JP5414604B2 - 遠隔情報管理システム及び方法 - Google Patents

遠隔情報管理システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5414604B2
JP5414604B2 JP2010082883A JP2010082883A JP5414604B2 JP 5414604 B2 JP5414604 B2 JP 5414604B2 JP 2010082883 A JP2010082883 A JP 2010082883A JP 2010082883 A JP2010082883 A JP 2010082883A JP 5414604 B2 JP5414604 B2 JP 5414604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
information
series data
management system
information management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010082883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011215836A (ja
Inventor
由紀夫 平岡
耕一 池田
尚志 小林
シン 金
周司 近藤
謙一 山崎
貴信 津崎
明大 藤井
智則 前川
雄 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010082883A priority Critical patent/JP5414604B2/ja
Publication of JP2011215836A publication Critical patent/JP2011215836A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5414604B2 publication Critical patent/JP5414604B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、ネットワークを利用し、遠隔地に配置されている設備や施設を監視するための情報を管理する遠隔情報管理技術に関する。
従来、空調設備などのビル設備を管理するビル管理システムや、上下水道施設を監視する上下水道監視システム等の設備や施設を管理(監視)する各種の管理システムが存在している(例えば、特許文献1〜3を参照)。また、各種の設備や施設を統合的に管理または監視するシステムも存在する。
ところで、近年では、インターネットに代表されるネットワークを利用した情報インフラの整備が推進されている。この情報インフラを利用することにより、国内に設置されている設備や施設だけでなく、国外に設置されているビルや上下水道施設などを管理または監視するグローバルな管理システムの実現が可能になっている。
特開2005−214427号公報 特開平8−5538号公報 特開平8−24131号公報
前述のようなグローバルな管理システムを実現する上で、国内や国外の遠隔地に設置されている設備や施設の運用又は運転に関する時系列データを収集し、これらの時系列データを処理し、各地域の時差やサマータイムなどの時間軸を考慮した管理情報を統一的に管理する遠隔情報管理システムの実現が必要不可欠である。このようなシステムであれば、各地域毎に管理する分散システム方式と比較して、ソフトウェアの更新などの管理コストを相対的に縮減できる利点もある。
そこで、本発明の目的は、国内や国外の遠隔地に設置されている設備や施設の運用又は運転に関する管理情報を統一的に管理できる遠隔情報管理システムを提供することにある。
本発明の観点に従った遠隔情報管理システムは、ネットワークに接続された監視システムから時系列データを収集する収集手段と、前記監視システムから収集した時系列データを、世界標準時間及び前記各監視システムが配置されている場所の現地時間で管理可能に記憶する記憶手段と、前記時系列データを使用して、前記世界標準時間及び前記現地時間を時間軸として画面上に表示可能な所定の管理情報を作成する作成手段と、前記ネットワークを介して前記管理情報を配信する配信手段とを備えた構成である。
本発明によれば、国内や国外の遠隔地に設置されている設備や施設の運用又は運転に関する管理情報を統一的に管理できる遠隔情報管理システムを実現できる。
本発明の実施形態に関するシステム全体を説明するためのブロック図。 本実施形態に関する遠隔情報管理システムの構成を説明するためのブロック図。 本実施形態に関するデータベースの情報の一例を示す図。 本実施形態に関するデータ加工部の動作に伴う表示形態の一例を説明するための図。 本実施形態に関するデータ加工部の動作に伴う表示形態の一例を説明するための図。 本実施形態に関するデータ加工部の動作に伴う表示形態の一例を説明するための図。 本実施形態に関するデータ加工部の動作に伴う表示形態の一例を説明するための図。 本実施形態に関するデータ加工部の動作に伴う表示形態の一例を説明するための図。 本実施形態に関するデータ加工部の動作に伴う表示形態の一例を説明するための図。 本実施形態に関して指定期間の情報を取得する場合の一例を説明するための図。 他の実施形態に関する遠隔情報管理システムの構成を説明するためのブロック図。 他の実施形態の遠隔情報管理システムの適用例を説明するためのブロック図。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に関するシステム全体を説明するためのブロック図である。図2は、本実施形態に関する遠隔情報管理システムの要部を説明するためのブロック図である。
