JP3728044B2 - ストロボ内蔵カメラ - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、カメラ内部の非使用位置と外部に露出した使用位置とに移動可能なストロボを内蔵したカメラに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
カメラの内蔵ストロボには、デザインやカメラ構成上の理由から、非使用時はカメラボディ内に収納されており、使用時に外部に露出されるタイプがある。こうした収納式のストロボには、例えば、外部からの操作で収納ロックを解除するとばね力によってストロボが使用位置にポップアップして発光可能状態となるものがある。このようにストロボを可動に支持するには、ストロボ本体に回動軸を設けてこれをカメラボディに軸支させ、この回動軸を中心としてストロボ本体を回動させることでポップアップ動作を行わせる構成がある。しかしストロボ本体に回動軸を設けると、ポップアップ時のストロボの突出量がストロボ本体分の高さに限定されてしまう。ストロボの高さが十分でないと、ストロボ光による赤目現象が起きたり、ズームレンズがズーミングした際にストロボ光がレンズ鏡筒にけられたりする。そのため、リンク機構を介してストロボ本体をカメラボディに支持させ、これによりストロボ本体の使用位置を高くさせる場合が多い。
この種のリンク機構は、所定数の固定軸をカメラボディ上(内部)に設ける必要があり、部品点数が多くなったり、設計上の自由度が制約される。また、ポップアップ時には、ストロボ発光面が所定の使用高さ及び使用姿勢に確実に保持されなければならないが、リンク機構は、二点以上の軸が複合的な動きをするため強度的には不利である。
【0003】
【発明の目的】
本発明は、コンパクトで部品点数が少なく、かつ強度に優れる支持構造により、ストロボをカメラ内部の非使用位置と外部に露出した使用位置とに移動可能に支持するストロボ内蔵カメラを得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、カメラ内蔵の可動ストロボの支持手段としてのリンク機構の利点を生かしつつ、そのコンパクト化及び構成の簡略化を図るものであって、カメラボディ内の非使用位置とカメラボディから突出する使用位置とに移動可能なストロボ発光部を備えたストロボ内蔵カメラにおいて、カメラボディに設けられた固定軸と、このボディ側固定軸と平行をなす、ストロボ発光部筺体に設けられた昇降軸;上記ストロボ発光部筺体の両側面にそれぞれ位置し、上記固定軸と昇降軸にそれぞれ一端部と他端部が枢着された一対の第一レバー;上記ストロボ発光部筺体の一側面と他側面に位置し、一対の第一レバー上にそれぞれ枢着された一対のクランク状第二レバー;この一対のクランク状第二レバーの一端部とストロボ発光部筺体の側面との間にそれぞれ設けられた、該クランク状第二レバーが第一レバー上で揺動するとき、ストロボ発光部筺体を上記昇降軸を中心に回動させる連動機構;上記第一レバーが上記固定軸を中心に回動するとき、上記一対のクランク状第二レバーの一方の回動位置を制御する、該一方のクランク状第二レバーの他端部とカメラボディとの間に枢着された第三レバー;及び、上記第一レバーが上記固定軸を中心に回動するとき、上記一対のクランク状第二レバーの他方の回動位置を制御する、該他方のクランク状第二レバーの他端部とカメラボディとの間に設けたカム機構;を備えたストロボ内蔵カメラであることを特徴とする。ストロボ発光部筺体の一側の支持手段にカム機構を取り入れることによって、部品点数の減少、構造の簡略化を図ることができる。なお、ストロボ発光部筺体の両側にカム機構を設けると、両側のカム位置を合わせる調整工程が必要であるが、本発明の構成ではカム機構を設けるのはストロボ発光部筺体の一側のみで、調整工程を要さないので組立が容易である。
【0005】
上記のカム機構は、上記他方のクランク状第二レバーの上記他端部に設けたフォロアピンと、このフォロアピンを係合させるカム溝を備えたカメラボディに固定したカム板とから構成することができる。このカム板はリンク機構の固定節を構成する強度部材としての役割を有する。カム板は、ストロボ発光部筺体の両側のうち、カメラボディの内側に位置する側面側に設けることが望ましい。カム板をカメラボディの強度部材として構成する場合、該内側位置の方が強度的に有利である。
