手法を用
いるとよい。また、磁気記録層20の膜厚は、磁気記録
層20の途中でエッチングを止めることができる程度の
十分な厚さにするとよい。
層間絶縁膜21が堆積される。この第2の層間絶縁膜2
1がCMP等で平坦化され、磁気記録層18の表面が露
出される。その後、図19(b)に示す上部電極31の
パターンに加工された上部電極31が形成される。
上に薄く均一に第3の層間絶縁膜32が形成される。そ
の後、図19(b)に示す書き込みワード線13のパタ
ーンに加工された書き込みワード線13が形成される。
形態と同様に、磁気記録層20をビット線23に沿って
延長することにより、セル間の領域にまで磁化領域を延
長することができる。このため、セル面積を増大させる
ことなく、磁極発生による信号劣化の影響を受けること
のないTMR素子24を実現することが可能となる。
造方法では、ビット線23と磁気記録層20を一括パタ
ーニングするために、薄膜であるトンネル障壁層19を
パターニングして絶縁膜21で埋め込んだ後に、磁気記
録層20とビット線23が形成される。すなわち、第1
の実施形態における第1の製造方法では、ビット線2
3、磁気記録層20、トンネル障壁層19、磁化固着層
18を連続形成してパターニングすることができなかっ
た。これに対し、第3の実施形態では、ビット線23、
磁気記録層20、トンネル障壁層19、磁化固着層18
を連続形成してパターニングすることができる。つま
り、ビット線23と磁気記録層20を連続形成するにも
関わらず、薄膜であるトンネル障壁層19の形成途中で
プロセスを止める必要のないプロセスを構築でき、さら
に工程数を低減できる。
された磁化固着層18、トンネル障壁層19及び磁気記
録層20を第2の絶縁膜21で覆い平坦化する際(図2
2の工程)、トンネル障壁層19上に磁化固着層18が
形成されているため、トンネル障壁層19にダメージが
生じることがない。
3の実施形態と比較して、磁化固着層18と磁気記録層
20との位置が反対になっている点のみが異なる。
第4の実施形態に係る半導体記憶装置の斜視図を示す。
態に係る半導体記憶装置は、磁化固着層18と、磁気記
録層20と、これらの間に挟まれたトンネル障壁層19
とで構成されるTMR素子24を記憶素子として用いた
MRAMである。そして、磁気記録層20には、上部電
極31を介して、ゲート電極(読み出しワード線)3を
有するスイッチングトランジスタ(例えばMOSFE
T)5が接続される。また、TMR素子24の上方には
書き込みワード線13がTMR素子24と離間して配置
され、このワード線13と直交して磁化固着層18に接
続されたビット線23が配置される。
中で、磁気記録層20及びトンネル障壁層19はビット
線23と独立に形成されているが、磁化固着層18はビ
ット線23と一括して形成されている。すなわち、磁化
固着層18はビット線23の方向にセル毎に分断される
ことなく形成され、磁化固着層18はビット線23に沿
って延在している。
着層18の一部はTMR素子24のパターンに形成さ
れ、磁化固着層18の残りの一部はビット線23の方向
にセル毎に分断されることなく形成されてビット線23
に沿って少なくとも2以上のセルにまたがって延在して
いてもよい。
の製造方法は、第3の実施形態に係る半導体記憶装置の
製造方法における磁化固着層18と磁気記録層20とを
置き換えることによって、第3の実施形態に係る半導体
記憶装置の製造方法を本実施形態に適用することが可能
であるため、製造方法の説明は省略する。
形態と同様の効果を得ることができる。
形態と同様に、一方向に固定した磁化方向を有する磁化
固着層18をビット線23に沿って延長させている。し
たがって、磁化固着層18の磁気ベクトルが微細化時の
加工の影響を受け難いため、磁化固着層18を安定して
形成することができる。
3、磁化固着層18、トンネル障壁層19、磁気記録層
20を連続形成してパターニングできる。したがって、
第3の実施形態と同様に、ビット線23と磁化固着層1
8を連続形成するにも関わらず、薄膜であるトンネル障
壁層19の形成途中でプロセスを止める必要のないプロ
セスを構築でき、さらに工程数を削減できる。
重トンネル障壁層を有するTMR素子を用いた点に特徴
がある。
第5の実施形態に係る半導体記憶装置の斜視図を示す。
態に係る半導体記憶装置は、第1の磁化固着層51と、
第2の磁化固着層54と、磁気記録層20と、第1の磁
化固着層51と磁気記録層20との間に挟まれた第1の
トンネル障壁層52と、第2の磁化固着層54と磁気記
録層20との間に挟まれた第2のトンネル障壁層53と
で構成されるTMR素子55を記憶素子として用いたM
RAMである。そして、第1の磁化固着層51には、下
部電極17を介して、ゲート電極(読み出しワード線)
3を有するスイッチングトランジスタ(例えばMOSF
ET)5が接続される。また、TMR素子55の下方に
は書き込みワード線13がTMR素子55と離間して配
置され、このワード線13と直交して第2の磁化固着層
54に接続されたビット線23が配置される。
中で、磁気記録層20、第1の磁化固着層51及び第
1、第2のトンネル障壁層52、53はビット線23と
独立に形成されているが、第2の磁化固着層54はビッ
ト線23と一括して形成されている。すなわち、第2の
磁化固着層54はビット線23の方向にセル毎に分断さ
れることなく形成され、第2の磁化固着層54はビット
線23に沿って延在している。
磁化固着層54を第1のパターン部54Aと第2のパタ
ーン部54Bとに分けてもよい。この場合、第2の磁化
固着層の第1のパターン部54AはTMR素子55のパ
ターンに形成され、第2の磁化固着層の第2のパターン
部54Bはビット線23の方向にセル毎に分断されるこ
となく形成されてビット線23に沿って少なくとも2以
上のセルにまたがって延在している。
ネル障壁層を有するTMR素子の断面図を示す。上記2
重トンネル障壁層を有するTMR素子55は、図26
(a)又は図26(b)に示す構造であることが望まし
い。以下、2重トンネル障壁層を有するTMR素子55
の構造について説明する。
ンプレート層101、初期強磁性層102、反強磁性層
103、基準強磁性層104が順に積層され第1の磁化
固着層51と、この第1の磁化固着層51上に形成され
た第1のトンネル障壁層52と、この第1のトンネル障
壁層52上に形成された磁気記録層20と、この磁気記
録層20上に形成された第2のトンネル障壁層53と、
この第2のトンネル障壁層53上に基準強磁性層10
4、反強磁性層103、初期強磁性層102、接点層1
06が順に積層された第2の磁化固着層54とからな
る。
ンプレート層101、初期強磁性層102、反強磁性層
103、基準強磁性層104が順に積層され第1の磁化
固着層51と、この第1の磁化固着層51上に形成され
た第1のトンネル障壁層52と、この第1のトンネル障
壁層52上に強磁性層20′、非磁性層107、強磁性
層20″の3層構造によって順に積層された磁気記録層
20と、この磁気記録層20上に形成された第2のトン
ネル障壁層53と、この第2のトンネル障壁層53上に
強磁性層104′、非磁性層107、強磁性層10
4″、反強磁性層103、初期強磁性層102、接点層
106が順に積層された第2の磁化固着層54とからな
る。
55では、磁気記録層20を構成する強磁性層20′、
非磁性層107、強磁性層20″の3層構造と、第2の
