JP2002317995A - 監視センタ及び空気調和機のサービスシステム - Google Patents
監視センタ及び空気調和機のサービスシステムInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/30—Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- F24F11/50—Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
- F24F11/56—Remote control
- F24F11/58—Remote control using Internet communication
Abstract
(57)【要約】
【課題】空機調和機のサービス、更新、リニュアル、保
守などのスピードアップを図ると共に、より正確で確実
にする。 【解決手段】ネットワーク１００を介して監視センタ８
へ接続された空気調和機のサービスシステムにおいて、
空気調和機は、ＧＰＳ衛星９から発信する電波を受信し
た情報と、空気調和機の製造番号とを監視センタ８へ送
信し、監視センタ８は受信した情報と製造番号に基づい
て空気調和機のサービスを行う。
守などのスピードアップを図ると共に、より正確で確実
にする。 【解決手段】ネットワーク１００を介して監視センタ８
へ接続された空気調和機のサービスシステムにおいて、
空気調和機は、ＧＰＳ衛星９から発信する電波を受信し
た情報と、空気調和機の製造番号とを監視センタ８へ送
信し、監視センタ８は受信した情報と製造番号に基づい
て空気調和機のサービスを行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の保
守、点検、運転監視等を行うサービスシステムに関し、
特にプログラムの更新、カレンダーデータの設定等を行
うものに好適である。
守、点検、運転監視等を行うサービスシステムに関し、
特にプログラムの更新、カレンダーデータの設定等を行
うものに好適である。
【０００２】
【従来の技術】従来、空機調和機の運転制御プログラム
を集中制御装置に格納し、通信線を介して室外機及び室
内機に送信して更新することが、特開平３−１３５０９
９号公報に、ネットワークを用いることが特開平９−７
９６５４号公報に記載されている。
を集中制御装置に格納し、通信線を介して室外機及び室
内機に送信して更新することが、特開平３−１３５０９
９号公報に、ネットワークを用いることが特開平９−７
９６５４号公報に記載されている。
【０００３】さらに、空機調和機の運転状態を監視し、
その情報をＨＴＭＬファイル形式で記憶してインターネ
ット上に提供することによって、故障診断、異常発生時
の対応を速やかに行うことが、例えば特開平１１−２３
０６０２号公報に記載されている。
その情報をＨＴＭＬファイル形式で記憶してインターネ
ット上に提供することによって、故障診断、異常発生時
の対応を速やかに行うことが、例えば特開平１１−２３
０６０２号公報に記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】近年、空気調和機のシ
ステム化、個別分散化が進み、例えば１つのビルでも多
数のユニットが使用されるなどより複雑化し、空機調和
機のサービス、特に更新、リニュアル、保守のスピード
アップ、そのための情報伝達、情報の共有化等がより一
層必要とされている。
ステム化、個別分散化が進み、例えば１つのビルでも多
数のユニットが使用されるなどより複雑化し、空機調和
機のサービス、特に更新、リニュアル、保守のスピード
アップ、そのための情報伝達、情報の共有化等がより一
層必要とされている。
【０００５】本発明の目的は、上記状況に鑑み、空機調
和機のサービス、更新、リニュアル、保守などのスピー
ドアップを図ると共に、より正確で確実になるような空
気調和機のサービスシステムを提供することにある。
和機のサービス、更新、リニュアル、保守などのスピー
ドアップを図ると共に、より正確で確実になるような空
