JP3253248B2 - ヘリコイド構造 - Google Patents

ヘリコイド構造

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JP3253248B2
JP3253248B2 JP20551596A JP20551596A JP3253248B2 JP 3253248 B2 JP3253248 B2 JP 3253248B2 JP 20551596 A JP20551596 A JP 20551596A JP 20551596 A JP20551596 A JP 20551596A JP 3253248 B2 JP3253248 B2 JP 3253248B2
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俊治 西村
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富士写真光機株式会社
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens

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  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焦点調節を行う
ために回転運動によりレンズ鏡胴を光軸方向に移動させ
るカメラのズーム装置の機構のように、回転運動により
直線運動を行わせる場合などに用いられるヘリコイド構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリコイドは、ネジ構造と同様に、円筒
などの内周面に螺旋状に形成された谷部と、円筒などの
外周面に形成された山部とを組合わせて螺合させる構造
で、回転運動を直線運動に変更することができる機構で
あり、代表的なものとしてはカメラの撮影レンズをズー
ム駆動する機構に用いられている。すなわち、移動鏡胴
を固定鏡胴に対して光軸方向に進退させる場合に、固定
鏡胴と移動鏡胴とをヘリコイドによって連繋させ、移動
鏡筒を光軸を中心として回動させることにより、該ヘリ
コイドに案内されて移動鏡胴が進退するようにしてあ
る。
【0003】従来のヘリコイド構造では、谷部の溝幅が
該谷部の始端から終端に至るまでほぼ等しく、またその
螺旋の方向も一定の方向に形成されている。したがっ
て、この谷部と螺合する山部を備えた内筒は、該谷部が
形成された円筒と山部が形成された円筒とを相対的に回
転させた場合に、一方の円筒の他方の円筒に対する直線
移動はほぼ一定の割合で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、撮影レンズを交
換することなく焦点距離を変更することができるように
ズーム装置を搭載したカメラが普及しているが、この種
の普及型のカメラでは携帯時などに嵩ばらないよう小型
化が図られており、小型化のための機構の一つとして撮
影レンズを保持したレンズ鏡胴をいわゆる沈胴式にする
ことが行われている。沈胴式のカメラでは、レンズ鏡胴
を後退側の撮影可能な位置から撮影レンズの光学的関係
を崩してさらに後退させて、レンズ鏡胴の先端部をカメ
ラの前面とほぼ一致させるようにしてカメラの前面の平
面化を図り、携帯時のカメラの薄型化を図っている。
【0005】しかしながら、上述したように、レンズ鏡
胴をヘリコイドによって進退させる構造では、後退側の
撮影可能な位置からレンズ鏡胴をさらに後退させる場合
にもヘリコイドを利用することになり、該ヘリコイドに
よる直線運動は一定の割合で行われるから、所望の沈胴
位置まで後退させるためには該ヘリコイドを延長して形
成する必要がある。すなわち、ヘリコイドはレンズ鏡胴
を前進側の撮影可能な位置から沈胴位置まで移動させる