図1に示すように、システム全体としては、本実施形態の遠隔情報管理システム10は、例えば国内の管理センタに設置されており、インターネットなどのネットワーク11を介して、国内及び国外の各地域にある監視システム12と接続し、情報交換を行なう。遠隔情報管理システム10及び各監視システム12は、主としてコンピュータシステム(ハードウエア及びソフトウェア)から構成されている。
各監視システム12はそれぞれ、国内や国外に設置されたビルや上下水道プラントなどの設備又は施設の運用及び運転を監視する。各監視システム12は、設備又は施設の運用及び運転に伴う各種の時系列データを作成し記憶装置に蓄積する。時系列データは、例えば、監視対象がビルの空調設備の場合にはビル内の温度計測値などである。遠隔情報管理システム10は、後述するように、ネットワーク11を介して各監視システム12から定期的に時系列データを収集する。
さらに、ネットワーク11には、国内及び国外の各地域にある端末装置13が接続されている。各端末装置13は、例えばパーソナルコンピュータから構成されており、遠隔情報管理システム10のデータベースに蓄積されている管理情報を受信して、表示画面上に表示する情報閲覧機能を有する。
図2に示すように、遠隔情報管理システム10は、データ収集部101と、データ蓄積部102と、データ加工部103と、データ配信部104と、データベース105〜107とを有する。後述するように、データベース105は、システム情報(施設情報)を蓄積する。データベース106は信号情報を蓄積する。また、データベース107は履歴情報を蓄積する。
データ収集部101は、ネットワーク11を介して国内及び国外に設置されている各監視システム12から定期的に時系列データを収集する。データ蓄積部102は、データ収集部101により収集された時系列データを履歴情報としてデータベース107に蓄積する処理部である。
データ加工部103は、データベース105〜107に蓄積された各種の情報を加工して、監視システム12の監視対象である設備や施設の運用又は運転に関する管理情報を作成する。また、データ加工部103は、ネットワーク11を介して各端末装置13から送信される情報を受信し、管理情報を作成するための情報加工処理を実行する。データ配信部104は、データ加工部103により作成された管理情報を、ネットワーク11を介して各端末装置13に配信する。
(データベースの構成)
図3(A)〜(C)は、データベース105〜107に蓄積される情報の一例を示す図である。
図3(A)に示すように、データベース105は、システム情報(施設情報)を蓄積する。具体的には、データベース105は、例えば、ビルID、ビル名、設置されている国名、時差(GMTからの時差)、サマータイムの有無、サマータイム開始日時、サマータイム終了日時等の項目に対応する情報を蓄積する。ここで、GMT(Greenwich Mean Time)とは、世界標準時間として使用されるグリニッジ標準時間である。また、世界標準時間としては、UTC(Coordinated Universal Time)と呼ばれる協定世界時間(世界共通公式時間)でもよい。なお、データベース105には、システム情報及び施設情報が予め登録されているか、または端末装置13から登録されてもよい。
次に、図3(B)に示すように、データベース106は信号情報を蓄積する。具体的には、データベース106は、各監視システム12の監視対象の設備や施設に関する信号情報として、例えば、信号ID、ビルID、オブジェクト番号、オブジェクト名称、ON名称、OFF名称、レンジ上限値、レンジ下限値、単位等の項目に対応する情報を蓄積する。
さらに、図3(C)に示すように、データベース107は履歴情報を蓄積する。具体的には、データベース107は、履歴情報として、例えば、信号ID、時刻(TIMESTANP)、数値データ等の項目を含む時系列データを蓄積する。
遠隔情報管理システム10は、データベース107に蓄積された履歴情報である時系列データをGMT又はUTCの世界標準時間で管理し、時差の情報をデータベース105に蓄積されたシステム情報として管理する。これにより、複数の監視対象の設備や施設に関する信号情報を効率的に取り扱うことが可能となる。なお、複数の監視システム12から収集される履歴情報(時系列データ)は、接続するシステム数や扱う信号点数、また保存する期間によっては膨大なデータ量となると想定される。従って、データベース107では、履歴情報は、例えば接続する監視システム12毎に区分して蓄積される構成でもよい。
[システムの動作]
以下、図4から図10を参照して、本実施形態の遠隔情報管理システム10の動作を説明する。
まず、管理システム10は、データ収集部101により、ネットワーク11を介して国内及び国外の各地域にある各監視システム12から、設備又は施設の運用及び運転に伴う各種の時系列データを定期的に収集する。データ蓄積部102は、収集された時系列データを履歴情報としてデータベース107に蓄積する。
次に、管理システム10は、データベース107に蓄積された履歴情報、データベース105に蓄積されているシステム情報、及びデータベース106に蓄積されている信号情報を使用して、監視対象である設備又は施設の運用及び運転に関する管理情報を作成し、ネットワーク11を介して各端末装置13に提供できる。
