JP2000231139A - バリア開閉機構 - Google Patents

バリア開閉機構

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JP2000231139A
JP2000231139A JP11033661A JP3366199A JP2000231139A JP 2000231139 A JP2000231139 A JP 2000231139A JP 11033661 A JP11033661 A JP 11033661A JP 3366199 A JP3366199 A JP 3366199A JP 2000231139 A JP2000231139 A JP 2000231139A
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lens
barrier
barrel
opening
closing
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Akio Omiya
秋夫 大宮
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡筒1の先端に配されたレンズバリア
22の駆動リング24を、後群レンズ7の回動によって
回転駆動してレンズバリア22を開閉する。 【解決手段】 レンズ鏡筒1の繰込み位置近傍で後群レ
ンズ7を光軸の周りで回動させるように後群レンズ7を
回転筒6に連結する第1の連結手段と、後群レンズ7の
回動に伴ってバリア開閉駆動部材23を回動させるよう
にバリア駆動リング24を後群レンズ7に連結する第2
の連結手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡筒の繰出
し繰込みに連動してレンズバリアを開閉するカメラのバ
リア開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カメラ本体からレンズ鏡筒を繰
り出して撮影を行なうカメラにおいては、レンズ鏡筒の
沈胴位置(レンズ鏡筒がカメラ本体内に収容された位
置)からワイド端(広角撮影が可能な位置)への繰出し
とともにレンズ鏡筒先端のレンズバリア(レンズカバ
ー)を開き、レンズ鏡筒のワイド端から沈胴位置までの
繰込みとともにレンズバリアを閉じるバリア開閉機構が
設けられている。
【0003】例えば、特許第2612128号に開示さ
れたバリア開閉機構(第1の従来技術)では、レンズバ
リアを開方向に付勢する付勢手段(スプリング)と、レ
ンズ系とともに移動してレンズバリアを閉作動させるバ
リア閉手段と、レンズ系が繰出し位置にあるときには上
記バリア閉手段との連係が断たれて上記付勢手段の付勢
力によりレンズバリアを開状態にするとともに、レンズ
系の繰出し位置から繰込み位置への移動に伴って上記レ
ンズバリア閉手段と連係状態になり、上記付勢手段の付
勢力に抗してレンズバリアを閉作動させる手段とを有す
る。
【0004】また、例えば、実公平7−55545号に
開示されたバリア開閉機構(第2の従来技術)は、カメ
ラ本体に対し繰出し繰込み可能なレンズ鏡筒において、
このレンズ鏡筒の繰出し繰込みとともに光軸に沿って進
退するキーがレンズ鏡筒内に設けられ、そのキーの先端
部に傾斜面からなるカム部が設けられ、この傾斜面に当
接するように配置されてキーの進退により回転し、レン
ズバリアを開閉する連動環が設けられている。
【0005】このバリア開閉機構においては、レンズ鏡
筒がカメラボディ側へ繰り込まれているときには上記連
動環がカム部に当接しその傾斜に従い回転移動した状態
となっており、これによってレンズバリアが閉じられ
る。一方、図12(a)に示すように、レンズ鏡筒が繰
り出されると、キーAが連動環Bに対し光軸に沿って離
間する方向へ移動し、この移動によりカム部Cの傾斜に
従い連動環Bが回転することになり、これによってレン
ズバリアは開放状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術では、レンズ系が繰出し位置にあるときに
はレンズバリアとバリア閉手段との連係が断たれ、付勢
手段の付勢力のみによりレンズバリアを開状態に保持さ
れるため、経時変化等でバネの付勢力が弱まった場合、
バリア開動作が不確実になるおそれがある。
【0007】また、上記第2の従来技術においても、レ
ンズ鏡筒における沈胴位置からワイド端までの移動距離
が短い場合、連動環Bの回転力が十分に得られず、レン
ズバリアを円滑に開閉できないという問題がある。すな
わち、このような場合、キーAの移動量が少ないため、
レンズバリアが閉じる位置まで連動環Bを回転させるに
は、図12(b)に示すように、カム部C′の傾斜角度
を浅くして、キーAの僅かな移動により連動環Bが大き
く回転する構成とする必要がある。ところが、カム部
C′をこのような構造にすると、カム部C′から連動環
Bへの力が効率良く伝達せず、カム部C′から連動環B
との接触部分における摩擦が大きい場合、連動環Bが円
滑に回転しないおそれがある。
【0008】上記の事情に鑑み、本発明はレンズバリア
の開閉動作が円滑かつ確実なバリア開閉機構を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるバリア開閉
機構は、光軸周りに回転可能な回転筒と前群レンズおよ
び後群レンズとを備え、該回転筒の回転によりカメラ本
体に対する繰出し繰込みを可能にするレンズ鏡筒と、こ
のレンズ鏡筒の先端に配されて上記前群レンズの前面を
開閉するレンズバリアと、光軸の周りで回動可能に前記
レンズ鏡筒に配され、その回動により上記レンズバリア
を開閉させるバリア開閉駆動部材とを備えたカメラにお
いて、上記レンズ鏡筒の繰込み位置近傍で上記後群レン
ズを光軸の周りで回動させるようにこの後群レンズを上
記回転筒に連結する第1の連結手段と、上記後群レンズ
の回動に伴って上記バリア開閉駆動部材を回動させるよ
うにこのバリア開閉駆動部材を上記後群レンズに連結す
る第2の連結手段と、を備えていることを特徴とするも
のである。
【0010】上記第2の連結手段は、上記バリア開閉駆
動部材から光軸方向後方へ延びる連結レバーと、後群レ
ンズホルダ上に設けられて上記連結レバーと常時係合す
る係合部材とによって構成することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、レンズ鏡筒の繰込み位
置近傍で後群レンズが回転筒によって第1の連結手段を
介して回転せしめられ、かつこの後群レンズの回転が第
2の連結手段を介してバリア開閉駆動部材に伝達される
ように構成されており、従来のように、レンズ鏡筒を構
成する部材の光軸方向の動きをバリア開閉駆動部材の回
転運動に変換する機構は用いていないから、レンズバリ
アの開閉動作が円滑かつ確実になる利点がある。
【0012】また、上記第2の連結手段を、後群レンズ
ホルダとバリア開閉駆動部材とを常時連結するものとし
た場合、レンズバリアの開閉動作が安定する利点があ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明によるバリア開閉機構の一
実施の形態を備えたズームレンズ鏡筒の分解斜視図、図
2〜図4は、図1に示すレンズ鏡筒を光軸を含む垂直面
で切断した縦断面図であり、図2は沈胴(ボトム)状態
を、図3は広角撮影(ワイド)状態を、図4は望遠撮影
(テレ)状態をそれぞれ示している。
【0015】図において、レンズ鏡筒1は、カメラ本体
11に対し繰出し繰込み自在とされ、その繰出し繰込み
動作により望遠撮影および広角撮影を可能にするもので
あって、光軸Sに沿って前方から、レンズバリア部2
と、レンズホルダ31に保持された前群レンズ3とシャ
ッター4aを備えたシャッターブロック4とを組み込ん
だ移動筒5と、回転筒(中間筒)6と、レンズホルダ7
1に保持された後群レンズ7と、直進キー筒8と、固定
筒9と、キー板10とが同心状に配置されて構成されて
いる。このレンズ鏡筒1は、カメラ本体11に固定され
ている固定筒9に対し、回転筒6および移動筒5がテレ
スコピックに繰り出され、かつ繰り込まれる構造となっ
ている。
【0016】このレンズ鏡筒1においては、回転筒6お
よび移動筒5の繰り出し繰込みのために、ヘリコイド機
構が用いられている。すなわち、固定筒9の内側に回転
筒6が配され、この回転筒6の内側に移動筒5が配され
ており、固定筒9の内周面に形成されたヘリコイド91
に、回転筒6の後部外周面に形成されたヘリコイド61
が螺合し、回転筒6の内周面に形成されたヘリコイド6
2に、移動筒5の後部外周面に形成されたヘリコイド5
1が螺合している。
【0017】また、移動筒5の内側に直進キー筒8が挿
入され、この直進キー筒8の後端にビスによって固定さ
れたキー板10が、固定筒9に対して光軸方向にのみ移
動可能に係合されているとともに、回転筒6の回転を許
容する態様で回転筒6の後端部に係止されている。直進
キー筒8の周面には、移動筒5を直進させるための光軸
方向に延びる案内溝81と、後群レンズ7のための光軸
方向に延びる案内溝82とが形成されている。上記案内
溝81には、移動筒5の内周面に形成された光軸方向に
延びる突条53が係合している。
【0018】回転筒6の内周面には、上記ヘリコイド6
2とともに、後群レンズ4を駆動するためのカム溝63
が形成され、後群レンズホルダ71の外周面にほぼ12
0°の等角度間隔を保って径方向に突設された3本のカ
ムピン(カムフォロワ)72が上記案内溝82を貫通し
て回転筒6のカム溝63に係合している。さらに、固定
筒9の外側には、光軸方向に延びる長い歯面を備えてモ
ータで回動される駆動ギア(図示は省略)が取り付けら
れ、この駆動ギアが、回転筒6の後部外周面のヘリコイ
ド61上に形成されたギア歯64に噛合していることに
より、駆動ギアが回転すると、回転筒6は、固定筒9に
対して回転しながら光軸方向に進退し、直進キー筒8は
固定筒9に対して回転せずに回転筒6とともに光軸方向
に進退する。したがって、ワイド端からテレ端までの間
の撮影領域において、前群レンズ3および後群レンズ4
が光軸方向に直進するように構成されている。
【0019】移動筒5の先端には、レンズ開口部52を
開閉するレンズバリア部2が取り付けられている。この
レンズバリア部2は、前面カバー21と、一対のバリア
片22,22と、バリア基板23と、バリア駆動リング
24とによって構成されている。
【0020】図5および図6は、レンズバリア部2のバ
リア片22、22の開閉動作を示す概略的正面図、図7
および図8は、バリア片22、22の駆動機構を示す概
略的背面図である。なお、図5および図7はバリア片2
2、22の開状態を、図6および図8はバリア片22、
22の閉状態をそれぞれ示す。
【0021】レンズバリア部2は、撮影開口23aを備
えたバリア基板23上に、光軸方向(紙面に垂直な方
向)に延びる軸23b,23bによってそれぞれ根元部
を枢支された一対の板状バリア片22,22を備え、各
バリア片22は、図6に示す閉状態において互いに当接
ないしは若干オーバーラップする直線状のエッジ22a
を備えている。
【0022】各バリア片22の根元部には、軸23bに
よる枢支点から所定の距離隔てた位置において光軸方向
に延びるピン22bが、バリア基板23を貫通して固設
されている。そして、このピン22bには、バリア片2
2を閉方向に付勢するスプリング26の一端が係止され
とともに、後述するように、レンズバリアの開時にバリ
ア駆動リング24の突片の24aが当接してバリア片2
2を開方向に枢動させるように構成されている。
【0023】バリア基板23上には、図7および図8に
示すように、バリア駆動リング24が光軸の周りで所定
の角度範囲に亘って回動可能に設けられている。このバ
リア駆動リング24は、各バリア片22をそれぞれ開位
置に枢動させるための一対の突片24a,24aと、バ
リア駆動リング24を図7,図8の時計方向に付勢する
ためのスプリング25の一端を係止する係止片24b
と、バリア片22,22をそれぞれ閉方向に付勢するた
めのスプリング26、26の一端を係止する係止片24
c,24cと、バリア駆動リング24を図7,図8の反
時計方向に回動するための連結レバ−24dとをその外
周に一体に備えている。連結レバ−24dは、直進キー
筒8の内側において光軸方向後方に延びている。
【0024】上記スプリング26は、各バリア片22の
ピン22bと、バリア駆動リング24の係止片24cと
の間に懸装されて、各バリア片22を軸23bの周りで
図7,図8の時計方向に、すなわち、閉方向に付勢し、
また、上記スプリング25は、バリア基板23上に立設
された係止ピン23cと、バリア駆動リング24の係止
片24bとの間に懸装されて、バリア駆動リング24を
スプリング26,26の付勢力に抗して図7,図8の時
計方向に付勢している。
【0025】そして、バリア駆動リング24がスプリン
グ25の付勢力によって、図7に示す時計方向の回動端
に係止されているときには、バリア駆動リング24の各
突片24aのエッジが各バリア片22のピン22bに当
接して、各バリア片22をスプリング26の付勢力に抗
して軸23bの周りで反時計方向に枢動させ、これによ
って、バリア片22,22は図5に示す開位置に保持さ
れる。また、連結レバー24dを備えたバリア駆動リン
グ24が後述する第2の連結手段によってスプリング2
5の付勢力に抗して反時計方向に回動され、図8に示す
反時計方向の回動端に係止されると、バリア駆動リング
24の突片24aが各バリア片22のピン22bを解放
するため、各バリア片22はスプリング26の付勢力に
より軸23bの周りで図5,図6の反時計方向に枢動
し、図6に示す閉位置に保持される。
【0026】一方、後群レンズホルダ71の外周には、
図9に示すように、一対の係合ピン73,73が立設さ
れており、これら一対の係合ピン73,73の間のギャ
ップに、バリア駆動リング24から延びる連結レバー2
4dの先端が挿入されている。上記係合ピン73,73
は、連結レバー24dとの光軸方向の相対移動を許容す
る態様で、図2に示す沈胴状態から図4に示す望遠撮影
状態までのレンズ鏡筒1の全作動範囲に亘って連結レバ
ー24dの両縁に常時係合している(第2の連結手
段)。
【0027】回転筒6には、レンズ鏡筒の繰込み位置近
傍で後群レンズホルダ71を光軸の周りで回動させるよ
うに後群レンズホルダ71を回転筒6に連結する第1の
連結手段が設けられている。
【0028】すなわち、回転筒6の内周面に形成された
後群レンズ駆動用カム溝63の後端(ワイド端)には、
図10(a)に示すように、光軸方向と直角方向に延び
る比較的短い所定の長さを有する延長部63aが形成さ
れている。また、直進キー筒8に形成されて光軸方向に
延びる3本の後群レンズ用案内溝82の後端にも、カム
溝63の延長部63aに対応する光軸方向位置において
光軸方向と直角方向に、かつカム溝63の延長部63a
とは反対方向に延びる延長部82aが形成されている。
【0029】したがって、回転筒6が図4に示すテレ端
からモータによってワイド端に向かって図10の上方に
回転駆動されることにより、後群レンズ駆動用カム溝6
3内に係合しているカムピン72が、直進キー筒8の案
内溝82に案内されて図3および図10(b)に示すワ
イド端に達すると、カムピン72はカム溝63の延長部
63aの根元に位置する。そして、回転筒6が引き続き
沈胴位置に向かって回転駆動されても、最初のうちはカ
ムピン72はカム溝63の延長部63a内に入っている
から、後群レンズホルダ71は停止状態に保持される。
しかしながら、回転筒6が沈胴位置に達するまでの途中
の段階で、図10(c)に示すように、カムピン72が
カム溝63の延長部63aの先端に達するから、カムピ
ン72はカム溝63の延長部63aの先端によって図の
上方へ押されるが、直進キー筒8の案内溝82に延長部
82aが形成されていることにより、図10(d)に示
すように、続く回転筒6の沈胴位置までの回転に伴うカ
ムピン72の上記延長部82aに沿った変位が許容さ
れ、この間に後群レンズホルダ71が回転する。この後
群レンズホルダ71の回転に伴い、バリア駆動リング2
4の連結レバー24dが一方の係合ピン73によってス
プリング25の付勢力に抗して図8の反時計方向に回動
され、図6に示すように、バリア片22,22が閉作動
される。
【0030】次に、図10(d)と同様の図11(a)
に示す沈胴位置から、回転筒6がワイド端に向かって図
11の下方に回動されるときには、カムピン72がカム
溝63の延長部63a内にある最初のうちは、カムピン
72には何等の力も作用しないが、図11(b)に示す
ように、カムピン72がカム溝63の延長部63aの根
元に達すると、図11(c)に示すように、カムピン7
2はカム溝63の傾斜面に押されて、直進キー筒8の案
内溝82の延長部82aに沿って図の下方へ移動して、
延長部82aの根元に達し、図3に示すワイド状態とな
り、この間の後群レンズホルダ71の回転に伴い、バリ
ア駆動リング24の連結レバー24dが他方の係合ピン
73によって図8の時計方向に回動され、図5に示すよ
うに、バリア片22,22が開作動される。
【0031】このワイド端から、さらに回転筒6がテレ
端に向かって図11の下方に回動されると、カムピン7
2は案内溝82に案内されて、右方へ移動する。
【0032】以上の説明で明らかなように、本実施の形
態においては、回転筒6がワイド端と沈胴位置との間で
回転するのに伴って、後群レンズホルダ71が第1の連
結手段を介して回転せしめられ、かつこの後群レンズホ
ルダ71の回転が常時係合状態にある第2の連結手段を
介してバリア駆動リング24に伝達されるように構成さ
れているから、バリア片22,22を円滑かつ確実に開
閉することができる。
【0033】また、後群レンズホルダ71に突設された
一対の係合ピン73,73が連結レバー24dの両縁に
常時係合しているため、レンズバリアの開閉動作が安定
し、かつバリア駆動リング24をバリア開方向に付勢す
るスプリング25を省略することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバリア開閉機構の一実施の形態を
備えたズームレンズ鏡筒の分解斜視図
【図2】図1のレンズ鏡筒が沈胴状態にあるときの光軸
を含む垂直面で切断した縦断面図
【図3】図1のレンズ鏡筒が広角撮影状態にあるときの
光軸を含む垂直面で切断した縦断面図
【図4】図1のレンズ鏡筒が望遠撮影状態にあるときの
光軸を含む垂直面で切断した縦断面図
【図5】バリア片の開状態にあるときのレンズバリア部
の概略的正面図
【図6】バリア片の閉状態にあるときのレンズバリア部
の概略的正面図
【図7】レンズバリア部の図5に対応する概略的背面図
【図8】レンズバリア部の図6に対応する概略的背面図
【図9】第2の連結手段の一例構成を示す斜視図
【図10】レンズ鏡筒が撮影可能状態から沈胴状態に繰
り込まれるときの第1の連結手段の順次の動作を示す説
明図
【図11】レンズ鏡筒が沈胴状態から撮影可能状態に繰
り出されるときの第1の連結手段の順次の動作を示す説
明図
【図12】従来技術の説明図
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒 2 レンズバリア部 22 バリア片 23 バリア基板 24 バリア駆動リング(バリア開閉駆動部材) 24d 連結レバー 3 前群レンズ 4 シャッターブロック 5 移動筒 6 回転筒 63 カム溝 7 後群レンズ 71 後群レンズホルダ 72 カムピン 73 係合ピン 8 直進キー筒 81,82 案内溝 9 固定筒 10 キー板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸周りに回転可能な回転筒と前群レン
    ズおよび後群レンズとを備え、該回転筒の回転によりカ
    メラ本体に対する繰出し繰込みを可能にするレンズ鏡筒
    と、該レンズ鏡筒の先端に配されて前記前群レンズの前
    面を開閉するレンズバリアと、光軸の周りで回動可能に
    前記レンズ鏡筒に配され、その回動により前記レンズバ
    リアを開閉させるバリア開閉駆動部材とを備えたカメラ
    において、 前記レンズ鏡筒の繰込み位置近傍で前記後群レンズを光
    軸の周りで回動させるように該後群レンズを前記回転筒
    に連結する第1の連結手段と、 前記後群レンズの回動に伴って前記バリア開閉駆動部材
    を回動させるように該バリア開閉駆動部材を前記後群レ
    ンズに連結する第2の連結手段と、を備えていることを
    特徴とするバリア開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記第2の連結手段が、前記バリア開閉
    駆動部材から光軸方向後方へ延びる連結レバーと、後群
    レンズホルダ上に設けられて前記連結レバーと常時係合
    する係合部材とからなることを特徴とする請求項1記載
    のバリア開閉機構。
JP11033661A 1999-02-12 1999-02-12 バリア開閉機構 Withdrawn JP2000231139A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057705A (ja) * 2001-08-20 2003-02-26 Nidec Copal Corp ズームレンズを備えた沈胴式カメラ
JP2008026716A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Canon Inc レンズ鏡筒ユニット
JP2011215653A (ja) * 2011-08-04 2011-10-27 Canon Inc レンズ鏡筒ユニット

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