JP2001005050A - レンズバリア付きカメラ - Google Patents

レンズバリア付きカメラ

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JP2001005050A JP11174925A JP17492599A JP2001005050A JP 2001005050 A JP2001005050 A JP 2001005050A JP 11174925 A JP11174925 A JP 11174925A JP 17492599 A JP17492599 A JP 17492599A JP 2001005050 A JP2001005050 A JP 2001005050A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動バリアを用いて、鏡胴を小型化したカメ
ラを提供する。 【解決手段】 レンズ鏡胴14を移動させるレンズ鏡胴
用モータ18と、レンズバリア5と弾性的に接続された
レンズバリア駆動機構10とが別々に設けられており、
制御部17は、レンズバリア5の移動とレンズ鏡胴14
の移動とが干渉しないように、それぞれの動作を制御す
る。このレンズバリアを用いた場合、カム環によってレ
ンズバリアを移動させる必要がなく、カム環の径を小さ
くすることができるため、鏡胴を小型化することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非撮影時に沈胴式
のレンズ鏡胴を保護するための電動バリアを有したカメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯性を重視した銀塩カメラや電子スチ
ルカメラにおいては、撮影時にレンズ鏡胴が繰り出さ
れ、非撮影時にはレンズ鏡胴が沈胴する方式が多く用い
られている。この種類のカメラにレンズ保護バリアを設
ける方法として、特公平6−42032号公報に示すよ
うに、スライド式の手動バリアを設ける方法、あるいは
特開平5−303134号公報に示すように、レンズ鏡
胴に設けられたバリアをレンズ鏡胴の沈胴に連動させて
自動的に開閉させる方法がある。しかし、前者の方法で
は、バリアの開閉動作を素早く行うと鏡胴とバリアとが
干渉して、トラブルが生じやすいという欠点がある。一
方、後者の方法では、バリアと鏡胴との干渉は生じない
反面、退避したバリアの収納場所を確保するために鏡胴
が大型化して、携帯性が損なわれてしまう。
【0003】また、市販されているいくつかのカメラで
は、レンズ鏡胴の移動と、レンズバリアの移動とを一つ
のカム環の回動により行い、レンズ鏡胴の沈胴終了近傍
でバリアの開閉を行う手法が採られている。図1に示す
ように、レンズ鏡胴を使用状態から沈胴状態に移行させ
るためにカム環を回転させると、ズーム用のカムによっ
てに変倍用の第1、第2レンズ群が光軸方向に移動し、
空走域を経てカム環をさらに回転させて沈胴域に至る
と、第1、第2レンズ群が鏡胴とともに沈胴される。引
き続きカム環をバリア駆動域で回転させることによっ
て、第1、第2レンズ群が沈胴位置に置かれたままレン
ズバリアが閉じられるようになる。
【0004】上記構成を採る場合、沈胴域を越えた領域
にバリア駆動域を設けなくてはならないためカム環の回
転域が広がり、カム環の径が太くなるとともにレンズ鏡
胴が大型化する。これを避けるには、たとえば沈胴領域
でのカムの傾斜を大きくすることが考えられるが、する
とカムの圧力角を適正な範囲に収めることができなくな
り、カム環の円滑な作動に支障が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情を
考慮してなされたもので、レンズ鏡胴の小型化及び作動
の円滑性を損なうことなく、レンズ鏡胴の沈胴及び繰り
出し動作とレンズバリアの開閉動作との間に何ら干渉が
生じることがないようにしたカメラを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のレンズバリア付きカメラは、カメラボデ
ィの前面に開口が設けられ、レンズ鏡胴がこの開口を通
してカメラボディ外に突出する突出位置とカメラボディ
内に収まる沈胴位置との間で移動し、かつ前記開口をレ
ンズバリアで開閉するようにしたレンズバリア付きカメ
ラにおいて、前記レンズバリアの開閉時に駆動される専
