JP2001091987A - ストロボ装置付きカメラ - Google Patents
ストロボ装置付きカメラInfo
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- JP2001091987A JP2001091987A JP26618899A JP26618899A JP2001091987A JP 2001091987 A JP2001091987 A JP 2001091987A JP 26618899 A JP26618899 A JP 26618899A JP 26618899 A JP26618899 A JP 26618899A JP 2001091987 A JP2001091987 A JP 2001091987A
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- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】発光部収納状態のカメラの小型化,コンパクト
化が実現可能なストロボ装置付きカメラを提供するこ
と。 【解決手段】本発明のストロボ装置付きカメラでは、ス
トロボ装置8の発光ユニット(発光部)33が外装カバ
ー2に回動自在に支持される発光ユニットカバー31の
先端部近傍にさらに回動可能に支持される構造を適用
し、発光ユニットカバー31をポップアップ回動位置か
ら収納回動位置に移動させたとき、発光ユニット33を
上記発光ユニットカバー31に対して相対的に回動させ
ることによって、発光ユニット33を外装カバーのスト
ロボ収納室2dにて収納上都合の良い姿勢で収納するこ
とができる。
化が実現可能なストロボ装置付きカメラを提供するこ
と。 【解決手段】本発明のストロボ装置付きカメラでは、ス
トロボ装置8の発光ユニット(発光部)33が外装カバ
ー2に回動自在に支持される発光ユニットカバー31の
先端部近傍にさらに回動可能に支持される構造を適用
し、発光ユニットカバー31をポップアップ回動位置か
ら収納回動位置に移動させたとき、発光ユニット33を
上記発光ユニットカバー31に対して相対的に回動させ
ることによって、発光ユニット33を外装カバーのスト
ロボ収納室2dにて収納上都合の良い姿勢で収納するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光部を発光可能
な位置と発光させない位置とに移動可能なストロボ装置
を有するストロボ装置付きカメラに関する。
な位置と発光させない位置とに移動可能なストロボ装置
を有するストロボ装置付きカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】ストロボ発光管が組み込まれた発光部を
発光可能なポップアップ位置と発光させない収納位置と
に移動可能な従来のストロボ装置を有するカメラとし
て、例えば、特開平3−230135号公報に開示のも
のがある。このカメラのストロボ装置は、発光部を固定
して保持する部材であって、カメラ本体に対して回動可
能に支持されたポップアップ用の回動腕部を有してお
り、上記発光部は、上記回動腕部によりカメラ本体に対
して収納位置とポップアップ位置に回動駆動される。
発光可能なポップアップ位置と発光させない収納位置と
に移動可能な従来のストロボ装置を有するカメラとし
て、例えば、特開平3−230135号公報に開示のも
のがある。このカメラのストロボ装置は、発光部を固定
して保持する部材であって、カメラ本体に対して回動可
能に支持されたポップアップ用の回動腕部を有してお
り、上記発光部は、上記回動腕部によりカメラ本体に対
して収納位置とポップアップ位置に回動駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の特開
平3−230135号公報に開示の従来のストロボ装置
付きカメラにおいては、発光部が回動腕部に固定されて
いることからポップアップ位置から収納位置に回動移動
したとき、上記発光部は、回動腕部に対して相対的に同
一の姿勢に保たれる。したがって、上記収納位置にある
ときの回動腕部のレンズ光軸に直交する方向の腕部の外
形幅が厚く、このためにカメラ外装を含むカメラ本体の
高さが高くなり、カメラのコンパクト化の障害になって
いた。
