JP2002319663A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TMR素子の表面加工の自由度を向上し、セ
ル面積の微細化を図り、さらに書き込み配線とTMR素
子間の距離の制御を可能とする。 【解決手段】 TMR素子23は縦型に配置されてお
り、すなわち、TMR素子23を構成する磁気記録層2
4、磁化固着層25及びトンネル絶縁膜19は、半導体
基板に対して垂直方向に形成されている。また、TMR
素子23及びコンタクト29は、書き込みワード線13
と平行方向に複数のセルにまたがって繋がっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置及
びその製造方法に係わり、特にトンネル磁気抵抗(TM
R:Tunneling Magneto Resistive)素子を記憶素子と
して用いた磁気記憶装置(MRAM:Magnetic Random
Access Memory)及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報記憶素子として、トンネル磁
気抵抗効果(Tunneling Magneto Resistive:以下、T
MRと称す)効果を利用したMRAM(Magnetic Rando
m Access Memory)メモリセルが提案されている。この
MRAMメモリセルは、例えば、ISSCC2000 Technical
Digest p.128「A 10ns Read and Write Non-Volatile M
emory Array Using a Magnetic Tunnel Junction and F
ET Switch in each セル」に、Roy Scheuerlein et.al
によって開示されている。
【0003】図14は、従来技術による半導体記憶装置
の平面図を示す。図15は、図14の15−15線に沿
った半導体記憶装置の断面図を示す。図16は、従来技
術による半導体記憶装置の磁気記録層の磁化状態を矢印
で示す。
【0004】図14、図15に示すように、ビット線1
1と書き込みワード線13とが互いに直交するように配
置され、このビット線11と書き込みワード線13との
交点にTMR素子23が配置されている。このTMR素
子23の一端はビット線11に接続され、他端は下部電
極40及びコンタクト41を介して読み出しワード線3
0に接続されている。
【0005】ここで、TMR素子23は、2つの磁性層
と、これら磁性層に挟まれた非磁性層とからなる3層構
造になっている。つまり、TMR素子23は、上部電極
(図示せず)を介してビット線11に接続する磁気記録
層24と、下部電極40に接続する磁化固着層25と、
これら磁気記録層24と磁化固着層25とに挟まれた薄
いトンネル絶縁膜19とで構成される。
【0006】しかしながら、上記従来技術による半導体
記憶装置では、以下に示す問題が生じていた。
【0007】まず、TMR素子23を構成する磁気記録
層24、磁化固着層25及びトンネル絶縁膜19は、T
MR素子23を搭載する半導体基板(図示せず)に対し
て水平方向に平面で形成されている。したがって、TM
R素子23をパターニングする際、TMR素子23の表
面積はリソグラフィの最小寸法に依存してしまう。すな
わち、TMR素子23の加工の自由度が低かった。
【0008】また、図16に示すように、磁気記録層2
4では、本来全ての磁化方向が一方向に揃っているのが
理想であるが、実際は磁気記録層24の両端部において
長手方向の磁化ベクトルが回りこむような磁区100が
発生し、この磁区100によりいわゆる反磁界が発生す
る。その結果、反磁界が発生した領域は、本来の
“1”、“0”の情報記憶状態に相当するトンネル抵抗
を均一に維持することができなくなる。この問題は、T
MR素子23を微細化するとさらに顕著になる。つま
り、TMR素子23の面積成分(水平方向)の微細化を
図る場合、TMR素子23の表面積を小さくする必要が
ある。すなわち、TMR素子23の表面積を小さくする
にしたがって、TMR素子23の端部に発生した磁区1
00による磁界不安定領域の割合が大きくなる。これに
より、トンネル抵抗の変化量の差を検出し難くなる。ま
た、TMR素子23の微細化は、面積成分に対し膜厚成
分(垂直方向)の微細化が難しい。これらのため、TM
R素子23の面積成分の微細化のみを進めると、スイッ
チングに必要な磁場が大きくなり、磁界発生時の印加電
流が極端に大きくなってしまう。以上のように、TMR
素子23の微細化が困難であるため、セルの微細化も実
現が難しかった。
【0009】また、図15に示すように、従来のセルに
おいて、1つのTMR素子23につき、1つのビット線
11と2つのワード線(書き込みワード線13、読み出
しワード線30)が必要である。さらに、TMR素子2
3と読み出しワード線30とを接続するために、下部電
極40やコンタクト41などを用いて配線の引き出しが
必要になる。したがって、種々の配線等の存在によっ
て、セルの最小加工寸法は8F以上になっており(図
14参照)、セルの微細化がさらに困難であった。
【0010】また、図15に示すように、書き込みワー
ド線13とTMR素子23との距離X’は短くするほど
書き込み電流が小さくなり、動作マージンが向上する。
このため、書き込みワード線13とTMR素子23との
距離X’は短くする必要があるが、書き込みワード線1
3とTMR素子23と間の絶縁膜の膜厚16aが薄くな
るように制御することはプロセス上非常に困難であっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上記従
来技術による半導体記憶装置では、TMR素子23の表
