JPH06103375B2 - レンズカバ−付きカメラ - Google Patents

レンズカバ−付きカメラ

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JPH06103375B2
JPH06103375B2 JP60208755A JP20875585A JPH06103375B2 JP H06103375 B2 JPH06103375 B2 JP H06103375B2 JP 60208755 A JP60208755 A JP 60208755A JP 20875585 A JP20875585 A JP 20875585A JP H06103375 B2 JPH06103375 B2 JP H06103375B2
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JP
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lens
film
lever
motor
switch
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JP60208755A
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大基 塚原
彰 片山
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Nikon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、撮影レンズ前面を覆う閉位置と撮影レンズ前
面を開放する開位置との間で移動可能なレンズカバー付
きカメラに関するものである。
(発明の背景) この種のレンズカバー付きカメラにおいては、カメラ不
使用時にレンズカバーを閉位置に制御して撮影レンズの
十分なる保護を図っている。例えば、レンズ鏡筒をフィ
ルム等の撮像面に対して離接できるようにした沈胴式カ
メラで、レンズ鏡筒を撮像面に近づけると動作と連動さ
せてレンズカバーを閉成するものがある。
しかしながら、フィルム全駒の撮影が終了してフィルム
を巻戻す場合、その巻戻し操作に意識が集中してレンズ
カバーの閉成操作を忘れたり、あるいはレンズ鏡筒の動
作と連動されているものにあっては、レンズ鏡筒の収納
操作そのものを忘れて、結局レンズカバーを閉め忘れる
ことが多いので、フィルム巻戻し途中や、裏蓋を開けた
り、フィルムパトローネを取り出す途中で、不用意に、
レンズ鏡筒をぶつけたり、レンズ面をキズつけてしまう
おそれがあった。
(発明の目的) 本発明の目的は、このような従来の問題を解消するた
め、巻戻し操作に連動させてフィルムの巻戻しに先立っ
てレンズカバーを閉位置に駆動するようにしたレンズカ
バー付きカメラを提供することにある。
(発明の概要) 本発明に係るレンズカバー付きカメラは、撮像面から離
れた離間位置および撮像面に近い近接位置の間で移動可
能な撮影レンズ鏡筒と、撮影レンズ前面を覆う閉位置お
よび撮影レンズ前面を開放する開位置の間で移動可能な
保護カバーと、単一のモータと、モータの回転により保
護カバーを閉位置と開位置との間で駆動するカバー駆動
機構と、モータの回転によりレンズ鏡筒を離隔位置と近
接位置との間で駆動するレンズ駆動機構と、カメラの所
定の動作または手動操作に応答してフィルム巻戻し信号
を発生する信号発生手段と、モータの回転によりフィル
ムを巻戻すフィルム巻戻し機構と、巻戻し信号に応答し
て、カバー駆動機構により保護カバーを閉位置に移動せ
しめるとともに、フィルム巻戻し機構によりフィルムを
巻戻し、更にレンズ駆動機構によりレンズ鏡筒を近接位
置に駆動すべくモータを駆動制御する駆動制御手段とを
具備する。
(実施例) 第1図は本発明に係るカメラの一実施例を示し、本例に
おいては、フィルム巻上用スプール内に設けた単一のモ
ータにより、 (A)レンズカバーの開閉 (B)レンズ鏡筒の突出,収納 (C)閃光装置発光部の突出,収納 (D)フィルムの巻上げ (E)シャッタ機構等のチャージ (F)フィルムの巻戻し が制御される。
本明細書を通して、レンズ鏡筒の突出とは、レンズ鏡筒
内に設けられた撮影レンズをレンズ鏡筒とともに撮像面
から離れた離隔位置に移動させることを意味し、レンズ
鏡筒の収納とは、レンズ鏡筒とともに撮影レンズを撮像
面に近い近接位置に移動させることを意味し、必ずしも
レンズ鏡筒をカメラボディ内に完全格納して撮影できな
い状態を意味するものではない。例えばマスターレンズ
とコンバージョンレンズとにより撮影レンズを構成し、
望遠撮影時にはマスターレンズを撮像面から離れた離隔
位置に移動させた上でマスターレンズと撮像面との間に