平3−230135号公報に開示の従来のストロボ装置
付きカメラにおいては、発光部が回動腕部に固定されて
いることからポップアップ位置から収納位置に回動移動
したとき、上記発光部は、回動腕部に対して相対的に同
一の姿勢に保たれる。したがって、上記収納位置にある
ときの回動腕部のレンズ光軸に直交する方向の腕部の外
形幅が厚く、このためにカメラ外装を含むカメラ本体の
高さが高くなり、カメラのコンパクト化の障害になって
いた。
【0004】また、上記発光部が回動腕部に固定されて
いることから上記回動腕のポップアップ回動位置が制約
されてしまう。
いることから上記回動腕のポップアップ回動位置が制約
されてしまう。
【0005】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、発光部収納状態のカメラの小型
化,コンパクト化が実現可能であり、また、発光部を支
持する部材のポップアップ位置の制限が少ないストロボ
装置付きカメラを提供すること。
なされたものであり、発光部収納状態のカメラの小型
化,コンパクト化が実現可能であり、また、発光部を支
持する部材のポップアップ位置の制限が少ないストロボ
装置付きカメラを提供すること。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ストロボ装置付きカメラは、発光部を発光可能な位置と
発光させない位置とに移動可能なストロボ装置を有する
ストロボ装置付きカメラにおいて、上記発光部を回動可
能に支持し、上記発光部をカメラ本体から完全に離間さ
せ、カメラ本体の上部に持ち上げる腕部を有しており、
上記発光部を発光可能位置と発光させない位置間を移動
させるとき、上記腕部をカメラ本体側に対して移動さ
せ、同時に上記発光部を回動させる。
ストロボ装置付きカメラは、発光部を発光可能な位置と
発光させない位置とに移動可能なストロボ装置を有する
ストロボ装置付きカメラにおいて、上記発光部を回動可
能に支持し、上記発光部をカメラ本体から完全に離間さ
せ、カメラ本体の上部に持ち上げる腕部を有しており、
上記発光部を発光可能位置と発光させない位置間を移動
させるとき、上記腕部をカメラ本体側に対して移動さ
せ、同時に上記発光部を回動させる。
【0007】本発明の請求項2記載のストロボ装置付き
カメラは、発光部を発光可能な位置と発光させない位置
とに移動可能なストロボ装置を有するストロボ装置付き
カメラにおいて、上記発光部を回動可能に支持し、上記
発光部を発光させない収納状態では上記発光部をカメラ
本体上部に当接する位置まで降下させ、上記発光部の発
光可能状態では、上記発光部を回動させると同時にカメ
ラ本体から離反させ、カメラ本体の上方に持ち上げる腕
部を有しており、上記発光部を発光可能位置から発光さ
せない位置に移動させたとき、上記発光部をカメラ本体
上部に当接させる。
カメラは、発光部を発光可能な位置と発光させない位置
とに移動可能なストロボ装置を有するストロボ装置付き
カメラにおいて、上記発光部を回動可能に支持し、上記
発光部を発光させない収納状態では上記発光部をカメラ
本体上部に当接する位置まで降下させ、上記発光部の発
光可能状態では、上記発光部を回動させると同時にカメ
ラ本体から離反させ、カメラ本体の上方に持ち上げる腕
部を有しており、上記発光部を発光可能位置から発光さ
せない位置に移動させたとき、上記発光部をカメラ本体
上部に当接させる。
【0008】本発明の請求項3記載のストロボ装置付き
カメラは、発光部を発光可能な位置と発光させない位置
とに移動可能なストロボ装置を有するストロボ装置付き
カメラにおいて、上記発光部を先端部において回動可能
に支持し、さらに、他端部において支持軸周りに回動可
能に支持されており、上記発光部を発光させない収納状
態では上記発光部をカメラ本体上部に当接するまで降下
させ、上記発光部の発光可能状態では、上記発光部を回
動させると同時に上記支持軸周りに回動させて上記発光
部をカメラ本体から離反させ、カメラ本体の上方に持ち
上げる腕部を有しており、上記発光部を発光可能位置と
発光させない位置間を移動させるとき、上記腕部をカメ
ラ本体側に対して上記支持軸回りに移動させ、同時に上
記発光部を上記腕部に対して回動させる。
カメラは、発光部を発光可能な位置と発光させない位置
とに移動可能なストロボ装置を有するストロボ装置付き