面加工における自由度が低く、セル面積の微細化が困難
であり、さらに書き込みワード線13とTMR素子23
間の距離X’の制御が困難であった。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、TMR素子の
表面加工の自由度を向上し、セル面積の微細化を図り、
さらに書き込み配線とTMR素子間の距離の制御が可能
な半導体記憶装置及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために以下に示す手段を用いている。
【0014】本発明の第1の半導体記憶装置は、磁性層
と非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を
記憶素子として用いた半導体記憶装置であって、半導体
基板の上方に前記トンネル磁気抵抗効果素子が形成さ
れ、前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記磁性
層及び前記非磁性層が前記半導体基板に対して垂直方向
に形成されている。
【0015】本発明の第2の半導体記憶装置は、磁性層
と非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を
記憶素子として用いた半導体記憶装置であって、半導体
基板の上方に形成された配線と、前記配線間に前記配線
と離間して形成された前記トンネル磁気抵抗効果素子と
を具備し、前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前
記磁性層及び前記非磁性層が前記半導体基板に対して垂
直方向に形成されている。
【0016】本発明の第3の半導体記憶装置は、磁性層
と非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を
記憶素子として用いた半導体記憶装置であって、半導体
基板の上方に、第1のスペースとこの第1のスペースよ
り狭い幅の第2のスペースとを交互に設けて形成された
複数の配線と、前記第1のスペースに前記配線と離間し
て形成された2つの前記トンネル磁気抵抗効果素子とを
具備し、前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記
磁性層及び前記非磁性層が前記半導体基板に対して垂直
方向に形成されている。
【0017】本発明の第4の半導体記憶装置は、磁性層
と非磁性層とで構成されるトンネル磁気抵抗効果素子を
記憶素子として用いた半導体記憶装置であって、複数の
前記トンネル磁気抵抗効果素子が、半導体基板の上方に
この半導体基板と水平方向に配置され、前記トンネル磁
気抵抗効果素子を構成する前記磁性層及び前記非磁性層
が、前記半導体基板に対して垂直方向に形成され、前記
トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記磁性層及び前
記非磁性層の積層構造は、隣り合う前記トンネル磁気抵
抗効果素子間を境にして線対称である。
【0018】上記本発明の第1乃至第4の半導体装置
は、前記トンネル磁気抵抗効果素子を備えたセルアレイ
構造であって、前記トンネル磁気抵抗効果素子が、複数
のセルにまたがって繋がっていてもよい。
【0019】上記本発明の第1乃至第4の半導体装置
は、前記トンネル磁気抵抗効果素子を備えたセルアレイ
構造であって、前記トンネル磁気抵抗効果素子が、セル
毎に分断されていてもよい。
【0020】前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第1の
磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び第2の磁性
層の間に挟まれた非磁性層とで構成される1重トンネル
接合構造である。
【0021】前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第1の
磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層と、前記第
1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁性層と、前
記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の非磁性層と
で構成される2重トンネル接合構造であってもよい。
【0022】本発明の半導体記憶装置の製造方法は、第
1の配線を形成する工程と、全面に第1の絶縁膜を形成
する工程と、前記第1の絶縁膜上に第2の配線を選択的
に形成することにより、第1のスペースとこの第1のス
ペースよりも幅の狭い第2のスペースとを形成する工程
と、前記第1のスペースを形成した前記第2の配線の側
面、前記第2のスペースの全部及び前記第2の配線の上
面を第2の絶縁膜で埋め込むことによって、前記第1の
スペースに第1の溝を形成する工程と、前記第1の溝の
両側面にトンネル磁気抵抗効果素子をそれぞれ形成する
工程と、前記第1の溝の両側面に形成された前記トンネ
ル磁気抵抗効果素子間の底面の前記第1の絶縁膜を除去
して前記第1の配線の表面を露出するとともに、前記第
2の配線の上方の前記第2の絶縁膜の一部を除去するこ
とによって、コンタクトホールと第2の溝をそれぞれ形
成する工程と、全面に金属材料を堆積して前記コンタク
トホール及び前記第2の溝を埋め込んだ後、前記金属材
料を前記トンネル磁気抵抗効果素子の表面が露出するま
で平坦化することによって、前記コンタクトホールに前
記第1の配線及び前記トンネル磁気抵抗効果素子に接続
するコンタクトを形成する工程と、前記第2の溝内の前
記金属材料をパターニングすることによって、前記トン