【0006】
収納位置と撮影位置とに移動可能な撮影レンズ鏡筒を備えるカメラの場合、ストロボ発光部の駆動力は、この撮影レンズ鏡筒の移動力から得ることが望ましい。例えば、上記一対の第一レバーの一方を、この撮影レンズ鏡筒の収納位置と撮影位置との間の移動力により上記固定軸を中心に回動させることで構成できる。また、上記一対の第一レバーは、一体に動くように相互に結合されていることが好ましい。
【0007】
上記連動機構は、ストロボ発光部筐体の側面に突設したピンと、このピンが相対摺動自在に嵌合する、クランク状第二レバーの上記一端部に形成した長孔とから構成することができる。この関係は逆であってもよい。つまり、長孔をストロボ発光部筐体の側面に形成し、ピンをクランク状第二レバーの端部側に突設させてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明を説明する。図1から図4は、本発明を適用したストロボ内蔵カメラの一実施形態を示している。このカメラは、カメラボディ11の正面中央に、ズームレンズ鏡筒21を有している。ズームレンズ鏡筒21は、第1、第2レンズ鏡筒22、23からなり、光軸方向後方の収納位置と前方の撮影可能位置(ズーム範囲)との間を移動可能であり、収納位置ではカメラボディ11内に収納される沈胴式となっている。従って、ズームレンズ鏡筒21の光軸方向の駆動力を利用することができる。ズームレンズ鏡筒21は、カメラボディ11内部に設けたズームモータによって該光軸方向に駆動される。カメラボディ11は正面に、収納されたズームレンズ鏡筒21を保護する固定カバー13、サブカバー14、スライドカバー15を備えている。固定カバー13はカメラボディ11に固定されていて、スライドカバー15は、スライドレール16に沿ってカメラボディ11の長手方向に進退可能に支持されている。またサブカバー14は、スライドカバー15に連動し、スライドカバー15が固定カバー13に当接した閉鎖状態では固定カバー13とスライドカバー15との間に形成される縦長長方形の開口を閉鎖し(図1参照)、スライドカバー15が固定カバー13から離反した開放状態ではスライドカバー15と同方向に移動し、かつスライドカバー15の裏面まで完全に移動してズームレンズ鏡筒21を露出させる(図2参照)。
【0009】
このカメラには、スライドカバー15が閉位置から全開位置に達する直前、及び全開位置から閉位置に若干移動させたときに作動するメインスイッチが設けられている。このメインスイッチは、スライドカバー15が閉位置から全開位置に達する直前にオンして、スライドカバー15が全開位置から閉位置に若干移動されるとオフするように構成されている。メインスイッチがオンになると、ズームモータが繰出方向に起動してレンズ鏡筒22、23が撮影可能位置まで駆動される。一方、メインスイッチがオフになると、ズームモータが収納方向に起動してレンズ鏡筒22、23が収納位置まで引き込まれる。なお、ズームレンズ鏡筒21は連続的に焦点距離を変化させることが可能であるから、その撮影可能位置とは、メインスイッチのオンによりレンズ鏡筒22、23が収納位置から光軸前方へ最初に移動される位置(ワイド位置)から、レンズ鏡筒22、23が最大に繰り出された位置(テレ位置)までのズーム範囲となる。
【0010】
カメラボディ11の正面左側には円筒状のグリップ部12が形成されていて、このグリップ部12の上端面に、大型のモードダイヤル17と、モードダイヤル17の軸部にレリーズボタン19が設けられている。モードダイヤル17はクリックストップタイプの回転ダイヤルであって、そのクリックストップ位置によって、自動露出モード、自動露出及び赤目軽減用プリ発光モード、スローシャッタモード、バルブ及び強制ストロボ発光モード、バルブモード、ストロボ強制発光モード、ストロボ発光停止モードを択一的に選択できる。
【0011】
カメラボディ11の上面にはポップアップストロボ25が設けられる。このポップアップストロボ25は、ストロボ発光部90とこれを可動に支持するギヤリンク機構とからなっている。このポップアップストロボ25は、上記ズームレンズ鏡筒21の光軸方向の移動力を利用して使用位置へのポップアップ動作及び非使用位置への収納動作を行う。以下、その詳細を説明する。