カメラにおいて、上記発光部を先端部において回動可能
に支持し、さらに、他端部において支持軸周りに回動可
能に支持されており、上記発光部を発光させない収納状
態では上記発光部をカメラ本体上部に当接するまで降下
させ、上記発光部の発光可能状態では、上記発光部を回
動させると同時に上記支持軸周りに回動させて上記発光
部をカメラ本体から離反させ、カメラ本体の上方に持ち
上げる腕部を有しており、上記発光部を発光可能位置と
発光させない位置間を移動させるとき、上記腕部をカメ
ラ本体側に対して上記支持軸回りに移動させ、同時に上
記発光部を上記腕部に対して回動させる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1〜3は、本発明の一実施形態の
ストロボ装置付きカメラの外観を示す図であって、図1
がストロボ装置収納状態での斜視図であり、図2がスト
ロボ装置収納状態での正面図であり、図3がストロボ装
置ポップアップ状態での斜視図である。
基づいて説明する。図1〜3は、本発明の一実施形態の
ストロボ装置付きカメラの外観を示す図であって、図1
がストロボ装置収納状態での斜視図であり、図2がスト
ロボ装置収納状態での正面図であり、図3がストロボ装
置ポップアップ状態での斜視図である。
【0010】本実施形態のストロボ装置付きカメラ1に
おいては、カメラ本体としての外装カバー2のレンズ鏡
筒カバー部2a内に撮影レンズ4を保持するレンズ鏡筒
3およびAF(オートフォーカシング)補助光用投光窓
5が配設され、また、外装カバー2の上面部には、レリ
ーズ操作釦6と、電源・ストロボスイッチ兼用操作釦7
と、発光ユニットカバー31介してポップアップ可能な
ストロボ装置8とが配設されている。
おいては、カメラ本体としての外装カバー2のレンズ鏡
筒カバー部2a内に撮影レンズ4を保持するレンズ鏡筒
3およびAF(オートフォーカシング)補助光用投光窓
5が配設され、また、外装カバー2の上面部には、レリ
ーズ操作釦6と、電源・ストロボスイッチ兼用操作釦7
と、発光ユニットカバー31介してポップアップ可能な
ストロボ装置8とが配設されている。
【0011】上記発光ユニットカバー31は、発光部で
ある発光ユニット33を回動可能に保持し、かつ、外装
カバー2に対して図1に示す上記発光ユニット33を発
光させない状態の収納位置P33A から図3に示す発光可
能な状態のポップアップ位置P33B に移動させるように
回動支持されている。
ある発光ユニット33を回動可能に保持し、かつ、外装
カバー2に対して図1に示す上記発光ユニット33を発
光させない状態の収納位置P33A から図3に示す発光可
能な状態のポップアップ位置P33B に移動させるように
回動支持されている。
【0012】上記電源・ストロボスイッチ兼用操作釦7
は、電源オフ位置(0位置)から電源オン位置(1位
置)にスライド移動し、さらに、ストロボ発光可能位置
(↓位置)までスライド移動可能とする。
は、電源オフ位置(0位置)から電源オン位置(1位
置)にスライド移動し、さらに、ストロボ発光可能位置
(↓位置)までスライド移動可能とする。
【0013】以下、本実施形態のカメラ1に内蔵される
光学系およびストロボ装置8等の詳細について、図4〜
6等を用いて説明する。なお、図4は、上記ストロボ装
置の分解斜視図であり、図5,6は、上記ストロボ装置
収納状態とポップアップ状態における縦断面図である。
なお、以下の説明における回動方向は、図4の右側から
みた回動方向、または、図5,6上の回動方向で示すも
のとする。
光学系およびストロボ装置8等の詳細について、図4〜
6等を用いて説明する。なお、図4は、上記ストロボ装
置の分解斜視図であり、図5,6は、上記ストロボ装置
収納状態とポップアップ状態における縦断面図である。
なお、以下の説明における回動方向は、図4の右側から
みた回動方向、または、図5,6上の回動方向で示すも
のとする。
【0014】本実施形態のカメラ1の光学系は、図5に
示すように光軸Oを有するレンズ鏡筒3に保持されるレ
ンズ4と、外装カバー内のレンズ11と、光軸O上に配
設される可動ミラー12およびサブミラー17と、サブ
ミラー17の下部に配設されるAF受光素子18と、可
動ミラー12の後方に配設され、フィルム20が位置す
るアパーチャ19と、上記可動ミラー12の上方に配設