ネル磁気抵抗効果素子に接続する第3の配線を形成する
工程とを含んでいる。
【0023】上記本発明の半導体記憶装置の製造方法に
おいて、前記第2の溝内の前記金属材料をパターニング
して前記第3の配線を形成する工程では、前記トンネル
磁気抵抗効果素子及び前記コンタクトを同時にパターニ
ングすることによって、セル毎に分断してもよい。
【0024】前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第1の
磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び第2の磁性
層の間に挟まれた非磁性層とで構成される1重トンネル
接合構造であり、前記第1の磁性層が前記第3の配線に
接続し、かつ前記第2の磁性層が前記コンタクトに接続
するように形成される。
【0025】前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第1の
磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層と、前記第
1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁性層と、前
記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の非磁性層と
で構成される2重トンネル接合構造であり、前記第1の
磁性層が前記第3の配線に接続し、かつ前記第3の磁性
層が前記コンタクトに接続するように形成されてもよ
い。
【0026】以上のような本発明の半導体記憶装置及び
その製造方法によれば、トンネル磁気抵抗効果素子の表
面加工の自由度を向上し、セル面積の微細化を図り、さ
らに書き込み用の配線とトンネル磁気抵抗効果素子間の
距離の制御が可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明は、トンネル磁気抵抗効果
(TMR:Tunneling Magneto Resistive)素子を記憶
素子として用いた磁気記憶装置(MRAM:Magnetic R
andom AccessMemory)に関するものであり、本発明では
TMR素子を縦型に形成することに特徴がある。
【0028】以下に、本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通す
る部分には共通する参照符号を付す。
【0029】[第1の実施形態]第1の実施形態は、T
MR素子が縦型に配置され、このTMR素子及びコンタ
クトは書き込みワード線と平行方向に複数のセルにまた
がって繋がっていることを特徴とする。
【0030】図1は、本発明の第1の実施形態に係る半
導体記憶装置の平面図を示す。図2は、図1の2−2線
に沿った半導体記憶装置の断面図を示す。
【0031】図1、図2に示すように、第1の実施形態
に係る半導体記憶装置は、磁気記録層(磁性層)24
と、磁化固着層(磁性層)25と、これら磁気記録層2
4と磁化固着層25との間に挟まれたトンネル絶縁膜
(非磁性層)19とで構成される1重トンネル接合構造
のTMR素子23を記憶素子として用いた半導体記憶装
置である。
【0032】そして、半導体基板(図示せず)の上方に
ビット線11が選択的に形成され、このビット線11上
に第1の絶縁膜12が形成されている。ビット線11と
垂直方向には第1の絶縁膜12上に書き込みワード線1
3が選択的に形成される。ここで、書き込みワード線1
3は、第1のスペース14とこの第1のスペースよりも
幅の狭い第2のスペース15とを交互に設けて形成され
ている。この第1のスペース14を形成した書き込みワ
ード線13の側面、第2のスペース15の全部及び書き
込みワード線13の上面には第2の絶縁膜16が形成さ
れている。書き込みワード線13の水平位置(横)の第
2の絶縁膜16の側面には、書き込みワード線13と平
行方向にTMR素子23がそれぞれ形成されている。こ
のTMR素子23間には、TMR素子23と平行方向に
ビット線11に接続するコンタクト29が形成されてい
る。また、書き込みワード線13の上方の第2の絶縁膜
16の上面には、書き込みワード線13平行方向にTM
R素子23に接続する読み出しワード線30が形成され
ている。
【0033】ここで、TMR素子23は縦型に配置され
ている。すなわち、TMR素子23を構成する磁気記録
層24、磁化固着層25及びトンネル絶縁膜19は、半
導体基板に対して垂直方向に形成されている。また、T
MR素子23及びコンタクト29は、書き込みワード線
13と平行方向に複数のセルにまたがって繋がってい
る。さらに、TMR素子23を構成する磁気記録層2
4、磁化固着層25及びトンネル絶縁膜19からなる積
層構造は、隣り合うTMR素子23間を境にして線対称
となっている。
【0034】なお、第1の実施形態に係る半導体記憶装
置では、TMR素子23の書き込みが、書き込みワード
線13と書き込みビット線11の交差部分において、ワ
ード線13及びビット線11にそれぞれ十分近い部分で
行われる。このため、ワード線13の方向に、TMR素
子23の上下電極(磁気記録層24、磁化固着層2
5)、トンネル絶縁膜19、ビット線コンタクト29が
繋がっていたとしても、書き込まれる信号変化は十分に
読み取ることは可能である。
【0035】図3は、1重トンネル接合構造のTMR素
子の断面図を示す。以下、1重トンネル接合構造のTM
R素子23の構造について説明する。
【0036】図3に示すように、1重トンネル接合構造
のTMR素子23は、磁気記録層24と、磁化固着層2
5と、トンネル絶縁膜19とで構成される。これらのう
ち磁気記録層24は、例えば15nmの保護層17と、