磁化固着層54内の強磁性層104′、非磁性層10
7、強磁性層104″からなる3層構造とを導入するこ
とで、図26(a)に示すTMR素子55よりも、強磁
性内部の磁極の発生を抑制し、より微細化に適したセル
構造が提供できる。
MR素子55を用いることによって、1重トンネル障壁
層を有するTMR素子24を用いた場合と比較して、同
じ外部バイアスを印加したときのMR比の劣化が少な
く、より高いバイアスで動作できる。すなわち、セル情
報を外部に読み出す際に有利となる。
した2重トンネル障壁層を有するTMR素子55の構造
は、他の実施形態でも適用することは可能である。
形態に係る半導体記憶装置の第1の製造方法による製造
工程の断面図を示す。これら図27乃至図31は、図2
5(a)の31−31線に沿った半導体記憶装置の断面
における製造工程図を示したものである。以下に、第5
の実施形態に係る半導体記憶装置の第1の製造方法につ
いて説明する。
態と同様の手法で、第1の層間絶縁膜11内に書き込み
ワード線13が選択的に形成され、この書き込みワード
線13上及びギャップ部(図示せず)内に第2の層間絶
縁膜14が堆積される。
電極17、第1の磁化固着層51、第1のトンネル障壁
層52、磁気記録層20、第2のトンネル障壁層53が
連続して形成される。なお、第1及び第2の磁化固着層
54、磁気記録層20は、図26(a)(b)に示した
ように複数の膜で構成された積層構造で形成されるが、
ここでは1種類の膜として記述する。続いて、図25
(a)の下部電極17のパターンにパターニングされた
レジスト膜又はDLC膜をマスクとして、RIE法又は
イオンミリングを用いて、第2のトンネル障壁層53、
磁気記録層20、第1のトンネル障壁層52、第1の磁
化固着層51、下部電極17が一括してパターニングさ
れる。
(a)のTMR素子24のパターンにパターニングされ
たレジスト膜(図示せず)又はDLC膜(図示せず)を
マスクとして、RIE法又はイオンミリングを用いて、
第2のトンネル障壁層53、磁気記録層20、第1のト
ンネル障壁層52、第1の磁化固着層51が一括してパ
ターニングされる。
ル障壁層53、磁気記録層20、第1のトンネル障壁層
52、第1の磁化固着層51のパターニングに使ったマ
スクを残した状態で、全面に第3の層間絶縁膜21が堆
積され、この第3の層間絶縁膜21でパターニングされ
た第2のトンネル障壁層53、磁気記録層20、第1の
トンネル障壁層52、第1の磁化固着層51のギャップ
が埋め込まれる。次に、CMPを用いて、マスクをスト
ッパーとして、第3の層間絶縁膜21が平坦化された
後、マスクが除去される。
等を用いて、全面に第2の磁化固着層54用及びビット
線23用のメタル材料が堆積される。次に、フォトリソ
グラフィ技術により、図25(a)のビット線23のパ
ターンのレジストを用いて、第2の磁化固着層54用及
びビット線23用のメタル材料が一括してパターニング
される。これにより、第2の磁化固着層54及びビット
線23が形成され、2重構造のTMR素子55が完成さ
れる。
形態に係る半導体記憶装置の第2の製造方法による製造
工程の断面図を示す。これら図32乃至図36は、図2
5(b)の36−36線に沿った半導体記憶装置の断面
における製造工程図を示したものである。この第2の製
造方法は、第2の磁化固着層の第2のパターン部54B
のみをビット線23に沿って延在させることに特徴があ
る。以下に、第5の実施形態に係る半導体記憶装置の第
2の製造方法について説明する。
法と同様の手法で、第1の層間絶縁膜11内に書き込み
ワード線13が選択的に形成され、この書き込みワード
線13上及びギャップ部(図示せず)内に第2の層間絶
縁膜14が堆積される。
極17、第1の磁化固着層51、第1のトンネル障壁層
52、磁気記録層20、第2のトンネル障壁層53に加
えて第2の磁化固着層の第1のパターン部54Aが連続
して形成される。続いて、図25(b)の下部電極17
のパターンにパターニングされたレジスト膜又はDLC
膜をマスクとして、RIE法又はイオンミリングを用い
て、第2の磁化固着層の第1のパターン部54A、第2
のトンネル障壁層53、磁気記録層20、第1のトンネ
ル障壁層52、第1の磁化固着層51、下部電極17が
一括してパターニングされる。
法と同様の手法で、図25(b)のTMR素子55のパ
ターンにパターニングされたレジスト膜(図示せず)又
はDLC膜(図示せず)をマスクとして、RIE法又は
イオンミリングを用いて、第2の磁化固着層の第1のパ
ターン部54A、第2のトンネル障壁層53、磁気記録
層20、第1のトンネル障壁層52、第1の磁化固着層
51が一括してパターニングされる。
法と同様の手法で、全面に第3の層間絶縁膜21が堆積
され、この第3の層間絶縁膜21の表面が平坦化され
る。
法と同様の手法で、第2の磁化固着層の第2のパターン
部54B及びビット線23が形成され、2重構造のTM
R素子55が完成される。
記録層の一部(第2の磁化固着層の第1のパターン部5
4A)はTMR素子55と同時に加工されているので、
ビット線23と同時にパターニングする第2の磁化固着
層の第2のパターン部54Bは膜厚の調整が必要な場合
がある。
形態と同様の効果を得ることができる。
形態と同様に、一方向に固定した磁化方向を有する第2
の磁化固着層54又は54Bをビット線23に沿って延
長させている。したがって、第2の磁化固着層54又は
54Bの磁気ベクトルが微細化時の加工の影響を受け難
いため、第2の磁化固着層54又は54Bを安定して形
成することができる。
素子55であるため、高いMR比を保持し、電圧を加え
ても特性劣化がしない。したがって、第5の実施形態に
よれば、1重トンネル障壁層を有するTMR素子24よ
りも耐圧特性が優れた半導体記憶装置を提供できる。
施形態における第2の製造方法を用いた場合と同様に、
第2のトンネル障壁層53上に第2の磁気記録層の第1
のパターン部54Aが形成されているため、第3の絶縁
膜21を平坦化する際(図35に示す工程)、第2の磁
気記録層の第1のパターン部54Aによって第2のトン
ネル障壁層53を保護することができる。したがって、
第2の製造方法によれば、第2のトンネル障壁層53に
ダメージが生じることを防止できるため、第2のトンネ
ル障壁層53の膜質を劣化させずに素子の信頼性を向上
させるという効果を有する。
き込みワード線13及び第2の磁化固着層54を形成す
る前に、ビット線23と第1の磁化固着層51を一括で
形成することに特徴がある。そして、第5の実施形態と
同様に、2重トンネル障壁層を有するTMR素子55を
用いている。
第6の実施形態に係る半導体記憶装置の斜視図を示す。
態に係る半導体記憶装置は、第1の磁化固着層51と、
第2の磁化固着層54と、磁気記録層20と、第1の磁
化固着層51と磁気記録層20との間に挟まれた第1の
トンネル障壁層52と、第2の磁化固着層54と磁気記
録層20との間に挟まれた第2のトンネル障壁層53と
で構成されるTMR素子55を記憶素子として用いたM
RAMである。そして、第2の磁化固着層54には、上
部電極31を介して、ゲート電極(読み出しワード線)
3を有するスイッチングトランジスタ(例えばMOSF
ET)5が接続される。また、TMR素子55の上方に
は書き込みワード線13がTMR素子55と離間して配
置され、このワード線13と直交して第1の磁化固着層
51に接続されたビット線23が配置される。