されるファインダ焦点板13およびペンタプリズム14
と、ペンタプリズム14の後方に配設される接眼レンズ
15およびファインダ窓16とを有してなる。
示すように光軸Oを有するレンズ鏡筒3に保持されるレ
ンズ4と、外装カバー内のレンズ11と、光軸O上に配
設される可動ミラー12およびサブミラー17と、サブ
ミラー17の下部に配設されるAF受光素子18と、可
動ミラー12の後方に配設され、フィルム20が位置す
るアパーチャ19と、上記可動ミラー12の上方に配設
されるファインダ焦点板13およびペンタプリズム14
と、ペンタプリズム14の後方に配設される接眼レンズ
15およびファインダ窓16とを有してなる。
【0015】また、上記レンズ鏡筒3の上部の投光窓5
の内側には、投光レンズ22とAF補助光用発光素子2
1とが配設されている。さらに、上記レンズ鏡筒3の上
部で発光素子21の後方部分には、制御用電気回路基板
23とストロボ発光用コンデンサ24が光軸Oに沿った
姿勢で配設されている。
の内側には、投光レンズ22とAF補助光用発光素子2
1とが配設されている。さらに、上記レンズ鏡筒3の上
部で発光素子21の後方部分には、制御用電気回路基板
23とストロボ発光用コンデンサ24が光軸Oに沿った
姿勢で配設されている。
【0016】外装カバー2における電気回路基板23,
ストロボ発光用コンデンサ24の後部で、かつ、レンズ
11およびプリズム14の上部には、ストロボ装置8を
収納するためのストロボ収納室2dが形成されている。
そのストロボ収納室2dは、プリズムカバー部2cと、
収納室底面部2eと、発光ユニットカバー31の支持軸
32を回動自在に支持するための軸受け部2fとを有し
ている。
ストロボ発光用コンデンサ24の後部で、かつ、レンズ
11およびプリズム14の上部には、ストロボ装置8を
収納するためのストロボ収納室2dが形成されている。
そのストロボ収納室2dは、プリズムカバー部2cと、
収納室底面部2eと、発光ユニットカバー31の支持軸
32を回動自在に支持するための軸受け部2fとを有し
ている。
【0017】上記ストロボ装置8は、図4に示すように
腕部である発光ユニットカバー31と発光部である発光
ユニット33とからなる。
腕部である発光ユニットカバー31と発光部である発光
ユニット33とからなる。
【0018】上記発光ユニットカバー31には、対向す
る支持軸32と、支持軸32の外方に配設されるバネ掛
け31dと、当該カバー31の先端部近傍に配設され、
発光ユニット33を回動自在に支持するための軸受け部
31aおよび発光ユニット33の回動角を規制するため
のガイド溝31bと、係止ピン7aに対して係合可能な
切り欠き31eと、リード線押さえ31cとが設けられ
ている。なお、上記係止ピン7aは、電源・ストロボス
イッチ兼用操作釦7のスライド操作、および、当該発光
ユニットカバー31の操作に連動するピンである。
る支持軸32と、支持軸32の外方に配設されるバネ掛
け31dと、当該カバー31の先端部近傍に配設され、
発光ユニット33を回動自在に支持するための軸受け部
31aおよび発光ユニット33の回動角を規制するため
のガイド溝31bと、係止ピン7aに対して係合可能な
切り欠き31eと、リード線押さえ31cとが設けられ
ている。なお、上記係止ピン7aは、電源・ストロボス
イッチ兼用操作釦7のスライド操作、および、当該発光
ユニットカバー31の操作に連動するピンである。
【0019】そして、上記発光ユニットカバーの支持軸
32には、上記発光ユニットカバー31をポップアップ
方向(時計回り)に付勢するトーションバネのポップア
ップバネ41が挿入され、そのバネのフック部が上記カ
バーのバネ掛け31dとストロボ収納室2dとに懸架さ
れている。
32には、上記発光ユニットカバー31をポップアップ
方向(時計回り)に付勢するトーションバネのポップア
ップバネ41が挿入され、そのバネのフック部が上記カ
バーのバネ掛け31dとストロボ収納室2dとに懸架さ
れている。
【0020】上記発光ユニット33は、反射傘カバー3
4と、反射傘カバー34内に取り付けられる反射傘35
と、反射傘35内に保持されるストロボ発光管であるキ
セノン管36と、反射傘35前面に装着されるフレネル
レンズ37とを有してなる。
4と、反射傘カバー34内に取り付けられる反射傘35