気調和機のサービスシステムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はネットワークを介して監視センタへ接続さ
れた空気調和機のサービスシステムにおいて、空気調和
機は、ＧＰＳ衛星から発信する電波を受信した情報と、
空気調和機の製造番号とを監視センタへ送信し、監視セ
ンタは情報と製造番号に基づいて空気調和機のサービス
を行うものである。
め、本発明はネットワークを介して監視センタへ接続さ
れた空気調和機のサービスシステムにおいて、空気調和
機は、ＧＰＳ衛星から発信する電波を受信した情報と、
空気調和機の製造番号とを監視センタへ送信し、監視セ
ンタは情報と製造番号に基づいて空気調和機のサービス
を行うものである。
【０００７】また、本発明は監視センタより空気調和機
の保守管理を行う空気調和機のサービスシステムにおい
て、空気調和機に接続され、ＧＰＳ衛星の発信する電波
を受信して自己の位置を算出する集中制御装置を備え、
集中制御装置は、算出された自己の位置と空気調和機の
製造番号を監視センタへ送信し、監視センタは自己の位
置と空気調和機の製造番号に基づいて空気調和機に必要
とされる制御プログラムを特定して集中制御装置へ送信
し、集中制御装置は受信した制御プログラムを空気調和
機にローディングするものである。
の保守管理を行う空気調和機のサービスシステムにおい
て、空気調和機に接続され、ＧＰＳ衛星の発信する電波
を受信して自己の位置を算出する集中制御装置を備え、
集中制御装置は、算出された自己の位置と空気調和機の
製造番号を監視センタへ送信し、監視センタは自己の位
置と空気調和機の製造番号に基づいて空気調和機に必要
とされる制御プログラムを特定して集中制御装置へ送信
し、集中制御装置は受信した制御プログラムを空気調和
機にローディングするものである。
【０００８】さらに、上記のものにおいて、空気調和機
に異常が発生した場合、受信した情報と、製造番号とを
監視センタへ送信することが望ましい。
に異常が発生した場合、受信した情報と、製造番号とを
監視センタへ送信することが望ましい。
【０００９】さらに、上記のものにおいて、監視センタ
からの要求により、受信した情報と、製造番号とを監視
センタへ送信することが望ましい。
からの要求により、受信した情報と、製造番号とを監視
センタへ送信することが望ましい。
【００１０】さらに、上記のものにおいて、地上波を利
用して空気調和機の位置を求めることが望ましい。
用して空気調和機の位置を求めることが望ましい。
【００１１】さらに、上記のものにおいて、集中制御装
置は、制御プログラムを記憶し、空気調和機の運転が停
止しているときにその制御プログラムを書き換えること
が望ましい。
置は、制御プログラムを記憶し、空気調和機の運転が停
止しているときにその制御プログラムを書き換えること
が望ましい。
【００１２】さらに、本発明はインターネットを介して
空気調和機及び端末装置へ接続された監視センタであっ
て、空気調和機がＧＰＳ衛星から発信する電波を受信し
た情報と、空気調和機の製造番号とを受信し、それらの
情報に基づいてホームページを作成し、空気調和機及び
端末装置から閲覧可能としたものである。
空気調和機及び端末装置へ接続された監視センタであっ
て、空気調和機がＧＰＳ衛星から発信する電波を受信し
た情報と、空気調和機の製造番号とを受信し、それらの
情報に基づいてホームページを作成し、空気調和機及び
端末装置から閲覧可能としたものである。
【００１３】さらに、上記のものにおいて、端末装置は
文字情報と地図情報が表示可能とされた携帯端末とした
ことが望ましい。
文字情報と地図情報が表示可能とされた携帯端末とした
ことが望ましい。
【００１４】さらに、本発明は空気調和機のサービスシ
ステムに用いられる空気調和機であって、ＧＰＳ衛星の
発信する電波を受信し、受信した情報と空気調和機の製
造番号とがネットワークを介して送信可能とされたもの
である。
ステムに用いられる空気調和機であって、ＧＰＳ衛星の
発信する電波を受信し、受信した情報と空気調和機の製
造番号とがネットワークを介して送信可能とされたもの
である。
【００１５】さらに、上記のものにおいて、受信した情
