JP3354406B2 - 撮影レンズの駆動機構 - Google Patents

撮影レンズの駆動機構

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JP3354406B2 JP24847896A JP24847896A JP3354406B2 JP 3354406 B2 JP3354406 B2 JP 3354406B2 JP 24847896 A JP24847896 A JP 24847896A JP 24847896 A JP24847896 A JP 24847896A JP 3354406 B2 JP3354406 B2 JP 3354406B2
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俊治 西村
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富士写真光機株式会社
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮影レンズの変
倍駆動や合焦駆動などを行う場合に、撮影レンズを光軸
方向に進退させるための撮影レンズの駆動機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のカメラの普及に伴われて、この種
の普及型カメラに対してより小型化や薄型化、軽量化が
望まれると同時に、ズーム装置や焦点距離切替装置など
の変倍機構を搭載することが要求されている。変倍機構
は撮影レンズを光軸方向に進退させ、例えば望遠側では
撮影レンズをカメラ本体から突出させて前方位置に位置
させ、広角側あるいは標準側ではカメラ本体側に位置さ
せる機構である。すなわち、撮影レンズを保持させた鏡
胴をカメラ本体に対して光軸方向に移動させることにな
る。
【0003】カメラの薄型化を図りながら、十分な倍率
を得るために撮影レンズを所定の範囲で移動させるよう
にするためには、鏡胴を4段で構成してそのうちの3つ
の鏡胴を順次移動させる構造とする必要が生じる。すな
わち、固定鏡胴に対して第1駆動鏡胴を進退自在とし、
この第1駆動鏡胴に対して第2駆動鏡胴を進退自在と
し、この第2駆動鏡胴に対して撮影レンズの一部を保持
させた移動鏡胴を進退自在として構成する必要がある。
しかも、これら鏡胴の移動量は撮影光学系を所定の光学
的関係に維持させた状態でなければならない。鏡胴の進
退を行なわせる構造としてカム筒を用いた構造が知られ
ており、この駆動機構についてもこの構造を用いること
ができる。ところが、カメラ本体の薄型化を図って鏡胴
の移動量を十分に確保するためには、カムの長さが長く
なってしまい、鏡胴の全域に亙ってカム孔が形成される
ことになり、当該鏡胴の強度が不足してしまうおそれが
ある。特に、駆動源が単一でありコスト的に有利である
という理由から、同一のカムによって変倍動作と合焦動
作を行なう機構が採用されている撮影レンズにあっては
カムの長さがさらに長くなって鏡胴の強度がさらに低下
する。このため、鏡胴に形成するカムを透孔によらず有
底の溝形状によるカムとすることになる。
【0004】また、一方の駆動鏡胴を回動させることな
く光軸方向に進退移動させ、他方の鏡胴を光軸を中心と
して回動させて光軸方向に進退させると共に、この他方
の鏡胴の回動によって前群レンズ支持筒が光軸方向に進
退する構造が、特開平7−128567号公報では提案
されている。
【0005】ところが、前述したカムを有底にしたカム
溝を有する駆動機構とする場合には、次のような問題
生じてしまう。すなわち、鏡胴にカム孔を形成して駆動
する従来の機構では、該カム孔に連繋させるピン部を、
光軸方向の移動の案内とその移動量を規制するための2
つの鏡胴のカム孔に連繋させる機構となっている。とこ
ろが、カムを有底の溝形状で形成するとピン部で鏡胴を
貫通させることができないから、ピン部の移動方向と移
動量とをそれぞれ規制する部材が必要となり、カムが形
成された鏡胴以外に駆動用リング部材などが必要となっ
てしまう。
【0006】また、特開平7−128567号公報に記
載された3段繰出ズームレンズ鏡胴では、カメラ本体に