と、反射傘35内に保持されるストロボ発光管であるキ
セノン管36と、反射傘35前面に装着されるフレネル
レンズ37とを有してなる。
【0021】上記反射傘カバー34には、外方両側面に
上記発光ユニットカバーの軸受け部31aに回動可能に
嵌合する回動軸部34aと、上記発光ユニットカバーの
ガイド溝31bに摺動自在に嵌入し、反射傘カバー34
の回動角を規制する規制ピン34bと、収納時にストロ
ボ収納室の底面部2eに当接する突起34cが設けられ
ている。
上記発光ユニットカバーの軸受け部31aに回動可能に
嵌合する回動軸部34aと、上記発光ユニットカバーの
ガイド溝31bに摺動自在に嵌入し、反射傘カバー34
の回動角を規制する規制ピン34bと、収納時にストロ
ボ収納室の底面部2eに当接する突起34cが設けられ
ている。
【0022】そして、上記反射傘カバーの回動軸部34
aには、上記反射傘カバー34を反時計回り方向に付勢
するトーションバネの回動バネ42が挿入され、そのバ
ネのフック部が上記反射傘カバー34と発光ユニットカ
バー31に懸架されている。
aには、上記反射傘カバー34を反時計回り方向に付勢
するトーションバネの回動バネ42が挿入され、そのバ
ネのフック部が上記反射傘カバー34と発光ユニットカ
バー31に懸架されている。
【0023】上記キセノン管36にはその電極部にリー
ド線43,45が接続され、反射傘35には、コモンリ
ード線44が接続されている。それらのリード線43,
44,45は、発光ユニットカバー31内をリード線押
さえ31cでガイドされ、外装カバー2内に導かれる。
ド線43,45が接続され、反射傘35には、コモンリ
ード線44が接続されている。それらのリード線43,
44,45は、発光ユニットカバー31内をリード線押
さえ31cでガイドされ、外装カバー2内に導かれる。
【0024】次に、以上のように構成された本実施形態
のカメラのストロボ装置8の収納,ポップアップ動作に
ついて説明する。ストロボ装置8が収納状態にあると
き、図5に示すように発光ユニットカバー31は、収納
回動位置にあって、発光ユニット33は、外装カバー2
のストロボ収納室2d内の収納位置P33A にある。上記
収納状態での発光ユニット33は、反射傘カバーの突起
34cが収納室底面部2eに当接し、押圧されている。
したがって、発光ユニットカバー31に対して反射傘カ
バー34が相対的に回動軸部34a中心に回動している
ことから、発光ユニット33は、収納に都合の良い姿勢
であって、本実施形態の場合ではその発光光軸Of1がレ
ンズ光軸Oと略平行な方向となる姿勢に保持される。
のカメラのストロボ装置8の収納,ポップアップ動作に
ついて説明する。ストロボ装置8が収納状態にあると
き、図5に示すように発光ユニットカバー31は、収納
回動位置にあって、発光ユニット33は、外装カバー2
のストロボ収納室2d内の収納位置P33A にある。上記
収納状態での発光ユニット33は、反射傘カバーの突起
34cが収納室底面部2eに当接し、押圧されている。
したがって、発光ユニットカバー31に対して反射傘カ
バー34が相対的に回動軸部34a中心に回動している
ことから、発光ユニット33は、収納に都合の良い姿勢
であって、本実施形態の場合ではその発光光軸Of1がレ
ンズ光軸Oと略平行な方向となる姿勢に保持される。
【0025】そこで、電源・ストロボスイッチ兼用操作
釦7(図1,3)を電源オフ(0)から電源オン
(1)、さらに、ストロボ発光可能位置(↓)へスライ
ド操作すると、係止ピン7aと発光ユニットカバー31
の切り欠き31eとの係合が解放される。上記係合が解
放されると、ポップアップバネ41の付勢力によって発
光ユニットカバー31が支持軸32中心に時計回り方向
D2 に回動し、図示しない外装カバーのストッパに当接
する図6に示すポップアップ回動位置まで移動する。
釦7(図1,3)を電源オフ(0)から電源オン
(1)、さらに、ストロボ発光可能位置(↓)へスライ
ド操作すると、係止ピン7aと発光ユニットカバー31
の切り欠き31eとの係合が解放される。上記係合が解
放されると、ポップアップバネ41の付勢力によって発
光ユニットカバー31が支持軸32中心に時計回り方向
D2 に回動し、図示しない外装カバーのストッパに当接
する図6に示すポップアップ回動位置まで移動する。
【0026】上述の発光ユニットカバー31の回動によ
