JP2002296483A - カメラのズーム駆動装置 - Google Patents

カメラのズーム駆動装置

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JP2002296483A
JP2002296483A JP2001095505A JP2001095505A JP2002296483A JP 2002296483 A JP2002296483 A JP 2002296483A JP 2001095505 A JP2001095505 A JP 2001095505A JP 2001095505 A JP2001095505 A JP 2001095505A JP 2002296483 A JP2002296483 A JP 2002296483A
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cylinder
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movable
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Mitsuo Manabe
充雄 真鍋
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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
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    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡胴が沈胴状態とワイド端とに移行す
る際に、移動筒は回転するが光軸方向には移動せず、レ
ンズバリアの連係動作を簡易な機構で得る。 【解決手段】 ズーム駆動手段6によるレンズ鏡胴3の
移動筒31の回転駆動に応じ、固定筒32の内ヘリコイド72
と移動筒31の外ヘリコイド71との係合によるヘリコイド
機構7に、移動筒31の沈胴状態とワイド端との間の回転
領域に内ヘリコイド72と外ヘリコイド71との未係合領域
を設け、この未係合領域における移動筒31の回転により
レンズバリア4の開閉作動を連係させて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡胴の移動
筒が沈胴状態とワイド端とに移行する間にレンズバリア
の開閉作動および必要に応じてストロボを出没作動させ
るカメラのズーム駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラ本体からレンズ鏡胴の
移動筒を光軸方向に繰り出して撮影を行うカメラにおい
ては、例えば電源ボタンをオンにする撮影準備操作に応
じて、移動筒がカメラ本体内に収容された沈胴状態か
ら、広角撮影用のワイド端となり、さらにズーム操作に
応じて望遠撮影用のテレ端にズーム駆動される。そし
て、上記沈胴状態とワイド端との間で、前カバーに形成
された鏡胴進退用のレンズ開口部を閉塞するレンズバリ
アの開閉作動を行うと共に、ストロボがカメラ本体に格
納される方式のものではこのストロボの出没作動を完了
するようにしている(特開2000−111975参照)。
【0003】前記移動筒の光軸方向への移動は、この移
動筒を保持する固定筒との間に形成されたヘリコイド機
構により行われ、例えば、移動筒がズーム駆動手段によ
って回転駆動される。この移動筒を光軸方向に移動させ
るズーム駆動手段の駆動に連係して、レンズバリアの開
閉動作およびストロボの突出、格納動作を行うようにし
たものが知られている。
【0004】従来の連係動作には、図6(A)および(B)
に示すような2つのタイプがある。この図は、レンズ鏡
胴を沈胴状態からテレ端に駆動した場合を示している。
図6(A)に示す第1のタイプでは、ヘリコイド機構は常
時係合しており、移動筒が沈胴状態からワイド端を経て
テレ端まで直線的に繰り出されるようになっている。そ
して、沈胴状態からワイド端に光軸方向に移動する間
に、レンズバリアを閉状態から開状態に作動し、ストロ
ボを格納状態(DOWN)から突出状態(UP)に作動
するものである。また、図6(B)に示す第2のタイプで
は、ヘリコイド機構は常時係合しているがズーム駆動手
段にギヤ空転領域が形成され、沈胴状態からワイド端に
至る間で、移動筒は回転しないと同時に光軸方向にも移
動しない領域(破線)がある。そして、上記ギヤ空転領
域のズーム駆動手段によってレンズバリアを閉状態から
開状態に作動し、ストロボを格納位置から突出位置に作
動するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6
(A)に示す第1のタイプでは、ズーム駆動手段の駆動に
対して移動筒は光軸方向の移動を必ず伴うために、移動
筒の沈胴状態とワイド端が接近して光軸方向の移動量が
少ない場合には、この短い期間に、急激にレンズバリア
の開閉作動およびストロボの出没作動を行わせる機構が
必要となり、その連係機構を構成するのが困難となる。
特に、カメラ本体に取り付けられたレンズバリアと移動
筒先端との光軸方向の距離はカメラのコンパクト化に応
じて小さくなり、移動筒先端がレンズバリアに衝突する
までの短い期間に、急激にレンズバリアを開作動させる
必要があり、動作信頼性を確保しにくい。
【0006】図6(B)に示す第2のタイプでは、沈胴状
態とワイド端との間の移動筒の光軸方向の移動量が少な
くてもレンズバリアの開閉作動およびストロボの出没作
動は得られるが、ズーム駆動手段にギヤ空転機構を備え
るために、そのギヤ系が複雑となり、コンパクト化、コ
ストの点で不利となる。
【0007】本発明は上記の事情に鑑み、レンズ鏡胴の
移動筒が沈胴状態とワイド端とに移行する際のレンズバ
リアの開閉動作およびストロボの出没動作を簡易な機構
で得るようにしたカメラのズーム駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラのズ
ーム駆動装置は、固定筒と、該固定筒内に光軸方向に移
動可能に支持された移動筒と、固定筒の内周面に形成さ
れた内ヘリコイドと移動筒の外周面に形成された外ヘリ
コイドとが係合して移動筒を光軸方向に移動させるヘリ
コイド機構とを備えたレンズ鏡胴、前記移動筒を回転駆
動するズーム駆動手段、前記移動筒の回転に応じて該移
動筒が進退する前カバーの開口を開閉作動するよう連係
されたレンズバリアを備え、前記ヘリコイド機構は、移
動筒の沈胴状態とワイド端との間の回転領域に前記内ヘ
リコイドと外ヘリコイドとの未係合領域を有し、この未
係合領域における移動筒の回転により前記レンズバリア
の開閉作動を行うことを特徴とするものである。
【0009】前記ヘリコイド機構の未係合領域における
移動筒の回転によりストロボの出没作動をさらに行うよ
うにしてもよい。
【0010】また、前記ヘリコイド機構は、固定筒の内
ヘリコイドの一部に設けられ内ヘリコイドの端部位置で
光軸と直交する方向に延びる平坦部と、該平坦部に続い
て内ヘリコイドと平行で、前記平坦部と反対側の溝壁が
平坦部より突出形成されたカム溝と、移動筒の外ヘリコ
イドの一部に設けられ、前記平坦部からカム溝に係合す
る突起とを有し、前記突起が前記平坦面に当接している
状態が前記未係合領域に設定されているものが好適であ
る。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、移動筒と固定筒との間
のヘリコイド機構が、移動筒の沈胴状態とワイド端との
間の回転領域に内ヘリコイドと外ヘリコイドとの未係合
領域を有し、この未係合領域における移動筒の回転によ
りレンズバリアの開閉作動を行うようにしたために、ズ
ーム駆動手段のギヤ系に空転機構を設置することなく移
動筒が光軸方向に移動しない状態でレンズバリアを開閉
作動させることができ、移動筒先端とレンズバリアとの
間隔が狭くてもレンズバリアの確実な開閉動作を得るこ
とができ、また、その機構が簡易で信頼性の高いものと
なり、コンパクト化、コスト面で有利となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。図1は本発明が対象とするカ
メラの正面図、図2はレンズ鏡胴の動作と連係動作のタ
イムチャート図、図3はレンズ鏡胴の要部断面図、図4
はヘリコイド機構の展開図、図5はストロボ連係機構の
概略図である。
【0013】図1に示すカメラ1において、カメラ本体
2にはズームレンズ鏡胴3を備えると共に、前カバー2
aに開口されたレンズ鏡胴3の後述の移動筒31が進退
するレンズ開口2bを非使用時に閉じ使用時に開くレン
ズバリア4が配設され、さらに、上部には非使用時にカ
メラ本体2内に格納され使用時に突出するストロボ5が
設置されている。
【0014】レンズ鏡胴3は、後述のズーム駆動手段6
(図3参照)によって、カメラ1の非使用時にはその移
動筒31がカメラ本体2に収容された沈胴状態となり、
例えば電源スイッチをオンにする撮影準備操作に応じ
て、ワイド端(最広角撮影が可能な状態)となり、さら
に、ズームスイッチの操作に応じて、ワイド端からテレ
端(最望遠撮影が可能な状態)に光軸方向に繰出し繰込
み自在とされている。
【0015】そして、図2に沈胴状態からテレ端までの
動作を示すように、レンズ鏡胴3の移動筒31は、沈胴
状態とb点のワイド端との間では、光軸方向には移動せ
ずに回転駆動されるもので、この期間におけるa点で移
動筒31の回転に伴ってレンズバリア4の開動作とスト
ロボ5の突出動作が完了するように連係している。
【0016】具体的な構造を説明する。レンズ鏡胴3
は、図3に示すように、カメラ本体2のフレーム21に
取り付けられた固定筒32と、この固定筒32内に光軸
方向に移動可能に保持された移動筒31を備えている。
移動筒31の内部には、図示してないが、ズームレン
ズ、シャッターなどを内蔵している。
【0017】移動筒31はズーム駆動手段6によって回
転駆動され、この回転動作に応じて固定筒32との間に
形成されたヘリコイド機構7によって光軸方向に駆動さ
れる。移動筒31の後端部には支持板33が設けられ、
この支持板33は一部が固定筒32の不図示の縦溝に係
合して回転せず、移動筒31と一体に光軸方向に直進移
動するようになっている。
【0018】移動筒31の後端部の外周にはギヤ36が
設けられ、このギヤ36には伝達ギヤ37が噛合されて
いる。伝達ギヤ37は支持板33の突起部33aに支持
されて移動筒31と一体に直進移動する。なお、伝達ギ
ヤ37は、図3における固定筒32の断面位置と異なる
角度位置に配設されているが位置をずらして示し、この
伝達ギヤ37の部分の固定筒32には不図示の縦溝が形
成され、その光軸方向移動が許容される。そして、この
伝達ギヤ37にズーム駆動手段6の駆動ギヤ61が噛合
され、移動筒31が回転する。駆動ギヤ61には、不図
示の駆動モータ(ズームモータ)の回転力がギヤ列を介
して伝達される。この駆動ギヤ61は光軸方向に長く形
成され、移動筒31の光軸方向への移動に伴って伝達ギ
ヤ37が移動しても、噛合を継続して回転力を伝達する
ようになっている。
【0019】ヘリコイド機構7は、移動筒31の後部外
周面に形成された外ヘリコイド71と、固定筒32の内
周面に形成された内ヘリコイド72とで構成され、両者
の係合により移動筒31の回転動作に応じてこの移動筒
31が光軸方向に移動するようになっている。
【0020】また、上記ヘリコイド機構7は、移動筒3
1の沈胴状態とワイド端との間に、移動筒31の回転移
動のみを許容する未係合領域を有している。図4は、実
線で固定筒32の内ヘリコイド72の展開形状を示し、
鎖線で沈胴状態にある移動筒31の外ヘリコイド71の
展開形状を示している。移動筒31は沈胴状態からワイ
ド端およびテレ端に移動する際には、図の上方の矢印D
方向に回転する。そして、移動筒31が後退した図示の
沈胴状態では、外ヘリコイド71は内ヘリコイド72か
ら後方に離れて両者は未係合状態となる。なお、図4に
おいて、固定筒32の地の部分は内周平面部分(底部)
で、ここに斜めに突条による内ヘリコイド72が設けら
れ、一端がつながった狭い間隔の2本の平行線がねじ山
の頂面を表し、その両側が斜面に設けられている。
【0021】固定筒32の内ヘリコイド72は所定の角
度範囲が除去され、この部分に内ヘリコイド72の後端
部とほぼ同一位置で周方向(光軸方向と直交する方向)
に延びる平坦部73が設けられ、平坦部73の両端には
内ヘリコイド72と平行な突条が形成されている。この
平坦部73に続いてD方向側に内ヘリコイド72と平行
なカム溝74が設けられ、さらに、カム溝74の平坦部
73と反対側の溝壁75が平坦部73より後部側に突出
形成されている。一方、移動筒31の外ヘリコイド71
は、内ヘリコイド72の除去範囲の約2倍の角度範囲が
除去され、この部分のほぼ中央(図3参照)に前記平坦
部73からカム溝74に係合する突起76が設けられて
いる。この突起76が平坦部73に当接している状態が
ヘリコイド未係合領域に設定されている。なお、77は
移動筒31に接続されたフレキシブル基板が挿通する溝
である。
【0022】そして、図4の沈胴状態では、移動筒31
の突起76は平坦部73のカム溝74から離れた部分に
位置した未係合状態にある。ズーム駆動手段6により移
動筒31が矢印D方向に回転駆動されると、移動筒31
の外ヘリコイド71は固定筒32の内ヘリコイド72と
係合していないことで、移動筒31はその位置で回転
し、突起76が平坦部73に沿って移動する。この未係
合領域における移動筒31の回転駆動により、レンズバ
リア4の開閉動作およびストロボ5の突出・格納動作が
行われる。移動筒31がさらに回転して、突起76の前
部がカム溝74の延長溝壁75に当接するとワイド端と
なり、未係合領域が終わる。ワイド端からさらに移動筒
31がD方向に回転駆動されると、突起76が溝壁75
に沿ってカム溝74内に移動するのに伴い、移動筒31
が前進移動を開始すると同時に、外ヘリコイド71が内
ヘリコイド72と係合して、移動筒31は光軸と平行に
前進移動し、テレ端の位置まで回転すると共に前進す
る。
【0023】レンズバリア4の連係機構を説明する。図
1に示すように、レンズバリア4は円板状に形成され、
周縁の一部には突片41が設けられ、この突片41がピ
ン42を支点として回動自在に支持され、鎖線のように
回動してレンズ開口2bを開閉する。突片41にはピン
42に装着された不図示の捩りバネにより閉方向の付勢
力が作用し、レンズバリア4は閉作動される。さらに突
片41には、不図示の係合ピンが立設され、この係合ピ
ンに移動筒31の回転に応じて移動する不図示の係合片
が当接して、レンズバリア4を捩りバネに抗して開作動
するように設けられている。なお、レンズバリア4が全
開となった後の、移動筒31の回転を緩衝する機構が付
設されている。これにより、前記図2に示すような連係
特性でレンズバリア4が開閉する。上記連係機構として
は、公知の機構(例えば、特開2000−111975,特開2000
−111973,特開2000−111972等)が適宜採用可能であ
る。
【0024】次に、ストロボ5の連係機構を説明する。
一例を図5に示すように、ストロボ本体51(ストロボ
ケース)の基部支持軸51aがカメラ本体2の上部に起
伏回動自在に支承され、不図示の捩りバネによってスト
ロボ本体51は突出方向に付勢されている。ストロボ本
体51には起伏動作を行うアーム部52が設けられ、こ
のアーム部52にはカメラ本体2に揺動自在に支持され
たストロボレバー53の先端が係合され、アーム部52
を引き下げる方向に揺動した際にストロボ本体51を格
納位置に倒伏させる。
【0025】またカメラ本体2には上下方向に摺動自在
にストロボラック54が取り付けられ、このストロボラ
ック54の上端係合片54aが前記ストロボレバー53
に係合されて揺動操作を行う。ストロボラック54には
上下方向に延びるラックギヤ部54bが設けられ、この
ラックギヤ部54bに連係ギヤ55が噛合される。連係
ギヤ55には、前記ズーム駆動手段6による移動筒31
の回転駆動力が不図示のギヤ列を介して伝達される。
【0026】沈胴状態からワイド端へのヘリコイド未係
合領域における移動筒31の回転駆動に伴い連係ギヤ5
5が回転し、ストロボラック54を上方向に移動させ
る。これに伴い、ストロボレバー53は先端が上方向に
揺動し、アーム部52の引き下げを解放して、ストロボ
本体51は捩りバネの付勢力によって突出方向に回動す
る。沈胴状態に移行する場合には、上記と逆に連係ギヤ
55が回転し、ストロボラック54を下方向に移動さ
せ、ストロボレバー53はアーム部52を引き下げるよ
うに揺動し、ストロボ本体51は格納回動される。これ
により、前記図2に示すような連係特性でストロボ5が
出没作動する。
【0027】なお、ストロボ5の連係機構には不図示の
ストロボカムが配設されて、ストロボ本体51を突出さ
せた後に、ズーム動作に応じて発光体の位置を変更する
機構が付設される。
【0028】上記実施形態によれば、移動筒31と固定
筒32との間のヘリコイド機構7に、外ヘリコイド71
と内ヘリコイド72とが沈胴状態とワイド端との間で係
合しない未係合領域を設け、この領域での移動筒31の
回転駆動に応じてレンズバリア4の開閉作動およびスト
ロボ5の出没作動を連係させて行うために、ズーム駆動
手段6のギヤ系が簡易構造となり、連係機構についても
簡易で確実な動作を得ることができ、コンパクト化、コ
スト面で有利となる。
【0029】レンズバリア4の開閉機構およびストロボ
5の出没機構は、その他公知の機構が適宜採用可能であ
る。ストロボ5を出没構造としていないものでは、レン
ズバリア4の開閉動作のみ連係させればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とする一例のカメラの正面図
【図2】本発明の一実施例におけるレンズ鏡胴の動作と
連係動作のタイムチャート図
【図3】レンズ鏡胴の要部断面図
【図4】ヘリコイド機構の展開図
【図5】ストロボの連係機構の概略図
【図6】従来例におけるレンズ鏡胴の動作と連係動作の
タイムチャート図
【符号の説明】
1 カメラ 2 カメラ本体 2a 前カバー 2b レンズ開口 3 レンズ鏡胴 4 レンズバリア 5 ストロボ 6 ズーム駆動手段 7 ヘリコイド機構 31 移動筒 32 固定筒 41 突片 42 ピン 51 ストロボ本体 52 アーム部 53 ストロボレバー 54 ストロボラック 55 連係ギヤ 61 駆動ギヤ 71 外ヘリコイド 72 内ヘリコイド 73 平坦部 74 カム溝 75 溝壁 76 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H044 BD02 BD03 DA02 DA04 DC09 DD02 DD18 2H083 CC47 CC48 2H101 BB02 BB05 BB07 DD62 DD63

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定筒と、該固定筒内に光軸方向に移動
    可能に支持された移動筒と、固定筒の内周面に形成され
    た内ヘリコイドと移動筒の外周面に形成された外ヘリコ
    イドとが係合して移動筒を光軸方向に移動させるヘリコ
    イド機構とを備えたレンズ鏡胴、 前記移動筒を回転駆動するズーム駆動手段、 前記移動筒の回転に応じて該移動筒が進退する前カバー
    の開口を開閉作動するよう連係されたレンズバリアを備
    え、 前記ヘリコイド機構は、移動筒の沈胴状態とワイド端と
    の間の回転領域に前記内ヘリコイドと外ヘリコイドとの
    未係合領域を有し、この未係合領域における移動筒の回
    転により前記レンズバリアの開閉作動を行うことを特徴
    とするカメラのズーム駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘリコイド機構の未係合領域におけ
    る移動筒の回転によりストロボの出没作動をさらに行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラのズーム駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘリコイド機構は、固定筒の内ヘリ
    コイドの一部に設けられ内ヘリコイドの端部位置で光軸
    と直交する方向に延びる平坦部と、該平坦部に続いて内
    ヘリコイドと平行で、前記平坦部と反対側の溝壁が平坦
    部より突出形成されたカム溝と、移動筒の外ヘリコイド
    の一部に設けられ、前記平坦部からカム溝に係合する突
    起とを有し、 前記突起が前記平坦面に当接している状態が前記未係合
    領域に設定されていることを特徴とする請求項1に記載
    のカメラのズーム駆動装置。
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