範囲で形成しなければならない。そして、鏡胴の長さあ
るいは径はこのヘリコイドを形成できる大きさとしなけ
ればならない。なお、ヘリコイドの長さを短くして後退
側の撮影可能位置から沈胴位置までの鏡胴の移動量を小
さくする場合には、沈胴時のレンズ鏡胴の先端部と一致
するようにカメラの前面の位置を規定するため、カメラ
の薄型化が阻害される。
【0006】すなわち、レンズ鏡胴の沈胴のための移動
量を大きくする場合にはヘリコイドを相応の長さに形成
する必要があるから鏡胴の長さや径が大きくなり、沈胴
のための移動量を小さくする場合には鏡胴の先端部によ
って規定されるカメラ前面が前方に位置するからカメラ
の薄型化が損われることになってしまう。
【0007】そこで、この発明は、カメラの鏡胴の移動
機構として用いる場合には、鏡胴の長さや径を大きくす
ることなく沈胴のための移動量を大きくすることができ
て、カメラの薄型化を阻害することがないようにしたヘ
リコイド構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係るヘリコイド構造
は、外筒である円筒の内周面に適宜長さの螺旋状に谷部
または適宜長さの螺旋状に山部のいずれか一方を形成
し、該外筒に挿脱自在な円筒または円柱からなる内筒の
外周面に他方を形成し、上記谷部と山部とを組み合わ
せ、外筒または内筒のいずれか一方を他方に対して回転
させて、回転運動を直線運動に変換するヘリコイド構造
において、前記谷部の螺旋状の一部に幅員を広げた拡幅
部を形成し、上記拡幅部の螺旋に沿った長さを、前記山
部の螺旋に沿った長さとほぼ等しくしたことを特徴とし
ている。
【0009】上記外筒の内周面に谷部を形成し、上記内
筒の外周面に山部を形成したヘリコイド構造とすると、
内筒に対して外筒を回転させると谷部に案内されて山部
が移動することにより内筒が外筒に対して進退すること
になる。上記拡幅部以外の谷部によって押動される場合
には、内筒は外筒に対して一定の小さな移動量で移動す
る。山部が上記拡幅部に位置すると、該山部が拡幅部内
で該拡幅部の幅方向に移動するから、上記移動量とは異
なる移動量で移動することになる。しかも、拡幅してあ
るため、移動量は大きくなる。
【0010】この拡幅部にさらに谷部を連続させてあれ
ば、内筒は再び上記一定の小さな移動量で移動すること
になる。すなわち、内筒の移動過程の途中において移動
量を変更することができる。
【0011】谷部と山部とを組み合わせるヘリコイド構
造であれば、外筒の内周面には谷部と山部とのいずれが
形成されたものであっても構わないが、谷部と山部を成
形加工する上では、外筒の内周面に谷部を内筒の外周面
に山部をそれぞれ形成することが加工上有利であり、こ
のためこの発明に係るヘリコイド構造は、外筒である円
筒の内周面に適宜長さの螺旋状に谷部を形成し、該外筒
に挿脱自在な円筒または円柱からなる内筒の外周面に上
記谷部に適合する山部を適宜長さの螺旋状に形成し、上
記谷部と山部とを組み合わせ、外筒または内筒のいずれ
か一方を他方に対して回転させて、回転運動を直線運動
に変換するヘリコイド構造において、前記谷部の螺旋状
の一部に幅員を広げた拡幅部を形成し、上記拡幅部の螺
旋に沿った長さを、前記山部の螺旋に沿った長さとほぼ
等しくしたことを特徴としている。
【0012】また、前記拡幅部を谷部が沿っている螺旋
形の端部に形成したことを特徴としている。
【0013】すなわち、山部の谷部に対する移動の始端
または終端で移動量を変更する場合には、螺旋形の端部
に上記拡幅部を形成すればよい。例えば、中間部では内
筒を所定の小さな移動量で移動させる必要があるが、移
動の始端または終端では移動量に影響されない装置など
に用いるのに適している。
【0014】さらに、この発明に係る構造を備えたヘリ
コイドによって駆動するのに適した装置として、内周面