中で、磁気記録層20、第2の磁化固着層54及び第
1、第2のトンネル障壁層52、53はビット線23と
独立に形成されているが、第1の磁化固着層51はビッ
ト線23と一括して形成されている。すなわち、第1の
磁化固着層51はビット線23の方向にセル毎に分断さ
れることなく形成され、第1の磁化固着層51はビット
線23に沿って延在している。
磁化固着層51の一部はTMR素子24のパターンに形
成され、第1の磁化固着層51の残りの一部はビット線
23の方向にセル毎に分断されることなく形成されてビ
ット線23に沿って少なくとも2以上のセルにまたがっ
て延在していてもよい。
形態に係る半導体記憶装置の製造工程の断面図を示す。
なお、A領域は図37(b)に示すA−A線に沿った断
面図を示し、B領域は図37(b)に示すB−B線に沿
った断面図を示す。以下に、第6の実施形態に係る半導
体記憶装置の製造方法について説明する。
縁膜11上にビット線23、第1の磁化固着層51、第
1のトンネル障壁層52、磁気記録層20、第2のトン
ネル障壁層53、第2の磁化固着層54が順次積層して
形成される。
のTMR素子55のパターンにパターニングされたレジ
スト膜(図示せず)又はDLC膜(図示せず)をマスク
として、RIE法又はイオンミリングを用いて、第2の
磁化固着層54、第2のトンネル障壁層53、磁気記録
層20及び第1のトンネル障壁層52の全部、さらに第
1の磁化固着層51の一部が一括してパターニングされ
る。このような加工は、第1の磁化固着層51の表面が
露出した時、あるいは第1の磁化固着層51を少しエッ
チングした後にエッチングを止める。また、第1のトン
ネル障壁層52と第1の磁化固着層51とで異なるエッ
チング速度を有するエッチング手法を用いるとよい。ま
た、第1の磁化固着層51の膜厚は、第1の磁化固着層
51の途中でエッチングを止めることができる程度の十
分な厚さにするとよい。
層間絶縁膜21が堆積される。この第2の層間絶縁膜2
1がCMP等で平坦化され、第2の磁化固着層54の表
面が露出される。その後、図37(b)に示す上部電極
31のパターンに加工された上部電極31が形成され
る。
上に薄く均一に第3の層間絶縁膜32が形成される。そ
の後、図37(b)に示す書き込みワード線13のパタ
ーンに加工された書き込みワード線13が形成される。
形態と同様の効果を得ることができる。
形態と同様に、一方向に固定した磁化方向を有する第1
の磁化固着層51をビット線23に沿って延長させてい
る。したがって、第1の磁化固着層51の磁気ベクトル
が微細化時の加工の影響を受け難いため、第1の磁化固
着層51を安定して形成することができる。
施形態における第2の製造方法を用いた場合と同様に、
第2のトンネル障壁層53上に第2の磁気記録層54が
形成されているため、第3の絶縁膜21を平坦化する際
(図35に示す工程)、第2の磁気記録層54によって
第2のトンネル障壁層53を保護することができる。し
たがって、第2の製造方法によれば、第2のトンネル障
壁層53にダメージが生じることを防止できるため、第
2のトンネル障壁層53の膜質を劣化させずに素子の信
頼性を向上させるという効果を有する。
ット線及び磁気記録層がTMR素子より外側へ一体で延
在されており、この延在された領域にくびれ部を設ける
ことに特徴がある。
半導体記憶装置の平面図を示す。図43は、図42の4
3−43線に沿った半導体記憶装置の断面図を示す。
形態に係る半導体記憶装置は、磁化固着層18と、磁気
記録層20A、20Bと、これらの間に挟まれたトンネ
ル障壁層19とで構成されるTMR素子24を記憶素子
として用いたMRAMである。そして、磁化固着層18
に下部電極17が接続され、この下部電極17にコンタ
クト16を介して、ゲート電極(読み出しワード線)3
を有するスイッチングトランジスタ(例えばMOSFE
T)5のソース又はドレイン領域4が接続される。ま
た、TMR素子24の下方には書き込みワード線13が
TMR素子24と離間して配置され、このワード線13
と直交して磁気記録層20A、20Bに接続されたビッ
ト線23が配置される。
中で、磁化固着層18、トンネル障壁層19及び磁気記
録層の第1のパターン部20Aはビット線23と独立に
形成されているが、磁気記録層の第2のパターン部20
Bはビット線23と一括して形成されている。すなわ
ち、磁気記録層の第2のパターン部20Bはビット線2
3の方向にセル毎に分断されることなく形成され、磁気
記録層の第2のパターン部20Bはビット線23に沿っ
て延在している。さらに、TMR素子24間において、
ビット線23と磁気記録層の第2のパターン部20Bの
積層パターンには、他の部分よりも少し細くなったくび
れ部71が設けられている。
形態に係る半導体記憶装置の製造工程の断面図を示す。
これら図44乃至図48は、図42の43−43線に沿
った半導体記憶装置の断面における製造工程図を示した
ものである。以下に、第7の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明する。
内に素子分離領域2が形成された後、ゲート電極3及び
ソース/ドレイン領域4が形成され、半導体基板1上に
MOSFET5が形成される。次に、このMOSFET
5上を覆うように全面に第1の層間絶縁膜6が堆積さ
れ、この第1の層間絶縁膜6の表面がCMPで平坦化さ
れる。次に、第1の層間絶縁膜6上に第2の層間絶縁膜
11が形成され、この第2の層間絶縁膜11内に書き込
みワード線用溝12が形成される。この書き込みワード
線用溝12は、リソグラフィ及びRIE法を用いて、図
42の書き込みワード線13の形状にパターニングされ
る。次に、スパッタ法を用いて、全面に書き込みワード
線形成用のメタル材料が堆積され、このメタル材料で書
き込みワード線用溝12が埋め込まれる。次に、CMP
を用いて、第2の層間絶縁膜11の表面が露出するま
で、メタル材料が研磨除去されて平坦化される。これに
より、第2の層間絶縁膜11内に書き込みワード線13
が形成される。
D法を用いて、全面に第3の層間絶縁膜14が形成され
る。この第3の層間絶縁膜14上にレジスト膜(図示せ
ず)が形成され、このレジスト膜が図42のコンタクト
16のパターンにパターニングされる。このパターニン
グされたレジスト膜をマスクとして、RIE法を用い
て、第3の層間絶縁膜14、第2の層間絶縁膜11、第
1の層間絶縁膜11が連続でエッチング除去される。こ
れにより、ソース/ドレイン領域4の表面を露出するコ
ンタクトホール15が形成される。次に、全面に例えば
数100Åのバリアメタル膜とメタル(W)膜とが堆積
され、コンタクトホール15が埋め込まれる。次に、C
MPを用いて、第3の層間絶縁膜14の表面が露出する
まで、バリアメタル膜及びメタル膜が平坦化される。こ
れにより、ソース/ドレイン領域4に接続するコンタク
ト16が形成される。
部電極17、磁化固着層18、トンネル障壁層19及び
磁気記録層の第1のパターン部20Aが連続的に形成さ
れる。なお、磁化固着層18は、図2(a)(b)に示
したように複数の膜で構成された積層構造で形成される
が、ここでは1種類の膜として記述する。
の第1のパターン部20A上にレジスト膜(図示せず)
が形成され、このレジスト膜がフォトリソグラフィ技術
を用いて図42の下部電極17のパターンにパターニン
グされる。あるいは、磁気記録層の第1のパターン部2