【0012】
図5から図9は、カメラボディ11内部におけるポップアップストロボ25を示している。ストロボ発光部90は、内部に不図示のキセノン管と反射板を配した公知の発光器であり、前面にストロボレンズ91を配し、このストロボレンズ91の両側に対をなす側板93a及び側板93bが配されている。側板93a、側板93bには、キセノン管の両端に接続される電極を内部に配置した一対の張り出し部94が形成されている。また上面は平板状の天板92となっている。
【0013】
カメラボディ11には、このストロボ発光部90を収納可能なストロボ収納部41が形成されている。ストロボ収納部41は、カメラボディ11内の前壁11aに隣接して固定された箱状のストロボ支持体42と、その後方の円筒状隔壁43とに囲繞される空間であり、その上方は外部に臨む開口部41aとなっている。
【0014】
ストロボ発光部90の両側面のうち、カメラボディ11の外側面側に位置する側板93aは、ストロボレンズ91の直下の位置に昇降軸51が突設され、該昇降軸51に第一レバー50の一端部が枢着されている。ストロボ支持体42の所定位置には、ストロボ発光部90の昇降軸51と平行な固定軸52が設けられ、、該固定軸52に第一レバー50の他端部が枢着されている。第一レバー50は、固定軸52を中心に、図6に示す下降回動位置と図8に示す上昇回動位置の間を回動することができ、該回動によって昇降軸51に枢着された端部の位置が弧状の軌跡上を推移する。側板93aの昇降軸51の近傍には被支持ピン95が突設されている。被支持ピン95は、クランク状をなす第二レバー45の一端部に穿設した支持長孔46に相対摺動自在に嵌っている。第二レバー45は、屈曲部分45bが上記昇降軸51の近傍において第一レバー50に枢着されていて、第一レバー50の回動に連動して回動される。この第二レバー45の自由端部45aは、第三レバー47の自由端部47aと相対回動可能に連結されている。第三レバー47の他端部は、ストロボ支持体42に突設した固定軸48に枢着されている。従って、第三レバー47によって、第一レバー50を回動させたときの第二レバー45の回動位置が制御される。
【0015】
以上の第一レバー50、第二レバー45及び第三レバー47から、ストロボ発光部90の一側を支持するリンク機構20が構成されている。このリンク機構20は、固定軸52、47bを有し、第一レバー50(原動節)を下降回動位置(図6)と上昇回動位置(図8)の間で揺動させると、ストロボ発光部90を上下動させる。さらに、第三レバー47によって回動位置を制御された第二レバー45がこれに従動し、支持長孔46内で被支持ピン95を相対摺動させながら移動するので、上下動に加えてストロボ発光部90に昇降軸51を中心とする一定の回動を与えて、ストロボレンズ91の向きを変化させることができる。
【0016】
一方、ストロボ発光部90の両側面のうち、カメラボディ11の内側に位置する側板93bは、上記昇降軸51と対称の位置に昇降軸31が突設され、該昇降軸31に第一レバー30の一端部が枢着されている。この第一レバー30の他端部は、上記固定軸52と対称の位置でストロボ支持体42の側面に突設された固定軸32に枢着されている。この昇降軸31と固定軸32は平行である。ストロボ発光部90の側板93bはまた、上記被支持ピン95と対をなす被支持ピン96を備え、これをクランク状の第二レバー35の端部に設けた支持長孔36が相対摺動自在に支持している。第二レバー35の屈曲部分35aは、上記昇降軸31との枢着箇所の近傍で第一レバー30に枢着されている。
【0017】