報より時刻信号を生成し、該時刻信号より自己の時計を
時刻信号に同期させることが望ましい。
報より時刻信号を生成し、該時刻信号より自己の時計を
時刻信号に同期させることが望ましい。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施の形態
を図面を参照して説明する。図１は、空気調和機のサー
ビスシステムの全体を示すシステム構成図であり、２は
空気調和機の室外ユニットである。室外ユニット２は、
通信線６によって空気調和機の構成ユニットである室内
ユニット３、リモコン４、その他コントロールタイマー
５に接続されている。空気調和機又はその集中制御装置
１は、インターネット１００を介してＷｅｂサーバとな
る監視センタ８（基地局）へ接続される。
を図面を参照して説明する。図１は、空気調和機のサー
ビスシステムの全体を示すシステム構成図であり、２は
空気調和機の室外ユニットである。室外ユニット２は、
通信線６によって空気調和機の構成ユニットである室内
ユニット３、リモコン４、その他コントロールタイマー
５に接続されている。空気調和機又はその集中制御装置
１は、インターネット１００を介してＷｅｂサーバとな
る監視センタ８（基地局）へ接続される。
【００１７】さらに、空気調和機又はその集中制御装置
１は、ＧＰＳによる米国国防省が打ち上げた測地衛星の
発信する電波、さらにはＤＧＰＳを構築するため携帯電
話用の電波帯域の地上波を受信し、その情報より受信し
た地点の地球上の位置（経度／緯度）を知ることができ
る。図２は、集中制御装置１の機能ブロック図であり、
室内ユニットをグループ管理し、空気調和機の運転／停
止モード、温度設定、風量、オートルーバの設定、異常
発生時のアラームコード表示などを行う。コントロール
タイマー５は、集中制御装置１と併用して１週間単位の
スケジュール運転を設定する。
１は、ＧＰＳによる米国国防省が打ち上げた測地衛星の
発信する電波、さらにはＤＧＰＳを構築するため携帯電
話用の電波帯域の地上波を受信し、その情報より受信し
た地点の地球上の位置（経度／緯度）を知ることができ
る。図２は、集中制御装置１の機能ブロック図であり、
室内ユニットをグループ管理し、空気調和機の運転／停
止モード、温度設定、風量、オートルーバの設定、異常
発生時のアラームコード表示などを行う。コントロール
タイマー５は、集中制御装置１と併用して１週間単位の
スケジュール運転を設定する。
【００１８】集中制御装置１には、ＧＰＳ衛星９から発
信する電波を受信するアンテナモジュールなどを有する
ＧＰＳ受信手段２２、受信した情報から経度／緯度の計
算、記憶、データ変換、編集などを行う制御手段２５、
室外ユニット２、室内ユニット３と運転データ、設定デ
ータ、製造番号などの含まれる機種データなどの通信を
行う対空気調和機通信手段２４、監視センタ８とデータ
のやりとりを行う通信手段２４、が設けられている。通
信手段２４は、インターネット１００と接続され、無線
通信であることが望ましい。また、郵政省通信総合研究
所が送信する新長波（ＪＪＹ）放送の電波を受信する標
準電波受信手段２１を有している。
信する電波を受信するアンテナモジュールなどを有する
ＧＰＳ受信手段２２、受信した情報から経度／緯度の計
算、記憶、データ変換、編集などを行う制御手段２５、
室外ユニット２、室内ユニット３と運転データ、設定デ
ータ、製造番号などの含まれる機種データなどの通信を
行う対空気調和機通信手段２４、監視センタ８とデータ
のやりとりを行う通信手段２４、が設けられている。通
信手段２４は、インターネット１００と接続され、無線
通信であることが望ましい。また、郵政省通信総合研究
所が送信する新長波（ＪＪＹ）放送の電波を受信する標
準電波受信手段２１を有している。
【００１９】空気調和機は、システム設計時に冷媒系統
番号とグループ番号が決められており、集中制御装置１
は室内ユニット３、室外ユニット２の製造番号を読み取
り、ＧＰＳ衛星から発信する電波を受信した情報、ある
いは受信した地点の経度／緯度を算出してインターネッ
トを経由して監視センタ８へ送信する。監視センタ８は
それらの情報に基づいてホームページを作成しＷｅｂサ
ーバとなる。よって、インターネットにパソコン、携帯
電話などの端末装置を接続すれば空気調和機の設置場所
と製造番号から機種等も特定でき、さらには監視センタ
８の発送伝票のデータベースより、特約店、納入時期の
データ作成、顧客に納められているシステム構成図など
を作成でき、保守、修理等においても個別に速やかに対
応できる。
番号とグループ番号が決められており、集中制御装置１
は室内ユニット３、室外ユニット２の製造番号を読み取
り、ＧＰＳ衛星から発信する電波を受信した情報、ある
いは受信した地点の経度／緯度を算出してインターネッ
トを経由して監視センタ８へ送信する。監視センタ８は
それらの情報に基づいてホームページを作成しＷｅｂサ
ーバとなる。よって、インターネットにパソコン、携帯
電話などの端末装置を接続すれば空気調和機の設置場所
と製造番号から機種等も特定でき、さらには監視センタ
８の発送伝票のデータベースより、特約店、納入時期の
データ作成、顧客に納められているシステム構成図など
を作成でき、保守、修理等においても個別に速やかに対
応できる。
【００２０】また、製造番号、位置データ以外に監視セ
ンタへ送信される情報としては、ソフトバージョン、ア
ラーム履歴、などを運転データと共に監視センタ８に一
括して管理できる。
ンタへ送信される情報としては、ソフトバージョン、ア
ラーム履歴、などを運転データと共に監視センタ８に一
括して管理できる。
【００２１】図３は、データ処理のフローチャートを示
し、集中制御装置１は室内ユニット３、室外ユニット２
などと送受信しているメッセージ（電文）からそれぞれ
の製造番号を採取する（４１）。次にＧＰＳ受信手段２
２で受信した情報より集中制御装置１の位置を計算する
（４２）。この位置を地図検索システム等に接続すれば
所在地の詳細を知ることができ、顧客情報が記憶された
顧客データベース、その各顧客と関連付けられた空気調
和機の機種情報、システム構成が記憶された機器情報デ
ータベースを参照すれば空気調和機のシステム構成を直
ちに検索、表示が可能となる。
し、集中制御装置１は室内ユニット３、室外ユニット２
などと送受信しているメッセージ（電文）からそれぞれ
の製造番号を採取する（４１）。次にＧＰＳ受信手段２
２で受信した情報より集中制御装置１の位置を計算する
（４２）。この位置を地図検索システム等に接続すれば
所在地の詳細を知ることができ、顧客情報が記憶された
顧客データベース、その各顧客と関連付けられた空気調
和機の機種情報、システム構成が記憶された機器情報デ
ータベースを参照すれば空気調和機のシステム構成を直
ちに検索、表示が可能となる。
【００２２】集中制御装置１は、監視センタ８からの応
答要求、空気調和機に異常等のアラームが発生したのか
監視している（４３）。例えば、監視センタ８から応答
要求電文があれば製造番号、運転データ、オプション設
定データ等を監視センタ８に送信する（４４）。 ま
た、集中制御装置１が空気調和機の構成機器にアラーム
を検出したときは、監視センタ８へ製造番号、アラーム
発生時の運転データ等を送信する（４５）。さらに、こ
れらの送信データは予め決定しておくことが良く、広範
囲の用途に対応することができる。
答要求、空気調和機に異常等のアラームが発生したのか
監視している（４３）。例えば、監視センタ８から応答
要求電文があれば製造番号、運転データ、オプション設
定データ等を監視センタ８に送信する（４４）。 ま
た、集中制御装置１が空気調和機の構成機器にアラーム
を検出したときは、監視センタ８へ製造番号、アラーム
発生時の運転データ等を送信する（４５）。さらに、こ
れらの送信データは予め決定しておくことが良く、広範
囲の用途に対応することができる。
【００２３】以上により、遠隔で集中制御装置の所在
地、システム構成、各システム構成機器の製造番号、運
転データ空気調和機の運転データ（例えば、冷凍サイク
ル中の主要部の温度、圧力等である吸入圧力、吐出圧
力、圧縮機上温度、室外機膨張弁開度、室内機膨張弁開
度、圧縮機電流値、圧縮機周波数、外気温度、蒸発温
度、吸込温度、吹出温度、凍結温度、要求周波数、ガス
管温度、設定温度等）を採取してデータベース化して記
録する。
地、システム構成、各システム構成機器の製造番号、運
転データ空気調和機の運転データ（例えば、冷凍サイク
ル中の主要部の温度、圧力等である吸入圧力、吐出圧
力、圧縮機上温度、室外機膨張弁開度、室内機膨張弁開
度、圧縮機電流値、圧縮機周波数、外気温度、蒸発温
度、吸込温度、吹出温度、凍結温度、要求周波数、ガス
管温度、設定温度等）を採取してデータベース化して記
録する。
【００２４】図４は、空気調和機のサービスのひとつで
あるバージョンアップに伴う制御プログラムの書き換え
に関するデータ処理のフローチャートを示し、集中制御
装置１の制御手段２５は監視センタ８（基地局）からプ
ログラム書き換え指示があるかを通信電文より常時監視
している（５１）。このとき、監視センタ８は書き換え
の対象を製造番号に関連付けて、個別、一括等の識別コ
ードを例えばメッセージのヘッダ部にセットしておく。
あるバージョンアップに伴う制御プログラムの書き換え
に関するデータ処理のフローチャートを示し、集中制御
装置１の制御手段２５は監視センタ８（基地局）からプ
ログラム書き換え指示があるかを通信電文より常時監視
している（５１）。このとき、監視センタ８は書き換え
の対象を製造番号に関連付けて、個別、一括等の識別コ
ードを例えばメッセージのヘッダ部にセットしておく。
【００２５】その後、集中制御装置１は監視センタ８か
ら送られてくるプログラムデータを受信し、不揮発性の
記憶手段に一時的に格納しておく（５２）。次に監視セ
ンタ８から書き換え指示があれば、その対象機器（室外
ユニット２、室内ユニット３など）が特定の製造番号で
あるのか、一括であるのかを認識し選択する（５３）。
プログラムを書き換える際、対象機器が運転中であると
機器の動作に異常が発生する可能性があるので、書き換
え動作に入る前に停止であるかどうかを判定する（５
４）。書き換えをしたい機器が停止していれば通信によ
る書き換えを開始する（５５）。
ら送られてくるプログラムデータを受信し、不揮発性の
記憶手段に一時的に格納しておく（５２）。次に監視セ
ンタ８から書き換え指示があれば、その対象機器（室外
ユニット２、室内ユニット３など）が特定の製造番号で
あるのか、一括であるのかを認識し選択する（５３）。
プログラムを書き換える際、対象機器が運転中であると
機器の動作に異常が発生する可能性があるので、書き換
え動作に入る前に停止であるかどうかを判定する（５
４）。書き換えをしたい機器が停止していれば通信によ
る書き換えを開始する（５５）。
【００２６】一括で書き換え指示が出ている場合には、
停止している機器を探しその機器から書き換えを始め、
書き換え時間の短縮を図る。この際、二重で書き換える
ことを防止するために制御手段２５でフラグ等を利用し
て管理する。書き換えが終了すれば（５６）、監視セン
タ８へ書き換えをした製造番号の終了信号を送信する
（５７）。この製造番号の終了信号を監視センタ８では
管理し、集中制御装置１と双方で二重書き換えの防止を
図る。さらに、監視センタ８から、空気調和機を強制的
に停止させすぐ書き換え動作に入るモード、顧客の利用
状態を監視し、運転停止指令が出たときに書き換え動作
に入るモードを設けておけば、より柔軟な操作の切換え
ができる。
停止している機器を探しその機器から書き換えを始め、
書き換え時間の短縮を図る。この際、二重で書き換える
ことを防止するために制御手段２５でフラグ等を利用し
て管理する。書き換えが終了すれば（５６）、監視セン
タ８へ書き換えをした製造番号の終了信号を送信する
（５７）。この製造番号の終了信号を監視センタ８では
管理し、集中制御装置１と双方で二重書き換えの防止を
図る。さらに、監視センタ８から、空気調和機を強制的
に停止させすぐ書き換え動作に入るモード、顧客の利用
状態を監視し、運転停止指令が出たときに書き換え動作
に入るモードを設けておけば、より柔軟な操作の切換え
ができる。
【００２７】監視センタ８との通信トラフィックを大幅
に減少させるには、集中制御装置１に不揮発性記憶手段
の容量が十分に備え、数種類の機器のプログラムを記憶
させておけば良い。
に減少させるには、集中制御装置１に不揮発性記憶手段
の容量が十分に備え、数種類の機器のプログラムを記憶
させておけば良い。
【００２８】図６は、制御ソフトを書き換えるとき、監
視センタ８で提供されるホームページの画面を示し、上
部に顧客名、その住所、特約店名、空気調和機の納入時
期が示され、下部に空気調和機の製造番号、冷媒系統、
室外機の型式、この室外機に接続される室内機の型式及
びそのアドレス、オプション設定、警報が発生された回
数を示すアラーム履歴、各室外機及び室内機の制御ソフ
トのバージョンなどが示されている。
視センタ８で提供されるホームページの画面を示し、上
部に顧客名、その住所、特約店名、空気調和機の納入時
期が示され、下部に空気調和機の製造番号、冷媒系統、
室外機の型式、この室外機に接続される室内機の型式及
びそのアドレス、オプション設定、警報が発生された回
数を示すアラーム履歴、各室外機及び室内機の制御ソフ
トのバージョンなどが示されている。
【００２９】ここで、顧客名、その住所は、地図デー
タ、地図表示とリンクされ、それらをマウス等でクリッ
クすれば顧客名あるいは住所に関連した地図が表示され
る。
タ、地図表示とリンクされ、それらをマウス等でクリッ
クすれば顧客名あるいは住所に関連した地図が表示され
る。
【００３０】さらに、アラーム履歴には、図７のような
詳細情報を表わす画面とリンクされ、クリック等で図６
から図７に画面が切換えられる。図７では、アラーム履
歴としてアラームコードとその発生日が一覧できる。顧
客の各機器のソフトバージョンが最新バージョンである
かを調べ、書き換える必要であるのかどうかは、図６の
画面上に色付けまたは点滅で確認できることが良く、画
面上で書き換えたい機器を選択することでその特定機器
の書き換えを行うことが望ましい。
詳細情報を表わす画面とリンクされ、クリック等で図６
から図７に画面が切換えられる。図７では、アラーム履
歴としてアラームコードとその発生日が一覧できる。顧
客の各機器のソフトバージョンが最新バージョンである
かを調べ、書き換える必要であるのかどうかは、図６の
画面上に色付けまたは点滅で確認できることが良く、画
面上で書き換えたい機器を選択することでその特定機器
の書き換えを行うことが望ましい。
【００３１】さらに、監視センタ８では、データ採取モ
ードの信号を空気調和機に送ることにより、運転データ
を連続監視したり、トリガモードの信号を送ることによ
り、アラームが発生するまで設定した時間バッファ内で
サイクリックにデータ採取し、良否判定に使用する。
ードの信号を空気調和機に送ることにより、運転データ
を連続監視したり、トリガモードの信号を送ることによ
り、アラームが発生するまで設定した時間バッファ内で
サイクリックにデータ採取し、良否判定に使用する。
【００３２】以上の説明では、空気調和機又は集中制御
装置１でＧＰＳ衛星から発信する電波を受信し、その情
報と空気調和機の製造番号に基づいて空気調和機に関す
る保守、監視、メンテナンス等のサービスを行うので、
空気調和機を設置後に移設したり、どこに設置されたか
が分からなかったりした場合でも、空気調和機のシステ
ム規模、例えば小規模の店舗用であっても、大規模なビ
ルマルチシステムであっても適切に管理することが可能
となる。
装置１でＧＰＳ衛星から発信する電波を受信し、その情
報と空気調和機の製造番号に基づいて空気調和機に関す
る保守、監視、メンテナンス等のサービスを行うので、
空気調和機を設置後に移設したり、どこに設置されたか
が分からなかったりした場合でも、空気調和機のシステ
ム規模、例えば小規模の店舗用であっても、大規模なビ
ルマルチシステムであっても適切に管理することが可能
となる。
【００３３】つぎに、空気調和機のサービスとしてカレ
ンダーデータの設定について説明するが、カレンダーデ
ータの設定、あるいは標準時刻との同期だけであるなら
ば、ＧＰＳ衛星９から発信する電波を受信する代わり
に、郵政省通信総合研究所が送信する新長波（ＪＪＹ）
放送の電波を受信する標準電波受信手段２１だけを利用
すれば良い。
ンダーデータの設定について説明するが、カレンダーデ
ータの設定、あるいは標準時刻との同期だけであるなら
ば、ＧＰＳ衛星９から発信する電波を受信する代わり
に、郵政省通信総合研究所が送信する新長波（ＪＪＹ）
放送の電波を受信する標準電波受信手段２１だけを利用
すれば良い。
【００３４】図５は、カレンダーデータの設定に対する
データの処理のフローチャートを示し、まず、標準電波
受信手段２１により受信したデータ（３１）を、空気調
和機の認識できる伝送データに変換する（３２）。その
後、コントロールタイマー５等、カレンダーデータを使
用している空気調和機のシステム構成機器に通信する
（３４）。そして、データを受信した空気調和機のシス
テム構成機器は、自己のカレンダーデータを更新する。
本例では、空気調和機あるいは構成機器の電源投入時の
監視や、予め設定しておいた時間毎に集中制御装置１に
カレンダーデータを要求するようにすることにより、通
信線のトラフィックを上昇を抑えることができる。カレ
ンダーデータの要求は、集中制御装置１以外の空気調和
機のシステム構成機器に持たせることでも良い。さら
に、カレンダデータの自動更新が可能となるので、人為
による設定を排除できるばかりでなく、停電復帰時にも
バックアップ電源なしに、あるいは定期的にカレンダー
データを誤差のないものに更新できる。
データの処理のフローチャートを示し、まず、標準電波
受信手段２１により受信したデータ（３１）を、空気調
和機の認識できる伝送データに変換する（３２）。その
後、コントロールタイマー５等、カレンダーデータを使
用している空気調和機のシステム構成機器に通信する
（３４）。そして、データを受信した空気調和機のシス
テム構成機器は、自己のカレンダーデータを更新する。
本例では、空気調和機あるいは構成機器の電源投入時の
監視や、予め設定しておいた時間毎に集中制御装置１に
カレンダーデータを要求するようにすることにより、通
信線のトラフィックを上昇を抑えることができる。カレ
ンダーデータの要求は、集中制御装置１以外の空気調和
機のシステム構成機器に持たせることでも良い。さら
に、カレンダデータの自動更新が可能となるので、人為
による設定を排除できるばかりでなく、停電復帰時にも
バックアップ電源なしに、あるいは定期的にカレンダー
データを誤差のないものに更新できる。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
機調和機のサービス、更新、リニュアル、保守などのス
ピードアップを図ると共に、より正確で確実になるよう
な空気調和機のサービスシステムを得ることができる。
機調和機のサービス、更新、リニュアル、保守などのス
ピードアップを図ると共に、より正確で確実になるよう
な空気調和機のサービスシステムを得ることができる。
【図１】本発明による一実施の形態である空気調和機の
サービスシステムを示すシステム構成図。
サービスシステムを示すシステム構成図。
【図２】本発明による一実施の形態である空気調和機の
サービスシステムに用いられる集中制御装置のブロック
図。
サービスシステムに用いられる集中制御装置のブロック
図。
【図３】本発明による一実施の形態であるデータ処理フ
ローチャート。
ローチャート。
【図４】一実施の形態によるバージョンアップに伴う制
御プログラムの書き換えに関するデータ処理フローチャ
ート
御プログラムの書き換えに関するデータ処理フローチャ
ート
【図５】一実施の形態によるカレンダーデータの設定に
対するデータ処理フローチャート。
対するデータ処理フローチャート。
【図６】一実施の形態による制御プログラムの書き換え
に係わるホームページの画面。
に係わるホームページの画面。
【図７】一実施の形態によるアラーム履歴の詳細を示す
ホームページの画面。
ホームページの画面。
１…集中制御装置、２…室外ユニット、３…室内ユニッ
ト、４…リモコンスイッチ、５…コントロールタイマ
ー、６…通信線Ａ、７…通信線Ｂ、８…基地局、９…人
工衛星、１００…インターネット。
ト、４…リモコンスイッチ、５…コントロールタイマ
ー、６…通信線Ａ、７…通信線Ｂ、８…基地局、９…人
工衛星、１００…インターネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 9/445 Ｇ０６Ｆ 17/60 １３８ 17/60 １３８ ５０４ ５０４ Ｇ０１Ｓ 5/14 // Ｇ０１Ｓ 5/14 Ｇ０６Ｆ 9/06 ６４０Ａ (72)発明者 望月 正道 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 杉山 達也 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 Ｆターム(参考） 3L060 AA01 AA02 AA03 AA04 AA05 AA08 CC02 CC08 CC09 DD01 DD02 DD06 DD07 DD08 EE02 EE05 3L061 BA03 BA04 BA05 BA06 BA07 BB01 BB03 BC01 BC03 BC04 BC05 BC06 5B076 BB06 5J062 AA08 BB08 CC07 HH05
Claims (10)
- 【請求項１】ネットワークを介して監視センタへ接続さ
れた空気調和機のサービスシステムにおいて、 前記空気調和機は、ＧＰＳ衛星から発信する電波を受信
した情報と、前記空気調和機の製造番号とを前記監視セ
ンタへ送信し、前記監視センタは前記情報と前記製造番
号に基づいて前記空気調和機のサービスを行うことを特
徴とする空気調和機のサービスシステム。 - 【請求項２】監視センタより空気調和機の保守管理を行
う空気調和機のサービスシステムにおいて、 前記空気調和機に接続され、ＧＰＳ衛星の発信する電波
を受信して自己の位置を算出する集中制御装置を備え、 前記集中制御装置は、算出された前記自己の位置と前記
空気調和機の製造番号を前記監視センタへ送信し、前記
監視センタは前記自己の位置と前記空気調和機の製造番
号に基づいて前記空気調和機に必要とされる制御プログ
ラムを特定して前記集中制御装置へ送信し、前記集中制
御装置は受信した制御プログラムを前記空気調和機にロ
ーディングすることを特徴とする空気調和機のサービス
システム。 - 【請求項３】請求項１に記載のものにおいて、前記空気
調和機に異常が発生した場合、前記受信した情報と、前
記製造番号とを前記監視センタへ送信することを特徴と
する空気調和機のサービスシステム。 - 【請求項４】請求項１に記載のものにおいて、前記監視
センタからの要求により、前記受信した情報と、前記製
造番号とを前記監視センタへ送信することを特徴とする
空気調和機のサービスシステム。 - 【請求項５】請求項１に記載のものにおいて、地上波を
利用して前記空気調和機の位置を求めることを特徴とす
る空気調和機のサービスシステム。 - 【請求項６】請求項２に記載のものにおいて、前記集中
制御装置は、前記制御プログラムを記憶し、前記空気調
和機の運転が停止しているときにその制御プログラムを
書き換えることを特徴とする空気調和機のサービスシス
テム。 - 【請求項７】インターネットを介して空気調和機及び端
末装置へ接続された監視センタであって、前記空気調和
機がＧＰＳ衛星から発信する電波を受信した情報と、前
記空気調和機の製造番号とを受信し、それらの情報に基
づいてホームページを作成し、前記空気調和機及び端末
装置から閲覧可能としたことを特徴とする監視センタ。 - 【請求項８】請求項７に記載のものにおいて、前記端末
装置は文字情報と地図情報が表示可能とされた携帯端末
としたことを特徴とする監視センタ。 - 【請求項９】空気調和機のサービスシステムに用いられ
る空気調和機であって、ＧＰＳ衛星の発信する電波を受
信し、受信した情報と前記空気調和機の製造番号とがネ
ットワークを介して送信可能とされたことを特徴とする
空気調和機。 - 【請求項１０】請求項９に記載のものにおいて、受信し
た情報より時刻信号を生成し、該時刻信号より自己の時
計を前記時刻信号に同期させることを特徴とする空気調
和機。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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