例えば5nmの強磁性層18とからなる。一方、磁化固
着層25は、例えば3nmの強磁性層20と、例えば1
2nmの反強磁性層21と、例えば5nmの下地層22
とからなる。そして、トンネル絶縁膜19は、例えば
1.2nmである。
【0037】このようなTMR素子23の材料は、図3
に示すように、例えば、保護層17にはNi−Fe、強
磁性層18にはCo−Fe、トンネル絶縁膜19にはA
23 、強磁性層20にはCo−Fe、反強磁性層2
1にはIr−Mn、下地層22にはNi−Feが用いら
れる。
【0038】なお、TMR素子23の材料は上記材料に
限定されず、以下の材料を用いてもよい。
【0039】磁気記録層24及び磁化固着層25の材料
には、例えば、Fe,Co,Ni又はそれらの合金、ス
ピン分極率の大きいマグネタイト、CrO2 ,RXMn
3- y (R;希土類、X;Ca,Ba,Sr)などの酸
化物の他、NiMnSb,PtMnSbなどのホイスラ
ー合金などを用いることが好ましい。また、これら磁性
体には、強磁性を失わないかぎり、Ag,Cu,Au,
Al,Mg,Si,Bi,Ta,B,C,O,N,P
d,Pt,Zr,Ir,W,Mo,Nbなどの非磁性元
素が多少含まれていてもよい。
【0040】磁化固着層25の一部を構成する反強磁性
層21の材料には、例えば、Fe−Mn,Pt−Mn,
Pt−Cr−Mn,Ni−Mn,NiO,Fe2 3
どを用いてもよい。
【0041】トンネル障壁層19の材料には、例えば、
SiO2 ,MgO,AlN,Bi23 ,MgF2 ,C
aF2 ,SrTiO2 ,AlLaO3 などの様々な誘電
体を使用することができる。これらの誘電体には、酸
素、窒素、フッ素欠損が存在していてもかまわない。
【0042】なお、第1の実施形態では、1重トンネル
接合構造のTMR素子23を記憶素子として用いたが、
2重トンネル接合構造のTMR素子を記憶素子として用
いても構わない。
【0043】図4は、2重トンネル接合構造のTMR素
子の断面図を示す。以下、2重トンネル接合構造のTM
R素子の構造について説明する。
【0044】図4に示すように、2重トンネル接合構造
のTMR素子23aは、磁気記録層24と、第1、第2
の磁化固着層25a、25bと、第1、第2のトンネル
絶縁膜19a、19bとで構成される。これらのうち第
1の磁化固着層25aは、保護層17と、強磁性層18
とからなる。また、第2の磁化固着層25aは、強磁性
層20と、反強磁性層21と、下地層22とからなる。
【0045】このようなTMR素子23aの材料は、図
4に示すように、例えば、保護層17にはNi−Fe、
強磁性層18にはCo−Fe、第1、第2のトンネル絶
縁膜19a、19bにはAl2 3 、強磁性層20には
Co−Fe、反強磁性層21にはIr−Mn、下地層2
2にはNi−Fe、磁気記録層24にはCo−Feが用
いられる。
【0046】なお、TMR素子23aの材料は上記材料
に限定されず、上記1重トンネル接合構造で説明した材
料を用いてもよい。
【0047】図5乃至図12は、本発明の第1の実施形
態に係る半導体記憶装置の製造工程の断面図を示す。以
下、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法に
おいて説明する。なお、この製造方法では、1重トンネ
ル接合構造のTMR素子を用いて説明する。
【0048】まず、図5に示すように、半導体基板(図
示せず)上に形成された絶縁膜(図示せず)上に、ビッ
ト線用の金属材料が堆積され、この金属材料がパターニ
ングされることにより、ビット線11が形成される。
【0049】次に、図6に示すように、全面に第1の絶
縁膜12が形成され、この第1の絶縁膜12上にワード
線用の金属材料13aが堆積される。この金属材料13
aがマスク材を用いてパターニングされることによっ
て、書き込みワード線13が形成されるとともに、間隔
の広い第1のスペース14とこの第1のスペース14よ
り間隔の狭い第2のスペース15とが形成される。ここ
で、第1のスペース14は、後述するTMR素子23及
びコンタクト29を形成するためのスペースである。第
2のスペース15はセル間のスペースであり、この第2
のスペース15の間隔は例えば最小微少寸法となってい
る。
【0050】次に、図7に示すように、全面に第2の絶
縁膜16が堆積され、この第2の絶縁膜16が平坦化さ
れる。この際、第2のスペース15は埋め込まれ、かつ
第1のスペース14は埋め込まれないように、第2の絶
縁膜16の膜厚が調整される。その結果、第1のスペー
ス14に第1の溝14’が形成される。
【0051】次に、図8に示すように、全面に保護層1
7が堆積される。その後、図9に示すように、この保護
層がRIE(Reactive Ion Etching)により除去され、
第1の絶縁膜12及び第2の絶縁膜16の表面が露出さ
れる。これにより、第1の溝14’の両側面にのみ保護
層17が残存される。
【0052】次に、図10に示すように、前記図8、図
9の工程を繰り返すことによって、強磁性層18、トン
ネル絶縁膜19、強磁性層20、反強磁性層21、下地
層22が順次形成され、第1の溝14’の両側面にTM
R素子23が形成される。ここで、保護層17と強磁性
層18とにより磁気記録層24が形成され、強磁性層2
0と反強磁性層21と下地層22とにより磁化固着層2
5が形成される。
【0053】次に、図11に示すように、全面エッチン
グを行うことにより、書き込みワード線13の上方の第
2の絶縁膜16が後述する読み出しワード線30の膜厚
分だけ除去されるとともに、TMR素子23間の底面に
第1の絶縁膜12がビット線11の表面を露出するまで
除去される。その結果、第2の溝26とコンタクトホー