このような管理システム10による情報提供により、各端末装置13は、管理システム10のデータ配信部104により配信される管理情報に基づいて、ある一時点の運用及び運転に関する状況を表示し、あるいは指定期間の時系列データを表示し、また指定期間における時系列データを取得することが可能である。
具体的には、図4から図10に示すように、管理システム10のデータ加工部103により作成された管理情報(画面情報)の提供により、各端末装置13は画面上に時系列データのグラフ表示を行なうことができる。
図4(A)〜(D)は、端末装置13の画面上において、ある期間の時系列データのグラフ表示を行なう場合の具体例である。図4(A)は、端末装置13の画面上で、施設の名称(ここではビル名)及び表示期間に含まれる日時を設定するための領域を示す。図4(B)は、指定期間の時系列データのグラフ表示を意味する。図4(C)は、当該グラフに表示する日時の一例を示す。図4(D)は、データベース105を参照して取得する時系列データの日時の一例を示す。
図4(A)に示すように、端末装置13の画面上に、ビル名として「B Building」が指定されて、時刻40として「14/Mar./2010 1:30」が指定されたとする。ここで、「14/Mar./2010」は2010年3月14日を意味する。また、「1:30」は午前1時30分を意味する。以下同様の表記を採用する。
データ加工部103は、データベース105を参照し、設定されたビル名から、図3(A)に示すように、ビルID「2」、国名「アメリカ」、GMTを基準とする−5時間の時差、サマータイムの有無「有」などのシステム情報を取得する。さらに、データ加工部103は、取得したビルID「2」から、図3(B)に示すように、データベース106から該当する信号ID「3」または「4」に対応する信号情報を取得する。次に、データ加工部103は、取得した信号ID「3」から、図3(C)に示すように、データベース107から該当する履歴情報(時系列データ)を取得する。
ここで、指定されたビル「B Building」の地域は、システム情報からGMTを基準として−5時間の時差を有している。従って、指定された「B Building」の「14/Mar./2010 1:30」の時系列データは、データベース107の履歴情報としては、「14/Mar./2010 6:30」の時系列データとして格納されている。
従って、図4(D)に示すように、時差を換算した日時「14/Mar./2010 6:30」の時系列データは端末装置13の画面上の右端に表示されて、それより左側に、指定した期間分の時系列データのグラフ表示が行なわれる。
次に、図5から図8を参照して、サマータイムを考慮した場合の表示処理(画面情報の作成)について説明する。
まず、サマータイム(summer time or saving time)とは、ある指定した期間において時刻を1時間進める(1時間早める)という夏時間の制度であり、主に欧米を中心とした各国で導入されている。例えば、ビル「B Building」の地域(ここではアメリカ)では、2010/3/14 2:00〜2010/11/7 2:00までの期間がサマータイムとして指定される。
この場合、サマータイムに入る2010/3/14 2:00(2010年3月14日の午前2時)の前後では、1:59(午前1時59分)の次が3:00(午前3時)となり、2:00〜2:59(午前2時から3時)という時刻は存在しないこととなる。また、サマータイムが終了する2010/11/7 2:00の前後では、1:59の次が1:00となり、1:00〜1:59の時刻が2回存在することになる。したがって、サマータイム期間に含まれる時系列データを指定した場合には、画面上で指定する日時において、サマータイム期間中の日時を指定した場合には、サマータイム優先で扱うこととする。
図5(A)〜(D)は、端末装置13の画面上において、サマータイムにより、存在しない時刻を指定した場合の表示処理の具体例である。即ち、図5(A)に示すように、端末装置13の画面上に、ビル名として「B Building」が指定されて、時刻50として「14/Mar./2010 2:30」が指定されたとする。この時刻「14/Mar./2010 2:30」は、サマータイムに入る前後の範囲に含まれるため、存在しない時刻となる。
この場合、端末装置13の画面上には、指定した時刻がないため、サマータイムに切り替わる直前までは、通常時刻での時系列データのグラフ表示のみが行なわれる。また、データベース105を参照し、サマータイムに入るとサマータイムに応じた時系列データのグラフ表示が行なわれる。
図6(A)〜(D)は、端末装置13の画面上において、サマータイムに入り、実際に存在する時刻を指定した場合の表示処理の具体例である。即ち、図6(A)に示すように、端末装置13から画面上に、ビル名として「B Building」が指定されて、時刻60として「14/Mar./2010 3:30」が指定されたとする。この時刻「14/Mar./2010 3:30」は、図6(C)に示すように、サマータイムに入った後で実際に存在する時刻61となる。
この場合、端末装置13の画面上には、通常時刻の時系列データとサマータイム時刻61の時系列データのグラフ表示が連続して表示されることになる。なお、端末装置13の画面上において、サマータイム時刻61の表示色を変化させる。これにより、サマータイムの期間では、通常期間の日時の表示色とが異なるため、サマータイム期間に入っているか否かを容易に識別できる。サマータイムに入る時に時刻が飛び、あるいはサマータイムが終了する時に時刻が重複する場合でも、容易に識別することができる。また、履歴情報より取得される時系列データとしては、サマータイム前後でも途切れなく連続した期間の時系列データとして取得されることになる。