一体化されている固定鏡胴が内筒と外筒の2重構造で形
成され、これら内筒と外筒との間に回転筒が収められた
構造となっている。固定鏡胴を2重構造とする必要があ
るため、鏡胴の外径がその分大きくなってカメラを小型
化するのに限界となってしまっている。
【0007】そこで、本願出願の出願人は、回転筒や駆
動用リング等の部品を付加することなく、また鏡胴を2
重構造にする必要もなく、カメラの小型化をさらに図る
ことができる撮影レンズの駆動機構を開発し、既に提案
した(特願平7−295942号)。この提案に係る撮
影レンズの駆動機構は、移動鏡胴の進退を該移動鏡胴を
収容した回動する第2駆動鏡胴によって行わせ、該第2
駆動鏡胴の進退を該第2駆動鏡胴を収容し、該第2駆動
鏡胴に対して回動する第1駆動鏡胴によって行わせ、該
第1駆動鏡胴をその回動によって該第1駆動鏡胴を収容
した固定鏡胴に対して進退させるようにしてあり、上記
移動鏡胴の回動を阻止するための第2直動部材を上記第
2駆動鏡胴と共に進退させ、該第2直動部材の回動を阻
止するための第1直動部材を上記第1駆動鏡胴と共に進
退させるようにした構造を採用している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た既に提案した撮影レンズの駆動機構では、上記第2直
動部材を第1直動部材に案内させる構造を採用している
ため、次のような問題が生じてしまうおそれがある。第
1直動部材と第2直動部材はその案内する部分と案内さ
れる部分とで同一の円筒を構成するように組み合わされ
ているため、これら直動部材を、円筒をその周方向で適
宜数に分割して開放部とキー部とを形成し、第1直動部
材のキー部が第2直動部材の開放部に収納されるように
してある。このため、第1直動部材の先端部は開放部に
よって周方向で不連続となっており、キー部は第1直動
部材の基端部に片持ちに支持されている。しかも、第1
直動部材と第2直動部材とは鏡胴内に位置するため、こ
れらの肉厚は然程大きくない。このため、第1直動部材
の強度が弱くなってしまうおそれがあり、疲労による破
損等のおそれがある。
【0009】また、前記第1直動部材は、回動が阻止さ
れなけらばならないから、前記第1駆動鏡胴の後端部と
固定鏡胴とに連繋させて設けられている。したがって、
該第1直動部材の上記キー部はフィルム面に近く位置す
ることになると共に、鏡胴の内側に位置することによっ
て光軸にも近く位置することになる。このため、該第1
直動部材のキー部によってフレア現象を生じるおそれが
ある。
【0010】そこで、この発明は、既に提案した撮影レ
ンズの駆動機構に改良を加えて、強度上に不安がある部
品をなくし、またフレア現象を起こしにくい撮影レンズ
の駆動機構を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る撮影レンズの駆
動機構は、撮影レンズを光軸方向に進退させて変倍動作
または合焦動作を行なわせる撮影光学系の撮影レンズの
駆動機構において、固定鏡胴に収容され、光軸を中心と
して回動することにより該固定鏡胴に対して光軸方向に
進退する第1駆動鏡胴と、上記第1駆動鏡胴に収容さ
れ、該第1駆動鏡胴の回動から回動力を得て光軸を中心
として回動することにより該第1駆動鏡胴に対して回動
しながら光軸方向に進退すると共に、後群レンズを光軸
方向に所定の移動量で進退させる第2駆動鏡胴と、上記
第1駆動鏡胴と連繋し、回動することなく第2駆動鏡胴
の進退と共に光軸方向に進退する直動部材と、上記第1
駆動鏡胴の回動を上記第2駆動鏡胴に伝達する回動伝達
手段と、上記第2駆動鏡胴に収容され、前群レンズを保
持し、上記直動部材に連繋して案内され、該第2駆動鏡
胴の回動によって所定の移動量で光軸方向に進退する移
動鏡胴とからなることを特徴としている。
【0012】上記第1駆動鏡胴が回動すると、該第1駆
動鏡胴は固定鏡胴に対して進退する。上記第2駆動鏡胴
が第1駆動鏡胴に対して回動すると、該第2駆動鏡胴は
第1駆動鏡胴に対して進退する。この第2駆動鏡胴の回
動によって前記移動鏡胴が該第2駆動鏡胴に対して進退
する。また、上記直動部材は、第2駆動鏡胴と共に進退
するから、移動鏡胴は該直動部材により常時案内される