ル27とがそれぞれ形成される。なお、この際、書き込
みワード線13上の全ての第2の絶縁膜16がなくなら
ないように、書き込みワード線13をパターニングした
際のマスク材を残しておくとよい。
【0054】次に、全面に読み出しワード線30及びコ
ンタクト29用の金属材料(例えばW)28が堆積され
る。これにより、この金属材料28によって、第2の溝
26とコンタクトホール27が埋め込まれる。
【0055】次に、図12に示すように、全面エッチン
グ又はCMP(Chemical Mechanical Polish)法を用い
て、TMR素子23をストッパーとして金属材料28が
除去され、TMR素子23の表面が露出される。その結
果、コンタクトホール27にTMR素子23及びビット
線11に接続するコンタクト28が形成される。
【0056】最後に、図2に示すように、リソグラフィ
法及びRIE法等により、第2の溝26内の金属材料2
8がパターニングされ、TMR素子23に接続する読み
出しワード線30が形成される。
【0057】上記第1の実施形態によれば、TMR素子
23が縦型に配置されている。すなわちTMR素子23
を構成する磁気記録層24、磁化固着層25及びトンネ
ル絶縁膜19は、半導体基板に対して垂直方向に形成さ
れている。これにより、第1の実施形態では、以下に示
す効果が得られる。
【0058】まず、TMR素子23を縦型に配置するこ
とによって、第1の溝14’の側面にTMR素子23を
構成する層を順次堆積することによって、所望のパター
ンのTMR素子23を形成できる。つまり、従来のよう
に、リソグラフィ及びRIEなどを用いてTMR素子2
3をパターニングする必要がないため、TMR素子23
の表面積がリソグラフィの加工限界に制限されなくな
る。したがって、TMR素子23の加工の自由度を向上
できる。
【0059】また、上述するように、TMR素子23の
加工の自由度を向上できた結果、TMR素子23の表面
積を最小寸法より大きくすることができる。具体的に
は、書き込みワード線13のアスペクト比を大きくし、
かつコンタクト29の埋め込み用金属材料28に埋め込
み性の良い材料(例えばポリシリコン等)を使用すれば
よい。このように、TMR素子23の表面積を最小寸法
より大きくすることができるため、TMR素子23の端
部に発生した磁区100による磁界不安定領域の割合を
小さくすることができる。したがって、トンネル抵抗の
変化量の差の検出が従来よりも容易となるため、スイッ
チングに必要な磁場が大きくなり磁界発生時の印加電流
が極端に大きくなるという問題を回避できる。
【0060】また、TMR素子23を縦型に配置するこ
とによって、読み出しワード線30をTMR素子23に
直接接続できる。つまり、従来のようなTMR素子23
と読み出しワード線30とを接続する配線が不要とな
る。したがって、従来よりもセルを微細化することがで
きる。その結果、1セルあたりのセル面積の最小加工寸
法を6Fにすることができ、従来よりもセルの微細化
が可能となった。
【0061】また、書き込みワード線13とTMR素子
23との間の第2の絶縁膜16は、第2のスペース15
を埋め込む際に書き込みワード線13の側壁に自己整合
的に堆積される。このため、書き込みワード線13とT
MR素子23との間の距離Xを決定する第2の絶縁膜の
膜厚16aは、堆積膜厚にほぼ等しく、その他のばらつ
き要因を殆ど受けない。したがって、従来に比べて、膜
厚16aが薄くなるように制御し易くなる。つまり、書
き込みワード線13とTMR素子23との距離Xを従来
よりも容易に短くすることができるため、動作マージン
を向上させることができる。加えて、書き込みワード線
13の寸法のばらつき、書き込みワード線13とTMR
素子23との間の第2の絶縁膜の膜厚16aのばらつ
き、及びTMR素子23を構成する各層の膜厚ばらつき
などは、2つのTMR素子23間のコンタクト29で吸
収することができる。
【0062】また、第1の実施形態に2重トンネル接合
構造のTMR素子23aを用いることによって、1重ト
ンネル接合構造のTMR素子23を用いた場合と比較し
て、同じ外部バイアスを印加したときのMR(Magneto
Resistive)比(“1”状態、“0”状態の抵抗の変化
率)の特性劣化が少なく、より高いバイアスで動作でき
る。すなわち、2重トンネル接合構造のTMR素子23
aを用いることによって、セル情報を外部に読み出す際
に有利となる。
【0063】[第2の実施形態]第2の実施形態は、T
MR素子が縦型に配置され、このTMR素子及びコンタ
クトをセル毎に分割していることに特徴がある。
【0064】図13は、本発明の第2の実施形態に係る
半導体記憶装置の平面図を示す。この図13の2−2線
に沿った断面図は、図2に示す第1の実施形態に係る半
導体記憶装置の断面図と同じである。なお、第2の実施
形態において、第1の実施形態と同様の構造については
説明を省略し、異なる構造についてのみ説明する。
【0065】図13に示すように、第2の実施形態に係
る半導体記憶装置は、TMR素子23’及びコンタクト
29’が書き込みワード線13の方向に繋がっておら
ず、セル毎に分断されている。なお、TMR素子23’
及びコンタクト29’の一方のみがセル毎に分断されて
いてもよい。
【0066】なお、第2の実施形態においても、図3に
示すような1重トンネル接合構造、又は図4に示すよう
な2重トンネル接合構造が適用される。
【0067】次に、本発明の第2の実施形態に係る半導
体記憶装置の製造方法について簡単に説明する。なお、
第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の工程
については説明を省略し、異なる工程についてのみ説明
する。
【0068】まず、図5乃至図12に示すように、第1
の実施形態と同様に、TMR素子23が形成される。
【0069】次に、図2に示すように、読み出しワード
線30のリソグラフィ時に、TMR素子23及びビット
線コンタクト29が図13に示す形状にパターニングさ
れる。この際、TMR素子23及びコンタクト29の部
分は、読み出しワード線30よりも深い段差上のエッチ
ングとなるため、エッチング残りがないように加工する
必要がある。このため、読み出しワード線30下の第2
の絶縁膜16とのエッチング選択比が十分とれるエッチ
ング条件を用いることが必要である。このようにして、
セル毎に分断されたTMR素子23’及びコンタクト2
9’が形成される。
【0070】上記第2の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0071】さらに、第2の実施形態のようにセル毎に
TMR素子23’が分離していると、寄生電流及び反転
磁界のばらつきによって生じた磁界不安定領域による悪
影響が、全てのセルに及ぼされることを防止できる。
【0072】その他、本発明は、その要旨を逸脱しない
範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、T
MR素子の表面加工の自由度を向上し、セル面積の微細
化を図り、さらに書き込み配線とTMR素子間の距離の
制御が可能な半導体記憶装置及びその製造方法を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる半導体記憶装
置を示す平面図。
【図2】図1の2−2線に沿った半導体記憶装置の断面
図。
【図3】1重トンネル接合構造のTMR素子の断面図。
【図4】2重トンネル接合構造のTMR素子の断面図。
【図5】本発明の第1の実施形態に係わる半導体記憶装
置の製造工程を示す断面図。
【図6】図5に続く、本発明の第1の実施形態に係わる
半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
【図7】図6に続く、本発明の第1の実施形態に係わる
半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
【図8】図7に続く、本発明の第1の実施形態に係わる
半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
【図9】図8に続く、本発明の第1の実施形態に係わる
半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
【図10】図9に続く、本発明の第1の実施形態に係わ
る半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
【図11】図10に続く、本発明の第1の実施形態に係
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
【図12】図11に続く、本発明の第1の実施形態に係
わる半導体記憶装置の製造工程を示す断面図。
【図13】本発明の第2の実施形態に係わる半導体記憶
装置を示す平面図。
【図14】従来技術による半導体記憶装置を示す平面
図。
【図15】図14の15−15線に沿った半導体記憶装
置の断面図。
【図16】従来技術による半導体記憶装置の磁気記録層
の磁化状態を示す図。
【符号の説明】
11…ビット線、 12…第2の絶縁膜、 13a、17a、28…金属材料、 13…書き込みワード線、 14…第1のスペース、 14’…第1の溝、 15…第2のスペース、 16…第2の絶縁膜、 16a…書き込みワード線とTMR素子間の第2の絶縁
膜の膜厚、 17…保護層、 18、20…強磁性層、 19…トンネル絶縁膜、 21…反強磁性層、 22…下地層、 23、23’…1重トンネル接合構造のTMR素子、 23a…2重トンネル接合構造のTMR素子、 24…磁気記録層、 25…磁化固着層、 26…第2の溝、 27…コンタクトホール、 29、29’…コンタクト、 30…ビット線。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性層と非磁性層とで構成されるトンネ
    ル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体記憶
    装置であって、 半導体基板の上方に前記トンネル磁気抵抗効果素子が形
    成され、前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記
    磁性層及び前記非磁性層が前記半導体基板に対して垂直
    方向に形成されていることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 磁性層と非磁性層とで構成されるトンネ
    ル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体記憶
    装置であって、 半導体基板の上方に形成された配線と、 前記配線間に前記配線と離間して形成された前記トンネ
    ル磁気抵抗効果素子とを具備し、 前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記磁性層及
    び前記非磁性層が前記半導体基板に対して垂直方向に形
    成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 磁性層と非磁性層とで構成されるトンネ
    ル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体記憶
    装置であって、 半導体基板の上方に、第1のスペースとこの第1のスペ
    ースより狭い幅の第2のスペースとを交互に設けて形成
    された複数の配線と、 前記第1のスペースに前記配線と離間して形成された2
    つの前記トンネル磁気抵抗効果素子とを具備し、 前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記磁性層及
    び前記非磁性層が前記半導体基板に対して垂直方向に形
    成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 磁性層と非磁性層とで構成されるトンネ
    ル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体記憶
    装置であって、 複数の前記トンネル磁気抵抗効果素子が、半導体基板の
    上方にこの半導体基板と水平方向に配置され、 前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記磁性層及
    び前記非磁性層が、前記半導体基板に対して垂直方向に
    形成され、 前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記磁性層及
    び前記非磁性層の積層構造は、隣り合う前記トンネル磁
    気抵抗効果素子間を境にして線対称であることを特徴と
    する半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記トンネル磁気抵抗効果素子を備えた
    セルアレイ構造であって、 前記トンネル磁気抵抗効果素子が、複数のセルにまたが
    って繋がっていることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記トンネル磁気抵抗効果素子を備えた
    セルアレイ構造であって、 前記トンネル磁気抵抗効果素子が、セル毎に分断されて
    いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第1
    の磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び第2の磁
    性層の間に挟まれた非磁性層とで構成される1重トンネ
    ル接合構造であることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第1
    の磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層と、前記第
    1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁性層と、前
    記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の非磁性層と
    で構成される2重トンネル接合構造であることを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体記憶
    装置。
  9. 【請求項9】 磁性層と非磁性層とで構成されるトンネ
    ル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体記憶
    装置であって、 半導体基板の上方に選択的に形成された第1の配線と、 前記第1の配線上に形成された第1の絶縁膜と、 前記第1の配線と垂直方向に前記第1の絶縁膜上に選択
    的に形成された第2の配線と、 前記第2の配線の周囲を覆う第2の絶縁膜と、 前記第2の配線と平行方向に前記第2の絶縁膜の側面に
    形成された前記トンネル磁気抵抗効果素子と、 前記トンネル磁気抵抗効果素子と平行方向に前記トンネ
    ル磁気抵抗効果素子の側面に形成され、前記第1の配線
    に接続するコンタクトと、 前記第2の配線と平行方向に前記第2の絶縁膜の上面に
    形成され、前記トンネル磁気抵抗効果素子に接続する第
    3の配線とを具備し、 前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記磁性層及
    び前記非磁性層が前記半導体基板に対して垂直方向に形
    成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 磁性層と非磁性層とで構成されるトン
    ネル磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた半導体記
    憶装置であって、 半導体基板の上方に選択的に形成された第1の配線と、 前記第1の配線上に形成された第1の絶縁膜と、 前記第1の配線と垂直方向に前記第1の絶縁膜上に、第
    1のスペースとこの第1のスペースより狭い幅の第2の
    スペースとを交互に設けて形成された複数の第2の配線
    と、 前記第1のスペースを形成した前記第2の配線の側面、
    前記第2のスペースの全部及び前記第2の配線の上面に
    形成された第2の絶縁膜と、 前記第2の配線と平行方向に、前記第1のスペースに形
    成された前記第2の絶縁膜の側面にそれぞれ形成された
    前記トンネル磁気抵抗効果素子と、 前記トンネル磁気抵抗効果素子と平行方向に前記トンネ
    ル磁気抵抗効果素子間に形成され、前記第1の配線に接
    続するコンタクトと、 前記第2の配線と平行方向に前記第2の配線の上方の前
    記第2の絶縁膜の上面に形成され、前記トンネル磁気抵
    抗効果素子に接続する第3の配線とを具備し、 前記トンネル磁気抵抗効果素子を構成する前記磁性層及
    び前記非磁性層が前記半導体基板に対して垂直方向に形