この第一レバー30と第二レバー35に隣接して、カム板37(図5においてハッチングで示す部材)が設置される。カム板37の一部は、ストロボ発光部90の側板93bと略平行な面内に配置されており、該部分に円弧状のカム溝38が形成されている(図7及び図9)。第二レバー35の端部35bにはフォロワピン39が植設され、このカム溝38に摺動可能に嵌っている。上記リンク機構20と同様に、第一レバー30が上昇回動位置と下降回動位置に回動すると、第二レバー35がこれに連動する。このときフォロワピン39がカム溝38両端位置間を案内されて摺動し、第二レバー35は回動位置が制御される。つまり、カム溝38は上記第三レバー47と同様の作用を有しており、カム板37自体をリンク機構の固定節と考えることができる。よって側板93b側の支持機構を特にカムリンク機構10と呼ぶ。このカムリンク機構10は、上記リンク機構20と同様に、第一レバー30(原動節)を下降回動位置(図7)と上昇回動位置(図9)の間で揺動させると、ストロボ発光部90を上下動させる。第一レバー30に従動して、カム溝38によって回動位置を制御された第二レバー35が、支持長孔36内で被支持ピン96を相対摺動させながら移動するので、ストロボ発光部90に昇降軸31を中心とする一定の回動を与えて、ストロボレンズ91の向きを変化させることができる。
【0018】
第一レバー30、50は連結部50a(図5にハッチングで示す)により接続されており、ストロボ発光部90の両側を支持するカムリンク機構10とリンク機構20は一体に動作する。具体的には、第一レバー30、50が上昇回動位置にあるときには、ストロボ発光部90は、ストロボレンズ91をカメラ正面に向けた正立状態で、ストロボ収納部41の開口部41aより上方に突出され(使用位置:図8及び図9)、第一レバー30、50が下降回動位置に移動されると該正立状態よりストロボレンズ91を斜め下方に向けつつストロボ収納部41内に引き込まれ、天板92がカメラボディ11の上面と略同一平面をなす位置(非使用位置:図6及び図7)に移動する。ストロボ発光部90は第一レバー30、50を介してカメラボディ11(ストロボ支持体42)に軸支されているので、ストロボ発光部90をカメラボディ11に直接軸支させる場合よりもストロボ発光部90の使用位置を高くすることができる。これにより、ズーミング時にレンズ鏡筒の先端によってストロボ光がけられる現象や、ストロボ発光による赤目現象等が防止できる。
【0019】
カム板37は、ストロボ発光部90の両側面のうち、カメラボディ11の内側に位置する側板93b側に設けられて、カメラボディ11の前壁11a、上飾板11b及び円筒状隔壁43と固定されている。これにより、カム板37はカメラボディ11の強度部材を構成し、ストロボ発光部90に対する支持強度が増す。なおカム板37を側板93b側に設けるのは、カメラが落下した場合など不慮の衝撃が加わるときにカメラの外側の方から力を受けることが多いので、強度的に有利だからである。また、カメラが小型化されるほど、ストロボの発光部は撮影レンズ(光軸)に近くなるが、赤目防止等の観点から、発光部は可能な限り撮影レンズの光軸から離して位置されることが望ましい。従って一定の厚みのあるカム板37及びその周辺部材をカメラボディ11の内側位置に配置することで、ストロボ発光部90が少しでも撮影光軸から離れて外側に位置するようにしている。加えて、複雑なリンク機構20が外側位置にあった方が組み付け性が良いという利点も考慮されている。
【0020】
上記カムリンク機構10において、ストロボ支持体42の固定軸32には、第一トーションばね40のコイル部が巻着されている。この第一トーションばね40の一対のばね端部は、第一レバー30の端部に設けたばね掛け部33とストロボ支持体42に設けたばね掛け部44とに係合している。第一トーションばね40は、自由状態では、ストロボ発光部90を使用位置に保持させる上昇回動位置(図9)に第一レバー30を付勢している。ストロボ発光部90を非使用位置に移動させる下降回動位置(図7)に第一レバー30が移動されると、第一トーションばね40は一対のばね端部を接近させる方向に撓む。
【0021】
このカムリンク機構10は、ズームレンズ鏡筒21の進退動を受けて動作される。第2レンズ鏡筒23の円筒面にはピン嵌合孔24が形成されている。カメラボディ11内部には、この第2レンズ鏡筒23に隣接して、ズームレンズ鏡筒21の進退方向と略平行に直線移動可能に支持された鏡筒従動ピン55が設けられていて、この鏡筒従動ピン55に固設された径方向突起56がピン嵌合孔24に嵌っている。鏡筒従動ピン55は、ズームレンズ鏡筒21が収納位置にあるときはピン嵌合孔24に規制されてカメラ後方の後退位置(図7)に位置し、ズームレンズ鏡筒21が撮影可能位置に進出すると、従動してカメラ前方の進出位置(図9)へ移動する。この鏡筒従動ピン55の径方向突起56と第2レンズ鏡筒23には、ピン保持ばね57の両端が固定されている。ピン保持ばね57は、鏡筒従動ピン55が進出位置にあるときのがたつきをとるために設けられている。