0A上にDLC(Diamond Like Carbon)膜等のハード
マスク及びレジスト膜(図示せず)が形成され、このレ
ジスト膜がフォトリソグラフィ技術を用いて図42の下
部電極17のパターンにパターニングされ、さらにこの
パターニングされたレジスト膜を用いてDLC膜がパタ
ーニングされる。その後、このパターニングされたレジ
スト膜又はDLC膜をマスクとして、RIE法又はイオ
ンミリングを用いて、下部電極17、磁化固着層18、
トンネル障壁層19及び磁気記録層の第1のパターン部
20Aがパターニングされる。
MR素子24のパターンにパターニングされたレジスト
膜(図示せず)又はDLC膜(図示せず)をマスクとし
て、RIE法又はイオンミリングを用いて、磁化固着層
18、トンネル障壁層19及び磁気記録層の第1のパタ
ーン部20Aがパターニングされる。
のパターン部20A、トンネル障壁層19、磁化固着層
18及び下部電極17はパターニングされているため、
磁気記録層の第1のパターン部20Aの表面と第3の絶
縁膜14の表面とでは段差が生じている。つまり、図4
8の工程を行う際、下地段差が大きくなっているため、
数ステップに分けてトンネル障壁層19、磁化固着層1
8及び磁気記録層の第1のパターン部20Aのパターニ
ングを行ってもよい。すなわち、あらかじめSOG膜等
を全面に塗布して全体を平坦にした後にリソグラフィを
行い、その後トンネル障壁層19、磁化固着層18及び
磁気記録層の第1のパターン部20Aを一括してパター
ニングしてもよい。
9及び磁気記録層の第1のパターン部20Aのパターニ
ングに使ったマスクを残した状態で、全面に第4の層間
絶縁膜21が堆積される。次に、CMPを用いて、マス
クをストッパーとして、第4の層間絶縁膜21が平坦化
された後、マスクが除去される。これにより、ビア22
が開口される。
等を用いて、全面に磁気記録層の第2のパターン部20
B用及びビット線23用のメタル材料が堆積される。次
に、フォトリソグラフィ技術により、図42のビット線
23のパターンのレジストを用いて、磁気記録層の第2
のパターン部20B用及びビット線23用のメタル材料
が一括してパターニングされる。これにより、磁気記録
層20及びビット線23が形成され、TMR素子24が
完成される。なお、この際、TMR素子24間におい
て、ビット線23と磁気記録層の第2のパターン部20
Bとからなる積層パターンには、他の部分よりも少し細
くなったくびれ部71が形成される。
形態と同様に、第2の磁気記録層の第2のパターン部2
0Bをビット線23に沿って延長することにより、セル
間の領域にまで磁化領域を延長することができる。この
ため、セル面積を増大させることなく、磁極発生による
信号劣化の影響を受けることのないTMR素子24を実
現することが可能となる。
線23の方向に沿って動き得るため、この境界層26は
TMR素子24の直上までくると、そのセルの情報を壊
しかねない。そこで、第7の実施形態のようにセル間に
くびれ部71を設けることによって、このくびれ部71
に境界層26をトラップさせることができる。このた
め、TMR素子24の直上まで境界層26が移動するこ
とを防ぎ、境界層26の発生領域をセル間に位置させる
ことができる。したがって、第7の実施形態によれば、
セル内部での反磁界の影響の増大を抑えられ、さらに安
定した書き込み・読み出し動作が保証できる。
6の実施形態に係る全ての半導体記憶装置に適用するこ
とも可能である。
7の実施形態のくびれ部を折れ曲がり部に代えたことに
特徴がある。
半導体記憶装置の平面図を示す。図49に示すように、
第8の実施形態に係る半導体記憶装置は、第7の実施形
態と同様に、TMR素子24を構成する要素の中で、磁
化固着層18、トンネル障壁層19及び磁気記録層の第
1のパターン部20Aはビット線23と独立に形成され
ているが、磁気記録層の第2のパターン部20Bはビッ
ト線23と一括して形成されている。すなわち、磁気記
録層の第2のパターン部20Bはビット線23の方向に
セル毎に分断されることなく形成され、磁気記録層の第
2のパターン部20Bはビット線23に沿って延在して
いる。さらに、TMR素子24間において、ビット線2
3と磁気記録層の第2のパターン部20Bの積層パター
ンには、折れ曲がり部81が設けられている。
置の製造方法は、第7の実施形態に係る半導体記憶装置
の製造方法におけるくびれ部71を折れ曲がり部81の
形状に置き換えることによって、第7の実施形態に係る
半導体記憶装置の製造方法を本実施形態に適用すること
が可能であるため、製造方法の説明は省略する。
形態と同様に、第2の磁気記録層の第2のパターン部2
0Bをビット線23に沿って延長することにより、セル
間の領域にまで磁化領域を延長することができる。この
ため、セル面積を増大させることなく、磁極発生による
信号劣化の影響を受けることのないTMR素子24を実
現することが可能となる。
れ曲がり部81を設けることによって、この折れ曲がり
部81に境界層26をトラップさせることができる。こ
のため、TMR素子24の直上まで境界層26が移動す
ることを防ぎ、境界層26の発生領域をセル間に位置さ
せることができる。したがって、第8の実施形態によれ
ば、セル内部での反磁界の影響の増大を抑えられ、さら
に安定した書き込み・読み出し動作が保証できる。
6の実施形態に係る全ての半導体記憶装置に適用するこ
とも可能である。
7の実施形態におけるMOSFETをダイオードに代え
た例である。
半導体記憶装置の平面図を示す。図51は、図50の5
1−51線に沿った半導体記憶装置の断面図を示す。
形態に係る半導体記憶装置は、磁化固着層18と、磁気
記録層20A、20Bと、これらの間に挟まれたトンネ
ル障壁層19とで構成されるTMR素子24を記憶素子
として用いたMRAMである。そして、TMR素子24
と書き込みワード線13との間にpn接合ダイオード9
1が配置され、ワード線13と直交して磁気記録層20
A、20Bに接続されたビット線23が配置される。
中で、磁化固着層18、トンネル障壁層19及び磁気記
録層の第1のパターン部20Aはビット線23と独立に
形成されているが、磁気記録層の第2のパターン部20
Bはビット線23と一括して形成されている。すなわ
ち、磁気記録層の第2のパターン部20Bはビット線2
3の方向にセル毎に分断されることなく形成され、磁気
記録層の第2のパターン部20Bはビット線23に沿っ
て延在している。さらに、TMR素子24間において、
ビット線23と磁気記録層の第2のパターン部20Bの
積層パターンには、他の部分よりも少し細くなったくび
れ部71が設けられている。
形態に係る半導体記憶装置の製造工程の断面図を示す。
これら図52乃至図55は、図50の51−51線に沿
った半導体記憶装置の断面における製造工程図を示した
ものである。以下に、第9の実施形態に係る半導体記憶
装置の製造方法について説明する。
縁膜11が形成される。この第1の層間絶縁膜11内
に、図50のワード線13のパターンを用いてリソグラ
フィ及びRIE法で、ワード線用の溝12が形成され
る。次に、スパッタ法を用いて全面に書き込みワード線
13形成用のメタル材料が堆積され、このメタル材料が
第1の層間絶縁膜11の表面が露出するまでCMPで平
坦化される。これにより、ワード線13が形成される。
n型のアモルファスシリコン層が堆積された後、このア
モルファスシリコン層の上部に例えばBを用いてイオン