に螺旋形に谷部を形成した大径の鏡胴に、外周面に該谷
部に適合する山部を螺旋形に形成した小径の鏡胴を収容
させ、上記谷部と山部とを組み合わせ、これら鏡胴の一
方を他方に対して相対的に回転させ、小径の鏡胴を大径
の鏡胴に対して進退させて撮影レンズの光軸方向の進退
を行うカメラの可変焦点装置の撮影レンズ駆動機構に用
いるヘリコイド構造において、前記谷部の螺旋状の端部
に幅員を広げた拡幅部を形成し、上記拡幅部の螺旋に沿
った長さを、前記山部の螺旋に沿った長さとほぼ等しく
し、沈胴動作のすくなくとも一部を上記山部が上記拡幅
部内を移動することにより行わせることを特徴としてい
る。
【0015】たとえば、上記小径の鏡胴に撮影レンズを
連繋させて該小径の鏡胴を移動鏡胴とし、上記大径の鏡
胴をカメラ本体に固定された固定鏡胴とした場合、移動
鏡胴を回転させると、該移動鏡胴に形成された上記山部
が固定鏡胴に形成された上記谷部に案内されて、移動鏡
胴が光軸方向に進退することになる。移動鏡胴の固定鏡
胴に対する移動により撮影レンズが光学的関係を保って
移動するようにしておけば、上記光軸方向の移動によっ
て撮影レンズの焦点距離が変更されてズーム装置を構成
することができる。移動鏡胴が後退側の撮影可能な位置
となるときに上記山部がほぼ位置する部分まで上記谷部
を形成し、さらに移動鏡胴が後退する範囲に上記拡幅部
を形成する。すなわち、移動鏡胴が後退側の撮影可能な
位置から更に後退する場合には、その移動量は拡幅部に
よって規制されてズーム駆動する範囲における移動量よ
りも大きくなる。しかも、この拡幅部の螺旋に沿った長
さは、上記山部の螺旋に沿った長さとほぼ等しいため、
移動鏡胴を谷部のみで該当位置まで移動させる場合と比
べて、谷部を形成する固定鏡胴の長さや径を大きくする
必要がない。また、移動鏡胴はこの拡幅部の幅員とほぼ
等しい距離を移動するから、この拡幅部における移動に
よって沈胴動作を行わせるにようにすれば、沈胴量を大
きくとることができ、移動鏡胴の先端部を大きく後退さ
せ、該先端部と一致するカメラの前面を後退させ、カメ
ラの薄型化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係るヘリコイド構造を具体的
に説明する。この実施形態では、カメラのズーム装置の
鏡胴の駆動機構にこのヘリコイド構造を用いた場合につ
いて示してある。
【0017】図1はこのヘリコイド構造を備えた外筒と
しての固定鏡胴1の展開図で、該固定鏡胴1の内周面を
示している。固定鏡胴1の内周面には適宜形状の溝から
なる谷部2が該固定鏡胴1の前側端部から切込まれて螺
旋形(展開図においては直線状)に形成されており、こ
の実施形態では3条の谷部2a、2b、2cが固定鏡胴1の軸
方向に等間隔に配設されている。
【0018】他方、上記固定鏡胴1に収容される内筒と
しての移動鏡胴5には、図1および図2に示すように、
上記谷部2に適合する山部6が形成されている。この山
部6は螺旋に沿って適宜長さに形成されており、図1に
示すように、上記谷部2a、2b、2cのそれぞれに1本の山
部6a、6b、6cが挿入されるようにしてある。しかも、そ
れぞれの山部6a、6b、6cはそれぞれの谷部2a、2b、2cの
対応した位置に位置するようにしてある。
【0019】そして、固定鏡胴1の上記谷部2のそれぞ
れの後側端部には該谷部2の幅員を大きくして拡幅部3
a、3b、3cが形成されている。この拡幅部3の入口側と
端部側は、谷部2が沿っている螺旋と交差する方向で展
開図においてほぼ平行な面4a、4bが形成され、それぞれ
の拡幅部3a、3b、3cのこれらの面4a、4bは全てほぼ平行
に形成されている。さらに、この拡幅部3の螺旋に沿っ
た方向の長さは、上記山部6の螺旋に沿った方向の長さ
とほぼ等しくしてある。したがって、山部6が拡幅部3
に位置した状態では、山部6の両端部が上記面4a、4bに
