JP2006106139A - フラッシュのポップアップ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラッシュのポップアップを効果的に行う。
【解決手段】パワーボタン20を電源オン位置側に移動することによって、伝達部材26が三角穴26bの斜面がピン50に沿って回転するようにして移動する。これによって、伝達部材28が回転して、ロック部材30が移動する。そこで、ロック爪32とフラッシュ10の係合が解除され、フラッシュ10がポップアップする。また、ポップアップボタン40を移動することによって、伝達部材44を介し、ロック部材30が移動し、フラッシュがポップアップする。ここで、パワーボタン20が電源オフ位置またはレビュー位置にある場合には、ロック部材30の解除位置への移動をパワーボタン20の一部である延長部46が阻止する。従って、電源オフ位置およびレビュー位置において、不要なフラッシュ10のポップアップを禁止できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、フラッシュ制御装置、特にフラッシュを収納位置、ポップアップ位置に移動させるための機構に関する。
従来より、カメラにおいてフラッシュが搭載されており、このフラッシュのポップアップ機構についても各種の提案がある。
例えば、特許文献1はフィルムカメラについてのもので、電源のオンオフを制御するパワーボタンと、フラッシュの発光モードを「発光禁止」「自動発光」「強制発光」の3つのモードに切り替えるモードボタンの2つを有している。そして、パワーボタンがオンであって、モードボタンが「自動発光」または「強制発光」に設定されたときにフラッシュをポップアップする。
また、特許文献2は、ビデオカメラのフラッシュポップアップについてのものであり、フラッシュは手動でポップアップまたは格納できる。また、撮影する際に、フラッシュが必要と判断されたときには、フラッシュが自動的にポップアップするようになっている。
特許文献3では、フラッシュのポップアップ位置が常にパワーオン状態(撮影可能状態)を示す。すなわち、フラッシュは撮影モードでポップアップし、手動で格納されれば、パワーオフとなる。
さらに、特許文献4は、発光禁止モード、自動発光モード、強制発光モードを有しており、強制発光モードに移行するには、機械的な禁止機構を解除しなければならないようになっている。また、強制発光モードに移行するとモータによりフラッシュはポップアップする。さらに、自動発光モードでは、必要と判断されたときに、モータによりフラッシュをポップアップする。
特開平10−260459AAA 特開2003−307769AAA 特公平4−50567 特開平2−93526
上記特許文献1〜4に示すように、撮影モードに応じてフラッシュのポップアップを制御することが各種提案されている。しかしながら、モードスイッチの設定と手動のポップアップとの関係について、十分な検討がなされていなかった。
本発明は、電源をオンオフなどのモードを設定するパワーボタンと、フラッシュを強制的にポップアップするポップアップボタンの両方を備えた場合において、これらの操作に応じて効果的なポップアップ制御を行うことを目的とする。
本発明は、フラッシュを収納位置およびポップアップ位置のいずれかに保持するとともに、ポップアップ位置側に付勢するフラッシュ移動機構と、ロック位置および解除位置に移動が可能であるとともに、ロック位置側に付勢されており、ロック位置においてフラッシュが収納位置にある場合にはフラッシュを収納位置に維持し、ロック位置および解除位置においてフラッシュがポップアップ位置にある場合にはフラッシュをポップアップ位置に維持し、解除位置においてフラッシュの収納位置およびポップアップ位置間の移動を許可するロック部材と、レビュー位置、電源オフ位置、電源オンポジションの少なくとも3つの設定位置にスライド移動可能なパワーボタンと、このパワーボタンに機械的に連結され、パワーボタンを電源オフ位置から電源オン位置に移動させる際にその移動に基づいて前記ロック部材を一旦解除位置に移動させることで、フラッシュをポップアップ位置に移動させる解除機構と、待機位置と、操作位置に移動可能であるとともに、待機位置側に付勢されているポップアップボタンと、このポップアップボタンに機械的に連結され、外力によりポップアップボタンが待機位置から操作位置へ移動された場合に、前記ロック部材を解除位置に移動させる、ポップアップ機構と、前記パワーボタンに設けられ、パワーボタンがレビュー位置および電源オフ位置にある場合に、前記ロック部材の解除位置への移動を阻止する解除阻止部材と、を有することを特徴とする。