図7(A)〜(D)は、端末装置13の画面上において、サマータイム及び通常時刻のいずれにも含まれる時刻を指定した場合の表示処理の具体例である。即ち、図7(A)に示すように、端末装置13の画面上に、ビル名として「B Building」が指定されて、時刻70として「7/Nov./2010 1:30」が指定されたとする。
この場合、指定された時刻「7/Nov./2010 1:30」は、サマータイム及び通常時刻のいずれにも含まれる時刻のため、サマータイムとして解釈される。従って、端末装置13の画面上には、サマータイム時刻71の時系列データのグラフ表示が連続して表示されることになる。なお、端末装置13の画面上において、サマータイム時刻71の表示色を変化させる。
図8(A)〜(D)は、端末装置13の画面上において、サマータイムが終了し、通常時刻を指定した場合の表示処理の具体例である。即ち、図8(A)に示すように、端末装置13から画面上に、ビル名として「B Building」が指定されて、時刻80として通常時刻「7/Mar./2010 2:30」が指定されたとする。
この場合、サマータイム時刻81の時系列データと通常時刻の時系列データが連続して表示されることになる。なお、端末装置13の画面上において、サマータイム時刻81の表示色を変化させる。また、履歴情報より取得する時系列データとしては、サマータイムの前後でも途切れなく連続した期間の時系列データとして取得されることになる。
次に、図9(A),(B)を参照して、端末装置13の画面上において、ある一時点の時系列データの表示を行なう場合の具体例を説明する。
図9(A)に示すように、端末装置13の画面上に、ビル名として「B Building」が指定されて、時刻90として「14/Mar./2010 1:30」が指定されたとする。ここで、指定されたビル「B Building」の地域は、システム情報からGMTを基準として−5時間の時差を有している。従って、指定された「B Building」の「14/Mar./2010 1:30」の時系列データは、データベース107の履歴情報としては、「14/Mar./2010 6:30」の時系列データとして格納されている。従って、図9(B)に示すように、端末装置13から画面上には、「14/Mar./2010 6:30」の時系列データが表示されることになる。
以下、端末装置13の画面上には、時刻90として設定される日時に応じた時系列データが表示される。
具体例として、時刻90として「2010/3/14 1:59」が指定された場合には、データベース107からは、「2010/3/14 6:59」の時系列データが取得されて表示される。時刻90として「2010/3/14 2:00〜2:59」が指定された場合には、サマータイムで存在しない時刻のため、時系列データは表示されない。時刻90として「2010/3/14 3:00〜2010/11/7 1:59」が指定された場合には、データベース107からは、サマータイムの時刻「2010/3/14 7:00〜2010/11/7 5:59」の時系列データが取得されて表示される。時刻90として「2010/11/7 2:00」が指定された場合には、データベース107からは、サマータイムの時刻「2010/11/7 7:00」の時系列データが取得されて表示される。
なお、通常時刻に戻った「2010/11/7 1:00〜1:59」の時系列データ(データベース107では、2010/11/7 6:00〜6:59)は、表示されないことになる。即ち、一時点の時系列データの表示はできないが、図4から図8に示すように、ある期間の時系列データの表示としては可能である。
次に、図10(A),(B)を参照して、端末装置13の画面上において、ある期間の時系列データの表示を行なう場合の具体例を説明する。
図10(A)に示すように、端末装置13の画面上では、ビル名として「B Building」の指定と共に、取得したい時系列データの期間(開始日と終了日)が指定される。例えば、指定期間91として「14/Mar./2010」〜「7/Nov./2010」が指定されたとする。この指定は、「14/Mar./2010 0:00」〜「7/Nov./2010 23:59」の期間における時系列データの取得を意味する。
ここで、指定されたビル「B Building」の地域は、システム情報からGMTを基準として−5時間の時差を有している。従って、指定された期間91の時系列データとしては、「14/Mar./2010 5:00」〜「8/Mar./2010 4:59」の時系列データがデータベース107から取得されて、図10(B)に示すように、端末装置13から画面上に表示されることになる。
さらに、取得した時系列データの期間にサマータイムの開始日と終了日が含まれる場合には、以下のような処理が必要となる。
即ち、「2010/3/14」のデータダウンロードでは、期間「2010/3/14 0:00〜1:59および3:00〜23:59」の23時間分の時系列データとして、データベース107から「2010/3/14 5:00〜2010/3/15 3:59」の時系列データを取得する。また、「2010/3/15〜2010/11/6」のデータダウンロードでは、例えば「2010/3/15」であれば、期間「2010/3/15 0:00〜23:59」の24時間分の時系列データとして、データベース107から「2010/3/15 4:00〜2010/3/15 3:59」の時系列データを取得する。さらに、「2010/11/7」のデータダウンロードでは、期間「2010/11/7 0:00〜1:59および1:00〜23:59」の25時間分の時系列データとして、データベース107から「2010/11/7 4:00〜2010/11/8 4:59」の時系列データを取得する。