接しながら該山部6が拡幅部3に案内されて移動できる
ようにしてある。そして、前述したように、それぞれの
山部6a、6b、6cはそれぞれの谷部2a、2b、2cに形成され
た拡幅部3a、3b、3cに同期して位置するようにしてあ
る。
【0020】図4および図5はこのヘリコイド構造によ
って撮影レンズを駆動するズーム装置を備えたカメラの
一例を示すもので、カメラの薄型化と高いズーム倍率を
確保するためにいわゆる3段繰り出し式の鏡胴を備えた
ズーム装置にこのヘリコイド構造を採用したものであ
る。カメラ本体10には固定鏡胴11が固定されており、こ
の固定鏡胴11の内周面に谷部によって形成された雌ヘリ
コイド11a が形成されており、該雌ヘリコイド11a の後
端部に前記拡幅部が形成されている。この固定鏡胴10に
は第1駆動鏡胴12が収容されるとともに、該第1駆動鏡
胴12の外周面に山部によって形成された雄ヘリコイド12
b が組み合わせられている。この第1駆動鏡胴12の内周
面には谷部によって形成された雌ヘリコイド12a が形成
されており、該雌ヘリコイド12a の後端部に前記拡幅部
が形成されている。また、この第2駆動鏡胴12には第2
駆動鏡胴13が収容されるとともに、該第2駆動鏡胴13の
外周面に山部によって形成された雄ヘリコイド13b が組
み合わされている。この第2駆動鏡胴13の内周面には谷
部によって形成された雌ヘリコイド13a が形成され、該
雌ヘリコイド13a の後端部に前記拡幅部が形成されてい
る。そして、この第2駆動鏡胴13には移動鏡胴14が収容
されており、この移動鏡胴14の外周面に山部によって形
成された雄ヘリコイド14b が組み合わされている。
【0021】上記第1駆動鏡胴12の外周面の後端部には
外ギヤ部12c が形成されており、図5に示すように、図
示しない駆動モータに連繋したギヤ15が該外ギヤ部12c
と噛合して、駆動モータの回転が該外ギヤ部12c に伝達
されると、第1駆動鏡胴12が固定鏡胴11に対し回転する
ようにしてある。第1駆動鏡胴12の内周面の後端部には
内歯車によって内ギヤ部12d が形成されている。この内
ギヤ部12d には図示しない中間ギヤを介して伝達駆動ギ
ヤ16が連繋して、第1駆動鏡胴12の回転によって該伝達
駆動ギヤ16が該第1駆動鏡胴12の方向とは逆の方向に回
転するようにしてある。
【0022】上記伝達駆動ギヤ16は連繋軸17の後端部に
嵌着されており、この連繋軸17は第1駆動鏡胴12ととも
に進退するように第1駆動鏡胴12の内側後部に支持され
ている。また、この連繋軸17は上記伝達駆動ギヤ16と同
期して回転するようにしてある。この連繋軸17には、該
連繋軸17に対して摺動自在であるとともに該連繋軸17と
同期して回転する伝達従動ギヤ18が支持されている。こ
の伝達従動ギヤ18は前記第2駆動鏡胴13の後端部に連繋
して、該第2駆動鏡胴13とともに進退するようにしてあ
る。そして、この伝達従動ギヤ18が、第2駆動鏡胴13の
内側後部に形成された内歯車からなる第2鏡胴駆動ギヤ
19と噛合している。したがって、第2駆動鏡胴13は伝達
従動ギヤ18の回転によって第1駆動鏡胴12に対して回転
し、その回転方向は伝達従動ギヤ18と連繋軸17によって
連繋している伝達駆動ギヤ16と同方向となり、第1駆動
鏡胴12とは逆方向となる。
【0023】前記移動鏡胴14はキー部材20に連繋して、
回転が阻止されるとともに光軸方向の進退が許容されて
いる。また、このキー部材20は第2駆動鏡胴13に連繋
し、該第2駆動鏡胴13の回転に対して回転することな
く、該第2駆動鏡胴13に伴われて進退するようにしてあ
る。そして、この移動鏡胴14に前群レンズ21が連繋して
いる。前群レンズ21は移動鏡胴14の移動に伴われて移動
するようにしてあり、後群レンズ22は該後群レンズ22の