ことになる。そして、これら第1駆動鏡胴と第2駆動鏡
胴、移動鏡胴の進退の方向を同方向としておけば、撮影
レンズはこれら鏡胴が最長となった状態と最短となった
状態との間を進退することになり、大きな移動量を確保
でき、高い変倍率を得ることができる。しかも、4つの
鏡胴で構成されるから、それぞれの鏡胴の光軸方向の長
さを短くすることができる。
【0013】また、撮影レンズを光軸方向に駆動するた
めの機構としては種々のものがあるが、特にこの発明に
適したものとして、前記固定鏡胴と前記第1駆動鏡胴と
を、該第1駆動鏡胴と前記第2駆動鏡胴とを、該第2駆
動鏡胴と前記移動鏡胴とを、それぞれヘリコイドによっ
て連繋させたことを特徴としている。
【0014】そして、上記直動部材の進退を案内するた
めに、上記第1駆動鏡胴の内周面にカム部を形成し、前
記直動部材に該カム部と連繋する係合部を設け、該係合
部がカム部に案内され、該直動部材が光軸方向に進退す
ることを特徴としている。
【0015】鏡胴をヘリコイドによって駆動する構造で
上記カム部を溝によって形成する場合には、該カム溝の
深さと雌ヘリコイドの深さとを異ならせ、好ましくは雌
ヘリコイドの谷径の外側部分に該カム溝を形成する。そ
して、このカム部の形状を、第1駆動鏡胴の固定鏡胴に
対する回動に対して、該カム部と連繋した係合部が光軸
と平行に直線移動するようにする。
【0016】また、上記カム部を、形状を単純にし、加
工が容易な構造として、該カム部をリード溝によって形
成したことを特徴としている。
【0017】上記リード溝のリードを、第1駆動鏡胴を
第2駆動鏡胴に対して回動させた場合の1回転における
該第2駆動鏡胴の移動量とすればよい。
【0018】そして、前記第2駆動鏡胴の第1駆動鏡胴
に対する回動を得るために、前記回動伝達手段により、
前記第2駆動鏡胴を第1駆動鏡胴の回動方向とは逆の方
向に回動させることを特徴としている。
【0019】すなわち、第1駆動鏡胴と第2駆動鏡胴を
逆方向に回動させることによりこれらの鏡胴間に相対的
な回動を生じさせる。これらの鏡胴を同方向に回動させ
て相対的な回動を得るためには回転速度を異ならす必要
があるが、逆方向に回動する場合には等しい回転速度で
あって構わない。
【0020】そして、第1駆動鏡胴と第2駆動鏡胴とを
逆方向に回動させるための構造として、前記第1駆動鏡
胴の内側面に内歯車を設け、上記内歯車に中間ギヤを介
して伝達第1ギヤを連繋させ、上記伝達第1ギヤと同軸
上に該伝達第1ギヤと同期して回動する伝達第2ギヤを
設け、上記伝達第2ギヤを前記第2駆動鏡胴の内側面に
設けた内歯車に噛合させたことにより前記回動伝達手段
を構成したことを特徴としている。
【0021】上記中間ギヤを介することにより、第1駆
動鏡胴と伝達第1ギヤとが逆方向に回動し、第2駆動鏡
胴は上記伝達第2ギヤと内歯車とを介して該伝達第1ギ
ヤと同方向に回動するから、該第2駆動鏡胴の回動方向
は第1駆動鏡胴の回動方向と逆になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る撮影レンズの駆動機構を
具体的に説明する。なお、この実施の形態ではこの駆動
機構を備えたズームレンズ装置が搭載されたカメラに関
して説明してあるが、レンズ交換型のカメラの交換用ズ
ームレンズの駆動機構に利用することもできる。そし
て、カメラに搭載されたズームレンズ装置の場合には、
そのズーム駆動をモータによって行わせることが便利で
あるが、交換型のズームレンズでは、以下に説明する駆
動モータに代えて手動によって駆動させることもでき
る。
【0023】図1および図2はこの駆動機構を備えた光
学系を光軸Sを含む面で切断した断面図で、図1は撮影
レンズが最前方まで前進した状態を示し、図2は撮影可
能な最後方まで後退した状態を示している。なお、必要
に応じて、図2に示す位置よりもさらに後退させて鏡胴
をいわゆる沈胴させる機構を採用することもできる。ま
た、図3〜図5は要部の分解斜視図である。カメラ本体
1と一体的な固定鏡胴2の内側には第1駆動鏡胴11が収
容されており、固定鏡胴2の内周面に形成された雌ヘリ
コイド2aとこの第1駆動鏡胴11の後端部外周面に形成さ
れた雄ヘリコイド11b とが連繋して、第1駆動鏡胴11が
光軸Sを中心として固定鏡胴2に対して回動することに
よって該第1駆動鏡胴11が固定鏡胴2に対して所定の移
動量で光軸Sの方向に進退するようにしてある。なお、
図1および図2において、固定鏡胴2の後部は省略して
示している。
【0024】上記第1駆動鏡胴11の内側には第2駆動鏡
胴12が収容されており、第1駆動鏡胴11の内周面に形成
された雌ヘリコイド11a とこの第2駆動鏡胴12の後端部
外周面に形成された雄ヘリコイド12b とが連繋して、第
2駆動鏡胴12が光軸Sを中心として第1駆動鏡胴11に対
して回動することによって該第2駆動鏡胴12が第1駆動
鏡胴11に対して所定の移動量で光軸Sの方向に進退する
ようにしてある。また、この第2駆動鏡胴12の内側には
移動鏡胴13が収容されており、第2駆動鏡胴12の内周面
に形成された雌ヘリコイド12a とこの移動鏡胴13の後端
部外周面に形成された雄ヘリコイド13b とが連繋し、上
記第2駆動鏡胴12の回動によって該移動鏡胴13が第2駆
動鏡胴12に対して所定の移動量で光軸Sの方向に進退す
るようにしてある。
【0025】前記第1駆動鏡胴11の後端部には中央部が
開口したギヤ支持板3が連繋している。このギヤ支持板
3は、図6に示すように、第1駆動鏡胴11の後端部に内
側を指向させてフランジ部11f を形成し、このフランジ
部11f を上記ギヤ支持板3と押え板4とで適宜な間隙を
設けて挟んだ状態で支持させてある。すなわち、押え板
4の外周から適宜に内周側に寄った位置にボス部4aとネ
ジ座4bを形成し、この押え板4のボス部4aの外側に位置
した部分を上記フランジ部11f の内側に位置させ、上記
ギヤ支持板3をフランジ部11f の外側に位置させ、ギヤ
支持板3を貫通させた止めネジ5を上記ネジ座4bに螺合
させてボス部4aによって形成されるギヤ支持板3と押え
板4との間でフランジ部11f を挟んだ状態としてある。
したがって、第1駆動鏡胴11が回動した場合であって
も、これらギヤ支持板3と押え板4とは回動することが
ないようにしてある。
【0026】図3に示すように、上記ギヤ支持板3の外
周部にはガイド爪3aが形成されており、該ガイド爪3aは
図1および図2に示すように、固定鏡胴2に光軸Sに沿
った方向を長手方向として形成された図示しないスリッ
ト部を貫通して先端部が固定鏡胴2の外側部分に位置す
るようにしてある。したがって、このギヤ支持板3は光
軸Sを中心として回動することが阻止されていると共
に、第1駆動鏡胴11と共に光軸Sの方向に進退自在とし
てある。また、ガイド爪3aのうちの1つには、第1駆動
鏡胴11の光軸S方向の位置を検出するためのエンコーダ
用の接片3bが止めネジ3cによって止着されている。ま
た、ギヤ支持板3の適宜位置には外周部から外方に突出
させた膨出部3dが形成されており、固定鏡胴2にはこの
膨出部3dが挿通する図示しないスリットが光軸Sに沿っ
た方向を長手方向として形成されている。
【0027】第1駆動鏡胴11の後端部の外周面には、図
1〜図3、図6に示すように、ギヤ部11c が形成されて
おり、このギヤ部11c に、図2と図3、図6に示すよう
に、入力ギヤ14が噛合している。この入力ギヤ14はギヤ
支持板3の前記膨出部3dに支持ピン14a によって支持さ
れて取り付けられている。この入力ギヤ14には駆動ギヤ
15が噛合しており、この駆動ギヤ15は図3に示すよう
に、光軸Sに沿った方向を軸としてこの軸方向に歯幅を
伸長させて、後述する動作において入力ギヤ14が第1駆
動鏡胴11と共に進退した場合であっても、これら入力ギ
ヤ14と駆動ギヤ15の噛合が外れないようにしてある。そ
して、この駆動ギヤ15に適宜な歯車列を介して図示しな
い駆動モータの出力回転が伝達されるようにしてある。
【0028】第1駆動鏡胴11の後端部のフランジ部11f
の内周面には図3に示すように、内歯車からなる伝達ギ
ヤ11d が形成されており、図6に示すように、この伝達
ギヤ11d に前記ギヤ支持板3に支持ピン16a によって支
持されて取り付けられた中間ギヤ16が噛合している。こ
の中間ギヤ16には、伝達第1ギヤ17が噛合している。こ
の伝達第1ギヤ17は、連結軸18の支持ピン部18a を前記
押え板4の前方から貫通させ、該貫通した支持ピン部18
a に嵌着されて、該伝達第1ギヤ17と連結軸18とが一体
に回動するように支持されている。
【0029】図1と図2、図4に示すように、上記連結
軸18には該連結軸18と一体となって回動するように、伝
達第2ギヤ19が設けられている。この伝達第2ギヤ19と
連結軸18とは、例えばスプラインによって、あるいは連
結軸18の周面に軸に沿って平行な平面部を形成して、伝
達第2ギヤ19のボス部に該連結軸18の断面形状に適合す
る孔部を形成するなどによって、該伝達第2ギヤ19が連
結軸18と一体となって回動すると共に、伝達第2ギヤ19
が連結軸18に対して摺動するようにしてある。そして、
この伝達第2ギヤ19は、後述する直動部材である直進キ
ー20の後部のフランジ部20b の後端面とギヤ押え板19a
とにより挟まれて回動自在に支持されている。
【0030】上記伝達第2ギヤ19は、図1と図2、図4
に示すように、前記第2駆動鏡胴12の後端部の内周面に
内歯車によって形成された従動ギヤ12c と噛合してい
る。したがって、第1駆動鏡胴11が回動すると、前記伝
達ギヤ11d から中間ギヤ16、伝達第1ギヤ17、連結軸1
8、伝達第2ギヤ19を介して従動ギヤ12c に回動が伝達
されて、第2駆動鏡胴12が回動する。このとき、該第2
駆動鏡胴12の回動方向は第1駆動鏡胴11の回動方向とは
逆方向となる。すなわち、前記伝達ギヤ11d と中間ギヤ
16、連結軸18、伝達第2ギヤ19、従動ギヤ12c とによっ
て回動伝達手段が構成されている。
【0031】前記直進キー20は図4に示すように、円筒
状に形成された本体部20a の後端部に前記伝達第2ギヤ
19が支持されるフランジ部20b が形成されており、この
フランジ部20b の適宜位置には後方を指向させて鈎部21
が突設されている。なお、本体部20a は第2駆動鏡胴12
の内部に挿入される。上記鈎部21の先端部は下方を指向
させて折曲し、この折曲された部分によって係合部とし
ての係合爪21a が形成されている。他方、図3に示すよ
うに、前記第1駆動鏡胴11の内周面にはこの係合爪21a
が連繋するカム部としてのカム溝22が形成されている。
このカム溝22は、後述する動作において、第1駆動鏡胴
11が固定鏡胴2に対して回動しても、係合爪21a が光軸
Sに沿った方向に直線移動する形状に形成されている。
しかも、このカム溝22は第1駆動鏡胴11の内周面に形成
された前記雌ヘリコイド11a よりも外側部分に形成され
ている。また、このカム溝22はリード溝によって形成す
れば加工が容易となり、リード溝によって形成する場合
にはそのリード第1駆動鏡胴11の1回転における第2
駆動鏡胴の移動量と等しくすればよい。
【0032】前記直進キー20の本体部20a には光軸Sの
方向に沿ってスリット状にピンガイド20e が形成されお
り、後群レンズ31を保持させた後群レンズ枠32の外周面
に設けた連繋ピン32a がこのピンガイド20e を貫通し
て、後群レンズ31が直進キー20と連繋して該直進キー20
に対して光軸Sの方向に摺動自在としてある。そして、
ピンガイド20e を貫通した上記連繋ピン32a の先端部
が、第2駆動鏡胴12の内周面に形成された図示しない後
群ガイド用カム溝に連繋しており、このため第2駆動鏡
胴12が回動すると、連繋ピン32a を有する後群レンズ枠
32が該後群ガイド用カム溝に案内された移動量で、ピン
ガイド20e に案内されて光軸Sの方向に進退することに
なる。また、この後群レンズ枠32の外周面の適宜位置に
突設された係止突起32b と前記ギヤ支持板3に形成され
た係止爪3fとの間に一対の引き寄せバネ32c が掛け渡さ
れ、連繋ピン32a が後群ガイド用カム溝の一側面に押し
付けられている。
【0033】前記移動鏡胴13の内周面には光軸Sの方向
に沿って適宜長さに案内突起13c が突設されている。他
方、前記直進キー20の本体部20a には光軸Sに沿ってス
リット状に鏡胴ガイド20c が形成されている。そして、
上記案内突起13c がこの鏡胴ガイド20c に遊挿されて、
移動鏡胴13が直進キー20によって光軸Sの方向に摺動す
るよう案内されている。
【0034】上記移動鏡胴13にはシャッターユニット33
に収容された前群レンズ34が保持されており、該前群レ
ンズ34が移動鏡胴13と共に光軸Sの方向に移動するよう
にしてある。そして、この前群レンズ34の移動鏡胴13に
伴われた進退と、前記後群レンズ31の第2駆動鏡胴12の
内周面に形成された後群ガイド用カム溝に案内された進
退とにより、これら後群レンズ31と前群レンズ34とが所
定の光学的関係を保って光軸Sの方向に進退するよう
に、上記後群ガイド用カム溝が形成されている。また、
前記直進キー20は、図1および図2に示すように、シャ
ッターユニット33と移動鏡胴13の内周面との間の間隙に
位置するようにしてある。そして、上記シャッターユニ
ット33に接続された配線35は、図1および図2に示すよ
うに、シャッターユニット33から後方に伸長させたのち
前方に伸長させ、直進キー20の前端部で該直進キー20の
外側に折返されて後方に伸長し、前記ギヤ支持板3に形
成された図3に示す案内孔3eからカメラ本体1に導かれ
て、CPUなどの制御回路に接続されている。また、前
群レンズ34が組み込まれた移動鏡胴13の先端部には前カ
バー枠36が止着されている。
【0035】また、第1駆動鏡胴11と第2駆動鏡胴12の
前端部には、図3および図4に示すように、それぞれ前
側から飾りリング11e と12d が取り付けられている。
【0036】以上により構成したこの発明に係る撮影レ
ンズの駆動機構の実施形態について、以下に作用を説明
する。
【0037】図2は第1駆動鏡胴11が固定鏡胴2に対し
て後退し、第2駆動鏡胴12が第1駆動鏡胴11に対して後
退し、移動鏡胴13が第2駆動鏡胴12に対して後退した状
態を示している。図示しない駆動モータが作動してその
出力回転が前記駆動ギヤ15に伝達されると、該駆動ギヤ
15から前記入力ギヤ14を介して第1駆動鏡胴11のギヤ部
11c に伝達され、該第1駆動鏡胴11が光軸Sを中心とし
て固定鏡胴2に対して回動することになる。この第1駆
動鏡胴11は固定鏡胴2とヘリコイド11b 、2aによって連
繋しているから、該第1駆動鏡胴11は固定鏡胴2に対し
て前進することになる。なお、このときの第1駆動鏡胴
11の回動方向を正方向とする。また、第1駆動鏡胴11が
前進しても、前記駆動ギヤ15は歯幅を光軸Sの方向に伸
張させて形成されているから、入力ギヤ14と駆動ギヤ15
との噛合が外れてしまうことがない。
【0038】第1駆動鏡胴11が回動すると、この回動が
伝達ギヤ11d から中間ギヤ16を介して伝達第1ギヤ17に
伝達される。このとき、該伝達第1ギヤ17の回動方向は
第1駆動鏡胴11の回動方向とは逆方向となる。この伝達
第1ギヤ17が支持されている連結軸18に設けられた前記
伝達第2ギヤ19は該連結軸18と一体となって回動し、こ
の伝達第2ギヤ19には第2駆動鏡胴12の前記従動ギヤ12
c が噛合しているから、第2駆動鏡胴12が光軸Sを中心
として回動することになる。このとき、該第2駆動鏡胴
12の回動方向は第1駆動鏡胴11とは逆の方向となる。し
たがって、該第2駆動鏡胴12は第1駆動鏡胴11に対して
回動することになり、該第1駆動鏡胴11と第2駆動鏡胴
12とはヘリコイド11a と12b とによって連繋しているか
ら、第2駆動鏡胴12は第1駆動鏡胴11に対して前進する
ことになる。
【0039】第1駆動鏡胴11が正方向に回動すると、該
第1駆動鏡胴11の内周面に形成されたカム溝22に案内さ
れた係合爪21a は光軸Sの方向に直線的に前進すること
になる。したがって、この係合爪21a を備えた直進キー
20は光軸Sに沿って前進することになる。このカム溝22
をリード溝によって形成し、そのリードを、第2駆動鏡
胴12を第1駆動鏡胴11に対して1回転させた場合の該第
2駆動鏡胴12の移動量と等しくして形成すれば、この直
進キー20は第2駆動鏡胴12と同期して前進することにな
る。このため、連結軸18に対して摺動自在にしてある伝
達第2ギヤ19は、第2駆動鏡胴12が第1駆動鏡胴11に対
して前進しても、該伝達第2ギヤ19と従動ギヤ12c との
噛合が外れてしまうことはない。
【0040】上記直進キー20には移動鏡胴13が案内され
ており、該移動鏡胴13は第2駆動鏡胴12にヘリコイド12