り反射傘カバー34は、その突起34cがストロボ収納
室2dの底面部2eから解放され、回動バネ42の付勢
力で発光ユニットカバー31に対して相対的に反時計回
り方向に回動する。その回動角は、ガイド溝31bで制
限された角度である。そして、反射傘カバー34に保持
される発光ユニット33は、その発光光軸Of2がレンズ
光軸Oと略平行な方向であってストロボ発光が可能なポ
ップアップ位置P33B に位置する。
り反射傘カバー34は、その突起34cがストロボ収納
室2dの底面部2eから解放され、回動バネ42の付勢
力で発光ユニットカバー31に対して相対的に反時計回
り方向に回動する。その回動角は、ガイド溝31bで制
限された角度である。そして、反射傘カバー34に保持
される発光ユニット33は、その発光光軸Of2がレンズ
光軸Oと略平行な方向であってストロボ発光が可能なポ
ップアップ位置P33B に位置する。
【0027】上記発光ユニット33を上記ポップアップ
状態から収納状態にするには、上記発光ユニットカバー
31の背面を押圧してストロボ収納室2dまで反時計回
り方向D1 に回動させる。上記発光ユニットカバー31
の回動により反射傘カバーの突起34cがストロボ収納
室の底面部2dに当接する。したがって、発光ユニット
33は、発光ユニットカバー31に対して相対的に時計
回りに回動して、発光ユニットカバー31と共に前述し
た図5に示す収納位置P33A に収納される。そのとき、
係止ピン7aが発光ユニットカバーの切り欠き31eに
係合するので上記発光ユニットカバー31は、収納回動
位置にロックされる。
状態から収納状態にするには、上記発光ユニットカバー
31の背面を押圧してストロボ収納室2dまで反時計回
り方向D1 に回動させる。上記発光ユニットカバー31
の回動により反射傘カバーの突起34cがストロボ収納
室の底面部2dに当接する。したがって、発光ユニット
33は、発光ユニットカバー31に対して相対的に時計
回りに回動して、発光ユニットカバー31と共に前述し
た図5に示す収納位置P33A に収納される。そのとき、
係止ピン7aが発光ユニットカバーの切り欠き31eに
係合するので上記発光ユニットカバー31は、収納回動
位置にロックされる。
【0028】以上、説明した本実施形態のストロボ装置
付きカメラでは、ストロボ装置8に組み込まれる発光ユ
ニット33は、カメラの外装カバー2に回動自在に支持
される発光ユニットカバー31に対してその先端部近傍
に回動軸部34aを介して回動可能に支持される構造を
適用する。したがって、発光ユニットカバー31をポッ
プアップ回動位置から収納回動位置に移動させたとき、
発光ユニット33が上記発光ユニットカバー31に対し
て相対的に回動する。その回動により発光ユニット33
が収納に都合の良い姿勢に保持され、ストロボ収納室2
d内での収納スペ−ス効率がよくなる。
付きカメラでは、ストロボ装置8に組み込まれる発光ユ
ニット33は、カメラの外装カバー2に回動自在に支持
される発光ユニットカバー31に対してその先端部近傍
に回動軸部34aを介して回動可能に支持される構造を
適用する。したがって、発光ユニットカバー31をポッ
プアップ回動位置から収納回動位置に移動させたとき、
発光ユニット33が上記発光ユニットカバー31に対し
て相対的に回動する。その回動により発光ユニット33
が収納に都合の良い姿勢に保持され、ストロボ収納室2
d内での収納スペ−ス効率がよくなる。
【0029】すなわち、本実施形態のカメラの場合、レ
ンズ11の上部や電気回路基板23やストロボ発光用コ
ンデンサ24の後方部に対して収納状態にある発光ユニ
ット33をより近接させて収納させることが可能とな
り、カメラ外装カバー2(カメラ本体)の特に高さ方向
が抑えられ、コンパクト化が実現できる。
ンズ11の上部や電気回路基板23やストロボ発光用コ
ンデンサ24の後方部に対して収納状態にある発光ユニ
ット33をより近接させて収納させることが可能とな
り、カメラ外装カバー2(カメラ本体)の特に高さ方向
が抑えられ、コンパクト化が実現できる。
【0030】また、発光ユニット33が回動可能である
ことから発光ユニット33の照射光軸Ofの方向が発光
ユニットカバー31のガイド溝31bの形状によって決
められるので、発光ユニットカバー31のポップアップ
回動位置に制約が無くなる。また、必要があれば、発光