保持枠23に突設した連繋ピン23a をキー部材20と前記第
2駆動鏡胴13の内周面に形成した図示しないカム溝とに
連繋させ、該カム溝によって後群レンズ22の移動を規定
するようにしてある。したがって、移動鏡胴14の進退に
よって前群レンズ21と後群レンズ22とが所定の光学的関
係を保持しながら進退し、これら前群レンズ21と後群レ
ンズ22とからなる撮影レンズの焦点距離が連続的に変更
される。
【0024】以上により構成したこの発明に係るヘリコ
イド構造の作用を説明する。
【0025】固定鏡胴1の谷部2と移動鏡胴5の山部6
を組み合わせて、移動鏡胴5を固定鏡胴1に収容させ
る。固定鏡胴1に対して移動鏡胴5を回転させると、山
部6が谷部2に案内されて移動するから、移動鏡胴5が
固定鏡胴1に対して移動することになる。山部6は谷部
2に案内されて谷部2内を移動することになり、図1に
示すように、前記拡幅部3に達する。なお、山部6a、6
b、6cのそれぞれは、それぞれの谷部2a、2b、2cの対応
した位置に位置するようにしてあるから、これら山部6
a、6b、6cは同時に拡幅部3a、3b、3cに達することにな
る。
【0026】そして、山部6が拡幅部3に達した状態で
移動鏡胴5が回転を継続すると、該山部6は拡幅部3の
面4a、4bに案内されて、拡幅部3の幅方向に移動するこ
とになる。この幅方向は、谷部2の螺旋と交差する方向
であり、固定鏡胴1の軸方向に平行な方向に近づくか
ら、山部6の固定鏡胴1に対する移動量は、谷部2に案
内されて移動する場合の移動量よりも大きいから、移動
鏡胴5は該拡幅部3によって大きく移動することにな
る。すなわち、ヘリコイド構造によって移動する機構で
あって、移動量を変更することができることになる。
【0027】次に、このヘリコイド構造をカメラのズー
ム装置に利用した場合の作用を、図4および図5に基づ
いて説明する。
【0028】図4は前群レンズ21と後群レンズ22とが最
前部に移動した状態を示している。この状態では、移動
鏡胴14が第2駆動鏡胴13に対して最前部まで前進し、第
2駆動鏡胴13が第1駆動鏡胴12に対して最前部まで前進
し、第1駆動鏡胴12が固定鏡胴11に対して最前部まで前
進している。
【0029】この状態で図示しない駆動モータの出力回
転がギヤ15から第1駆動鏡胴12の外ギヤ部12c に伝達さ
れると、第1駆動鏡胴12が固定鏡胴11に対して回転する
ことになる。なお、このときの第1駆動鏡胴12の回転方
向を逆方向とする。この第1駆動鏡胴12の固定鏡胴11に
対する回転によって、第1駆動鏡胴12の外周面に形成さ
れた雄ヘリコイド12b が固定鏡胴11の内周面に形成され
た雌ヘリコイド11a に案内されて移動することにより第
1駆動鏡胴12が固定鏡胴11に対して後退することにな
る。この第1駆動鏡胴12の回転によって、前記内ギヤ部
12d に図示しない中間ギヤを介して連繋した前記伝達駆
動ギヤ16が該第1駆動鏡胴12とは逆の方向に回転するこ
とになる。また、前記連繋軸17を介してこの伝達駆動ギ
ヤ16と同軸上にある前記伝達従動ギヤ18が該伝達駆動ギ
ヤ16と同方向に回転するから、該伝達従動ギヤ18と噛合
した前記第2鏡胴駆動ギヤ19が形成されている第2駆動
鏡胴13が、伝達駆動ギヤ16と同方向に回転することにな
る。したがって、該第2駆動鏡胴13は第1駆動鏡胴12と
は反対の方向、即ち正方向に回転することになり、第2
駆動鏡胴13が第1駆動鏡胴12に対して相対的に回転する
ことになる。
【0030】この第2駆動鏡胴13の第1駆動鏡胴12に対
する回転によって、該第2駆動鏡胴13の外周面に形成さ
れた雄ヘリコイド13b が第1駆動鏡胴12の雌ヘリコイド
12a案内されて移動し、第2駆動鏡胴13が第1駆動鏡胴1
2に対して後退することになる。移動鏡胴14は前記キー
部材20によって案内されて回転が阻止されているから、