a 、13b によって連繋しているから、該移動鏡胴13は回
動することなく光軸Sの方向に前進することになる。し
たがって、第1駆動鏡胴11が正回転すると、該第1駆動
鏡胴11が固定鏡胴2に対して前進し、第2駆動鏡胴12が
逆回転して第1駆動鏡胴11に対して前進し、該第2駆動
鏡胴12に対して移動鏡胴13が前進することになる。
【0041】移動鏡胴13には前群レンズ34が保持されて
いるから、該前群レンズ34は移動鏡胴13と共に前進す
る。また、後群レンズ31の後群レンズ枠32は、連繋ピン
32a が直進キー20のピンガイド20e と第2駆動鏡胴12の
内周面に形成された図示しない後群ガイド用カム溝によ
って案内されているから、第2駆動鏡胴12の回動によっ
て所定の軌跡で前進することになる。しかも、これら前
群レンズ34と後群レンズ31は所定の光学的関係を維持し
て前進することになり、これら前群レンズ34と後群レン
ズ31とによって構成された撮影レンズの焦点距離が連続
的に変更されることになる。そして図1に示すように、
これらの鏡胴11、12、13とレンズ31、34とが最前部まで
前進した状態となる。
【0042】図1に示す状態から鏡胴11、12、13を後退
させるには、図示しない駆動モータの出力軸を前述の場
合とは逆の方向に回転させるなどによって、第1駆動鏡
胴11を逆方向に回動させる。この回動により第2駆動鏡
胴12が正方向に回動し、前述の場合とは逆に、第1駆動
鏡胴11が固定鏡胴2に対して後退し、第2駆動鏡胴12が
第1駆動鏡胴11に対して後退し、移動鏡胴13が第2駆動
鏡胴12に対して後退する。第2駆動鏡胴12の後退に同期
して直進キー20も後退し、前群レンズ34は移動鏡胴13と
共に、後群レンズ31は第2駆動鏡胴12の内周面の図示し
ない後群ガイド用カム溝に案内されて所定の光学的関係
を維持して後退し、図2に示す状態となる。
【0043】以上に説明した実施の態様では、それぞれ
の鏡胴11、12、13をヘリコイドによって連繋させて進退
駆動する機構について説明したが、直進キー20を第1駆
動鏡胴11の内周面に形成した後群ガイド用カム溝によっ
て直線駆動する機構を備えているものであれば、それぞ
れの鏡胴11、12、13をカム手段によって駆動する機構で
あっても構わない。
【0044】また、この実施の態様では第1駆動鏡胴11
と第2駆動鏡胴12との間に相対的な回動を生じさせるた
めに、これら駆動鏡胴11、12を逆方向に回動させるよう
にした構造について説明したが、同方向に回動させてこ
れら第1駆動鏡胴11と第2駆動鏡胴12との間に相対的な
回動を生じさせることもできる。たとえば、前記中間ギ
ヤ16を介することなく、第1駆動鏡胴11の伝達ギヤ11d
と伝達第1ギヤ17とを直接噛合させれば、第1駆動鏡胴
11と第2駆動鏡胴12とは同方向に回動することになり、
伝達ギヤ11d から第2駆動鏡胴12の従動ギヤ12c に至る
速比を適宜なものとすれば、第1駆動鏡胴11と第2駆動
鏡胴12とは同方向に回動すると共に、これら駆動鏡胴1
1、12の間に相対的な回動が生じることになる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る撮
影レンズの駆動機構によれば、移動鏡胴の直線運動を案
内するための直動部材を第1駆動鏡胴に連繋させて、該
第1駆動鏡胴の動作を受けて回動することなく光軸方向
に進退させるようにしたから、第1駆動鏡胴の内部に位
置する部品としては、該第1駆動鏡胴に連繋させる係合
部だけでよい。このため、フィルム面に接近している部
品を減じられ、フレア現象が生じることを防止できる。
【0046】そして、直動部材を支持するための部品が
存しないから、強度上の不安を有する部品がなく、疲労
による破損を考慮しなければならない部品をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る駆動機構を備えた光学系を光軸
Sを含む面で切断した断面図で、撮影レンズが最前方ま
で前進した状態を示している。
【図2】この発明に係る駆動機構を備えた光学系を光軸
Sを含む面で切断した断面図で、撮影レンズが撮影可能
な最後方まで後退した状態を示している。
