JP3976293B2 - レンズバリア付きカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非撮影時に沈胴式のレンズ鏡胴を保護するための電動バリアを有したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯性を重視した銀塩カメラや電子スチルカメラにおいては、撮影時にレンズ鏡胴が繰り出され、非撮影時にはレンズ鏡胴が沈胴する方式が多く用いられている。この種類のカメラにレンズ保護バリアを設ける方法として、特公平6−42032号公報に示すように、スライド式の手動バリアを設ける方法、あるいは特開平5−303134号公報に示すように、レンズ鏡胴に設けられたバリアをレンズ鏡胴の沈胴に連動させて自動的に開閉させる方法がある。しかし、前者の方法では、バリアの開閉動作を素早く行うと鏡胴とバリアとが干渉して、トラブルが生じやすいという欠点がある。一方、後者の方法では、バリアと鏡胴との干渉は生じない反面、退避したバリアの収納場所を確保するために鏡胴が大型化して、携帯性が損なわれてしまう。
【0003】
また、市販されているいくつかのカメラでは、レンズ鏡胴の移動と、レンズバリアの移動とを一つのカム環の回動により行い、レンズ鏡胴の沈胴終了近傍でバリアの開閉を行う手法が採られている。図1に示すように、レンズ鏡胴を使用状態から沈胴状態に移行させるためにカム環を回転させると、ズーム用のカムによってに変倍用の第1、第2レンズ群が光軸方向に移動し、空走域を経てカム環をさらに回転させて沈胴域に至ると、第1、第2レンズ群が鏡胴とともに沈胴される。引き続きカム環をバリア駆動域で回転させることによって、第1、第2レンズ群が沈胴位置に置かれたままレンズバリアが閉じられるようになる。
【0004】
上記構成を採る場合、沈胴域を越えた領域にバリア駆動域を設けなくてはならないためカム環の回転域が広がり、カム環の径が太くなるとともにレンズ鏡胴が大型化する。これを避けるには、たとえば沈胴領域でのカムの傾斜を大きくすることが考えられるが、するとカムの圧力角を適正な範囲に収めることができなくなり、カム環の円滑な作動に支障が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、レンズ鏡胴の小型化及び作動の円滑性を損なうことなく、レンズ鏡胴の沈胴及び繰り出し動作とレンズバリアの開閉動作との間に何ら干渉が生じることがないようにしたカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のレンズバリア付きカメラは、前面に開口が形成されたカメラボディと、前記開口を通して前記カメラボディ外に突出する突出位置と前記カメラボディ内に収まる沈胴位置との間で移動するレンズ鏡胴と、前記開口よりも広い面積を有する羽根部と、この羽根部に設けられた取付部とで構成され、前記取付部に接続されるシャフトを介して、前記開口を露呈させる開き位置と前記羽根部で前記開口を塞ぐ閉じ位置との間で回動するレンズバリアと、前記開き位置に移動した前記レンズバリアと当接して前記レンズバリアの移動を前記開き位置に制限する開き位置用ストッパと、前記閉じ位置に移動した前記レンズバリアと当接して前記レンズバリアの移動を前記閉じ位置に制限する閉じ位置用ストッパと、前記レンズバリアを前記開き位置と前記閉じ位置との間で移動させるためのバリアモータと、前記バリアモータに接続されるギヤ列と、一端が前記ギヤ列の最終段のギヤに係合し、かつ他端が前記レンズバリアに係合する付勢部材とで構成され、前記バリアモータの正転により前記レンズバリアを前記閉じ位置から前記開き位置へと移動させ、前記バリアモータの逆転により前記レンズバリアを前記開き位置から前記閉じ位置へと移動させるとともに、前記レンズバリアが前記各ストッパと当接した際に前記付勢部材を弾性変形させて前記レンズバリアを前記開き位置又は前記閉じ位置に付勢する駆動伝達機構と、前記レンズバリアが前記開き位置に移動したことを検知してバリア開き信号を出力するバリア開放検知手段と、前記レンズバリアが前記閉じ位置に移動したことを検知してバリアモータ停止信号を出力するバリア閉じ検知手段と、前記レンズ鏡胴が前記沈胴位置にあることを検知して沈胴位置信号を出力する沈胴検知手段と、前記レンズ鏡胴を突出させるための操作信号に応答して前記バリアモータを正転させ、前記バリア開き信号の入力に応答して前記バリアモータを停止させた後に前記レンズ鏡胴を前記沈胴位置から前記突出位置に移動させるとともに、前記レンズ鏡胴を沈胴させるための操作信号に応答して前記レンズ鏡胴を前記突出位置から前記沈胴位置へと移動させ、前記沈胴位置信号の入力により前記バリアモータを逆転させて前記バリアモータ停止信号の入力により前記バリアモータを停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
また、前記付勢部材は、トーションバネであり、前記駆動伝達機構は、前記レンズバリアに形成された第1係合片と前記最終段のギヤに形成された第2係合片とを前記トーションバネの両端部の間に入り込ませ、前記各ストッパに当接した前記レンズバリアの前記第1係合片と前記トーションバネの一端とが係合した後、前記第2係合片と前記トーションバネの他端とを係合させながら前記最終段のギヤをさらに回動させて前記トーションバネの両端部の間隔を広げることにより、前記レンズバリアを付勢することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。図2は、本発明の実施例である電子スチルカメラの外観図を示したものであり、カメラボディ1の前面にファインダ2、ストロボ装置3、レンズ開口4とが設けられている。レンズ開口4の内側にはレンズバリア5が設けられており、内部のレンズを保護している。
【0009】
図3、図4はそれぞれ、レンズバリア5が閉位置にある場合と、レンズバリア5が開位置にある場合でのレンズバリア機構の外観を示したものである。レンズバリア機構は、レンズバリア5、バリアフレーム6、バリア押さえ7,マイクロスイッチ8,および、レンズバリア駆動部10とで構成される。バリアフレーム6は、固定鏡胴11とともにカメラボディ1の内部に取り付けられ、固定鏡胴11の内側には光軸12を中心として回動可能なカム環13が組み込まれている。カム環13の内側には、カム環13と係合し、カム環13の回動に連動して光軸方向に移動するレンズ鏡胴14が設けられている。
【0010】
固定鏡胴11にはブラシ部材16が固定され、開口11aを通してカム環13の外周に設けられたコード板15に摺設している。コード板15には、カム環13の回動方向に沿って異なったコードパターンが配列されており、ブラシ部材16はカム環13の回動位置に応じたコードパターンを読み出して制御部17に入力する。カム環13の回動位置とレンズ鏡胴14の光軸方向の位置とは一対一に対応しており、またレンズ鏡胴14の光軸方向の位置によってレンズ鏡胴14の内部に組み込まれたズームレンズの変倍位置が一義的に決定されることから、前記ブラシ部材16とコード板15とは、レンズ鏡胴位置検出手段、あるいは変倍位置検出手段を構成すると同時に、レンズ鏡胴14がカメラボディ内の沈胴位置まで移動したことを検出する沈胴検出手段となっている。
【0011】
制御部17は、メインスイッチのON/OFF切換操作が行われたときにレンズ鏡胴用モータ18を駆動し、レンズ鏡胴14がカメラボディ内に納められた沈胴位置と、カメラボディから突出した使用位置との間でレンズ鏡胴14を移動させる。また、カメラ使用時にはズーム操作部からのズーム信号に応じてレンズ鏡胴用モータ18を駆動させ、これによりレンズ鏡胴14を移動させてズーミングを行う。さらに、制御部17は後述するレンズバリア機構の作動をも制御している。
【0012】
レンズバリア機構の分解図を図5に示す。レンズバリア5は、羽根部5aの周辺に折曲げ片5b、スイッチ結合部5c、および、取付部5dとを形成したもので、羽根部5aが光軸12と垂直になるようにシャフト21に回動自在に組み付けられる。また、レンズバリア5の折曲げ片5bはレンズバリア駆動部10と係合するように直角に曲げられている。
【0013】
バリアフレーム6には、バリア駆動部を保持する第1の保持部6a、スイッチを保持する第2の保持部6b、取付部6c、および、レンズを通過させるためのレンズ用開口6dとが設けられている。レンズバリア5の取付部5dに設けられた開口及び取付部6cに設けられた開口にはシャフト21が挿通されている。バリアフレーム6の外周部にはストッパー21a、21bが設けられており、それぞれレンズバリア5を開き位置、閉じ位置で制限する。また、レンズバリア5が回動する際の摩擦力を低減させるために、バリアフレーム6の中央には円弧状の突条23が設けられている。
【0014】
バリア押さえ7は、バリアフレーム6の縁に沿って設けられた段差部20の上に固定されており、レンズバリア5が回動するときにその自由端側がバリアフレーム6とバリア押さえ7との間隙内で移動する。これにより、レンズバリア5は面外方向に移動することがなく、その回動を安定化させることができる。
【0015】
マイクロスイッチ8は、バリアフレーム6の第2の保持部6bに取り付けられる。レンズバリア5がバリアフレーム6のレンズ用開口6dより退避して開き位置に移動し、レンズバリア5のスイッチ結合部5cによってマイクロスイッチ8の可動部8aが押し込まれると、バリア開き信号が制御部17に入力される。
【0016】
バリア駆動部10は、トーションスプリング24、ギヤ列25、ギヤ列保持部材26、バリアモータ27、フォトインタラプタ30、および、扇形の遮光羽根31とで構成されている。ギヤ列保持部材26はバリアフレーム6の第1の保持部6aに取り付けられ、ギヤ列25とシャフト21を保持している。ギヤ列25の最終段のギヤ32はシャフト21に対して回転自在に取り付けられ、その前面側に突片32aが一体化されている。トーションスプリング24はシャフト21によって、ギヤ32とバリアフレーム6の保持部6bとの間で保持されている。
【0017】
図6に示すように、トーションスプリング24のそれぞれの先端は、ギヤ32の突片32aとレンズバリア5の折曲げ片5bの一方の端縁に係合している。そして、ギヤ32が図中時計方向に回転するとトーションスプリング24がチャージされ、レンズバリア5を時計方向へと付勢しながらこれを回転させる。同様に、ギヤ32が反時計方向へと回転したときには、突片32aの他方の端縁がトーションスプリング24の一方の先端を逆向きに押してチャージし、レンズバリア5を反時計方向に回転させる。結果的に、トーションスプリング24及びギヤ列25はバリアモータ27の正逆回転によりレンズバリア5を開閉する駆動伝達機構を構成する。
【0018】
ギヤ32の後端には、扇型の遮光羽根31が固着され、シャフト21に対して回動自在となっている。フォトインタラプタ30は、遮光羽根31の回転軌道を挟むようにしてギヤ列保持部材26に取り付けられている。遮光羽根31がフォトインタラプタ30の投・受光部間から退避しているときは、フォトインタラプタ30からバリアモータ27の駆動を継続させるON信号が出力され、遮光羽根31がフォトインタラプタ30の投・受光部間を遮った時にフォトインタラプタ30からバリアモータ27の駆動を停止させるOFF信号が出力される。
【0019】
従って、フォトインタラプタ30は遮光羽根31の通過を光電的に監視することによって、ギヤ32と一体に回動するレンズバリア5の回転位置を検出することができ、フォトインタラプタ30及び遮光羽根31は、ギヤ32が開き位置あるいは閉じ位置に移動したことを検知する検知手段として作用する。なお、符号33はフレキシブルプリント基板を示しており、上述したマイクロスイッチ8、バリアモータ27、フォトインタラプタ30と、制御部17とを電気的に接続する。
【0020】
以下、本発明の作用について説明する。図7には、ギヤ32の回転角度に対する、レンズバリア5の回転量、フォトインタラプタ30とマイクロスイッチ8の出力信号の変化が示されている。同図に示されている回転量は、レンズバリア5が閉位置にあるときの角度を基準にしている。まず、停止状態においては、ギヤ32が閉位置を越えたA位置で停止しており、レンズバリア5は閉位置にある。この位置では、フォトインタラプタ信号はOFF状態となっており、バリアモータ27は停止している。このとき、トーションスプリング24はチャージされており、レンズバリア5には閉じ方向への付勢力が働いているが、ストッパー22aによってその移動が制限されている。従って、トーションスプリング24はチャージされたままの状態にあるため、衝撃やこじ開け操作等によってレンズバリア5が開方向へ移動しても、自動的に閉位置に復帰することができる。
【0021】
バリアモータ27が駆動してギヤ32の回動が始まると、フォトインタラプタ信号がON状態となり、バリアモータ27への通電が開始される。その後、ギヤ32の回動位置がB位置に達すると、レンズバリア5はトーションスプリング24による閉じ方向への付勢力がなくなるため、ギヤ32とともに回動を始める。
【0022】
ギヤ32の回動位置がC位置に達すると、レンズバリア5はレンズ鏡胴14の移動範囲から退避するようになり、D位置においてマイクロスイッチ8が押し下げられ、バリア開き信号が制御部17に入力される。
【0023】
ギヤ32の回動位置がE位置に達すると、レンズバリア5が開位置に到達し、ストッパー22bによってその回動が停止する。その後も、ギヤ列最終段32は回動を続けていき、その回動位置がF位置に達するとフォトインタラプタ信号がOFF状態となり、バリアモータ27への通電が停止されるとともに、ギヤ32の回動も停止する。F位置ではトーションスプリング24がチャージされた状態にあるため、衝撃等でレンズバリア5が閉じてしまっても、自動的に開位置へと復帰することができる。
【0024】
図8は、通常時における開始動作の手順を示したものである。メインスイッチを投入すると、制御部17は最初にマイクロスイッチ8からの信号を検出し、この信号がONであるときは、レンズ鏡胴14を繰り出し位置へと移動させる。一方、制御部17はマイクロスイッチ8からの信号がOFF状態であるときは、レンズ鏡胴14を移動させずにバリアモータ27への通電を行い、レンズバリア5を開き方向へと回動させる。その後、フォトインタラプタ信号の検出を行い、この信号がON状態であるときはバリアモータ27への通電を続行し、この信号がOFF状態になるとバリアモータ27への通電を停止する。そして、マイクロスイッチ8からの信号検出を再度行い、この信号がON状態であるとき、制御部17はレンズ鏡胴14を繰り出し位置へと移動させる。
【0025】
図9は、通常停止動作の手順を示したものである。メインスイッチを切断すると、まずレンズ鏡胴14の沈胴動作が行われ、ブラシ部材16から沈胴位置信号が制御部17に入力されると、制御部17はバリアモータ27への通電を開始し、レンズバリア5を閉じ方向へ回動させる。その後、フォトインタラプタ信号の検出を行い、この信号がON状態である間はバリアモータ27への通電を続行し、信号がOFF状態であることを検出するとバリアモータ27への通電を停止して動作が終了する。
【0026】
図10は、電池交換などの非定常動作時における動作手順を示したものである。電池を挿入した後にメインスイッチを投入すると、制御部17は最初にレンズ鏡胴14の位置を検出し、これが沈胴位置にない場合はレンズ鏡胴14の沈胴を開始する。そしてレンズ鏡胴14の沈動が完了すると、バリアモータ27を閉方向へと回転させてレンズバリア5を閉じ位置へと移動させる。その後、フォトインタラプタ信号の検出を行い、この信号がOFF状態となるまでバリアモータ27への通電を行う。一方、レンズ鏡胴14が沈胴位置にある場合は、制御部17はマイクロスイッチ8からの信号によりレンズバリアが全開か否かの検出を行い、これが全開であるときは、フォトインタラプタ信号がOFF状態となるまでバリアモータ27への通電を行う。また、レンズバリア5が全開位置にないときは一旦レンズバリア5を全開させた後、レンズバリア5を閉じ位置へと移動させる。その後、フォトインタラプタ信号がOFF状態となったときに動作を終了する。
【0027】
このように、レンズバリアの移動機構と、レンズ鏡胴の移動機構とを別々に設け、互いが干渉しないように制御部を設けることによって、レンズバリアの開閉動作を行うためのカム環の回動を行う必要がないため、鏡胴を小型化したレンズバリア付きカメラを提供することができる。
【0028】
上記実施例では、電子スチルカメラの場合について説明したが、もちろん、銀塩カメラを用いた場合にも適用することができる。また、レンズ鏡胴は、単焦点、ズームの区別に関わらず、撮影時に繰り出され、非撮影時に沈胴する方式のレンズ鏡胴であれば良い。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、レンズバリアを組み込んだカメラにおいて、レンズバリアの移動機構と、レンズ鏡胴の移動機構とを別々に設けるとともに、各移動機構の動作を制御する制御部を設けたから、レンズバリア付きカメラのレンズ鏡胴を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般のズームレンズ鏡胴の場合において、カム環の回転量に対するレンズ群の軌道を示した展開図である。
【図2】 本発明のレンズバリア機構を有した電子スチルカメラの外観図である。
【図3】レンズバリアが閉位置にある状態での、レンズバリア機構の外観を示した斜視図である。
【図4】レンズバリアが開位置にある状態での、レンズバリア機構の外観を示した斜視図である。
【図5】レンズバリア機構の分解斜視図である。
【図6】レンズバリアの駆動部を示した斜視図である。
【図7】ギヤ列最終段の回転角度に対する、レンズバリアの回転角度、フォトインタラプタと押しスイッチの信号変化を示した状態図である。
【図8】通常時の起動動作の手順を示したフローチャートである。
【図9】通常停止手順を示したフローチャートである。
【図10】非定常動作時の起動手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
5 レンズバリア
6 バリアフレーム
8 マイクロスイッチ
11 固定鏡胴
14 レンズ鏡胴
15 コード板
16 ブラシ部材
17 制御部
24 トーションスプリング
25 ギヤ列
27 バリアモータ
30 フォトインタラプタ
31 遮光羽根
32 ギヤ

Claims (2)

  1. 前面に開口が形成されたカメラボディと、
    前記開口を通して前記カメラボディ外に突出する突出位置と前記カメラボディ内に収まる沈胴位置との間で移動するレンズ鏡胴と、
    前記開口よりも広い面積を有する羽根部と、この羽根部に設けられた取付部とで構成され、前記取付部に接続されるシャフトを介して、前記開口を露呈させる開き位置と前記羽根部で前記開口を塞ぐ閉じ位置との間で回動するレンズバリアと、
    前記開き位置に移動した前記レンズバリアと当接して前記レンズバリアの移動を前記開き位置に制限する開き位置用ストッパと、
    前記閉じ位置に移動した前記レンズバリアと当接して前記レンズバリアの移動を前記閉じ位置に制限する閉じ位置用ストッパと、
    前記レンズバリアを前記開き位置と前記閉じ位置との間で移動させるためのバリアモータと、
    前記バリアモータに接続されるギヤ列と、一端が前記ギヤ列の最終段のギヤに係合し、かつ他端が前記レンズバリアに係合する付勢部材とで構成され、前記バリアモータの正転により前記レンズバリアを前記閉じ位置から前記開き位置へと移動させ、前記バリアモータの逆転により前記レンズバリアを前記開き位置から前記閉じ位置へと移動させるとともに、前記レンズバリアが前記各ストッパと当接した際に前記付勢部材を弾性変形させて前記レンズバリアを前記開き位置又は前記閉じ位置に付勢する駆動伝達機構と、
    前記レンズバリアが前記開き位置に移動したことを検知してバリア開き信号を出力するバリア開放検知手段と、
    前記レンズバリアが前記閉じ位置に移動したことを検知してバリアモータ停止信号を出力するバリア閉じ検知手段と、
    前記レンズ鏡胴が前記沈胴位置にあることを検知して沈胴位置信号を出力する沈胴検知手段と、
    前記レンズ鏡胴を突出させるための操作信号に応答して前記バリアモータを正転させ、前記バリア開き信号の入力に応答して前記バリアモータを停止させた後に前記レンズ鏡胴を前記沈胴位置から前記突出位置に移動させるとともに、前記レンズ鏡胴を沈胴させるための操作信号に応答して前記レンズ鏡胴を前記突出位置から前記沈胴位置へと移動させ、前記沈胴位置信号の入力により前記バリアモータを逆転させて前記バリアモータ停止信号の入力により前記バリアモータを停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズバリア付きカメラ。
  2. 前記付勢部材は、トーションバネであり、
    前記駆動伝達機構は、前記レンズバリアに形成された第1係合片と前記最終段のギヤに形成された第2係合片とを前記トーションバネの両端部の間に入り込ませ、前記各ストッパに当接した前記レンズバリアの前記第1係合片と前記トーションバネの一端とが係合した後、前記第2係合片と前記トーションバネの他端とを係合させながら前記最終段のギヤをさらに回動させて前記トーションバネの両端部の間隔を広げることにより、前記レンズバリアを付勢することを特徴とする請求項1記載のレンズバリア付きカメラ。
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