    成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記トンネル磁気抵抗効果素子を備え
    たセルアレイ構造であって、 前記トンネル磁気抵抗効果素子及び前記コンタクトの少
    なくとも一方が、前記第2の配線と平行方向に複数のセ
    ルにまたがって繋がっていることを特徴とする請求項9
    又は10記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記トンネル磁気抵抗効果素子を備え
    たセルアレイ構造であって、 前記トンネル磁気抵抗効果素子及び前記コンタクトの少
    なくとも一方が、セル毎に分断されていることを特徴と
    する請求項9又は10記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第
    1の磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び第2の
    磁性層の間に挟まれた非磁性層とで構成される1重トン
    ネル接合構造であり、 前記第1の磁性層が前記第3の配線に接続し、かつ前記
    第2の磁性層が前記コンタクトに接続していることを特
    徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の半導
    体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第
    1の磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層と、前記
    第1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁性層と、
    前記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の非磁性層
    とで構成される2重トンネル接合構造であり、 前記第1の磁性層が前記第3の配線に接続し、かつ前記
    第3の磁性層が前記コンタクトに接続していることを特
    徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の半導
    体記憶装置。
  15. 【請求項15】 第1の配線を形成する工程と、 全面に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第2の配線を選択的に形成するこ
    とにより、第1のスペースとこの第1のスペースよりも
    幅の狭い第2のスペースとを形成する工程と、 前記第1のスペースを形成した前記第2の配線の側面、
    前記第2のスペースの全部及び前記第2の配線の上面を
    第2の絶縁膜で埋め込むことによって、前記第1のスペ
    ースに第1の溝を形成する工程と、 前記第1の溝の両側面にトンネル磁気抵抗効果素子をそ
    れぞれ形成する工程と、 前記第1の溝の両側面に形成された前記トンネル磁気抵
    抗効果素子間の底面の前記第1の絶縁膜を除去して前記
    第1の配線の表面を露出するとともに、前記第2の配線
    の上方の前記第2の絶縁膜の一部を除去することによっ
    て、コンタクトホールと第2の溝をそれぞれ形成する工
    程と、 全面に金属材料を堆積して前記コンタクトホール及び前
    記第2の溝を埋め込んだ後、前記金属材料を前記トンネ
    ル磁気抵抗効果素子の表面が露出するまで平坦化するこ
    とによって、前記コンタクトホールに前記第1の配線及
    び前記トンネル磁気抵抗効果素子に接続するコンタクト
    を形成する工程と、 前記第2の溝内の前記金属材料をパターニングすること
    によって、前記トンネル磁気抵抗効果素子に接続する第
    3の配線を形成する工程とを含むことを特徴とする半導
    体記憶装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第2の溝内の前記金属材料をパタ
    ーニングして前記第3の配線を形成する工程において、 前記トンネル磁気抵抗効果素子及び前記コンタクトを同
    時にパターニングすることによって、セル毎に分断する
    ことを特徴とする請求項15記載の半導体記憶装置の製
    造方法。
  17. 【請求項17】 前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第
    1の磁性層と、第2の磁性層と、これら第1及び第2の
    磁性層の間に挟まれた非磁性層とで構成される1重トン
    ネル接合構造であり、 前記第1の磁性層が前記第3の配線に接続し、かつ前記
    第2の磁性層が前記コンタクトに接続するように形成さ
    れることを特徴とする請求項15又は16記載の半導体
    記憶装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記トンネル磁気抵抗効果素子は、第
    1の磁性層と、第2の磁性層と、第3の磁性層と、前記
    第1、第2の磁性層の間に挟まれた第1の非磁性層と、
    前記第2、第3の磁性層の間に挟まれた第2の非磁性層
    とで構成される2重トンネル接合構造であり、 前記第1の磁性層が前記第3の配線に接続し、かつ前記
    第3の磁性層が前記コンタクトに接続するように形成さ
    れることを特徴とする請求項15又は16記載の半導体
    記憶装置の製造方法。
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