【0022】
鏡筒従動ピン55は、ストロボ支持体42方向へ突出する駆動腕58を有している。一方、ストロボ支持体42の一側面下部には、平面方向に回転操作腕部61と回転位置決め腕部62を延設した回動板60が回動可能に支持されている。回転操作腕部61は、鏡筒従動ピン55の進退動によって上記駆動腕58に係脱される位置にある。
【0023】
この回動板60と同軸で回動可能に第一ギヤ65が設けられている。第一ギヤ65には、ばね掛け突起部66及び係合突起68が形成されている。この第一ギヤ65のばね掛け突起部66と、上記回動板60の回転位置決め腕部62とに、第二トーションばね67のばね端部がそれぞれ係合されている。この第二トーションばね67は自由状態において、回転位置決め腕部62と係合突起68が係合する方向に回動板60と第一ギヤ65を付勢して、両者を弾性結合させている。回動板60と第一ギヤ65は、第二トーションばね67を撓ませることで回転位置決め腕部62と係合突起68を離間させる方向へ相対回動が可能である。
【0024】
第一レバー30の、固定軸32との枢着箇所の周縁には第二ギヤ70が形成されており、該第二ギヤ70が上記第一ギヤ65と噛み合っている。前述のように、第一レバー30は、第一トーションばね40によって、ストロボ発光部90をポップアップさせる方向に回動付勢されている。よって第二ギヤ70に噛み合う第一ギヤ65、及び第一ギヤ65に回動板60も同ポップアップ方向(図7及び図9の反時計方向)に回転付勢される。上記第二トーションばね67が回動板60と第一ギヤ65を弾性結合させる力は、この第一トーションばね40による第一ギヤ65へのポップアップ方向の回転付勢力よりも強く設定されている。
【0025】
鏡筒従動ピン55の進出位置から後退位置への移動量は、ストロボ発光部90が使用位置から非使用位置へ移動するのに必要な量よりも若干大きく設定されている。つまり、ストロボ発光部90が非使用位置に至ったとき、鏡筒従動ピン55は多めに後退し、その結果、回動板60がギヤレバー第一ギヤ65に対して若干相対回転されて、第二トーションばね67が自由状態より撓む。これにより、後退位置にある鏡筒従動ピン55のがたつきを除去することができる。
【0026】
上記構成のポップアップストロボ25は、次のように動作する。
図6及び図7は、スライドカバー15が閉鎖状態(図1)であるとき、つまりズームレンズ鏡筒21が収納位置にあるときのポップアップストロボ25を示している。ズームレンズ鏡筒21が収納位置にあるため、鏡筒従動ピン55は後退した位置にあり、駆動腕58が回動板60の回転操作腕部61に係合してこれをカメラ後方側に押し込んでいる。回動板60と弾性結合された第一ギヤ65は一体に回動され、第二ギヤ70を介して第一レバー30を下降回動位置に係止させている。そのため第一トーションばね40が撓み、この撓みを解放しようとする力により、第一レバー30には図7中における時計方向への回動付勢力が働いている。第一レバー30が下降回動位置に係止されているため、カムリンク機構10及びリンク機構20により、ストロボ発光部90が非使用位置に保持される。このとき、第二レバー35のフォロワピン39は、カム溝38の下端に当接している。
【0027】
この状態から、スライドカバー15を図1の閉位置から図2の開位置にスライドさせると、メインスイッチがオンになり、ズームモータが起動してズームレンズ鏡筒21が撮影可能位置(ワイド位置)へ繰り出される。ズームレンズ鏡筒21(第2レンズ鏡筒23)が光軸前方に進出すると、鏡筒従動ピン55に対するピン嵌合孔24の規制が解除され、鏡筒従動ピン55がカメラ前方に移動可能になる。すると、回転操作腕部61に対する駆動腕58の規制が解除されるので、回動板60及び第一ギヤ65が図7中の反時計方向に回動可能になり、第二ギヤ70を第一ギヤ65に噛み合わせた第一レバー30の回動が許される。そこで第一トーションばね40の撓みが解放して第一レバー30が上方回動位置に回動する。第一ギヤ65及び回動板60は、これに従動して図7中の反時計方向に回動する。鏡筒従動ピン55は、ズームレンズ鏡筒21に従動して進出位置に移動する。該進出位置では、ピン保持ばね57が鏡筒従動ピン55をがたなく保持する。
【0028】
第一レバー30が上方回動位置に回動すると、ストロボ発光部90の昇降軸31の位置がカメラ上部方向に弧状に推移する。同時に第二レバー35が、この第一レバー30の押し上げ動作に伴って被支持ピン95を支持長孔36内で摺動させつつ、斜め上方に推移する。このときフォロワピン39がカム溝38の上端まで摺動し、第二レバー35の移動軌跡を一定に制御すると共に、フォロワピン39がカム溝38の上端部に当接、停止することで、ストロボの発光面(ストロボレンズ91)がカメラボディ11から一定量突出され、かつズームレンズ鏡筒21の光軸と直交する面をなす使用高さ及び使用姿勢にストロボ発光部90が規定される。一方、側板93a側のリンク機構20もこれに従動し、第一レバー50が上昇回動位置に回動される。これを受けて、第三レバー47に回動位置を制御されるストロボ支持体42が斜め上方に移動される。これによりストロボ発光部90は、フォロワピン39がカム溝38の上端部に当接する位置、すなわち、ストロボレンズ91をカメラの正面に向けて正立した使用位置に押し上げられる。
【0029】
ポップアップ動作は、第一トーションばね40の復元力(撓み解放力)を用いて行われるものであり、メインスイッチが入り、ズームレンズ鏡筒21(第2レンズ鏡筒23)の進出に伴って鏡筒従動ピン55がカメラ前方に移動するとほぼ同時にストロボ発光部90が使用位置に移動する。撮影者は、グリップ部12の上端面に設けたモードダイヤル17を操作して発光モードを選択して撮影を行う。
【0030】
図8及び図9は、スライドカバー15が全開状態(図2)であるとき、つまりズームレンズ鏡筒21が撮影可能位置に移動したときのポップアップストロボを示している。この状態から、スライドカバー15を全開位置から閉位置方向に若干スライドさせると、メインスイッチがオフになり、ズームモータが収納方向に起動してズームレンズ鏡筒21が撮影可能位置から収納位置に移動される。すると、径方向突起56がカメラ後方へ押し込まれ、鏡筒従動ピン55はズームレンズ鏡筒21に連動して後方移動位置(図7)にスライドされる。鏡筒従動ピン55が後退すると、その駆動腕58が回動板60の回転操作腕部61に係合し、第一トーションばね40に抗して回動板60を図9中の時計方向に回転させる。これにより、回動板60及び第一ギヤ65が時計方向に回動する。第一ギヤ65の回動を受けて、第一ギヤ65に第二ギヤ70を噛み合わせた第一レバー30が第一トーションばね40を撓ませつつ、固定軸32を中心として反時計方向に回動する。第一トーションばね40の付勢力より第二トーションばね67の弾性保持力の方が強いため、この段階では第二トーションばね67は撓まず、回動板60と第一ギヤ65は一体に回動されている。
【0031】
このときカムリンク機構10とリンク機構20は、上記ポップアップ時とは逆の動作を行う。第一レバー30が下降回動位置に移動すると、第二レバー35は、フォロワピン39がカム溝38の下端に接するまで回動位置を制御されつつ斜め下方に移動する。同時に、連結部50aを介して第一レバー50も下降回動位置に移動されているので、第二レバー45が第三レバー47を下方に押し込んで、第二レバー45と第三レバー47が連結箇所で相対回動し、さらに第三レバー47が固定軸48を中心に図8中の時計方向に回動して第二レバー45の回動位置を制御しつつ、第二レバー45が斜め下方に移動される。これによりストロボ発光部90は、カムリンク機構10とリンク機構20により、天板92をカメラボディ11の上面と略同一平面とした非使用位置に引き込まれる。この非使用位置では、第一トーションばね40が撓んでいてポップアップ動作のチャージが完了している。
【0032】