以上のように本実施形態の遠隔情報管理システム10によれば、ネットワーク11を介して国内及び国外に設置されている各監視システム12から定期的に時系列データを収集し、履歴情報としてデータベース107に蓄積できる。さらに、各端末装置13から指定された時点又は期間の時系列データを加工した管理情報を、ネットワーク11を介して各端末装置13に配信することができる。
この場合、監視対象のビルなどの施設や設備が設置されている地域の時差またはサマータイムを考慮して時系列データを加工して配信することができる。従って、国内及び国外に設置されている施設や設備の運用又は運転に関する管理情報を、地域の時差またはサマータイムを考慮して統一的に管理することが可能となる。これにより、各端末装置13は、指定した時点や期間の管理情報を効率的に取得し、画面上に表示することができる。
なお、本実施形態では、監視対象としてビルの施設を想定したが、これに限ることなく、国内又は国外に設置されている上下水道施設の運用又は運転に関する遠隔管理システムにも適用することができる。
[他の実施形態]
図11は、他の実施形態に関する遠隔情報管理システム10の構成を説明するためのブロック図である。本実施形態のシステム10は、演算部108及びデータ送信部109を有する構成である。なお、これらの構成以外は、図2に示す遠隔情報管理システム10の構成と同様のため同一符号を付して説明を省略する。
演算部108は、ネットワーク11を介して接続される国内または国外の複数の監視システム12に対して有効となる共通の演算機能を有し、データベース105,107に蓄積されたシステム情報または履歴情報から取得されるデータを使用する演算処理を実行する。また、データ送信部109は、ネットワーク11を介して接続される複数の監視システム12に対して、データベース107から取得される設定値等のデータを送信する。
図12は、当該遠隔情報管理システム10の適用例として、特に空調設備の制御機能を有するビル管理システムに適用した構成を示す図である。以下、具体的に説明する。
遠隔情報管理システム10のデータ収集部101は、監視システム12に相当するビル管理システム(以下、ビル管理システム12として表記する)から、ネットワーク11を介して空調設備の制御に関する情報(時系列データ)を定期的に収集する。ここで、ビル管理システム12は、例えばBACnet(米国冷暖房空調協会の登録商標)プロトコルと呼ぶ通信プロトコルを利用して、ネットワーク11を介したデータ通信を行なう。
データ収集部101は、ビル管理システム12から、例えば、ビルにおける各空間の室内温度、室内湿度、外気温度、及び外気湿度等の情報を収集する。データ蓄積部102は、収集された情報を履歴情報としてデータベース107に蓄積する。データベース106には、当該履歴情報に対応する信号情報が保存されている。また、データベース105には、システム情報・施設情報として、図3(A)に示すような前述の情報と併せて、現地のビル室内空間において快適となる温度設定値を算出するために必要なパラメータ情報(緯度、経度、季節、着衣量、活動量、目標PMV値、空間の面積等)が設定される。
一方、遠隔情報管理システム10は、空調制御演算部110を有し、データベース107に蓄積されている履歴情報及びデータベース105に設定されているパラメータ情報を使用して、管理対象のビルにおける温度設定値を算出する。この温度設定値は、データベース107に蓄積されている履歴情報に反映される。さらに、データ送信部109は、データベース107から履歴情報に反映された温度設定値をビル管理システム12に送信する。ビル管理システム12は、受信した当該温度設定値に基づいて、管理対象のビル内に設置された空調設備の制御を実行する。
以上のように本実施形態の遠隔情報管理システム10であれば、空調設備の制御に必要な温度設定値を算出し、ビル管理システム12に提供することができる。また、前述のシステム10と同様に、データ配信部104により、各ビルの各空間における現在値の情報や時系列データの情報を各端末装置13に提供することができる。なお、空調制御演算部110は、温度設定値を算出するために、前述のパラメータ情報においてビルの地理的な条件が設定されることが必要である。
さらに、本実施形態のシステム10では、図12に示すように、全体の機能を例えば3つの装置に分散して配置することが可能である。但し、各機能を同一の装置に一体化するか、あるいは別の装置毎に分散して配置するかどうかについては、システムの規模や処理負荷等を勘案して適切に配置すれば良い。
なお、本実施形態では、ビル管理システムによる空調制御の場合について説明したが、これに限ることなく、上下水道の監視システムや、他の分野の監視又は管理システムに対しても適用することが可能である。また、監視又は管理対象の分野での特有の管理情報を提供することも可能である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…遠隔情報管理システム、11…ネットワーク(インターネット)、
12…監視システム(ビル管理システム)、13…端末装置、
101…データ収集部、102…データ蓄積部、103…データ加工部、
104…データ配信部、105…データベース(システム情報)、
106…データベース(信号情報)、107…データベース(履歴情報)、
108…演算部、109…データ送信部、110…空調制御演算部。

Claims (13)

  1. ネットワークに接続された監視システムから時系列データを収集する収集手段と、
    前記監視システムから収集した時系列データを、世界標準時間及び前記各監視システムが配置されている場所の現地時間で管理可能に記憶する記憶手段と、
    前記時系列データを使用して、前記世界標準時間及び前記現地時間を時間軸として画面上に表示可能な所定の管理情報を作成する作成手段と、
    前記ネットワークを介して前記管理情報を配信する配信手段と
    を具備したことを特徴とする遠隔情報管理システム。
  2. 前記監視システムは、
    所定の場所に配置された設備又は施設を監視し、
    前記設備又は施設を運用または運転に伴う前記時系列データを作成するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔情報管理システム。
  3. 前記世界標準時間は、グリニッジ標準時間又は協定世界時間であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の遠隔情報管理システム。
  4. 前記配信手段は、
    前記ネットワークに接続されて、情報閲覧機能を有する端末装置に前記管理情報を配信するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の遠隔情報管理システム。
  5. 前記記憶手段は、
    前記監視システムから収集した時系列データを履歴情報として蓄積し、
    前記監視システムの監視対象に関するシステム施設情報を保存し、
    前記監視システムにおいて取り扱う信号情報を蓄積するデータベースから構成されている特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠隔情報管理システム。
  6. 前記作成手段は、
    前記記憶手段に蓄積又は保存されている履歴情報、システム施設情報及び信号情報を加工して前記管理情報を作成するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の遠隔情報管理システム。
  7. 前記作成手段は、
    前記システム施設情報に含まれるサマータイムの情報を使用して、前記時系列データの時間軸として画面上に表示する時間表示をサマータイムに応じて設定できるように前記管理情報を作成することを特徴とする請求項6に記載の遠隔情報管理システム。
  8. 前記作成手段は、
    ある期間の時系列データを前記画面上に表示する場合に、サマータイムの期間とサマータイムでない期間と識別して時間表示を設定できるように前記管理情報を作成することを特徴とする請求項7に記載の遠隔情報管理システム。
  9. 前記作成手段は、
    ある時点の時系列データを前記画面上に表示する場合に、サマータイムの期間とサマータイムでない期間と識別して時間表示を設定できるように前記管理情報を作成することを特徴とする請求項7に記載の遠隔情報管理システム。
  10. 前記収集手段は、
    前記監視システムとの間で指定の通信プロトコルでのデータ通信機能により、当該監視システムから時系列データを収集するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の遠隔情報管理システム。
  11. 前記記憶手段に記憶された情報を使用して、前記複数の監視システムに対して有効かつ共通的な演算処理を実行する演算手段を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の遠隔情報管理システム。
  12. 前記演算手段の演算結果を反映した前記記憶手段に記憶された情報を前記各監視システムに送信する送信手段を有することを特徴とする請求項11に記載の遠隔情報管理システム。
  13. コンピュータシステムから構成される遠隔情報管理システムに適用する遠隔情報管理方法であって、
    前記コンピュータシステムは、
    ネットワークに接続された監視システムから時系列データを収集する処理と、
    前記監視システムから収集した時系列データを、世界標準時間及び前記各監視装置が配置されている場所の現地時間で管理可能に記憶する処理と、
    前記時系列データを使用して、前記世界標準時間及び前記現地時間を時間軸として画面上に表示可能な所定の管理情報を作成する処理と、
    前記ネットワークを介して前記管理情報を配信する処理と
    を実行することを特徴とする遠隔情報管理方法。
JP2010082883A 2010-03-31 2010-03-31 遠隔情報管理システム及び方法 Expired - Fee Related JP5414604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010082883A JP5414604B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 遠隔情報管理システム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010082883A JP5414604B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 遠隔情報管理システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011215836A JP2011215836A (ja) 2011-10-27
JP5414604B2 true JP5414604B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=44945504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010082883A Expired - Fee Related JP5414604B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 遠隔情報管理システム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5414604B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111800211B (zh) * 2019-04-08 2023-07-25 杭州海康威视系统技术有限公司 一种数据处理的方法、装置及系统
WO2021153438A1 (ja) * 2020-01-27 2021-08-05 株式会社 東芝 コミュニケーション管理装置及び方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344015A (ja) * 2000-06-02 2001-12-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 遠隔監視システム
JP2003029826A (ja) * 2001-07-19 2003-01-31 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御装置
JP2003085610A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の稼働状況監視装置
JP2003121568A (ja) * 2001-10-09 2003-04-23 Sony Corp 時間情報表示装置及び時間情報表示方法、並びに時間情報表示プログラム
JP2010025729A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Yamatake Corp プロセス監視システムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011215836A (ja) 2011-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3590891B2 (ja) 監視センタ及び空気調和機のサービスシステム
US9651272B2 (en) Air-conditioning control system and air-conditioning control method
JP4021471B2 (ja) 建物のエネルギー管理システム
CN101240936B (zh) 用于复式空调的综合管理系统及其综合管理方法
US7502698B2 (en) Power consumption measuring device and power control system
US10353690B2 (en) Device management apparatus, management program update method and non-transitory recording medium
US20120054125A1 (en) Resource management and control system
CN102252400B (zh) 设定值管理方法以及装置
JP6806240B2 (ja) 空調機管理システム
JP2010065960A (ja) 空調省エネ制御装置
JP4310235B2 (ja) 省エネルギーシステム
CN109709818B (zh) 一种设备控制方法、装置、系统及介质
EP3421898B1 (en) Remote management system
JP2011248568A (ja) エネルギー管理システム
JP5414604B2 (ja) 遠隔情報管理システム及び方法
JP2018048774A (ja) 情報提供システム、情報提供方法及び制御プログラム
JP3903345B2 (ja) 集中制御装置及び空気調和機のサービスシステム
JP4586927B2 (ja) 機器管理システム
JP2011038682A (ja) 機器管理システム
JP2004046413A (ja) 省エネルギー用部品/省エネルギー用機器の導入関連情報提供装置
JP5214363B2 (ja) 遠隔空調制御装置、遠隔空調制御方法、遠隔空調管理システム、および遠隔空調制御プログラム
TW201517553A (zh) 資訊通知方法
WO2009150807A1 (ja) 親管理装置および機器管理システム
JP2010092361A (ja) 監視システム及び情報提供方法
US20220397889A1 (en) Facility control and communication system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131112

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees