JP2005308810A - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図る上で有利なレンズ鏡筒および撮像装置を提供する。
【解決手段】2つの羽根部材3004のうち一方の羽根部材3004の軸受け孔3004Aの中心と、この一方の羽根部材3004の内側側部3004Gのうち軸受け孔3004A寄りの箇所であって他方の羽根部材3004の係合縁3004Gの先端部が当接している当接箇所との間の寸法をL1とし、この当接箇所と、他方の羽根部材3004の軸受け孔3004Aの中心との間の距離をL2とする。一方の羽根部材3004に閉じる方向に働くモーメントをM1とし、他方の羽根部材3004に閉じる方向に働くモーメントをM2とする。上記のL1〜L4、M1、M2がM1>(L1/L2)×M2およびM2>(L3/L4)×M1の各式を満たすように設定されている。
【選択図】 図11

Description

本発明はレンズ鏡筒および撮像装置に関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置として、レンズ鏡筒に配設され被写体像を導く撮影光学系の光路を開閉するバリア機構を有するものが提供されている。
このようなバリア機構として、例えば、図13に示すようなものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
このバリア機構は、撮像装置の鏡筒前部に取着され前記撮影光学系の光路を形成する開口2Aが設けられたバリア支持枠2と、バリア支持枠2に撮影光学系の光軸と平行に延在する支軸2B軸線回りに回転可能に配設された2つの羽根部材4とを備え、これら2つの羽根部材4が支軸2B回りに回転駆動されることで開口2Aが開閉させるように構成されている。
さらに詳しく説明すると、図14に示すように、2つの羽根部材4には、支軸2Bと反対側の箇所に係止部4Aが突出形成され、この係止部4Aがバリア支持枠2に突設された係止凸部2Cに係止することで開口2Aを閉塞する閉位置に位置決めされる。
特開2002−286990号公報
このように、従来のバリア機構では、羽根部材4は、その係止部4Aが係止凸部2Cに係止することで閉位置に位置決めされる構成であるため、係止凸部2Cおよび係止部4Aの配設スペースに加えて、羽根部材4の開閉に伴う係止部4Aの移動軌跡を確保するために大きなスペースが必要となり、レンズ鏡筒の小型化を図る上で不利があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的は小型化を図る上で有利なレンズ鏡筒および撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のレンズ鏡筒は、鏡筒に配設され被写体像を導く撮影光学系の光路を開閉するバリア機構を有するレンズ鏡筒であって、前記バリア機構は、前記撮影光学系の光軸と平行に延在する軸線回りに回転可能に配設され前記光路を開閉する2つの羽根部材と、前記2つの羽根部材を揺動させる駆動機構とを有し、前記2つの羽根部材は、前記光路を閉塞する際に互いに隙間なく係合する係合縁を有し、前記駆動機構は、前記2つの羽根部材にそれぞれ閉じる方向に付勢する付勢部材を含んで構成され、前記2つの羽根部材のうち一方の羽根部材の揺動中心と、この一方の羽根部材の係合縁であって他方の羽根部材の係合縁の先端部が係合している係合箇所との間の寸法をL1とし、この係合箇所と、他方の羽根部材の揺動中心との間の距離をL2とし、2つの羽根部材のうち他方の羽根部材の揺動中心と、この他方の羽根部材の係合縁であって一方の羽根部材の係合縁の先端部が係合している係合箇所との間の寸法をL3とし、この係合箇所と、一方の羽根部材の揺動中心との間の距離をL4とし、前記付勢部材により一方の羽根部材に閉じる方向に働くモーメントをM1とし、前記付勢部材により他方の羽根部材に閉じる方向に働くモーメントをM2とすると、前記L1〜L4、M1、M2が下記の式(1)、式(2)を満たすように設定されている、
M1>(L1/L2)×M2……式(1)
M2>(L3/L4)×M1……式(2)
ことを特徴とする。
また本発明の撮像装置は、被写体像を導く撮影光学系と、前記撮影光学系の光路を開閉するバリア機構とが鏡筒に配設されたレンズ鏡筒を備える撮像装置であって、前記バリア機構は、前記撮影光学系の光軸と平行に延在する軸線回りに回転可能に配設され前記光路を開閉する2つの羽根部材と、前記2つの羽根部材を揺動させる駆動機構とを有し、前記2つの羽根部材は、前記光路を閉塞する際に互いに隙間なく係合する係合縁を有し、前記駆動機構は、前記2つの羽根部材にそれぞれ閉じる方向に付勢する付勢部材を含んで構成され、前記2つの羽根部材のうち一方の羽根部材の揺動中心と、この一方の羽根部材の係合縁であって他方の羽根部材の係合縁の先端部が係合している係合箇所との間の寸法をL1とし、この係合箇所と、他方の羽根部材の揺動中心との間の距離をL2とし、2つの羽根部材のうち他方の羽根部材の揺動中心と、この他方の羽根部材の係合縁であって一方の羽根部材の係合縁の先端部が係合している係合箇所との間の寸法をL3とし、この係合箇所と、一方の羽根部材の揺動中心との間の距離をL4とし、前記付勢部材により一方の羽根部材に閉じる方向に働くモーメントをM1とし、前記付勢部材により他方の羽根部材に閉じる方向に働くモーメントをM2とすると、前記L1〜L4、M1、M2が下記の式(1)、式(2)を満たすように設定されている、
M1>(L1/L2)×M2……式(1)
M2>(L3/L4)×M1……式(2)
ことを特徴とする。
本発明によれば、前記L1〜L4、M1、M2が式(1)、式(2)を満たすことにより、2つの羽根部材のうち一方の羽根部材が閉位置を超えた位置まで揺動することで2つの羽根部材の係合縁の間に隙間が生じるといった現象を防止でき、2つの羽根部材を撮影光学系の光路を隙間なく閉塞する閉位置に正しく位置させることができる。
このため、従来のように羽根部材を閉位置に位置決めするために、羽根部材に係止部を設けたり、羽根部材を支持する部材に前記係止部に係合する係止凸部を設ける必要がないので、これら係止部や係止凸部の配設スペースを削減することができ、レンズ鏡筒の小型化を図る上で有利となる。
小型化を図るという目的を、付勢部材により羽根部材に閉じる方向に働くモーメントを適切に設定することによって実現した。
次に本発明の実施例1について図面を参照して説明する。
図1は実施例1の撮像装置の斜視図、図2は実施例1の撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例の撮像装置100はデジタルスチルカメラであり、外装を構成するケース102を有している。
ケース102の前面右側部寄りの箇所には撮影光学系104を収容保持する沈胴式の鏡筒10が設けられ、ケース102の前面上部寄りの箇所には閃光を発光するフラッシュ部106、光学式ファインダ40(図3)の対物レンズ108などが設けられている。
鏡筒10はケース102の内部に組み込まれた駆動部124(図2)によってケース102の前面から前方に突出した使用位置(広角状態、望遠状態、および広角乃至望遠の中間状態)とケース102の前面に収容された収容位置(沈胴状態)との間を出没するように構成されている。
ケース102の上端面にはシャッタボタン110が設けられ、ケース102の後面には、前記光学式ファインダの接眼窓(不図示)、電源のオンオフ、撮影モード、再生モードの切替など種々の操作を行なうための複数の操作スイッチ112、撮像した映像を表示するディスプレイ114(図2)などが設けられている。
図2に示すように、鏡筒10の後部には、撮影光学系104によって結像された被写体像を撮像するCCDやCMOSセンサなどで構成された撮像素子116が配設され、撮像装置100は、撮像素子116から出力された撮像信号に基づいて画像データを生成し、メモリカードなどの記憶媒体118に記録する画像処理部120、前記画像データをディスプレイ114に表示させる表示処理部122、駆動部124、操作スイッチ112やシャッタボタン110の操作に応じて画像処理部120、表示処理部122、駆動部124を制御するCPUなどを含む制御部126などを備えている。
次に、鏡筒10の概略構成について説明する。
図3は鏡筒10の状態を説明する斜視図で、(A)が不使用時のレンズ収納状態すなわち沈胴状態を示すもの、(B)が使用時のレンズ突出状態(広角状態あるいは望遠状態)を示す。図4は鏡筒10の断面図であり、(A)が沈胴状態、(B)が広角状態、(C)が望遠状態を示すものである。図5は鏡筒10の分解斜視図である。
図3に示すように、鏡筒10は、ケース102に固定されるベース12に取着されている。
図4に示すように、鏡筒10は光学的には3群構成である。すなわち、鏡筒10の光軸方向で被写体側を前方とし、前記光軸方向で撮像素子116側を後方としたとき、鏡筒10を構成する3群は、前方から後方に向かってこの順番で配設された1群レンズ14、2群レンズ16、3群レンズ18によって構成されている。
鏡筒10は、1群レンズ14と2群レンズ16が所定のカムカーブにより光軸方向に駆動されることによってズーミングを行い、3群レンズ18が光軸方向に微小に変位されることによってフォーカッシングを行う。すなわち、1群レンズ14と2群レンズ16の変位によって焦点距離を可変し、この焦点距離の変化によって生じた合焦位置のずれを3群レンズ18の変位によって修正し適切に合焦させるように構成されている。
図5に示すように鏡筒10は、1群、2群レンズ14,16を前記光軸方向に移動させる構成として、固定環20、回転環22、カム環24、直進案内環26などが用いられ、3群レンズ18を光軸方向に移動させる構成として雌ねじ部材、雄ねじ部材などが用いられている。
本実施例では、1群レンズ群14の前部に撮影光学系の光路を開閉するバリア機構30が設けられている。
具体的に説明すると、固定環20はベース12に対して固定されており、固定環20の内周面には、図6に示すように、周方向に延在するカム溝2002,2004と、撮影光学系の光軸方向と平行に延在する直進案内溝2006とが設けられている。
回転環22は、固定環20の外周に回転可能にかつ光軸方向に移動不能に設けられている。
回転環22にはその内周面と外周面を貫通し周方向に延在する複数のカム溝2202が設けられ、内周面には光軸方向に沿って直線的に延在する直進溝2205が設けられ、外周面後部にはギア部2204が周方向に所定の長さ延在形成され、また、回転環22の後端には回転位置検知用の複数のフィン2206が突設されている。
ギア部2204はベース12に取着された回転環駆動機構23のギア2302に噛合され、回転環駆動機構23から供給される回転駆動力がギア2302とギア部2204を介して回転環22に供給されることで回転環22が光軸を中心に回転駆動されるように構成されている。
回転環駆動機構23は、ギア2302を回転駆動するDCモータと、このDCモータまたはギア2302の回転数をカウントするためのロータリエンコーダと、フィン2206の移動を検知するフォトセンサとを有し、これらロータリエンコーダおよびフォトセンサの検出信号に基づいて回転環22の回転速度または回転位置制御を行うように構成されている。
3群レンズ18は3群レンズ枠1802で保持され、3群レンズ枠1802は、ベース12に光軸方向に移動可能にかつ光軸を中心に回転できないように配設されている。3群レンズ移動機構28は、3群レンズ枠1802に連結された雌ねじ部材に螺合される雄ねじ部材(リードスクリュー)と、この雄ねじ部材を回転駆動するモータとを有し、このモータが回転駆動されることにより3群レンズ18を光軸方向に移動させフォーカシング動作がなされるように構成されている。
カム環24は、固定環20の径方向内側箇所に回転可能にかつ前記光軸方向に移動可能に設けられ、カム環24の内周面には、図7に示すように、カム溝2402,2404が設けられ、図5に示すように、カム環24の後端には径方向外方向に突出する3つの凸部2406が周方向に間隔をおいて設けられている。そして、これら3つの凸部2406が固定環20のカム溝2002,2004に係合した状態で、カム環24が固定環20に対して回転運動することでこれら3つの凸部2406が固定環20のカム溝2002,2004に沿って動かされることによりカム環24が前記光軸方向に移動される。
さらに、固定環20のカム溝2002の少なくとも1つは径方向に貫通しており、前記貫通したカム溝2002に対応するカム環24の凸部2406に設けられた不図示のアームの先端が前記カム溝2002を通って回転環22の直進溝2205に係合されている。これにより、カム環24と回転環22は固定環20に対して連動して回転する。すなわち、回転環22を回転させると、カム環24は回転しながら光軸方向に移動する。
直進案内環26は、カム環24の径方向内側箇所に回転不能にかつ前記光軸方向にカム環24と連動して移動可能に設けられている。詳しく説明すると、直進案内環26の後端には径方向外方に突出する3つの凸部2602が周方向に間隔をおいて設けられている。そして、これら3つの凸部2602がカム環24の後方を通って固定環20の直進案内溝2008に係合した状態でカム環24が固定環20に対して回転運動することでこれら3つの凸部2602が固定環20の直進案内溝2008に沿って動かされ、これにより直進案内環26は回転せずにカム環24と連動して光軸方向にのみ移動される。
また、直進案内環26には、前縁の径方向を挟んだ2箇所から案内片2604がそれぞれ光軸方向と平行に前方に突設されている。
2群レンズ16は2群レンズ枠1602に保持されている。2群レンズ枠1602はカム環24の内周に配設され、2群レンズ枠1602の外周面には、径方向を挟む2箇所に光軸方向と平行に延在し直進案内環26の2つの案内片2604に案内される案内部1604と、径方向を挟む2箇所に光軸方向と平行に延在し前方に突出する案内レール1605と、カム環24のカム溝2404に係合される3つのカムピン1606とが設けられている。
そして、案内部1604が案内片2604に案内され、かつ、3つのカムピン1606がカム環24のカム溝2404に係合された状態で、カム環24が回転することにより、2群レンズ16は、回転せずにカム溝2404で設定されたカムカーブにより光軸方向にのみ移動する。
2群レンズ枠1602には、鏡筒10内の迷光を遮断し、撮像素子116への迷光侵入を防止する2群遮光板1608が設けられている。
2群遮光板1608は、前記光軸に垂直な平面と平行な方向に延在する軸線回りに揺動可能に2群レンズ枠1602に取り付けられている。
2群遮光板1608は、鏡筒10が突出した状態においては不図示の付勢部材による付勢により2群レンズ枠1602に設けられた不図示のストッパに当接することで迷光を遮断する遮断位置に位置され、鏡筒10が突出状態から収納状態へ遷移する過程において、3群レンズ移動機構28の前端部分に当て付けられることで前記遮断位置から揺動され3群レンズ移動機構28の前端部分から退避するように構成されている。これにより、2群遮光板1608および2群レンズ枠1602をよりベース12の近傍に位置させることができ鏡筒10の収納状態において、2群レンズ枠1602が光軸方向に占有するスペースを削減する上で有利となっている。
また、2群レンズ枠1602の前部には、シャッタの機能と可変絞りの機能を備えた自動露光装置1610が設けられ、自動露光装置1610には、屈曲可能な素材で構成されたフレキシブル配線板1612の一端が接続されている。このフレキシブル配線板1612の中間部は、カム環24の後端から固定環20に設けられた不図示の開口を通って固定環20の外方に導出され、フレキシブル配線板1612の他端は固定環20やベース12に固定されている。フレキシブル配線板1612は、回転環22の回転動作および2群レンズ枠1602と直進案内環26の光軸方向の移動に際して、連続的に屈曲部位が変化しながら、前記配線群に無理な力が加わらないような長さで形成されている。
このフレキシブル基板1612は、自動露光装置1610に設けられたアクチュエータ群を動作させるための電気信号を供給する配線群を有している。また、フレキシブル配線板1612は、鏡筒10がケース102から外方に露出している部分に静電気等が加えられて瞬間的な大電流が流れる場合に、その電流の流路として機能する前記配線群とは別の配線群を備えている。フレキシブル基板1612の前記別の配線群のベース12側に位置する接続端は、ケース102と同電位となる接地部分に電気的に接続されている。
1群レンズ14は1群レンズ枠1402に保持されている。1群レンズ枠1402はカム環24の内周で2群レンズ枠1602の前方に配設され、1群レンズ枠1602の内周面には、径方向を挟む2箇所に光軸方向と平行に延在し2群レンズ枠1602の2つの案内レール1605に案内される不図示の案内溝と、カム環24のカム溝2404に係合される3つのカムピン1406とが設けられている。
そして、前記案内溝が案内レール2605に案内され、かつ、3つのカムピン1406がカム環24のカム溝2402に係合された状態で、カム環24が回転することにより、1群レンズ14は、回転せずにカム溝2402で設定されたカムカーブにより光軸方向にのみ移動する。
また、1群レンズ枠1402と2群レンズ枠1602との間には、2つの金属製のコイルスプリング15が張設されており、これらコイルスプリング15の付勢力によって1群レンズ枠1402と2群レンズ枠1602は光軸方向に沿って互いに近接する方向に付勢されており、これにより、カムピン1406とカム溝2402との間のガタ、および、カムピン1606とカム溝2404との間のガタを吸収するように構成されている。
また、2群レンズ枠1602には1つの導通板31が組み込まれている。この導通板31には、前記2つのコイルスプリング15のうちの一方のコイルスプリング15の端部が係止されるとともに、フレキシブル配線板1612の前記別の配線群の接続端のうち1群レンズ枠1402側に位置する接続端が電気的に接続されている。これにより、前記一方のコイルスプリング15は導通板31とフレキシブル配線板1612の前記別の配線群を介して前記接地部分に接続されている。
また、1群レンズ枠14の前部には鏡筒10の体裁を整える金属製の化粧リング32が取着され、カム環24の前部には鏡筒の体裁を整えるための金属製の化粧リング34が取着されている。
1群レンズ枠14の外周とカム環24の内周との隙間には、この隙間からゴミや迷光の侵入を防ぐ遮光リング36が配設され、この遮光リング36は、1群レンズ枠14上に装着され、化粧リング34とカム環24との間にクリアランスを持った状態で配設されている。
カム環24の外周と固定環20の内周との隙間には、この隙間からゴミや迷光の侵入を防ぐための遮光リング38が配設され、この遮光リング38はカム環24の外周に装着され、固定環20の内周に弾接される。
また、光学式ファインダ40は可動式のレンズを内蔵しておりベース12に取着されている。前記可動式のレンズは不図示のカムピンを介して回転環22のカム溝2202に連結されており、回転環22の回転に連動して光軸方向に移動することで視野のズーミング動作がなされるように構成されている。
次にバリア機構30について説明する。
図8はバリア機構30を前方から見た分解斜視図、図9はバリア機構30を後方から見た分解斜視図である。
図8、図9に示すように、バリア機構30は、1群レンズ枠1402の前部に固定されたバリアベース3002と、このバリアベース3002の前面箇所に設けられた2つの羽根部材3004と、バリアベース3002に取着されバリアベース3002との間に2つの羽根部材3004を収容するバリアカバー3006を備え、2つの羽根部材3004は、第1駆動リング3008、第2駆動リング3010、第1駆動ばね3012、第2駆動ばね3014などからなる駆動機構31により開閉されるように構成されている。
詳細に説明すると、バリアベース3002は環板状を呈し、中央に撮影光学系104の光路を形成する開口3002Aが形成され、前面側の外周寄りで径方向を挟む2箇所に前記光軸と平行に延在する支軸3002Bが前方に向けて突設されている。
バリアベース3002の外周で支軸3002Bの近傍箇所に半径方向外方に開放状の切欠3002Cが設けられている。
また、バリアベース3002の前面縁部で支軸3002Bから周方向に離れた箇所にはそれぞれストッパ片3002Dが前方に突設されている。
バリアベース3002の外縁の径方向を挟む2箇所には係止爪3002Eが設けられている。
また、図9に示すように、バリアベース3002の開口3002Aの縁部の全周から後方に突出する円筒壁部3002Fが設けられ、バリアベース3002の後面の外周近傍には第2駆動ばね3014の一端が係止されるばね係止部3002Gが後方に向けて突設されている。
2つの羽根部材3004は同形同大に形成され、軸受け孔3004Aが設けられた基部3004Bと、基部3004Bから延在する羽根部3004Cとを有し、基部3004Bと羽根部3004CによってほぼL字状をなしている。
基部3004Bの後面には後方に向けて係合軸部3004J(特許請求の範囲の凸部に相当)が突設されている。
各羽根部材3004は、それぞれの軸受け孔3004Aがバリアベース3002の支軸3002Bに挿通されることで支軸3002Bを中心に揺動可能に設けられるとともに、係合軸部3004Jが切欠3002Cを通って後方に突出して配設される。
基部3004Bは、図10に示すように、開口3002A寄りに位置する係合縁3004Dと、開口3002Aから離れた箇所に位置する外側縁部3004Eとを有している。
羽根部3004Cは、基部3004Bの係合縁3004Dから屈曲され直線状に延在する係合縁3004Gと、係合縁3004Gの先端から軸受け孔3004Bを中心とする円周方向に延在する先端縁部3004Hと、先端縁部3004Hに接続され係合縁3004Gと間隔をおいて延在し基部3004Bの外側縁部3004Eと対向し基部3004Bに接続する外側縁部3004Iとを有している。
各羽根部材3004は、互いの羽根部3004Cの係合縁3004G同士が隙間なく当接し開口3002Aを閉塞する閉位置と、外側縁部3004Iがストッパ片3002Dに当接し開口3002Aを開放する開位置との間で揺動し、撮影光学系の光路を開閉するように構成されている。
バリアカバー3006は環板状を呈し、中央に撮影光学系の光路を構成する開口3006Aが設けられ、外縁の径方向を挟む2箇所に係止部3006Bが設けられている。
バリアカバー3006は、その後面を2つの羽根部材3004に臨ませた状態で各係止部3006Bがバリアベース3002の各係止爪3002Eに係止されることでバリアベース3002に取着される。
第1駆動リング3008は環板状を呈し、その内周に図9に示すようにバリアベース3002の円筒壁部3002Fが挿入されることで回転可能に支持されている。
第1駆動リング3008の径方向を挟む半径方向外側箇所には、バリアベース3002の各切欠3002Cから突出する係合軸部3004Jに係合する2つの係合凹部3008A(特許請求の範囲の凹部に相当)が設けられ、2つの係合凹部3008Aから周方向に離れた半径方向外側箇所には第1駆動ばね3012の一端が係止されるばね係止部3008Bが設けられている。
また、第1駆動リング3008の各係合凹部3008Aの側部には、半径方向外方に延在する縁部3008Cがそれぞれ形成されている。
第2駆動リング3010は環板状を呈し、その内周に図9に示すように第1駆動リング3008の後面側から後方に突出するバリアベース3002の円筒壁部3002Fが挿入されることで回転可能に支持されている。
第2駆動リング3010の径方向を挟む半径方向外側2箇所には前記光軸と平行に後方に突出するカム片3010Cがそれぞれ設けられており、これら2つのカム片3010Cが直進案内環26の2つの案内片2604の前端に当接することで第2リング3010が各羽根部材3004を閉じる方向に回動されるように構成されている。
また、第2駆動リング3010の前面で径方向を挟む2箇所には、半径方向外方に突出し第1駆動リング3008の縁部3008Cと係止可能な係止縁部3010Dがそれぞれ設けられている。
また、第2駆動リング3010の径方向を挟む外縁2箇所のうちの一方には、第1駆動ばね3012の他端が係止されるばね係止部3010Aが設けられ、前記外縁2箇所の内の他方には第2駆動ばね3014の他端が係止されるばね係止部3010Bが設けられ、これらばね係止部3010A,3010Bはそれぞれ径方向外方に向けて突設されている。
第1駆動ばね3012は、第1駆動リング3008のばね係止部3008Bと第2駆動リング3010のばね係止部3010Aとの間に張設されることで、第1駆動リング3008を、各羽根部材3004を閉じる方向に付勢しており、第1駆動リング3008の縁部3008Cが第2駆動リング3010の係止縁部3010Dに係止することで第1駆動リング3008の第2駆動リング3010に対する回転方向の位置を位置決めしている。
第2駆動ばね3014は、バリアベース3002のばね係止部3002Gと第2駆動リング3010のばね係止部3010Bとの間に張設されることで、第2駆動リング3010を、各羽根部材3004を開く方向に付勢している。
次に、バリア機構30の動作について説明する。
ここで整理して説明しておくと、バリアベース3002は、光軸方向に移動可能で光軸回りに回転不能な1群レンズ枠1402の前部に固定されている。
羽根部材3004は、軸受け孔3004Aに支軸3002Bが挿通され、係合軸部3004J、係合凹部3008Aを介して第1駆動リング3008の回転により開閉する。
第1駆動リング3008は、バリアベース3002の円筒壁部3002Fに回転可能に支持され、第1駆動ばね3012により第1駆動リング3008の縁部3008Cと第2駆動リング3010の係止縁部3010Dとが係止され、この係止により第1駆動リング3008は第2駆動リング3010と一体に回転する。
第2駆動リング3010は、バリアベース3002の円筒壁部3002Fに回転可能に支持され、第2駆動ばね3014により羽根部材3004を開く方向に第1駆動リング3008を付勢している。この第2駆動リング3010が回転されることで2つの羽根部材3004が開閉される。
図3(B)に示すように、鏡筒10が使用状態(突出状態)にあるときには、第2駆動リング3010の各カム片3010Cが、直進案内環26の各案内片2604から離間している。
第2駆動リング3010は第2駆動ばね3014の付勢力によって羽根部材3004を開く方向に付勢されており、第2駆動ばね3014の付勢力により第2駆動リング3010は羽根部材3004を開く方向に回転し、第1駆動リング3008の縁部3008Cと第2駆動リング3010の係止縁部3010Dとの係止を介して、第1駆動リング3008も第2駆動リング3010と一体に羽根部材3004を開く方向に回転する。
これにより、各羽根部材3004は、係合凹部3008A、係合軸部3004Jを介して第1駆動リング3008により回転され、各羽根部材3004は、支軸3002Bを中心としてそれぞれ回転し、羽根部3004Cの外側縁部3004Iがストッパ3002Dに当接された前記開位置に位置し、この状態が維持される。
また、図3(B)から(A)に示すように、鏡筒10が前記使用状態から収容状態(沈胴状態)に移動すると、第2駆動リング3010の各カム片3010Cが、直進案内環26の各案内片2604に係合する。
各カム片3010Cと直進案内環26の各案内片2604との係合により、第2駆動リング3010は第2駆動ばね3014の付勢力に抗して羽根部材3004を閉じる方向に回動される。また、第1駆動リング3008の縁部3008Cと第2駆動リング3010の係止縁部3010Dとの係止を介して、第1駆動リング3008も第2駆動リング3010と共に羽根部材3004を閉じる方向に回動される。
これにより、各羽根部材3004は、係合凹部3008A、係合軸部3004Jを介して支軸3002Bを中心としてそれぞれ回転し、各羽根部3004Cの係合縁3004Gが互いに当接され各羽根部材3004は前記閉位置に位置する。
さらに、この状態からバリア機構30全体が直進案内環26方向に移動され、各カム片3010Cと各案内片2604との係合により、第2駆動リング3010は、各羽根部材3004を閉じる方向に回転される。
一方、各羽根部材3004は、各羽根部3004Cの係合縁3004Gが互いに当接され、第1駆動リング3008が各羽根部材3004を閉じる方向への回転は阻止されている。
したがって、第2駆動リング3010は、各羽根部材3004を閉じる方向に回転され、第1駆動リング3008は回転が阻止されているので、第1駆動リング3008の縁部3008Cと第2駆動リング3010の係止縁部3010Dとが離れるとともに、第1駆動ばね3012が引き伸ばされる。
この第1駆動ばね3012の引き伸ばしにより、第1駆動リング3008には、各羽根部材3004を閉じる方向に付勢する付勢力が作用する。
そして、この付勢力が係合凹部3008A、係合軸部3004Jを介して各羽根部材3004に伝達され、各羽根部材3004は閉じる方向への付勢力を受ける。
これにより、各羽根部3004Cは前記閉位置に位置した状態が維持される。
次に、図11を参照して、各羽根部3004Cが前記閉位置に維持される状態について詳細に説明する。
2つの羽根部材3004のうち一方の羽根部材3004の軸受け孔3004Aの中心(羽根部材3004の揺動中心)と、この一方の羽根部材3004の内側側部3004Gのうち軸受け孔3004A寄りの箇所であって他方の羽根部材3004の係合縁3004Gの先端部が当接している当接箇所との間の寸法をL1とし、この当接箇所と、他方の羽根部材3004の軸受け孔3004Aの中心との間の距離をL2とする。
また、2つの羽根部材3004のうち他方の羽根部材3004の軸受け孔3004Aの中心(羽根部材3004の揺動中心)と、この他方の羽根部材3004の内側側部3004Gのうち軸受け孔3004A寄りの箇所であって一方の羽根部材3004の係合縁3004Gの先端部が当接している当接箇所との間の寸法をL3とし、この当接箇所と、一方の羽根部材3004の軸受け孔3004Aの中心との間の距離をL4とする。
また、一方の羽根部材3004に閉じる方向に働くモーメントをM1とし、他方の羽根部材3004に閉じる方向に働くモーメントをM2とする。この場合、これらモーメントM1、M2は、上述したように、第1駆動ばね3012が引き伸ばされることにより生じる第1駆動ばね3012の付勢力(弾性力)が係合凹部3008Aから係合軸部3004Jに作用することで生じるモーメントである。
本実施例では、上記のL1〜L4、M1、M2が下記の式(1)、式(2)を満たすように設定されている。
M1>(L1/L2)×M2……式(1)
M2>(L3/L4)×M1……式(2)
本実施例のバリア機構30によれば、図12(A)、(B)に示すような2つの羽根部材3004の係合縁3004Gの間に隙間が生じるといった現象を防止できる。
すなわち、2つの羽根部材3004のうち一方の羽根部材3004が前記閉位置を超えた位置まで揺動し、これにより、一方の羽根部材3004の係合縁3004Gの先端部が他方の羽根部材3004の係合縁3004Gの軸受け孔3004A寄りの箇所に当接することで他方の羽根部材3004が前記閉位置よりも開位置寄りの位置に留まり、2つの羽根部材3004の係合縁3004Gの間に隙間が生じるといった現象を防止して2つの羽根部材3004を、撮影光学系104の光路を隙間なく閉塞する閉位置に正しく位置させることができる。
このため、本実施例では、従来のように羽根部材を閉位置に位置決めするために、羽根部材に係止部を設けたり、羽根部材を支持する部材に前記係止部に係合する係止凸部を設ける必要がないので、これら係止部や係止凸部の配設スペースを削減することができ、レンズ鏡筒の小型化を図る上で有利となる。
また、前記羽根部材の開閉に伴う従来の係止部の移動軌跡を確保するための大きなスペースも削減することができ、レンズ鏡筒の小型化を図る上で有利となる。
なお、本実施例では、撮像装置としてデジタルスチルカメラを用いて説明したが、本発明は、ビデオカメラ、その他種々の撮像装置に適用可能である。
実施例1の撮像装置の斜視図である。 実施例1の撮像装置の構成を示すブロック図である。 鏡筒10の状態を説明する斜視図である。 鏡筒10の状態を説明する断面図である。 沈胴レンズの分解斜視図である。 固定環20の展開図である。 カム環24の展開図である。 バリア機構30を前方から見た分解斜視図である。 バリア機構30を後方から見た分解斜視図である。 バリア機構30の動作説明図である。 バリア機構30の原理説明図である。 バリア機構30の羽根部材3004の位置が閉位置からずれた状態を示す説明図である。 従来のバリア機構の構成を示す説明図である。 従来のバリア機構の羽根部材の説明図である。
符号の説明
100……撮像装置、104……撮影光学系、10……鏡筒、30……バリア機構、31……駆動機構、3004……羽根部材、3012……第1駆動ばね。

Claims (6)

  1. 鏡筒に配設され被写体像を導く撮影光学系の光路を開閉するバリア機構を有するレンズ鏡筒であって、
    前記バリア機構は、前記撮影光学系の光軸と平行に延在する軸線回りに回転可能に配設され前記光路を開閉する2つの羽根部材と、前記2つの羽根部材を揺動させる駆動機構とを有し、
    前記2つの羽根部材は、前記光路を閉塞する際に互いに隙間なく係合する係合縁を有し、
    前記駆動機構は、前記2つの羽根部材にそれぞれ閉じる方向に付勢する付勢部材を含んで構成され、
    前記2つの羽根部材のうち一方の羽根部材の揺動中心と、この一方の羽根部材の係合縁であって他方の羽根部材の係合縁の先端部が係合している係合箇所との間の寸法をL1とし、この係合箇所と、他方の羽根部材の揺動中心との間の距離をL2とし、2つの羽根部材のうち他方の羽根部材の揺動中心と、この他方の羽根部材の係合縁であって一方の羽根部材の係合縁の先端部が係合している係合箇所との間の寸法をL3とし、この係合箇所と、一方の羽根部材の揺動中心との間の距離をL4とし、前記付勢部材により一方の羽根部材に閉じる方向に働くモーメントをM1とし、前記付勢部材により他方の羽根部材に閉じる方向に働くモーメントをM2とすると、前記L1〜L4、M1、M2が下記の式(1)、式(2)を満たすように設定されている、
    M1>(L1/L2)×M2……式(1)
    M2>(L3/L4)×M1……式(2)
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記2つの羽根部材の揺動中心は、前記光路を挟んで互いに対向する箇所に設けられていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記係合縁は直線状に延在していることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記2つの羽根部材は同形同大に形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記2つの羽根部材は鏡筒に回転不能に支持された環板状のバリアベースに配設され、前記バリアベースに、該バリアベースと同軸上で光軸方向に沿って第1駆動リングと第2駆動リングが配設され、前記付勢部材は前記第1駆動リングと前記第2駆動リングとにわたって設けられ前記第2駆動リングを前記第1駆動リングと一体に回転するように付勢しており、前記第2駆動リングと前記2つの羽根部材は、凸部と凹部との係合により双方が一体に回転するように連結され、前記2つの羽根部材は、前記第2駆動リングが回転されることで前記第1駆動リング、前記付勢部材、前記凸部と凹部を介して揺動され、前記2つの羽根部材が閉じた状態からさらに前記第2駆動リングが回転されることで前記付勢部材の付勢力が大きくなり前記モーメントM1、M2が生じることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  6. 被写体像を導く撮影光学系と、前記撮影光学系の光路を開閉するバリア機構とが鏡筒に配設されたレンズ鏡筒を備える撮像装置であって、
    前記バリア機構は、前記撮影光学系の光軸と平行に延在する軸線回りに回転可能に配設され前記光路を開閉する2つの羽根部材と、前記2つの羽根部材を揺動させる駆動機構とを有し、
    前記2つの羽根部材は、前記光路を閉塞する際に互いに隙間なく係合する係合縁を有し、
    前記駆動機構は、前記2つの羽根部材にそれぞれ閉じる方向に付勢する付勢部材を含んで構成され、
    前記2つの羽根部材のうち一方の羽根部材の揺動中心と、この一方の羽根部材の係合縁であって他方の羽根部材の係合縁の先端部が係合している係合箇所との間の寸法をL1とし、この係合箇所と、他方の羽根部材の揺動中心との間の距離をL2とし、2つの羽根部材のうち他方の羽根部材の揺動中心と、この他方の羽根部材の係合縁であって一方の羽根部材の係合縁の先端部が係合している係合箇所との間の寸法をL3とし、この係合箇所と、一方の羽根部材の揺動中心との間の距離をL4とし、前記付勢部材により一方の羽根部材に閉じる方向に働くモーメントをM1とし、前記付勢部材により他方の羽根部材に閉じる方向に働くモーメントをM2とすると、前記L1〜L4、M1、M2が下記の式(1)、式(2)を満たすように設定されている、
    M1>(L1/L2)×M2……式(1)
    M2>(L3/L4)×M1……式(2)
    ことを特徴とする撮像装置。
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