また、前記解除阻止部材は、パワーボタンに一体形成された延長部であり、パワーボタンがレビュー位置および電源オフ位置にある場合に、前記延長部が前記ロック部材の近傍に位置して、前記ロック部材の解除位置への移動を阻止することが好適である。
また、前記パワーボタンには、鈎形突起部が設けられ、前記解除機構には前記鈎形突起部と係合する係合部が設けられた伝達部材が設けられ、パワーボタンの電源オン位置側への移動は前記鈎形突起部から前記係合部を介し伝達部材に伝達され、かつ前記伝達部材には、前記鈎形突起部のレビュー位置側への移動の際に前記鈎形突起部と接触することで抵抗となるクリック用突出部が設けられていることが好適である。
本発明によれば、パワーボタンを電源オフ位置からオン位置に移動させることで、フラッシュをポップアップすることができる。従って、撮影する場合に、いちいちポップアップのための操作が不要である。また、電源オン位置においては手動でフラッシュを収納することができるとともに、ポップアップボタンを操作することでフラッシュをポップアップすることができる。従って、フラッシュが不要な場合、フラッシュを禁止したい場合などにフラッシュを収納でき、かつフラッシュが必要なときにはすぐにフラッシュをポップアップできる。かつ、電源オン位置のままフラッシュを収納状態からポップアップできるため、他の搭載機器はスタンバイができており、フラッシュのポップアップの後すぐに撮影が可能となる。
そして、パワーボタンが電源オフ位置、レビュー位置にある場合、パワーボタンに設けられた延長部によって、フラッシュのポップアップが阻止されるため、不要なフラッシュのポップアップを効果的に防止できる。
また、ポップアップのための力の伝達部材を用いて、パワーボタンの電源オフ位置からの移動に対し抵抗を与えることで、パワーボタンのクリックを達成できる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、フラッシュが収納位置にある場合、図2はフラッシュがポップアップ位置にある場合におけるフラッシュのポップアップ制御装置を示す。なお、本実施形態のフラッシュおよびフラッシュのポップアップ制御装置は、デジタルカメラに搭載される。
図1および図2に示すように、フラッシュ10は、軸12を中心に回転自在であり、図1の収納位置と、図2のポップアップ位置に移動可能である。なお、図示は省略してあるが、フラッシュ10は、その係合部14がバネ18によって、下方に引っ張られることによって、ポップアップ位置側(図における上方)に向けて付勢されている。また、フラッシュの下側の板材16がフラッシュ10が軸12を中心として回転してポップアップした場合に、カメラ本体にあたり、フラッシュ10をポップアップ位置に保持する。また、後述するロック爪32がフラッシュに係合されることでフラッシュ10が収納位置に保持される。
また、フラッシュ10の上面は、収納位置で、カメラ本体(図示せず)の上面とほぼ同一面に位置し、ポップアップ位置において、フラッシュ10がカメラ本体の上面から突出する。
また、カメラ本体の上面には、パワーボタン20が設けられている。このパワーボタン20は、カメラ本体の外面上において手動で、スライド移動されるボタンである。図における操作用突起22がカメラ本体に設けた長穴中を往復移動可能になっており、その他は基本的にカメラ本体の内部に収容されている。
なお、パワーボタン20のレビュー位置では画像の再生、電源オフ位置では電源オフ、電源オン位置では電源がオンされ撮影可能になる。
パワーボタン20には、鈎形突起部24が設けられており、これが伝達部材26の係止部26aに摺動可能に係合されている。この伝達部材26は、パワーボタン20の図における左方向への移動に応じて、図における手前方向(時計回り)に回転する。伝達部材26にには伝達部材28が係合されており、伝達部材26の回転は、伝達部材28に伝えられ、この伝達部材28が図における左方向(反時計回り)に回転する。これによって、ロック部材30が図における奥方向に移動しロック部材30のロック爪32がフラッシュ10の係合を解除する。
また、カメラ本体の上面には、ポップアップボタン40も設けられている。このポップアップボタン40は、カメラ本体の外面上において手動で、図における前後方向にスライド移動されるボタンである。図における操作用突起42がカメラ本体に設けた長穴中を移動可能になっており、その他は基本的にカメラ本体の内部に収容されている。
ポップアップボタン40には、伝達部材44が係合されており、ポップアップボタン40が図における奥方向に移動することによって、伝達部材44も同じ方向に移動される。そして、伝達部材44がロック部材30に係合しており、ポップアップボタン40の奥方向の移動によってロック部材30も奥方向に移動しロック爪32が奥方向に移動してフラッシュ10の収納位置に対するロックが解除される。
また、パワーボタン20の一部は、ロック部材30の近傍にまで延長されており、この延長部46はパワーボタン20の電源オフ位置においては、ロック部材30のロック解除側への移動を禁止している。
図3〜図9には、パワーボタン20の電源オフ位置、電源オン位置、レビュー位置における各種部材の位置関係について示してある。
まず、図3は、電源オフ位置における各部材の位置を示した平面図であって、カメラのケーシングなど不要部分を部分を除去して、上から見た図である。図4は、図3と同様に電源オフ位置の各部材の位置を示した図であるがカメラの内部下方向から見た底面図である。また、図5は、パワーボタン20が電源オフ位置から電源オン位置に移動する中間位置、図6は、パワーボタン20が電源オン位置、図7はパワーボタン20がレビュー位置のときの各部材の位置を示した図である。
図3に示すように、伝達部材26には、フック26gが設けられここにバネ60が係止され、伝達部材44には、フック44aが設けられここにバネ62が係止されて、図3における下方向に付勢されている。
ここで、各部材の構造、動作については、図4〜図7の方がわかりやすいため、この図4〜7を利用して、詳細な構成および動作について説明する。
パワーボタン20は、その移動方向(図における左右方向)における伝達部材26側に、図における下方に向けて伸び、先端側に向けて先細る鈎状(直角三角形状)の鈎形突起部24を有している。一方、伝達部材26には、上記鈎形突起部24と係合する係止部26aが形成されている。この係止部26aは、鈎形突起部24と同様の鈎状の形状を有しており、図における上方に伸び先端側に向けて先細る鈎状(直角三角形状)となっている。図4においては、鈎形突起部24の図における左側に係止部26aが位置することで、直角に折れ曲がった部分の内側面同士が接触している。
また、伝達部材26の左中央部分(パワーボタン20側)には、角が丸く形成された直角三角形状の三角穴26bが形成されている。三角穴26bは、その直角の頂点がパワーボタン20側の図における上側に位置している。
また、図4においては、三角穴26b左下の頂点部に円柱状のピン50が位置している。このピン50は、図示を省略したカメラ本体の固定されている。従って、伝達部材26は、ピン50が三角穴26b内にあることを条件として移動可能である。また、伝達部材26の右側中央部分(パワーボタン20から遠い側)には、水平方向の長穴26cが設けられている。この長穴26c内には、カメラ本体に固定されたピン51が位置している。
伝達部材28は、全体としてL字形(図においては逆L字形)であり、その中間の折れ曲がり部分がカメラ本体に回転可能に固定されている。伝達部材28の一辺(上下に伸びる辺)には長穴28aがあり、伝達部材26のピン26dと回動自在に固定(ピボット固定)されている。また、他辺(左右に伸びる辺)の先端部分は、ロック部材30の中央部分に回動自在に固定(ピボット固定)されている。
ロック部材30は、全体として長方形状であり、その中央部からロック爪32が突出形成されている。図においては、ロック爪32は奥方向に伸びている。また、ロック部材30の伝達部材44側の辺の中間部分には、ピン30aが設けられている。
伝達部材44の一端(図における上端)は、図における左方向に伸び、ロック部材30のピン30aの近傍に位置している。すなわち、図4において、ピン30aの直上部に位置している。また、伝達部材44の他端(図における下端)は、図における右方向に伸び、ポップアップボタン40の下端に固定されている。
また、ポップアップボタン40は、全体に四角形状で、操作用突起42により、図における上下方向に移動される。
なお、各部材は、基本的に図4〜7の紙面(カメラ本体の上面)に平行な面内においてのみ移動可能になっている。さらに、パワーボタン20は、図における左右方向、ロック部材30、伝達部材44、ポップアップボタン40は、図における上下方向のみ移動可能である。
このような構成において、パワーボタン20を電源オン位置に向けて(図における左方向に)移動し、電源オフと電源オン中間位置に移動した状態が図5に示されている。パワーボタン20を左に移動すると、鈎形突起部24によって係止部26aが左に移動し、伝達部材26が左に移動しようとするが、三角穴26bの斜面にピン50があたる。従って、伝達部材26は、そのまま左方向に移動することはできない。そこで、伝達部材26は、ピン50を中心に反時計回りに回転し、鈎形突起部24に対し、係止部26aが摺動移動する。
伝達部材26の移動に伴い、ピン26dが伝達部材28の長穴28aを左に移動させ、伝達部材28は図における時計方向に回転する。
この伝達部材28の時計回りの回転によって、そのロック部材30との接続点は、図における下方向に移動し、これによってロック爪32は、フラッシュ10の係合部分から離れ、ロックが解除される。これによって、フラッシュ10が収納位置にあった場合には、ポップアップ位置にポップアップする。
図6には、電源オン位置の図が示されている。伝達部材26の係止部26aの先端は、鈎形突起部24の先端から離れ、直角三角形状の係止部26a、鈎形突起部24の斜面同士が当接した状態になる。これによって、伝達部材26は、電源オフ位置と同一の位置に戻る。従って、伝達部材28、ロック部材30も電源オフ位置と同一になり、ロック爪32は、ロック位置になる。一方、電源オフ位置から電源オン位置に移動する際には、上述のようにロック爪32が一端解除位置に移動し、フラッシュ10はポップアップする。このため、パワーボタン20が電源オン位置に至ったときには、フラッシュ10はポップアップ位置にある。
フラッシュ10がポップアップ位置にある場合、ロック爪32は、フラッシュの係合部とは係合せず、ロックはかからない。
一方、この電源オン位置において、フラッシュ10を外力(例えば、使用者の手)で押し下げた場合には、ロック部材30は、バネ60の付勢力に抗して一端解除位置側に移動した後戻り、フラッシュ10が収納位置でロックされる。
また、この電源オン位置において、ポップアップボタン40を図における下方に向けて移動した場合、この移動に伴って、伝達部材44が下方に移動し、これによって、ロック部材30が押し下げられる。そこで、フラッシュ10が収納位置にあった場合には、ポップアップされる。
従って、パワーボタン20が電源オン位置にある場合には、フラッシュ10は手動で格納、ポップアップボタン40でポップアップすることができる。
図7には、レビュー位置における構成が示されている。このレビュー位置では、パワーボタン20は、電源オフ位置よりも図における右側に移動している。従って、パワーボタン20の鈎形突起部24は、伝達部材26の係止部26aから離れて、図における右側に位置している。しかし、パワーボタン20以外の部材の位置は、電源オフ位置と同一である。
ここで、パワーボタン20には、上述のようにロック部材30の近傍(図における下方)にまで延長された延長部46を有している。そして、図4、7に示すように、パワーボタン20が電源オフ位置、レビュー位置にある場合には、この延長部46がロック部材30のロック解除側への移動を阻止する。
従って、パワーボタン20が電源オフ位置、レビュー位置にある場合には、ポップアップボタン40を操作しても、ロック部材30を解除位置まで移動させることができず、従ってフラッシュ10のポップアップを禁止することができる。
このように、本実施形態によれば、パワーボタン20の電源オン位置の移動によって、フラッシュ10をポップアップできるため、いちいちフラッシュ10をポップアップする必要がない。また、電源オン位置においては、手動による格納と、ポップアップボタン40によるポップアップが可能である。さらに、この電源オン位置における手動によるフラッシュの収納は、電源をオンした状態において行われる。従って、次にポップアップボタンによるフラッシュポップアップした場合に、カメラの撮像素子などはスタンバイ状態にあり、すぐに動作が可能である。そこで、シャッターチャンスを逃すことがないという効果も得られる。
図8,9には、他の実施形態の構成が示されている。図8は図4に対応する電源オフ位置、図9は図5に対応する電源オフ位置と電源オン位置の中間の状態を示している。
この実施形態においては、伝達部材26の図における上部、すなわち、係止部26a近辺の形状が異なっている。すなわち、伝達部材26の上部にはパワーボタン20の鈎形突起部24の外側斜辺に対応したクリック用突出部26eが設けられ、係止部26aとクリック用突出部26eとで、直角三角形状の切り欠き部26fを構成している。従って、図9に示すように、電源オフ位置においては、直角三角形状の鈎形突起部24が切り欠き部26fに収容される。
従って、パワーボタン20を電源オフ位置からレビュー位置に移動させる場合、鈎形突起部24の外側傾斜面は、クリック用突出部26eの傾斜面に乗り上げることになる。従って、パワーボタン20をレビュー位置に移動させるためには、バネ60の付勢力に抗して伝達部材26を回転させる必要があり、ある程度の力が必要となる。また、切り欠き部26fが鈎形突起部24に対応した形状を有しているため、パワーボタン20は電源オフ位置からの移動に対し、所定の力で対抗される。従って、この切り欠き部26fによって、パワーボタン20を電源オフ位置に維持することができる。
なお、パワーボタン20の電源オン位置、レビュー位置へのクリックは、パワーボタン20に凹部(または凸部)を設け、対応する位置の本体部分に凸部(または凹部)を設け、これらを電源オン位置、レビュー位置において、嵌合することなどで行えばよい。
フラッシュが収納位置(パワーボタンが電源オフ位置)にある場合の構成を示す斜視説明図である。 フラッシュがポップアップ位置(パワーボタンが電源オン位置)にある場合の構成を示す斜視説明図である。 パワーボタンが電源オフ位置にある場合の構成を示す平面説明図である。 パワーボタンが電源オフ位置にある場合の構成を示す底面説明図である。 パワーボタンが電源オフ位置から電源オン位置に移行する中間の構成を示す底面説明図である。 パワーボタンが電源オン位置にある場合の構成を示す底面説明図である。 パワーボタンがレビュー位置にある場合の構成を示す底面説明図である。 パワーボタンが電源オフ位置にある場合の他の構成を示す底面説明図である。 パワーボタンが電源オフからオンの中間位置にある場合の他の構成を示す底面説明図である。
符号の説明
10 フラッシュ、12 軸、14 係合部、16 板材、20 パワーボタン、22 操作用突起、24 鈎形突起部、26 伝達部材、26a 係止部、26b 三角穴、26c 長穴、26e クリック用突出部、26f 切り欠き部、26g フック、28 伝達部材、51 ピン、30 ロック部材、30a ピン、32 ロック爪、40 ポップアップボタン、42 操作用突起、44 伝達部材、44a フック、46 延長部、50 ピン、60,62 バネ。

Claims (3)

  1. フラッシュを収納位置およびポップアップ位置のいずれかに保持するとともに、ポップアップ位置側に付勢するフラッシュ移動機構と、
    ロック位置および解除位置に移動が可能であるとともに、ロック位置側に付勢されており、ロック位置においてフラッシュが収納位置にある場合にはフラッシュを収納位置に維持し、ロック位置および解除位置においてフラッシュがポップアップ位置にある場合にはフラッシュをポップアップ位置に維持し、解除位置においてフラッシュの収納位置およびポップアップ位置間の移動を許可するロック部材と、
    レビュー位置、電源オフ位置、電源オンポジションの少なくとも3つの設定位置にスライド移動可能なパワーボタンと、
    このパワーボタンに機械的に連結され、パワーボタンを電源オフ位置から電源オン位置に移動させる際にその移動に基づいて前記ロック部材を一旦解除位置に移動させることで、フラッシュをポップアップ位置に移動させる解除機構と、
    待機位置と、操作位置に移動可能であるとともに、待機位置側に付勢されているポップアップボタンと、
    このポップアップボタンに機械的に連結され、外力によりポップアップボタンが待機位置から操作位置へ移動された場合に、前記ロック部材を解除位置に移動させる、ポップアップ機構と、
    前記パワーボタンに設けられ、パワーボタンがレビュー位置および電源オフ位置にある場合に、前記ロック部材の解除位置への移動を阻止する解除阻止部材と、
    を有することを特徴とするフラッシュのポップアップ制御装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記解除阻止部材は、パワーボタンに一体形成された延長部であり、パワーボタンがレビュー位置および電源オフ位置にある場合に、前記延長部が前記ロック部材の近傍に位置して、前記ロック部材の解除位置への移動を阻止することを特徴とするフラッシュのポップアップ制御装置。
  3. 請求項1に記載の装置において、
    前記パワーボタンには、鈎形突起部が設けられ、前記解除機構には前記鈎形突起部と係合する係合部が設けられた伝達部材が設けられ、パワーボタンの電源オン位置側への移動は前記鈎形突起部から前記係合部を介し伝達部材に伝達され、かつ前記伝達部材には、前記鈎形突起部のレビュー位置側への移動の際に前記鈎形突起部と接触することで抵抗となるクリック用突出部が設けられていることを特徴とするフラッシュのポップアップ制御装置。
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