【図3】この発明に係る駆動機構の要部で、主として第
1駆動鏡胴部分の分解斜視図である。
【図4】この発明に係る駆動機構の要部で、主として第
2駆動鏡胴部分と直動部材部分の分解斜視図である。
【図5】この発明に係る駆動機構の要部で、主として移
動鏡胴部分の分解斜視図である。
【図6】この発明に係る駆動機構の要部を説明するため
の図で、図1に示す一部の概略拡大断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 固定鏡胴 2a 雌ヘリコイド 3 ギヤ支持板 4 押え板 5 押えネジ 11 第1駆動鏡胴 11a 雌ヘリコイド 11b 雄ヘリコイド 11c ギヤ部 11d 伝達ギヤ 11f フランジ部 12 第2駆動鏡胴 12a 雌ヘリコイド 12b 雄ヘリコイド 12c 従動ギヤ 13 移動鏡胴 13b 雄ヘリコイド 13c 案内突起 14 入力ギヤ 15 駆動ギヤ 16 中間ギヤ 17 伝達第1ギヤ 18 連結軸 19 伝達第2ギヤ 20 直進キー(直動部材) 20a 本体部 20b フランジ部 20c 鏡胴ガイド 20e ピンガイド 21 鈎部 21a 係合爪(係合部) 22 カム溝 31 後群レンズ 32 後群レンズ枠 32a 連繋ピン 33 シャッターユニット 34 前群レンズ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを光軸方向に進退させて変倍
    動作または合焦動作を行なわせる撮影光学系の撮影レン
    ズの駆動機構において、 固定鏡胴に収容され、光軸を中心として回動することに
    より該固定鏡胴に対して光軸方向に進退する第1駆動鏡
    胴と、 上記第1駆動鏡胴に収容され、該第1駆動鏡胴の回動か
    ら回動力を得て光軸を中心として回動することにより該
    第1駆動鏡胴に対して回動しながら光軸方向に進退する
    と共に、後群レンズを光軸方向に所定の移動量で進退さ
    せる第2駆動鏡胴と、 上記第1駆動鏡胴と連繋し、回動することなく第2駆動
    鏡胴の進退と共に光軸方向に進退する直動部材と、 上記第1駆動鏡胴の回動を上記第2駆動鏡胴に伝達する
    回動伝達手段と、 上記第2駆動鏡胴に収容され、前群レンズを保持し、上
    記直動部材に連繋して案内され、該第2駆動鏡胴の回動
    によって所定の移動量で光軸方向に進退する移動鏡胴と
    からなることを特徴とする撮影レンズの駆動機構。
  2. 【請求項2】 前記固定鏡胴と前記第1駆動鏡胴とを、
    該第1駆動鏡胴と前記第2駆動鏡胴とを、該第2駆動鏡
    胴と前記移動鏡胴とを、それぞれヘリコイドによって連
    繋させたことを特徴とする請求項1に記載の撮影レンズ
    の駆動機構。
  3. 【請求項3】 上記第1駆動鏡胴の内周面にカム部を形
    成し、前記直動部材に該カム部と連繋する係合部を設
    け、該係合部がカム部に案内され、該直動部材が光軸方
    向に進退することを特徴とする請求項1または請求項2
    のいずれかに記載の撮影レンズの駆動機構。
  4. 【請求項4】 前記カム部をリード溝によって形成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮影レンズの駆動機
    構。
  5. 【請求項5】 前記回動伝達手段により、前記第2駆動
    鏡胴を第1駆動鏡胴の回動方向とは逆の方向に回動させ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の撮影レンズの駆動機構。
  6. 【請求項6】 前記第1駆動鏡胴の内側面に内歯車を設
    け、 上記内歯車に中間ギヤを介して伝達第1ギヤを連繋さ
    せ、 上記伝達第1ギヤと同軸上に該伝達第1ギヤと同期して
    回動する伝達第2ギヤを設け、 上記伝達第2ギヤを前記第2駆動鏡胴の内側面に設けた
    内歯車に噛合させたことにより前記回動伝達手段を構成
    したことを特徴とする請求項5に記載の撮影レンズの駆
    動機構。
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