第2駆動鏡胴13は移動鏡胴14に対して回転することにな
る。このため、第2駆動鏡胴13の雌ヘリコイド13a が移
動鏡胴14の雄ヘリコイド14b を案内することになり、移
動鏡胴14がキー部材20に案内されて第2固定鏡胴13に対
して後退することになる。
【0031】したがって、移動鏡胴14が第2駆動鏡胴13
に対して、該第2駆動鏡胴13が第1駆動鏡胴12に対し
て、該第1駆動鏡胴12が固定鏡胴11に対して後退するこ
とになる。この後退時には、それぞれの雄ヘリコイド12
b 、13b 、14b がそれぞれ雌ヘリコイド11a 、12a 、13
a に案内されているから、第1駆動鏡胴12、第2駆動鏡
胴13、移動鏡胴14はそれぞれほぼ一定の小さな移動量で
移動する。そして、前群レンズ21はこの移動鏡胴14の後
退に伴われて後退し、後群レンズ22は図示しない前記カ
ム溝に案内されて後退して、撮影レンズの光学的関係が
所定の関係に維持されながら後退することになる。
【0032】図5は第1駆動鏡胴12と第2駆動鏡胴13、
移動鏡胴14とが、前群レンズ21と後群レンズ22とからな
る撮影レンズが後退側の撮影可能な位置に位置した状態
まで後退した状態を示している。この状態で、第1駆動
鏡胴12の外周面の雄ヘリコイド12b が固定鏡胴11の内周
面の雌ヘリコイド11a の後端部に、第2駆動鏡胴13の外
周面の雄ヘリコイド13b が第1駆動鏡胴12の内周面の雌
ヘリコイド12a の後端部に、移動鏡胴14の外周面の雄ヘ
リコイド14b が第2駆動鏡胴13の内周面の雌ヘリコイド
13a の後端部に、それぞれ位置している。この状態でさ
らに駆動モータを回転させて第1駆動鏡胴12を逆方向に
回転させると、第1駆動鏡胴12の雄ヘリコイド12b は固
定鏡胴11の雌ヘリコイド11a の後端部に形成した拡幅部
に、第2駆動鏡胴13の雄ヘリコイド13b は第1駆動鏡胴
12の雌ヘリコイド12a の後端部に形成した拡幅部に、移
動鏡胴14の雄ヘリコイド14b は第2駆動鏡胴13の雌ヘリ
コイド13a の後端部の拡幅部に、それぞれ達することに
なり、以後はこれら雄ヘリコイド12b 、13b 、14b はそ
れぞれの拡幅部に案内されて移動することになる。
【0033】拡幅部は雌ヘリコイド11a 、12a 、13a を
光軸方向に拡幅して形成してあるから、回転角度が小さ
くとも雄ヘリコイド12b 、13b 、14b は光軸方向に大き
く移動することになり、第1駆動鏡胴12と第2駆動鏡胴
13、移動鏡胴14はそれぞれ大きく移動することになる。
この拡幅部に案内された移動によって、第1駆動鏡胴12
と第2駆動鏡胴13、移動鏡胴14のそれぞれを沈胴位置ま
で後退させる沈胴動作を行わせれば、沈胴動作をそれぞ
れの雌ヘリコイド11a 、12a 、13a を延長させて行わせ
る場合に比べて、固定鏡胴11と第1駆動鏡胴12、第2駆
動鏡胴13の光軸方向の長さおよび径を小さくすることが
でき、カメラの小型化を図ることができる。
【0034】沈胴位置にある状態から撮影位置まで第1
駆動鏡胴12と第2駆動鏡胴13、移動鏡胴14とを前進させ
るには、第1駆動鏡胴12を正方向に回転させる。これに
より該第1駆動鏡胴12が固定鏡胴11に対して前進し、第
2駆動鏡胴13は逆方向に回転して第1駆動鏡胴12との間
に相対的な回転が生じるから該第2駆動鏡胴13は第1駆
動鏡胴12に対して前進し、この第2駆動鏡胴13の回転に
よって移動鏡胴14が第2駆動鏡胴13に対して前進する。
このため、第1駆動鏡胴12と第2駆動鏡胴13、移動鏡胴
14とは撮影可能な位置まで前進し、前群レンズ21と後群
レンズ22も移動鏡胴14の移動に伴われて移動するから、
図5に示すように撮影可能な状態となる。この沈胴位置
から撮影可能な位置までのそれぞれの移動は、雄ヘリコ
イド12b、13b 、14b がそれぞれの拡幅部に案内されて
行われることになる。
【0035】さらに、上記第1駆動鏡胴12を正方向に回
転させれば、図5に示す位置から、第1駆動鏡胴12と第
2駆動鏡胴13、移動鏡胴14が、それぞれの雄ヘリコイド
12b、13b 、14b がそれぞれの雌ヘリコイド11a 、12a
、13a に案内されて、第4図に示す位置まで前進する
ことになる。
【0036】図6に示す実施の形態では、3条の谷部31
a 、31b 、31c のそれぞれの中間部に該谷部31の幅員を
大きくした拡幅部32a 、32b 、32c を形成したものであ
る。これらの拡幅部32a 、32b 、32c の入口側と出口側
は、谷部31が沿っている螺旋と交差する方向で図6の展
開図においてほぼ平行な面33a 、33b が形成され、それ
ぞれの拡幅部32a 、32b 、32c のこれらの面33a 、33b
は全てほぼ平行に形成されている。また、それぞれの拡
幅部32の螺旋に沿った方向の長さは、谷部31に案内され
る山部34a 、34b 、34c の螺旋に沿った方向の長さとほ
ぼ等しくしてある。したがって、山部34が拡幅部32に位
置した状態では、山部34の両端部が上記面33a 、33b に
接しながら該山部34が拡幅部32に案内されて移動できる
ようにしてある。そして、それぞれの山部34a 、34b 、
34c はそれぞれの谷部31a 、31b、31c に形成された拡
幅部32a 、32b 、32c に同期して位置するようにしてあ
る。
【0037】図6に示すように、谷部31の中間部に拡幅
部32を形成したヘリコイド構造では、谷部31が内周面に
形成された外筒に対して山部34が外周面に形成された内
筒が移動する場合に、移動の始端と終端において該山部
34が谷部31に案内されるから一定の小さい移動量で移動
し、中間部においては山部34は拡幅部32に案内されるか
ら移動量が大きくなる。このようなヘリコイド構造は、
例えば焦点距離を短焦点と長焦点との二焦点間で切り替
えるいわゆる二焦点装置の移動鏡胴を駆動する場合など
に用いることが考えられる。すなわち、短焦点側と長焦
点側とでは焦点調整のために移動鏡胴の位置を調整する
必要があり、この調整のためには移動量が小さい方が微
調整を行えて有利であり、中間部では移動鏡胴を停止さ
せる必要がないからこの間では移動鏡胴を大きく移動さ
せることにより二焦点間での移動を敏速に行えるので有
利である。
【0038】以上に説明した実施形態では、拡幅部を谷
部の端部または中間部に形成した構造について説明した
が、拡幅部は複数箇所に形成することもできる。例え
ば、二焦点装置であって沈胴機能を備えさせる場合に
は、拡幅部を中間部と端部とに形成すれば、カメラの小
型化を図る上において有利になる。すなわち、拡幅部は
動作の必要に応じた数を適宜箇所に設けることができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るヘ
リコイド構造によれば、谷部に適合した山部を該谷部の
一部に形成した拡幅部に案内させて移動させるから、該
山部を谷部に案内させて移動させる際に、谷部に案内さ
れた移動量とは異なる移動量で移動させることができ
る。このため、山部が形成された内筒と谷部が形成され
た外筒との相対的な移動の際の移動量を変化させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るヘリコイド構造を備えた外筒の
内周面を示す展開図で、外筒に形成された谷部に適合す
る山部を併記してある。
【図2】図1におけるA−A線にそって切断した断面図
で、内筒を併記してある。
【図3】この発明に係るヘリコイド構造を備えた外筒の
概略の斜視図である。
【図4】この発明に係るヘリコイド構造によって撮影レ
ンズを駆動するズーム装置を備えたカメラの一例を示す
もので、このズーム装置の概略の縦断面図であり、撮影