また、ズームレンズ鏡筒21は、ストロボ発光部90が非使用位置に至ってから若干多めに後退して収納動作が完了されるので、回動板60は、第一ギヤ65の係止位置よりも多めに、回転位置決め腕部62が係合突起68から離間する方向へ相対回動される。すると第二トーションばね67が撓み、鏡筒従動ピン55ががたつくことなく後退位置に保持される。以下、ズームレンズ鏡筒21の進退動によって同様の動作が繰り返される。
【0033】
収納動作が問題なく行われるときは、ストロボ発光部90が非使用位置に移動された後に第二トーションばね67が撓んで鏡筒従動ピン55が保持される。一方、異物が挟まったり、故意に押えるなどの無理操作があってストロボ発光部90の収納動作が妨げられた場合には、該収納妨害動作が起こった時点で第二トーションばね67が撓んで回動板60と第一ギヤ65の相対回動を許す。具体的には、ズームレンズ鏡筒21の後退動作に従動して回動板60は回動するが、ギヤリンク機構を構成する第一ギヤ65は回動されない。つまり、第二トーションばね67の撓みを逃げとして、ギヤの破損を防ぐことができる。
【0034】
以上のように、ストロボ発光部90の一側を、カム板37を有するカムリンク機構10で支持するので、ストロボ支持体42の両側面のうちカメラボディ11の内側に位置する面には、第三レバー47及びその固定軸48が不要である。つまり使用位置においてストロボ発光部90に所定の高さを与えるストロボ支持手段を、部品点数が少なくコンパクトに構成できる。また、フォロワピン39がカム溝38の上端に当接、停止する位置がストロボ使用位置であるから、発光面(ストロボレンズ91)を所定の使用高さ及び使用姿勢にずれなく位置させることができる。
【0035】
ストロボ発光部90の一側をカムリンク機構10で支持し、他側をリンク機構20で支持するのは以下の理由による。ストロボ発光部90の両側をカムリンク機構で支持しようとすると、その両側のカムリンク機構で各フォロワピンと各カム溝の摺動位置にずれがあった場合に、フォロワピンのいずれか一方がカム溝の端部まで移動できず、ストロボ発光部90を正確に駆動できない。特に使用位置において、ストロボレンズ91が傾いたり、所定の高さ位置が得られないという問題が起きる。そのため、両側のフォロワピンが各カム溝の端部に当接停止する状態での位置調整を、一対のカム板それぞれで行わなければならず、その調整工程に手間がかかり組立性が悪くなってしまう。よって、ストロボ発光部90の一側をカムリンク機構10で、他側をリンク機構20で支持することが望ましい。この場合、上述のようにカム板37を強度部材とするために、カムリンク機構10は、ストロボ発光部90の両側面のうち、カメラボディ11の内側に位置する側板93b側を支持する。
【0036】
また、ポップアップストロボ25は、ズームレンズ鏡筒21の移動力を利用して駆動されるので、簡単な機構で、メインスイッチのオンオフに応じて自動的に使用位置と非使用位置とに移動させることができる。つまり操作に手間がかからず、ストロボを出し忘れるおそれもない。
【0037】
本発明は以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、対をなす第一レバー30、50は、連結部50aで連結されない別体であっても、ストロボ発光部90の動作を介して一方を他方に従動させることが可能である。また、先の説明では、ストロボ発光部90の側板93a、93bに一対の被支持ピン95、96を突設し、これを一対のクランク状の第二レバー35、45の支持長孔36、46に相対摺動自在に嵌合するものとしたが、逆に第二レバー35、45に同様のピン部材を突設し、ストロボ発光部90の側板93a、93bに、該ピン部材が相対摺動自在に嵌合する長孔を形成することもできる。
【0038】
また、上記実施形態では撮影レンズをズームレンズ鏡筒21としたが、固定焦点距離のレンズでも、電源のオンオフで撮影レンズが収納位置と撮影可能位置との間を移動するカメラであれば、本発明を適用できるし、スライドカバーの開閉によらず電源をオンオフするカメラにも本発明は適用できる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、コンパクトで部品点数が少なく、かつ強度に優れる支持構造により、ストロボをカメラ内部の非使用位置と外部に露出した使用位置とに移動可能に支持するストロボ内蔵カメラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストロボ内蔵カメラの、撮影レンズ収納状態の正面図である。