注入が行われ、このアモルファスシリコン層の上部にp
型拡散領域(図示せず)が形成される。これにより、p
n接合ダイオード91が形成される。
固着層18、トンネル障壁層19、磁気記録層の第1の
パターン部20Aが連続的に形成される。なお、磁化固
着層18は、図2(a)(b)で示したように複数の膜
で構成された積層構造で形成されるが、ここでは1種類
の膜として記述する。
MR素子24のパターンにパターニングされたレジスト
膜(図示せず)又はDLC膜(図示せず)をマスクとし
て、RIE法又はイオンミリングを用いて、磁気記録層
の第1のパターン部20A、トンネル障壁層19、磁化
固着層18、pn接合ダイオード91が一括してパター
ニングされる。次に、pn接合ダイオード91、磁化固
着層18、トンネル障壁層19、磁気記録層の第1のパ
ターン部20Aのパターニングに使ったマスクを残した
状態で、全面に第2の層間絶縁膜21が堆積される。次
に、このマスクをストッパーとして、第2の層間絶縁膜
21がCMPで平坦化された後、マスクが除去される。
これにより、磁気記録層の第1のパターン部20Aの上
部に磁気記録層の第2のパターン部20B及びビット線
23を堆積するためのビア22が開口される。
等を用いて、全面に磁気記録層の第2のパターン部20
B用及びビット線23用のメタル材料が堆積される。次
に、フォトリソグラフィ技術により、図50のビット線
23のパターンのレジストを用いて、磁気記録層の第2
のパターン部20B用及びビット線23用のメタル材料
が一括してパターニングされる。これにより、TMR素
子24が完成される。なお、この際、TMR素子24間
において、ビット線23と磁気記録層の第2のパターン
部20Bとからなる積層パターンには、他の部分よりも
少し細くなったくびれ部71が形成される。
形態と同様の効果を得ることができる。
は、第9の実施形態のくびれ部を折れ曲がり部に代えた
ことに特徴がある。
る半導体記憶装置の平面図を示す。図56に示すよう
に、第10の実施形態に係る半導体記憶装置は、第9の
実施形態と同様に、TMR素子24を構成する要素の中
で、磁化固着層18、トンネル障壁層19及び磁気記録
層の第1のパターン部20Aはビット線23と独立に形
成されているが、残りの磁気記録層の第2のパターン部
20Bはビット線23と一括して形成されている。すな
わち、磁気記録層20Bはビット線23の方向にセル毎
に分断されることなく形成され、磁気記録層20Bはビ
ット線23に沿って延在している。さらに、TMR素子
24間において、ビット線23と磁気記録層20Bの積
層パターンには、折れ曲がり部81が設けられている。
装置の製造方法は、第9の実施形態に係る半導体記憶装
置の製造方法におけるくびれ部71を折れ曲がり部81
の形状に置き換えることによって、第9の実施形態に係
る半導体記憶装置の製造方法を本実施形態に適用するこ
とが可能であるため、製造方法の説明は省略する。
施形態と同様の効果を得ることができる。
範囲で、種々変形して実施することが可能である。
ル端部に発生し易い磁区による読み出し動作のマージン
の劣化を抑え、かつセルの微細化を実現できる半導体記
憶装置及びその製造方法を提供できる。
置を示す斜視図。
障壁層を有するTMR素子を示す断面図。
置の第1の方法による製造工程を示す断面図。
半導体記憶装置の第1の方法による製造工程を示す断面
図。
半導体記憶装置の第1の方法による製造工程を示す断面
図。
半導体記憶装置の第1の方法による製造工程を示す断面
図。
半導体記憶装置の第1の方法による製造工程を示す断面
図。
置の第2の方法による製造工程を示す断面図。
半導体記憶装置の第2の方法による製造工程を示す断面
図。
る半導体記憶装置の第2の方法による製造工程を示す断
面図。
わる半導体記憶装置の第2の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第2の方法による製造工程を示す
断面図。
装置の第3の方法による製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の第3の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第3の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第3の方法による製造工程を示す
断面図。
めの半導体記憶装置の断面図。
装置を示す斜視図。
装置を示す斜視図。
装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
装置を示す斜視図。
装置を示す斜視図。
ル障壁層を有するTMR素子を示す断面図。
装置の第1の方法による製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の第1の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第1の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第1の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第1の方法による製造工程を示す
断面図。
装置の第2の方法による製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の第2の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第2の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第2の方法による製造工程を示す
断面図。
わる半導体記憶装置の第2の方法による製造工程を示す
断面図。
装置を示す斜視図。
装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
装置を示す平面図。
置の断面図。
装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
装置を示す平面図。
装置を示す平面図。
置の断面図。
装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
憶装置を示す平面図。
図。
を示す図。
T)、 6、11、14、21、32…層間絶縁膜、 12…ワード線用溝、 13…書き込みワード線、 15…コンタクトホール、 16…コンタクト、 17…下部電極、 18、51、54、54A、54B…磁化固着層、 19、52、53…トンネル障壁層、 20、20A、20B、20′、20″…磁気記録層、 22…ビア、 23…ビット線、 24、55…TMR素子、 25…磁化固着層形成用溝、 26…磁気記録層内の磁化境界層、 27…セル、 28…磁化方向、 31…上部電極、 71…くびれ部、 81…折れ曲がり部、 91…pn接合ダイオード、 101…テンプレート層、 102…初期強磁性層、 103…反強磁性層、 104、104′、104″…基準強磁性層、 105、105′、105″…自由記録層、 106…接点層、 107…非磁性層。
Claims (33)
- 【請求項1】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、これ
ら第1及び第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで構
成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用
いた半導体記憶装置であって、 前記第1の磁性層に接続された第1の配線と、 前記第1の配線と直交し、前記トンネル磁気抵抗効果素
子を挟んで前記第1の配線の反対側で、かつ前記トンネ
ル磁気抵抗効果素子と前記第1の配線との接続点の延長
線上に、前記トンネル磁気抵抗効果素子と離間して配置
された第2の配線とを具備し、 前記第1の磁性層が、前記第1の配線に沿って前記トン
ネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在していることを特
徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、第3
の磁性層と、前記第1、第2の磁性層の間に挟まれた第
1の非磁性層と、前記第2、第3の磁性層の間に挟まれ
た第2の非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効果
素子を記憶素子として用いた半導体記憶装置であって、 前記第1の磁性層に接続された第1の配線と、 前記第1の配線と直交し、前記トンネル磁気抵抗効果素
子を挟んで前記第1の配線の反対側で、かつ前記トンネ
ル磁気抵抗効果素子と前記第1の配線との接続点の延長
線上に、前記トンネル磁気抵抗効果素子と離間して配置
された第2の配線とを具備し、 前記第1の磁性層が、前記第1の配線に沿って前記トン
ネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在していることを特
徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記トンネル磁気抵抗効果素子がマトリ
クス状に複数個配置されたセルアレイ構造であって、 前記第1の磁性層が、前記第1の配線に沿って前記トン
ネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在し、かつ少なくと
も2以上のセルにまたがっていることを特徴とする請求
項1又は2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記第1の磁性層が前記トンネル磁気抵
抗効果素子より外側へ延びた領域に、前記第1の磁性層
の幅が前記トンネル磁気抵抗効果素子の幅より細くなっ
た領域が存在することを特徴とする請求項1又は2記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記第1の磁性層が前記トンネル磁気抵
抗効果素子より外側へ延びた領域に、前記第1の磁性層
が折れ曲がった領域が存在することを特徴とする請求項
1又は2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記第1の磁性層の一部が、前記第1の
配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ
延在していることを特徴とする請求項1又は2記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項7】 前記第1の磁性層と前記第2の磁性層の
いずれか一方は磁化固着層であり、他方は磁気記録層で
あり、 前記非磁性層は磁気トンネル接合膜であることを特徴と
する請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 前記第1及び前記第3の磁性層は磁化固
着層であり、 前記第2の磁性層は磁気記録層であり、 前記第1及び前記第2の非磁性層は磁気トンネル接合膜
であることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項9】 前記非磁性層が、前記第1の磁性層とと
もに前記第1の配線に沿って前記トンネル磁気抵抗効果
素子より外側へ延在していることを特徴とする請求項1
記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】 前記第2の磁性層に第3の配線が接続
され、この第3の配線にトランジスタのソース又はドレ
イン領域が接続されていることを特徴とする請求項1記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項11】 前記第3の磁性層に第3の配線が接続
され、この第3の配線にトランジスタのソース又はドレ
イン領域が接続されていることを特徴とする請求項2記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項12】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、こ
れら第1及び第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで
構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として
用いた半導体記憶装置であって、 前記第1の磁性層に接続された第1の配線と、 前記第2の磁性層に接続された整流素子と、 前記第1の配線と直交し、前記整流素子に接続された第
2の配線とを具備し、 前記第1の磁性層が、前記第1の配線に沿って前記トン
ネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在していることを特
徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項13】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、こ
れら第1及び第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで
構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として
用いた半導体記憶装置の製造方法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜内に第1の配線を形成する工程と、 全面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜上に第1の磁性層及び非磁性層を堆積
し、これら第1の磁性層及び非磁性層を一括してパター
ニングする工程と、 全面に第3の絶縁膜を堆積し、この第3の絶縁膜を前記
非磁性層の表面が露出するまで平坦化する工程と、 全面に第2の磁性層及び第2の配線を堆積し、これら第
2の磁性層及び第2の配線を一括してパターニングする
ことにより、前記第2の磁性層を前記第2の配線に沿っ
て前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在させる
工程とを含むことを特徴とする半導体記憶装置の製造方
法。 - 【請求項14】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、こ
れら第1及び第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで
構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として
用いた半導体記憶装置の製造方法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜内に第1の配線を形成する工程と、 全面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜上に第1の磁性層、非磁性層及び第2
の磁性層の第1の部分を堆積し、これら第1の磁性層、
非磁性層及び第2の磁性層の第1の部分を一括してパタ
ーニングする工程と、 全面に第3の絶縁膜を堆積し、この第3の絶縁膜を前記
第2の磁性層の第1の部分の表面が露出するまで平坦化
する工程と、 全面に第2の磁性層の第2の部分及び第2の配線を堆積
し、これら第2の磁性層の第2の部分及び第2の配線を
一括してパターニングすることにより、前記第2の磁性
層の第2の部分を前記第2の配線に沿って前記トンネル
磁気抵抗効果素子より外側へ延在させる工程とを含むこ
とを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項15】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、こ
れら第1及び第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで
構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として
用いた半導体記憶装置の製造方法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜内に第1の配線を形成する工程と、 全面に第2の絶縁膜を堆積し、この第2の絶縁膜内の前
記第1の配線の上方に溝を形成する工程と、 前記溝内に第1の磁性層を形成する工程と、 全面に非磁性層、第2の磁性層及び第2の配線を堆積
し、これら非磁性層、第2の磁性層及び第2の配線を一
括してパターニングすることにより、前記非磁性層及び
前記第2の磁性層を前記第2の配線に沿って前記トンネ
ル磁気抵抗効果素子より外側へ延在させる工程とを含む
ことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項16】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、こ
れら第1及び第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで
構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として
用いた半導体記憶装置の製造方法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第1の配線、第1の磁性層、非磁
性層、第2の磁性層を堆積する工程と、 前記第2の磁性層、前記非磁性層及び前記第1の磁性層
の全部又は一部を一括してパターニングすることによ
り、前記第1の磁性層の全部又は一部を前記第1の配線
に沿って前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在
させる工程と、 全面に第2の絶縁膜を堆積し、この第2の絶縁膜を前記
第2の磁性層の表面が露出するまで平坦化する工程と、 前記第2の磁性層上に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の磁性層の上方の前記第3の絶縁膜上に第2の
配線を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体記
憶装置の製造方法。 - 【請求項17】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、第
3の磁性層と、前記第1、第2の磁性層の間に挟まれた
第1の非磁性層と、前記第2、第3の磁性層の間に挟ま
れた第2の非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効
果素子を記憶素子として用いた半導体記憶装置の製造方
法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜内に第1の配線を形成する工程と、 全面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜上に第1の磁性層、第1の非磁性層、
第2の磁性層及び第2の非磁性層を堆積し、これら第1
の磁性層、第1の非磁性層、第2の磁性層及び第2の非
磁性層を一括してパターニングする工程と、 全面に第3の絶縁膜を堆積し、この第3の絶縁膜を前記
第2の非磁性層の表面が露出するまで平坦化する工程
と、 全面に第3の磁性層及び第2の配線を堆積し、これら第
3の磁性層及び第2の配線を一括してパターニングする
ことにより、前記第3の磁性層を前記第2の配線に沿っ
て前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在させる
工程とを含むことを特徴とする半導体記憶装置の製造方
法。 - 【請求項18】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、第
3の磁性層と、前記第1、第2の磁性層の間に挟まれた
第1の非磁性層と、前記第2、第3の磁性層の間に挟ま
れた第2の非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効
果素子を記憶素子として用いた半導体記憶装置の製造方
法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜内に第1の配線を形成する工程と、 全面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜上に第1の磁性層、第1の非磁性層、
第2の磁性層、第2の非磁性層、第3の磁性層の第1の
部分を堆積し、これら第1の磁性層、第1の非磁性層、
第2の磁性層、第2の非磁性層、第3の磁性層の第1の
部分を一括してパターニングする工程と、 全面に第3の絶縁膜を堆積し、この第3の絶縁膜を前記
第3の磁性層の第1の部分の表面が露出するまで平坦化
する工程と、 全面に第3の磁性層の第2の部分及び第2の配線を堆積
し、これら第3の磁性層の第2の部分及び第2の配線を
一括してパターニングすることにより、前記第3の磁性
層の第2の部分を前記第2の配線に沿って前記トンネル
磁気抵抗効果素子より外側へ延在させる工程とを含むこ
とを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項19】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、第
3の磁性層と、前記第1、第2の磁性層の間に挟まれた
第1の非磁性層と、前記第2、第3の磁性層の間に挟ま
れた第2の非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効
果素子を記憶素子として用いた半導体記憶装置の製造方
法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第1の配線、第1の磁性層、第1
の非磁性層、第2の磁性層、第2の非磁性層及び第3の
磁性層を堆積する工程と、 前記第3の磁性層、前記第2の非磁性層、前記第2の磁
性層、前記第1の非磁性層及び前記第1の磁性層の全部
又は一部を一括してパターニングすることにより、前記
第1の磁性層の全部又は一部を前記第1の配線に沿って
前記トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延在させる工
程と、 全面に第2の絶縁膜を堆積し、この第2の絶縁膜を前記
第3の磁性層の表面が露出するまで平坦化する工程と、 前記第3の磁性層上に第3の絶縁膜を形成する工程と、 前記第3の磁性層の上方の前記第3の絶縁膜上に第2の
配線を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体記
憶装置の製造方法。 - 【請求項20】 第1の磁性層と、第2の磁性層と、こ
れら第1及び第2の磁性層の間に挟まれた非磁性層とで
構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として
用いた半導体記憶装置の製造方法であって、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜内に第1の配線を形成する工程と、 前記第1の配線に接続する整流素子を形成する工程と、 前記整流素子上に第1の磁性層、非磁性層、第2の磁性
層の第1の部分を堆積する工程と、 前記第2の磁性層の第1の部分、前記非磁性層、前記第
1の磁性層及び前記整流素子を一括してパターニングす
る工程と、 全面に第2の絶縁膜を堆積し、この第2の絶縁膜を前記
第2の磁性層の第1の部分の表面が露出するまで平坦化
する工程と、 全面に第2の磁性層の第2の部分及び第2の配線を堆積
し、これら第2の磁性層の第2の部分及び第2の配線を
一括してパターニングすることにより、前記第2の磁性
層の第2の部分を前記第2の配線に沿って前記トンネル
磁気抵抗効果素子より外側へ延在させる工程とを含むこ
とを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項21】 前記第1の磁性層は磁化固着層であ
り、 前記第2の磁性層は磁気記録層であり、 前記非磁性層は磁気トンネル接合膜であることを特徴と
する請求項13、14、15、20のいずれか1項に記
載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項22】 前記第1の磁性層は磁気記録層であ
り、 前記第2の磁性層は磁化固着層であり、 前記非磁性層は磁気トンネル接合膜であることを特徴と
する請求項16記載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項23】 前記第1及び前記第3の磁性層は磁化
固着層であり、 前記第2の磁性層は磁気記録層であり、 前記第1及び前記第2の非磁性層は磁気トンネル接合膜
であることを特徴とする請求項17乃至19のいずれか
1項に記載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項24】 前記第2の磁性層が前記トンネル磁気
抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前記第2の磁性
層の幅が前記トンネル磁気抵抗効果素子の幅より細くな
る領域を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請
求項13又は15記載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項25】 前記第2の磁性層の第2の部分が前記
トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前
記第2の磁性層の第2の部分の幅が前記トンネル磁気抵
抗効果素子の幅より細くなる領域を形成する工程をさら
に含むことを特徴とする請求項14又は20記載の半導
体記憶装置の製造方法。 - 【請求項26】 前記第1の磁性層が前記トンネル磁気
抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前記第1の磁性
層の幅が前記トンネル磁気抵抗効果素子の幅より細くな
る領域を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請
求項16又は19記載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項27】 前記第3の磁性層が前記トンネル磁気
抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前記第3の磁性
層の幅が前記トンネル磁気抵抗効果素子の幅より細くな
る領域を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請
求項17記載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項28】 前記第3の磁性層の第2の部分が前記
トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前
記第3の磁性層の第2の部分の幅が前記トンネル磁気抵
抗効果素子の幅より細くなる領域を形成する工程をさら
に含むことを特徴とする請求項18記載の半導体記憶装
置の製造方法。 - 【請求項29】 前記第2の磁性層が前記トンネル磁気
抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前記第2の磁性
層が折れ曲がる領域を形成する工程をさらに含むことを
特徴とする請求項13又は15記載の半導体記憶装置の
製造方法。 - 【請求項30】 前記第2の磁性層の第2の部分が前記
トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前
記第2の磁性層の第2の部分が折れ曲がる領域を形成す
る工程をさらに含むことを特徴とする請求項14又は2
0記載の半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項31】 前記第1の磁性層が前記トンネル磁気
抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前記第1の磁性
層が折れ曲がる領域を形成する工程をさらに含むことを
特徴とする請求項16又は19記載の半導体記憶装置の
製造方法。 - 【請求項32】 前記第3の磁性層が前記トンネル磁気
抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前記第3の磁性
層が折れ曲がる領域を形成する工程をさらに含むことを
特徴とする請求項17記載の半導体記憶装置の製造方
法。 - 【請求項33】 前記第3の磁性層の第2の部分が前記
トンネル磁気抵抗効果素子より外側へ延びた領域に、前
記第3の磁性層の第2の部分が折れ曲がる領域を形成す
る工程をさらに含むことを特徴とする請求項18記載の
半導体記憶装置の製造方法。
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