コンバージョンレンズを配置し、広角撮影時にはコンバ
ージョンレンズをレンズ光軸から退避させた上でマスタ
ーレンズを撮像面に近接した近接位置に移動させる概念
も含み、更には収納状態でレンズ鏡筒がカメラボディか
ら突出している場合も含むものである。
第1図において、カメラボディ(不図示)に固設された
基板1には撮影レンズが設けられたレンズ鏡筒(第3図
(a),(b)に一点鎖線で示す)2の外径より大きい
開口1aがあけられるとともに、開口1aの回りには2つの
長穴1bがあけられている。長穴1bにはロッド3a,3bが挿
通され、それぞれのロッドの一端には、支点A1およびA2
をそれぞれ中心に回動可能なレンズカバー4aおよび4bが
保持されている。ここで、レンズカバー4aおよび4bは撮
影レンズ前面を覆う保護カバーとして機能する。ロッド
の他方の端部は後述する駆動リング5と連結され、この
駆動リング5には不図示の閃光装置が接続される。ここ
で、駆動リング5は後で詳述するカバー駆動系を構成す
る部材であり、駆動リング5の光軸回りの回動によりカ
バー4a,4bが開閉される。
また基板1にはロッド7a,7bが立設され、そのロッド7a
は、レンズ鏡筒2、シャッタ機構(不図示)および焦点
調節機構(不図示)等が設けられたレンズ鏡筒ブロック
8を嵌通し、ロッド7bはブロックに設けられたU字溝に
嵌合され、これによりブロック8が摺動自在に保持され
ている。従って、レンズ鏡筒ブロック8は後述するレン
ズ駆動系によりロッド7a,7b上を光軸に沿って前後に移
動して、撮影レンズを撮像面としてのフィルム面に対し
て離接できる。
次に、上述した各駆動系について詳述する。ここで、カ
バー駆動系およびレンズ駆動系はフィルムスプール9内
に設けられたモータ10により回転駆動される共通のカム
部材11を有しており、モータ10からカム部材11までの動
力伝達機構は共通であるので、その伝達機構をカム駆動
系と称してまず説明する。
(I)カム駆動系 モータ10の出力軸に取り付けられたピニオンギア12は減
速ギア13と歯合され、減速ギア13は順次に回転を伝達す
るように配置された減速ギヤ列14〜16を介してサンギア
17に接続される。サンギア17に取付けられた腕17aには
遊星ギア18が軸支されていて、モータ逆転時に遊星ギア
18が減速ギア19と歯合するように構成される。減速ギア
19は減速ギア20を介してサンギア21に接続される。サン
ギア21には腕21aを介して遊星ギア22が設けられてい
て、後述するフィルム巻戻し時を除くモータ逆転時にギ
ア23と連結される。ギア23は、カム部材11の軸に設けら
れたギア24と歯合してカム部材11を回転駆動する。ま
た、ギア23は後述するブラシギア43とも歯合される。
カム部材11は、最上部の周面に形成されたカバー制御用
カム手段としての面カム25と、最上部の上面に形成され
たレンズ制御用カム手段としての溝カム26と、中央部の
ギア24と、最下部の切欠きカム27を有し、カメラボディ
に支点A5を中心に回転可能に軸支されている。面カム25
はカバー駆動系と接続され、溝カム26はレンズ駆動系と
接続される。カム部材11については後述する。
(II)カバー駆動系 カバー駆動系は、軸部28aを介して基板1に軸支された
レバー28を有し、そのレバー28の一端には、レンズカバ
ー保持用のロッド3a,3bと平行に延在するロッド28bが設
けられ、そのロッド28bの先端は面カム25と係合可能に
されている。また、レバー28の他端にはロッド28bと反
対側に延在するロッド28cが設けられ、そのロッド28c
は、駆動リング5の長穴5aに挿通されている。そして、
レバー28はばね29により軸部28aを中心として時計方向
に常時付勢されている。
駆動リング5には更に2つの長穴5b,5cがあけられてお
り、それぞれの長穴には、レンズカバー4aおよび4bにそ
れぞれ取付けられたロッド3a,3bが挿通されている。こ
のようにして支持される駆動リング5は、常時はばね30
により反時計方向に付勢されるが、面カム25とロッド28
bとの係合状態に従って光軸を中心に時計方向および反
時計方向に回動可能とされ、駆動リング5の時計方向の
回動によりカバー4a,4bが開き、反時計方向の回動によ
りカバー4a,4bが閉じるように構成される。
(III)レンズ駆動系 レンズ駆動系は、カメラボディに支点A3を中心として回
動可能に取付けられたレバー31を有し、レバー31の一端
に立設されたピン31aが溝カム26に遊嵌されている。レ
バー31は長穴3bを有し、その長穴31bには、レンズ鏡筒
ブロック8の底面に立設されたピン8aが挿通されてい
る。レバー31の他端には掛止ピン31cが設けられ、カメ
ラボディに設けられた掛止部32との間にトグルばね38が
設けられている。
レバー31は、溝カム26の回転に伴なって支点A3の回りを
揺動し、レバー31が反時計方向に回動してレンズ鏡筒ブ
ロック8が突出され、時計方向に回動してレンズ鏡筒ブ
ロック8が収納されるように構成される。換言すると、
レンズ鏡筒ブロック8はフィルム面から離れた離隔位置
と、フィルム面に近接した近接位置との間で移動可能に
構成される。
次にカム部材11について説明する。
第2図に示すように面カム25はカム部材最上部の周縁に
沿って形成され、カバー開放用カム面である傾斜面25a
と、それに連なる平坦面25bと、それに連なり傾斜面25a
とは逆の勾配を有するカバー閉成用カム面である傾斜面
25cとを有し、ブロック8が収納位置にあるときには、
実線で示すようにロッド28bの先端が平坦面25bと距離Δ
hだけ上方に離れて位置している。従って、面カム25が
矢印の方向に回転するとロッド28bが傾斜面25aに当接し
ながら上方に変位するとともに、傾斜面25cに沿って下
降し(ばね29のばね力により)、これにより駆動リング
5を介してレンズカバー4aおよび4bを開閉制御する。
溝カム26は、第3図(a),(b)に示すように、カム
部材11の回転中心A5から偏心した中心点を有する略楕円
形状の溝であり、カム部材11の回転中心A5を中心とした
半径rの一定曲率の溝部26aと、図において時計方向に
溝カム26が回転する際にその曲率が徐々に小さくなりピ
ン31aが外側の内周面に当接するレンズ繰出し用カム面
である溝部26bと、同様に回転するときにその曲率が徐
々に大きくなりピン31aが内側の内周面に当接するレン
ズ繰込み用カム面である溝部26cとを有し、第3図
(a)の状態ではレンズ鏡筒ブロック8をレンズ収納位
置に保持し、そこから矢印の方向に回転して第3図
(b)の状態になるとレンズ鏡筒ブロック8をレンズ突
出位置に保持することになる。
上述した駆動系はレンジ位置選択レバー40の操作に応動
して第1のモードおよび第2のモードで駆動される。以
下、その点について詳述する。
レンズ位置選択レバー40はカメラボディに摺動可能に取
付けられ、ばね41により常時図中右方に付勢されてい
る。このレバー40の先端はカメラボディ39まで延在して
つまみ40dが設けられ、つまみ40dを図示矢印方向に操作
することにより、レンズ位置選択レバー40の位置を第1
のモードに対応するレンズ繰出し位置に切換えることが
できる。このレンズ繰出し位置から第2のモードに対応
するレンズ繰込み位置に切換えるには、手動でこのレバ
ー40を矢印と逆に操作すればよいが、後述するように、
全フィルムの撮影終了を検出してレンズ鏡筒を収納する
動作の終了時に自動的に第2のモードすなわちレンズ繰
込み位置に切換わるようになっている。
またレンズ位置選択レバー40に関連して、同軸状態でク
リックレバー45および落ち込みレバー46がカメラボディ
に軸支されている。落ち込みレバー46はばね48により反
時計方向に常時付勢され、それは係合部46cを介してク
リックレバー45に作用してクリックレバー45も反時計方
向に付勢している。その一方、両レバー45および46のば
ね掛止ピン45aおよび46aにはばね47が掛止され、これに
よりクリックレバー45は時計方向に、落ち込みレバー46
は反時計方向に付勢されている。しかして、ばね47によ
りクリックレバー45に付与される時計方向の付勢力がば
ね48による反時計方向の付勢力よりも強いので、クリッ
クレバー45の爪部45bはレンズ位置選択レバー40の側壁4
0bに当接され、レンズ位置選択レバー40が図中左方に操
作されたときに、爪部45bがレンズ位置選択レバー40の
側壁の凹部40cに係合してレンズ位置選択レバー40を第
1のモードに対応したレンズ繰出し位置に保持するよう
に構成される。
一方、落ち込みレバー46の先端の爪部46bはカム部材11
の切欠きカム27の周面に押圧されており、切欠き27がレ
ンズ収納位置まで回転したときに切欠きカム27aに落ち
込み、これにより係止部46cを介してクリックレバー45
が反時計方向に駆動され、その爪部45bがレンズ位置選
択レバー40の凹部40cから外れ、以って、レンズ位置選
択レバー40がばね41により第2のモードに対応するレン
ズ繰込み位置に復帰されるように構成される。本実施例
ではこれらの部材により解除手段が構成される。
また、本実施例におけるカメラにおいてはフィルム巻戻
し駆動系を有し、その駆動系は巻戻しレバー65を手動で
操作することにより、またはフィルムが完全に巻上げら
れたのに応答して駆動される。以下に巻戻し駆動系につ
いて説明する。
(V)巻戻し駆動系 巻戻し駆動系は、モータ10の出力軸に設けられたピニオ
ンギア12から遊星ギア22までは上述したカム駆動系と共
通の駆動系を有する。遊星ギア22は後述する巻戻しレバ
ー65の操作に連動してギア66と歯合される。ギア66には
フィルムパトローネと係合するフォーク67が設けられて
いる。
巻戻しレバー65はカメラボディに摺動可能に設けられ、
ばね49により常時図中左方へ付勢される。この巻戻しレ
バー65の移動軌跡上にはスイッチS5が設けられている。
また、そのスイッチS5からの巻戻し信号および後述する
レンズ位置を検出するスイッチS3からの信号の論理積の
結果に従って励磁されるマグネット80が設けられるとと
もに、一端部にそのマグネット80に吸着されるアマーチ
ャ81aが設けられ、他端部に遊星ギア22の脚部22aと係合
する腕81bが形成される伝達系路切換レバー81がカメラ
ボディに支点A6を中心に回動可能に設けられている。そ
のレバー81は支点A6を中心に不図示のばねにより時計方
向に常時付勢されており、巻戻しモード以外では、第4
図(a)に示すように、切換レバー81と遊星ギア22の脚
部22aとは離れており、モータ10の逆転により遊星ギア2
2はギア23と歯合され、巻戻しモード時には、第4図
(b)に示すように、マグネット80が励磁され、切換レ
バー81が反時計方向に回動して遊星ギア脚部22aを押圧
するので遊星ギア22が巻戻しギア66に歯合されるように
なっている。
フィルム巻戻しレバー65には、ばね68により時計方向に
常時付勢されている係止レバー69が揺動自在に設けら
れ、レバー65が巻戻し位置に操作されたときに、第1図
に想像線で示すようにカメラボディに摺動可能に設けら
れたリセットレバー70のピン70aに係止レバー69のフッ
ク69aが係止され、これにより巻戻しレバー65がその位
置で、すなわち巻戻し位置でロックされるようになって
いる。リセットレバー70はばね71により常時矢印方向に
付勢されているが、カメラ裏蓋(不図示)に突設された
ストッパ72によりその動きが抑止されている。
第5図は本実施例におけるモータ制御系のブロック図で
あり、本実施例ではモータ10の正転,逆転を次のように
使って各駆動系を制御する。
モータ正転…フィルム巻上げ(シャッタ機構等のチャー
ジ) モータ逆転…フィルム巻戻し、レンズカバーの開閉、レ
ンズ鏡筒のブロックの繰り出し繰り入れ、閃光装置の上
昇,下降 第5図を参照するに、モータ10の回転を制御するモータ
制御部101には電源102が接続されるとともに、モータ逆
転信号発生部103,モータ正転信号発生部104,モータ停止
信号発生部105およびフィルム終端検出信号発生部106が
それぞれ接続される。
巻戻しレバー65により開閉されるスイッチS5からの巻戻
し信号はオアゲート107を介してアンドゲート108に接続
され、また、フィルムの全駒数の撮影が完了したときに
終端検出信号発生部106から出力される終端検出信号も
オアゲート107を介してアンドゲート108に入力される。
更に、レンズ鏡筒が収納されているときに閉成している
スイッチS3からの信号はアンドゲート108に入力され、
そのアンドゲート108の出力はマグネット制御部109に入
力され、この制御部109には、フィルムが完全に巻戻さ
れたときに開放されるスイッチS7からの信号も供給され
ている。マグネット制御回路109の出力はマグネット80
に供給されマグネット80の消磁,励磁が制御される。
次にモータ制御系の各部について説明する。
モータ逆転信号発生部103はレンズ位置選択レバー40の
位置を検知するスイッチS1およびS2、レンズ鏡筒ブロッ
ク8の位置を検知するスイッチS3およびS4、および巻戻
しレバー65の位置を検知するスイッチS5を有する。
スイッチS1,S2 第1図を参照するに、レバー40には腕40aが設けられ、
腕40aに設けられたブラシ40bがプリント基板42に形成さ
れたパターン上を摺動する。ばね41により偏倚されたレ
ンズ繰込み位置がレンズ鏡筒ブロック8の収納位置に対
応し、ばね41に抗してレバー40を図中左方に操作したレ
ンズ繰出し位置がレンズ鏡筒ブロック8の突出位置に対
応する。第6図に示すように、プリント基板42上には3
本の導体パターン42a(共通パターン),42bおよび42cが
形成され、その上を二点鎖線で示すブラシ40bが摺動す
るように構成され、レンズ繰込み位置P1では導体パター
ン42aおよび42bから成るスイッチS1は開放され、導体パ
ターン42aおよび42cから成るスイッチS2は閉成され、レ
ンズ繰出し位置P2ではスイッチS1は閉成されるがスイッ
チS2は開放される。
スイッチS3,S4 レンズ位置選択レバー40がレンズ繰込み位置からレンズ
繰出し位置に操作されるのに応動してレンズ鏡筒ブロッ
ク8が収納位置から突出位置へ移動されるが、このレン
ズ鏡筒ブロック8の位置を電気的に検出するスイッチS3
およびS4が、第1図に示すようにブラシ43aを有するブ
ラシギア43とそれと対向するプリント基板44とで構成さ
れている。このギア43はカム部材11が1回転すると同じ
く1回転するようにギア23と歯合されるもので、その上
面に第1図に示すブラシ43aが取付けられ、プリント基
板44には第7図に示す導体パターン44a〜44cが形成さ
れ、パターン44aおよび44cでスイッチS3が、パターン44
aおよび44dでスイッチS4が構成される。なお、パターン
44aはアースされている。
第7図はレンズ収納位置におけるスイッチS3,S4の状態
を示し、この場合、導体パターン44aおよび44bで構成さ
れるスイッチS4は開放され、導体パターン44aおよび44c
で構成されるスイッチS3は閉成される。カム部材11が18
0度だけ回転してレンズ鏡筒ブロック8がカメラボディ
から突出してレンズ突出位置まで移動すると、スイッチ
S4は閉成されスイッチS3は開放される。
スイッチS5 上述したように、レバー65の摺動領域にはスイッチS5が
配設され、レバー65が巻戻し操作のために図中右方に操
作されたときに接片70が接片71と接触し、スイッチS5が
閉成されてモータ10が逆転するようにされている。
モータ停止信号発生部105は、フィルムが1駒巻上がっ
たときに閉成するスイッチS6と、フィルムが完全に巻戻
されたときに開放されるスイッチS7とを有する。ここで
本例では巻上系については説明を省略しているのでスイ
ッチS6についてはその説明を省略する。
スイッチS7 第1図を参照するに、フィルム移送路に沿ってフィルム
巻戻し終了を検知するスイッチS7が設けられ、フィルム
が完全に巻戻されるとそのスイッチS7が開放されてモー
タ10への通電が遮断されるようになっている。すなわ
ち、スイッチ接片74は常時フィルム面に向けて付勢され
ており、その接片74に設けられた検知ピン76がフィルム
に当接している間はスイッチ接片74とスイッチ接片75と
が接触してスイッチS7が閉成され、フィルムが巻戻され
て検知ピン76がフィルムから解放されてフィルム移送路
よりも後方に突出するとスイッチ接片74と75とが離れて
スイッチS7が開放されるように構成されている。
モータ正転信号発生部104はレリーズ釦の操作に応動し
て正転信号を出力するものであり、また、終端検出信号
発生部106はフィルムの全駒の撮影が終了したときにそ
れを検知してモータ10にモータ停止逆転信号を出力する
ものである。
以上のように構成された本実施例における沈胴式カメラ
の動作を以下に説明する。
(I)カバーの開放,レンズの突出 レンズ繰込み位置からレンズ繰出し位置へ切換操作する
ためのレンズ位置選択レバー40をばね41に抗して図中左
方に手動操作すると、クリックレバー45の爪部45bがレ
バー40の凹部40cと係合し、これによりレバー40がその
位置で保持されるとともに、ブラシ40bがパターン基板4
2上を摺動し、スイッチS1が閉成し、スイッチS2が開放
される。今、撮影レンズは収納位置にありレンズ位置検
出スイッチS3は閉成状態にあるので、第5図においてス
イッチS1およびS3を通ってモータ制御回路101にモータ
逆転信号が出力されてモータ10が逆転し始める。
モータ10が逆転するとその回転はピニオンギア12,減速
ギア列14〜16を介してサンギア17に伝達される。サンギ
ア17は反時計方向に回転されるので腕17aが反時計方向
に揺動して遊星ギア18がギア19と歯合する。また、ギア
19の回転はギア20を介してサンギア21に伝達されその腕
21aが反時計方向に揺動するので遊星ギア22がギア23と
歯合する。その結果、カム部材11が時計方向に回転する
とともに、ギア43も時計方向に回転する。
カム部材11が時計方向に回転するとカバー駆動系を構成
するロッド28bが面カム25の傾斜面25aにより上方に変位
されるので、レバー28はばね29に抗して反時計方向に回
動する。このレバー28の動きに従って駆動リング5がば
ね30に抗して時計方向に回転し、ロッド3aおよび3bを介
してレンズカバー4aおよび4bが開かれる。
カム部材11が更に回転するとロッド28bは面カム25の上
面25dに乗り上げるのでレバー28bの回動が停止し、これ
により駆動リング5の回動も止み、以ってカバー4a,4b
が完全に開放される。
このとき、溝カム26においては溝部26bの外側の内周面
がピン31aのすぐ近傍に達しており、カム部材11が引き
続き回転するとその内周面がピン31aを押すので、レバ
ー31はトグルばね38に抗して反時計方向に回動し始め
る。レバー31の動きに連動してレンズ鏡筒ブロック8は
ロッド7aおよび7bに案内されて前方に移動する。レバー
31が更に反時計方向に回動してトグルばね38がその死点
を越えると、レンズ鏡筒ブロック8はトグルばね38によ
り前方に付勢されるので溝部26bの内側の内周面に沿っ
てピン31aが摺動しながらレンズ鏡筒ブロック8が更に
前進する。溝カムが180度回転したとき(第3図(b)
参照)にレンズ鏡筒ブロック8の突起8aが基板1に当接
する。このとき、ブラシ43aは第7図の状態から180度回
転しており、スイッチS3が開放されスイッチS4が閉成さ
れ、これによりモータ逆転信号が消勢されてモータ10が
停止する。従って、カム部材11およびブラシギア43の回
転も止まる。この状態では、レンズ鏡筒ブロック8、換
言すると撮影レンズが突出位置にあってトグルばね38に
より前方に付勢されている。
(II)カバー閉成,レンズ収納 この実施例では、レンジ位置選択レバー40をレンズ繰込
み位置に手動で復帰させることにより、カバー4aおよび
4bを閉成し、レンズを収納させることができると共に、
フィルムの全駒の撮影が終了したときにそれを検知して
これらの制御を自動的に行うことができる。
手動操作 レンズ繰出し位置で保持されているレンズ位置選択レバ
ー40を、クリックレバー45のクリック力に抗して図中右
方に操作すると、換言すると、レンズ繰出し位置からレ
ンズ繰込み位置へ切換えると、ブラシ40bがパターン基
板42上を摺動してスイッチS1が開放され、スイッチS2が
閉成される。このとき、レンズ突出動作によりブラシギ
ア43は第7図の状態から180度回転した位置で停止して
おり、スイッチS3が開放、スイッチS4が閉成している。
従って、逆転信号発生部103(第5図参照)から逆転信
号が出力されてモータ制御部101に送られ、これにより
モータ10が前述したと同様に逆転を開始する。
上述したと同様に、モータ10の逆転によりカム部材11が
時計方向に回転する。レンズ突出状態では、第3図
(b)に示すように、ロッド28bは面カム25の上面25dに
乗り上げていて、ピン31aは溝カム26の溝部26bと26cと
の境界に位置している。しかして、第3図(b)に示す
状態からカム部材11が時計方向に回転するとピン31aは
溝部26cの内側の内周面に押圧され、レバー31が時計方
向に回動してトグルばね38に抗してレンズ鏡筒ブロック
8をその突出位置から収納位置に向けて後退させる。レ
ンズ鏡筒ブロック8が後退してトグルばね38がその死点
を越えると、溝カム26の回転に従ってレンズ鏡筒ブロッ
ク8が後退し、溝カム26の溝部26aの領域がピン31aの位
置に達すると、溝カム26の曲率rが一定となりレンズ鏡
筒ブロック8の後退は止み、その状態がレンズ収納位置
である。
このとき、下り勾配の傾斜面25cの始点がロッド28bのす
ぐ近くに位置し、カム部材11が更に回転すると、ばね29
のばね力によりロッド28bがその傾斜面25cに沿って降下
し始め、こによりレバー28が時計方向に回転する。これ
に伴って駆動リング5が反時計方向に回動してレンズカ
バー4aおよび4bが閉成する。
カム部材11が更に回転してロッド28bが面カム25の平坦
面25bまで下りると、ブラシギア43のブラシ43aが第7図
に示すようになり、スイッチS3が閉成するとともにスイ
ッチS4が開放される。このとき、レンズ位置選択スイッ
チS1はすでに開放されているのでモータ逆転信号が消勢
され、これによりモータ10の逆転が停止される。
自動指令 フィルムの全駒の撮影が終了してフィルムが引き出され
なくなると、周知のフィルム終端検出信号発生部106が
それを検知してモータ制御部101にモータ停止逆転信号
を供給してモータ10を停止するとともに逆転させる。こ
のモータ10の逆転に応動して、前述した手動指令時と同
様にしてレンズ鏡筒ブロック8がレンズ収納位置まで移
動する。レンズ鏡筒ブロック8がその収納位置に到達す
るときに、落込みレバー46がカム部材11の切欠きカム27
の切欠き27aに落込む。その動きに連動してクリックレ
バー45が反時時計方向に回動してクリックレバー45の爪
部45bがレンズ位置選択レバー40の凹部40cから外れ、そ
れにより、レンズ位置選択レバー40がばね41により図中
右方に移動してレンズ繰込み位置に復帰する。
(III)フィルム巻戻し、 本実施例では、フィルムの全駒が撮影されてもはやフィ
ルムが巻上げられない状態が検出され、信号発生部106
からフィルム終端検出信号が出力されると、その信号に
応答してフィルムが自動的に巻戻されるとともに、巻戻
しレバー65の手動操作によってもフィルムが巻戻される
ようになっている。まず自動巻戻しの動作について説明
する。
自動巻戻し レンズ鏡筒ブロック8が突出位置に保持されているとき
にフィルム終端検出信号が出力されると、その信号によ
りモータ10が逆転を開始する。これにより、上述したと
同様にレンズ鏡筒ブロック8が収納位置に向け移動し、
収納位置に到達するとスイッチS3が閉成されスイッチS4
が開放される。このとき、アンドゲート108の2つの入
力端子には、スイッチS3からの信号とオアゲート107を
介したフィルム終端検出信号が供給されるので、アンド
ゲート108からマグネット制御部109にマグネット励磁信
号が供給され、こによりマグネット80が励磁される。こ
のときアーマチャ81aがマグネット80に吸引されるので
切換レバー81が反時計方向に回動して第4図(b)に示
すように遊星ギア脚部22aを押圧する。従って、遊星ギ
ア22が巻戻しギア66と歯合される。一方、フィルム終端
検出信号はモータ制御部101にも供給されているのでモ
ータ10が逆転される。すなわち、このフィルム終端検出
信号とスイッチS3からの信号が巻戻し信号として機能す
る。
しかして、上述したと同様に遊星ギア18がギア19と歯合
してモータ10の回転がサンギア21に伝達される。ここで
サンギア21の腕21aは反時計方向に揺動しようとする
が、上述したように遊星ギア22の脚22aが伝達経路切換
レバー81により規制されているので遊星ギア22は巻戻し
ギア66と歯合し、以って、モータ10の回転が巻戻しギア
66に伝達されることになりフィルムが巻戻される。
ここで、フィルムが完全に巻戻されると、その付勢力が
フィルムにより抑止されていたフィルム終端検知ピン76
が解放されるのでスイッチS7が開放され、これによりモ
ータ停止信号がモータ制御部101に供給されてモータ10
が停止する。一方、スイッチS7の開放信号はマグネット
制御部109にも供給され、これによりマグネット80が消
磁される。すると切換レバー81が不図示のばねにより時
計方向に回動して、遊星ギア脚部22aから離間した位
置、すなわち、遊星ギア22がギア23と歯合する動きを規
制しない位置まで移動する。
なお、撮影レンズが収納されている場合にはフィルム終
端検出信号は出力されないので、自動巻戻し機能は存在
しない。また、上述した自動フィルム巻戻しによりレン
ズ鏡筒ブロック8が収納されると、上述したと同様によ
りレンズ位置選択レバー40は自動的にレンズ繰込み位置
に復帰する。
手動巻戻し この場合には、撮影レンズが突出していても収納されて
いてもフィルムを巻戻すことができる。
撮影レンズが突出されている状態で巻戻しレバー65を操
作すると、まずスイッチS5が閉成されてモータ逆転信号
が逆転信号発生部103から出力されてモータ10が逆転さ
れ、これにより上述したと同様にレンズ鏡筒ブロック8
が収納され始める。レンズ鏡筒ブロック8が完全に収納
されるとスイッチS3が閉成されるのでアンドゲート108
に閉成信号が供給される。このとき、オアゲート107を
介してスイッチS5の閉成信号もアンドゲート108に入力
されているのでアンドゲート108からマグネット制御部1
09に励磁信号が出力され、これによりマグネット80が励
磁される。これによりアーマチャ81aがマグネット80に
吸着され切換レバー81が上述したように遊星ギア22を変
位させるので遊星ギア22が巻戻しギア66と歯合し、これ
により巻戻しが行われる。ここではスイッチS5およびス
イッチS3からの信号が巻戻信号として機能する。フィル
ムの巻戻しが終了するとスイッチS7が開放されるので、
上述したようにモータ10が停止するとともにマグネット
80も消磁される。
この場合も上述したと同様にレンズ位置選択レバー40は
自動的にレンズ繰込み位置に復帰する。
一方、撮影レンズが収納されている状態で巻戻しレバー
65を操作すると、まずスイッチS5が閉成されてモータ逆
転信号が逆転信号発生部103から出力されてモータ10が
逆転を開始する。このとき、スイッチS3はすでに閉成し
ているので、アンドゲート108には、スイッチS3からの
閉成信号とスイッチS5からの閉成信号が供給され、これ
によりアンドゲート108から励磁信号が出力されてマグ
ネット80が励磁される。従って、上述したように遊星ギ
ア22が巻戻しギア66と歯合してフィルムが巻戻される。
すなわち、この場合、巻戻しレバー65の操作により直ち
にフィルムの巻戻しが始まる。フィルムが完全に巻戻さ
れるとスイッチS7が開放されてモータ10が停止するとと
もにマグネット80が消磁されるのは上述の場合と同様で
ある。
巻戻されたフィルムを取り出すためカメラ裏蓋(不図
示)を開けるとそれによりピン72も動くので、ピン72に
抑止されていた係止レバー70がばね71により矢印方向に
移動する。これにより係止レバー69がピン70aから解放
されるので、ばね69により巻戻しレバー65が元の位置に
復帰する。
また、以上ではフィルムの巻戻しに先立ってレンズ保護
カバーを閉成するようにしたが、フィルムの巻戻しが終
了したレンズ保護カバーを閉成するようにしてもよい。
更に、本発明はいわゆる2焦点カメラにも適用できる。
(発明の効果) 本発明によれば、フィルムの巻戻し動作と、保護カバー
の開閉動作と、撮影レンズの繰出し,繰込み動作とを単
一のモータで行うよう構成したので、各動作を手動によ
って行う場合と比べて操作性がよく、また各動作専用の
モータをそれぞれ設ける必要がないから、部品点数の低
減が図れ、カメラの小型化とコストダウンに寄与する。
また、カメラの所定の動作または手動操作に応答して発
生するフィルム巻戻し信号に応答して、保護カバーを閉
位置に移動せしめるとともに、フィルムを巻戻し、更に
撮影レンズを近接位置に駆動するようにしたので、巻戻
し後に保護カバーの閉じ操作および鏡筒繰込み操作を行
う手間が省け、更なる操作性の向上が図れる。また、フ
ィルム巻戻し後に裏蓋を開けたり、フィルムパトローネ
を取り出す途中でレンズ鏡筒をぶつけたり、レンズ面を
キズつけることがない。
また、本実施例の如くフィルム巻戻しに先立って保護カ
バーを閉成し、しかる後にフィルム巻戻しを行うように
すればフィルム巻戻し後直ちにカメラをバック等に収納
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカメラの各部を示す分解斜視図、
第2図は第1図に示したカム部材の正面図、第3図
(a)および(b)は同じくそのカム部材の平面図を示
し、(a)はレンズ収納位置を示し、(b)はレンズ突
出位置を示す図、第4図(a)および(b)は巻戻し駆
動系を示す平面図、第5図は本発明に係るカメラのモー
タ制御系を示すブロック図、第6図はレンズ位置選択ス
イッチの平面図、第7図はレンズ位置検出スイッチの平
面図である。 2:レンズ鏡筒、3a,3b:ロッド、4a,4b:レンズカバー(保
護カバー)、5:駆動リング、7a,7b:ロッド、8:レンズ鏡
筒ブロック、8a:ピン、9:スプール、10:モータ、11:カ
ム部材、24:ギア、25:面カム、25a,25c:傾斜面、25b:平
坦面、26:溝カム、26a〜26c:溝部、28:レバー、31:レバ
ー、31a:ピン、40:レンズ位置選択レバー、65:巻戻しレ
バー、66:ギア、67:フォーク、80:マグネット、81:伝達
経路切換レバー、101:モータ制御部、103:モータ逆転信
号発生部、104:モータ正転信号発生部、105:モータ停止
信号発生部、106:フィルム終端検出信号発生部、109:マ
グネット制御部、S1〜S7:スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像面から離れた離隔位置および撮像面に
    近い近接位置の間で移動可能な撮影レンズ鏡筒と、 撮影レンズ前面を覆う閉位置および撮影レンズ前面を開
    放する開位置の間で移動可能な保護カバーと、 単一のモータと、 前記モータの回転により前記保護カバーを前記閉位置と
    開位置との間で駆動するカバー駆動機構と、 前記モータの回転により前記レンズ鏡筒を前記離隔位置
    と近接位置との間で駆動するレンズ駆動機構と、 カメラの所定の動作または手動操作に応答してフィルム
    巻戻し信号を発生する信号発生手段と、 前記モータの回転によりフィルムを巻戻すフィルム巻戻
    し機構と、 前記巻戻し信号に応答して、前記カバー駆動機構により
    前記保護カバーを前記閉位置に移動せしめるとともに、
    前記フィルム巻戻し機構によりフィルムを巻戻し、更に
    前記レンズ駆動機構により前記レンズ鏡筒を前記近接位
    置に駆動すべく前記モータを駆動制御する駆動制御手段
    とを具備したことを特徴とするレンズカバー付きカメ
    ラ。
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JP2526917B2 (ja) * 1987-08-04 1996-08-21 株式会社ニコン カメラの操作装置
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JPH01164434U (ja) * 1988-05-04 1989-11-16

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JPS6078432A (ja) * 1983-10-05 1985-05-04 Canon Inc 焦点距離切替式カメラ
JPS60100126A (ja) * 1983-11-07 1985-06-04 Canon Inc 2焦点切換式カメラ

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