【図2】同カメラの撮影可能状態の正面図である。
【図3】同カメラの撮影可能状態の平面図である。
【図4】同カメラの撮影可能状態の側面図である。
【図5】ポップアップストロボの、使用状態における正面図である。
【図6】図5の矢印VI方向から見た、ストロボ非使用(収納)状態におけるストロボ発光部及びリンク機構の側面図である。
【図7】図5の矢印VII 方向から見た、ストロボ非使用(収納)状態におけるストロボ発光部及びカムリンク機構の側面図である。
【図8】図6のストロボ発光部及びリンク機構がストロボ使用状態に移行した状態を示す側面図である。
【図9】図7のストロボ発光部及びカムリンク機構がストロボ使用状態に移行した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 カムリンク機構
11 カメラボディ
15 スライドカバー
20 リンク機構
21 ズームレンズ鏡筒
25 ポップアップストロボ
30 50 第一レバー
35 45 第二レバー
36 46 支持長孔
37 カム板
38 カム溝
39 フォロワピン
40 第一トーションばね
42 ストロボ支持体
47 第三レバー
50a 連結部
55 鏡筒従動ピン
60 回動板
65 第一ギヤ
67 第二トーションばね
70 第二ギヤ
90 ストロボブロック
93a 93b 側板
Claims (6)
- カメラボディ内の非使用位置とカメラボディから突出する使用位置とに移動可能なストロボ発光部を備えたストロボ内蔵カメラにおいて、
カメラボディに設けられた固定軸と、このボディ側固定軸と平行をなす、ストロボ発光部筺体に設けられた昇降軸;
上記ストロボ発光部筺体の両側面にそれぞれ位置し、上記固定軸と昇降軸にそれぞれ一端部と他端部が枢着された一対の第一レバー;
上記ストロボ発光部筺体の一側面と他側面に位置し、一対の第一レバー上にそれぞれ枢着された一対のクランク状第二レバー;
この一対のクランク状第二レバーの一端部とストロボ発光部筺体の側面との間にそれぞれ設けられた、該クランク状第二レバーが第一レバー上で揺動するとき、ストロボ発光部筺体を上記昇降軸を中心に回動させる連動機構;
上記第一レバーが上記固定軸を中心に回動するとき、上記一対のクランク状第二レバーの一方の回動位置を制御する、該一方のクランク状第二レバーの他端部とカメラボディとの間に枢着された第三レバー;及び
上記第一レバーが上記固定軸を中心に回動するとき、上記一対のクランク状第二レバーの他方の回動位置を制御する、該他方のクランク状第二レバーの他端部とカメラボディとの間に設けたカム機構;
を備えたことを特徴とするストロボ内蔵カメラ。 - 請求項1記載のストロボ内蔵カメラにおいて、上記カム機構は、上記他方のクランク状第二レバーの上記他端部に設けたフォロアピンと、このフォロアピンを係合させるカム溝を備えたカメラボディに固定したカム板とから構成されているストロボ内蔵カメラ。
- 請求項2記載のストロボ内蔵カメラにおいて、カム板は、ストロボ発光部筺体の両側面のうち、カメラボディの内側に位置する側面側に設けられ、カメラボディの強度部材を構成しているストロボ内蔵カメラ。
- 請求項1ないし3のいずれか1項記載のストロボ内蔵カメラにおいて、さらに収納位置と撮影位置とに移動可能な撮影レンズ鏡筒を備え、上記一対の第一レバーの一方は、この撮影レンズ鏡筒の収納位置と撮影位置との間の移動力により上記固定軸を中心に回動するストロボ内蔵カメラ。
- 請求項1ないし4のいずれか1項記載のストロボ内蔵カメラにおいて、上記一対の第一レバーは、相互に結合されているストロボ内蔵カメラ。
- 請求項1記載のストロボ内蔵カメラにおいて、上記連動機構は、ストロボ発光部筺体の側面に突設したピンと、このピンが相対摺動自在に嵌合する、クランク状第二レバーの上記一端部に形成した長孔とから構成されているストロボ内蔵カメラ。
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