光学系が最前部まで前進した状態を示している。
【図5】この発明に係るヘリコイド構造によって撮影レ
ンズを駆動するズーム装置を備えたカメラの一例を示す
もので、このズーム装置の概略の縦断面図であり、撮影
光学系が撮影可能な位置まで後退した状態を示してお
り、この状態からさらに沈胴位置まで後退する。
【図6】この発明に係るヘリコイド構造の他の実施形態
を示す図で、図1に相当している。
【符号の説明】
1 固定鏡胴(外筒) 2a、2b、2c 谷部 3a、3b、3c 拡幅部 4a、4b 面 5 移動鏡胴(内筒) 6a、6b、6c 山部 10 カメラ本体 11 固定鏡胴 11a 雌ヘリコイド 12 第1駆動鏡胴 12a 雌ヘリコイド 12b 雄ヘリコイド 12c 外ギヤ部 12d 内ギヤ部 13 第2駆動鏡胴 13a 雌ヘリコイド 13b 雄ヘリコイド 14 移動鏡胴 14b 雄ヘリコイド 21 前群レンズ 22 後群レンズ 31a、31b、31c 谷部 32a、32b、32c 拡幅部 33a、33b 面 34a、34b、34c 山部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/105 F16H 19/00 - 37/16 F16H 49/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒である円筒の内周面に適宜長さの螺
    旋状に谷部または適宜長さの螺旋状に山部のいずれか一
    方を形成し、該外筒に挿脱自在な円筒または円柱からな
    る内筒の外周面に他方を形成し、上記谷部と山部とを組
    み合わせ、外筒または内筒のいずれか一方を他方に対し
    て回転させて、回転運動を直線運動に変換するヘリコイ
    ド構造において、 前記谷部の螺旋状の一部に幅員を広げた拡幅部を形成
    し、 上記拡幅部の螺旋に沿った長さを、前記山部の螺旋に沿
    った長さとほぼ等しくしたことを特徴とするヘリコイド
    構造。
  2. 【請求項2】 外筒である円筒の内周面に適宜長さの螺
    旋状に谷部を形成し、該外筒に挿脱自在な円筒または円
    柱からなる内筒の外周面に上記谷部に適合する山部を適
    宜長さの螺旋状に形成し、上記谷部と山部とを組み合わ
    せ、外筒または内筒のいずれか一方を他方に対して回転
    させて、回転運動を直線運動に変換するヘリコイド構造
    において、 前記谷部の螺旋状の一部に幅員を広げた拡幅部を形成
    し、 上記拡幅部の螺旋に沿った長さを、前記山部の螺旋に沿
    った長さとほぼ等しくしたことを特徴とするヘリコイド
    構造。
  3. 【請求項3】 前記拡幅部を谷部が沿っている螺旋形の
    端部に形成したことを特徴とする請求項1または請求項
    2のいずれかに記載のヘリコイド構造。
  4. 【請求項4】 内周面に螺旋形に谷部を形成した大径の
    鏡胴に、外周面に該谷部に適合する山部を螺旋形に形成
    した小径の鏡胴を収容させ、上記谷部と山部とを組み合
    わせ、これら鏡胴の一方を他方に対して相対的に回転さ
    せ、小径の鏡胴を大径の鏡胴に対して進退させて撮影レ
    ンズの光軸方向の進退を行うカメラの可変焦点装置の撮
    影レンズ駆動機構に用いるヘリコイド構造において、 前記谷部の螺旋状の端部に幅員を広げた拡幅部を形成
    し、 上記拡幅部の螺旋に沿った長さを、前記山部の螺旋に沿
    った長さとほぼ等しくし、 沈胴動作のすくなくとも一部を上記山部が上記拡幅部内
    を移動することにより行わせることを特徴とする可変焦
    点装置付きカメラの撮影レンズ駆動機構に用いるヘリコ
    イド構造。
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