ユニット33の照射光軸Ofの方向を可変とすることで
異なるストロボ照射角の条件によるストロボ撮影も可能
となる。
ことから発光ユニット33の照射光軸Ofの方向が発光
ユニットカバー31のガイド溝31bの形状によって決
められるので、発光ユニットカバー31のポップアップ
回動位置に制約が無くなる。また、必要があれば、発光
ユニット33の照射光軸Ofの方向を可変とすることで
異なるストロボ照射角の条件によるストロボ撮影も可能
となる。
【0031】なお、上記実施形態では、ストロボ装置の
反射傘カバー34の突起34cは、収納状態にあると
き、外装カバーのストロボ収納室底面部2eに当接する
ように構成されているが、上記当接する部材は、底面部
2e以外のストロボ収納室2dに配設される他の部材で
あってもよい。
反射傘カバー34の突起34cは、収納状態にあると
き、外装カバーのストロボ収納室底面部2eに当接する
ように構成されているが、上記当接する部材は、底面部
2e以外のストロボ収納室2dに配設される他の部材で
あってもよい。
【0032】また、上記実施形態では、収納状態での発
光ユニット33の姿勢は、その発光光軸Of1の方向がレ
ンズ光軸Oと略平行な姿勢としたが、これに限らず、カ
メラの外装カバー内での部材の配置を考慮して発光ユニ
ット33の収納に都合のよい回動姿勢で収納することが
可能である。
光ユニット33の姿勢は、その発光光軸Of1の方向がレ
ンズ光軸Oと略平行な姿勢としたが、これに限らず、カ
メラの外装カバー内での部材の配置を考慮して発光ユニ
ット33の収納に都合のよい回動姿勢で収納することが
可能である。
【0033】
【発明の効果】上述のように本発明のストロボ装置付き
カメラによれば、カメラ本体に対して移動自在に取り付
けられた腕部にストロボ装置の発光部を回動可能に支持
させる構造を採用することにより、上記発光部を発光可
能な位置から発光させない収納位置に移動させたとき、
上記発光部のカメラ本体への収納状態での姿勢を占有ス
ペ−ス的に効率のよい姿勢に保つことができ、カメラの
小型化やコンパクト化が実現できる。
カメラによれば、カメラ本体に対して移動自在に取り付
けられた腕部にストロボ装置の発光部を回動可能に支持
させる構造を採用することにより、上記発光部を発光可
能な位置から発光させない収納位置に移動させたとき、
上記発光部のカメラ本体への収納状態での姿勢を占有ス
ペ−ス的に効率のよい姿勢に保つことができ、カメラの
小型化やコンパクト化が実現できる。
【図1】本発明の一実施形態のストロボ装置付きカメラ
の外観を示すストロボ装置収納状態での斜視図。
の外観を示すストロボ装置収納状態での斜視図。
【図2】上記一実施形態のストロボ装置付きカメラの外
観を示すストロボ装置収納状態での正面図。
観を示すストロボ装置収納状態での正面図。
【図3】上記一実施形態のストロボ装置付きカメラの外
観を示すストロボ装置ポップアップ状態での斜視図。
観を示すストロボ装置ポップアップ状態での斜視図。
【図4】上記一実施形態のストロボ装置付きカメラのス
トロボ装置の分解斜視図。
トロボ装置の分解斜視図。
【図5】上記一実施形態のストロボ装置付きカメラのス
トロボ装置収納状態における縦断面図。
トロボ装置収納状態における縦断面図。
【図6】上記一実施形態のストロボ装置付きカメラのス
トロボ装置ポップアップ状態における縦断面図。
トロボ装置ポップアップ状態における縦断面図。
33 ……発光ユニット(発光部) 2 ……外装カバー(カメラ本体) 31 ……発光ユニットカバー(腕部) 32 ……発光ユニットカバーの支持軸(腕部の支持
軸) P33A ……発光ユニットの収納位置(発光部を発光させ
ない位置) P33B ……発光ユニットのポップアップ位置(発光部の
発光可能な位置)
軸) P33A ……発光ユニットの収納位置(発光部を発光させ
ない位置) P33B ……発光ユニットのポップアップ位置(発光部の
発光可能な位置)
Claims (3)
- 【請求項1】 発光部を発光可能な位置と発光させない
位置とに移動可能なストロボ装置を有するストロボ装置
付きカメラにおいて、 上記発光部を回動可能に支持し、上記発光部をカメラ本
体から完全に離反させ、カメラ本体の上部に持ち上げる
腕部を有することを特徴とするストロボ装置付きカメ
ラ。 - 【請求項2】 発光部を発光可能な位置と発光させない