用のバリアモータと、前記バリアモータの正転によりレ
ンズバリアを閉じ位置から開き位置へと移動させ、バリ
アモータの逆転によりレンズバリアを開き位置から閉じ
位置へと移動させる駆動伝達機構と、レンズバリアが開
き位置に移動したことを検知してバリア開き信号を出力
するバリア開放検知手段と、レンズバリアが閉じ位置に
移動したことを検知してバリア閉じ信号を出力するバリ
ア閉じ検知手段と、前記レンズ鏡胴が沈胴位置にあるこ
とを検知して沈胴位置信号を出力する沈胴検知手段と、
レンズ鏡胴を突出させるための操作信号に応答してバリ
アモータを正転させ、前記バリア開き信号の入力に応答
してバリアモータを停止させた後にレンズ鏡胴を沈胴位
置から突出位置に移動させるとともに、レンズ鏡胴を沈
胴させるための操作信号に応答してレンズ鏡胴を突出位
置から沈胴位置へと移動させ、前記沈胴位置信号の入力
によりバリアモータを逆転させて前記バリア閉じ信号の
入力によりバリアモータを停止させる制御手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0007】また、前記駆動伝達機構は、前記バリアモ
ータの駆動により前記レンズバリアを回動させるギヤ列
と、その最終段のギヤとレンズバリアとの連結部に設け
られた付勢部材とから構成され、前記付勢部材は前記ギ
ヤの回転によるチャージ力によってレンズバリアを回動
させるとともに、レンズバリアは開き位置及び閉じ位置
で付勢部材のチャージ力によって保持されることを特徴
とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図2は、本発明の実施例である電子スチルカメ
ラの外観図を示したものであり、カメラボディ1の前面
にファインダ2、ストロボ装置3、レンズ開口4とが設
けられている。レンズ開口4の内側にはレンズバリア5
が設けられており、内部のレンズを保護している。
【0009】図3、図4はそれぞれ、レンズバリア5が
閉位置にある場合と、レンズバリア5が開位置にある場
合でのレンズバリア機構の外観を示したものである。レ
ンズバリア機構は、レンズバリア5、バリアフレーム
6、バリア押さえ7,マイクロスイッチ8,および、レ
ンズバリア駆動部10とで構成される。バリアフレーム
6は、固定鏡胴11とともにカメラボディ1の内部に取
り付けられ、固定鏡胴11の内側には光軸12を中心と
して回動可能なカム環13が組み込まれている。カム環
13の内側には、カム環13と係合し、カム環13の回
動に連動して光軸方向に移動するレンズ鏡胴14が設け
られている。
【0010】固定鏡胴11にはブラシ部材16が固定さ
れ、開口11aを通してカム環13の外周に設けられた
コード板15に摺設している。コード板15には、カム
環13の回動方向に沿って異なったコードパターンが配
列されており、ブラシ部材16はカム環13の回動位置
に応じたコードパターンを読み出して制御部17に入力
する。カム環13の回動位置とレンズ鏡胴14の光軸方
向の位置とは一対一に対応しており、またレンズ鏡胴1
4の光軸方向の位置によってレンズ鏡胴14の内部に組
み込まれたズームレンズの変倍位置が一義的に決定され
ることから、前記ブラシ部材16とコード板15とは、
レンズ鏡胴位置検出手段、あるいは変倍位置検出手段を
構成すると同時に、レンズ鏡胴14がカメラボディ内の
沈胴位置まで移動したことを検出する沈胴検出手段とな
っている。
【0011】制御部17は、メインスイッチのON/O
FF切換操作が行われたときにレンズ鏡胴用モータ18
を駆動し、レンズ鏡胴14がカメラボディ内に納められ
た沈胴位置と、カメラボディから突出した使用位置との
間でレンズ鏡胴14を移動させる。また、カメラ使用時
にはズーム操作部からのズーム信号に応じてレンズ鏡胴
用モータ18を駆動させ、これによりレンズ鏡胴14を
移動させてズーミングを行う。さらに、制御部17は後
述するレンズバリア機構の作動をも制御している。
【0012】レンズバリア機構の分解図を図5に示す。
レンズバリア5は、羽根部5aの周辺に折曲げ片5b、
スイッチ結合部5c、および、取付部5dとを形成した
もので、羽根部5aが光軸12と垂直になるようにシャ
フト21に回動自在に組み付けられる。また、レンズバ
リア5の折曲げ片5bはレンズバリア駆動部10と係合
するように直角に曲げられている。
【0013】バリアフレーム6には、バリア駆動部を保
持する第1の保持部6a、スイッチを保持する第2の保
持部6b、取付部6c、および、レンズを通過させるた
めのレンズ用開口6dとが設けられている。レンズバリ
ア5の取付部5dに設けられた開口及び取付部6cに設
けられた開口にはシャフト21が挿通されている。バリ
アフレーム6の外周部にはストッパー21a、21bが
設けられており、それぞれレンズバリア5を開き位置、
閉じ位置で制限する。また、レンズバリア5が回動する
際の摩擦力を低減させるために、バリアフレーム6の中
央には円弧状の突条23が設けられている。
【0014】バリア押さえ7は、バリアフレーム6の縁
に沿って設けられた段差部20の上に固定されており、
レンズバリア5が回動するときにその自由端側がバリア
フレーム6とバリア押さえ7との間隙内で移動する。こ
れにより、レンズバリア5は面外方向に移動することが
なく、その回動を安定化させることができる。
【0015】マイクロスイッチ8は、バリアフレーム6
の第2の保持部6bに取り付けられる。レンズバリア5
がバリアフレーム6のレンズ用開口6dより退避して開
き位置に移動し、レンズバリア5のスイッチ結合部5c
によってマイクロスイッチ8の可動部8aが押し込まれ
ると、バリア開き信号が制御部17に入力される。
【0016】バリア駆動部10は、トーションスプリン
グ24、ギヤ列25、ギヤ列保持部材26、バリアモー
タ27、フォトインタラプタ30、および、扇形の遮光
羽根31とで構成されている。ギヤ列保持部材26はバ
リアフレーム6の第1の保持部6aに取り付けられ、ギ
ヤ列25とシャフト21を保持している。ギヤ列25の
最終段のギヤ32はシャフト21に対して回転自在に取
り付けられ、その前面側に突片32aが一体化されてい
る。トーションスプリング24はシャフト21によっ
て、ギヤ32とバリアフレーム6の保持部6bとの間で
保持されている。
【0017】図6に示すように、トーションスプリング
24のそれぞれの先端は、ギヤ32の突片32aとレン
ズバリア5の折曲げ片5bの一方の端縁に係合してい
る。そして、ギヤ32が図中時計方向に回転するとトー
ションスプリング24がチャージされ、レンズバリア5
を時計方向へと付勢しながらこれを回転させる。同様
に、ギヤ32が反時計方向へと回転したときには、突片
32aの他方の端縁がトーションスプリング24の一方
の先端を逆向きに押してチャージし、レンズバリア5を
反時計方向に回転させる。結果的に、トーションスプリ
ング24及びギヤ列25はバリアモータ27の正逆回転
によりレンズバリア5を開閉する駆動伝達機構を構成す
る。
【0018】ギヤ32の後端には、扇型の遮光羽根31
が固着され、シャフト21に対して回動自在となってい
る。フォトインタラプタ30は、遮光羽根31の回転軌
道を挟むようにしてギヤ列保持部材26に取り付けられ
ている。遮光羽根31がフォトインタラプタ30の投・
受光部間から退避しているときは、フォトインタラプタ
30からバリアモータ27の駆動を継続させるON信号
が出力され、遮光羽根31がフォトインタラプタ30の
投・受光部間を遮った時にフォトインタラプタ30から
バリアモータ27の駆動を停止させるOFF信号が出力
される。
【0019】従って、フォトインタラプタ30は遮光羽
根31の通過を光電的に監視することによって、ギヤ3
2と一体に回動するレンズバリア5の回転位置を検出す
ることができ、フォトインタラプタ30及び遮光羽根3
1は、ギヤ32が開き位置あるいは閉じ位置に移動した
ことを検知する検知手段として作用する。なお、符号3
3はフレキシブルプリント基板を示しており、上述した
マイクロスイッチ8、バリアモータ27、フォトインタ
ラプタ30と、制御部17とを電気的に接続する。
【0020】以下、本発明の作用について説明する。図
7には、ギヤ32の回転角度に対する、レンズバリア5
の回転量、フォトインタラプタ30とマイクロスイッチ
8の出力信号の変化が示されている。同図に示されてい
る回転量は、レンズバリア5が閉位置にあるときの角度
を基準にしている。まず、停止状態においては、ギヤ3
2が閉位置を越えたA位置で停止しており、レンズバリ
ア5は閉位置にある。この位置では、フォトインタラプ
タ信号はOFF状態となっており、バリアモータ27は
停止している。このとき、トーションスプリング24は
チャージされており、レンズバリア5には閉じ方向への
付勢力が働いているが、ストッパー22aによってその
移動が制限されている。従って、トーションスプリング
24はチャージされたままの状態にあるため、衝撃やこ
じ開け操作等によってレンズバリア5が開方向へ移動し
ても、自動的に閉位置に復帰することができる。
【0021】バリアモータ27が駆動してギヤ32の回
動が始まると、フォトインタラプタ信号がON状態とな
り、バリアモータ27への通電が開始される。その後、
ギヤ32の回動位置がB位置に達すると、レンズバリア
5はトーションスプリング24による閉じ方向への付勢
力がなくなるため、ギヤ32とともに回動を始める。
【0022】ギヤ32の回動位置がC位置に達すると、
レンズバリア5はレンズ鏡胴14の移動範囲から退避す
るようになり、D位置においてマイクロスイッチ8が押
し下げられ、バリア開き信号が制御部17に入力され
る。
【0023】ギヤ32の回動位置がE位置に達すると、
レンズバリア5が開位置に到達し、ストッパー22bに
よってその回動が停止する。その後も、ギヤ列最終段3
2は回動を続けていき、その回動位置がF位置に達する
とフォトインタラプタ信号がOFF状態となり、バリア
モータ27への通電が停止されるとともに、ギヤ32の
回動も停止する。F位置ではトーションスプリング24
がチャージされた状態にあるため、衝撃等でレンズバリ
ア5が閉じてしまっても、自動的に開位置へと復帰する
ことができる。
【0024】図8は、通常時における開始動作の手順を
示したものである。メインスイッチを投入すると、制御
部17は最初にマイクロスイッチ8からの信号を検出
し、この信号がONであるときは、レンズ鏡胴14を繰
り出し位置へと移動させる。一方、制御部17はマイク
ロスイッチ8からの信号がOFF状態であるときは、レ
ンズ鏡胴14を移動させずにバリアモータ27への通電
を行い、レンズバリア5を開き方向へと回動させる。そ
の後、フォトインタラプタ信号の検出を行い、この信号
がON状態であるときはバリアモータ27への通電を続
行し、この信号がOFF状態になるとバリアモータ27
への通電を停止する。そして、マイクロスイッチ8から
の信号検出を再度行い、この信号がON状態であると
き、制御部17はレンズ鏡胴14を繰り出し位置へと移
動させる。
【0025】図9は、通常停止動作の手順を示したもの
である。メインスイッチを切断すると、まずレンズ鏡胴
14の沈胴動作が行われ、ブラシ部材16から沈胴位置
信号が制御部17に入力されると、制御部17はバリア
モータ27への通電を開始し、レンズバリア5を閉じ方
向へ回動させる。その後、フォトインタラプタ信号の検
出を行い、この信号がON状態である間はバリアモータ
27への通電を続行し、信号がOFF状態であることを
検出するとバリアモータ27への通電を停止して動作が
終了する。
【0026】図10は、電池交換などの非定常動作時に
おける動作手順を示したものである。電池を挿入した後
にメインスイッチを投入すると、制御部17は最初にレ
ンズ鏡胴14の位置を検出し、これが沈胴位置にない場
合はレンズ鏡胴14の沈胴を開始する。そしてレンズ鏡
胴14の沈動が完了すると、バリアモータ27を閉方向
へと回転させてレンズバリア5を閉じ位置へと移動させ
る。その後、フォトインタラプタ信号の検出を行い、こ
の信号がOFF状態となるまでバリアモータ27への通
電を行う。一方、レンズ鏡胴14が沈胴位置にある場合
は、制御部17はマイクロスイッチ8からの信号により
レンズバリアが全開か否かの検出を行い、これが全開で
あるときは、フォトインタラプタ信号がOFF状態とな
るまでバリアモータ27への通電を行う。また、レンズ
バリア5が全開位置にないときは一旦レンズバリア5を
全開させた後、レンズバリア5を閉じ位置へと移動させ
る。その後、フォトインタラプタ信号がOFF状態とな
ったときに動作を終了する。
【0027】このように、レンズバリアの移動機構と、
レンズ鏡胴の移動機構とを別々に設け、互いが干渉しな
いように制御部を設けることによって、レンズバリアの
開閉動作を行うためのカム環の回動を行う必要がないた
め、鏡胴を小型化したレンズバリア付きカメラを提供す
ることができる。
【0028】上記実施例では、電子スチルカメラの場合
について説明したが、もちろん、銀塩カメラを用いた場
合にも適用することができる。また、レンズ鏡胴は、単
焦点、ズームの区別に関わらず、撮影時に繰り出され、
非撮影時に沈胴する方式のレンズ鏡胴であれば良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、レン
ズバリアを組み込んだカメラにおいて、レンズバリアの
移動機構と、レンズ鏡胴の移動機構とを別々に設けると
ともに、各移動機構の動作を制御する制御部を設けたか
ら、レンズバリア付きカメラのレンズ鏡胴を小型化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般のズームレンズ鏡胴の場合において、カム
環の回転量に対するレンズ群の軌道を示した展開図であ
る。
【図2】本発明のレンズバリア機構を有した電子スチル
カメラの外観図である。
【図3】レンズバリアが閉位置にある状態での、レンズ
バリア機構の外観を示した斜視図である。
【図4】レンズバリアが開位置にある状態での、レンズ
バリア機構の外観を示した斜視図である。
【図5】レンズバリア機構の分解斜視図である。
【図6】レンズバリアの駆動部を示した斜視図である。
【図7】ギヤ列最終段の回転角度に対する、レンズバリ
アの回転角度、フォトインタラプタと押しスイッチの信
号変化を示した状態図である。
【図8】通常時の起動動作の手順を示したフローチャー
トである。
【図9】通常停止手順を示したフローチャートである。
【図10】非定常動作時の起動手順を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
5 レンズバリア 6 バリアフレーム 8 マイクロスイッチ 11 固定鏡胴 14 レンズ鏡胴 15 コード板 16 ブラシ部材 17 制御部 24 トーションスプリング 25 ギヤ列 27 バリアモータ 30 フォトインタラプタ 31 遮光羽根 32 ギヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラボディの前面に開口が設けられ、
    レンズ鏡胴がこの開口を通してカメラボディ外に突出す
    る突出位置とカメラボディ内に収まる沈胴位置との間で
    移動し、かつ前記開口をレンズバリアで開閉するように
    したレンズバリア付きカメラにおいて、 前記レンズバリアの開閉時に駆動される専用のバリアモ
    ータと、 前記バリアモータの正転によりレンズバリアを閉じ位置
    から開き位置へと移動させ、バリアモータの逆転により
    レンズバリアを開き位置から閉じ位置へと移動させる駆
    動伝達機構と、 レンズバリアが開き位置に移動したことを検知してバリ
    ア開き信号を出力するバリア開放検知手段と、 バリアモータによって駆動される可動部材の変位に基づ
    き、レンズバリアが閉じ位置に移動した後にバリアモー
    タ停止信号を出力するバリア閉じ検知手段と、 前記レンズ鏡胴が沈胴位置にあることを検知して沈胴位
    置信号を出力する沈胴検知手段と、 レンズ鏡胴を突出させるための操作信号に応答してバリ
    アモータを正転させ、前記バリア開き信号の入力に応答
    してバリアモータを停止させた後にレンズ鏡胴を沈胴位
    置から突出位置に移動させるとともに、レンズ鏡胴を沈
    胴させるための操作信号に応答してレンズ鏡胴を突出位
    置から沈胴位置へと移動させ、前記沈胴位置信号の入力
    によりバリアモータを逆転させて前記バリアモータ停止
    信号の入力によりバリアモータを停止させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするレンズバリア付きカメラ。
  2. 【請求項2】 前記駆動伝達機構は、前記バリアモータ
    の駆動により前記レンズバリアを回動させるギヤ列と、
    その最終段のギヤとレンズバリアとの連結部に設けられ
    た付勢部材とから構成され、前記付勢部材は前記ギヤの
    回転によるチャージ力によってレンズバリアを回動させ
    るとともに、レンズバリアは開き位置及び閉じ位置で付
    勢部材のチャージ力によって保持されることを特徴とす
    る請求項1記載のレンズバリア付きカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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