位置とに移動可能なストロボ装置を有するストロボ装置
付きカメラにおいて、 上記発光部を回動可能に支持し、上記発光部を発光させ
ない収納状態では上記発光部をカメラ本体上部に当接す
る位置まで降下させ、上記発光部の発光可能状態では、
上記発光部を回動させると同時にカメラ本体から離反さ
せ、カメラ本体の上方に持ち上げる腕部を有することを
特徴とするストロボ装置付きカメラ。 - 【請求項3】 発光部を発光可能な位置と発光させない
位置とに移動可能なストロボ装置を有するストロボ装置
付きカメラにおいて、 上記発光部を先端部において回動可能に支持し、さら
に、他端部において支持軸周りに回動可能に支持されて
おり、上記発光部を発光させない収納状態では上記発光
部をカメラ本体上部に当接するまで降下させ、上記発光
部の発光可能状態では、上記発光部を回動させると同時
に上記支持軸周りに回動させて上記発光部をカメラ本体
から離反させ、カメラ本体の上方に持ち上げる腕部を有
することを特徴とするストロボ装置付きカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26618899A JP2001091987A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | ストロボ装置付きカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26618899A JP2001091987A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | ストロボ装置付きカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001091987A true JP2001091987A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17427486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26618899A Withdrawn JP2001091987A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | ストロボ装置付きカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001091987A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006106139A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Eastman Kodak Co | フラッシュのポップアップ制御装置 |
KR100806391B1 (ko) | 2003-04-28 | 2008-02-27 | 삼성전자주식회사 | 팝업구동이 가능한 플래시 장치를 구비한 촬영기기 |
JP2010015178A (ja) * | 2002-10-09 | 2010-01-21 | Panasonic Corp | ストロボ内蔵カメラ |
JP2012113289A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-06-14 | Panasonic Corp | 撮像装置 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26618899A patent/JP2001091987A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4646586B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2011-03-09 | イーストマン コダック カンパニー | フラッシュのポップアップ制御装置 |
JP2012113289A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-06-14 | Panasonic Corp | 撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |